JP2016068640A - 列車制御システム、車上装置及び列車制御方法 - Google Patents

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了 石川
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Abstract

【課題】擬似信号に基づく走行制御が行われることを防止すること。
【解決手段】列車制御システム1では、先行列車40の在線区間が絶対停止区間、その1区間後方区間が許容停止区間と設定され、後続列車40の在線区間に、当該列車の走行を制御するための走行制御情報60(ATC信号)が送信される。走行制御情報60は、当該情報の送信先区間及びその内方区間それぞれの区間IDや許容停止区間であるかを示すフラグを含む。車上装置50は、受信した走行制御情報60に含まれる内方区間IDを記憶しておき、新たな区間に進入して新たな走行制御情報60を受信した場合に、受信した走行制御情報60に含まれる送信先区間IDと、記憶している内方区間IDとの一致を判定する。双方の区間IDが一致するならば、受信した走行制御情報60で記憶内容を更新するとともに、当該情報に基づく走行制御(速度制御)を行う。一致しないならば、受信した走行制御情報(ATC信号)は、擬似信号であると判定し、当該情報を無効とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、列車制御システム等に関する。
列車制御システムの一種であるATC(Automatic Train Control)システムでは、先行列車の位置に基づいて、この先行列車の後方の各区間(軌道回路を単位とする区間)それぞれに制限速度等の制御情報を定め、各区間のレールに当該区間の制御情報を含むATC信号を送信する。車上装置は、レールから受信したATC信号に基づく走行制御(速度制御)を行う。
ところで、ATCシステムでは、2種類の停止信号が用いられる。すなわち、先行列車の在線区間や分岐器の転換が保証されていない区間等の列車の進入が禁止される絶対停止区間に用いられる絶対停止信号と、絶対停止区間の外方区間であって列車の進入を許容するが区間内で停止しなくてはならない許容停止区間に用いられる許容停止信号とである。絶対停止信号は、ATC信号が送信されない無信号とし、許容停止信号は、当該区間の進入側から停止位置までの距離を含む有信号としている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許第2829588号公報 特許第4580068号公報
上述のように、ATC信号は、各列車の在線区間に応じて、区間毎に生成・送信される。つまり、車上装置は、自列車が新たな区間へ進入したタイミングや、先行列車の在線区間が変化したタイミングで、新たなATC信号を受信することになる。車上装置では、受信したATC信号の内容を記憶しておき、ATC信号を新たに受信する毎に記憶内容を更新するともに、最新のATC信号の内容に基づく走行制御を行う。デジタル電文であるATC信号の信頼性は、例えば、信号内容が連続して所定回数一致することや、誤り訂正符号の付加などによって向上を図ることができる。
しかしながら、各区間の軌道回路が非共振式無絶縁軌道回路の場合には、ある区間に対して送信されたATC信号が他の区間にも流れ込む場合がある。つまり、車上装置において受信したATC信号が、自列車の在線区間に送信されたATC信号ではなく、誘導や回り込み等によって上下線を含む近隣区間のATC信号である場合がある。その場合に受信されたATC信号は、正規のATC信号でありながら、自列車の在線区間に対応するATC信号ではないため、車上装置にとっては擬似信号といえる。車上装置では、在線区間に送信されている本来受信すべきATC信号と、擬似信号とを区別できない。このため、例えば、無信号区間において擬似信号を受信してしまうことで、本来、絶対停止信号に応じた走行制御をすべきところを、許容停止信号に応じた走行制御を採用してしまうといった非常に危険な事態が発生する可能性があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、擬似信号に基づく走行制御が行われることを防止することである。
