JP2016066473A - 電線挿入方法及び電線挿入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤハーネスを構成する各電線を各コネクタハウジングに挿入する際に、構造が複雑な場合であっても、電線長の不足により挿入不可能な状況が発生するのを防止すること。
【解決手段】所定のテーブル上に配置される複数のコネクタハウジングの初期状態における配置形態に基づき、該当するコネクタハウジングに挿入する電線の所要電線長Lxを算出する第1の手順S18と、各電線の実際の長さL1と、前記所要電線長とを比較して、電線長が不足する場合には、前記複数のコネクタハウジングの並び順に関する配置形態を修正するための信号を出力する第2の手順S28とを利用する。互いにサイズが異なる複数種類のコネクタハウジングの並び順を入れ替えることにより、ピッチを変更し所要電線長Lxを短縮する。
【選択図】図1

Description

本発明はワイヤハーネスを製造する際に利用可能な電線挿入方法及び電線挿入装置に関する。
例えば、車両に搭載されるワイヤハーネスは、車両の電源と車両上の様々な電装品との間を接続したり、多数の電装品同士の間を互いに接続するために用いられる。このようなワイヤハーネスは、例えば特許文献1の図10に示されるように、多数本の電線の集合体と、各電線の末端に接続される多数のコネクタとを含む。また、複数のサブハーネスを組み合わせてワイヤハーネスを構成する場合もある。
コネクタは、電気接続用の複数の端子と、これらを収容するための複数のキャビティが形成されたコネクタハウジングとで構成される。ワイヤハーネス或いはサブハーネスを製造する際には、電線又は電線の集合体の末端にそれぞれ端子を付加した状態で、各電線の端子をコネクタハウジングのキャビティに挿入しこれらを一体化する(特許文献1の図7、図8参照)。このような端子及び電線の挿入行程については、製造用のロボットを用いて各電線又は端子を把持し、所定のテーブル上に配置されたコネクタハウジングに端子付き電線を順番に挿入することが従来より行われている。
例えば、特許文献1に示されたワイヤハーネスの設計方法においては、新規のワイヤーハーネスの開発に必要な期間を大幅に短縮するための技術を示している。具体的には、ワイヤーハーネスCmpを複数のサブアッシーSub1〜Sub3に分割し、これらのサブアッシーSub1〜Sub3の三次元形状を、ハーネス組立作業台16上に配策した状態で所定の表示ディスプレイに合成表示する。また、各サブアッシーSub1〜Sub3の表示位置を例えばZ軸方向に任意に移動可能とする。これにより、試作品を作成しなくても、複数のサブアッシーSub1〜Sub3の組立順序を視覚的に容易にシミュレーションできる。
また、特許文献2においては、単一のデータベースに構築された接続支援情報に基づいて、複数のステーション毎に設定された電線接続作業を同一の図板上で迅速且つ正確に連続的に行うための電線接続支援装置を示している。
特開2003−132102号公報 特開2002−359049号公報
ところで、車両等に用いられるワイヤハーネスの場合には、様々な箇所に配置された様々な電装品同士の間をワイヤハーネスを介して接続する必要がある。したがって、このようなワイヤハーネスは、例えば特許文献1の図18のように各枝線の末端に接続される多数のコネクタを有している。
上記のようなワイヤハーネスの製造工程を自動化する場合には、多数のコネクタのコネクタハウジングを所定のテーブル上に予め並べて配置しておき、端子を付加した多数の電線を、所定の順番に従いロボットで順次に把持し、順番に該当するコネクタハウジングのキャビティに挿入することが望ましい。
しかしながら、ワイヤハーネスに接続されるコネクタの数が増えると、複数のコネクタの間の距離がかなり長くなる場合がある。そして、例えば1本の電線の一端を1番目のコネクタと接続し、同じ電線の他端を2番目のコネクタと接続する場合に、1番目のコネクタと2番目のコネクタとの距離に比べて前記電線の電線長が不足しているとこれらのコネクタに電線を挿入することができない。
比較的構造が単純なワイヤハーネスの場合には、同じ電線の一端に接続される1番目のコネクタと、他端に接続される2番目のコネクタとを互いに近い位置に配置可能であるため、電線長が不足することはなく、各電線の末端の端子を該当するコネクタハウジングのキャビティに挿入することができる。しかし、ワイヤハーネスの構造が複雑化してコネクタの数が増えたり、様々な電線を挿入する順番に制約があるような場合には、電線長の不足により挿入ができない場合がありうる。
