JP2016071409A - ウェブページ間複写装置、ウェブページ間の複写方法、およびプログラム - Google Patents

ウェブページ間複写装置、ウェブページ間の複写方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】一方のウェブページに入力された情報を他方のウェブページの所望の位置に容易に複写できるようにする。【解決手段】本願発明に係るウェブページ間複写装置(100)は、複写元のウェブページに含まれる項目オブジェクトと複写先のウェブページに含まれる項目オブジェクトとの対応関係を複数定義したマッピング定義情報(22)を記憶する記憶部(2)と、前記記憶部に記憶された前記マッピング定義情報に従って、画面に表示された複写元のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データを、画面に表示された複写先のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データとして複写する複写部(10)とを有することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、ウェブページ間複写装置、ウェブページ間の複写方法、およびプログラムに関し、例えばウェブページで出力された電子帳票の帳票項目欄の値を別の電子帳票の所望の帳票項目欄に複写するウェブページ間複写装置に関する。
近年、帳簿や伝票等の各種の帳票を電子化し、管理および流通させる電子帳票システムが増えつつある。電子帳票システムの多くは、電子帳票をHTML等のマークアップ言語で記述し、ウェブページとして出力することが可能になっている。例えば、特許文献1には、予め必要な帳票項目を記載した表計算ファイルから、所望の帳票フォーマットを有する電子帳票をウェブページで出力する技術が開示されている。
ところで、電子帳票システムにおいて、あるシステムによって作成した電子帳票の帳票項目欄に入力された情報を、別の電子帳票の帳票項目欄に転記(複写)したいというニーズがある。
このような場合、従来は、ユーザが一方の電子帳票の帳票項目欄を目視で確認し、その帳票項目欄の情報を他方の帳票の帳票項目欄に手入力またはクリップボード機能を利用してコピーを行うか、電子帳票間を連携させるシステム(プログラム)を別途開発する必要があった。例えば、特許文献2には、転記元帳票の日付と帳票毎の締日単位(年締、月締、週締等)とをインデックスとして転記先の帳票のページを特定し、特定した転記先の帳票のページに転記元帳票の項目を転記するシステム(プログラム)が開示されている。
特開2014−92896号公報 特開2001−5886号公報
しかしながら、ユーザによる手入力やクリップボード機能を利用する方法では、ユーザがどの情報をどこに転記するかを判断する必要があるため、ユーザの作業負担が大きく、また誤入力が発生するおそれがある。
一方、夫々の電子帳票間を連携するためのプログラムを用いる方法では、ユーザの作業負担を軽減することができるが、転記元および転記先の電子帳票の種類に応じてプログラムを作成する必要がある。例えば、特許文献2のような従来の電子帳表作成システムは、電子帳票が登録されているデータベースにアクセスする方式である。このため、データベース毎にアクセスするためのモジュールや手順が異なり、プログラムを共通化することが困難である。したがって、複数種類の電子帳票間での複写を実現するには複数のプログラムを開発する必要があり、莫大な時間と費用が掛かるという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、例えば電子帳票のような一方のウェブページに入力された情報を他方のウェブページの所望の位置に容易に複写できるようにすることにある。
本願発明に係るウェブページ間複写装置(100、200)は、複写元のウェブページに含まれる項目オブジェクトと複写先のウェブページに含まれる項目オブジェクトとの対応関係を複数定義したマッピング定義情報(22)を記憶する記憶部(2)と、前記記憶部に記憶された前記マッピング定義情報に従って、画面に表示された複写元のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データを、画面に表示された複写先のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データとして複写する複写部(10)とを有することを特徴とする。
上記ウェブページ間複写装置において、前記マッピング情報は、前記対応関係毎に、複写元のウェブページに含まれる項目オブジェクトを識別する識別情報と、前記画面に表示された複写先のウェブページに含まれる項目オブジェクトを識別する識別情報との組合せ情報であってもよい。
上記ウェブページ間複写装置において、前記記憶部は、更に、前記対応関係を一律に変更するための変更内容を示すオフセット情報(25)を記憶し、前記複写部は、前記オフセット情報に基づいて前記マッピング定義情報で示された項目オブジェクト間の対応関係を変更し、変更した対応関係に従って複写元のウェブページの項目オブジェクトの項目データを複写先の項目オブジェクトの項目データとして複写してもよい。
上記ウェブページ間複写装置において、前記画面に表示された複写元のウェブページから、当該ウェブページに含まれる各項目オブジェクトを抽出し、抽出した複写元の項目オブジェクトの情報を前記画面に表示する複写元情報抽出部(12)と、前記画面に表示された複写先のウェブページから、当該ウェブページに含まれる各項目オブジェクトを抽出し、抽出した複写先の項目オブジェクトの情報を前記画面に表示する複写先情報抽出部(13)と、前記画面に表示された複写元の項目オブジェクトの情報の中から選択された項目オブジェクトに対応する前記識別情報(403)と、前記画面に表示された複写先の項目オブジェクトの情報の中から選択された項目オブジェクトに対応する前記識別情報(404)とを一組とするデータ対(405_1〜405_n)を選択された対応関係毎に生成し、前記マッピング定義情報として前記記憶部に格納するマッピング定義情報生成部(14)と、を更に有してもよい。
