JP2016069027A - 蓋付カップ容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】置換効率を高めた場合においても、カップ本体内への水の進入を規制する。【解決手段】蓋体12の下端には、カップ径方向の外側に向けて突出するフランジ部12aが形成され、接続部材31には、第1シール材13と第2シール材16との間を上下方向に仕切る仕切り板33と、内側にフランジ部12aが挿入された外筒部32と、が備えられ、接続部材31およびフランジ部12aのうちのいずれか一方には、いずれか他方に液密に当接し、かつ外筒部32によりカップ径方向の外側から囲繞される内側シール部52が、全周にわたって形成され、内側シール部52には、内側空間58に連通する第1連通孔が形成され、蓋体12と接続部材31との間には、第1連通孔と、フランジ部12a及び外筒部32のうちの少なくとも一方に形成された放出孔と、を連通する放出通路63が形成され、放出通路63は、第1連通孔と放出孔とを迂回しながら連通している。【選択図】図1

Description

本発明は、蓋付カップ容器に関するものである。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、蓋体から取り外した副容器内の添加剤をカップ本体内に添加し、カップ本体内の内容物と添加剤とを混合させる蓋付カップ容器が知られている。また、下記特許文献2に示されるような、蓋体の内部に収容された添加剤を、蓋体をカップ本体から取り外すことなく、そのままの状態でカップ本体内の内容物と混合させる蓋付カップ容器も知られている。
実公平06−34310号公報 特許第5427999号公報
ここで、前記従来の蓋付カップ容器において、蓋体をカップ本体に装着したままの状態で添加剤を添加しようとする場合、置換効率を高めるために、添加剤の添加時にカップ本体内の空気を外部に放出する放出通路が必要になると考えられる。
しかしながら、このような放出通路を設けた場合、特許第4262533号公報の段落0022に記載されているように、この蓋付カップ容器を水槽内に投入したときに、放出通路を通して蓋付カップ本体に水が進入するおそれがある。そしてこの水は、添加剤の添加時にカップ本体内に進入するおそれがある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、置換効率を高めた場合においても、カップ本体内への水の進入を規制することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る蓋付カップ容器は、内容物が収容されるとともに、上端開口部が第1シール材によって封止されたカップ本体と、有頂筒状に形成されるとともに、その内部が添加剤の収容される収容室とされ、かつ下端開口部が第2シール材によって封止され、前記カップ本体の上方に配置された蓋体と、前記第1シール材と前記第2シール材とを上下方向で対向させた状態で、前記カップ本体と前記蓋体とを接続する接続部材と、を備える蓋付カップ容器であって、前記蓋体の下端には、カップ径方向の外側に向けて突出し、かつ全周にわたって連続して延びるフランジ部が形成され、前記接続部材には、前記第1シール材と前記第2シール材との間を上下方向に仕切る仕切り板と、内側に前記フランジ部が挿入され、かつ前記フランジ部をカップ径方向の外側から囲繞する外筒部と、が備えられ、前記接続部材および前記フランジ部のうちのいずれか一方には、いずれか他方に液密に当接し、かつ前記外筒部によりカップ径方向の外側から囲繞される内側シール部が、全周にわたって形成され、前記内側シール部には、当該内側シール部と前記仕切り板の上面と前記第2シール材とで形成する内側空間に連通する第1連通孔が形成され、前記蓋体と前記接続部材との間には、前記第1連通孔と、前記フランジ部及び前記外筒部のうちの少なくとも一方に形成された放出孔と、を連通する放出通路が形成され、前記放出通路は、前記第1連通孔と前記放出孔とを迂回しながら連通していることを特徴とする。
この発明によれば、例えば第2シール材、及び第1シール材を破断することにより、収容室内とカップ本体内とが連通し、収容室内の添加剤がカップ本体内に流入する。このとき、カップ本体内の気体を、内側空間、第1連通孔、放出通路、及び放出孔をこの順に通過させて外部に流出させることが可能になり、添加剤を効率よくカップ本体内に流入させることができる。
このように、カップ本体の開封、及び添加剤の添加を一連の操作で行うことが可能になり、優れた開封操作性を具備させることができる。
また放出通路が、第1連通孔と放出孔とを迂回しながら連通しているので、外部から内側空間に至る流路長を長く確保することができる。したがって、蓋付カップ容器が水槽内に投入された場合に、水が、放出孔を通して放出通路に進入しても、この水が、放出通路を通して第1連通孔に到達しにくくし、この第1連通孔から内側空間にまで到達しにくくすることができる。これにより、カップ本体の開封時にカップ本体内へ水が進入するのを規制することができる。
前記接続部材および前記フランジ部のうちのいずれか一方には、いずれか他方に液密に当接し、かつ前記外筒部によりカップ径方向の外側から囲繞されるとともに前記内側シール部をカップ径方向の外側から囲繞する外側シール部が、全周にわたって形成され、前記放出通路は、前記内側シール部と前記外側シール部との間に形成され、前記第1連通孔に連通する内側環状溝と、前記外側シール部と前記外筒部との間に形成され、前記放出孔に連通する外側環状溝と、前記外側シール部に形成され、前記内側環状溝と前記外側環状溝とを連通する第2連通孔と、を備えていてもよい。
この場合、接続部材またはフランジ部が、外側シール部、及び内側シール部を備えていて、接続部材と蓋体との間のシール部分がカップ径方向に2箇所配設されているので、内側空間の密封性を高めることができる。
また、放出通路が、内側環状溝、外側環状溝、及び第2連通孔を備えているので、放出通路の流路長を確実に長く確保することができる。
前記第1連通孔、及び前記第2連通孔は、互いにカップ周方向に離れた位置に配置され、前記接続部材は、前記外側シール部と前記内側シール部とを連結して前記内側環状溝をカップ周方向に分断する仕切り壁を備えてもよい。
この場合、第1連通孔、及び第2連通孔が、互いにカップ周方向に離れた位置に配置されるとともに、接続部材が、内側環状溝をカップ周方向に分断する仕切り壁を備えているので、蓋付カップ容器が水槽内に投入された場合に、水が、外側環状溝、及び第2連通孔をこの順に通過して内側環状溝内に進入したときに、カップ周方向の両側から第1連通孔に向けて流動しても、このうちの一方は仕切り壁により堰き止められ、他方のみが第1連通孔に到達することとなる。
