JP2016065438A - Disaster prevention shelter - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、土砂災害を含む各種災害から身を護るための防災シェルターに関する。 The present invention relates to a disaster prevention shelter for protecting yourself from various disasters including earth and sand disasters.
近年、地震災害に対する危険性の認識度の高まりから住人自らの身を護るため防災シェルターを設置する家屋が増えてきている。
そうした防災シェルターのうち有効に防護機能を発揮するものの一例が下記特許文献1に開示されている。In recent years, more and more houses have installed disaster prevention shelters to protect themselves from the increasing awareness of the dangers of earthquake disasters.
An example of such a disaster prevention shelter that effectively exhibits a protective function is disclosed in
特許文献1に開示されたものは、内部に就寝用品が設置され該就寝用品上で就寝する人を地震時の家屋倒壊から防護するための鉄骨枠組式の防災シェルターで、2本の支柱部分とその上部間をつなぐ上枠部分および支柱部分の底部間をつなぐ底枠部分とにより上部が窄まった台形枠状に形成されて就寝用品の長手方向前後に対向状に立設配置される一対の主枠と、就寝用品の一側に対応する開放状の出入口側に対する奥側の面と前後一対の上枠部分間をつなぐ天面とに渡架される防護枠体とを有するものであり、前記主枠は、出入口側の支柱部分と上枠部分とが曲げ部分を介する一体成形品とされるとともに残る奥側の支柱が直線パイプの別体もので前記上枠部分の奥側の端部に斜めに交差する状態で一体連結され、前記防護枠体は、側面防護枠と天面防護枠との2つの枠体に分けて形成されて、側面防護枠は、前記直線パイプでなる支柱の前後間をこれら支柱に平行に添うものとして取り付けられ、天面防護枠は、前後一対の上枠部分間をこれら上枠部分に平行に添うものとして取り付けられていることを特徴とする防災シェルターである。
ここに開示された防災シェルターは、奥側および天面の双方に防護枠体を備えているため地震崩壊に対しては有効に防護機能を発揮し得るものとされている。
ところで、この防災シェルターは、奥側と天面に防護枠体を備えてあるだけでその他の面、すなわち、前面・側面・底面について防護枠体のない開放型とされているため、土砂災害危険・警戒区域内の家屋内に設置した場合を想定すると、先般異常気象に伴い発生した土石流やがけ崩れなどの土砂災害に対しては防護機能を有効に発揮することができない。The thing disclosed by
Since the disaster prevention shelter disclosed here is provided with protective frames on both the back side and the top surface, it can effectively perform a protective function against earthquake collapse.
By the way, this disaster prevention shelter is equipped with protective frames on the back side and the top surface and is open without any protective frames on the other surfaces, that is, the front, side, and bottom surfaces.・ Assuming that it is installed in a house in a warning area, the protective function cannot be effectively demonstrated against sediment-related disasters such as debris flow and landslides caused by recent abnormal weather.
本発明は、このような問題を解決しようとするものであり、地震だけでなく土石流やがけ崩れなどの土砂災害が発生した場合にも避難により安全を確保することができるようにした防災シェルターを提供することを目的とする。 The present invention is intended to solve such problems, and provides a disaster prevention shelter capable of ensuring safety by evacuation not only in the event of an earthquake but also in the event of a sediment disaster such as a debris flow or landslide. The purpose is to do.
本発明は上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、内部に密閉型の避難空間を形成した外周防護フレームに出入り口を形成して出入り戸で開閉式とするとともに外周防護フレームの内面に緩衝材を備えてなる。 In order to achieve the above object, the invention according to
上述したように本発明は、内部に密閉型の避難空間を形成した外周防護フレームに出入り口を形成して出入り戸で開閉式とするとともに外周防護フレームの内面に緩衝材を備えてなるので、地震だけでなく土石流やがけ崩れなどの土砂災害が発生した場合にも避難により安全を確保することができるようにした防災シェルターを提供することができる。 As described above, the present invention forms an entrance / exit in the outer peripheral protection frame having a sealed evacuation space inside and is opened and closed by the entrance / exit door, and is provided with a shock absorber on the inner surface of the outer peripheral protection frame. It is possible to provide a disaster prevention shelter that can ensure safety by evacuation not only in the case of sediment disasters such as debris flow and landslides.