上記ウェブページ間複写装置において、前記項目オブジェクトを識別する識別情報は、項目オブジェクトに付与されたタグの識別名の情報、またはウェブページ内の項目オブジェクトの位置を示す位置情報であってもよい。
本発明に係るウェブページ間の複写方法は、一方のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データを他方のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データとして複写するウェブページ間の複写方法であって、複写元のウェブページに含まれる項目オブジェクトと複写先のウェブページに含まれる項目オブジェクトとの対応関係を複数定義したマッピング定義情報に従って、画面に表示された複写元のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データを、画面に表示された複写先のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データとして複写するステップ(S104)を有することを特徴とする。
本発明に係るプログラム(21)は、コンピュータに、上記ウェブページ間の複写方法における各ステップを実行させるためのプログラムである。
なお、上記説明において括弧を付した参照符号は、図面において当該参照符号が付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
本発明によれば、例えば電子帳票のような一方のウェブページに入力された情報を他方のウェブページの所望の位置に容易に複写することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1に係るウェブページ間複写装置の構成を示す図である。 図2は、実施の形態1に係るウェブページ間複写装置におけるデータ処理制御部の内部構成を示す図である。 図3は、実施の形態1に係るウェブページ間複写装置によるウェブページ間複写を説明するための図である。 図4は、マッピング定義情報の具体例を示す図である。 図5は、実施の形態1に係るウェブページ間複写装置によるウェブページ間複写に係る処理の手順を説明するための図である。 図6Aは、複写元のウェブページの表示例を示す図である。 図6Bは、複写先のウェブページの表示例を示す図である。 図7は、ウェブページ間複写を実行するためのメニュー画面の一例を示す図である。 図8は、項目データの複写が完了した複写後のウェブページの一例を示す図である。 図9は、実施の形態1に係るウェブページ間複写装置によるマッピング定義情報の作成処理の手順を示す図である。 図10は、マッピング定義情報を作成するためのメニュー画面の一例を示す図である。 図11は、複写元の項目オブジェクトと対応付けられた項目オブジェクトの項目欄の色を変化させた場合の複写先のウェブページ画面の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態2に係るウェブページ間複写装置の構成を示す図である。 図13は、実施の形態2に係るウェブページ間複写装置によるオフセット情報を用いたウェブページ間複写を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
≪実施の形態1≫
図1は、本発明の一実施の形態に係るウェブページ間複写装置の構成を示す図である。
同図に示されるウェブページ間複写装置100は、一方のウェブページに表示されている文字情報を他方のウェブページの所望の位置に複写(コピー)する装置である。なお、本実施の形態では、ウェブページ間複写装置100による複写対象のウェブページが、電子帳票システムによって作成され、HTMLやXML等のマークアップ言語で記述された電子帳票である場合を一例として説明する。
ウェブページ間複写装置100は、例えば、パーソナルコンピュータやサーバ等のプログラム処理が可能な情報処理装置(コンピュータ)によって実現されている。
具体的に、ウェブページ間複写装置100は、データ処理制御部1、記憶部2、通信I/F部3、画面表示部4、操作入力部5、およびバス6を備える。データ処理制御部1や記憶部2等の各機能部は、バス6を介して共通に接続されており、相互にデータの送受信が可能になっている。
記憶部2は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM、およびデータの書き換えが可能な不揮発性の記憶媒体(フラッシュメモリ等)から構成されている。
記憶部2には、データ処理制御部1(コンピュータ)によって実行される各種プログラムや各種のデータが記憶されている。図1には、記憶部2に記憶されているデータの一例として、後述するウェブページ間複写に関する各種処理をデータ処理制御部1に実行させるためのプログラム21、ウェブページ間複写に関する処理で利用されるマッピング定義情報22、後述する複写元および複写先のウェブページのオブジェクトデータ23、24が図示されている。
通信I/F部3は、外部の機器と通信を行うための機能部である。例えば、通信I/F部3は、有線または無線によりネットワークに接続され、データ処理制御部1から出力されたリクエストをネットワークを介して外部データベース(サーバ)等に送信し、そのリクエストに対するレスポンスとして外部データベース等から送信されたHTMLファイル等のデータをネットワークを介して受信し、データ処理制御部1に与える。
