JP2016070153A - バキュームポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】ベーンに掛かる圧力を逃すことで破損を防止することができるバキュームポンプの構造を提供する。【解決手段】ポンプ室2Aを有するハウジング2と、前記ポンプ室内に配置されるロータ3と、前記ロータによって支持され、前記ロータの回転に伴って前記ポンプ室を複数の作動空間に区画するベーン4と、を備え、前記ポンプ室内に潤滑油が供給されるバキュームポンプ1において、前記ベーンは、その両側面によって前記作動空間を区画するとともに、前記両側面にそれぞれ開口する逃し穴が形成され、前記逃し穴の開口部は、前記ポンプ室内に負圧が生成され、その負圧が作用したときに閉塞されることを特徴とする。【選択図】図5
Description
本発明は、バキュームポンプに関し、ベーンの破損を回避する技術に関する。
特許文献1には、自動車用のバキュームポンプとして使用されるベーンポンプが開示される。一般的なベーンポンプでは、略円形のポンプ室内に偏心して設けられるロータを設け、ロータの径方向に形成されたスリットでベーンを支持する。ベーンは、ロータのスリットに対して摺動可能に支持されており、その両端は、ポンプ室の内周面と接触した状態が維持されるように構成される。そして、ロータを回転駆動することでベーンによって区画されたポンプ室内の作動空間の容積を拡縮することでバキュームポンプとしての機能を果たしている。
従来のベーンポンプでは、ベーンを回転させることでポンプ室内の気体を圧縮することで負圧を生成している。また、ポンプ室内には潤滑油が供給され、各要素の回転駆動を滑らかにする役目を果たしている。しかしながら、低温始動時等に潤滑油の粘度が大きくなりベーンに掛かる圧力が極端に大きくなる状況が発生し得る。
本発明は、上記課題を鑑み、ベーンに掛かる圧力を逃すことで破損を防止することができるバキュームポンプの構造を提供する。
本発明は、上記課題を鑑み、ベーンに掛かる圧力を逃すことで破損を防止することができるバキュームポンプの構造を提供する。
本発明は、ポンプ室を有するハウジングと、前記ポンプ室内に配置されるロータと、前記ロータによって支持され、前記ロータの回転に伴って前記ポンプ室を複数の作動空間に区画するベーンと、を備え、前記ポンプ室内に潤滑油が供給されるバキュームポンプにおいて、前記ベーンは、その両側面によって前記作動空間を区画するとともに、前記両側面にそれぞれ開口する逃し穴が形成され、前記逃し穴の開口部は、前記ポンプ室内に負圧が生成され、その負圧が作用したときに閉塞されることを特徴とする。
本発明のバキュームポンプの一実施形態では、前記逃し穴の開口部には、前記開口部を閉塞可能な閉塞部材と、前記閉塞部材を開口部から離れる方向に付勢する付勢部材とが設けられ、前記負圧が作用したときに前記付勢部材の付勢力に抗して前記閉塞部材が移動して開口部を閉塞する。
本発明のバキュームポンプの別実施形態では、前記逃し穴の開口部には、前記開口部を閉塞可能、かつ、前記開口部よりも突出しない回動範囲で回動可能な閉塞部材が設けられ、前記負圧が作用したときに前記閉塞部材が回動して開口部を閉塞する。
本発明のバキュームポンプの他の実施形態では、前記逃し穴の内部には、前記開口部を閉塞可能な閉塞部材が移動自在に収容されるとともに、前記閉塞部材を一時的に係止する係止溝が設けられ、前記負圧が作用したときに前記閉塞部材が前記係止溝から外れて移動して開口部を閉塞する。
本発明によれば、低温始動時等、ポンプ室内部の潤滑油の粘度が大きくベーンに極端な高圧が作用し得る状況において、逃し穴を通じてベーンに掛かる圧力を逃すことで、ベーンの破損を回避できる。
図1を参照して、本発明のバキュームポンプの一実施形態であるベーンポンプ1について説明する。ベーンポンプ1は、例えば、エンジンルームの側面に固定され、ブレーキ倍力装置の負圧源として機能する。