一方、車両等に用いられるワイヤハーネスの場合には、少なくとも1つの幹線部と、前記幹線部から分岐した複数の枝線部と、前記幹線部又は前記枝線部の端部に連結される複数のコネクタとを有する。つまり、ワイヤハーネスを構成する各電線が通る経路は複雑に入り組んでおり、分岐箇所において各電線の配索方向が変化する。
上記のようなワイヤハーネスにおいては、互いに重なり合った多数の電線がそれぞれ独自の経路に沿って配索されるので、特に分岐箇所において、互いに隣接する電線間で絡みが生じやすい。電線間で絡みが生じると、その箇所でワイヤハーネスの形状を曲げにくくなり、配索の作業性が悪化する。また、絡みにより各電線の経路長が長くなり、電線長の余裕が不足する場合もある。
また、ワイヤハーネスを構成する多数の端子付き電線をコネクタハウジングの各キャビティに挿入する作業については、従来より事前に定めた順番に従って、規則的に行っていた。例えば、上下方向の上段と下段とのそれぞれに水平方向に並んだN個のキャビティが存在するコネクタハウジングに多数の端子付き電線を挿入する場合には、まず下段のキャビティを選択し、左から右に向かって下段の各キャビティに順番に電線を挿入する。これが完了したら、上段のキャビティを選択し、上段の左から右に向かって各キャビティに順番に電線を挿入する。このような規則的な作業を繰り返すことにより、全ての電線を各コネクタハウジングに挿入することができる。
しかし、上記のような規則的な順番に従って各電線を各コネクタハウジングに挿入する場合には、ワイヤハーネスの各分岐箇所において、電線間で絡みが生じるのを避けることが難しい。
したがって、各分岐箇所で生じる電線間の絡みを抑制するために、多数の電線の挿入順序及び積層順序を最適化するように作業工程を工夫することが考えられる。但し、電線の挿入順序を最適化する場合には、挿入順序が複雑且つ不規則になる。そして、その場合は事前にテーブル上に配置する多数のコネクタハウジングの位置関係の制約により、各電線を挿入する際に電線長の不足が生じ挿入できない場合がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ワイヤハーネスを構成する各電線を各コネクタハウジングに挿入する際に、ワイヤハーネスの構造や電線挿入順序が複雑な場合であっても、電線長の不足により挿入不可能な状況が発生するのを防止することが可能な電線挿入方法及び電線挿入装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電線挿入方法は、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1) 複数の電線の集合体として構成され、各電線の端部に付加された端子が複数のコネクタのコネクタハウジングに挿入されるワイヤハーネスを製造する際に、前記ワイヤハーネスの各電線と接続される複数のコネクタハウジングの配置状態を調整する電線挿入方法であって、
所定のテーブル上に配置される前記複数のコネクタハウジングの初期状態における配置形態に基づき、該当するコネクタハウジングに挿入する電線の所要電線長を算出する第1の手順と、
各電線の実際の長さと、前記所要電線長とを比較して、電線長が不足する場合には、前記複数のコネクタハウジングの並び順に関する配置形態を修正するための信号を出力する第2の手順と、
を有することを特徴とする。
(2) 上記(1)に記載の電線挿入方法であって、
互いに大きさが異なる複数種類のコネクタハウジングが前記テーブル上に同時に配置される状況において、互いに隣接した位置に配置されるコネクタハウジングの種類の組み合わせに応じて前記コネクタハウジングの配置ピッチを可変とし、
前記第2の手順では、挿入する電線の電線長が不足する場合に、互いに隣接する位置に配置する前記複数のコネクタハウジングの種類の組み合わせを変更して、電線長の不足を解消可能なコネクタハウジングの新たな配置形態を自動的に算出する、
ことを特徴とする。
(3) 上記(1)に記載の電線挿入方法であって、
前記ワイヤハーネスを構成する複数の電線の各々を前記複数のコネクタハウジングの各々に挿入する順序が可変の環境下で適用される、
ことを特徴とする。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれかの電線挿入方法であって、
前記テーブル上に配置される前記複数のコネクタハウジングは、前記テーブルの中央部から一定の半径の距離にある円周上に放射状に配置される、
ことを特徴とする。
