JP2016074535A - 乗客コンベアの情報表示装置 - Google Patents

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公徳 伊勢田
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公徳 伊勢田
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Abstract

【課題】照明器具が設置された乗客コンベアの天井に所定情報を明確に表示可能な乗客コンベアの情報表示装置を提供する。
【解決手段】照明器具3が設置された乗客コンベア1の天井2に対して所定情報を表示可能とした乗客コンベアの情報表示装置において、天井2に少なくとも照明器具3を覆う透過型スクリーン(半透過部材)4を設置し、乗客コンベア1の側部に配置したプロジェクター5から透過型スクリーン4上に映像を投影して所定情報を表示するようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、乗客コンベアの天井に所定情報を表示する情報表示装置に関するものである。
図4は一般的な乗客コンベア1の上部乗り口から進行方向を俯瞰して示す説明図であり、同図に示すように、乗客コンベア1の上方には天井2が進行方向に沿って略平行に配設されている。通常、天井2には乗客コンベア1を照明するための複数の照明器具3が設けられており、デザインやランプ部材の交換の都合上、照明器具3にはカバーを付設しないことが多くなっている。
このような乗客コンベア1において、建物内のフロアの案内や広告等の所定情報を天井2に映し出すことにより、乗客コンベア1に搭乗した利用者が所定情報を見ながら移動できるようにした情報表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された従来の情報表示装置は、乗客コンベア上における利用者位置を抽出し、記憶装置に記憶する利用者位置抽出手段と、乗客コンベアの天井へ所定情報を表示する情報表示装置と、利用者位置抽出手段が抽出した利用者の位置に基づいて、乗客コンベアの天井に情報を表示する位置を算出し、記憶装置に記憶する情報表示位置算出手段と、情報表示位置算出手段が算出した表示位置に所定情報を表示するように、情報表示装置を制御する情報表示位置制御手段とを備えており、利用者が乗客コンベアに乗って下降している時に、注視方向を保ったまま天井に表示された情報を閲覧することができるようになっている。
したがって、特許文献1に開示された従来の情報表示装置を図4に示した乗客コンベア1に適用すれば、プロジェクター等の情報表示装置を用いて広告や案内等の映像を天井に投影することにより、利用者の視界に常に所定情報が表示されることになり、表示された情報に対する利用者の認知度を向上させることが可能になる。
特開2007−62892号公報
しかしながら、乗客コンベア1の天井2は必ずしも平坦面になっているとは限らず、前述したように複数の照明器具3が設置されているため、図5に示すように、天井2に投影された映像(表示情報)Sが照明器具3による凹凸で歪んでしまったり、照明器具3の光によって映像のコントラストが低下してしまうことが予測され、表示情報Sを明確に認識することが困難になるという問題が発生する。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、照明器具が設置された乗客コンベアの天井に所定情報を明確に表示可能な乗客コンベアの情報表示装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、照明器具が設置された乗客コンベアの天井に対して所定情報を表示可能とした乗客コンベアの情報表示装置において、前記天井に少なくとも前記照明器具を覆う半透過部材が設けられており、この半透過部材に対して情報表示手段から映像が投影されることを特徴としている。
本発明の情報表示装置によれば、照明器具が設置された乗客コンベアの天井に対して、広告や案内等の映像を歪みを発生させることなく、かつ高いコントラストで投影して利用者に見せることができる。前述した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態例に係る情報表示装置が適用された乗客コンベアの側面図である。 図1の情報表示装置が情報表示を行なっている様子を示す乗客コンベアの側面図である。 実施形態例に係る情報表示装置のブロック図である。 一般的に知られている乗客コンベアの斜視図である。 従来例に係る情報表示装置が適用された乗客コンベアの斜視図である。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1に示すように、乗客コンベア1の上方には天井2が進行方向に沿って略平行に配設されている。天井2には乗客コンベア1を照明するための複数の照明器具3が設置されており、各照明器具3を覆うように天井2の全面に半透過部材である透過型スクリーン4が設けられている。照明器具3は後述する調光制御手段によって点滅動作や照度が制御されるようになっており、この調光制御手段は、乗客コンベア1に乗った利用者6の位置や移動速度に応じて、任意の照明器具3を消灯させたり照度を低下させることも可能としている。