これにより、第1連通孔に流入する外部からの水の流量を低く抑えることが可能になり、第1連通孔、及び第2連通孔が、互いにカップ周方向に離れた位置に配置されていて、外部から内側空間に至る流路長を長く確保することが可能になることと相俟って、水が、外側環状溝に進入しても、内側空間にまで到達しにくくすることができる。
本発明に係る蓋付カップ容器は、内容物が収容されるとともに、上端開口部が第1シール材によって封止されたカップ本体と、有頂筒状に形成されるとともに、その内部が添加剤の収容される収容室とされ、かつ下端開口部が第2シール材によって封止され、前記カップ本体の上方に配置された蓋体と、前記第1シール材と前記第2シール材とを上下方向で対向させた状態で、前記カップ本体と前記蓋体とを接続する接続部材と、を備える蓋付カップ容器であって、前記蓋体の下端には、カップ径方向の外側に向けて突出し、かつ全周にわたって連続して延びるフランジ部が形成され、前記接続部材には、前記第1シール材と前記第2シール材との間を上下方向に仕切る仕切り板と、内側に前記フランジ部が挿入され、かつ前記フランジ部をカップ径方向の外側から囲繞する外筒部と、が備えられ、前記接続部材および前記フランジ部のうちのいずれか一方には、いずれか他方に液密に当接し、かつ前記外筒部によりカップ径方向の外側から囲繞される内側シール部が、全周にわたって形成され、前記内側シール部には、当該内側シール部と前記仕切り板の上面と前記第2シール材とで形成する内側空間に連通する第1連通孔が形成され、前記蓋体と前記接続部材との間には、前記第1連通孔と、前記フランジ部及び前記外筒部のうちの少なくとも一方に形成された放出孔と、を連通する放出通路が形成され、前記第1連通孔、前記放出孔、及び前記放出通路のうちの少なくとも1つは、閉塞部材により開放可能に閉塞されていることを特徴とする。
この場合、第1連通孔、放出孔、及び放出通路のうちの少なくとも1つが、閉塞部材により閉塞されている。したがって、蓋付カップ容器が水槽内に投入された場合には、水が、放出孔、放出通路、及び第1連通孔を通して内側空間にまで到達することを、閉塞部材により規制することができる。
一方、収容室内の添加剤がカップ本体内に流入する際には、閉塞部材による閉塞を解除して、内側空間と外部とを、第1連通孔、放出通路、及び放出孔を通して連通することができる。したがって、カップ本体内の気体を、第1連通孔、放出通路、及び放出孔をこの順に通過させて外部に流出させることが可能になり、水をカップ本体内に進入させることなく、添加剤を効率よくカップ本体内に流入させることができる。
本発明に係る蓋付カップ容器は、内容物が収容されるとともに、上端開口部が第1シール材によって封止されたカップ本体と、有頂筒状に形成されるとともに、その内部が添加剤の収容される収容室とされ、かつ下端開口部が第2シール材によって封止され、前記カップ本体の上方に配置された蓋体と、前記第1シール材と前記第2シール材とを上下方向で対向させた状態で、前記カップ本体と前記蓋体とを接続する接続部材と、を備える蓋付カップ容器であって、前記蓋体の下端には、カップ径方向の外側に向けて突出し、かつ全周にわたって連続して延びるフランジ部が形成され、前記接続部材には、前記第1シール材と前記第2シール材との間を上下方向に仕切る仕切り板と、内側に前記フランジ部が挿入され、かつ前記フランジ部をカップ径方向の外側から囲繞する外筒部と、が備えられ、前記接続部材および前記フランジ部のうちのいずれか一方には、いずれか他方に液密に当接し、かつ前記外筒部によりカップ径方向の外側から囲繞される内側シール部が、全周にわたって形成され、前記内側シール部には、当該内側シール部と前記仕切り板の上面と前記第2シール材とで形成する内側空間に連通する第1連通孔が形成され、前記蓋体と前記接続部材との間には、前記第1連通孔と、前記フランジ部及び前記外筒部のうちの少なくとも一方に形成された放出孔と、を連通する放出通路が形成され、前記仕切り板の上面、及び前記放出通路のうちの少なくとも一方には、前記放出孔から進入した水を留めるトラップ部が設けられていることを特徴とする。
この場合、仕切り板の上面、及び放出通路のうちの少なくとも一方に、トラップ部が設けられている。したがって、蓋付カップ容器が水槽内に投入され、水が、放出孔から放出通路内に流入した場合であっても、この水を、仕切り板の上面や放出通路において、トラップ部に留めることができる。これにより、カップ本体の開封時にカップ本体内へ水が進入するのを規制することができる。
前記仕切り板には前記内側空間に連通する貫通孔が形成されており、前記トラップ部として、前記仕切り板の上面において前記貫通孔が配置された孔部分を回避するように設けられ、前記孔部分よりも下方に向けて窪む凹部が備えられていてもよい。
この場合、トラップ部として凹部が備えられているので、放出孔から放出通路内に流入した水が、第1連通孔を通して内側空間にまで到達したとしても、この水を、仕切り板の上面において凹部に貯留することができる。
本発明に係る蓋付カップ容器は、内容物が収容されるとともに、上端開口部が第1シール材によって封止されたカップ本体と、有頂筒状に形成されるとともに、その内部が添加剤の収容される収容室とされ、かつ下端開口部が第2シール材によって封止され、前記カップ本体の上方に配置された蓋体と、前記第1シール材と前記第2シール材とを上下方向で対向させた状態で、前記カップ本体と前記蓋体とを接続する接続部材と、を備える蓋付カップ容器であって、前記蓋体の下端には、カップ径方向の外側に向けて突出し、かつ全周にわたって連続して延びるフランジ部が形成され、前記接続部材には、前記第1シール材と前記第2シール材との間を上下方向に仕切る仕切り板と、内側に前記フランジ部が挿入され、かつ前記フランジ部をカップ径方向の外側から囲繞する外筒部と、が備えられ、前記接続部材および前記フランジ部のうちのいずれか一方には、いずれか他方に液密に当接し、かつ前記外筒部によりカップ径方向の外側から囲繞される内側シール部が、全周にわたって形成され、前記内側シール部には、当該内側シール部と前記仕切り板の上面と前記第2シール材とで形成する内側空間に連通する第1連通孔が形成され、前記蓋体と前記接続部材との間には、前記第1連通孔と、前記フランジ部及び前記外筒部のうちの少なくとも一方に形成された放出孔と、を連通する放出通路が形成され、前記カップ本体、及び前記接続部材のうちの少なくとも一方において、カップ周方向に沿って前記放出孔が配置された部分には、浮力体が設けられていることを特徴とする。
