JP2016069489A - インクジェット記録用水性インクセット、処理剤及びカートリッジ - Google Patents

インクジェット記録用水性インクセット、処理剤及びカートリッジ Download PDF

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Abstract

【課題】 光学濃度(OD値)及び彩度をさらに向上可能なインクジェット記録用水性インクセットを提供する。【解決手段】 インクジェット記録用水性インク及び処理剤を含むインクジェット記録用水性インクセットであって、前記水性インクは、着色剤及び水を含み、前記着色剤は、リン酸基により修飾された自己分散型顔料を含み、前記処理剤は、デキストラン及びその誘導体の少なくとも一方を含むことを特徴とする。デキストラン及びその誘導体の少なくとも一方を含む処理剤を、リン酸基により修飾された自己分散型顔料を含む水性インクと組み合わせたことで、光学濃度(OD値)及び彩度をさらに向上可能である。【選択図】 なし

Description

本発明は、インクジェット記録用水性インクセット、処理剤及びカートリッジに関する。
光学濃度(OD値)の向上を目的として、インクジェット記録用水性インク中の着色剤の溶解状態若しくは分散状態を不安定化させる処理剤を、インクジェット記録用水性インクと組み合わせたインクジェット記録用水性インクセットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006―159422号公報
しかしながら、前記水性インクセットには、更なる光学濃度(OD値)の向上が求められている。また、前記水性インクセットには、カラー記録における彩度の向上も求められている。
そこで、本発明は、光学濃度(OD値)及び彩度をさらに向上可能なインクジェット記録用水性インクセットを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のインクジェット記録用水性インクセットは、インクジェット記録用水性インク及び処理剤を含むインクジェット記録用水性インクセットであって、前記水性インクは、着色剤及び水を含み、前記着色剤は、リン酸基により修飾された自己分散型顔料を含み、前記処理剤は、デキストラン及びその誘導体の少なくとも一方を含むことを特徴とする。
本発明のインクジェット記録用水性インクセットは、デキストラン及びその誘導体の少なくとも一方を含む処理剤を、リン酸基により修飾された自己分散型顔料を含む水性インクと組み合わせたことで、光学濃度(OD値)及び彩度をさらに向上可能である。
図1は、本発明のインクジェット記録装置の構成の一例を示す概略斜視図である。 図2(a)及び(b)は、本発明のインクジェット記録方法による記録例を示す図である。
本発明において、「デキストラン及びその誘導体の少なくとも一方」とは、デキストラン単独であってもよいし、デキストラン誘導体単独であってもよいし、デキストラン及びデキストラン誘導体の混合物であってもよいことを意味する。
本発明のインクジェット記録用水性インクセット(以下、「水性インクセット」又は「インクセット」と言うことがある。)について説明する。本発明の水性インクセットは、インクジェット記録用水性インク(以下、「水性インク」又は「インク」と言うことがある。)及び処理剤を含む。
まず、前記水性インクについて説明する。前記水性インクは、着色剤及び水を含む。前述のとおり、前記着色剤は、リン酸基により修飾された自己分散型顔料(以下、「リン酸基修飾自己分散型顔料と言うことがある。」を含む。前記リン酸基修飾自己分散型顔料は、例えば、特表2009−515007号公報、特表2011−515535号公報、特開2006−199968号公報、特表2009−513802号公報、特表2011−510155号公報に記載の方法により調製できる。前記リン酸基修飾自己分散型顔料は、例えば、市販品を用いてもよい。本発明の水性インクは、自己分散型顔料を使用しているため、高分子顔料分散剤に起因する粘度上昇の問題が無く、かつ、取り扱い性に優れる。