また、乗客コンベア1の側部には複数のプロジェクター5が配設されており、これらプロジェクター5は乗客コンベア1の進行方向に沿って所定間隔をあけて一列に配置されている。図2に示すように、プロジェクター5は透過型スクリーン4に映像を投影して所定情報を表示する情報表示手段であり、後述するように、透過型スクリーン4に投影される映像の位置は、乗客コンベア1に乗った利用者6の位置や移動速度に応じて変化できるようになっている。
透過型スクリーン4は、照明器具3からの光を所定の割合で透過させつつ、かつ、プロジェクター5から投射された映像を反射させて映し出す平面スクリーンとしての機能を有する半透過部材であれば何でも良く、例えば光透過性を持つ白色系の色の布材や、半透明のプラスチック材、薄い金属板に多数の孔を設けた多孔材、網戸に用いられるような網材、半透明の材質のシート材やフイルム材、透明と不透明または半透明の領域が一松模様状や交互に配置されているシート材やフイルム材等を単体として、あるいは複数に組み合わせた複合体として使用することが可能である。
前述した照明器具3にカバーが設けられていないため、天井2には照明器具3の露出する開口部による凹凸ができるが、この凹凸は天井2の全面に設置した透過型スクリーン4によって完全に覆われている。したがって、プロジェクター5から投射された映像を表示する面が凹凸のない平面となり、投影した映像に歪みが発生することを防止できる。また、透過型スクリーン4は光透過性を有するため、透過型スクリーン4に情報提示を行なわない時間帯においても、照明器具3の光を透過させて乗客コンベア1の照度を維持することが可能となる。さらに、乗客コンベア1に乗った利用者6は、透過型スクリーン4を介して照明器具3の発光部を間接的に見ることになるため、利用者の目に眩しさ等の悪影響が及ぶことを防止できる。
図3は本発明の実施形態例に係る情報表示装置10のブロック図であり、同図に示すように、この情報表示装置10は、利用者位置検出部11と、情報表示位置演算部12と、情報表示制御部13と、調光制御部14と、前述した照明器具3およびプロジェクター5等を備えている。
利用者位置検出部11は、人感センサや赤外線センサ等の各種センサ、あるいは撮像カメラによって利用者6の位置を検出する。情報表示位置演算部12は、利用者位置検出部11が検出した利用者6の位置に基づいて、透過型スクリーン4に情報を表示する位置を算出する。情報表示制御部13は、予め記憶部に記憶された画像データに基づいて、情報表示位置演算部12が算出した位置に所定情報を表示するようプロジェクター5を制御する。調光制御部14は、情報表示位置演算部12で算出された位置に基づいて、照明器具3の点滅動作や照度を制御する。
次に、上記のごとく構成された情報表示装置10による乗客コンベアの情報表示方法について説明する。
図2に示すように、利用者6が乗客コンベア1に乗り込むために接近すると、利用者位置検出部11によって検出された利用者6の位置に基づいて、情報表示位置演算部12が透過型スクリーン4に情報を表示すべき位置を算出し、当該位置にプロジェクター5から情報表示に関する映像が放射される。その際に、調光制御部14は全ての照明器具3を同時に制御し、例えば、これまで点灯していた全ての照明器具3を消灯させたり、その照度を低下させるように制御する。その結果、天井2の透過型スクリーン4に投影された映像はよりコントラストが増加するため、利用者6に対して鮮明な映像として広告や案内などの情報を提供することができる。
あるいは、調光制御部14が全ての照明器具3を個別に制御するようにしても良く、例えば透過型スクリーン4の一部のみに映像を投影する場合に、映像が投影される箇所の周辺に位置する照明器具3を制御し、この照明器具3を消灯させたり照度を低下させるように制御することも可能である。その結果、周囲を暗くした領域に映像が浮かび上がるように見え、照明と映像による情報提供とを同時に行うことができる。
また、利用者6が乗客コンベア1に乗って移動している速度に合わせて、プロジェクター5から放射される映像が透過型スクリーン4上を移動するように制御することも可能であり、その際に、移動する映像の周囲に位置する照明器具3制御し、この照明器具3を消灯させたり照度を低下させるように制御しても良い。その結果、利用者6は乗客コンベア1による移動中に継続して映像による広告や案内を見ることになるため、より多くの情報を提示したり、動画の映像による情報の提供を行うことが可能となる。
以上説明したように、本実施形態例に係る乗客コンベアの情報表示装置によれば、照明器具3が設置された乗客コンベア1の天井2に透過型スクリーン4が設置されており、この透過型スクリーン4に対して広告や案内等の映像を歪みを発生させることなく、かつ高いコントラストで投影して利用者に見せることができる。したがって、乗客コンベア1の天井2を効果的な広告や案内を行なうためのメディアとすることが可能となり、乗客コンベア1を設置している建物、例えばデパートや駅などにおいては、より多くの乗客コンベア1を利用する利用者に広告や案内等の情報を提供することが可能となる。
なお、上記実施形態例では、天井2の全面に亘って透過型スクリーン4を設置し、この透過型スクリーン4に映像を投影するようにしているが、天井2の大部分が平面状であって、照明器具3のみによって凹部が形成されている場合には、照明器具3の凹部の開口部にのみ透過型スクリーン4を設置するようにしても良い。
1 乗客コンベア
2 天井
3 照明器具
4 透過型スクリーン(半透過部材)
5 プロジェクター(情報表示手段)
6 利用者
10 情報表示装置
11 利用者位置検出部
12 情報表示位置演算部
13 情報表示制御部
14 調光制御部