この場合、カップ本体、及び接続部材のうちの少なくとも一方において、カップ周方向に沿って放出孔が配置された部分に、浮力体が設けられている。したがって、蓋付カップ容器が水槽内に投入された場合に、蓋付カップ容器におけるカップ周方向に沿う部分のうち、放出孔が配置された部分に、他の部分と比べて大きな浮力を生じさせることが可能になり、放出孔を水面より上方に位置させやすくなり、水を、放出孔を通して放出通路内に進入させにくくすることができる。これにより、カップ本体の開封時にカップ本体内へ水が進入するのを規制することができる。
前記浮力体として、袋体に密封され、前記カップ本体の外周面に貼り付けられたストローを備えていてもよい。
この場合、浮力体として、袋体に密封されたストローが備えらえているので、このストローにより、例えば第2シール材、第1シール材を破断することで、カップ本体の開封、及び添加剤の添加を行うことができる。
本発明によれば、カップ本体内への水の進入を規制することができる。
本発明に係る第1実施形態として示した蓋付カップ容器の縦断面図である。 図1に示す蓋付カップ容器の上面図である。 図1及び図2に示す蓋付カップ容器の接続部材の上面図である。 図1〜図3に示す蓋付カップ容器が水中に投入された状態を示す説明図である。 本発明に係る第2実施形態として示した蓋付カップ容器の縦断面図である。 図5に示す蓋付カップ容器の接続部材の上面図である。 本発明に係る第2実施形態の変形例として示した蓋付カップ容器の縦断面図である。 図7に示す蓋付カップ容器の接続部材の上面図である。 本発明に係る変形例として示した蓋付カップ容器を構成する閉塞部材を含む要部の断面図である。 図9に示す蓋付カップ容器を傾斜姿勢とした状態を示す断面図である。
(第1実施形態)
以下、図面を参照し、本発明の第1実施形態に係る蓋付カップ容器1について説明する。
本実施形態の蓋付カップ容器1は、図1から図4に示されるように、内容物が収容されるカップ本体11と、カップ本体11を覆う蓋体12と、カップ本体11と蓋体12とを接続する接続部材31と、を備えている。カップ本体11は有底筒状に形成され、蓋体12は有頂筒状に形成され、接続部材31は筒状に形成されている。
カップ本体11、蓋体12、及び接続部材31それぞれの中心軸線は、共通軸と同軸に配置されている。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿う蓋体12の頂壁部17側を上側、カップ本体11の底部側を下側といい、容器軸Oに沿う方向を上下方向という。また、容器軸O方向から見た平面視において、容器軸Oに直交する方向をカップ径方向といい、容器軸O回りに周回する方向をカップ周方向という。
カップ本体11の上端には、カップ径方向の外側に向けて突出し、かつ全周にわたって連続して延びるフランジ部11bが形成されている。このフランジ部11bに第1シール材13が固着されることによって、カップ本体11の上端開口部11cが封止されている。
蓋体12は、カップ本体11の上方に配置され、第1シール材13を上方から覆っている。蓋体12の内部が添加剤の収容される収容室15となっている。蓋体12の下端には、カップ径方向の外側に向けて突出し、かつ全周にわたって連続して延びるフランジ部12aが形成されている。このフランジ部12aに第2シール材16が固着されることによって、蓋体12の下端開口部12bが封止されている。
なお、蓋体12の周壁部14には、カップ径方向の内側に向けて突出する支持突起12cが、カップ周方向に間隔をあけて複数形成されている。この支持突起12cは、蓋体12内に、他の蓋体12が頂壁部17側から挿入された状態で、他の蓋体12の頂壁部17の外周縁部17aを支持する。これにより、両蓋体12の密接を防止し、複数積み重ねられた蓋体12を個別に容易に取り出すことができる。
蓋体12の頂壁部17には、ストロー30が挿通される挿通孔18が形成されている。挿通孔18は、収容室15を介して第2シール材16に向けて開口している。蓋体12の頂壁部17のうち、外周縁部17aは、外周縁部17aよりカップ径方向の内側に位置する内側部分17bに対して上方に突出している。挿通孔18は、頂壁部17の内側部分17bに形成されている。なお、挿通孔18の上面視形状は円形状となっている。
接続部材31は、第1シール材13と第2シール材16とを上下方向で対向させた状態で、カップ本体11と蓋体12とを接続している。
接続部材31は、カップ本体11及び蓋体12それぞれのフランジ部11b、12aが挿入される外筒部32と、外筒部32の内側に配設され、第1シール材13と第2シール材16との間を上下方向に仕切る仕切り板33と、外筒部32と仕切り板33とを連結する環状の連結部34と、を備えている。
外筒部32には、カップ本体11のフランジ部11bを、このフランジ部11bの下側から支持する下側支持突部32aと、蓋体12のフランジ部12aを、このフランジ部12aの上側から支持する上側支持突部32bと、が形成されている。下側支持突部32a及び上側支持突部32bはそれぞれ、全周にわたって連続して延在している。
連結部34は、カップ本体11及び蓋体12の各フランジ部11b、12a同士の間に位置している。
連結部34には、カップ本体11のフランジ部11bの上面に液密に当接する下側シール突部35が形成されている。下側シール突部35は、全周にわたって連続して延びる突条状に形成されている。下側シール突部35は、カップ本体11のフランジ部11bを、下方に向けて付勢して下側支持突部32aに圧接させている。
仕切り板33の外周部には、蓋体12の頂壁部17に形成された、ストロー30の挿通孔18と第2シール材16を介して対向する貫通孔23が形成されている。貫通孔23は、図3に示されるように、仕切り板33の上面視で容器軸Oから離れている。
貫通孔23内には、下方に向けて尖る切刃24aを有する切刃部24と、切刃部24をカップ周方向に挟む両側に配置されるとともに、下面が平滑面とされた誘導部25と、が配設されている。
切刃部24は、カップ径方向の内側から外側に向かうに従い漸次カップ周方向の幅が狭くなり、かつそのカップ径方向の内側の端部が第1ヒンジ部26を介して仕切り板33に連結されている。誘導部25は、カップ径方向の外側から内側に向かうに従い漸次カップ周方向の幅が狭くなり、かつそのカップ径方向の外側の端部が第2ヒンジ部27を介して仕切り板33に連結されている。
第1ヒンジ部26は、貫通孔23の内周縁のうち、カップ径方向の内側の端部に位置しカップ径方向の外側を向く内端縁に連結されている。第2ヒンジ部27は、貫通孔23の内周縁のうち、カップ径方向の外側の端部に位置しカップ径方向の内側を向く外端縁に連結されている。