上記(1)の構成の電線挿入方法によれば、複数のコネクタハウジングの配置状態に対して、挿入作業時の各電線の電線長の不足が予想される時には、コネクタハウジングの並び順を修正することができる。つまり、コネクタハウジングの並び順の修正により、該当する電線をコネクタハウジングに挿入する際に必要とされる電線長を低減することが可能であり、電線長の不足を防止できる。
上記(2)の構成の電線挿入方法によれば、電線長の不足を解消可能なコネクタハウジングの新たな配置形態を自動的に算出するので、電線長の不足が予想される時に、作業者等が配置形態の変更について試行錯誤を繰り返す必要がない。すなわち、互いに隣接した位置に配置されるコネクタハウジングの種類の組み合わせに応じて前記コネクタハウジングの配置ピッチが変化するので、挿入する電線の一端が挿入される第1のコネクタハウジングと、前記電線の他端が挿入される第2のコネクタハウジングとの間に配置される複数のコネクタハウジングの種類の組み合わせを変更することにより、前記第1のコネクタハウジングと前記第2のコネクタハウジングとの間隔(距離)を短縮できる。
上記(3)の構成の電線挿入方法によれば、複数の電線の各々を複数のコネクタハウジングの各々に挿入する順序が可変であるため、多数のコネクタハウジングの配置状態を事前に決定し固定しておく必要がある。しかし、電線長の不足が予想される時には、挿入作業を開始する前にコネクタハウジングの配置状態を変更し、電線長の不足を防止できるので、挿入不可能な状況が発生するのを防止できる。
上記(4)の構成の電線挿入方法によれば、多数のコネクタハウジングの相対的な位置関係を容易に把握することができるので、電線挿入時の各電線と各コネクタハウジングとの位置決めが容易になる。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電線挿入装置は、下記(5)を特徴としている。
(5) 複数の電線の集合体として構成され、各電線の端部に付加された端子が複数のコネクタのコネクタハウジングに挿入されるワイヤハーネスを製造する際に、前記ワイヤハーネスの各電線と接続される複数のコネクタハウジングの配置状態を調整する電線挿入装置であって、
所定のテーブル上に配置される前記複数のコネクタハウジングの初期状態における配置形態に基づき、該当するコネクタハウジングに挿入する電線の所要電線長を算出する第1の手順と、
各電線の実際の長さと、前記所要電線長とを比較して、電線長が不足する場合には、前記複数のコネクタハウジングの並び順に関する配置形態を修正するための信号を出力する第2の手順と、
を含む処理を実行する制御部を備えた、
ことを特徴とする。
上記(5)の構成の電線挿入装置によれば、複数のコネクタハウジングの配置状態に対して、挿入作業時の各電線の電線長の不足が予想される時には、コネクタハウジングの並び順を修正することができる。つまり、コネクタハウジングの並び順の修正により、該当する電線をコネクタハウジングに挿入する際に必要とされる電線長を低減することが可能であり、電線長の不足を防止できる。
本発明の電線挿入方法及び電線挿入装置によれば、ワイヤハーネスを構成する各電線を各コネクタハウジングに挿入する際に、ワイヤハーネスの構造や電線挿入順序が複雑な場合であっても、電線長の不足により挿入不可能な状況が発生するのを防止することが可能になる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の電線挿入方法を実施する場合の主要な処理手順の具体例を示すフローチャートである。 図2は、ワイヤハーネスを製造する行程において円環状レール部材上に配置された多数のコネクタハウジングの配置例を示す平面図である。 図3は、3種類のコネクタハウジングを端子挿入方向の開口面側から視た正面図である。 図4(A)、図4(B)、及び図4(C)は、それぞれ2つのコネクタハウジングを並べて配置した状態の正面図であり、図4(A)はサイズが大と大の組み合わせの場合を示し、図4(B)はサイズが大と中の組み合わせの場合を示し、図4(C)はサイズが大と小の組み合わせの場合を示す。 図5(A)及び図5(B)は、それぞれ3つのコネクタハウジングを並べて配置した状態を表す正面図である。 図6は、ワイヤハーネスの構成例を示す平面図である。 図7は、回路グループ毎の端子付き電線挿入順序の具体例を示す模式図である。
本発明の電線挿入方法及び電線挿入装置に関する具体的な実施の形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
<製造対象のワイヤハーネスの概要の説明>
