JP2016067567A - 折り畳み椅子用クッションおよびクッション付き折り畳み椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】 立ったり座ったりの動作の際や風などで落下しない一方、簡単に取り外しが可能な折り畳み椅子用クッションを提供する。
【解決手段】 座面を形成する座板(11)を分割することで折り畳み可能な折り畳み椅子(10)に対して固定されるクッション(20)である。折り畳み椅子(10)は、釣りやキャンプなど、主にアウトドアに持ち出して使用するものである。 折り畳み椅子(10)は、分割された分割座板(11a,11b)を山型に折り畳むものであり、前記のクッション(20)は、前記の折り畳み椅子(10)における座面へ接する側へ、分割された分割座板(11a,11b)の境目へ挿入される挿入条(31)を備えた。
【選択図】 図2
【解決手段】 座面を形成する座板(11)を分割することで折り畳み可能な折り畳み椅子(10)に対して固定されるクッション(20)である。折り畳み椅子(10)は、釣りやキャンプなど、主にアウトドアに持ち出して使用するものである。 折り畳み椅子(10)は、分割された分割座板(11a,11b)を山型に折り畳むものであり、前記のクッション(20)は、前記の折り畳み椅子(10)における座面へ接する側へ、分割された分割座板(11a,11b)の境目へ挿入される挿入条(31)を備えた。
【選択図】 図2
Description
本発明は、座面が折り畳める椅子(アウトドアなどで用いる椅子)に用いるクッション、およびそのクッションに適した折り畳み椅子に関する。
キャンプや海水浴などアウトドアにて用いる椅子としては、座面や背もたれを布地とし、それらの布地を支える金属製パイプにて構成する椅子(ディレクターチェアなどと称される)がある。
こうした椅子を多機能化するための技術として、 たとえば、特許文献1に開示されているのは、そうした折り畳み椅子へ取り付け可能なグラス用ホルダに関する技術である。
一方、特許文献2に開示された技術は、折り畳みが可能な椅子と、ダイニングテーブルに関する技術である。この文献に開示されているのは、椅子の座面やテーブルの天板は、板材を用いている。そして、それら板材を分割した上でヒンジで接続している。
さて、持ち運びが可能な椅子を水辺に設置し、長時間にわたって楽しむ釣りがある。そうした釣りには、丈夫な脚部と、その脚部に支えられる金属製板材からなる座面とを備えた折り畳み椅子が用いられる。持ち運びのコンパクト性のため、座面を形成する板材は、二分割または四分割した上で、ヒンジで接続されている(図1参照)。
こうした折り畳み椅子には長時間座っていることが前提となるので、釣り人は座面へ座布団やクッションを用いることが多い。
折り畳み椅子に用いるクッションには、以下のような問題点があった。
釣り人が椅子から離れる動作の際や、あるいは風を原因としてクッションが折り畳み椅子から落下することがある。設置場所が水辺であるため、濡れてしまうと座ることができなくなってしまう。場所によってはクッションを拾うことができないところへ落下してしまうこともある。したがって、簡単には落下させたくない。
釣り人が椅子から離れる動作の際や、あるいは風を原因としてクッションが折り畳み椅子から落下することがある。設置場所が水辺であるため、濡れてしまうと座ることができなくなってしまう。場所によってはクッションを拾うことができないところへ落下してしまうこともある。したがって、簡単には落下させたくない。
簡単に落下させないようにするため、クッションへ紐を縫いつけ、その紐を椅子へ縛る、といった対策を取る釣り人もいる。しかし、釣りの最中には、釣り人がそのクッションの上で色々な動作をするので、クッションがずれないほどしっかりとした固定が望まれる。そのためには、複数箇所の紐が必要となり、しかも緩みにくい縛り方などをしなければならない。複数の紐で固定するとなると、撤収時に面倒である。
上述した問題点は、釣り人が使用する例を示したが、折り畳み椅子に対してクッションを使いたい場合、アウトドア全般に共通する。
上述した問題点は、釣り人が使用する例を示したが、折り畳み椅子に対してクッションを使いたい場合、アウトドア全般に共通する。
本発明が解決すべき課題は、立ったり座ったりの動作の際や風などで落下しない一方、簡単に取り外しが可能な折り畳み椅子用クッション、およびクッション付き折り畳み椅子を提供することにある。
(第一の発明)
第一の発明は、座面を形成する座板(11)を分割することで折り畳み可能な折り畳み椅子(10)に対して固定されるクッション(20)であって、
前記の折り畳み椅子(10)は、分割された分割座板(11a,11b)を山型に折り畳むものであり、
