JP2016068518A - インプリント用モールド、及びその洗浄方法 - Google Patents

インプリント用モールド、及びその洗浄方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016068518A
JP2016068518A JP2014202969A JP2014202969A JP2016068518A JP 2016068518 A JP2016068518 A JP 2016068518A JP 2014202969 A JP2014202969 A JP 2014202969A JP 2014202969 A JP2014202969 A JP 2014202969A JP 2016068518 A JP2016068518 A JP 2016068518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
release layer
imprint mold
metal
imprint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014202969A
Other languages
English (en)
Inventor
香子 坂井
Takako Sakai
香子 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2014202969A priority Critical patent/JP2016068518A/ja
Publication of JP2016068518A publication Critical patent/JP2016068518A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

【課題】樹脂とモールドの離型性を向上させる離型層を備えるインプリントモールドにおいて、モールドの再生利用のために、離型層をモールドから完全に除去することができるインプリントモールドを提供する。【解決手段】少なくとも、パターン化された基材と、前記基材上に離型層を具備するインプリント用モールドであって、前記基材と前記離型層の間に中間層を具備し、前記基材が耐性をもつ薬液で、前記中間層が溶解、または分解、または剥離して除去されることで、前記基材から前記離型層を除去できることを特徴とするインプリント用モールド。【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体デバイスや光導波路や回折格子等の光学部品、バイオ・化学関連の分析用チップ、ハードディスクやDVD等の記録媒体といった各種製品の製造工程において、インプリント技術を用いたパターン形成の際に使用されるインプリント用モールド、及びその洗浄方法に関する。
従来、LSIの回路パターン等ナノレベルの微細加工にはリソグラフィ技術が用いられてきた。近年高集積化に伴い、より微細なパターンを作製するための技術が要求されており、極端紫外線(波長13.5nm)を利用する等、露光光源の短波長化が進められている。しかし、露光光源の変更には製造設備導入や周辺技術開発のため、莫大なコストが必要であり、迅速に開発を進めることが困難となっている。
このような状況で、ナノレベルの微細加工をスタンプの要領で簡便に行えるインプリント技術が注目されている。インプリント技術は樹脂への加工が可能であるため、エレクトロニクス分野、バイオ分野等、応用範囲は広い。
例えば、半導体デバイスや記録媒体の製造に際して、加工対象体の表面に微細な凹凸パターンをもつ樹脂層を形成する方法として、ステファン Y.チョウらは、インプリント法により樹脂層に凹凸パターンを形成する方法を提案している(非特許文献1)。このインプリント法は、原版(モールド)に形成したナノメートルサイズの凹凸部を加工対象体表面の樹脂層に押し当てることによってモールドの凹凸部の形状を樹脂層に転写する。
主なインプリント法としては、加工材料に熱硬化樹脂を利用する熱インプリント法と、光硬化樹脂を利用する光インプリント法が挙げられる。熱インプリント法は、ガラス転移温度以上に加熱した樹脂にパターンが形成されたモールドを押し付け、冷却後に離型する。熱インプリントのモールドの基板材料(以下、基材と記載する)としては、Si、SiC、Ni等が用いられる。一方、光インプリント法はモールドに樹脂を接触させた状態で光を照射し、光硬化させてパターンを形成する。光インプリント用の基材としては、光(紫外線)を透過させる必要があるため、主として石英ガラスが用いられる。
しかし、これらのインプリント法はどちらも、樹脂とモールドを直接接触させてパターンを転写する方法であるため、樹脂とモールドを離型する際に微細なパターンに入り込んだ樹脂がモールドに付着し、モールドと共に剥がれてしまうという問題が発生している。
この解決策として、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系離型剤からなる離型層をモールドに薄くコートし、モールドの表面エネルギーを低くすることで樹脂とモールドの離型性を向上させる事例が報告されている(特許文献1)。また、離型層とモールドの密着性を向上させて剥がれにくくするため、シランカップリング剤等により、化学結合でモールドと密着させるタイプの離型剤も紹介されている(特許文献2)。
特許第4154595号 特許第5225618号 特開2008−260173公報