前記自己分散型顔料の原料として用いることができる顔料としては、例えば、カーボンブラック、無機顔料及び有機顔料等があげられる。前記カーボンブラックとしては、例えば、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等があげられる。前記無機顔料としては、例えば、酸化チタン、酸化鉄系無機顔料及びカーボンブラック系無機顔料等をあげることができる。前記有機顔料としては、例えば、アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料等のアゾ顔料;フタロシアニン顔料、ペリレン及びペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料等の多環式顔料;塩基性染料型レーキ顔料、酸性染料型レーキ顔料等の染料レーキ顔料;ニトロ顔料;ニトロソ顔料;アニリンブラック昼光蛍光顔料;等があげられる。また、これら以外の顔料として、例えば、C.I.ピグメントブラック1、6及び7;C.I.ピグメントイエロー1、2、3、12、13、14、15、16、17、55、78、150、151、154、180、185及び194;C.I.ピグメントオレンジ31及び43;C.I.ピグメントレッド2、3、5、6、7、12、15、16、48、48:1、53:1、57、57:1、112、122、123、139、144、146、149、166、168、175、176、177、178、184、185、190、202、221、222、224及び238;C.I.ピグメントバイオレット196;C.I.ピグメントブルー1、2、3、15、15:1、15:2、15:3、15:4、16、22及び60;C.I.ピグメントグリーン7及び36等もあげられる。特に、前記処理を行うのに適した顔料としては、例えば、三菱化学(株)製の「MA8」及び「MA100」、デグサ社製の「カラーブラックFW200」等のカーボンブラックがあげられる。
前記水性インク全量に対する前記リン酸基修飾自己分散型顔料の固形分配合量(顔料固形分量)は、特に限定されず、例えば、所望の光学濃度又は彩度等により、適宜決定できる。前記顔料固形分量は、例えば、0.1重量%〜20重量%であり、好ましくは、2重量%〜10重量%であり、より好ましくは、4重量%〜6重量%である。
前記着色剤は、前記リン酸基修飾自己分散型顔料に加え、さらに他の顔料及び染料等を含んでもよいが、前記リン酸基修飾自己分散型顔料のみで構成されていることが好ましい。
前記水は、イオン交換水又は純水であることが好ましい。前記水性インク全量に対する前記水の配合量(水割合)は、例えば、10重量%〜90重量%であり、好ましくは、40重量%〜80重量%である。前記水割合は、例えば、他の成分の残部としてもよい。
前記水性インクは、さらに、水溶性有機溶剤を含むことが好ましい。前記水溶性有機溶剤としては、例えば、インクジェットヘッドのノズル先端部における水性インクの乾燥を防止する湿潤剤及び記録媒体上での乾燥速度を調整する浸透剤があげられる。
前記湿潤剤は、特に限定されず、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール等の低級アルコール;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド;アセトン等のケトン;ジアセトンアルコール等のケトアルコール;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル;ポリアルキレングリコール等のポリエーテル;アルキレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン等の多価アルコール;2−ピロリドン;N−メチル−2−ピロリドン;1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等があげられる。前記ポリアルキレングリコールは、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等があげられる。前記アルキレングリコールは、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール等があげられる。これらの湿潤剤は、1種類を単独で用いてもよいし、2種類以上を併用してもよい。これらの中で、アルキレングリコール、グリセリン等の多価アルコールが好ましい。
前記水性インク全量に対する前記湿潤剤の配合量は、例えば、0重量%〜95重量%であり、好ましくは、5重量%〜80重量%であり、より好ましくは、5重量%〜50重量%である。