切刃部24は、仕切り板33の上面視において、第1ヒンジ部26に連結された1つの底辺部と、残り2つの斜辺部24bと、により画成された三角形状を呈し、2つの斜辺部24bの長さが互いに同等になっている。誘導部25も、仕切り板33の上面視において、切刃部24と同様の三角形状を呈しており、2つの斜辺部25a、25bのうち、切刃部24側に位置する内斜辺部25aの長さが、切刃部24の反対側に位置する外斜辺部25bの長さより長くなっている。なお、仕切り板33の上面視において、誘導部25の内斜辺部25aと、この内斜辺部25aに隣接する切刃部24の斜辺部24bと、は互いに平行となっている。
切刃部24及び誘導部25はそれぞれ板状に形成され、切刃部24の平面積が、誘導部25の平面積より大きくなっている。切刃部24及び誘導部25それぞれの上面は、仕切り板33の上面と面一となっている。
切刃24aは、切刃部24の下面における外周縁部のうち、カップ径方向の外側の端部に位置する部分に1つ形成されるとともに、2つの斜辺部24bが位置する部分に、その延在方向に複数連ねられて形成されている。
切刃部24におけるカップ径方向の外側の端部と、貫通孔23の内周縁における前記外端縁と、の間には、カップ径方向の隙間が設けられている。なお、この隙間は、ストロー30の外径より小さくなっている。
そして、貫通孔23の内周縁において、カップ周方向で互いに隣り合う第2ヒンジ部27同士の間に位置し、かつ切刃部24におけるカップ径方向の外側の端部(第1ヒンジ部26の反対側の端部)と対向する部分には、カップ径方向の内側に向けて突出する案内突起28が形成されている。図示の例では、案内突起28は、上方から下方に向かうに従い漸次、カップ径方向の内側に向けて大きく突出している。また、案内突起28は、貫通孔23の内周縁のうちの前記外端縁におけるカップ周方向の中央部に配置されている。
なお、案内突起28の縦断面視形状は例えば半円形状にする等適宜変更してもよい。
仕切り板33の下面には、第1補強突リブ33a、及び第2補強突リブ33bが形成されている。第1、第2補強突リブ33a、33bは、仕切り板33において、貫通孔23を回避した部分に形成されている。
第1補強突リブ33aは、仕切り板33の平面視において、第1ヒンジ部26、及び切刃部24の前記底辺部が延びる方向に沿って延在し、この延在方向に直交する直交方向に間隔をあけて複数配置されている。
第2補強突リブ33bは、前記直交方向に延び、前記延在方向に間隔をあけて複数配置されている。第2補強突リブ33bは、複数の第1補強突リブ33aのうち、第1ヒンジ部26、及び切刃部24の前記底辺部から最も離れて位置する第1補強突リブ33aから、これらの第1ヒンジ部26等の反対側に向けて延在し、仕切り板33の外周縁に至っている。
第1、第2補強突リブ33a、33bそれぞれの厚さ及び高さは互いに同等になっている。
また、切刃部24の下面に、第3補強突リブ24dが形成されている。第3補強突リブ24dは、前記直交方向に延び、前記延在方向に間隔をあけて複数配置されている。
第3補強突リブ24dは、第1、第2補強突リブ33a、33bと比べて厚さが厚く、かつ高さが低くなっている。
ここで、挿通孔18は、図1及び図2に示されるように、蓋体12の頂壁部17における外周部に形成されていて、頂壁部17における挿通孔18の開口周縁部のうち、カップ径方向の外側に位置する部分に、頂壁部17の上面視でカップ径方向の内側に向けて開口する形状を呈する規制壁部29が下方に向けて突設されている。なお、規制壁部29の前記上面視形状は、例えばC字状、U字状、若しくはコ字状にする等適宜変更してもよい。
規制壁部29は、挿通孔18に挿し込まれたストロー30の先端部が摺接することで、ストロー30の先端部が切刃部24に対してカップ径方向の外側に外れるのを規制している。図示の例では、規制壁部29は、頂壁部17の上面視で、挿通孔18の開口周縁部の半周程度となっているが、これに限定されない。
そして本実施形態では、接続部材31の連結部34に、図1及び図3に示されるように、蓋体12のフランジ部12aの下面に液密に当接し、かつ外筒部32によりカップ径方向の外側から囲繞される外側シール部51と、フランジ部12aの下面に液密に当接し、かつ外側シール部51によりカップ径方向の外側から囲繞される内側シール部52と、がそれぞれ全周にわたって形成されている。
外側シール部51及び内側シール部52はそれぞれ、筒状に形成されるとともに、容器軸Oと同軸に配設されている。外側シール部51及び内側シール部52それぞれの上端縁の容器軸O方向に沿う位置は互いに同等になっていて、第2シール材16を介してフランジ部12aに当接している。外側シール部51及び内側シール部52それぞれの上端縁は、第2シール材16との間を通した液体の流通を規制できる程度、十分厚肉に形成されている。なお外側シール部51及び内側シール部52それぞれの上端縁は、接着剤やヒートシール、超音波溶着などにより、第2シール材16に固着されていてもよい。
内側シール部52の内周面に、仕切り板33の外周縁が連結されている。仕切り板33の上面は、内側シール部52の上端縁から下方に離れている。内側シール部52は、仕切り板33の上面と第2シール材16との間に内側空間58を形成している。内側空間58には、仕切り板33の前記貫通孔23が連通している。
外側シール部51は、内側シール部52からカップ径方向の外側に離れており、外側シール部51及び内側シール部52それぞれの下端縁同士が、全周にわたって連続して延びる環状の内側底板53を介して連結されている。これらの外側シール部51、内側シール部52、及び内側底板53により、カップ周方向に延びる内側環状溝55が画成されている。なお、内側底板53の下面に、下側シール突部35が形成されている。
外側シール部51は、外筒部32の内周面に、全周にわたって連続して延びる環状の外側底板54を介して連結されている。外側底板54の上面は、外側シール部51及び外筒部32それぞれの上端縁より下方に位置している。外側底板54及び仕切り板33それぞれの上面の容器軸O方向に沿う位置は互いに同等になっている。外側シール部51の上端縁は、外筒部32の上端縁より下方に位置している。外筒部32のうち外側底板54より上方に位置する部分、外側シール部51のうち外側底板54より上方に位置する部分、及び外側底板54により、カップ周方向に延びる外側環状溝56が画成されている。
外側環状溝56の深さは、内側環状溝55の深さより浅くなっている。また、外側環状溝56の溝幅は、内側環状溝55の溝幅より広くなっている。なお、外側環状溝56及び内側環状溝55の深さ、及び溝幅の大小関係は適宜変更してもよい。