画像表示部4は、データ処理制御部1からの指示に応じて、画面に情報を表示する。画像表示部4は、例えばLCD等の表示装置と当該表示装置を駆動する駆動回路等から構成されている。
操作入力部5は、ユーザからの指示(操作)を受け付けるための機能部であり、例えば、キーボード、マウス、およびタッチパネル等から構成されている。
データ処理制御部1は、ウェブページ間複写装置100の統括的な制御を行うとともに、上記ウェブページ間複写に関する各種の処理を実行する機能部であり、例えばCPU等のプログラム処理装置から構成されている。
データ処理制御部1は、記憶部2に記憶されたプラグラム21に従ってプログラム処理を実行することにより、図2に示すように、複写部10、ブラウザ表示部11、複写元情報抽出部12、複写先情報抽出部13、およびマッピング定義情報生成部14として機能する。
図2は、データ処理制御部1の内部構成を示す図である。
ブラウザ表示部11は、HTMLやXML等のマークアップ言語によって記述されたウェブページデータ(HTMLファイルやXMLファイル等)を画像表示部4に表示可能なオブジェクトデータに変換するための処理(レンダリング処理)を行う。
ここで、オブジェクトデータとは、静止画や動画等の画像の表示のためのオブジェクト、音を再生するためのオブジェクト、および文字情報や表(テーブル)の項目を表示するためのオブジェクト等のデータである。以下の説明では、文字情報や表(テーブル)の項目を表示するためのオブジェクトを「項目オブジェクト」と称する。
具体的に、ブラウザ表示部11は、入力された複写元のウェブページデータ111および複写先のウェブページデータ112の夫々に対してレンダリング処理を行い、複写元のウェブページのオブジェクトデータ23および複写先のウェブページのオブジェクトデータ24を夫々生成し、記憶部2に格納する。また、ブラウザ表示部11は、生成したオブジェクトデータ23、24に基づき、ウェブページを画面表示部4に表示させる。
複写部10は、記憶部2に記憶されたマッピング定義情報22に従って、画像表示部4の画面に表示された複写元のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データを、上記画面に表示された複写先のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データとして複写する。
項目データとは、項目オブジェクトとして実際に画面に表示される情報であり、例えば、ウェブページが電子帳票である場合に、その電子帳票の各帳票項目欄に入力されている文字情報である。
ここで、ウェブページ間複写の概要を説明する。
図3は、実施の形態1に係るウェブページ間複写装置によるウェブページ間複写を説明するための図である。
同図に示されるように、複写元ウェブページ30が複数の項目オブジェクトA、B、C1〜C6、およびD1〜D6を有し、複写先ウェブページ40が複数の項目オブジェクトa、b、c1〜c3、およびd1〜d3を有しているとする。この場合に、複写元ウェブページ30内の項目オブジェクトA、B、C1〜C3、およびD1〜D3を、複写先ウェブページ40内の項目オブジェクトa、b、c1〜c3、およびd1〜d3に夫々複写することを考える。
この場合、先ず、“A=a”,“B=b”,“C1=c1”,“C2=c2”,“C3=c3”,“D1=d1”,“D2=d2”,および“D3=d3”とする複写対象の項目オブジェクトの対応関係をマッピング定義情報22として定義しておく。複写部10は、マッピング定義情報22に従って、複写元のウェブページの項目オブジェクトの項目データを、対応する複写先のウェブページの項目オブジェクトの項目データとして複写する。これにより、図3に示されるように、複写元ウェブページ30内の項目オブジェクトA、B、C1〜C3、およびD1〜D3の項目データが、複写先ウェブページ40内の項目オブジェクトa、b、c1〜c3、およびd1〜d3の項目データとして夫々コピーされる。
ここで、マッピング定義情報とは、上述のように、複写元のウェブページに含まれる項目オブジェクトと複写先のウェブページに含まれる項目オブジェクトとの対応関係を複数定義したデータである。図4に、マッピング定義情報の具体例を示す。
図4に示されるように、記憶部2に格納されるマッピング定義情報22には、複写元のウェブページの項目オブジェクトと複写先のウェブページの項目オブジェクトとの対応関係毎に、複写元のウェブページの項目オブジェクトを識別する識別情報と、複写先のウェブページの項目オブジェクトを識別する識別情報とが組み合わさって定義されている。
具体的に、マッピング定義情報22は、複写元のウェブページを識別するウェブページ識別情報401と、複写元のウェブページを識別するウェブページ識別情報402と、を含む。また、マッピング定義情報22は、複写元のウェブページの項目オブジェクトを識別するための項目オブジェクト識別情報403と複写先のウェブページの項目オブジェクトを識別するための項目オブジェクト識別情報404のうち、互いに対応付けられた2つの項目オブジェクト識別情報403、404を一組とするデータ対405_1〜405_n(nは2以上の整数)を含む。
ここで、項目オブジェクト識別情報403、404は、ウェブページ内の各項目オブジェクトを特定することができる情報である。例えば、各項目オブジェクトに付与されたタグの識別名(タグの固有名称)の情報や、ウェブページ内の各タグに付与されたタグ番号を項目オブジェクト識別情報403、404とすることができる。
