JP2016068086A - レーザ加工装置及びレーザ加工方法 - Google Patents

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佳明 高田
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佳明 高田
加藤 充
Mitsuru Kato
充 加藤
立石 秀典
Shusuke Tateishi
秀典 立石
佐々木 崇
Takashi Sasaki
崇 佐々木
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Abstract

【課題】レーザによるルーティング加工において、ずれたり傾いてセットされた被加工物の曲率のあるコーナー部を正確に処理する。
【解決手段】複数の辺と当該辺につながるコーナー部10を有する基板1の外形に沿ってその上に張られたシート材をレーザによってルーティング加工するレーザ加工方法において、前記シート材に対する前記コーナー部10の切断ルートを決定するために、前記辺とコーナー部10の画像を前記シート材の上からカメラで読取り、当該読取りデータに基づいて前記コーナー部10につながる二つの辺の延長線が交わる第一の交点を検出し、前記延長線が作る角度の二等分線が前記コーナー部10と交わる第二の交点を検出し、当該第二交点と前記第一交点との距離を検出することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザを用いて例えば樹脂性フィルムを切断するようなルーティング加工を行うためのレーザ加工装置及びレーザ加工方法に関するものである。
近年、回路を形成したプリント基板やガラス基板の表面上に、その傷付きや汚れから保護するため、透明の樹脂性フィルムが基板上に張られている回路板がある。
図6は、上記の如き回路板の加工を説明するための図で、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。図6に示すように、四隅にコーナー部がある四角形の基板1には回路が形成されており、その上にそれより少し大きめの透明な樹脂性フィルム2を予め張っておく。レーザ加工装置においては、このような回路板3を加工テーブルに載置し、加工テーブルを移動させつつ、上からレーザを照射することによって基板1の縁に沿って樹脂性フィルム2を切断し、基板1からはみ出た樹脂性フィルム2の不要部分を切り落とすルーティング加工を行う。
このような場合、樹脂性フィルム2の切断ルートを正確に基板1の縁と合わせる必要があり、もしも精度が低い場合には、基板1の縁に合わずに切断したり、基板1にレーザによるダメージを与えてしまうこともある。加工すべき回路板3は、所定の位置精度をもって加工テーブルにセットするようになっているが、基板1の微妙なずれや傾きを完全に無くすことができない。特に四隅のコーナー部については、直角になっている場合とか曲率が異なる等を含めて色々変化し、また回路板3毎に変化することもあり、樹脂性フィルム2の切断ルートを正確に基板1の縁と合わせることが困難である。
なお特許文献1には、レーザによるフレキシブル配線基板の外形加工について開示されているが、コーナー部の処理について言及されていない。
特開平6-170570号公報
そこで本発明は、レーザによるルーティング加工において、ずれたり傾いてセットされた被加工物のコーナー部を外形に沿って正確に処理することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載のレーザ加工装置においては、複数の辺と当該辺につながるコーナー部を有する基板に当該基板よりはみ出し部分をもってシート材が張られた被加工物に対し、前記基板の外形に沿って前記シート材をレーザによってルーティング加工するレーザ加工装置において、前記辺とコーナー部の画像を前記シート材の上から読取るカメラと、当該カメラによる読取りデータに基づいて前記コーナー部につながる二つの辺の延長線が交わる第一の交点を検出し、前記延長線が作る角度の二等分線が前記コーナー部と交わる第二の交点を検出し、当該第二交点と前記第一交点との距離を検出する画像処理部とを備え、当該画像処理部の検出結果に基いて前記コーナー部の切断ルートを決定するようにしたことを特徴とする。
また請求項2に記載のレーザ加工方法においては、複数の辺と当該辺につながるコーナー部を有する基板に当該基板よりはみ出し部分をもってシート材が張られた被加工物に対し、前記基板の外形に沿って前記シート材をレーザによってルーティング加工するレーザ加工方法において、前記シート材に対する前記コーナー部の切断ルートを決定するために、前記辺とコーナー部の画像を前記シート材の上からカメラで読取り、当該読取りデータに基づいて前記コーナー部につながる二つの辺の延長線が交わる第一の交点を検出し、前記延長線が作る角度の二等分線が前記コーナー部と交わる第二の交点を検出し、当該第二交点と前記第一交点との距離を検出することを特徴とする。
レーザによるルーティング加工において、ずれたり傾いてセットされた被加工物のコーナー部を外形に沿って正確に処理することが可能となる。
本発明の一実施例となるレーザ加工装置における画像処理部の動作を説明するための図である。 本発明の一実施例となるレーザ加工装置における画像処理部の動作を説明するための図である。 本発明の一実施例となるレーザ加工装置における画像処理部の動作を説明するための図である。 本発明の一実施例となるレーザ加工装置におけるCCDカメラの読取り領域を説明するための図である。 本発明の一実施例となるレーザ加工装置の概略図である。 回路板の加工を説明するための図である。