上記課題を解決するための第1の発明は、
隣接区間で異なるIDとなるように区間数より少ない所定数の区間IDの何れかが各区間に割り当てられ、各区間の軌道回路が非共振式無絶縁軌道回路で構成された線路上を走行する列車に搭載された車上装置と、地上装置とを具備する列車制御システムであって、
前記地上装置は、
当該区間のレールに、当該区間の区間IDを送信先区間IDとし、1区間内方区間の区間長を示す内方区間長情報および1区間内方区間の区間ID(以下「内方区間ID」という)とともに送信する送信手段、
を備え、
前記車上装置は、
前記レールから、前記送信先区間ID、前記内方区間長情報および前記内方区間IDを受信する受信手段と、
前記受信された内方区間長情報および内方区間IDを記憶する記憶手段と、
当該車上装置が搭載された列車が新たな区間に進入した場合に、前記受信手段によって新たに受信された前記送信先区間IDが、前記記憶手段に記憶された内方区間IDと一致するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により一致すると判定された場合に、新たに受信された前記内方区間長情報および前記内方区間IDで前記記憶手段の記憶内容を更新する記憶内容更新制御手段と、
前記判定手段により一致しないと判定された場合に、前記記憶手段に記憶された内方区間長情報を用いて、進入した新たな区間の走行を制御する走行制御手段と、
を備えた、
列車制御システムである。
また、他の発明として、
隣接区間で異なるIDとなるように区間数より少ない所定数の区間IDの何れかが各区間に割り当てられ、各区間の軌道回路が非共振式無絶縁軌道回路で構成された線路上を走行する列車に搭載された車上装置と、当該区間のレールに当該区間の区間IDを送信先区間IDとし、1区間内方区間の区間長を示す内方区間長情報および1区間内方区間の区間ID(以下「内方区間ID」という)とともに送信する送信手段を備えた地上装置とを具備して構成される列車制御システムの前記車上装置であって、
前記レールから、前記送信先区間ID、前記内方区間長情報および前記内方区間IDを受信する受信手段と、
前記受信された内方区間長情報および内方区間IDを記憶する記憶手段と、
当該車上装置が搭載された列車が新たな区間に進入した場合に、前記受信手段によって新たに受信された前記送信先区間IDが、前記記憶手段に記憶された内方区間IDと一致するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により一致すると判定された場合に、新たに受信された前記内方区間長情報および前記内方区間IDで前記記憶手段の記憶内容を更新する記憶内容更新制御手段と、
前記判定手段により一致しないと判定された場合に、前記記憶手段に記憶された内方区間長情報を用いて、進入した新たな区間の走行を制御する走行制御手段と、
を備えた車上装置を構成しても良い。
また、他の発明として、
隣接区間で異なるIDとなるように区間数より少ない所定数の区間IDの何れかが各区間に割り当てられ、各区間の軌道回路が非共振式無絶縁軌道回路で構成された線路上を走行する列車に搭載された車上装置と、地上装置とによって前記車上装置が搭載された列車を制御する列車制御方法であって、
前記地上装置が、
当該区間のレールに、当該区間の区間IDを送信先区間IDとし、1区間内方区間の区間長を示す内方区間長情報および1区間内方区間の区間ID(以下「内方区間ID」という)とともに送信することを行い、
前記車上装置が、
前記レールから、前記送信先区間ID、前記内方区間長情報および前記内方区間IDを受信することと、
前記受信された内方区間長情報および内方区間IDを記憶手段に記憶させることと、
当該車上装置が搭載された列車が新たな区間に進入した場合に、前記受信手段によって新たに受信された前記送信先区間IDが、前記記憶手段に記憶された内方区間IDと一致するか否かを判定することと、
前記判定により一致すると判定された場合に、新たに受信された前記内方区間長情報および前記内方区間IDで前記記憶手段の記憶内容を更新することと、
