JP2016074562A - 光ファイバ用の紫外線照射炉および光ファイバの製造方法 - Google Patents

光ファイバ用の紫外線照射炉および光ファイバの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】酸素濃度を低く抑えて、光ファイバに塗布された紫外線硬化型樹脂をより良好に硬化させる紫外線照射炉及び光ファイバの製造方法の提供。
【解決手段】紫外線硬化型樹脂が外周に塗布された光ファイバ13を通過させる筒状の石英管42と、石英管42の上流側端部に不活性ガスG1を供給する不活性ガス供給口48と、石英管42の径方向外側から石英管42内を通過する光ファイバ13へ紫外線を照射して光ファイバ13に塗布された紫外線硬化型樹脂を硬化させる紫外線照射部43と、を備えた光ファイバ用の紫外線照射炉4であって、石英管42の上方に、石英管42よりさらに内径が小さい筒状部材57を備え、筒状部材57の内部を不活性ガスG2で満たすことにより光ファイバ13をシールすることができる紫外線照射炉4。筒状部材57は、内径が2〜8mmであり、長さが20〜100mmである光ファイバー13用の紫外線照射炉4。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ファイバ用の紫外線照射炉および光ファイバの製造方法に関する。
光ファイバを製造する工程における線引き工程や着色工程において、光ファイバに塗布した紫外線硬化型樹脂(以下、UV樹脂とも称する)に紫外線を照射させて硬化させるための紫外線照射炉が用いられている。紫外線照射炉において光ファイバが通される空間の酸素濃度が高いと、硬化が阻害されてしまうため、光ファイバが通される空間に窒素等の不活性ガスを供給し、酸素濃度の低い状態で硬化させるようにしている(例えば、特許文献1から4参照)。
特開2012−254903号公報 特開2004−189540号公報 特開平7−315886号公報 特開2003−212605号公報
UV樹脂は硬化時に雰囲気の酸素濃度が高いと、上記したように樹脂表面の硬化阻害を起こすため、所望の硬化度が得られない等の不具合が生じる。また、硬化阻害が起きると表面状態が大きく変わるので、例えば硬化させたUV樹脂の外周にさらに着色インクを塗布する場合に、着色インクの密着性が変わってしまうという不具合や、硬化した樹脂の表面摩擦係数が変わることで、光ファイバをボビンに正常に巻き付けにくくなるなどの不具合が生じる可能性が増加する。このため、UV樹脂の硬化時には、UV炉内を窒素などの不活性ガス雰囲気とし、酸素の巻き込みを防ぐようにしている。しかし、UV樹脂を塗布する際の光ファイバの線速が高くなると、紫外線照射炉に入る光ファイバが炉外雰囲気に存在する空気を牽引しやすくなるため、炉内に酸素が入り込みやすくなる。
そこで、本発明の目的は、紫外線照射炉内の酸素濃度を低く抑えて、光ファイバに塗布された紫外線硬化型樹脂をより良好に硬化させることができる光ファイバ用の紫外線照射炉および光ファイバの製造方法を提供することにある。
本発明の一態様に係る光ファイバ用の紫外線照射炉は、紫外線硬化型樹脂が外周に塗布された光ファイバを通過させる筒状の石英管と、
前記石英管の上流側端部に不活性ガスを供給する不活性ガス供給口と、
前記石英管の径方向外側から前記石英管内を通過する前記光ファイバへ紫外線を照射して前記光ファイバに塗布された紫外線硬化型樹脂を硬化させる紫外線照射部と、を備えた光ファイバ用の紫外線照射炉であって、
前記石英管の上方に、前記石英管よりさらに内径が小さい筒状部材を備え、前記筒状部材の内部を不活性ガスで満たすことにより前記紫外線照射炉に入線される光ファイバをシールする。
本発明の一態様に係る光ファイバの製造方法は、上記の光ファイバ用の紫外線照射炉に、紫外線硬化型樹脂が外周に塗布された光ファイバを通過させて、前記紫外線硬化型樹脂を硬化させる。
本発明によれば、紫外線照射炉内の酸素濃度を低く抑えて、光ファイバに塗布された紫外線硬化型樹脂をより良好に硬化させることができる。
本発明の実施形態に係る光ファイバの製造方法で使用する製造装置の概略構成図である。 本発明の実施形態に係る光ファイバ用の紫外線照射炉の構造を示す断面図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施形態を列記して説明する。
本発明の実施形態に係る光ファイバ用の紫外線照射炉は、
(1) 紫外線硬化型樹脂が外周に塗布された光ファイバを通過させる筒状の石英管と、
前記石英管の上流側端部に不活性ガスを供給する不活性ガス供給口と、