具体的なワイヤハーネス20の構成例を図6に示す。すなわち、車両上の様々な箇所に配置される電装品同士を電気的に接続するための多数の電線のそれぞれを、事前に定めた経路を通過するように配索すると共に、各電線の線路長や電線端部の位置を合わせ、これらの電線を積層し束ねた集合体をワイヤハーネス20もしくはその一部分として図6に示すように治具15上に構成する。
また、ワイヤハーネス20を構成する各電線の端部は、事前に指定された特定のコネクタと接続される。実際には、各電線の末端に金属製の端子が付加され、各々の端子が電線と共にコネクタを構成するコネクタハウジングの開口部(キャビティ)に挿入される。
図6に示したワイヤハーネス20は、最も多くの電線が積層された主要な箇所として幹線21を有している。また、ワイヤハーネス20は幹線21から分岐された枝線22A、22B、22C、22D、22E、22F、22G、22H、22I、22J、及び22Kを有している。
枝線22Aの末端はコネクタ24Aと接続される。つまり、枝線22Aを構成する1つ又は複数の電線の先端の端子(図示せず)が、電線と共にコネクタ24Aのコネクタハウジングに設けられたキャビティに挿入され固定される。同様に、枝線22B、22C、22D、22E、22F、22G、22H、22I、22J、及び22Kの末端は、それぞれコネクタ24B、24C、24D、24E、24F、24G、24H、24I、24J、及び24Kと接続される。また、幹線21の右端はコネクタ24Lと接続される。
図2に示したワイヤハーネス20は、複数の箇所にそれぞれ設けられた分岐部23A、24B、24C、24D、及び24Eを有している。例えば、幹線21を通る多数の電線の一部が分岐部23Dで幹線21から分岐されて枝線22A及び枝線22Bとなる。また、分岐部23Eで幹線21から分岐された電線が枝線22Cを構成する。また、分岐部23Aで幹線21から分岐された電線が枝線22D及び枝線22Eを構成する。また、分岐部23Bで幹線21から分岐された電線が枝線22F、枝線22G、及び枝線22Hを構成する。また、分岐部23Cで幹線21から分岐された電線が枝線22I及び枝線22Jを構成する。また、分岐部23Fで幹線21から分岐された電線が枝線22Kを構成する。
<各電線と各コネクタとの接続関係及び挿入順序の説明>
図6のワイヤハーネス20を製造する場合の回路グループ毎の端子付き電線挿入順序の具体例を図7に示す。尚、図7に示す各コネクタグループGrA、GrB、GrC、GrD、及びGrEについては、同じ分岐点から分岐した枝線に接続されるコネクタ同士を同じクループに割り当ててある。
また、図7に示した例では、接続元のコネクタ及び接続先のコネクタが属するコネクタグループが共通の1つ又は複数の電線を共通の回路グループとして示している。つまり、ワイヤハーネス20を構成する各電線については、図7のようにGrC内を接続する回路グループ31CC、GrA−GrC間を接続する回路グループ31AC、GrB−GrC間を接続する回路グループ31BC、GrB−GrE間を接続する回路グループ31BE、GrA−GrD間を接続する回路グループ31AD、GrC−GrD間を接続する回路グループ31CD、GrC−GrE間を接続する回路グループ31CE、GrD−GrE間を接続する回路グループ31DE、GrA内を接続する回路グループ31AA、及びGrA−GrB間を接続する回路グループ31ABが存在する。
また、上記各回路グループ31CC、31AC、31BC、31BE、31AD、31CD、31CE、31DE、31AA、31ABのそれぞれに含まれる1本又は複数本の電線の一端及び他端を、それぞれ特定のコネクタと接続する必要がある。実際には、末端に端子が付加された各電線を端子と共に該当するコネクタのコネクタハウジングの対応するキャビティに挿入することにより、これらを接続する。
尚、一般的な製造工程においては、多数の電線を規則的な順番に従って順次に選択し、1本ずつ端子付き電線をコネクタハウジングに挿入する。例えば、1つのコネクタハウジングに存在する多数のキャビティの並び順に従って、対応する電線を順次に選択し挿入するように処理する。一方、図7に示した例では、ワイヤハーネス20の各分岐点において電線間の絡みが生じるのを抑制するために、特別な順番に従って電線の挿入を行うように順序を工夫してある。
<電線挿入行程の説明>
図2は、ワイヤハーネス20を製造する行程において円環状レール部材10上に配置された多数のコネクタハウジング12の配置例を示す平面図である。
つまり、ワイヤハーネス20には多数の電線及び多数のコネクタが存在するので、これを製造する際には、必要な全てのコネクタハウジング12を図2のように並べて配置しておき、ロボットを用いて各々の電線の一端及び他端をそれぞれ対応するコネクタハウジング12に挿入する作業を繰り返すことになる。