ここで、内側シール部52には、内側空間58と内側環状溝55とを連通する第1連通孔60が形成され、外側シール部51には、内側環状溝55と外側環状溝56とを連通する第2連通孔59が形成されている。第1連通孔60、及び第2連通孔59は、互いにカップ周方向に離れた位置に配置されている。図示の例では、第1連通孔60、及び第2連通孔59は、容器軸O回りに180°互いに離れた位置に配置されている。
なお、第1連通孔60は、内側シール部52のうち仕切り板33より上方に位置する部分における容器軸O方向の全長にわたって形成され、第2連通孔59は、外側シール部51のうち外側底板54より上方に位置する部分における容器軸O方向の全長にわたって形成されている。
フランジ部12aは、図1及び図2に示されるように、外側環状溝56を上方から閉塞している。図示の例では、フランジ部12aは、内側環状溝55も上方から閉塞している。フランジ部12aには、外側環状溝56と外部とを連通する放出孔62が形成されている。放出孔62は、容器軸O方向に貫通し、かつカップ径方向の外側に向けて開口している。なお放出孔62を、外筒部32に設けてもよい。この場合、例えば放出孔62を、外筒部32の内周面に溝状に形成すること等が可能である。
ここで、前述の内側環状溝55、外側環状溝56、及び第2連通孔59は、第1連通孔60と放出孔62とを連通する放出通路63を構成している。放出通路63は、蓋体12と接続部材31との間、図示の例では、フランジ部12aと連結部34との間に形成されている。放出通路63は、図3に示されるように、第1連通孔60と放出孔62とを迂回しながら連通している。図示の例では、第1連通孔60、及び第2連通孔59は、放出孔62に対して容器軸O回りに90°離れた各位置に配置されていて、放出通路63は、第1連通孔60と放出孔62とを、周方向に迂回しながら連通している。
また、接続部材31は、外側シール部51と内側シール部52とを連結して内側環状溝55をカップ周方向に分断する内側仕切り壁(仕切り壁)61を備えている。内側仕切り壁61は、容器軸O方向から見た接続部材31の平面視において、容器軸O回りに沿って放出孔62に対して第1連通孔60側に離れて配置されている。図示の例では、内側仕切り壁61は、容器軸O方向から見た接続部材31の平面視において、容器軸O回りに放出孔62に対して第1連通孔60側に45°離れて配置されている。内側仕切り壁61は、内側底板53から上方に向けて延在し、その上端縁は、外側シール部51及び内側シール部52それぞれの上端縁の容器軸O方向に沿う位置と同等になっている。
図示の例では、接続部材31に、外側環状溝56をカップ周方向に分断する外側仕切り壁57が備えられている。外側仕切り壁57は、外筒部32の内周面、外側底板54及び外側シール部51の外周面に一体に連結されている。外側仕切り壁57は、外側シール部51のうち外側底板54より上方に位置する部分における容器軸O方向の全長にわたって配設されている。図示の例では、外側仕切り壁57は、外筒部32のうち、外側底板54より上方に位置する部分における容器軸O方向の全長にわたって配設されている。
図2に示されるように、放出孔62内に外側仕切り壁57が配設されている。外側仕切り壁57は、放出孔62よりカップ周方向の長さが短くなっており、外側環状溝56が放出孔62を通して上方に開放されている。
さらに本実施形態では、カップ本体11、及び接続部材31のうちの少なくとも一方において、カップ周方向に沿って放出孔62が配置された部分には、浮力体67が設けられている。図示の例では、浮力体67として、袋体66に密封され、カップ本体11の外周面に貼り付けられたストロー30を備えている。なお、ストロー30は、カップ本体11の外周面に、容器軸O方向に延在した状態で貼着されている。ストロー30は、カップ本体11において、接続部材31に下側から隣接する部分から下側に向けて延びている。
また図示の例では、蓋付カップ容器1は、閉塞部材64を備えている。閉塞部材64は、第1連通孔60、放出孔62、及び放出通路63のうちの少なくとも1つを開放可能に閉塞している。閉塞部材64は、蓋体12、及び接続部材31を一体に覆うシュリンクフィルムにより構成されていて、放出孔62を外部から閉塞している。
この蓋付カップ容器1では、放出孔62が、閉塞部材64により閉塞されている。したがって、図4に示されるように、蓋付カップ容器1が水槽内に投入された場合には、水が、放出孔62、放出通路63、及び第1連通孔60を通して内側空間58にまで到達することを、閉塞部材64により規制することができる。
一方、この蓋付カップ容器1において、収容室15内の添加剤をカップ本体11内に流入させるときには、閉塞部材64による放出孔62の閉塞を解除して、内側空間58と外部とを、放出孔62、放出通路63、及び第1連通孔60を通して連通する。その後、ストロー30を挿通孔18から挿し込むと、ストロー30の先端部によりまず第2シール材16が破断され、次に、ストロー30の先端部が切刃部24を下方に向けて押し込むことで、切刃部24が第1ヒンジ部26回りに下方に向けて回動し、切刃24aが第1シール材13を破断する。これにより、収容室15内とカップ本体11内とが連通し、収容室15内の添加剤がカップ本体11内に流入する。このとき、カップ本体11内の気体を、第1連通孔60、放出通路63、及び放出孔62をこの順に通過させて外部に流出させることが可能になり、添加剤を効率よくカップ本体11内に流入させることができる。
以上説明したように、本実施形態による蓋付カップ容器1によれば、ストロー30を挿通孔18に挿し込む操作だけで、カップ本体11の開封、及び添加剤の添加を双方ともに行うことが可能になり、優れた開封操作性を具備させることができる。
また放出通路63が、第1連通孔60と放出孔62とを迂回しながら連通しているので、外部から内側空間58に至る流路長を長く確保することができる。したがって、図4に示されるように、蓋付カップ容器1が水槽内に投入された場合に、例えば、予め閉塞部材64が除去されていて、仮に水が、放出孔62を通して放出通路63に進入したとしても、この水が、放出通路63を通して第1連通孔60に到達しにくくし、この第1連通孔60から内側空間58にまで到達しにくくすることができる。これにより、カップ本体11の開封時にカップ本体11内へ水が進入するのを規制することができる。
また接続部材31が、蓋体12のフランジ部12aの下面に液密に当接する外側シール部51、及び内側シール部52を備えていて、接続部材31と蓋体12との間のシール部分がカップ径方向に2箇所配設されているので、内側空間58の密封性を高めることができる。