前記のクッション(20)は、前記の折り畳み椅子(10)における座面へ接する側へ、分割された分割座板(11a,11b)の境目へ挿入される挿入条(31)を備えたことを特徴とする。
第一の発明は、座面を形成する座板(11)を分割することで折り畳み可能な折り畳み椅子(10)に対して固定されるクッション(20)であって、
前記の折り畳み椅子(10)は、分割された分割座板(11a,11b)を山型に折り畳むものであり、
前記のクッション(20)は、前記の折り畳み椅子(10)における座面へ接する側へ、分割された分割座板(11a,11b)の境目へ挿入される挿入条(31)を備えたことを特徴とする。
(用語説明)
折り畳み椅子(10)とは、釣りやキャンプなど、主にアウトドアに持ち出して使用するものである。
「山型に折り畳む」とは、座るための座面が形成されている状態から折り畳む状態へ変化させる際に、上方向へ凸となるように折り畳まれることを意味する。折り畳まれた状態と座面を形成する状態とを形成するためには、一般的にはヒンジ(蝶番)を用いるが、所定の孔へピンを出し入れするなどの構成によって達成する場合もある。
「挿入条(31)」は、その長手方向を非連続とした複数の条を一直線上に並んで配置したものとしてもよい(図7参照)。
折り畳み椅子(10)とは、釣りやキャンプなど、主にアウトドアに持ち出して使用するものである。
「山型に折り畳む」とは、座るための座面が形成されている状態から折り畳む状態へ変化させる際に、上方向へ凸となるように折り畳まれることを意味する。折り畳まれた状態と座面を形成する状態とを形成するためには、一般的にはヒンジ(蝶番)を用いるが、所定の孔へピンを出し入れするなどの構成によって達成する場合もある。
「挿入条(31)」は、その長手方向を非連続とした複数の条を一直線上に並んで配置したものとしてもよい(図7参照)。
(作用)
折り畳み椅子(10)の使用者は、分割された分割座板(11a,11b)を山型に折り畳む。すると、分割された分割座板(11a,11b)の間に境目が発生する。その境目へ、クッション(20)における座面へ接する側に設けられた挿入条(31)を挿入する。そして、分割された分割座板(11a,11b)にて座面を形成する。すると挿入条(31)は、分割された分割座板(11a,11b)が向き合う側面に挟まれる。その状態では、クッション(20)が風によって、または折り畳み椅子(10)の使用者の動作によって、落下しにくい状態となる。
折り畳み椅子(10)の使用者が、再び分割された分割座板(11a,11b)を山型に折り畳めば、挿入条(31)を抜き取るのは簡単である。
折り畳み椅子(10)の使用者は、分割された分割座板(11a,11b)を山型に折り畳む。すると、分割された分割座板(11a,11b)の間に境目が発生する。その境目へ、クッション(20)における座面へ接する側に設けられた挿入条(31)を挿入する。そして、分割された分割座板(11a,11b)にて座面を形成する。すると挿入条(31)は、分割された分割座板(11a,11b)が向き合う側面に挟まれる。その状態では、クッション(20)が風によって、または折り畳み椅子(10)の使用者の動作によって、落下しにくい状態となる。
折り畳み椅子(10)の使用者が、再び分割された分割座板(11a,11b)を山型に折り畳めば、挿入条(31)を抜き取るのは簡単である。
(第一の発明のバリエーション1)
第一の発明は、前記の挿入条(31)の長手方向と直角な長手方向をなす第二挿入条(33)を備えることとしてもよい。
挿入条(31)の長手方向と第二挿入条(33)の長手方向とは、たとえば「T字形」または「+字形」をなすこととなる。ただし、挿入条(31)と第二挿入条(33)とが接していなくても良い(図2参照)。
第一の発明は、前記の挿入条(31)の長手方向と直角な長手方向をなす第二挿入条(33)を備えることとしてもよい。
挿入条(31)の長手方向と第二挿入条(33)の長手方向とは、たとえば「T字形」または「+字形」をなすこととなる。ただし、挿入条(31)と第二挿入条(33)とが接していなくても良い(図2参照)。
折り畳み椅子(10)には、その座面を「+字」となる分割線にて四分割するものがある。そのような折り畳み椅子(10)の分割線へ、挿入条(31)および第二挿入条(33)を挿入する。すると、クッション(20)の折り畳み椅子(10)への固定が、より強固となる。
(第一の発明のバリエーション2)
第一の発明は、前記の挿入条(31)を前記のクッション(20)に対して着脱自在としてもよい。
第二挿入条(33)を備える場合には、その第二挿入条(33)をもクッション(20)に対して着脱自在とする。