前記判定により一致しないと判定された場合に、前記記憶手段に記憶された内方区間長情報を用いて、進入した新たな区間の走行を制御することと、
を行う、
列車制御方法を構成しても良い。
この第1の発明等によれば、車上装置は、レールから受信した内方区間長情報及び内方区間IDを記憶し、列車が新たな区間に進入した場合に、新たに受信された送信先区間IDが記憶された内方区間IDと一致するか否かを判定し、一致する場合に、新たに受信した内方区間長情報及び内方区間IDで記憶更新するとともに、新たに受信された内方区間長情報を用いて新たに進入した区間の走行制御を行う。これにより、区間IDによって、受信信号が擬似信号であるかを判定することができ、擬似信号に基づく走行制御が行われることを防止できる。
第2の発明として、第1の発明の列車制御システムであって、
前記地上装置は、列車の在線区間を検知する在線区間検知手段を更に備え、
前記送信手段は、送信先の区間の1区間内方区間が先行列車の在線区間の1区間外方区間である場合には当該送信先の区間が許容停止区間であることを示し、そうでない場合には許容停止区間でないことを示す識別情報を更に含めて送信し、
前記受信手段は、前記識別情報を更に受信し、
前記記憶手段は、前記受信された識別情報を更に記憶し、
前記記憶内容更新制御手段は、前記判定手段により一致すると判定された場合に、更に、新たに受信された前記識別情報で、前記記憶手段に記憶された識別情報を更新し、
前記走行制御手段は、前記判定手段により一致しないと判定された場合に、ブレーキを作用させるブレーキ制御手段を有する、
列車制御システムを構成しても良い。
この第2の発明によれば、地上装置は、更に、送信先区間の1区間内方区間が、先行列車の在線区間の1区間外方区間である許容停止区間であるか否かを示す識別情報を送信先区間のレールに送信する。そして、車上装置は、更に、レールから受信した識別情報を記憶し、新たに受信された送信先区間IDが記憶された内方区間IDと一致する場合には、新たに受信された識別情報で記憶更新し、一致しない場合には、ブレーキを作用させる。これにより、車上装置では、内方区間が許容停止区間であるか否かを知ることができる。また、新たに受信された送信先区間IDが記憶された内方区間IDと一致しない、つまり擬似信号を受信した場合には、ブレーキを作用させて自列車を減速させることができる。
第3の発明として、第2の発明の列車制御システムであって、
前記ブレーキ制御手段は、前記判定手段により一致しないと判定された場合に、進入した新たな区間内の走行距離と、前記記憶手段に記憶されている内方区間長情報が示す区間長とを比較し、走行距離が区間長よりも短い場合には常用ブレーキを作用させ、走行距離が区間長よりも長い場合には非常ブレーキを作用させる、
列車制御システムを構成しても良い。
この第3の発明によれば、車上装置では、新たに受信された送信先区間IDが記憶された内方区間IDと一致しない、つまり擬似信号を受信した場合には、進入した区間内の走行距離と記憶している内方区間長とを比較して、常用ブレーキ、或いは、非常ブレーキを適切に選択して作用させることができる。
列車制御システムの構成図。 走行制御情報に基づく速度制御の説明図。 走行制御情報の構成図。 区間IDに基づく擬似信号の判定の説明図。 車上装置の構成図。 地上制御処理のフローチャート。 車上制御処理のフローチャート。
[システム構成]
図1は、本実施形態における列車制御システム1の構成図である。この列車制御システム1は、デジタルATCシステムであり、図1に示すように、地上装置10と、軌道Rを走行する列車40に搭載される車上装置50とを備えて構成される。
軌道Rには、レールを列車40の進行方向に沿って区分した列車40の走行制御の単位となる区間Tが定められている。この区間Tは、軌道Rに沿って設置された軌道回路を単位として定められる。各区間Tの軌道回路は、回路境界に軌道絶縁を設けず、レール共振を利用しない非共振式無絶縁軌道回路である。