図2に示した例では、水平に配置された円環状レール部材10の円周に沿って多数のハウジング受け11を放射状に配置してあり、各ハウジング受け11上にそれぞれコネクタハウジング12が固定してある。各コネクタハウジング12の放射方向の位置については、円環状レール部材10の中心10cから一定の半径Rの距離にある円周13の位置と一致する箇所に円周の外側に向けてキャビティの開口面が配置されるように定めてある。
したがって、例えば図2のコネクタハウジング12Aに電線の一端の端子を挿入する場合には、円周13の外側から端子付き電線挿入方向A1に向かって、ロボットで電線を移動して挿入処理を行う。
<コネクタハウジングの配置間隔及びピッチの説明>
図2に示すように、多数のコネクタハウジング12のハウジング並び方向Xの配置間隔及び配置ピッチについては、一定ではなく必要に応じて調整される。実際には、様々なサイズのコネクタハウジング12をワイヤハーネス20に接続する必要があるので、円環状レール部材10上の各ハウジング受け11に、サイズの異なる様々なコネクタハウジング12を並べて配置する必要がある。
図3は、3種類のコネクタハウジングを端子挿入方向の開口面側から視た正面図である。図3においては、大きいサイズHSG_Lのコネクタハウジング12(L)と、中程度のサイズHGG_Mのコネクタハウジング12(M)と、小さいサイズHSG_Sのコネクタハウジング12(S)との3種類を示してある。このほかに、実際には極小サイズのコネクタハウジング12や特大サイズのコネクタハウジング12も存在する。
図4(A)、図4(B)、及び図4(C)は、それぞれ2つのコネクタハウジングを並べて配置した状態の正面図であり、図4(A)はサイズが大と大の組み合わせの場合を示し、図4(B)はサイズが大と中の組み合わせの場合を示し、図4(C)はサイズが大と小の組み合わせの場合を示す。つまり、各コネクタハウジング12の大きさに応じてそれが占有する空間の大きさが変化するし、隣接するコネクタハウジング12の間に所定の間隙を設ける必要もあるし、比較的狭い空間に多数のコネクタハウジング12を並べる必要があるので、コネクタハウジング12を配置するピッチは適切に調整する必要がある。
図4(A)のように、大きいサイズHSG_Lのコネクタハウジング12を2つ並べて配置する場合には、これらの組み合わせの配置ピッチP_LLとして、円周13の角度の15度が最小限必要になる。また、図4(B)のように、大きいサイズHSG_Lと中程度のサイズHGG_Mのコネクタハウジング12を並べて配置する場合には、これらの組み合わせの配置ピッチP_LMとして、円周13の角度の12度が最小限必要になる。また、図4(C)のように、大きいサイズHSG_Lと小さいサイズHSG_Sのコネクタハウジング12を並べて配置する場合には、これらの組み合わせの配置ピッチP_LSとして、円周13の角度の10度が最小限必要になる。
<電線長の不足の説明>
ワイヤハーネス20を構成する1本の電線の一端を1番目のコネクタハウジング12に挿入し、同じ電線の他端を2番目のコネクタハウジング12に挿入しようとする場合に、円環状レール部材10上で1番目のコネクタハウジング12と2番目のコネクタハウジング12との間の距離が大きい場合がある。そして、ワイヤハーネス20を構成する各々の電線の長さは事前に決められているので、挿入する電線の電線長が比較的短い場合には、挿入作業に必要な長さに対し実際の電線長が不足して挿入できない場合がある。したがって、図2のように多数のコネクタハウジング12を並べて配置する場合に、挿入時の電線長の不足が生じないように考慮する必要がある。
<処理手順の説明>
本発明の電線挿入方法を実施する場合の主要な処理手順の具体例を図1に示す。図1の処理手順については、ワイヤハーネス20の製造を管理する図示しないコンピュータにより所定のプログラムを実行することにより自動的に処理することが想定される。また、この処理手順を実行するタイミングについては、ワイヤハーネス20の製造を開始する前の例えば設計段階、或いは調整段階で行うことが想定される。図1の処理手順について以下に説明する。
ステップS11では、コンピュータはワイヤハーネス20の構成に関する設計上のデータを所定のデータベースから読み込む。このデータには、回路リスト、端末リスト、及び部材リストが含まれている。回路リストは、電線毎の接続元及び接続先を表す情報の一覧を含む。端末リストは、ワイヤハーネス20に接続される各コネクタの位置や種類などを表す情報の一覧である。部材リストは、ワイヤハーネス20を構成する各部材(電線、コネクタハウジング、端子等)の種類、長さ等の情報の一覧である。