着脱自在とする具体的な構成としては、たとえば面ファスナーを用いる方法である。折り畳み椅子(10)における座板に接する面の広い部分へ面ファスナーを配置すれば、挿入条(31)の位置を自在に変えることができる。
第一の発明は、前記の挿入条(31)を前記のクッション(20)に対して着脱自在としてもよい。
第二挿入条(33)を備える場合には、その第二挿入条(33)をもクッション(20)に対して着脱自在とする。
着脱自在とする具体的な構成としては、たとえば面ファスナーを用いる方法である。折り畳み椅子(10)における座板に接する面の広い部分へ面ファスナーを配置すれば、挿入条(31)の位置を自在に変えることができる。
(第一の発明のバリエーション3)
第一の発明は、以下のように形成してもよい。
すなわち、前記の挿入条(31)の長手方向に垂直な断面が、その先端側に他の部位よりも厚い部位を備えるような形状であって、当該厚い部位は、クッション(20)を折り畳み椅子(10)へ固定した場合に折り畳み椅子(10)の裏面へ達するように形成する。
第二挿入条(33)を備える場合には、その第二挿入条(33)の長手方向に垂直な断面形状も同様である。その断面形状とは、たとえば、矢印形である。
第一の発明は、以下のように形成してもよい。
すなわち、前記の挿入条(31)の長手方向に垂直な断面が、その先端側に他の部位よりも厚い部位を備えるような形状であって、当該厚い部位は、クッション(20)を折り畳み椅子(10)へ固定した場合に折り畳み椅子(10)の裏面へ達するように形成する。
第二挿入条(33)を備える場合には、その第二挿入条(33)の長手方向に垂直な断面形状も同様である。その断面形状とは、たとえば、矢印形である。
挿入条(31)の長手方向に垂直な断面が、その先端側に他の部位よりも厚い部位を備えるような形状としたことで、折り畳み椅子(10)の座面における境目部分へ挿入した場合に、抜けにくくなる。
(第一の発明のバリエーション4)
第一の発明は、前記の挿入条(31)は、クッション(20)の裏面が平滑となるように畳むことが可能な構成をなすように形成してもよい。第二挿入条(33)を備える場合も同様である。
たとえば、クッション(20)の裏面(22)には、挿入条(31)が畳まれる部位としての収納凹部(24)を設けておく(図5参照)。
第一の発明は、前記の挿入条(31)は、クッション(20)の裏面が平滑となるように畳むことが可能な構成をなすように形成してもよい。第二挿入条(33)を備える場合も同様である。
たとえば、クッション(20)の裏面(22)には、挿入条(31)が畳まれる部位としての収納凹部(24)を設けておく(図5参照)。
(作用)
折り畳み椅子(10)へ装着しない場合のクッション(20)においては、挿入条(31)がクッション(20)の裏面(22)が平滑となるように畳まれており、挿入条(31)が邪魔にならない。
折り畳み椅子(10)へ装着しない場合のクッション(20)においては、挿入条(31)がクッション(20)の裏面(22)が平滑となるように畳まれており、挿入条(31)が邪魔にならない。
(第二の発明)
第二の発明は、座面を形成する座板(11)を分割することで折り畳み可能な折り畳み椅子(10)と、その折り畳み椅子(10)に対して固定されるクッション(20)とからなるクッション付き折り畳み椅子に係る。
前記の折り畳み椅子(10)は、分割された分割座板(11a,11b)を山型に折り畳むものであり、
前記のクッション(20)は、前記の折り畳み椅子(10)における座面へ接する側へ、分割された分割座板(11a,11b)の境目へ挿入される挿入条(31)を備えたことを特徴とする。
第二の発明は、座面を形成する座板(11)を分割することで折り畳み可能な折り畳み椅子(10)と、その折り畳み椅子(10)に対して固定されるクッション(20)とからなるクッション付き折り畳み椅子に係る。
前記の折り畳み椅子(10)は、分割された分割座板(11a,11b)を山型に折り畳むものであり、
前記のクッション(20)は、前記の折り畳み椅子(10)における座面へ接する側へ、分割された分割座板(11a,11b)の境目へ挿入される挿入条(31)を備えたことを特徴とする。
第二の発明におけるクッション(20)においては、第一の発明の各バリエーションを採用できる。
(第二の発明のバリエーション)
第二の発明においては、分割された分割座板(11a,11b)の境目へ挿入条(31)を挿入された状態において座面が平面を維持するためのストッパ(14)を備えることとしてもよい。
ストッパ(14)の存在により、挿入条(31)が挿入されていても座面が平面を維持しやすくなる。
第二の発明においては、分割された分割座板(11a,11b)の境目へ挿入条(31)を挿入された状態において座面が平面を維持するためのストッパ(14)を備えることとしてもよい。