また、各項目オブジェクトにタグネームやタグ番号が付与されていない場合には、ウェブページ内のタグのページ先頭からの記述順に基づく項目オブジェクトの位置を示す位置情報を項目オブジェクト識別情報403、404として用いてもよい。例えば、図4では、データ対405_1に含まれる複写元のウェブページの項目オブジェクト識別情報403として、タグネーム“Order.No.”が記憶され、データ対405_1に含まれる複写先のウェブページの項目オブジェクト識別情報404として、位置情報“P1_T_C_C2_INDEX1”が記憶される場合が示されている。
なお、上記位置情報“P1_T_L_C2_INDEX1”のうち、“P1”はウェブページ内のページ番号(1ページ目)、“T”はウェブページ内のテーブル番号、“L”はテーブルの列番号、“C2”はテーブルの行番号(2行目)、“INDEX1”は各テーブルの項目番号(項目1)を夫々表している。
次に、複写部10による具体的な処理内容について説明する。
先ず、複写部10は、ブラウザ表示部11を介して、記憶部2に記憶されているマッピング定義情報22を読み取り、読み取ったマッピング定義情報22において対応付けられた複写元ウェブページの項目オブジェクトの項目データ(以下、「複写元の項目データ」と称する。)を記憶部2から取得する。具体的には、複写部10は、ブラウザ表示部11に対して、マッピング定義情報22におけるデータ対405_1で対応付けられた複写元の項目データを要求し、ブラウザ表示部11が、その要求に応じてデータ対405_1で対応付けられた複写元の項目データを複写部10に出力する。
複写部10は、複写元の項目データを取得したら、複写先ウェブページの項目オブジェクトの項目データ(以下、「複写先の項目データ」と称する。)の値を、取得した複写元の項目データの値に書き換えるようにブラウザ表示部11に対して指示する。そして、ブラウザ表示部11は、複写部10からの指示に応じて、複写先のオブジェクトデータ24で内の項目データの値を書き換える。
上記の一連の処理を、マッピング定義情報22で定義された対応関係毎(データ対405_1〜405_n毎)に繰り返し行うことにより、マッピング定義情報22によって定義された全ての複写元ウェブページの項目データを複写先ウェブページの項目データとしてコピーすることができる。
図5は、実施の形態1に係るウェブページ間複写装置100によるウェブページ間複写に係る処理の手順を説明するための図である。
先ず、ウェブページ間複写装置100は、操作入力部5を介して入力されたユーザからの指示に応じて、複写元となるウェブページと複写先となるウェブページとを画面表示部4の画面に表示する(S101)。
図6Aは、複写元のウェブページの一例を示す図であり、図6Bは、複写先のウェブページの一例を示す図である。なお、以下の説明では、ウェブページ600とウェブページ700の2つのウェブページが画面表示部4の画面に表示されたものとして説明するが、画面表示部4の画面に表示されるウェブページの個数は、3つ以上であってもよい。
次に、ウェブページ間複写装置100は、ウェブページ間複写を実行するためのメニュー画面500を画面表示部4の画面に表示する(S102)。
図7は、ウェブページ間複写を実行するためのメニュー画面の一例を示す図である。同図に示されるメニュー画面500において、表示欄501には、作成済みのマッピング定義情報が表示される。例えば、予め3つのマッピング定義情報5021〜5023が作成されている場合には、それらのマッピング情報(の名称)を表示欄の表502に表示させる。例えば、図7において、ウェブページ名“AAA”、“BBB”、“CCC”、“DDD”で特定されるウェブページ(以下、夫々のウェブページをウェブページAAA〜DDDと表記する。)が存在する場合に、表示欄501において、複写先のウェブページとしてウェブページAAAが選択されたことにより、ウェブページAAAに関連する3つのマッピング定義情報5021〜5023が表示欄の表502に表示された場合が示されている。なお、図7において、“XXX”はウェブページAAAとウェブページBBBとの間のウェブページ間複写のためのマッピング定義情報であり、“YYY”はウェブページAAAとウェブページCCCとの間のウェブページ間複写のためのマッピング定義情報であり、“ZZZ”は、ウェブページAAAとウェブページDDDとの間のウェブページ間複写のためのマッピング定義情報である。
なお、ステップS101において、作成済みのマッピング定義情報に対応するウェブページが画面に表示されていない場合には、表示されていないウェブページに対応するマッピング定義情報が選択できないように、グレーアウト表示としてもよい。例えば、ステップS101において、ウェブページAAA、BBBが表示され、ウェブページCCCおよびDDDが表示されていない場合には、マッピング定義情報“XXX”のみを選択可能にし、それ以外のマッピング定義情報“YYY”および“ZZZ”をグレーアウト表示にして選択できないようにしてもよい。
次に、ウェブページ間複写装置100は、操作入力部5を介して入力されたユーザからの指示に応じて、マッピング定義情報を選択する(S103)。例えば、図7では、ユーザが表示欄(行)5021をマウスでクリックすることによって、マッピング定義情報“XXX”が選択された場合が示されている。
ここで、マッピング定義情報“XXX”には、図6Aに示される複写元のウェブページ600の項目オブジェクト601(“Order.No.”)の項目データ“00001”を図6Bに示される複写先のウェブページ700の項目オブジェクト701(“オーダ番号”)の項目データとして複写し、複写元のウェブページ600の項目オブジェクト602(“Service No.”)で示される3行分の項目データ“S0001、S0002、S0003”を複写先のウェブページ700の項目オブジェクト702(“回線番号”)の3行分の項目データとして複写するためのマッピング定義が書き込まれているとする。