ステップS12では、コンピュータはコネクタハウジング12群の初期状態における配置データを所定のデータベースから読み込む。この配置データは、図2に示すような多数のコネクタハウジング12の配置状態を表すデータであって、例えば基準位置に対する各コネクタハウジング12の基準部位(例えばX方向中央)の位置を表す円周13上の相対角度を特定可能なデータである。
ステップS13以降の処理については、ワイヤハーネス20を構成する多数の電線を順番に選択し(S13、20)、選択した電線について、それぞれ電線長の不足の有無を識別するための処理を行う。
ステップS14では、コンピュータは選択した電線の実際の電線長L1を、S11で読み込んだデータに基づき取得する。
ステップS15では、コンピュータは選択した電線の一端が接続される接続元HSG(コネクタハウジング)及び電線の他端が接続される接続先HSGをS11で読み込んだデータに基づき特定する。
ステップS16では、コンピュータはS15で特定した接続元HSGの現在の配置位置P1を、S12で読み込んだ配置データにより把握する。また、ステップS17では、コンピュータはS15で特定した接続先HSGの現在の配置位置P2を、S12で読み込んだ配置データにより把握する。
ステップS18では、コンピュータは配置位置P1の接続元HSGと、配置位置P2の接続先HSGとを接続する電線に必要とされる所要電線長Lxを事前に定めた計算式を用いて算出する。計算式の一例を次に示す。
Lx=2・R・π・θ/360+Kα ・・・(1)
θ:P1−P2間の角度
Kα:挿入作業のために必要な余裕分
ステップS19では、コンピュータは実際の電線長L1と所要電線長Lxとを比較する。「L1>Lx」の条件を満たす場合はそのままで電線の挿入が可能であるのでS20に進み、上記の処理を繰り返す。「L1>Lx」の条件を満たさない場合は、現在のままでは電線長が不足すると認識してS22に進む。
ステップS22では、コンピュータは、現在の配置状態における接続元HSGの位置P1と、接続先HSGの位置P2との間で、各コネクタハウジング12の並び順の入れ替えを所定の規則に従って行い(データ上で並べ替えたと仮定する)、配置修正のための候補データを作成する。
ステップS23では、コンピュータはS22で並べ替えた後の接続元HSGの配置位置P12を特定する。またステップS24では、S22で並べ替えた後の接続先HSGの配置位置P22を特定する。
ステップS25では、コンピュータは配置位置P12の接続元HSGと、配置位置P22の接続先HSGとを接続する電線に必要とされる所要電線長Lx2を事前に定めた計算式を用いて算出する。計算式の一例を次に示す。
Lx2=2・R・π・θ/360+Kα ・・・(2)
θ:P12−P22間の角度
ステップS26では、コンピュータは実際の電線長L1と所要電線長Lx2とを比較する。「L1>Lx2」の条件を満たす場合はその状態で電線の挿入が可能であるのでS27に進む。「L1>Lx2」の条件を満たさない場合はS22に戻ってコネクタハウジング12の並べ替えを繰り返す。
ステップS27では、コンピュータはS12で読み込んだコネクタハウジングの配置データを、S22で作成した配置修正候補データに更新する。また、次のステップS28では、コンピュータは所定の配置変更信号を外部に出力する。この配置変更信号により、例えばロボットが修正後の配置データに従って、円環状レール部材10上の各コネクタハウジング12の並べ替えを実行する。或いは、コンピュータが提示する修正後の配置データの並び順に従って、作業者が手作業で各コネクタハウジング12の位置及び並び順を調整する。
<コネクタハウジング群の並べ替えの具体例>
図5(A)及び図5(B)は、それぞれ3つのコネクタハウジングを並べて配置した状態を表す正面図である。
図1に示したステップS22においては、具体例として、図5(A)及び図5(B)に示したような並べ替えを実施することが想定される。図5(A)及び図5(B)においては、理解を容易にするために、3つのコネクタを有する構成の単純なワイヤハーネスを製造する場合を想定している。
図5(A)の配置例では、大きいサイズHSG_Lのコネクタハウジング12(L)と、小さいサイズHGG_Sのコネクタハウジング12(S)と、大きいサイズHSG_Lのコネクタハウジング12(L)とをX方向に順番に並べた場合を示している。