前記浸透剤は、例えば、グリコールエーテルがあげられる。前記グリコールエーテルは、例えば、エチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコール−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコール−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコール−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコール−n−ヘキシルエーテル、トリエチレングリコールメチルエーテル、トリエチレングリコールエチルエーテル、トリエチレングリコール−n−プロピルエーテル、トリエチレングリコール−n−ブチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコール−n−プロピルエーテル、プロピレングリコール−n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコール−n−プロピルエーテル、ジプロピレングリコール−n−ブチルエーテル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、トリプロピレングリコールエチルエーテル、トリプロピレングリコール−n−プロピルエーテル及びトリプロピレングリコール−n−ブチルエーテル等があげられる。前記浸透剤は、1種類を単独で用いてもよいし、2種類以上を併用してもよい。
前記水性インク全量に対する前記浸透剤の配合量は、例えば、0重量%〜20重量%であり、好ましくは、0重量%〜15重量%であり、より好ましくは、1重量%〜4重量%である。
前記水性インクは、必要に応じて、さらに、従来公知の添加剤を含んでもよい。前記添加剤としては、例えば、界面活性剤、pH調整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤、防黴剤等があげられる。前記粘度調整剤は、例えば、ポリビニルアルコール、セルロース、水溶性樹脂等があげられる。
本発明の水性インクセットにおいて、前記水性インクが、処理剤よりも先に記録媒体に付与される場合には、前記水性インクは、前記浸透剤及び界面活性剤を含まない、又はそれらの配合量が少なく、浸透性の低いものであることが好ましい。これにより、前記水性インクが、後から記録媒体に付与される処理剤と接触しやすくなり、光学濃度(OD値)及び彩度がより向上した水性インクセットを得ることができる。前記水性インクの表面張力は、例えば、20mN/m〜50mN/mであり、好ましくは、25mN/m〜45mN/mであり、より好ましくは、30mN/m〜40mN/mである。
前記水性インクは、例えば、着色剤及び水と、必要に応じて他の添加成分とを、従来公知の方法で均一に混合し、フィルタ等で不溶解物を除去することにより調製できる。
つぎに、前記処理剤について説明する。前記処理剤は、デキストラン及びその誘導体の少なくとも一方(以下、「デキストラン等」と言うことがある。)を含むことが特徴であって、その他の構成は特に制限されない。前記デキストラン誘導体としては、例えば、カルボキシアルキルデキストラン及びその塩、デキストラン硫酸ナトリウム、デキストラン硫酸カリウム、デキストラン硫酸マグネシウム等があげられ、カルボキシアルキル基を有するものが好ましい。前記カルボキシアルキルデキストラン及びその塩のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基等があげられ、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基であることが好ましく、メチル基である(前記カルボキシアルキルデキストラン及びその塩が、カルボキシメチルデキストラン及びその塩である)ことが特に好ましい。
前記デキストラン等の分子量は、例えば、1000〜50万であり、好ましくは、1万〜20万である。記処理剤をインクジェット方式で記録媒体に吐出する場合、前記デキストラン等の分子量を50万以下とすれば、前記処理剤の増粘が無く、好ましい。
前記処理剤全量に対する前記デキストラン等の配合量(デキストラン等割合)は、吐出安定性の観点から、例えば、0.1重量%〜18重量%であり、好ましくは、1重量%〜18重量%であり、より好ましくは、5重量%〜18重量%である。