ベーンポンプ1は、楕円形のポンプ室2Aを有する段付円筒状のハウジング2と、ハウジング2の背面側からポンプ室2A内に突出するように配置されるとともに、ポンプ室2Aの中心に対して軸心を偏心させて配置されたロータ3と、ポンプ室2A内に配置されるとともに、ロータ3に支持され、ロータ3とともに回転してポンプ室2A内を常時複数の作動空間2a〜2cに区画するベーン4と、ハウジング2の開口を塞ぎ、ポンプ室2Aを密閉するカバー5とを備えている。
ハウジング2は、その内部がポンプ室2Aとなる大径部2Bと、大径部2Bの外壁面側に隣接して形成された小径部とを備えており、小径部の内周面によってロータ3を回転自在に軸支している。ハウジング2の大径部2Bの側壁面には、前記ブレーキ倍力装置からポンプ室2Aへ気体(空気)を吸引するための吸引通路6が設けられており、この吸引通路6の上流には、前記ブレーキ倍力装置の負圧を維持するための逆止弁10が設けられている。
また、ポンプ室2Aの内壁面からハウジング2の外壁面まで貫通する貫通孔が穿設されており、この貫通孔が、ポンプ室2Aからハウジング2の外部へ気体を排出するための排出通路7となっている。排出通路7の出口には、所要時に排出通路7を開閉するリードバルブ(不図示)が設けられている。
また、ポンプ室2Aの内壁面からハウジング2の外壁面まで貫通する貫通孔が穿設されており、この貫通孔が、ポンプ室2Aからハウジング2の外部へ気体を排出するための排出通路7となっている。排出通路7の出口には、所要時に排出通路7を開閉するリードバルブ(不図示)が設けられている。
ポンプ室2A内となるロータ3の軸方向の一端には直径方向のスリット3Aが形成されており、スリット3Aに板状のベーン4が直径方向に摺動自在に取り付けられている。ベーン4の両先端にはポンプ室2Aの内周面と摺動するキャップ4Aが取り付けられている。ロータ3とベーン4が回転する際には、両キャップ4Aがポンプ室2Aの内周面と気密を保持して摺動するとともに、ベーン4の両側端面4B・4Bはカバー5の内側面及びポンプ室2Aの内壁面と摺動し、かつ、ロータ3の外周面の一部がポンプ室2Aの内周面と接触した状態に維持される。それによって、ポンプ室2A内が拡縮可能な作動空間2a〜2cとして区画されるようになっている。
エンジンが駆動されると、エンジンの駆動に連動してロータ3およびベーン4が回転されるので、ポンプ室2A内の三つの作動空間2a〜2cの容積が拡縮される。これにともなって吸引通路6を介して各作動空間2a〜2c内へ前記ブレーキ倍力装置内の気体(空気)が吸引されるとともに各作動空間2a〜2c内の気体は、排出通路7および開放された状態のリードバルブを介してポンプ室2Aの外部である前記エンジンルーム内へ排出される。
ロータ3とベーン4が回転される作動時には、所定の給油通路を介してポンプ室2A内とベーン4の摺動部分に潤滑油が供給される。そして、ポンプ室2A内に流入した潤滑油はポンプ室2A内の下部に一次貯溜された後に、回転されるベーン4とそのキャップ4Aによって移動されてから排出通路7と開放状態のリードバルブを介してポンプ室2Aの外部である前記エンジンルーム内へ排出される。
ロータ3とベーン4が回転される作動時には、所定の給油通路を介してポンプ室2A内とベーン4の摺動部分に潤滑油が供給される。そして、ポンプ室2A内に流入した潤滑油はポンプ室2A内の下部に一次貯溜された後に、回転されるベーン4とそのキャップ4Aによって移動されてから排出通路7と開放状態のリードバルブを介してポンプ室2Aの外部である前記エンジンルーム内へ排出される。
図2から図5を参照して、ベーン4について説明する。
ベーン4は、略直方体形状に形成され、その両先端面にキャップ4Aがそれぞれ取り付けられている。ベーン4は、側端面4Bと異なる側面、つまりポンプ室2Aを複数の作動空間に区画する両側面を有し、それら両側面にそれぞれ開口する逃し穴4Cを有する。