図5(A)の場合は、左端のコネクタハウジング12(L)と中央のコネクタハウジング12(S)との間の配置ピッチP_LSが10度であり、中央のコネクタハウジング12(S)と右端のコネクタハウジング12(L)と間の配置ピッチP_LSが10度である。したがって、左端のコネクタハウジング12(L)と右端のコネクタハウジング12(L)との間を接続する電線の所要電線長Lxは、左右のコネクタハウジング12(L)間の距離(20度)に応じた長さになる(第(1)式参照)。
一方、図5(B)の配置例では、大きいサイズHSG_Lのコネクタハウジング12(L)と、大きいサイズHSG_Lのコネクタハウジング12(L)と、小さいサイズHGG_Sのコネクタハウジング12(S)とをX方向に順番に並べた場合を示している。
図5(B)の場合は、左端のコネクタハウジング12(L)と中央のコネクタハウジング12(L)との間の配置ピッチP_LLが15度であり、中央のコネクタハウジング12(L)と右端のコネクタハウジング12(S)と間の配置ピッチP_LSが10度である。したがって、左端のコネクタハウジング12(L)と右端のコネクタハウジング12(S)との間を接続する電線の所要電線長Lxは、左右のコネクタハウジング12(L)、12(S)間の距離(25度)に応じた長さになる(第(1)式参照)。
つまり、図5(A)と図5(B)との違いのように、複数のコネクタハウジング12の大きさの組み合わせを考慮してこれらの並び順を入れ替えることにより、挿入する電線の所要電線長Lxを変更することが可能である。
実際のワイヤハーネス20は、図6のように多数のコネクタを有しているので、これを製造する際には、例えば図2に示すように多数のコネクタハウジング12を並べて配置する必要がある。したがって、各電線の接続元及び接続先の2つのコネクタの間に配置される多数のコネクタの並び順については、様々なサイズの組み合わせの並び替えが考えられる。そして、この並び替えによって挿入する各電線における電線長の不足を解消することが可能になる。
ここで、上述した本発明に係る電線挿入方法及び電線挿入装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下(1)〜(5)に簡潔に纏めて列記する。
(1) 複数の電線の集合体として構成され、各電線の端部に付加された端子が複数のコネクタのコネクタハウジング(12)に挿入されるワイヤハーネス(20)を製造する際に、前記ワイヤハーネスの各電線と接続される複数のコネクタハウジングの配置状態を調整する電線挿入方法であって、
所定のテーブル(円環状レール部材10)上に配置される前記複数のコネクタハウジングの初期状態における配置形態に基づき、該当するコネクタハウジングに挿入する電線の所要電線長を算出する第1の手順(S18)と、
各電線の実際の長さと、前記所要電線長とを比較して、電線長が不足する場合には、前記複数のコネクタハウジングの並び順に関する配置形態を修正するための信号を出力する第2の手順(S28)と、
を有することを特徴とする電線挿入方法。
(2) 上記(1)に記載の電線挿入方法であって、
互いに大きさが異なる複数種類のコネクタハウジング(12)が前記テーブル上に同時に配置される状況(図2参照)において、互いに隣接した位置に配置されるコネクタハウジングの種類の組み合わせに応じて前記コネクタハウジングの配置ピッチを可変とし(図5(A)、図5(B)参照)、
前記第2の手順では、挿入する電線の電線長が不足する場合に、互いに隣接する位置に配置する前記複数のコネクタハウジングの種類の組み合わせを変更して、電線長の不足を解消可能なコネクタハウジングの新たな配置形態を自動的に算出する(S22〜S27)、
ことを特徴とする電線挿入方法。
(3) 上記(1)に記載の電線挿入方法であって、
前記ワイヤハーネスを構成する複数の電線の各々を前記複数のコネクタハウジングの各々に挿入する順序が可変の環境下で適用される(図7参照)、
ことを特徴とする電線挿入方法。
(4) 上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の電線挿入方法であって、
前記テーブル上に配置される前記複数のコネクタハウジングは、前記テーブルの中央部から一定の半径の距離にある円周上に放射状に配置される(図2参照)、
ことを特徴とする電線挿入方法。
(5) 複数の電線の集合体として構成され、各電線の端部に付加された端子が複数のコネクタのコネクタハウジングに挿入されるワイヤハーネスを製造する際に、前記ワイヤハーネスの各電線と接続される複数のコネクタハウジングの配置状態を調整する電線挿入装置であって、