本発明の水性インクセットによる光学濃度(OD値)及び彩度向上のメカニズムは、例えば、つぎのように推定される。前記デキストラン等は、1,6結合を多く含んだ規則的な構造を有している。このような前記デキストラン等の規則的な構造が、リン酸基修飾自己分散型顔料のリン酸基と何らかの相互作用を生じさせ、光学濃度(OD値)及び彩度を向上させていると考えられる。一方、例えば、でんぷんは、D−グルコピラノースからなる高分子であるが、α−1,4結合であるアミロースと、アミロース骨格でα−1,6結合の分岐構造を多数持つアミロペクチンからなり、構造が規則的でなく、官能基も有しないため、光学濃度(OD値)及び彩度が向上しないと考えられる。ただし、このメカニズムは推定に過ぎず、本発明はこれに限定されない。
本発明のように、前述のリン酸基修飾自己分散型顔料を含む水性インクにではなく、処理剤にデキストラン等を配合することには、つぎのような利点がある。すなわち、前記水性インクにデキストラン等を多量に配合すると凝集が生じるため、デキストラン等の配合量に制限があるが、処理剤では、そのような制限が無いため、光学濃度(OD値)及び彩度の向上効果を得やすい。
本発明の水性インクセットにおいて、前記水性インクに含まれるリン酸基修飾自己分散型顔料が、リン酸基により修飾された自己分散型のカーボンブラックであり、前記処理剤全量に対する前記デキストラン等の配合量が、1重量%〜18重量%であることが好ましい。これにより、光学濃度(OD値)がより向上した水性インクセットを得ることができる。
本発明の水性インクセットにおいて、前記水性インクに含まれるリン酸基修飾自己分散型顔料が、リン酸基により修飾された自己分散型のC.I.ピグメントレッド122であり、前記処理剤全量に対する前記デキストラン等の配合量が、10重量%〜18重量%であることが好ましい。これにより、彩度がより向上した水性インクセットを得ることができる。
前記水性インクセットを、水性ブラックインク、水性カラーインク及び処理剤の組合せとして考えた場合、前記水性ブラックインクの着色剤としてリン酸基により修飾された自己分散型のカーボンブラックを選択し、前記カラーインクに関しては、少なくとも水性マゼンタインクの着色剤としてリン酸基により修飾された自己分散型のC.I.ピグメントレッド122を選択して水性インクセットを構成することが特に好ましい。ただし、ブラック又はマゼンタのいずれかの水性インクの着色剤を前記リン酸基修飾自己分散型顔料とするのみでも、従来よりも画質が向上した水性インクセットとすることができる。
前記処理剤は、さらに、水を含んでもよい。前記水は、イオン交換水又は純水であることが好ましい。前記処理剤全量に対する前記水の配合量は、特に限定されない。また、例えば、他の成分の残部として水を含み、処理剤をインクジェット記録装置のインクジェットヘッドから吐出可能な処理液として使用可能な形態としてもよい。
前記処理剤は、さらに水溶性有機溶媒を含んでもよい。前記水溶性有機溶剤としては、従来公知のものを使用することができる。前記水溶性有機溶剤としては、例えば、多価アルコール、多価アルコール誘導体、アルコール、アミド、ケトン、ケトアルコール、エーテル、含窒素溶剤、含硫黄溶剤、炭酸プロピレン、炭酸エチレン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等があげられる。前記多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、へキシレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、トリメチロールプロパン、1,5−ペンタンジオール、1,2,6−ヘキサントリオール等があげられる。前記多価アルコール誘導体としては、例えば、エチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコール−n−プロピルエーテル、エチレングリコール−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコール−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコール−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコール−n−ヘキシルエーテル、トリエチレングリコールメチルエーテル、トリエチレングリコールエチルエーテル、トリエチレングリコール−n−プロピルエーテル、トリエチレングリコール−n−ブチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコール−n−プロピルエーテル、プロピレングリコール−n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコール−n−プロピルエーテル、ジプロピレングリコール−n−ブチルエーテル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、トリプロピレングリコールエチルエーテル、トリプロピレングリコール−n−プロピルエーテル、トリプロピレングリコール−n−ブチルエーテル等があげられる。