図5は、本発明の一実施例となるレーザ加工装置の概略図である。このレーザ加工装置では、図6に示した加工すべき回路板3を加工テーブル4に載置し、レーザ発振器5から出射されたレーザをガルバノミラー6で偏向し照射することによって基板1の縁に沿って樹脂性フィルム2を切断し、基板1からはみ出た樹脂性フィルム2の不要部分を切り落とすようになっている。7は回路板3の必要な部分を上から光学的に読取るためのCCDカメラである。8は加工プログラムに従って加工テーブル4、レーザ発振器5、ガルバノミラー6の動作を制御する全体制御部である。全体制御部8には、CCDカメラ7からの読取りデータを画像処理し、必要な検出を行うための画像処理部9が備えられる。この画像処理部9は、例えばプログラム制御の処理装置によって実現されるもので、この処理装置は全体制御部用の処理装置と兼用であっても良い。
図4は、本発明の一実施例となるレーザ加工装置におけるCCDカメラ7の読取り領域を説明するための図である。回路板3の基板1と加工テーブル4を樹脂性フィルム2側から見たもので、ずれや傾きの状態を誇張して示してある。CDカメラ7は、加工テーブル4が移動することにより、樹脂性フィルム2を透過して基板1の周辺を読取るようになっており、21〜32は、この場合のCDカメラ7の読取り領域を示す。読取り領域21〜28は、四角形を構成する辺A〜Dのための読取り領域であり、回路板3が所定の位置精度をもって加工テーブル4にセットされた場合において、基板1の各辺を3等分したうちの中間部の両端に来るように、予め位置が決められている。従って、辺A〜Dの各々に対しては2箇所の読取り領域がある。読取り領域29〜32は4隅のコーナー部を読取るためのもので、後で説明するが、その位置は予め決められていない。
加工プログラムに従って全体を制御する全体制御部8は、ルーティング加工における加工開始点から加工終了点に至るまでの切断ルートを決定するにあたり、読取り領域21〜32からの読取りデータを処理する画像処理部9の検出結果を用いる。
4つの辺A〜Dの各々の切断ルートに関しては、加工プログラムが予め認識している各辺の寸法データと位置データに基づき決定する。ただし、基板1にずれや傾きがある場合を想定し、画像処理部9で読取り領域21〜28の各々における基準位置からのずれ量を検出し、そこで検出された8箇所でのずれ量に基いて位置データの補正を行ったうえで切断ルートを決定する。
なお、上記のずれ量であるが、横方向の辺Aのために予め決められた読取り領域21、22においては、図2に示すように、中心位置にある基準位置Mxから辺Aへの垂線となる探査線Lyとの交点Nxを検出し、基準位置Mxと交点Nxとの距離Dyをずれ量として検出する。辺Dについてのずれ量も、読取り領域27、28からの読取りデータに基き同様に検出する。
また、縦方向の辺Bのために予め決められた読取り領域23、24においては、図3に示すように、中心位置にある基準位置Myから辺Bへの垂線となる探査線Lxとの交点Nyを検出し、基準位置Myと交点Nyとの距離Dxをずれ量として検出する。辺Cについてのずれ量も、読取り領域25、26からの読取りデータに基き同様に検出する。
コーナー部の切断ルートに関しては、以下、一つのコーナー部10に注目して説明するが、コーナー部の形状としては、直角になっている場合とか曲率が異なる等を含めて複数種類存在するものとし、四隅の各々で異なる種類であったり、回路板3が異なれば異なる種類になる場合があるものとする。加工プログラムにおいては、コーナー部の種類が決まれば、コーナー部の切断ルートを自動的に決定できるようになっているものとする。
図1は、図4における一つのコーナー部10について、樹脂性フィルム2側から基板1を見たものであり、ずれや傾きの状態を図4よりもさらに誇張して示してある。
画像処理部9は、コーナー部10につながる二つの辺A、Bに対する読取り領域21〜24での読取りデータに基づき、辺AとBのそれぞれの延長線SとTを作成し、延長線SとTの交点P1を検出する。
なお、辺Aの延長線Sは、図2で説明した読取り領域21、22での交点Nx同士を結ぶ直線を描いて作成する。また辺Bの延長線Tは、図3に説明した読取り領域23、24での交点Ny同士を結ぶ直線を描いて作成する。
コーナー部10に対する読取り領域29は、図1に示すように、上記により検出された交点P1が読取り領域の隅に近い所定の位置に来るように決められる。画像処理部9は、この読取り領域29で得られる読取りデータも用いて、延長線SとTが作る角度を二等分する探査線L1が基板1のコーナー部と交わる交点Q1、及びこの交点Q1と交点P1との距離dをそれぞれ検出する。なお、コーナー部10が完全な円周の1/4の円弧であるなら、距離dと曲率1/r(rは円の半径)との関係は、1/r=(21/2−1)/dとなる。また、距離dが零の場合のコーナー部は直角である。
コーナー部10の種類は、上記により検出した距離dによって判別する。他のコーナー部についても、これらに対応する読取り領域30〜32からの読取りデータに基づき、同様にしてコーナー部の種類を判別する。これにより、基板1がずれたり傾いてセットされた場合でも、全てのコーナー部の種類を正しく判別でき、切断ルートを正確に基板1の縁と合わせることが可能となる。
以上の実施例においては、透明な樹脂性フィルム2が基板1に張られている場合を説明したが、基板1に張られている物としては、レーザで切断加工ができるシート材であれば他の物でも良い。また、読取った画像データから基板1の外形を認識できるなら、シート材は完全に透明でなくても良い。
またCCDカメラ7は、加工テーブル4において基板1の下側から光を当て、その透過光を上側から読取ることによって画像データを読取るようにしても良い。
また四隅の全てにコーナー部がある場合を説明したが、一部は直角であっても良い。
また、同じ回路板3での四隅のコーナー部は異なる種類としたが、同じ種類であっても良い。
A、B、C、D:辺 L1、Lx、Ly:探査線 Mx、My:基準位置
Nx、Ny、P1、Q1:交点 S、T:延長線
1:基板 2:樹脂性フィルム 3:回路板 4:加工テーブル 5:レーザ発振器
6:ガルバノミラー 7:CCDカメラ 8:全体制御部 9:画像処理部
10:コーナー部、21〜32:読取り領域