各区間Tには区間IDが割り当てられているが、用意されている区間IDの数は、軌道Rに定められている区間Tの総数より少ない。つまり、設置されている軌道回路が非共振式無絶縁軌道回路であるため、レールに送信されたATC信号が充分減衰すると想定される所定距離内における区間T同士の区間IDが同一とならないよう、各区間Tに区間IDが割り当てられている。例えば、進行方向に沿って用意されている区間IDが所定順に繰り返すように、各区間Tに区間IDが割り当てられている。
また、先行列車40aの最後尾車両が存在する区間(図1では、区間14T)は、無信号となる絶対停止区間となり、この絶対停止区間の一区間後方(外方)の区間(図1では、区間15T)は、許容停止区間となる。絶対停止区間は、後続列車40bの進入を禁止し、進入すると非常ブレーキをかけて直ちに非常停止しなくてはならない区間である。許容停止区間は、後続列車40bの進入を許容するが、当該区間内で必ず停止しなくてはならない区間である。
地上装置10は、複数のATC送信器20と、地上制御装置30とを有している。ATC送信器20は、各区間の進出側の境界に接続され、地上制御装置30によって生成されたATC信号を、接続された区間のレールに出力する。
地上制御装置30は、在線検知部310と、送信制御部320とを有する。在線検知部310は、軌道R上の各列車の位置を軌道回路単位(すなわち、区間単位)で検知する。送信制御部320は、在線検知部310によって検知された列車の在線情報や、不図示の連動装置から得られる進路情報(分岐器の開通方向情報を含む)などをもとに、軌道R上の各列車40に対する走行制御情報60を生成し、ATC信号(電文)に含めて、ATC送信器20を介して対応する在線区間のレールに繰り返し送信する。
車上装置50は、レールから受信した走行制御情報60に基づく自列車の走行制御を行う。具体的には、受信した走行制御情報60に基づく速度照査パターンを生成し、この速度照査パターンに従った走行制御(速度制御)を行う。
図2は、走行制御情報60に基づく速度制御を説明する図である。図2では、右方向を列車の進行方向として、後続列車40bの速度照査パターンを示している。図2に示すように、先行列車40aの在線区間14Tが絶対停止区間となり、その後方直近区間15Tが許容停止区間となる。また、各区間には、先行列車40aの位置(在線区間)等に応じて制限速度が定められ、これらの各区間に定められた制限速度を守るように、後続列車40bの速度照査パターンが設定される。
ところで、進入許容区間については、必ず区間内に停止しなくてはならないため、区間長Lから、車上装置50における走行距離の計測の誤差やブレーキの作動遅れ等を見込んだ安全余裕距離L2を引いた進入許容距離L1を定め、進入許容区間の進入側からこの進入許容距離L1だけ進入した地点までに停止(速度ゼロ)するように、速度照査パターンが設定される。安全余裕距離L2は、例えば、一定の距離(例えば10m)としてもよいし、当該区間の区間長に対する一定割合(例えば5%)の距離としてもよい。何れにせよ、本実施形態では、進入許容距離L1は、区間長から所定の計算で求まることとする。
図3は、走行制御情報60のデータ構成の一例を示す図である。図3に示すように、走行制御情報60は、当該情報(ATC信号)が送信される区間である送信先区間に関する送信先区間情報61と、送信先区間の内方区間に関する内方区間情報62とを含んでいる。以下、ATC信号のことを、この走行制御情報60として説明する。送信先区間情報61及び内方区間情報62は、ともに、当該区間の区間IDと、区間長と、始端速度Vsと、終端速度Voと、許容停止区間フラグとを含んでいる。始端速度Vsは、当該区間への進入時の制限速度であり、当該区間に定められた制限速度となる。終端速度Voは、当該区間からの進出時の制限速度であり、その内方区間の制限速度となる。許容停止フラグは、当該区間が許容停止区間であるか否かを示すフラグである。そして、許容停止区間については、区間長から進入許容距離L1が求まり、終端速度Voは0(ゼロ)となる。
ところで、軌道回路として非共振式無絶縁軌道回路を用いていることにより、ある区間に送信されたATC信号(走行制御情報60)が、並行する上下線への誘導や近隣区間への回り込みによって、他の区間にも送信されてしまう可能性がある。つまり、車上装置50では、自列車の在線区間ではなく他の区間に送信されたATC信号を受信してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、車上装置50は、受信したATC信号(走行制御情報60)に含まれる区間IDによって、受信したATC信号が他の区間のATC信号である擬似信号であるか否かを判定する。