逃し穴4Cは、ベーン4の回転方向上流側に開口する開口部4D・4Dと、開口部4D・4D間を繋ぐ連通溝4Eとを有する。言い換えると、逃し穴4Cは、ロータ3に支持されて摺動しつつ回転するベーン4の作動側となる先端面と、その反対側の後端となる背面に開口し、両側面間を連通している。逃し穴4Cに設けられた開口部4D・4Dは、所要時に開放/閉塞されるように構成される。より詳細には、ポンプ室2A内に負圧が生成され、その負圧が開口部4Dに作用したときに閉塞され、かつ、それ以外の状態では開放されるように構成されている。
ベーン4は、略直方体形状に形成され、その両先端面にキャップ4Aがそれぞれ取り付けられている。ベーン4は、側端面4Bと異なる側面、つまりポンプ室2Aを複数の作動空間に区画する両側面を有し、それら両側面にそれぞれ開口する逃し穴4Cを有する。
逃し穴4Cは、ベーン4の回転方向上流側に開口する開口部4D・4Dと、開口部4D・4D間を繋ぐ連通溝4Eとを有する。言い換えると、逃し穴4Cは、ロータ3に支持されて摺動しつつ回転するベーン4の作動側となる先端面と、その反対側の後端となる背面に開口し、両側面間を連通している。逃し穴4Cに設けられた開口部4D・4Dは、所要時に開放/閉塞されるように構成される。より詳細には、ポンプ室2A内に負圧が生成され、その負圧が開口部4Dに作用したときに閉塞され、かつ、それ以外の状態では開放されるように構成されている。
図3に示すように、各開口部4Dには、開口部4Dを閉塞可能なボール4Fと、ボール4Fを開口部4Dから離れる方向に付勢するスプリング4Gとが設けられる。本実施形態において、開口部4Dは、ボール4Fと係合した際に閉塞するとともに、係合時にボール4Fが開口部4Dから突出しないように形成されている。スプリング4Gは、連通溝4Eの底部に固定されるとともに、ボール4Fに固定されており、ボール4Fを連通溝4Eの底部側に引っ張る方向に付勢する。つまり、スプリング4Gは、開口部4Dを開放する方向にボール4Fを付勢している。
なお、スプリング4Gのばね定数は、ベーン4にベーンポンプ1の負圧が作用したときに伸長する大きさに設定される。
なお、スプリング4Gのばね定数は、ベーン4にベーンポンプ1の負圧が作用したときに伸長する大きさに設定される。
図4に示すように、ベーンポンプ1の作動時において、ベーン4の作動側(ベーン4の回転方向上流側)に高圧が発生し、ベーン4の背面側(ベーン4の回転方向下流側)に負圧が発生する。これにより、ベーン4の作動側の開口部4Dは開放されるとともに、ベーン4の背面側の開口部4Dに負圧が作用し、スプリング4Gの付勢力に抗してボール4Fが開口部4Dに引っ張られて閉塞される。従って、通常時のベーンポンプ1の作動状態においては、ボール4Gによって開口部4Dが塞がれることとなり、逃し穴4Cの片側が閉じられた状態が維持される。
通常時のベーンポンプ1の作動状態において、逃し穴4Cは閉塞されており、逃し穴4Cを通じた潤滑油の流通は行われない。
通常時のベーンポンプ1の作動状態において、逃し穴4Cは閉塞されており、逃し穴4Cを通じた潤滑油の流通は行われない。
図5に示すように、ベーンポンプ1の始動時には、ベーン4の作動側(ベーン4の回転方向上流側)には高圧が発生するが、ポンプ室2A内に負圧が生成されていないため、ベーン4の背面側(ベーン4の回転方向下流側)に大気圧が作用する。これにより、スプリング4Gの付勢力によって、ボール4Fが開口部4Dの内側に引っ張られた状態が維持される。また、ベーンポンプ1の作動側、つまり排出通路7と相対する側の開口部4Dには高圧が作用する。従って、開口部4D・4Dが共に開放された状態となり、逃し穴4Cが連通される。このように、ベーンポンプ1の始動時には、高圧が掛かる作動側から逃し穴4Cを通じて背面側に圧力が逃される。
始動時には、ベーン4の逃し穴4Cが連通された状態が維持され、ベーン4に掛かるトルクを低減できるとともに、ベーン4の側面に掛かる高圧を反対側の側面に逃すことができる。ひいては、低温始動時等、ベーンポンプ1の内部の潤滑油の粘度が高い状態においても、ベーン4に極端な高圧が作用することを避けることができ、ベーン4の破損を回避することができる。