Stephen Y.Chou,;"Imprint of sub 25nm vias and trenches in polymers", Applied Physics Letters,Vol.67,No.21,p.3114−3116(1995)
しかしながら、化学結合により基材と密着するような離型剤を用いても、1000回、10000回と、転写を繰り返していけば、離型層が剥がれる、もしくは、磨耗し、モールドと樹脂の離型が困難となる。その場合、モールドを新品と交換すればよいが、モールドは非常に高価であるため、離型層を再コートしてリサイクルできることが望ましく、再コートの前に劣化した離型層をモールドから完全に除去する洗浄方法が求められている。
また、離型層は化学結合により基材と非常に強固に密着しているため、一般的な樹脂の除去に用いられる溶剤や強酸による洗浄方法(特許文献3)でもモールドから離型層を完全に除去することは難しい。そのため、モールド表面から除去し切れなかった離型層の残渣等により、離型層をモールドへ精度よく再コートすることができないという問題があった。
上述の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、少なくとも、パターン化された基材と、前記基材上に離型層を具備するインプリント用モールドであって、前記基材と前記離型層の間に中間層を具備し、前記基材が耐性をもつ薬液で前記中間層が溶解、または分解、または剥離して除去されることで前記基材から前記離型層を除去できる、ことを特徴とするインプリント用モールドとしたものである。
請求項2に記載の発明は、前記基材が、フッ化水素酸以外の酸性の薬液に耐性のある材料で構成され、前記中間層が、フッ化水素酸以外の酸性の薬液で除去される、ことを特徴とする請求項1に記載のインプリント用モールドとしたものである。
請求項3に記載の発明は、前記中間層が、Cr、Co、Mo、Ni、Zr、Y、Inより選ばれた少なくとも1つ以上の金属、または、前記金属を含む合金、または、前記金属または前記金属を含む合金の酸化物、または、前記金属または前記金属を含む合金の窒化物、のいずれかを含むことを特徴とする、請求項1、または2に記載のインプリント用モールドとしたものである。
請求項4に記載の発明は、前記基材が、アルカリ性の薬液に耐性のある材料で構成され、
前記中間層が、アルカリ性の薬液で除去される、ことを特徴とする請求項1に記載のインプリント用モールドとしたものである。
請求項5に記載の発明は、前記中間層が、Si、Ta、Nb、Mo、Wより選ばれた少なくとも1つ以上の金属、または、前記金属を含む合金、または、前記金属または前記金属を含む合金の酸化物、または、前記金属または前記金属を含む合金の窒化物、のいずれかを含むことを特徴とする、請求項1、または4に記載のインプリント用モールドとしたものである。
請求項6に記載の発明は、少なくとも、パターン化された基材と、前記基材上に離型層を具備するインプリント用モールドの洗浄方法であって、前記インプリント用モールドは
、前記基材と前記離型層の間に中間層を具備し、前記基材が耐性をもつ薬液で前記中間層を溶解、または分解、または剥離して除去し、前記基材から前記離型層を除去することを特徴とするインプリント用モールド洗浄方法としたものである。
本発明で提供されるインプリント用モールドによれば、基材と離型層との間に、離型層と化学結合し、モールドの基材が耐性をもつ薬液で除去できる中間層を用いるので、薬液処理により中間層ごと離型層を剥離できるようになり、基材を損傷させることなく、離型層をモールドから完全に除去でき、離型層を再コートすることで、モールドが再生可能となる。従って、離型層の性能劣化等によるモールドの新規購入の必要がなくなり、量産におけるコスト低減に貢献できる。
本発明のインプリント用モールドの構造を示す模式断面図である。 本発明のインプリント用モールドの作製工程を示す模式断面図である。 本発明の洗浄方法により洗浄する前後のインプリント用モールドを示す模式断面図である。 従来のインプリント用モールドの作製工程を示す模式断面図である。 従来のインプリント用モールドを洗浄する前後を示す模式断面図である。
以下、本発明のインプリント用モールドについて、実施形態の一例を、図1を参照しつつ説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係るインプリント用モールド100は、微細パターン200を設けた基材101の表面に、中間層102と、離型層103を積層して構成される。
基材101は、所望の微細パターン200を、一般的なリソグラフィ技術等を用いて形成でき、形成した微細パターンの形状を維持でき、インプリント工程に耐えうる程度の強度のある材料であれば、いずれでも構わない。例としては、Si、石英ガラス、SiC、Ta、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)等が挙げられる。基材101の外形については、特に限定されず、使用するインプリント装置の構成に合わせればよい。
中間層102は、基材101から離型層103を除去しやすくする役割を担う。中間層102には、基材へのダメージが小さい薬液で除去可能な材料を選択する。例えば、基材101がSiの場合、アルカリ性の薬液はSiがエッチングされるため使用できず、フッ化水素酸以外の酸性の薬液であれば使用可能である。ここで、フッ化水素酸を除く理由は反応性が強く、基材へのダメージが考えられること、及び安全性の面からも使用を避けることが望ましいからである。すなわち、中間層102のひとつの選択は、フッ化水素酸以外の酸性の薬液に溶解、もしくは分解、もしくは剥離するような材料である。