前記アルコールとしては、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、ベンジルアルコール等があげられる。前記アミドとしては、例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等があげられる。前記ケトンとしては、例えば、アセトン等があげられる。前記ケトアルコールとしては、例えば、ジアセトンアルコール等があげられる。前記エーテルとしては、例えば、テトラヒドロフラン、ジオキサン等があげられる。前記含窒素溶剤としては、例えば、ピロリドン、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、シクロへキシルピロリドン、トリエタノールアミン等があげられる。前記含硫黄溶剤としては、例えば、チオジエタノール、チオジグリコール、チオジグリセロール、スルホラン、ジメチルスルホキシド等があげられる。前記処理剤全量に対する前記水溶性有機溶剤の配合量は、特に制限されない。前記水溶性有機溶剤は、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。
前記処理剤は、着色剤を含まないことが好ましいが、着色剤を含んでもよい。前記処理剤が着色剤を含む場合には、記録画像に影響を与えない程度の量であることが好ましい。
前記処理剤は、必要に応じて、さらに、従来公知の添加剤を含んでもよい。前記添加剤としては、例えば、界面活性剤、pH調整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤、酸化防止剤、防黴剤等があげられる。前記粘度調整剤としては、例えば、ポリビニルアルコール、セルロース、水溶性樹脂等があげられる。
本発明の水性インクセットにおいて、前記処理剤が、水性インクよりも先に記録媒体に付与される場合には、前記処理剤は、前記水溶性有機溶剤のうち浸透性を高めるもの及び界面活性剤を含まない、又はそれらの配合量の少なく、浸透性の低いものであることが好ましい。これにより、前記処理剤が、後から記録媒体に付与される水性インクと接触しやすくなり、光学濃度(OD値)及び彩度がより向上した水性インクセットを得ることができる。前記処理剤の表面張力は、例えば、20mN/m〜60mN/mであり、好ましくは、25mN/m〜55mN/mであり、より好ましくは、30mN/m〜50mN/mである。
前記処理剤は、例えば、前記デキストラン等と、必要に応じて他の添加成分とを、従来公知の方法で均一に混合することにより調製できる。
本発明の水性インクセットは、カートリッジとして提供することも可能である。例えば、本発明のカートリッジは、本発明の水性インクセットを構成する処理剤を収容する処理剤収容部を備えた処理剤カートリッジと、本発明の水性インクセットを構成する水性インクを収容するインク収容部を有するインクカートリッジを各色毎に備えたインクカートリッジとを有するカートリッジセットとして提供されてもよいし、処理剤収納部及びインク収納部を形成するように内部が間仕切りされ、前記処理剤収納部に本発明の水性インクセットを構成する処理剤が収納され、前記インク収納部に本発明の水性インクセットを構成する水性インクが収納された一体型のカートリッジであってもよい。本発明のカートリッジの本体としては、従来公知のものを使用できる。
本発明によれば、前記水性インクセットに用いる処理剤であって、デキストラン等を含むことを特徴とする処理剤を提供可能である。また、本発明によれば、前記処理剤を含むカートリッジを提供可能である。
つぎに、本発明の記録方法及びインクジェット記録装置について説明する。
本発明の記録方法は、インクジェット記録用水性インク及び処理剤を含むインクジェット記録用水性インクセットを用いて記録する記録方法であって、記録媒体に前記処理剤を付与する処理剤付与工程と、前記処理剤付与工程において前記処理剤が付与された前記記録媒体に前記水性インクをインクジェット方式により吐出する吐出工程とを有し、前記水性インクセットとして、本発明のインクジェット記録用水性インクセットを用いることを特徴とする。