図4は、区間IDに基づく擬似信号の判定を説明する図である。数字と「T」の文字列で区間を示し、その下のカッコ書きが当該区間の区間IDである。図4(1)に示すように、列車40cの車上装置50は、自列車40cが在線している区間16Tに送信されているATC信号である走行制御情報60aを受信し、この走行制御情報60aに含まれている「内方区間ID=ID−B」を記憶する。
次いで、図4(2)に示すように、列車40cが次の区間15Tに進入すると、この区間15Tに送信されている走行制御情報60bを受信するようになる。車上装置50は、受信した走行制御情報60bに含まれている送信先区間IDと、記憶している内方区間IDと、の一致を判定する。この場合、記憶している内方区間ID、及び、受信した送信区間IDは、ともに「ID−B」であり一致する。つまり、車上装置50は、受信した走行制御情報60bは擬似信号でないと判定し、記憶していた内包区間IDを、新たに受信した走行制御情報60bに含まれる「内方区間ID=ID−C」で更新記憶するとともに、受信した走行制御情報60bに基づいて速度照査パターンを更新する。
図4(3)は、図4(2)に続いて、列車40cが先行列車40dの在線区間に進入し、擬似信号を受信した場合の例である。このとき、進入した区間14Tは先行列車40dの在線区間である絶対停止区間であるため、この区間14TのATC信号は、無信号となるはずである。しかし、並行する逆方向のレールに送信されているATC信号(走行制御情報60d)が誘導や回り込み等によって区間14Tに伝播した場合が図4(3)である。この場合、車上装置50は、区間21Tに送信されている走行制御情報60dを受信することになる。車上装置50に記憶されている「内方区間ID=ID−C」と、受信した走行制御情報60cに含まれる「送信先区間ID=ID−D」とは一致しない。つまり、車上装置50は、受信した走行制御情報60dは擬似信号であると判定し、これを無効として破棄する。
[機能構成]
図5は、車上装置50の機能構成図である。図5によれば、車上装置50は、処理部100と、記憶部200とを備えて構成される一種のコンピュータ装置である。
処理部100は、例えばCPU等の演算装置で実現され、記憶部に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて車上装置の全体制御を行う。また、処理部100は、位置速度算出部110と、走行制御部120と、区間進入判定部130と、区間ID照合部140と、記憶内容更新部150とを有し、受電器41がレールから受信したATC信号等に基づいて、自列車40の走行を制御する。
位置速度算出部110は、車軸に取り付けられた速度発電機42の回転数の計測値をもとに、自列車40の現在の走行位置(走行距離)、及び、走行速度を算出する。
走行制御部120は、速度照査パターン作成部121と、ブレーキ制御部122とを有し、受信した走行制御情報60に基づく自列車の走行制御を行う。
速度照査パターン作成部121は、受信したATC信号である走行制御情報60に基づく速度照査パターンを作成する。具体的には、区間進入判定部130によって新たな区間に進入したと判定された場合、及び、受信している走行制御情報60の内容が変化した場合に、終端位置において終端速度Voとする速度照査パターンを生成・更新する。
ブレーキ制御部122は、速度照査パターン作成部121によって作成された速度照査パターンに従ったブレーキ制御を行う。具体的には、速度照査パターンで定められる現在の走行位置の照査速度(制限速度)と現在の走行速度とを比較し、走行速度が照査速度を超える場合には、常用ブレーキ43を動作させて照査速度まで減速させる。また、現在の走行区間が許容停止区間であり、且つ、当該区間に進入してからの走行区間が当該区間の区間長を超えている場合や、ATC信号が受信されない無信号の場合には、非常ブレーキ44を動作させて自列車を非常停止させる。現在の走行区間が許容停止区間であるかは、在線区間情報220の許容停止区間フラグによって判定できる。