次に、ウェブページ間複写装置100は、操作入力部5を介して入力されたユーザからの指示に応じて、選択されたマッピング定義情報を用いたウェブページ間複写処理を実行する(S104)。具体的には、図7において、例えばユーザのマウス操作によりアイコン503がクリックされると、表示欄の表502で選択されたマッピング定義情報“XXX”を用いたウェブページ間複写処理が実行される。具体的には、複写部10が前述した各種の処理を実行することによって、ウェブページ間の複写が行われる。
なお、図7に示されるように、メニュー画面500に、アイコン504を設けておき、例えばユーザによってアイコン504がクリックされると、選択されたマッピング定義情報における項目オブジェクトの対応関係はそのままに、複写先と複写元を入れ替えるようにしてもよい。例えば、図7に示すように複写元のウェブページ名を表示する表示欄505に“AAA”を表示し、複写先のウェブページ名を表示する表示欄506に“BBB”を表示している場合に、アイコン504をクリックすることによって、表示欄505に“BBB”を表示し、表示欄506に“AAA”を表示するようにすれば、ユーザは複写元と複写先が入れ替わったことを容易に把握することができる。
ウェブページ間の複写が完了すると、ウェブページ間複写装置100は、複写が完了したウェブページを表示する(S105)。図8に、項目データの複写が完了した複写後のウェブページの一例を示す。図8には、上述のマッピング定義情報“XXX”に従って、複写元のウェブページ600の項目オブジェクト601(“Order.No.”)の項目データ“00001”が複写先のウェブページ700の項目オブジェクト701(“オーダ番号”)の項目データとして複写され、複写元のウェブページ600の項目オブジェクト602(“Service No.”)で示される3行分の項目データ“S0001、S0002、S0003”が複写先のウェブページ700の項目オブジェクト702(“回線番号”)の3行分の項目データとして複写されたことが示されている。
以上により、ウェブページ間複写に係る処理が終了する。
次に、マッピング定義情報の作成方法について説明する。
図2に示されるように、データ処理制御部1は、マッピング定義情報22を作成する機能部として、前述した、複写元情報抽出部12、複写先情報抽出部13、およびマッピング定義情報生成部14を備えている。
複写元情報抽出部12は、画面表示部4の画面に表示された複写元のウェブページから、当該ウェブページに含まれる各項目オブジェクトを抽出し、抽出した複写元の項目オブジェクトの情報を画面表示部4の画面に表示させる。具体的には、複写元情報抽出部12は、ブラウザ表示部11に対して、記憶部2に記憶されている複写元のウェブページのオブジェクトデータ23に含まれる項目オブジェクトの送信を要求し、ブラウザ表示部11が、その要求に応じて、複写元のウェブページの項目オブジェクトのデータを送信する。複写元情報抽出部12は、受信した複写元のウェブページの全ての項目オブジェクトの情報をリスト化して画面表示部4の画面に表示させる。画面に表示する項目オブジェクトの情報としては、例えば、前述したタグネーム(例えば“Order.No.”)であっても良いし、タグネームが付与されていない場合には、項目オブジェクトのウェブページ上の位置を表す情報(例えば“P1_T_L_C2_INDEX1”等)であってもよい。
なお、複写元情報抽出部12による項目オブジェクトの抽出方法としては、上述のように、複写元情報抽出部12がブラウザ表示部11に対して複写元のウェブページのオブジェクトデータに含まれる項目オブジェクトのみの送信を要求する方法でも良いし、複写元情報抽出部12がブラウザ表示部11に対して複写元のウェブページの全てのオブジェクトデータの送信を要求し、取得した全てのオブジェクトデータの中から項目オブジェクトのみを抽出する方法でも良く、項目オブジェクトの抽出方法は特に制限されない。
複写先情報抽出部13は、画面表示部4の画面に表示された複写先のウェブページから、当該ウェブページに含まれる各項目オブジェクトを抽出し、抽出した複写先の項目オブジェクトの情報を画面表示部4の画面に表示させる。項目オブジェクトの抽出方法は複写元情報抽出部12と同様である。
マッピング定義情報生成部14は、画面に表示された複写元の項目オブジェクトの情報の中から選択された項目オブジェクトに対応する識別情報と、画面に表示された複写先の項目オブジェクトの情報の中から選択された項目オブジェクトに対応する識別情報とを一組とするデータ対を選択された対応関係毎に生成し、マッピング定義情報22として記憶部2に格納する。
例えば、図4に示したように、画面に表示した複写元の複数の項目オブジェクトの情報の中から“Order.No.”が選択され、その複写元の項目オブジェクトに対応付ける複写先の項目オブジェクトとして“P1_T_L_C2_INDEX1”が選択されたら、“Order.No.”に対応する複写元の項目オブジェクトの識別情報と、“P1_T_L_C2_INDEX1”に対応する複写先の項目オブジェクトの識別情報とを一組とするデータ対405_1を生成する。上記の処理を、対応付けたい項目オブジェクト毎に行うことによって、図4に示されるような複数のデータ対405_1〜405_nを有するマッピング定義情報22が生成される。
図9は、実施の形態1に係るウェブページ間複写装置によるマッピング定義情報の作成処理の手順を示す図である。
先ず、ウェブページ間複写装置100は、操作入力部5を介して入力されたユーザからの指示に応じて、複写元となるウェブページと複写先となるウェブページとを画面表示部4の画面に表示する(S201)。ここでは、複写元のウェブページとして前述の図6Aに示したウェブページ600が表示され、複写先のウェブページとして前述の図6Bに示したウェブページ700が表示されたとして説明する。