基材101が石英ガラスの場合は、アルカリ性の薬液を使用できる。すなわち、中間層102の別な選択は、アルカリ性の薬液に溶解、もしくは分解、もしくは剥離するような材料である。
また、中間層102はインプリント用モールドの一部として用いられるため、ある程度の硬さを有する材料が望ましく、基材101の表面に成膜可能な材料である。さらに、中間層102は基材101と密着性があり、離型層103と化学結合により、強固に結合することが可能な材料である。
上記のような、中間層102の、フッ化水素酸以外の酸性の薬液に溶解、もしくは分解、もしくは剥離する候補としては、Cr、Co、Mo、Ni、Zr、Y、Inより選ばれた少なくとも1つ以上の金属、または、前記金属を含む合金、または、前記金属または前記金属を含む合金の酸化物、または、前記金属または前記金属を含む合金の窒化物が挙げられる。
また、アルカリ性の薬液に溶解、もしくは分解、もしくは剥離する中間層102の候補としては、Si、Ta、Mo、Wより選ばれた少なくとも1つ以上の金属、または、前記金属を含む合金、または、前記金属または前記金属を含む合金の酸化物、または、前記金属または前記金属を含む合金の窒化物が挙げられる。
中間層102の膜厚については、少なくとも離型層103と密着し、且つ、離型層103と基材101が直接密着しない程度の厚さが必要である。また、基材101に形成される微細パターン200のサイズにもよるが、厚すぎると、微細パターンのサイズや形状に悪影響を及ぼしかねないため、膜厚は、1nm〜100nm程度が好ましい。
微細パターン200を備えた基材101に、中間層102を形成する工程としては、適宜公知の薄膜形成方法を用いることができる。例えば、スパッタリング法、化学蒸着法、物理蒸着法などが挙げられるが、ターゲット原子の運動エネルギーが大きいため、強くて剥がれにくい膜を作製することができるスパッタリング法を用いることが好ましい。
離型層103は、インプリント工程で、モールドの表面エネルギーを下げる効果を有する材料であれば良い。例としては、シランカップリング剤とフッ化炭素系化合物を組み合わせたタイプや、シランカップリング剤と炭化水素系化合物を組み合わせたタイプの離型層が挙げられる。
離型層103の膜厚については、インプリント工程時にモールドと樹脂との離型が良好に行える厚さであればよい。ただ、厚すぎると、微細パターンの形状やサイズに悪影響を及ぼし、離型層自体が剥がれやすくなり、異物発生の原因となりうるため、できる限り薄い方が望ましい。好ましい例としては、1〜10nm程度である。
中間層102に、離型層103を形成する工程としては、適宜公知の薄膜形成方法を用いることができる。例としては、スピンコート法やディッピング法、化学蒸着法、物理蒸着法が挙げられる。
本発明のインプリント用モールドの作製方法と、その洗浄方法について実施例を以下に示す。しかし、本発明は実施例に何ら限定されるものではない。
まず、電子線リソグラフィにより、線幅200nm〜1000nm、深さ250nmの微細パターン200を形成したSiウェハを、熱インプリント用Siモールドの基材101として用意した(図2(a))。微細パターンエリアは30mm□で、Si基材101の外形は直径4インチの円形である。
次に、基材101の表面に中間層102として、CrN(窒化クロム)膜を膜厚15nmになるように形成した(図2(b))。成膜は反応性スパッタリング法により実施され、スパッタガスとしてArを用い、反応性ガスとして窒素を用いた。放電電力は600W、スパッタガス圧力を0.3Pa、反応性ガス流量の比率を10%とした。
次に、上記中間層102の表面に離型層103として、ディッピング法によってオプツールHD−2100TH(ダイキン製)をコートし、リンス洗浄により余分な離型層を除去して、膜厚3nmとし、熱インプリント用モールド100を得た(図2(c))。
得られた熱インプリント用モールド100を用いて、PMMA樹脂への連続転写を実施した。転写条件は、モールド温度150℃、樹脂温度150℃、成型圧力3MPa、転写時間3分とした。
5200回転写を終了したところで、PMMAの微細パターンの一部に転写不良が確認された。SEM(走査型電子顕微鏡)により観察したところ、このときモールドは図3(a)に模式的に示すような状態になっていた。そこで、硝酸系のCrエッチング液を用いた薬液処理により、インプリント用モールドから離型層103aおよび中間層102を完全に除去した。薬液処理は、インプリント用モールドを薬液(30℃)へ10分間浸漬させることにより実施し、超純水リンス後、IPAベーパーにより乾燥させた。
薬液処理後のインプリント用モールド100bの微細パターン200bをSEMにより観察したところ、図2(a)の状態と比較して、特に寸法変動や異物付着はなく(図3(b))、問題なく中間層の再成膜と離型層の再コートができ、インプリント用モールドとして再生使用できることを確認した。
本発明のインプリント用モールドの作製方法と、その洗浄方法について別の実施例を以下に示す。
まず、電子線リソグラフィにより、線幅200nm〜1000nm、深さ250nmの微細パターン200を形成した石英ガラスを、光インプリント用石英ガラスモールドの基材101として用意した(図2(a))。微細パターンエリアは30mm□で、石英ガラス基材101の外形は4インチ□である。