区間進入判定部130は、受信している走行制御情報60に含まれる送信先区間IDの変化によって、自列車の新たな区間への進入を判定する。
区間ID照合部140は、区間進入判定部130によって新たな区間に進入したと判定された場合、新たに受信した走行制御情報60に含まれる送信先区間IDと、記憶している内方区間IDとの一致を判定する。
記憶内容更新部150は、区間ID照合部140によって新たに受信した送信先区間IDと、記憶している内方区間IDとが一致すると判定された場合、又は、受信している走行制御情報60の内容が変化した場合に、受信した走行制御情報60によって、記憶部200に記憶している在線区間情報220及び内方区間情報62を更新する。すなわち、受信した走行制御情報60に含まれる送信先区間情報61を在線区間情報220とするとともに、内方区間情報62を次区間情報230として更新する。在線区間情報220は、自列車40の在線区間に関する情報であり、次区間情報230は、次区間(内方区間)に関する情報である。
記憶部200は、ROMやRAM、ハードディスク等の記憶装置で実現され、処理部100が車上装置50を統合的に制御するためのプログラムやデータ等を記憶しているとともに、処理部100の作業領域として用いられ、処理部100が実行した演算結果が一時的に格納される。本実施形態では、車上制御プログラム210と、在線区間情報220と、次区間情報230と、が記憶される。
[処理の流れ]
(A)地上装置10
図6は、地上装置10における地上制御処理を説明するフローチャートである。この処理は、送信制御部320が、地上送信制御プログラム321を実行することで実現される。
図6によれば、送信制御部320は、在線検知部310により検知された各列車の在線区間を監視しており、列車の在線区間の変化に応じて走行制御情報(ATC信号)の送信の開始/終了を制御する。すなわち、列車が新たな区間に進入したならば(ステップA1:YES)、当該列車の前方直近列車の在線区間を判定し(ステップA3)、判定した区間の1区間後方区間を許容停止区間として設定する(ステップA5)。そして、当該列車の進入区間に対する走行制御情報60を生成し、当該進入区間への走行制御情報60(ATC信号)の送信を開始する(ステップA7)。
また、列車が区間を進出したならば(ステップA9:YES)、当該進出区間への走行制御情報60(ATC信号)の送信を終了する(ステップA11)。次いで、当該列車の在線区間の1区間後方区間(すなわち進出区間)を許容停止区間として設定する(ステップA13)。そして、当該列車の後方直近列車の在線区間を判定し(ステップA15)、判定した区間に対する走行制御情報60を生成し、当該区間への走行制御情報(ATC信号)の送信を開始する(ステップA17)。その後、ステップA1に戻り、同様の処理を繰り返す。
(B)車上装置50
図7は、車上装置50における車上制御処理の流れを説明するフローチャートである。この処理は、処理部100が車上制御プログラム210を実行することで実現される。
図7によれば、区間進入判定部130が、受信している走行制御情報60の変化を監視しており、受信している走行制御情報60に含まれる送信先区間IDが変化したならば(ステップB1:YES)、新たな区間へ進入したと判定し(ステップB3)、続いて、区間ID照合部140が、記憶している内方区間IDと、新たに受信した送信先区間IDとの一致を判定する(ステップB5)。双方の区間IDが一致するならば(ステップB7:YES)、記憶内容更新部150が、受信した走行制御情報60によって、記憶している在線区間情報220及び次区間情報230を更新する(ステップB9)。そして、走行制御部120が、記憶している在線区間情報220及び次区間情報230に基づき速度照査パターンを更新する(ステップB11)。
また、受信している走行制御情報60の送信先区間IDは同じであるが(ステップB1:NO)、走行制御情報60の内容が変化した場合には(ステップB13:YES)、記憶内容更新部150が、受信した走行制御情報60によって、記憶している在線区間情報220及び次区間情報230を更新する(ステップB15)。そして、走行制御部120が、記憶している在線区間情報220及び次区間情報230に基づき速度照査パターンを更新する(ステップB17)。