次に、ウェブページ間複写装置100は、操作入力部5を介して入力されたユーザからの指示に応じて、マッピング定義情報22を作成するためのメニュー画面を表示する(S202)。
図10は、マッピング定義情報22を作成するためのメニュー画面の一例を示す図である。図10に示されるメニュー画面800において、表示欄801は複写元のウェブページを選択するためのウェブページ名を表示するアイコンであり、表示欄802は複写元のウェブページに含まれる項目オブジェクトの名称を表示するための欄であり、表示欄803は複写元のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データ(コピー対象の文字情報)を確認するための参考値として表示するための欄である。また、表示欄804は複写先のウェブページを選択するためのウェブページ名を表示するアイコンであり、表示欄805は複写先のウェブページに含まれる項目オブジェクトの名称(設定先名称)を表示する欄であり、表示欄806は複写先の項目オブジェクトに対応付けられた複写元の項目オブジェクトの名称(設定元名称)を表示するための欄である。また、表示欄807は、マッピング定義情報の生成処理の実行を指示するためのアイコンである。
次に、ウェブページ間複写装置100は、操作入力部5を介して入力されたユーザからの指示に応じて、複写元として選択されたウェブページの項目オブジェクトの情報を表示する(S203)。例えば、図10に示されるように、ユーザの指示により、メニュー画面800における表示欄801に表示されたウェブページ名(複写元のウェブページ識別情報)の中から一つのウェブページ名が選択されると、ウェブページ間複写装置100は、選択されたウェブページ名に対応するウェブページに含まれる全ての項目オブジェクトの情報を表示欄802に表示する。
具体的には、前述したように、複写元情報抽出部12が、画面表示部4の画面に表示された複写元のウェブページ600から、ウェブページ600に含まれる項目オブジェクトを抽出し、抽出した複写元の項目オブジェクトの情報を画面表示部4の表示欄802に表示させる。このとき、項目オブジェクトの情報だけでなく、その項目オブジェクトの項目データも、例えば“参考値”として表示欄803に表示してもよい。
次に、ウェブページ間複写装置100は、操作入力部5を介して入力されたユーザからの指示に応じて、複写先として選択されたウェブページの項目オブジェクトの情報を表示する(S204)。例えば、図10に示されるように、ユーザの指示により、メニュー画面800における表示欄804に表示されたウェブページ名(複写先のウェブページ識別情報)の中から一つのウェブページ名が選択されると、ウェブページ間複写装置100は、選択されたウェブページ名に対応するウェブページに含まれる全ての項目オブジェクトの情報を表示欄805に表示する。具体的には、前述したように、複写先情報抽出部13が、画面表示部4の画面に表示された複写先のウェブページ700から、ウェブページ700に含まれる項目オブジェクトを抽出し、抽出した複写先の項目オブジェクトの情報を画面表示部4の表示欄805に表示させる。
次に、ウェブページ間複写装置100は、操作入力部5を介して入力されたユーザからの指示に従って、選択された複写元のウェブページの項目オブジェクトと複写先のウェブページの項目オブジェクトとを対応付ける(S205)。例えば、表示欄802に表示された項目オブジェクトを一つ選択し、表示欄805に表示された所望の項目オブジェクトにドラッグ&ドロップすることにより、項目オブジェクト同士の対応付けを行うことができる。図10では、一例として、複写元の項目オブジェクト“Order.No.”が複写先の項目オブジェクト“P1_T_L_C1_INDEX1”に対応付けられ、複写元の項目オブジェクト“ServiceNo1”が複写先の項目オブジェクト“P1_T_L_C4_INDEX1”に対応付けられた場合が示されている。
このとき、対応付けられた項目オブジェクトが一目でわかるように、表示を切り替えるようにしてもよい。例えば、図11に示されるように、複写先のウェブページ700の表示画面において、対応付けられた項目オブジェクト701,702の項目欄の色を変えたり、点滅させたりしてもよい。これによれば、ユーザはどのオブジェクト項目が対応付けられたかを容易に判別することができる。
また、例えば、図10に示されるメニュー画面800上に表示されたアイコン808(“マッピング解除”)をクリックすることによって、選択された項目オブジェクト間の対応付けを解除できるようにしてもよい。
必要な全ての項目オブジェクトの対応付けが完了するまで、上記ステップS205の処理を繰り返し行う。その後、必要な項目オブジェクトの対応付けが完了したら、ウェブページ間複写装置100は、操作入力部5を介して入力されたユーザからの指示に従って、マッピング定義情報を生成する(S206)。例えば、ユーザがメニュー画面800上の“保存”と記されたアイコン807をマウスでクリックすると、ウェブページ間複写装置100は、表示欄805に表示された項目オブジェクトと表示欄806に表示された項目オブジェクトとを対応付けたマッピング定義情報を生成し、記憶部2に記憶する。具体的には、前述したように、マッピング定義情報生成部14が、項目オブジェクトの対応関係毎に、表示欄805において対応付けられた一組の項目オブジェクトの識別情報を一つのデータ対としてまとめることによって、マッピング定義情報を生成する。
なお、上述したウェブページ間複写に係る処理(図5)とマッピング定義情報の作成処理(図9)とは、同一のコンピュータ上で実行されても良いし、別個のコンピュータ上で実行されても良い。例えば、ウェブページ間コピーを行いたいユーザが、同一のコンピュータ上で、マッピング定義情報の作成処理(図9)を行った後に続けて、ウェブページ間複写に係る処理(図5)を実行してもよい。また、予め、管理者等がユーザとは異なるコンピュータ上でマッピング定義情報の作成処理(図9)を実行してマッピング定義情報を作成し、作成したマッピング定義情報をユーザに配布する。そして、ユーザが、配布されたマッピング定義情報を用いてウェブページ間複写に係る処理(図5)を実行しても良い。