次に、基材101の表面に中間層102として、TaO(酸化タンタル)膜を膜厚15nmになるように形成した(図2(b))。成膜は反応性スパッタリング法により実施し、スパッタガスとしてArを用い、反応性ガスとして酸素を用いた。放電電力は600W、スパッタガス圧力を0.3Paとした。
次に、上記中間層102の表面に離型層103として、ディッピング法によって、オプツールHD−1100TH(ダイキン製)をコートし、リンス洗浄により余分な離型層を除去して、膜厚3nmとし、光インプリント用モールド100を得た(図2(c))。
得られた光インプリント用モールド100を用いて、UV硬化樹脂への連続転写を実施した。転写条件は、照射波長365nm、転写時間1分とした。
5200回転写を終了したところで、UV硬化樹脂の微細パターンの一部に転写不良が確認された。SEMにより観察したところ、このときモールドは図3(a)に模式的に示すような状態になっていた。そこで、水酸化カリウム水溶液(30重量%)を用いた薬液処理により、インプリント用モールドから離型層103aおよび中間層102を完全に除去した。薬液処理は、インプリント用モールドを薬液(80℃)へ10分間浸漬させることにより実施し、超純水リンス後、IPAベーパーにより乾燥させた。
薬液処理後のインプリント用モールド100bの微細パターン200bをSEMにより観
察したところ、図2(a)の状態と比較して、特に寸法変動や異物付着はなく(図3(b))、問題なく中間層の再成膜と離型層の再コートができ、インプリント用モールドとして再生使用できることを確認した。
従来のインプリント用モールドの作製方法と、その洗浄方法について比較例を以下に示す。
<比較例1>
まず、電子線リソグラフィにより、線幅200nm〜1000nm、深さ250nmの微細パターン400を形成したSiウェハを、熱インプリント用Siモールドの基材301として用意した(図4(a))。微細パターンエリアは30mm□で、Si基材301の外形は直径4インチの円形である。
次に、上記基材301の表面に離型層303として、ディッピング法によって、オプツールHD−2100TH(ダイキン製)をコートし、リンス洗浄により余分な離型層を除去して、膜厚3nmとし、熱インプリント用モールド300を得た(図4(b))。
得られた熱インプリント用モールド300を用いて、PMMA樹脂への連続転写を実施した。転写条件は、モールド温度150℃、樹脂温度150℃、成型圧力3MPa、転写時間3分とした。
5200回転写を終了したところで、PMMAの微細パターンの一部に転写不良が確認された。SEMにより観察したところ、このときモールドは図5(a)に模式的に示すような状態になっていた。そこで、インプリント用モールドから離型層を除去するために、硫酸と過酸化水素水の混合液を用いた薬液処理を行った。薬液処理は、インプリント用モールドを薬液(100℃)へ10分間浸漬させることにより実施し、超純水リンス後、IPAベーパーにより乾燥させた。
薬液処理後のインプリント用モールド300bの微細パターン400bをSEMにより観察したところ、離型層の残留成分と推測される異物が部分的に付着していることを確認し(図5(b))、インプリント用モールドとして再生使用することができなかった。
本発明は、半導体デバイスや光導波路や回折格子等の光学部品、バイオ・化学関連の分析用チップ、ハードディスクやDVD等の記録媒体といった各種製品の製造工程において、インプリント技術を用いたパターン形成を行う際に使用されるインプリント用モールド、及びその洗浄方法として好適に使用することができる。
101、301 …… 基材
102 …… 中間層
103、303 …… 離型層
103a、303a …… 多数回転写後の離型層
200、400 …… 微細パターン
200b、400b …… 薬液処理後の微細パターン
100、300 …… インプリント用モールド
100b、300b …… 薬液処理後のインプリント用モールド

Claims (6)

  1. 少なくとも、パターン化された基材と、前記基材上に離型層を具備するインプリント用モールドであって、
    前記基材と前記離型層の間に中間層を具備し、
    前記基材が耐性をもつ薬液で前記中間層が溶解、または分解、または剥離して除去されることで前記基材から前記離型層を除去できる、
    ことを特徴とするインプリント用モールド。
  2. 前記基材が、
    フッ化水素酸以外の酸性の薬液に耐性のある材料で構成され、
    前記中間層が、
    フッ化水素酸以外の酸性の薬液で除去される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のインプリント用モールド。
  3. 前記中間層が、
    Cr、Co、Mo、Ni、Zr、Y、Inより選ばれた少なくとも1つ以上の金属、
    または、前記金属を含む合金、
    または、前記金属または前記金属を含む合金の酸化物、
    または、前記金属または前記金属を含む合金の窒化物、
    のいずれかを含むことを特徴とする、
    請求項1、または2に記載のインプリント用モールド。
  4. 前記基材が、
    アルカリ性の薬液に耐性のある材料で構成され、
    前記中間層が、
    アルカリ性の薬液で除去される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のインプリント用モールド。