図1ないし図6は本発明の一実施形態で、これらの図において1は木造家屋の床構造部分で、同家屋1内には床下地盤2の上に束石3・床束4・大引5・根太6・床板7などを介して畳材などの床材8が敷設されている。これら床構造部分1の一部は上からみて矩形状をなす開口10が開けられるとともに、その下方の床下地盤2にはシェルター設置のための凹所11が形成されている。 1 to 6 show an embodiment of the present invention. In these drawings,
Sは室内設置型の防災シェルターで、主枠フレーム(骨格体)13と外部の外周防護フレーム15とを備える。主枠フレーム13は、軸間主枠17と端部主枠18およびこれらをつなぐ連結フレーム19とを備える。
軸間主枠17は、H鋼を丸環状に形成したものでその内周下段には内底材20を備えたものとされ、端部主枠18は、溝形鋼を丸環状に形成したものでその内周には縦向き材21と内上材22および内底材20とが一体に設けられている。S is an indoor-installed disaster prevention shelter that includes a main frame (frame) 13 and an outer
The inter-shaft
連結フレーム19は、I形鋼で前後端部をフランジのない直線型の短寸フレームとされ、その両端部は主枠17,18の溝内に入り込むようにされるとともに端部に固定したフランジ24を枠17,18の溝内に当て付けて止着具で止め付けることにより連結されるようになっている。
軸間主枠17は、2本でその間は75cm前後離して設置され、端部主枠18の方は、これら軸間主枠17よりも軸方向前後に同じく75cm程度離れたところに同軸状をなして配置されている。これらの主枠17,18に対し連結フレーム19は周方向に6本ずつ配置され連結固定されている。連結フレーム19の本数はここで限定されるものではなく、4本あるいは8本などでもよい。The connecting
There are two inter-axis
連結フレーム19は、例えば、丸パイプで1.5m程度の長いものにして主枠17、18に開けられた通孔を通じて串刺し式に挿通して主枠17,18同士に間隔を置きながら固定してゆくような方式を採ってもよい。
その場合、図3の図面下部において同時に示すように、通孔には短い固定パイプ26を挿通あるいは前後対向配置により備えておいてこの固定パイプ26に連結フレーム19である丸パイプを通して図示しない止着具により強く固定するようにしてもよい。このように連結フレーム19を長いものにして1本通し式にすれば強い主枠フレーム13を提供できさらには強い防災シェルターSを提供することができることになる。The connecting
In this case, as shown at the same time in the lower part of FIG. 3, a short fixed
しかし、前記のように短い連結フレーム19で主枠17,18を連結するようにすれば、現場家屋内での組立作業などが容易かつ確実になされることになる。尚、図3の下部の連結フレーム19も、図2の実施形態に対応するものとして図3上部に示すようにフランジ24による連結方式になっているが、説明の便宜上、図3の下部に示すような1本通し式のものを同時図示したものである。
尚、主枠17,18は丸環状の一体ものでなるが、2分割あるいは3分割などのように周方向に分割合体式のものにしてもよい。However, if the
The
主枠フレーム13の各主枠17,18下回り2個所には、脚型の支持台28が下向き広がり状をなして取り付けられ、この支持台28は、予め床下地盤2内に数か所に亘って埋設しておいた基盤ブロック29上にアンカー30を介して固定されるようになっている。支持台28は、上端に備えたフランジ28aに止着具(図示省略)を介して各主枠17,18の周面に脱着可能に結合する方式になっている。 A leg-shaped
外周防護フレーム15はスチールやアルミ合金製、あるいは強化樹脂により長手方向に分割型の周胴体15a…を備えるとともに端蓋体15bを備える。周胴体15aは、搬送や現場組立の便を考慮して、図6に示すように丸胴一体型にする他に、同図右下欄に示すように2分割型にしたり、あるいは図1ないし図3に示すように3分割型にすることができる。4分割以上にすることも可能である。
周胴体15aは、その幅方向の端部が主枠17,18の周面上にくるようにされるとともに周方向の端部が連結フレーム19上にくるようにされて図示しない止着具によりそれぞれ止め付けられることで脱着可能に取り付けられている。端蓋体15bは、スチールやアルミ合金製、あるいは強化樹脂により丸板版状に形成されて、端部主枠18の外側端面に当て付けられて止着具により脱着可能に取り付けられるようになっている。The outer
The
周胴体15aのうちの1つには、図1および図2に示すような出入り口32が形成され、その出入り口32には引き戸式の出入り戸33が密閉式に設けられている。34は開閉ガイドである。36は室内緩衝材で、主枠フレーム13の内面に沿うようにして設けられ、この室内緩衝材36はスチールや樹脂、木材などによる内層材37を介して取り付けられている。39は床下材、40は緩衝床材である。内部緩衝材36および内層材37には、出入り口32に通じる開口が設けられている。 As shown in FIGS. 1 and 2, an entrance / exit 32 as shown in FIGS. 1 and 2 is formed in one of the