前記石英管の径方向外側から前記石英管内を通過する前記光ファイバへ紫外線を照射して前記光ファイバに塗布された紫外線硬化型樹脂を硬化させる紫外線照射部と、を備えた光ファイバ用の紫外線照射炉であって、
前記石英管の上方に、前記石英管よりさらに内径が小さい筒状部材を備え、前記筒状部材の内部を不活性ガスで満たすことにより前記紫外線照射炉に入線される光ファイバをシールする。
紫外線照射炉に入る光ファイバは、まず不活性ガスで満たされた筒状部材を通過する。その際、炉外雰囲気に存在する酸素が光ファイバにより牽引されて照射炉内に侵入することが抑制される。筒状部材は、石英管より内径が小さいので、特に酸素の牽引による侵入を効果的に抑制することができる。
したがって、紫外線照射炉内の酸素濃度を低く抑えて、光ファイバに塗布された紫外線硬化型樹脂をより良好に硬化させることができる。
(2) 前記筒状部材は、内径が2mm以上8mm以下であり、長さが20mm以上100mm以下である。
このような寸法の筒状部材を用いると、より確実に酸素の侵入を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る光ファイバの製造方法は、
(3) 上記(1)または(2)に記載の光ファイバ用の紫外線照射炉に紫外線硬化型樹脂が外周に塗布された光ファイバを通過させて、前記紫外線硬化型樹脂を硬化させる。
紫外線照射炉に入る光ファイバは、まず不活性ガスで満たされた筒状部材を通過する。その際、炉外雰囲気に存在する酸素が光ファイバにより牽引されて照射炉内に侵入することが抑制される。筒状部材は、石英管より内径が小さいので、特に酸素の牽引による侵入を効果的に抑制することができる。
したがって、紫外線照射炉内の酸素濃度を低く抑えて、光ファイバに塗布された紫外線硬化型樹脂をより良好に硬化させることができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る光ファイバ用の紫外線照射炉および光ファイバの製造方法の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。
なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1は、本発明の実施形態に係る光ファイバの製造方法で使用する製造装置の概略構成図である。図1に示すように、光ファイバの製造装置1は、線引炉2、樹脂塗布装置3、紫外線照射炉4、ガイドローラ5、巻き取りボビン6を備えている。
図1に示すように、光ファイバの製造装置1は、光ファイバ母材11を線引炉2のヒータ2aによりその先端から加熱溶融して延伸し、裸光ファイバ12に溶融紡糸する。裸光ファイバ12は、樹脂塗布装置3を通り、その外周に紫外線硬化型樹脂が塗布される。続いて、紫外線硬化型樹脂が外周に塗布された光ファイバ13は紫外線照射炉4に入り、紫外線が照射される。これにより、塗布された紫外線硬化型樹脂が硬化される。紫外線硬化型樹脂で被覆された光ファイバ14は、ガイドローラ5等を経て巻き取りボビン6に巻取られる。
次に、本実施形態の光ファイバ用の紫外線照射炉4について説明する。図2は、紫外線照射炉4の構造を示す断面図である。
図2に示すように、紫外線照射炉4は、照射炉本体41と、円筒状の石英管42と、紫外線照射部の一部として石英管42の外側に配置された紫外線ランプ43と、を有する。
また、紫外線照射炉4は、照射炉本体41の上部に設けられ、上端に入線側開口径D1の入線口44を有する入口カバー45と、照射炉本体41の下部に設けられ、下端に出線側開口径D2の出線口46を有する出口カバー47と、を備えている。
入口カバー45の側部には、不活性ガス供給口48が設けられており、ガス導入管49から供給される窒素ガス等の不活性ガスG1を石英管42内に導入する。この不活性ガスG1の導入により石英管42内の酸素濃度を減らすことができる。紫外線硬化型樹脂の硬化を妨げる酸素濃度を減らすことで、酸素による阻害を受けることなく紫外線硬化型樹脂を硬化することができる。導入された不活性ガスG1は、下端の出線側開口径D2の出線口46から自然排出される。
そして、出線側開口径D2が入線側開口径D1より大きく、石英管42の内径D0より小さく設定されている。出線側開口径D2を入線側開口径D1より大きくすることで、不活性ガスG1を排出し易くし、石英管42内に滞留する揮発成分をスムースに外部に排出して、石英管42内の曇りを抑制することができる。また、石英管42の内径D0より出線側開口径D2を小さくすることで、酸素濃度を低減することができる。