  5. 前記中間層が、
    Si、Ta、Nb、Mo、Wより選ばれた少なくとも1つ以上の金属、
    または、前記金属を含む合金、
    または、前記金属または前記金属を含む合金の酸化物、
    または、前記金属または前記金属を含む合金の窒化物、
    のいずれかを含むことを特徴とする、
    請求項1、または4に記載のインプリント用モールド。
  6. 少なくとも、パターン化された基材と、前記基材上に離型層を具備するインプリント用モールドの洗浄方法であって、
    前記インプリント用モールドは、前記基材と前記離型層の間に中間層を具備し、
    前記基材が耐性をもつ薬液で前記中間層を溶解、または分解、または剥離して除去し、前記基材から前記離型層を除去する、
    ことを特徴とするインプリント用モールド洗浄方法。
JP2014202969A 2014-10-01 2014-10-01 インプリント用モールド、及びその洗浄方法 Pending JP2016068518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014202969A JP2016068518A (ja) 2014-10-01 2014-10-01 インプリント用モールド、及びその洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014202969A JP2016068518A (ja) 2014-10-01 2014-10-01 インプリント用モールド、及びその洗浄方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016068518A true JP2016068518A (ja) 2016-05-09

Family

ID=55865723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014202969A Pending JP2016068518A (ja) 2014-10-01 2014-10-01 インプリント用モールド、及びその洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016068518A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018024106A (ja) * 2016-08-08 2018-02-15 旭化成株式会社 インプリント用モールド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018024106A (ja) * 2016-08-08 2018-02-15 旭化成株式会社 インプリント用モールド

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070267764A1 (en) Mold for photocuring nano-imprint and its fabrication process
JP4407770B2 (ja) パターン形成方法
JP2008126450A (ja) モールド、その製造方法および磁気記録媒体
JP2007144995A (ja) 光硬化ナノインプリント用モールド及びその製造方法
JP2007266384A (ja) インプリント用モールド及びその製造方法
JP4853706B2 (ja) インプリント用モールド及びその製造方法
JP4998168B2 (ja) インプリントモールド製造方法
JP2013073999A (ja) ナノインプリント用のモールドおよびその製造方法
JP2010284814A (ja) スタンパの製造方法
JP2010146668A (ja) パターンドメディアの作製方法
JP5703896B2 (ja) パターン形成方法およびパターン形成体
JP5621201B2 (ja) インプリントモールド製造方法およびインプリントモールド
JP5599355B2 (ja) モールドの製造方法
JP2010274650A (ja) 複製技術のための金属製スタンプの製造
JP2016072415A (ja) 基板の製造方法、マスクブランクの製造方法及びインプリントモールドの製造方法
JP2008119870A (ja) インプリントモールド
JP4802799B2 (ja) インプリント法、レジストパターン及びその製造方法
JP6420137B2 (ja) 基板の製造方法、マスクブランクの製造方法及びインプリントモールドの製造方法
JPWO2007029810A1 (ja) 3次元モールドの製造方法、微細加工物の製造方法、微細パターン成形品の製造方法、3次元モールド、微細加工物、微細パターン成形品及び光学素子
JP2006299371A (ja) 微細金属構造体の製造方法、および微細金属構造体
JP2016068518A (ja) インプリント用モールド、及びその洗浄方法
JP2012236371A (ja) インプリントにおける離型方法
JP2008233552A (ja) パターン形成基板、パターン形成方法、並びに金型
JP2006303454A (ja) ナノインプリント用モールドとその製造方法、凹凸パターンの転写方法、凹部を有する部材の製造方法
JP2007102156A (ja) 3次元構造物の製造方法、3次元構造物、光学素子及びステンシルマスク。