ストッパ(14)の存在により、挿入条(31)が挿入されていても座面が平面を維持しやすくなる。
第一の発明によれば、立ったり座ったりの動作の際や風などで落下しない一方、簡単に取り外しが可能な折り畳み椅子用クッションを提供することができた。
第二の発明によれば、立ったり座ったりの動作の際や風などで落下しない一方、簡単に取り外しが可能なクッション付き折り畳み椅子を提供することができた。
第二の発明によれば、立ったり座ったりの動作の際や風などで落下しない一方、簡単に取り外しが可能なクッション付き折り畳み椅子を提供することができた。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。ここで使用するのは、図1から図7である。
(図1)
図1に示す折り畳み椅子10は、座面が長方形をなし、長辺方向および短辺方向のいずれにも分割することができる座板11と、その座板11から下方へ伸びる脚13を備えている。脚13は座板11から取り外すことができ、ヒンジ12によって座板11を折り畳んで形成される内部空間へ収納可能となっている。
柔らかな素材で形成され、折り畳み椅子10の座面の一部を覆って、座る人(本実施形態においては釣り人)の座り心地を向上させるのが、クッション20である。
図1に示す折り畳み椅子10は、座面が長方形をなし、長辺方向および短辺方向のいずれにも分割することができる座板11と、その座板11から下方へ伸びる脚13を備えている。脚13は座板11から取り外すことができ、ヒンジ12によって座板11を折り畳んで形成される内部空間へ収納可能となっている。
柔らかな素材で形成され、折り畳み椅子10の座面の一部を覆って、座る人(本実施形態においては釣り人)の座り心地を向上させるのが、クッション20である。
(図2)
図2(a)には、クッション20の裏面22(折り畳み椅子10の座面と接する面)に固定され、折り畳み椅子10との簡易な固定をなすためのクッション固定体30の構造を示している。
すなわち、クッション固定体30は、分割された分割座板11a,11bの境目へ挿入される挿入条31と、その挿入条31をクッション20へ固定するための条固定部32と、前記の挿入条31の長手方向と直角な長手方向をなす第二挿入条33と、その第二挿入条33をクッション20へ固定するための第二条固定部34とを備えている。
図2(a)には、クッション20の裏面22(折り畳み椅子10の座面と接する面)に固定され、折り畳み椅子10との簡易な固定をなすためのクッション固定体30の構造を示している。
すなわち、クッション固定体30は、分割された分割座板11a,11bの境目へ挿入される挿入条31と、その挿入条31をクッション20へ固定するための条固定部32と、前記の挿入条31の長手方向と直角な長手方向をなす第二挿入条33と、その第二挿入条33をクッション20へ固定するための第二条固定部34とを備えている。
図2(b)に示すように、挿入条31,33,条固定部32,34は、クッション20の裏面22へ固定される。固定方法としては、縫いつけるなどの方法にて固定することとしているが、他の実施形態では着脱自在としている。
本実施形態においては、挿入条31,33がT字形をなすように配置されている。また、第二挿入条33は、挿入条31が存在する反対側へ倒れることができるように分離されている(図2(d)参照)。ただし、挿入条31側へ倒れても良いように、間隔を空けている。
本実施形態においては、挿入条31,33がT字形をなすように配置されている。また、第二挿入条33は、挿入条31が存在する反対側へ倒れることができるように分離されている(図2(d)参照)。ただし、挿入条31側へ倒れても良いように、間隔を空けている。
なお、挿入条31および第二挿入条33が離れて配置されていてもよい。
また、折り畳み椅子10の形状に合わせて、またはクッション20の固定位置を変更するため、第三の挿入条を加えることによって「〒」の字形、「π」の字形に配置してもよい。
また、折り畳み椅子10の形状に合わせて、またはクッション20の固定位置を変更するため、第三の挿入条を加えることによって「〒」の字形、「π」の字形に配置してもよい。
図2(c)に示すように、挿入条31は、分割座板11a,11bの間へ挿入されて挟み込まれる。第二挿入条33は、分割座板11a,11cおよび分割座板11b,11dの間へ挿入されて挟み込まれる。
なお、第二挿入条33の挿入動作が面倒な場合や、図2(d)に示すように座板11の長手方向寸法が小さい折り畳み椅子10の場合には、第二挿入条33を用いずに挿入条31が存在する反対側へ倒す。
なお、第二挿入条33の挿入動作が面倒な場合や、図2(d)に示すように座板11の長手方向寸法が小さい折り畳み椅子10の場合には、第二挿入条33を用いずに挿入条31が存在する反対側へ倒す。