また、放出通路63が、内側環状溝55、外側環状溝56、及び第2連通孔59を備えているので、放出通路63の流路長を確実に長く確保することができる。
また、第1連通孔60、及び第2連通孔59が、互いにカップ周方向に離れた位置に配置されるとともに、接続部材31が、内側環状溝55をカップ周方向に分断する内側仕切り壁61を備えているので、図4に示されるように、蓋付カップ容器1が水槽内に投入された場合に、水が、外側環状溝56、及び第2連通孔59をこの順に通過して内側環状溝55内に進入したときに、カップ周方向の両側から第1連通孔60に向けて流動しても、このうちの一方は内側仕切り壁61により堰き止められ、他方のみが第1連通孔60に到達することとなる。
これにより、第1連通孔60に流入する外部からの水の流量を低く抑えることが可能になり、第1連通孔60、及び第2連通孔59が、互いにカップ周方向に離れた位置に配置されていて、外部から内側空間58に至る流路長を長く確保することが可能になることと相俟って、水が、外側環状溝56に進入しても、内側空間58にまで到達しにくくすることができる。
また、カップ本体11において、カップ周方向に沿って放出孔62が配置された部分に、浮力体67としてのストロー30が設けられている。したがって、図4に示されるように、蓋付カップ容器1が水槽内に投入された場合に、蓋付カップ容器1におけるカップ周方向に沿う部分のうち、ストロー30の配設された部分に、他の部分と比べて大きな浮力を生じさせることが可能になり、放出孔62を水面Fより上方に位置させやすくなり、水を、放出孔62を通して放出通路63内に進入させにくくすることができる。
ところで前述のように、ストロー30を挿通孔18から挿し込むことによる開封の過程において、挿通孔18に挿し込まれ第2シール材16を破断したストロー30の先端部が、切刃部24からカップ周方向の外側に外れ誘導部25に到達しても、誘導部25が第2ヒンジ部27回りに下方に向けて回動することで、ストロー30の先端部を切刃部24上に導くことが可能になり、切刃部24の切刃24aにより第1シール材13を確実に破断することができる。
また、誘導部25の下面が平滑面とされていて、誘導部25に切刃が形成されていないので、誘導部25がストロー30によって押し込まれても、第1シール材13が誘導部25によって破断されにくくなる。
さらに、切刃部24が、カップ径方向の内側から外側に向かうに従い漸次カップ周方向の幅が狭くなり、かつそのカップ径方向の内側の端部が第1ヒンジ部26を介して仕切り板33に連結される一方、誘導部25が、カップ径方向の外側から内側に向かうに従い漸次カップ周方向の幅が狭くなり、かつそのカップ径方向の外側の端部が第2ヒンジ部27を介して仕切り板33に連結されているので、切刃部24からカップ周方向の外側に外れて誘導部25に到達したストロー30を、切刃部24上に導きやすくなり、切刃部24の切刃24aにより第1シール材13を確実に破断することができる。
また、挿通孔18に挿し込まれ第2シール材16を破断したストロー30の先端部が、切刃部24からカップ径方向の外側に外れても、案内突起28上を摺動させることにより、ストロー30の先端部を切刃部24上に導くことが可能になり、切刃部24の切刃24aにより第1シール材13を確実に破断することができる。
また、挿通孔18に挿し込まれたストロー30の先端部が、切刃部24に対してカップ径方向の外側に外れようとしても、規制壁部29に摺接することにより、ストロー30の先端部を切刃部24上に導くことが可能になり、切刃部24の切刃24aにより第1シール材13を確実に破断することができる。
また、誘導部25を画成する2つの斜辺部25a、25bのうち、内斜辺部25aの長さが外斜辺部25bの長さより長くなっているので、挿通孔18に挿し込まれ第2シール材16を破断したストロー30の先端部が、切刃部24からカップ周方向の外側に外れ誘導部25に到達したときに、ストロー30の先端部を切刃部24上により一層確実に導くことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る蓋付カップ容器2を、図5および図6を参照して説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態の蓋付カップ容器2では、図5および図6に示されるように、仕切り板33の上面、及び放出通路63のうちの少なくとも一方には、放出孔62から進入した水を留めるトラップ部70が設けられている。図示の例では、トラップ部70として、仕切り板33の上面において貫通孔23が配置された孔部分を回避するように設けられ、前記孔部分よりも下方に向けて窪む凹部71が備えられている。凹部71は、仕切り板33において内側空間58を形成する部分に配置され、凹部71内は、内側空間58に連通している。凹部71は、仕切り板33の上面視でC字状に形成されている。凹部71は、前記上面視で第1連通孔60と径方向に連なって配置されている。
以上説明したように、本実施形態による蓋付カップ容器2によれば、仕切り板33の上面に、トラップ部70が設けられている。したがって、蓋付カップ容器2が水槽内に投入され、水が、放出孔62から放出通路63内に流入した場合であっても、この水を、仕切り板33の上面において、トラップ部70に留めることができる。これにより、カップ本体11の開封時にカップ本体11内へ水が進入するのを規制することができる。
また、トラップ部70として凹部71が備えられているので、放出孔62から放出通路63内に流入した水が、第1連通孔60を通して内側空間58にまで到達したとしても、この水を、仕切り板33の上面において凹部71に貯留することができる。
なお図7および図8に示す蓋付カップ容器3のように、凹部71が、区画壁72により複数に区画されていてもよい。区画壁72の下端は、凹部71の底面に連結され、区画壁72の上端は、第2シール材16に当接している。なお区画壁72の上端は、第2シール材16に当接していなくてもよい。
またトラップ部70を、放出通路63に設けてもよい。トラップ部70としては、例えば、放出通路63のうち、流路長方向に沿った一部分において流路断面積が大きくなる大径部を採用することができる。前記大径部としては、放出通路63のうち、流路長方向に沿った一部分が下方に向けて窪む窪み部や、放出通路63のうち、流路長方向に沿った一部分において流路幅が大きくなる拡幅部などが挙げられる。またトラップ部70として、放出通路63内に、通気性を具備しつつ吸水時に膨張する吸水性ポリマーを配置してもよい。なおこのように、トラップ部70を放出通路63に設ける場合、トラップ部70は、浮力体67からカップ周方向に180度離れた位置に設けることが好ましい。また、放出通路63における毛細管現象の防止を図るべく、放出通路63にトラップ部70を複数設けてもよい。