紫外線ランプ43は、紫外線の照射時に高温になるため、空気導入管50から冷却空気51が導入されて冷却される。この冷却空気51は、石英管42の外側を流れてから、空気排出管52より排出空気53として排気される。空気排出管52は、図示しない排気装置に接続されており、大気圧に比べて負圧にされている。
さらに紫外線照射部の一部として、紫外線ランプ43の外側には、石英管42を中心として円筒状の反射鏡54が配置されている。紫外線照射部は、紫外線ランプ43から直接、内側の石英管42へ紫外線を照射すると共に、外側の反射鏡54により紫外線ランプ43から照射した紫外線を反射させて、石英管42内の(紫外線硬化型樹脂が外周に塗布された)光ファイバ13に照射する。
また、紫外線照射炉4は、不活性ガス供給口48と石英管42の外周上部との間に、ゴム製の入線側気密用パッキン55が設けられている。
この入線側気密用パッキン55により、紫外線ランプ43を空冷する冷却空気51の流れに不活性ガスG1が吸引され、石英管42内への不活性ガスG1の供給が減少して、石英管42内の酸素濃度が上がってしまうのを防ぐ。
また、石英管42の外周下部と空気導入管50及び空気排出管52との間には、ゴム製の出線側気密用パッキン56が設けられている。
一般に、紫外線照射炉4に入線する光ファイバ13は、入線する際に炉外雰囲気中の空気Aを巻き込もうとする(図2参照)。巻きまれた空気には酸素が含まれているため、この酸素が紫外線照射炉4内に侵入してしまう。
このため、本実施形態の紫外線照射炉4は、入口カバー45の上方に、石英管42よりさらに内径が小さく、光ファイバ13の紫外線照射炉4への入線部となる筒状部材57を備えている。この筒状部材57は、例えば、内径D3が2mm以上8mm以下であり、長さL1が20mm以上100mm以下である。
筒状部材57の下部には、入口カバー45との間の空間59を形成する蓋部60と、空間59にシールガスとして作用する不活性ガスG2(例えば、窒素ガス)を供給するシールガス導入管61を備える。
そして、空間59が、シールガス導入管61から供給された不活性ガスG2で満たされることにより、不活性ガスG2の一部(例えば、0.5〜2.0L/分)が筒状部材57の下部開口57aから筒状部材57内に入り、筒状部材57の上部開口57bからの空気A(酸素)の侵入を抑える。なお、残りの不活性ガスG2は、入口カバー45の入線口44から不活性ガス供給口48に入り、不活性ガスG1と共に石英管42内へ供給される。
なお、筒状部材57の内径D3は、入口カバー45の入線口44の開口径D1(例えば、約8mm)以下になっている。
なお、シールガス導入管61や空間59は無くても良く、筒状部材57に、ガス導入管49から供給される不活性ガスの一部を直接供給するようにしても良い。
以上のように、本実施形態に係る光ファイバ用の紫外線照射炉4によれば、紫外線照射炉4に入る光ファイバ13(紫外線硬化型樹脂が外周に塗布された光ファイバ)は、まず筒状部材57を通過する。その際、炉外雰囲気に存在する空気A(酸素)が光ファイバ13により牽引されて紫外線照射炉4内に侵入することが抑制される。筒状部材57は石英管42より内径D3が小さい筒状部材57により構成されているので、特に酸素の牽引による侵入を効果的に抑制することができる。したがって、紫外線照射炉4内の酸素濃度を低く抑えて、光ファイバ13に塗布された紫外線硬化型樹脂をより良好に硬化させることができる。
上記紫外線照射炉4における筒状部材57として、内径D3が2mm以上8mm以下、長さL1が20mm以上100mm以下である寸法の筒状部材57を用いると、より確実に酸素の侵入を抑制することができる。
本実施形態に係る光ファイバの製造方法によれば、上記紫外線照射炉4に、紫外線硬化型樹脂が外周に塗布された光ファイバ13を通過させて、紫外線硬化型樹脂を硬化させる。このとき、紫外線照射炉4内の酸素濃度を低く抑えて、光ファイバ13に塗布された紫外線硬化型樹脂をより良好に硬化させることができる。
[実施例]
次に、本実施形態に係る光ファイバ用の紫外線照射炉4(図2参照)における筒状部材57の内径D3および長さL1を変えて、図1の光ファイバの製造装置により線速2000m/分で製造した光ファイバの紫外線硬化型樹脂のFTIR(硬化度(キュア度)の指標)の評価結果について説明する。FTIRの値は小さい程、紫外線硬化型樹脂の硬化度が良いことを示し、FTIRが0.33以下であることが好ましい。なお、例1は、筒状部材57が無い状態(取り外した状態)で光ファイバを製造した例である。