(図3)
図3では、折り畳み椅子10の座板11とクッション20との関係を断面図にて示している。
図示は省略しているが、図3(a)に示した分割座板11a,11bの間にできる空間には、図1に示した脚13を収納することができる。
図3では、折り畳み椅子10の座板11とクッション20との関係を断面図にて示している。
図示は省略しているが、図3(a)に示した分割座板11a,11bの間にできる空間には、図1に示した脚13を収納することができる。
図3(b)に示すように、分割座板11a,11bを山型とし、その間へ挿入条31を挿入する。図3(c)に示すように、分割座板11a,11bを平滑とすることによって挿入条31が挟まれ、クッション20が座面へ固定されることとなる。
この状態となれば、本実施形態に係る折り畳み椅子10へ座った人が立ったり、座ったまま動いたりしても、クッション20は動かない。人が立ち去っても、風などによってクッション20が折り畳み椅子10から落ちることはない。
この状態となれば、本実施形態に係る折り畳み椅子10へ座った人が立ったり、座ったまま動いたりしても、クッション20は動かない。人が立ち去っても、風などによってクッション20が折り畳み椅子10から落ちることはない。
(図4)
図4には、クッション本体21の裏面(22)の全面に対して、面ファスナ23を固定している。一方、クッション固定体30における条固定部として、前記の面ファスナ23に着脱自在な面ファスナ35を採用している。
これによって、クッション固定体30をクッション20に対して、好きな場所へ配置することができる。
図4には、クッション本体21の裏面(22)の全面に対して、面ファスナ23を固定している。一方、クッション固定体30における条固定部として、前記の面ファスナ23に着脱自在な面ファスナ35を採用している。
これによって、クッション固定体30をクッション20に対して、好きな場所へ配置することができる。
なお、挿入条31,33の断面形状は、先端が太い形状を採用している。これは、クッション20が落ちにくくするためであるが、挿入条31,33の断面形状がこれに限られるものではない。
また、クッション20の形状は全ての実施形態において長方形としているが、円形、ドーナツ型など、様々な形状を採用することができる。
また、クッション20の形状は全ての実施形態において長方形としているが、円形、ドーナツ型など、様々な形状を採用することができる。
(図5)
図5に示す実施形態においては、クッション本体21の裏面22には、挿入条31が畳まれて収納される収納凹部24を設けている。また、他の実施形態において採用していた条固定部32を省略している。
この構成により、折り畳み椅子10へ装着しない場合のクッション20においては、挿入条31がクッション本体21の裏面22が平滑となるように畳まれるので、挿入条31が邪魔にならない。
図5に示す実施形態においては、クッション本体21の裏面22には、挿入条31が畳まれて収納される収納凹部24を設けている。また、他の実施形態において採用していた条固定部32を省略している。
この構成により、折り畳み椅子10へ装着しない場合のクッション20においては、挿入条31がクッション本体21の裏面22が平滑となるように畳まれるので、挿入条31が邪魔にならない。
なお、図示を省略するが、収納凹部24を設ける上記の構成を第二挿入条33に対応させて採用すると、図2(d)に示したように、第二挿入条33を使わない場合に、クッション20の座面(裏面22と反対側の面)が平滑になる。
(図6)
図6に示す実施形態では、分割された分割座板11a,11bの境目へ挿入条31を挿入された状態において座面が平面を維持するためのストッパ14を備える場合を示している。
ストッパ14の存在により、挿入条31が挿入されていても座面が平面を維持しやすくなる。
図6に示す実施形態では、分割された分割座板11a,11bの境目へ挿入条31を挿入された状態において座面が平面を維持するためのストッパ14を備える場合を示している。
ストッパ14の存在により、挿入条31が挿入されていても座面が平面を維持しやすくなる。
挿入条31の収納構造は、上記した実施形態に限られない。たとえば、クッション21の裏面22に薄い布地の一辺を縫い付けておき、縫い付けられていない自由端を折り曲げることで挿入条を形成することとしてもよい。この場合、その挿入条を分割座板11a,11bの境目から抜いた場合には、クッション本体21の裏面22はほぼ平滑となる。
そのほか、たとえば、両側を縫い付けて、条の真ん中を縫わないで自由にし、真ん中でひし形等に織り込める、といった「条」を形成してもよい。