ここでトラップ部70として、前記大径部を採用した場合、例えば、放出通路63のうち、放出孔62に連なる部分に大径部を設け、この大径部の流路断面積を、放出孔62から離間するに従い、漸次大きくすることが可能である。これにより、放出孔62の開口面積を、気体が通過可能でかつ水が実質的に進入不能な程度に小さくすることが可能になり、放出通路63内への水の進入を効果的に抑えることができる。この場合、放出孔62の内周面に撥水加工を施したり、前記大径部に親水加工を施したりすることで、水の進入をより効果的に抑えることも可能である。なおトラップ部70を設けることなく、放出孔62の開口面積を小さくすることも可能である。また、放出孔62の開口面積を小さくすることに代えて、放出孔62にフィルターを設けることで、放出孔62を、気体が通過可能でかつ水が実質的に進入不能に形成してもよい。
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば前記実施形態では、第1連通孔60、及び第2連通孔59を、互いにカップ周方向に離れた位置に配置したが、カップ周方向に沿う同じ位置に配置してもよく、また、接続部材31が外側仕切り壁57及び内側仕切り壁61を備える構成を示したが、これら57、61を備えさせてなくてもよい。
また前記実施形態では、閉塞部材64が、蓋体12、及び接続部材31を一体に覆っているが、本発明はこれに限られない。例えば、放出孔62を限定して覆うタックシールなどを採用することも可能である。また閉塞部材64として、シュリンクフィルムに代えて有頂筒状のオーバーキャップを採用することも可能である。さらに閉塞部材64として、放出孔62の開口周縁部に弱化部を介して連結される栓体や、放出孔62に離脱可能に嵌合されるピン部材などを採用することも可能である。なお閉塞部材64として、有頂筒状のオーバーキャップを採用した場合、このオーバーキャップをカップ周方向に回転可能に設け、オーバーキャップの回転に伴って放出孔62を開閉させる構成を採用することも可能である。
また前記実施形態では、閉塞部材64が放出孔62を開放可能に閉塞しているが、本発明はこれに限られない。閉塞部材64が第1連通孔60や放出通路63を閉塞する構成を採用することもできる。
例えば図9および図10に示されるように、閉塞部材64として、放出通路63内に、自重により移動自在に配置されたボール弁68を採用してもよい。この構成では、放出通路63の内周面に配置凹部69が設けられている。ボール弁68は、図1に示されるような蓋付カップ容器1の正立姿勢の状態において、図9に示されるように、放出通路63を開放しつつ配置凹部69内に配置されている。そしてボール弁68は、図4に示されるような蓋付カップ容器1の傾斜姿勢の状態において、図10に示されるように、自重により移動して配置凹部69から離脱し、放出通路63内に液密に嵌合することで放出通路63を閉塞する。
また、前記実施形態の蓋付カップ容器1、2、3において、浮力体67に合わせて重量体を設けてもよい。この場合、浮力体67としてのストロー30に対して、カップ周方向の180度離れた位置に錘などの重量体を設けることが好ましい。重量体として、例えば、収容室15に収容される添加剤を用いることができる。この場合、収容室15を、容器軸Oを間に挟んで放出孔側と反放出孔側とに区画して、反放出孔側の空間に、前記添加剤を限定して収容することが好ましい。また重量体として、販売促進用の景品などを採用することも可能である。この場合、蓋付カップ容器1、2、3自体の浮力との関係により、浮力体67を設けない構成とすることもできる。
また浮力体67は、ストロー30に限られない。例えば、浮力体67として、接続部材31をカップ径方向の外側から囲繞する浮き輪を採用することも可能である。この場合、カップ本体11の底部に重量体を設けることで、蓋付カップ容器1、2、3を水中で正立姿勢にさせやすくすることができる。この場合、蓋付カップ容器1、2、3自体の浮力との関係により、浮力体67を設けない構成とすることもできる。
また前記実施形態では、外側シール部51や内側シール部52が接続部材31に設けられているが、本発明はこれに限られない。例えば、外側シール部51や内側シール部52が、フランジ部12aに設けられ、接続部材31の上面に液密に当接するような構成を採用することも可能である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1、2、3 蓋付カップ容器
11 カップ本体
11c 上端開口部
12 蓋体
12a フランジ部
12b 下端開口部
13 第1シール材
15 収容室
16 第2シール材
23 貫通孔
30 ストロー
31 接続部材
32 外筒部
33 仕切り板
51 外側シール部
52 内側シール部
55 内側環状溝
56 外側環状溝
58 内側空間
59 第2連通孔
60 第1連通孔
61 内側仕切り壁(仕切り壁)
62 放出孔
63 放出通路
64 閉塞部材
66 袋体
67 浮力体
70 トラップ部
71 凹部

Claims (8)

  1. 内容物が収容されるとともに、上端開口部が第1シール材によって封止されたカップ本体と、
    有頂筒状に形成されるとともに、その内部が添加剤の収容される収容室とされ、かつ下端開口部が第2シール材によって封止され、前記カップ本体の上方に配置された蓋体と、
    前記第1シール材と前記第2シール材とを上下方向で対向させた状態で、前記カップ本体と前記蓋体とを接続する接続部材と、を備える蓋付カップ容器であって、
    前記蓋体の下端には、カップ径方向の外側に向けて突出し、かつ全周にわたって連続して延びるフランジ部が形成され、
    前記接続部材には、前記第1シール材と前記第2シール材との間を上下方向に仕切る仕切り板と、内側に前記フランジ部が挿入され、かつ前記フランジ部をカップ径方向の外側から囲繞する外筒部と、が備えられ、
    前記接続部材および前記フランジ部のうちのいずれか一方には、いずれか他方に液密に当接し、かつ前記外筒部によりカップ径方向の外側から囲繞される内側シール部が、全周にわたって形成され、
    前記内側シール部には、当該内側シール部と前記仕切り板の上面と前記第2シール材とで形成する内側空間に連通する第1連通孔が形成され、
    前記蓋体と前記接続部材との間には、前記第1連通孔と、前記フランジ部及び前記外筒部のうちの少なくとも一方に形成された放出孔と、を連通する放出通路が形成され、