また、内底材20と軸間主枠17間には底縦材42が設けられるとともに、前後左右の底縦材42を介して備えた収納受棚43の上には飲用水や食料品などの非常食やその他の非常用品44…を常備できるようになっている。この非常用品44は、床受材39や緩衝床材40を引き上げて開くことにより室内に取出して用いることができるようになっている。緩衝床材40と床受材39の他の部分も別途開くことができ、その下空間(あるいは周胴体15aと内層材37との間の空間)に収納したアースオーガー46や小型スコップ、水発射ガンなどの脱出用具47…を取り出して使用することができるようになっている。 In addition, a bottom
これらの脱出用具47…は、防災シェルターSが土砂に埋まってしまった場合に出入り戸33を強制的に開いてそこに現出する砂泥などのガレキを取り除く際に使用するほか、図1および図3に仮想線で示す非常脱出口49に密閉状に装備した非常脱出口蓋50を内向きに開けそこに現れる土砂類を取り除いて脱出するためにも使用される。非常脱出口蓋50は、開くことは難しい外向きにではなく内向きに開くようにしてあることで容易に開くことができるものである。この非常脱出口蓋50は、非常用入口扉として利用することは自由であり、また同蓋50は、図2、図3および図6に仮想線で示すように防災シェルターSの前後一方あるいは双方の端面開口に装備してもよい。 These escape tools 47 are used when the emergency shelter S is buried in the earth and sand and the
52は酸素ボンベで、前記下空間内に装備され、それに接続された避難空間53内の酸素吸入器54を避難時に利用できるようになっている。また、避難空間53内の壁面にはGPS発信機56が埋設位置検知のために装備されるとともに、避難した際の非常灯57をぶら下げ式で装備しておくことでそのコード57aが常に垂直に向くようにして防災シェルターSの非常時の態勢が避難時にも分かるようにしてある。58は非常用寝具であり、60は図2のように使うつかまり棒(外周がクッションつき)である。
62は室外緩衝材で、防災シェルターSの出入り口32を除く可及的外周全体に覆設されるが、ここでは図2においてその一部のみを示した。前記防災シェルターS内には手動あるいは電動型の内水排除ポンプを設けることができる。An
Reference numeral 62 denotes an outdoor cushioning material, which covers the entire outer periphery as much as possible except for the entrance / exit 32 of the disaster prevention shelter S, but only a part thereof is shown in FIG. In the disaster prevention shelter S, a manual or electric type internal water draining pump can be provided.
尚、主枠フレーム13は、H鋼以外に丸あるいは角パイプとしたりチャンネル材などを使用することができる。また、図7に示すように、端蓋体15bは土砂災害に強い部分球体状に形成することができ、この場合、縦向き材21・内上材22・内底材20などは球面に合わせた湾曲状にして抵抗力が大きくなるようにする。
また、前記防災シェルターSは、基盤ブロック29である床下地盤2側に固定されて土石流で流れないようにしてあったが、設置方法として、地盤2側に固定せずに土石流とともに流れて助かるようにしておいてもよい。
さらに、図4に示すように、周胴体15aと内層材37との間には断熱材64を介装して家屋などの火災にも対処できるようにしてもよい。また、図5に示すように、内層材37は周胴体15aの方向へ突隆状をなすようにして強度の高いものにし一方室内緩衝材36を厚みの大きいものにして室内での安全性を高めるようにしてもよい。
また、図2に示すように、防災シェルターSはその全体が床材8より下側で図示しない深い凹所内に設置されるとともに開閉型床材9を開けることで直ぐ下方に対応設置される出入り戸を通じて避難し得るように構成することもできる。
さらに、図1および図2に示すように、防災シェルターSの個々の部材には、吊掛フック63…を備えて現場設置を便利にするようにしてもよい。
また、図1に示すように、室内には安全ベルト66あるいはボディサポーターを設けておいて防災シェルターSが転回したりしても安全なようにすることができる。その際、避難した人は脚を床下に降ろしてより安定にできるようにしてもよい。
さらに、図2の防災シェルターSの外まわりには耐火ボード材を張設してもよい。The
Moreover, although the said disaster prevention shelter S was fixed to the
Furthermore, as shown in FIG. 4, a
In addition, as shown in FIG. 2, the disaster prevention shelter S as a whole is installed in a deep recess (not shown) below the
Furthermore, as shown in FIG. 1 and FIG. 2, each member of the disaster prevention shelter S may be provided with a hanging
Further, as shown in FIG. 1, a
Further, a fireproof board material may be stretched around the outside of the disaster prevention shelter S of FIG.