以上、実施の形態1に係るウェブページ間複写装置によれば、マッピング定義情報に従って一方のウェブページの項目オブジェクトの項目データを他方のウェブページの項目オブジェクトの項目データとして複写することができるので、電子帳票がHTMLやXML等のマークアップ言語で記述したウェブページとして出力されていれば、電子帳票の種類によらず、一方の電子帳票に入力された情報を他方の電子帳票の所望の位置に容易に複写することが可能となる。これにより、ユーザの作業負担を軽減させることができ、且つ、ユーザによる誤入力を防止することが可能となる。
また、実施の形態1に係るウェブページ間複写装置によれば、電子帳票のデータベースに直接アクセスする方式ではないため、データベース毎にアクセスするためのモジュールや手順をプログラムで規定する必要がない。したがって、電子帳票毎にマッピング定義情報を設定する必要があるものの、複写を実行するためのプログラムは全ての電子帳票で共通化することができる。このため、電子帳票の種類毎にプログラムを開発する必要がなく、コストの増大を抑えることができる。
また、実施の形態1に係るウェブページ間複写装置によれば、図7に示したメニュー画面に従って複写元のウェブページの項目オブジェクトと複写先のウェブページの項目オブジェクトをユーザが選択することにより、容易にマッピング定義情報を作成することができる。
≪実施の形態2≫
図12は、本発明の実施の形態2に係るウェブページ間複写装置の構成を示す図である。
同図に示されるウェブページ間複写装置200は、一方のウェブページに表示されている文字情報を他方のウェブページの所望の位置にコピーする際に、オフセット情報に基づいてマッピング定義情報で示された項目オブジェクト間の対応関係を変更してコピーを行う点において、実施の形態1に係るウェブページ間複写装置100と相違し、その他の点は、実施の形態1に係るウェブページ間複写装置100と同様である。
なお、実施の形態2に係るウェブページ間複写装置200において、実施の形態1に係るウェブページ間複写装置100と同様の構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図12に示されるように、ウェブページ間複写装置200は、オフセット情報25を記憶部2に格納する。ここで、オフセット情報25とは、マッピング定義情報22で示された対応関係を一律に変更するための変更内容を示すデータである。例えば、複写元のウェブページにおいて表形式で示された項目オブジェクトの各項目データを、複写先のウェブページで別の表形式の項目オブジェクトの項目データとしてコピーする場合に、複写元のウェブページに表示された表の“行”および“列”を一律にずらしてコピーをすることを指示するデータである。
図13は、実施の形態2に係るウェブページ間複写装置によるオフセット情報を用いたウェブページ間複写を説明するための図である。
同図に示されるように、前述の図3と同様に、複写元ウェブページ30が複数の項目オブジェクトA、B、C1〜C6、およびD1〜D6を有し、複写先ウェブページ40が複数の項目オブジェクトa、b、c1〜c3、およびd1〜d3を有しているとする。この場合に、複写元ウェブページ30内の項目オブジェクトA、B、C4〜C6、およびD4〜D6を、複写先ウェブページ40内の項目オブジェクトa、b、c1〜c3、およびd1〜d3に夫々複写することを考える。
このとき、前述の図3と同様に、“A=a”,“B=b”,“C1=c1”,“C2=c2”,“C3=c3”,“D1=d1”,“D2=d2”,および“D3=d3”とするマッピング定義情報22が予め生成されていたとする。この場合に、図13に示すように、“行数オフセット=3”とするオフセット情報25を作成し、記憶部2に記憶しておく。マッピング定義情報22とオフセット情報25が作成された状態で、複写の実行が指示されると、複写部10は、マッピング定義情報22で指定された項目オブジェクトの対応関係をオフセット情報25で指定された行数だけ一律にずらして、複写を実行する。例えば、図11に示されるように、“C1=c1”の複写元の行数を“3”行だけずらし、対応関係を“C4=c1”に変換して複写を実行する。同様に、“C2=c2”の複写元の行数を“3”行だけずらし、対応関係を“C5=c2”に変換し、“C3=c3”の複写元の行数を“3”行だけずらし、対応関係を“C6=c3”に変換して、複写を実行する。
なお、オフセット情報25を生成するための処理は、上述したマッピング定義情報22の作成処理と同様に、ウェブページ間コピーを行いたいユーザが、ウェブページ間複写に係る処理(図5)を実行する前段階として同一のコンピュータ上で実行してもよし、管理者等がユーザとは異なるコンピュータ上でマッピング定義情報22とともにオフセット情報25を作成し、作成したマッピング定義情報22およびオフセット情報25をユーザに配布してもよい。
以上、実施の形態2に係るウェブページ間複写装置によれば、マッピング定義情報に加えてオフセット情報を用いることにより、マッピング定義情報を新たに作成することなくマッピング定義情報で定義された対応関係を変更することができるので、ユーザによる作業負荷を更に軽減することが可能となる。複写元と複写先のウェブページ自体の対応関係を変えずに、複写元または複写先の項目オブジェクトを変更したコピーを複数回実行する場合に、特に有効である。