続いて、着駅の到着等によって本処理を終了するか否かを判断し、終了しないならば(ステップB19:NO)、ステップB1に戻り、同様の処理を繰り返す。終了するならば(ステップB19:YES)、本処理を終了する。
[作用効果]
このように、本実施形態の列車制御システム1では、先行列車40の在線区間が絶対停止区間、その1区間後方区間が許容停止区間と設定され、後続列車40の在線区間に、当該列車の走行を制御するための走行制御情報60(ATC信号)が送信される。走行制御情報60は、当該情報の送信先区間及びその内方区間それぞれの区間IDや許容停止区間であるかを示すフラグを含む。車上装置50は、受信した走行制御情報60に含まれる内方区間IDを記憶しておき、新たな区間に進入して新たな走行制御情報60を受信した場合に、受信した走行制御情報60に含まれる送信先区間IDと、記憶している内方区間IDとの一致を判定する。そして、双方の区間IDが一致するならば、受信した走行制御情報60で記憶内容を更新するとともに、当該情報に基づく走行制御(速度制御)を行う。一致しないならば、受信した走行制御情報(ATC信号)は、擬似信号であると判定し、当該情報を無効とする。
これにより、非共振式無絶縁軌道回路である故に限られた数の区間IDを用いる場合であっても、車上装置50が受信した走行制御情報60(ATC信号)が、上下線からの誘導や近隣区間からの回り込みによる擬似信号であるかを判定することができ、擬似信号に基づく走行制御が行われることを防止できる。
なお、本発明の適用可能な実施形態は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なことは勿論である。
1 列車制御システム
10 地上装置
20 ATC送信器
30 地上制御装置
310 在線検知部
320 送信制御部、321 地上送信制御プログラム
40 列車
41 受電器、42 速度発電機、43 常用ブレーキ、44 非常ブレーキ
50 車上装置
100 処理部
110 位置速度算出部
120 走行制御部
121 速度照査パターン作成部、122 ブレーキ制御部
130 区間進入判定部、140 区間ID照合部、150 記憶内容更新部
200 記憶部
210 車上制御プログラム
220 在線区間情報、230 次区間情報
60 走行制御情報
61 送信先区間情報、62 内方区間情報

Claims (5)

  1. 隣接区間で異なるIDとなるように区間数より少ない所定数の区間IDの何れかが各区間に割り当てられ、各区間の軌道回路が非共振式無絶縁軌道回路で構成された線路上を走行する列車に搭載された車上装置と、地上装置とを具備する列車制御システムであって、
    前記地上装置は、
    当該区間のレールに、当該区間の区間IDを送信先区間IDとし、1区間内方区間の区間長を示す内方区間長情報および1区間内方区間の区間ID(以下「内方区間ID」という)とともに送信する送信手段、
    を備え、
    前記車上装置は、
    前記レールから、前記送信先区間ID、前記内方区間長情報および前記内方区間IDを受信する受信手段と、
    前記受信された内方区間長情報および内方区間IDを記憶する記憶手段と、
    当該車上装置が搭載された列車が新たな区間に進入した場合に、前記受信手段によって新たに受信された前記送信先区間IDが、前記記憶手段に記憶された内方区間IDと一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により一致すると判定された場合に、新たに受信された前記内方区間長情報および前記内方区間IDで前記記憶手段の記憶内容を更新する記憶内容更新制御手段と、
    前記判定手段により一致しないと判定された場合に、前記記憶手段に記憶された内方区間長情報を用いて、進入した新たな区間の走行を制御する走行制御手段と、
    を備えた、
    列車制御システム。
  2. 前記地上装置は、列車の在線区間を検知する在線区間検知手段を更に備え、