所定のテーブル上に配置される前記複数のコネクタハウジングの初期状態における配置形態に基づき、該当するコネクタハウジングに挿入する電線の所要電線長を算出する第1の手順(18)と、
各電線の実際の長さと、前記所要電線長とを比較して、電線長が不足する場合には、前記複数のコネクタハウジングの並び順に関する配置形態を修正するための信号を出力する第2の手順(S28)と、
を含む処理を実行する制御部(図示せず)を備えたことを特徴とする電線挿入装置。
10 円環状レール部材
10c 中心
11 ハウジング受け
12 コネクタハウジング
12a ハウジング開口面
13 円周
15 治具
A1 端子付き電線挿入方向
R 半径
X ハウジング並び方向
20 ワイヤハーネス
21 幹線
22A,22B,22C,22D,22E,22F 枝線
22G,22H,22I,22J,22K 枝線
23A,23B,23C,23D,23E,23F 分岐部
24A,24B,24C,24D,24E,24F コネクタ
24G,24H,24I,24J,24K,24L コネクタ
GrA,GrB,GrC,GrD,GrE コネクタグループ
31AA GrA内を接続する回路グループ
31AB GrA−GrB間を接続する回路グループ
31AC GrA−GrC間を接続する回路グループ
31AD GrA−GrD間を接続する回路グループ
31BC GrB−GrC間を接続する回路グループ
31BE GrB−GrE間を接続する回路グループ
31CC GrC内を接続する回路グループ
31CD GrC−GrD間を接続する回路グループ
31CE GrC−GrE間を接続する回路グループ
31DE GrD−GrE間を接続する回路グループ

Claims (5)

  1. 複数の電線の集合体として構成され、各電線の端部に付加された端子が複数のコネクタのコネクタハウジングに挿入されるワイヤハーネスを製造する際に、前記ワイヤハーネスの各電線と接続される複数のコネクタハウジングの配置状態を調整する電線挿入方法であって、
    所定のテーブル上に配置される前記複数のコネクタハウジングの初期状態における配置形態に基づき、該当するコネクタハウジングに挿入する電線の所要電線長を算出する第1の手順と、
    各電線の実際の長さと、前記所要電線長とを比較して、電線長が不足する場合には、前記複数のコネクタハウジングの並び順に関する配置形態を修正するための信号を出力する第2の手順と、
    を有することを特徴とする電線挿入方法。
  2. 請求項1に記載の電線挿入方法であって、
    互いに大きさが異なる複数種類のコネクタハウジングが前記テーブル上に同時に配置される状況において、互いに隣接した位置に配置されるコネクタハウジングの種類の組み合わせに応じて前記コネクタハウジングの配置ピッチを可変とし、
    前記第2の手順では、挿入する電線の電線長が不足する場合に、互いに隣接する位置に配置する前記複数のコネクタハウジングの種類の組み合わせを変更して、電線長の不足を解消可能なコネクタハウジングの新たな配置形態を自動的に算出する、
    ことを特徴とする電線挿入方法。
  3. 請求項1に記載の電線挿入方法であって、
    前記ワイヤハーネスを構成する複数の電線の各々を前記複数のコネクタハウジングの各々に挿入する順序が可変の環境下で適用される、
    ことを特徴とする電線挿入方法。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電線挿入方法であって、
    前記テーブル上に配置される前記複数のコネクタハウジングは、前記テーブルの中央部から一定の半径の距離にある円周上に放射状に配置される、
    ことを特徴とする電線挿入方法。
  5. 複数の電線の集合体として構成され、各電線の端部に付加された端子が複数のコネクタのコネクタハウジングに挿入されるワイヤハーネスを製造する際に、前記ワイヤハーネスの各電線と接続される複数のコネクタハウジングの配置状態を調整する電線挿入装置であって、
    所定のテーブル上に配置される前記複数のコネクタハウジングの初期状態における配置形態に基づき、該当するコネクタハウジングに挿入する電線の所要電線長を算出する第1の手順と、
    各電線の実際の長さと、前記所要電線長とを比較して、電線長が不足する場合には、前記複数のコネクタハウジングの並び順に関する配置形態を修正するための信号を出力する第2の手順と、
    を含む処理を実行する制御部を備えたことを特徴とする電線挿入装置。
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