本発明のインクジェット記録装置は、インクセット収容部と、処理剤付与手段と、インク吐出手段とを含むインクジェット記録装置であって、前記インクセット収容部に、本発明のインクジェット記録用水性インクが収容され、前記水性インクセットを構成する前記処理剤が、前記処理剤付与手段によって記録媒体に付与され、前記水性インクセットを構成する前記水性インクが、前記インク吐出手段によって前記記録媒体に吐出されることを特徴とする。
本発明の記録方法は、例えば、本発明のインクジェット記録装置を用いて実施可能である。前記記録は、印字、印画、印刷等を含む。
図1に、本発明のインクジェット記録装置の一例の構成を示す。本例のインクジェット記録装置は、シリアル型インクジェットヘッドを採用したシリアル型インクジェット記録装置である。図示のとおり、このシリアル型インクジェット記録装置1は、カートリッジ集合体2と、インク吐出手段(シリアル型インクジェットヘッド)3と、ヘッドユニット4と、キャリッジ5と、駆動ユニット6と、プラテンローラ7と、パージ装置8とを主要な構成部材として含む。
カートリッジ集合体2は、処理剤カートリッジ2aと、4つのインクカートリッジ2bとを含む。処理剤カートリッジ2aは、本発明の処理剤を含む。4つのインクカートリッジ2bは、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色の水性インクを、それぞれ1色ずつ含む。前記4色の水性インクのうちの少なくとも一つが、本発明の水性インクである。ヘッドユニットに設置されたインクジェットヘッド3は、記録媒体(例えば、記録用紙)Pに記録を行う。キャリッジ5には、カートリッジ集合体2及びヘッドユニット4が搭載される。駆動ユニット6は、キャリッジ5を直線方向に往復移動させる。駆動ユニット6としては、例えば、従来公知のものを使用できる(例えば、特開2008−246821号公報参照)。プラテンローラ7は、キャリッジ5の往復方向に延び、シリアル型インクジェットヘッド3と対向して配置されている。
パージ装置8は、シリアル型インクジェットヘッド3の内部に溜まる気泡等を含んだ不良インクを吸引する。パージ装置8としては、例えば、従来公知のものを使用できる(例えば、特開2008−246821号公報参照)。
パージ装置8のプラテンローラ7側には、パージ装置8に隣接してワイパ部材20が配設されている。ワイパ部材20は、へら状に形成されており、キャリッジ5の移動に伴って、シリアル型インクジェットヘッド3のノズル形成面を拭うものである。図1において、キャップ18は、処理剤及び水性インクの乾燥を防止するため、記録が終了するとリセット位置に戻されるシリアル型インクジェットヘッド3の複数のノズルを覆うものである。
本例のシリアル型インクジェット記録装置1においては、カートリッジ集合体2は、ヘッドユニット4と共に、1つのキャリッジ5に搭載されている。ただし、本発明は、これに限定されない。シリアル型インクジェット記録装置1において、カートリッジ集合体2の各カートリッジは、ヘッドユニット4とは別のキャリッジに搭載されていてもよい。また、カートリッジ集合体2の各カートリッジは、キャリッジ5には搭載されず、シリアル型インクジェット記録装置1内に配置、固定されていてもよい。この態様においては、例えば、カートリッジ集合体2の各カートリッジと、キャリッジ5に搭載されたヘッドユニット4とが、チューブ等により連結され、カートリッジ集合体2の各カートリッジからヘッドユニット4に前記処理剤及び前記水性インクが供給される。
このシリアル型インクジェット記録装置1を用いた記録は、例えば、つぎのようにして実施される。まず、シリアル型インクジェットヘッド3から、記録用紙Pに本発明の処理剤を付与(吐出)する。前記処理剤の付与は、記録用紙Pの記録面の全面でもよく、一部でもよい。一部に付与する場合、記録用紙Pの記録面の少なくとも水性インクによる記録部分が付与部となる。一部に付与する場合、付与部の大きさは、記録部分よりも大きい方がよい。例えば、図2(a)に示すように、記録用紙Pに対し、文字(X)を記録する場合は、前記文字の線幅よりも大きな線幅で付与部30を形成するように処理剤を付与することが好ましい。また、図2(b)に示すように、記録用紙Pに対し、図柄を記録する場合は、前記図柄よりも大きな付与部40を形成するように処理剤を付与することが好ましい。