以上、本発明者らによってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、実施の形態1および2において、複写対象のウェブページが電子帳票である場合を例示したが、これに限られず、マークアップ言語で記述されたデータ間であれば、複写が可能である。
また、実施の形態2において、オフセット情報25によって複写元のウェブページの項目オブジェクトの行数を変更してコピーを行う場合を例示したが、これに限られず、複写先の項目オブジェクトの行数を変更するようにしてもよい。
また、実施の形態1また2において、マッピング定義情報に加えて、複写元の項目オブジェクトの項目データを変換して複写先のウェブページに複写するための変換テーブルを記憶部2に記憶させてもよい。例えば、“和暦(元号)”を“西暦”に変換したり、“漢字”を“カタカナ”や“アルファベット”に変換する等の文字情報を別の文字情報に変換する変換テーブルを記憶部2に予め記憶しておく。そして、複写の実行が指示されたら、複写部10は、マッピング定義情報22で指定された項目オブジェクトの項目データを記憶部2に記憶された上記変換テーブルに従って変換し、変換したデータをマッピング定義情報22で指定された項目オブジェクトの項目欄に複写する。これによれば、ユーザによる作業負荷を更に軽減することが可能となる。
100、200…ウェブページ間複写装置、1…データ処理制御部、2…記憶部、3…通信I/F部、4…画面表示部、5…操作入力部、6…バス、10…複写部、11…ブラウザ表示部、12…複写元情報抽出部、13…複写先情報抽出部、14…マッピング定義情報生成部、21…プログラム、22…マッピング定義情報、23…複写元のウェブページのオブジェクトデータ、24…複写元のウェブページのオブジェクトデータ、25…オフセット情報。

Claims (7)

  1. 複写元のウェブページに含まれる項目オブジェクトと複写先のウェブページに含まれる項目オブジェクトとの対応関係を複数定義したマッピング定義情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記マッピング定義情報に従って、画面に表示された複写元のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データを、画面に表示された複写先のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データとして複写する複写部とを有する
    ことを特徴とするウェブページ間複写装置。
  2. 請求項1に記載のウェブページ間複写装置において、
    前記マッピング情報は、前記対応関係毎に、複写元のウェブページに含まれる項目オブジェクトを識別する識別情報と、前記画面に表示された複写先のウェブページに含まれる項目オブジェクトを識別する識別情報との組合せ情報である
    ことを特徴とするウェブページ間複写装置。
  3. 請求項2に記載のウェブページ間複写装置において、
    前記記憶部は、更に、前記対応関係を一律に変更するための変更内容を示すオフセット情報を記憶し、
    前記複写部は、前記オフセット情報に基づいて前記マッピング定義情報で示された項目オブジェクト間の対応関係を変更し、変更した対応関係に従って複写元のウェブページの項目オブジェクトの項目データを複写先の項目オブジェクトの項目データとして複写する
    ことを特徴とするウェブページ間複写装置。
  4. 請求項2または3に記載のウェブページ間複写装置において、
    前記画面に表示された複写元のウェブページから、当該ウェブページに含まれる各項目オブジェクトを抽出し、抽出した複写元の項目オブジェクトの情報を前記画面に表示する複写元情報抽出部と、
    前記画面に表示された複写先のウェブページから、当該ウェブページに含まれる各項目オブジェクトを抽出し、抽出した複写先の項目オブジェクトの情報を前記画面に表示する複写先情報抽出部と、
    前記画面に表示された複写元の項目オブジェクトの情報の中から選択された項目オブジェクトに対応する前記識別情報と、前記画面に表示された複写先の項目オブジェクトの情報の中から選択された項目オブジェクトに対応する前記識別情報とを一組とするデータ対を選択された対応関係毎に生成し、前記マッピング定義情報として前記記憶部に格納するマッピング定義情報生成部と、を更に有する
    ことを特徴とするウェブページ間複写装置。
  5. 請求項2乃至4の何れか一項に記載のウェブページ間複写装置において、
    前記項目オブジェクトを識別する識別情報は、項目オブジェクトに付与されたタグの識別名の情報、またはウェブページ内の項目オブジェクトの位置を示す位置情報である
    ことを特徴とするウェブページ間複写装置。
  6. 一方のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データを他方のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データとして複写するウェブページ間の複写方法であって、
    複写元のウェブページに含まれる項目オブジェクトと複写先のウェブページに含まれる項目オブジェクトとの対応関係を複数定義したマッピング定義情報に従って、画面に表示された複写元のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データを、画面に表示された複写先のウェブページに含まれる項目オブジェクトの項目データとして複写するステップを有する
    ことを特徴とするウェブページ間の複写方法。
  7. コンピュータに、請求項6に記載のウェブページ間の複写方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
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