Claims (6)

  1. 照明器具が設置された乗客コンベアの天井に対して所定情報を表示可能とした乗客コンベアの情報表示装置において、
    前記天井に少なくとも前記照明器具を覆う半透過部材が設けられており、この半透過部材に対して情報表示手段から映像が投影されることを特徴とする乗客コンベアの情報表示装置。
  2. 請求項1に記載の乗客コンベアの情報表示装置において、前記天井に前記照明器具を臨む開口部が設けられており、前記半透過部材は前記開口部のみ、または前記開口部を含めて前記天井の全面に設けられていることを特徴とする乗客コンベアの情報表示装置。
  3. 請求項1に記載の乗客コンベアの情報表示装置において、前記半透過部材は、布材、プラスチック材、多孔材、網材、シート材、フイルム材の単体または複合体であることを特徴とする乗客コンベアの情報表示装置。
  4. 請求項1に記載の乗客コンベアの情報表示装置において、前記照明器具の点滅または照度を制御する調光制御手段を備え、前記半透過部材に前記映像を投射する際に、前記調光制御手段が前記照明器具の点滅または照度変化を制御することを特徴とする乗客コンベアの情報表示装置。
  5. 請求項4に記載の乗客コンベアの情報表示装置において、前記天井に前記照明器具を複数配設し、前記半透過部材に前記映像を投射する際に、前記調光制御手段が全ての前記照明器具の点滅または照度変化を制御することを特徴とする乗客コンベアの情報表示装置。
  6. 請求項4に記載の乗客コンベアの情報表示装置において、前記半透過部材に前記映像を投射する際に、前記調光制御手段は、前記映像が投射される位置の周辺に存する前記照明器具を消灯または照度低下するように制御することを特徴とする乗客コンベアの情報表示手段。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020021699A1 (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 三菱電機株式会社 表示装置
JP2021020765A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 株式会社日立ビルシステム 乗客コンベアシステム
JP7463600B1 (ja) 2023-07-03 2024-04-08 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベアの動線指示映像投影装置

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