    前記放出通路は、前記第1連通孔と前記放出孔とを迂回しながら連通していることを特徴とする蓋付カップ容器。
  2. 前記接続部材および前記フランジ部のうちのいずれか一方には、いずれか他方に液密に当接し、かつ前記外筒部によりカップ径方向の外側から囲繞されるとともに前記内側シール部をカップ径方向の外側から囲繞する外側シール部が、全周にわたって形成され、
    前記放出通路は、
    前記内側シール部と前記外側シール部との間に形成され、前記第1連通孔に連通する内側環状溝と、
    前記外側シール部と前記外筒部との間に形成され、前記放出孔に連通する外側環状溝と、
    前記外側シール部に形成され、前記内側環状溝と前記外側環状溝とを連通する第2連通孔と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の蓋付カップ容器。
  3. 前記第1連通孔、及び前記第2連通孔は、互いにカップ周方向に離れた位置に配置され、
    前記接続部材は、前記外側シール部と前記内側シール部とを連結して前記内側環状溝をカップ周方向に分断する仕切り壁を備えることを特徴とする請求項2に記載の蓋付カップ容器。
  4. 内容物が収容されるとともに、上端開口部が第1シール材によって封止されたカップ本体と、
    有頂筒状に形成されるとともに、その内部が添加剤の収容される収容室とされ、かつ下端開口部が第2シール材によって封止され、前記カップ本体の上方に配置された蓋体と、
    前記第1シール材と前記第2シール材とを上下方向で対向させた状態で、前記カップ本体と前記蓋体とを接続する接続部材と、を備える蓋付カップ容器であって、
    前記蓋体の下端には、カップ径方向の外側に向けて突出し、かつ全周にわたって連続して延びるフランジ部が形成され、
    前記接続部材には、前記第1シール材と前記第2シール材との間を上下方向に仕切る仕切り板と、内側に前記フランジ部が挿入され、かつ前記フランジ部をカップ径方向の外側から囲繞する外筒部と、が備えられ、
    前記接続部材および前記フランジ部のうちのいずれか一方には、いずれか他方に液密に当接し、かつ前記外筒部によりカップ径方向の外側から囲繞される内側シール部が、全周にわたって形成され、
    前記内側シール部には、当該内側シール部と前記仕切り板の上面と前記第2シール材とで形成する内側空間に連通する第1連通孔が形成され、
    前記蓋体と前記接続部材との間には、前記第1連通孔と、前記フランジ部及び前記外筒部のうちの少なくとも一方に形成された放出孔と、を連通する放出通路が形成され、
    前記第1連通孔、前記放出孔、及び前記放出通路のうちの少なくとも1つは、閉塞部材により開放可能に閉塞されていることを特徴とする蓋付カップ容器。
  5. 内容物が収容されるとともに、上端開口部が第1シール材によって封止されたカップ本体と、
    有頂筒状に形成されるとともに、その内部が添加剤の収容される収容室とされ、かつ下端開口部が第2シール材によって封止され、前記カップ本体の上方に配置された蓋体と、
    前記第1シール材と前記第2シール材とを上下方向で対向させた状態で、前記カップ本体と前記蓋体とを接続する接続部材と、を備える蓋付カップ容器であって、
    前記蓋体の下端には、カップ径方向の外側に向けて突出し、かつ全周にわたって連続して延びるフランジ部が形成され、
    前記接続部材には、前記第1シール材と前記第2シール材との間を上下方向に仕切る仕切り板と、内側に前記フランジ部が挿入され、かつ前記フランジ部をカップ径方向の外側から囲繞する外筒部と、が備えられ、
    前記接続部材および前記フランジ部のうちのいずれか一方には、いずれか他方に液密に当接し、かつ前記外筒部によりカップ径方向の外側から囲繞される内側シール部が、全周にわたって形成され、
    前記内側シール部には、当該内側シール部と前記仕切り板の上面と前記第2シール材とで形成する内側空間に連通する第1連通孔が形成され、
    前記蓋体と前記接続部材との間には、前記第1連通孔と、前記フランジ部及び前記外筒部のうちの少なくとも一方に形成された放出孔と、を連通する放出通路が形成され、
    前記仕切り板の上面、及び前記放出通路のうちの少なくとも一方には、前記放出孔から進入した水を留めるトラップ部が設けられていることを特徴とする蓋付カップ容器。
  6. 前記仕切り板には前記内側空間に連通する貫通孔が形成されており、
    前記トラップ部として、前記仕切り板の上面において前記貫通孔が配置された孔部分を回避するように設けられ、前記孔部分よりも下方に向けて窪む凹部が備えられていることを特徴とする請求項5に記載の蓋付カップ容器。
  7. 内容物が収容されるとともに、上端開口部が第1シール材によって封止されたカップ本体と、
    有頂筒状に形成されるとともに、その内部が添加剤の収容される収容室とされ、かつ下端開口部が第2シール材によって封止され、前記カップ本体の上方に配置された蓋体と、
    前記第1シール材と前記第2シール材とを上下方向で対向させた状態で、前記カップ本体と前記蓋体とを接続する接続部材と、を備える蓋付カップ容器であって、
    前記蓋体の下端には、カップ径方向の外側に向けて突出し、かつ全周にわたって連続して延びるフランジ部が形成され、
    前記接続部材には、前記第1シール材と前記第2シール材との間を上下方向に仕切る仕切り板と、内側に前記フランジ部が挿入され、かつ前記フランジ部をカップ径方向の外側から囲繞する外筒部と、が備えられ、
    前記接続部材および前記フランジ部のうちのいずれか一方には、いずれか他方に液密に当接し、かつ前記外筒部によりカップ径方向の外側から囲繞される内側シール部が、全周にわたって形成され、
    前記内側シール部には、当該内側シール部と前記仕切り板の上面と前記第2シール材とで形成する内側空間に連通する第1連通孔が形成され、
    前記蓋体と前記接続部材との間には、前記第1連通孔と、前記フランジ部及び前記外筒部のうちの少なくとも一方に形成された放出孔と、を連通する放出通路が形成され、
    前記カップ本体、及び前記接続部材のうちの少なくとも一方において、カップ周方向に沿って前記放出孔が配置された部分には、浮力体が設けられていることを特徴とする蓋付カップ容器。
  8. 前記浮力体として、袋体に密封され、前記カップ本体の外周面に貼り付けられたストローを備えていることを特徴とする請求項7に記載の蓋付カップ容器。
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