そのほか、たとえば、両側を縫い付けて、条の真ん中を縫わないで自由にし、真ん中でひし形等に織り込める、といった「条」を形成してもよい。
(図7)
図7に示す実施形態では、挿入条31を連続した長いものではなく、非連続としたものである。
クッション20を軽量化したい場合などに採用する。
図7に示す実施形態では、挿入条31を連続した長いものではなく、非連続としたものである。
クッション20を軽量化したい場合などに採用する。
図示を省略するが、折り畳み椅子10の分割座板11a,11bにおいて、クッション固定体30の条固定部32が位置する部位を切り欠いた形状としておいてもよい。
また、条の先端部分に変形しやすいパイプを挿入しておくといったバリエーションを提供しても良い。挿入時にはそのパイプが変形するので挿入しやすく、挿入後は元の形状に戻ることで抜けにくくなる、という効果がある。
本発明は、釣り具の製造業、販売業またはレンタル業、アウトドアスポーツのインストラクター事業などにおいて、利用可能性を有する。
10; 折り畳み椅子
11; 座板
11a,11b,11c,11d;分割座板
12; ヒンジ 13; 脚
14; ストッパ
20; クッション 21; クッション本体
22: 裏面 23; 面ファスナ
24; 収納凹部
30; クッション固定体 31; 挿入条
32; 条固定部
33; 第二挿入条 34; 第二条固定部
35; 面ファスナ
11; 座板
11a,11b,11c,11d;分割座板
12; ヒンジ 13; 脚
14; ストッパ
20; クッション 21; クッション本体
22: 裏面 23; 面ファスナ
24; 収納凹部
30; クッション固定体 31; 挿入条
32; 条固定部
33; 第二挿入条 34; 第二条固定部
35; 面ファスナ
Claims (7)
- 座面を形成する座板を分割することで折り畳み可能な折り畳み椅子に対して固定されるクッションであって、
前記の折り畳み椅子は、分割された分割座板を山型に折り畳むものであり、
前記のクッションは、前記の折り畳み椅子における座面へ接する側へ、分割された分割座板の境目へ挿入される挿入条を備えた折り畳み椅子用クッション。 - 前記の挿入条の長手方向と直角な長手方向をなす第二挿入条を備えることとした請求項1に記載の折り畳み椅子用クッション。
- 前記の挿入条は、前記のクッションに対して着脱自在とした請求項1または請求項2のいずれかに記載の折り畳み椅子用クッション。
- 前記の挿入条の長手方向に垂直な断面が、その先端側に他の部位よりも厚い部位を備えるような形状であって、当該厚い部位は、クッションを折り畳み椅子へ固定した場合に折り畳み椅子の裏面へ達するように形成することとした請求項1から請求項3のいずれかに記載の折り畳み椅子用クッション。
- 前記の挿入条は、クッションの裏面が平滑となるように畳むことが可能な構成をなすように形成した請求項1から請求項4のいずれかに記載の折り畳み椅子用クッション。
- 座面を形成する座板を分割することで折り畳み可能な折り畳み椅子と、その折り畳み椅子に対して固定されるクッションとからなるクッション付き折り畳み椅子であって、
前記の折り畳み椅子は、分割された分割座板をヒンジにて山型に折り畳むものであり、
前記のクッションは、前記の折り畳み椅子における座面へ接する側へ、分割された分割座板の境目へ挿入される挿入条を備えたクッション付き折り畳み椅子。 - 分割された分割座板の境目へ挿入条を挿入された状態において座面が平面を維持するためのストッパを備えた請求項6に記載のクッション付き折り畳み椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014199484A JP2016067567A (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | 折り畳み椅子用クッションおよびクッション付き折り畳み椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014199484A JP2016067567A (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | 折り畳み椅子用クッションおよびクッション付き折り畳み椅子 |
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Family Applications (1)
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2014
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