始動時には、ベーン4の逃し穴4Cが連通された状態が維持され、ベーン4に掛かるトルクを低減できるとともに、ベーン4の側面に掛かる高圧を反対側の側面に逃すことができる。ひいては、低温始動時等、ベーンポンプ1の内部の潤滑油の粘度が高い状態においても、ベーン4に極端な高圧が作用することを避けることができ、ベーン4の破損を回避することができる。
以上のように、本実施形態のベーンポンプ1の構成要素であるベーン4には、ベーン4の作動面から背面に圧力を逃がすための逃し穴4Cが設けられている。また、逃し穴4Cは、ポンプ室2A内に十分な負圧が生成されていない始動時に連通し、十分な負圧が形成された通常時に閉塞するように構成される。これにより、始動時にベーン4に掛かるトルクを低減することができる。そして、低温始動時等、内部の潤滑油の粘度が大きくベーン4の作動面側に極端な高圧が作用し得る状況において、連通状態にある逃し穴4Cを通じて高圧の潤滑油及び気体をベーン4の背面側に流通させて、ベーン4に掛かる圧力を低減できる。従って、高圧に起因するベーン4の変形を回避できる。
さらに、ベーン4に高圧が掛からないことから、排出通路7の開口面積を大きく取る必要がない。これにより、排出通路7の大きさを出来る限り小さくすることができ、ベーンポンプ1のリークを低減できる。
さらに、ベーン4に高圧が掛からないことから、排出通路7の開口面積を大きく取る必要がない。これにより、排出通路7の大きさを出来る限り小さくすることができ、ベーンポンプ1のリークを低減できる。
図6に示すように、開口部4Dの開口にシャッタ4Hを設けて、逃し穴4Cの開閉を制御しても良い。
シャッタ4Hは、開口部4Dに回動自在に取り付けられるとともに、開口部4Dよりも突出しない範囲で回動可能である。つまり、シャッタ4Hの回動範囲をベーン4の内方側に限定している。このように構成されるシャッタ4Hは、通常時は負圧を受けて開口部4Dを閉塞し、始動時は負圧の作用を受けないことで開口部4Dを開放する。
シャッタ4Hは、開口部4Dに回動自在に取り付けられるとともに、開口部4Dよりも突出しない範囲で回動可能である。つまり、シャッタ4Hの回動範囲をベーン4の内方側に限定している。このように構成されるシャッタ4Hは、通常時は負圧を受けて開口部4Dを閉塞し、始動時は負圧の作用を受けないことで開口部4Dを開放する。
図7に示すように、逃し穴4Cの内部の連通溝4Eの両端に係止溝4J・4Jを設け、逃し穴4C内に開口部4Dを閉塞可能なボール4Fを移動自在に収容することで、逃し穴4Cの開閉を制御しても良い。
係止溝4Jは、連通溝4Eの両端から延出されており、連通溝4E内を移動するボール4Fに遠心力が作用した際に、ボール4Fを一時的に係止する。そして、ベーン4が回転することで、ボール4Fが一側の係止溝4Jに移動し、さらに開口部4Dを通じて負圧が作用した際に、ボール4Fが開口部4D側に引っ張られて開口部4Dを閉塞する。他方、始動時には、負圧の作用を受けないことで、ボール4Fが係止溝4Jに係止され、開口部4Dが開放される。
係止溝4Jは、連通溝4Eの両端から延出されており、連通溝4E内を移動するボール4Fに遠心力が作用した際に、ボール4Fを一時的に係止する。そして、ベーン4が回転することで、ボール4Fが一側の係止溝4Jに移動し、さらに開口部4Dを通じて負圧が作用した際に、ボール4Fが開口部4D側に引っ張られて開口部4Dを閉塞する。他方、始動時には、負圧の作用を受けないことで、ボール4Fが係止溝4Jに係止され、開口部4Dが開放される。
1:ベーンポンプ(バキュームポンプ)、2:ハウジング、2A:ポンプ室、3:ロータ、4:ベーン、4C:逃し穴、4D:開口部、4E:連通溝、4F:ボール(閉塞部材)、4G:スプリング(付勢部材)、4H:シャッタ(閉塞部材)、4J:係止溝