つぎに、シリアル型インクジェットヘッド3から、記録用紙Pの前記処理剤の付与部に、前記水性インクを吐出する。これにより、記録用紙P上で、前記処理剤と前記水性インクとが接触することで、光学濃度(OD値)及び彩度に優れた記録物を得ることが可能となる。前記処理剤の吐出から、前記水性インクの吐出までの時間は、特に制限されない。例えば、前記水性インクの吐出は、前記処理剤の吐出と同一走査内で実施すればよい。
本例では、前記処理剤を、前記水性インクの吐出に先立ち記録用紙Pに付与する前処理剤として使用している。ただし、本発明は、これに限定されない。本発明では、記録用紙Pに前記水性インクを先に吐出した後、前記処理剤を付与してもよいし、記録用紙Pへの前記処理剤の付与と前記水性インクの吐出とを同時に行ってもよい。
本例のシリアル型インクジェット記録装置1では、インク吐出手段(シリアル型インクジェットヘッド)3が、前記処理剤付与手段を兼ねている。ただし、本発明は、これに限定されない。本発明において、前記処理剤の付与は、例えば、スタンプ塗布、刷毛塗り、ローラ塗布等の方式により実施してもよい。
このようにして記録された記録用紙Pは、シリアル型インクジェット記録装置1から排紙される。なお、図1においては、記録用紙Pの給紙機構及び排紙機構の図示を省略している。
図1に示す装置では、シリアル型インクジェットヘッドを採用するが、本発明は、これに限定されない。前記インクジェット記録装置は、ライン型インクジェットヘッドを採用した装置であってもよい。
つぎに、本発明の実施例について比較例と併せて説明する。なお、本発明は、下記の実施例及び比較例により限定及び制限されない。
(水性インクの調製)
水性インク組成(表1)における、自己分散型顔料の水分散体を除く成分を、均一に混合しインク溶媒を得た。つぎに、自己分散型顔料の水分散体に前記インク溶媒を加え、均一に混合した。その後、得られた混合物を東洋濾紙(株)製のセルロースアセテートタイプメンブレンフィルタ(孔径3.00μm)でろ過することで、インクジェット用記録水性ブラックインクA及びインクジェット記録用水性マゼンタインクBを得た。
(処理剤の調製)
処理剤組成(表2)の各成分を、均一に混合して、処理剤1〜9を得た。
Figure 2016069489
Figure 2016069489
[実施例1−1〜1−7、比較例1−1及び1−2]
表3に示すように、前記水性ブラックインクA及び前記処理剤1〜9を組み合わせることで、インクジェット記録用水性インクセットを得た。
実施例1−1〜1−7、比較例1−1及び1−2について、光学濃度(OD値)差(ΔOD)評価を、下記の方法により実施した。
ブラザー工業(株)製のインクジェットプリンタDCP−J525Nを使用して、実施例1−1〜1−7、比較例1−1及び1−2の水性インクセットを構成する処理剤及び水性ブラックインクの連続吐出により、普通紙上に解像度600dpi×300dpiで黒単色パッチを含む画像を記録し評価サンプルを作製した。前記評価サンプル中の5箇所の光学濃度(OD値)を、X−Rite社製の分光測色計SpectroEyeにより測定し、平均値を求めた。前記普通紙には、XEROX社製のRecycled Supremeを用いた。
ついで、実施例1−1〜1−7、比較例1−1及び1−2における光学濃度(OD値)から、処理剤を用いずに前記水性ブラックインクAのみで前記評価サンプルを作製した比較例1−3における光学濃度(OD値)を差し引くことで、光学濃度(OD値)差(ΔOD)を算出した。
実施例1−1〜1−7、比較例1−1及び1−2の水性インクセットを構成する水性ブラックインク及び処理剤並びに光学濃度(OD値)差(ΔOD)評価結果を、表3に示す。
Figure 2016069489
表3に示すとおり、実施例1−1〜1−7では、処理剤を用いずに前記水性ブラックインクAのみで前記評価サンプルを作製した比較例1−3と比べて、光学濃度(OD値)の向上が見られた。特に、処理剤全量に対する前記デキストラン等の配合量を1重量%〜18重量%とした実施例1−2〜1−7では、光学濃度(OD値)の向上度合が大きかった。一方、処理剤としてでんぷん水溶液又は水を用いた比較例1−1及び1−2では、比較例1−3よりも光学濃度(OD値)が低下した。
[実施例2−1〜2−5、比較例2−1及び2−2]