Claims (2)

  1. 複数の辺と当該辺につながるコーナー部を有する基板に当該基板よりはみ出し部分をもってシート材が張られた被加工物に対し、前記基板の外形に沿って前記シート材をレーザによってルーティング加工するレーザ加工装置において、前記辺とコーナー部の画像を前記シート材の上から読取るカメラと、当該カメラによる読取りデータに基づいて前記コーナー部につながる二つの辺の延長線が交わる第一の交点を検出し、前記延長線が作る角度の二等分線が前記コーナー部と交わる第二の交点を検出し、当該第二交点と前記第一交点との距離を検出する画像処理部とを備え、当該画像処理部の検出結果に基いて前記コーナー部の切断ルートを決定するようにしたことを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 複数の辺と当該辺につながるコーナー部を有する基板に当該基板よりはみ出し部分をもってシート材が張られた被加工物に対し、前記基板の外形に沿って前記シート材をレーザによってルーティング加工するレーザ加工方法において、前記シート材に対する前記コーナー部の切断ルートを決定するために、前記辺とコーナー部の画像を前記シート材の上からカメラで読取り、当該読取りデータに基づいて前記コーナー部につながる二つの辺の延長線が交わる第一の交点を検出し、前記延長線が作る角度の二等分線が前記コーナー部と交わる第二の交点を検出し、当該第二交点と前記第一交点との距離を検出することを特徴とするレーザ加工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019106416A (ja) * 2017-12-11 2019-06-27 ビアメカニクス株式会社 レーザ加工におけるアライメントマーク検出方法及びレーザ加工装置
CN117742239A (zh) * 2024-02-19 2024-03-22 南京超颖新能源科技有限公司 机床的垂直矫正系统及矫正方法

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