以下の各例では、入口カバー45の入線口44の開口径D1は8mmとした。また、シールガス導入管61から供給する不活性ガスG2の流量を2L/分とした。
Figure 2016074562
結果は上記表1に示すようになった。
(例1)
例1は、筒状部材57が無い場合であり、製造された光ファイバのFTIRは0.33を超える0.38であり、紫外線硬化型樹脂の硬化度が悪い。
(例2〜例4)
これらの例は、筒状部材57の内径D3が1mmの場合であり、筒状部材57の開口が狭すぎるため、製造時に光ファイバが筒状部材57の内面に接触して断線した。
(例5〜例8)
これらの例は、筒状部材57の内径D3が2mmの場合であり、長さL1が20〜100mmの場合は、FTIRはいずれも0.33以下であり、紫外線硬化型樹脂の硬化度は良好であった。ところが、長さL1が200mmの場合は、製造時に光ファイバが筒状部材57の内面に接触して断線した。
(例9〜例15)
これらの例は、筒状部材57の内径D3が4mmまたは8mmであり、長さL1が20〜200mmの場合である。これらの例では、FTIRはいずれも0.33以下であり、紫外線硬化型樹脂の硬化度は良好であった。
(例16、例17)
筒状部材57の内径D3が10mmの場合であり、長さL1が20mm、100mmの場合である。これらの例では、FTIRはいずれも0.33を超える値であり、紫外線硬化型樹脂の硬化度が悪い。
以上の結果から、筒状部材57の内径D3が2mm以上8mm以下、長さL1が20mm以上100mm以下である場合に、紫外線硬化型樹脂の硬化度が良好な光ファイバを製造できることがわかった。
筒状部材57の内径D3は、小さ過ぎる(例2〜例4:1mmの場合)と光ファイバ13が筒状部材57の内面に接触しやすいため断線してしまう。一方、大き過ぎる(例16、例17:10mmの場合)と、牽引による酸素の侵入量が大きくなり、確実に酸素の侵入を抑制することができなくなる。このため、筒状部材57の内径D3を2mm以上8mm以下とすることが好ましい。
筒状部材57の長さL1は、短すぎると(20mm未満)、筒状部材57が無い例1と同様に酸素の牽引による侵入を十分に防ぐことができなくなる。一方、筒状部材57が長くなる(例8:200mmの場合)と、光ファイバ13が筒状部材57の内面に接触しやすいため断線してしまう場合がある。このため、上記のように筒状部材57の長さL1を20mm以上100mm以下とすることが好ましい。
1 光ファイバの製造装置
2 線引炉
2a ヒータ
3 樹脂塗布装置
4 紫外線照射炉
5 ガイドローラ
6 巻き取りボビン
11 光ファイバ母材
12 裸光ファイバ
13 光ファイバ(紫外線硬化型樹脂が外周に塗布された光ファイバ)
14 光ファイバ(紫外線硬化型樹脂で被覆された光ファイバ)
41 照射炉本体
42 石英管
43 紫外線ランプ(紫外線照射部の一部)
44 入線口
45 入口カバー
46 出線口
47 出口カバー
48 不活性ガス供給口
49 ガス導入管
50 空気導入管
51 冷却空気
52 空気排出管
53 排出空気
54 反射鏡(紫外線照射部の一部)
55 入線側気密用パッキン
56 出線側気密用パッキン
57 筒状部材
59 空間
60 蓋部
61 シールガス導入管
A 空気(酸素)
D0 石英管42の内径
D1 入線側開口径
D2 出線側開口径
D3 筒状部材57の内径
L1 筒状部材57の長さ
G1、G2 不活性ガス

Claims (3)

  1. 紫外線硬化型樹脂が外周に塗布された光ファイバを通過させる筒状の石英管と、
    前記石英管の上流側端部に不活性ガスを供給する不活性ガス供給口と、
    前記石英管の径方向外側から前記石英管内を通過する前記光ファイバへ紫外線を照射して前記光ファイバに塗布された紫外線硬化型樹脂を硬化させる紫外線照射部と、を備えた光ファイバ用の紫外線照射炉であって、
    前記石英管の上方に、前記石英管よりさらに内径が小さい筒状部材を備え、前記筒状部材の内部を不活性ガスで満たすことにより前記紫外線照射炉に入線される光ファイバをシールする、光ファイバ用の紫外線照射炉。
  2. 前記筒状部材は、内径が2mm以上8mm以下であり、長さが20mm以上100mm以下である、請求項1に記載の光ファイバ用の紫外線照射炉。
  3. 請求項1または請求項2に記載の光ファイバ用の紫外線照射炉に紫外線硬化型樹脂が外周に塗布された光ファイバを通過させて、前記紫外線硬化型樹脂を硬化させる、光ファイバの製造方法。
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