表4に示すように、前記水性マゼンタインクB及び前記処理剤3〜9を組み合わせることで、インクジェット記録用水性インクセットを得た。
実施例2−1〜2−5、比較例2−1及び2−2について、彩度(C*)差(ΔC*)評価を、下記の方法により実施した。
ブラザー工業(株)製のインクジェットプリンタDCP−J525Nを使用して、実施例2−1〜2−5、比較例2−1及び2−2の水性インクセットを構成する処理剤及び水性マゼンタインクの連続吐出により、普通紙上に解像度600dpi×300dpiでマゼンタ単色パッチを含む画像を記録し評価サンプルを作製した。前記評価サンプル中の5箇所の彩度(C*)を、X−Rite社製の分光測色計SpectroEyeにより測定し、平均値を求めた。前記普通紙には、XEROX社製のRecycled Supremeを用いた。
ついで、実施例2−1〜2−5、比較例2−1及び2−2における彩度(C*)から、処理剤を用いずに前記水性マゼンタインクBのみで前記評価サンプルを作製した比較例2−3における彩度(C*)を差し引くことで、彩度(C*)差(ΔC*)を算出した。
実施例2−1〜2−5、比較例2−1及び2−2の水性インクセットを構成する水性マゼンタインク及び処理剤並びに彩度(C*)差(ΔC*)評価結果を、表4に示す。
Figure 2016069489
表4に示すとおり、実施例2−1〜2−5では、処理剤を用いずに前記水性マゼンタインクBのみで前記評価サンプルを作製した比較例2−3と比べて、彩度(C*)の向上が見られた。特に、処理剤全量に対する前記デキストラン等の配合量を10重量%〜18重量%とした実施例2−2〜2−5では、彩度(C*)の向上度合が大きかった。一方、処理剤としてでんぷん水溶液又は水を用いた比較例2−1及び2−2では、比較例2−3よりも彩度(C*)が低下した。
以上のように、本発明の水性インクセットは、光学濃度(OD値)及び彩度をさらに向上可能なものである。本発明の水性インクセットの用途は特に限定されず、各種の記録に幅広く適用可能である。
1 インクジェット記録装置
2 カートリッジ集合体
3 インクジェットヘッド
4 ヘッドユニット
5 キャリッジ
6 駆動ユニット
7 プラテンローラ
8 パージ装置

Claims (7)

  1. インクジェット記録用水性インク及び処理剤を含むインクジェット記録用水性インクセットであって、
    前記水性インクは、着色剤及び水を含み、
    前記着色剤は、リン酸基により修飾された自己分散型顔料を含み、
    前記処理剤は、デキストラン及びその誘導体の少なくとも一方を含むことを特徴とするインクジェット記録用水性インクセット。
  2. 前記リン酸基により修飾された自己分散型顔料が、リン酸基により修飾された自己分散型のカーボンブラックであり、
    前記処理剤全量に対する前記デキストラン及びその誘導体の少なくとも一方の配合量が、1重量%〜18重量%であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録用水性インクセット。
  3. 前記リン酸基により修飾された自己分散型顔料が、リン酸基により修飾された自己分散型のC.I.ピグメントレッド122であり、
    前記処理剤全量に対する前記デキストラン及びその誘導体の少なくとも一方の配合量が、10重量%〜18重量%であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録用水性インクセット。
  4. 前記デキストラン及びその誘導体の少なくとも一方が、カルボキシアルキル基を有するものを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクジェット記録用水性インクセット
  5. 前記デキストラン及びその誘導体の少なくとも一方が、カルボキシメチルデキストランを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェット記録用水性インクセット。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクジェット記録用水性インクセットに用いる処理剤であって、
    デキストラン及びその誘導体の少なくとも一方を含むことを特徴とする処理剤。
  7. 処理剤を含むカートリッジであって、前記処理剤が、請求項6記載の処理剤であることを特徴とするカートリッジ。
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