    前記送信手段は、送信先の区間の1区間内方区間が先行列車の在線区間の1区間外方区間である場合には当該送信先の区間が許容停止区間であることを示し、そうでない場合には許容停止区間でないことを示す識別情報を更に含めて送信し、
    前記受信手段は、前記識別情報を更に受信し、
    前記記憶手段は、前記受信された識別情報を更に記憶し、
    前記記憶内容更新制御手段は、前記判定手段により一致すると判定された場合に、更に、新たに受信された前記識別情報で、前記記憶手段に記憶された識別情報を更新し、
    前記走行制御手段は、前記判定手段により一致しないと判定された場合に、ブレーキを作用させるブレーキ制御手段を有する、
    請求項1に記載の列車制御システム。
  3. 前記ブレーキ制御手段は、前記判定手段により一致しないと判定された場合に、進入した新たな区間内の走行距離と、前記記憶手段に記憶されている内方区間長情報が示す区間長とを比較し、走行距離が区間長よりも短い場合には常用ブレーキを作用させ、走行距離が区間長よりも長い場合には非常ブレーキを作用させる、
    請求項2に記載の列車制御システム。
  4. 隣接区間で異なるIDとなるように区間数より少ない所定数の区間IDの何れかが各区間に割り当てられ、各区間の軌道回路が非共振式無絶縁軌道回路で構成された線路上を走行する列車に搭載された車上装置と、当該区間のレールに当該区間の区間IDを送信先区間IDとし、1区間内方区間の区間長を示す内方区間長情報および1区間内方区間の区間ID(以下「内方区間ID」という)とともに送信する送信手段を備えた地上装置とを具備して構成される列車制御システムの前記車上装置であって、
    前記レールから、前記送信先区間ID、前記内方区間長情報および前記内方区間IDを受信する受信手段と、
    前記受信された内方区間長情報および内方区間IDを記憶する記憶手段と、
    当該車上装置が搭載された列車が新たな区間に進入した場合に、前記受信手段によって新たに受信された前記送信先区間IDが、前記記憶手段に記憶された内方区間IDと一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により一致すると判定された場合に、新たに受信された前記内方区間長情報および前記内方区間IDで前記記憶手段の記憶内容を更新する記憶内容更新制御手段と、
    前記判定手段により一致しないと判定された場合に、前記記憶手段に記憶された内方区間長情報を用いて、進入した新たな区間の走行を制御する走行制御手段と、
    を備えた車上装置。
  5. 隣接区間で異なるIDとなるように区間数より少ない所定数の区間IDの何れかが各区間に割り当てられ、各区間の軌道回路が非共振式無絶縁軌道回路で構成された線路上を走行する列車に搭載された車上装置と、地上装置とによって前記車上装置が搭載された列車を制御する列車制御方法であって、
    前記地上装置が、
    当該区間のレールに、当該区間の区間IDを送信先区間IDとし、1区間内方区間の区間長を示す内方区間長情報および1区間内方区間の区間ID(以下「内方区間ID」という)とともに送信することを行い、
    前記車上装置が、
    前記レールから、前記送信先区間ID、前記内方区間長情報および前記内方区間IDを受信することと、
    前記受信された内方区間長情報および内方区間IDを記憶手段に記憶させることと、
    当該車上装置が搭載された列車が新たな区間に進入した場合に、前記受信手段によって新たに受信された前記送信先区間IDが、前記記憶手段に記憶された内方区間IDと一致するか否かを判定することと、
    前記判定により一致すると判定された場合に、新たに受信された前記内方区間長情報および前記内方区間IDで前記記憶手段の記憶内容を更新することと、
    前記判定により一致しないと判定された場合に、前記記憶手段に記憶された内方区間長情報を用いて、進入した新たな区間の走行を制御することと、
    を行う、
    列車制御方法。
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