Claims (4)
- ポンプ室を有するハウジングと、前記ポンプ室内に配置されるロータと、前記ロータによって支持され、前記ロータの回転に伴って前記ポンプ室を複数の作動空間に区画するベーンと、を備え、前記ポンプ室内に潤滑油が供給されるバキュームポンプにおいて、
前記ベーンは、その両側面によって前記作動空間を区画するとともに、前記両側面にそれぞれ開口する逃し穴が形成され、
前記逃し穴の開口部は、前記ポンプ室内に負圧が生成され、その負圧が作用したときに閉塞されることを特徴とするバキュームポンプ。 - 前記逃し穴の開口部には、前記開口部を閉塞可能な閉塞部材と、前記閉塞部材を開口部から離れる方向に付勢する付勢部材とが設けられ、前記負圧が作用したときに前記付勢部材の付勢力に抗して前記閉塞部材が移動して開口部を閉塞する請求項1に記載のバキュームポンプ。
- 前記逃し穴の開口部には、前記開口部を閉塞可能、かつ、前記開口部よりも突出しない回動範囲で回動可能な閉塞部材が設けられ、前記負圧が作用したときに前記閉塞部材が回動して開口部を閉塞する請求項1に記載のバキュームポンプ。
- 前記逃し穴の内部には、前記開口部を閉塞可能な閉塞部材が移動自在に収容されるとともに、前記閉塞部材を一時的に係止する係止溝が設けられ、前記負圧が作用したときに前記閉塞部材が前記係止溝から外れて移動して開口部を閉塞する請求項1に記載のバキュームポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014199408A JP2016070153A (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | バキュームポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014199408A JP2016070153A (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | バキュームポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016070153A true JP2016070153A (ja) | 2016-05-09 |
Family
ID=55864258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014199408A Pending JP2016070153A (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | バキュームポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016070153A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016122903A1 (de) * | 2016-11-28 | 2018-05-30 | Schwäbische Hüttenwerke Automotive GmbH | Gaspumpe mit Ölrückführung |
-
2014
- 2014-09-29 JP JP2014199408A patent/JP2016070153A/ja active Pending
Cited By (1)
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DE102016122903A1 (de) * | 2016-11-28 | 2018-05-30 | Schwäbische Hüttenwerke Automotive GmbH | Gaspumpe mit Ölrückführung |
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