図8は室内設置型の防災シェルターSの他の実施形態を示す。この実施形態は、スチール他の材料からなる主枠フレーム70とそれを取り囲む外周防護フレーム71とからなる防災シェルターSを示す。
主枠フレーム70は、側面からみて上辺が短く下辺が長い台形枠を基本とするもので、73は台形の端部主枠で左右一対配備され、その下寄り高さには端部受材74を備える。これら端部主枠73,73間には上下一対ずつの連結フレーム75…が一体装備されるとともに、図の右斜め下向きの大きな出入り側の開口には、左右一対の正面受材77が一体化され、さらに上面にも天面受材78が一体化されている。79は背面受材である。FIG. 8 shows another embodiment of the indoor installation type disaster prevention shelter S. This embodiment shows a disaster prevention shelter S comprising a
The
主枠フレーム70の内部には床上にあるようにしてベッドである就寝用品80が設置される。外周防護フレーム71は、左右各側面に対応する側面防護板81と天面に対応する天面防護板82および底面に対応する底面防護板83とを有するとともに、奥面に対応する背面防護板84および正面防護板85を有し、これらは図示しない止着具により各対応面に脱着自在に取り付けられる。正面防護板85は、左右の前脇板85aとその間に形成された出入り口86を引き戸式に開閉自在とする出入り戸87とでなる。 The
そして、背面防護板85他のすべての板面の室内側に怪我をしないように緩衝材89を張り付けてある。図8では背面防護板85にのみ緩衝材89が張り付けてあるように示してあるが、実際にはすべての板面に張り付けてある。
また、これらの板面は、砂泥や泥水の通らない薄いスチール板やアルミ合金などで作られたものを基本として使用するが、例えば、正面および片側側面の板85,81については強度を保ちつつ圧迫感を軽減するためパンチングメタル製とし、土石流に面する背面防護板85と残る一方の側面防護板81はスチール鋼板とし、さらに天面防護板82および底面防護板83については木製板として構成することもある。
尚、側面防護板81には非常用の脱出扉を内開き式あるいは側方引き戸式として備えることもある。また、図1ないし図3に示す酸素補給手段や非常灯、非常用品収納方式などのすべてを装備することができる。A cushioning
These plate surfaces are basically made of thin steel plate or aluminum alloy that does not allow sand mud or muddy water to pass through. However, for example, the
The
図9および図10は室内あるいは屋外設置型防災シェルターSの他の実施形態を示し、同実施形態は、PC(プレキャスト)あるいはRCなどの補強型コンクリート製防災シェルターSの一例をしている。100は2階建ての木造家屋で、その右手側から矢印のように土石流が来襲することが想定されている。この家屋100の矢印下流側の部屋には、外周防護フレーム101で全周が包囲された形のシェルター本体102が設置されている。シェルター本体102は、軸間周胴体102aと端部カバー102bとでなるとともに、軸間周胴体102aは図10のように軸方向に3分割などの複数に分割式とされ、その前後に端部カバー102bがセットされて連結ロッド103により一体化されている。軸間周胴体102a相互間および端部カバー102bとの間は耐震性継手を介して強固に連結されている。 9 and 10 show another embodiment of the indoor or outdoor disaster prevention shelter S, which is an example of a reinforced concrete disaster prevention shelter S such as PC (precast) or RC. 100 is a two-story wooden house, and it is assumed that a debris flow will invade from the right hand side as shown by the arrow. In the room on the downstream side of the arrow of the
シェルター本体102内には、内周緩衝材104と下緩衝材105を備えるとともに下緩衝材105は内架台106により受け持たれるようになっている。シェルター本体102の外周には外周緩衝材108が接着装備されるとともに基台109が突設されて基礎ブロック110上にアンカー111を介して連結固定されるようになっている。外周防護フレーム101に外部出入り戸112が設けられている他にシェルター本体112にも内部出入り戸113が設けられてこれらの戸112,113が同時に開けられることで避難可能とされている。そして、外周防護フレーム101は,防災シェルターS用のみでなくその上側に物入れ空間115を兼用的に形成するための台ケーシングとされている。116はそのための昇降梯子である。尚、防災シェルターSには、前記のように非常用品や酸素供給手段などを常備しておくものとする。 In the
防災シェルターSは外周防護フレーム101で完全包囲された形になっているので、土石流が矢印Xのように襲ってきても有効に防護され、さらに流されたとしてもその流される過程で外周防護フレーム101によって効果的に護られ、しかも外周防護フレーム101内およびシェルター本体102内の空気をも酸素補給のために利用し得る点で非常に有利である。
外周防護フレーム101およびシェルター本体102はアンカー111で固定せず自然に流されるようにしておくこともできる。Since the disaster prevention shelter S is completely surrounded by the outer peripheral protection frame 101, it can be effectively protected even if a debris flow hits as shown by the arrow X, and even if it flows, the outer peripheral protection frame This is very advantageous in that the air in the outer peripheral protection frame 101 and the
The outer peripheral protection frame 101 and the shelter
シェルター本体102には外周防護フレーム101で包囲しない露出型で固定しない方式にしてもよく、この場合、図9の矢印のように土石流が襲ってきた場合シェルター本体102は土石流Xによる浮力で突き上げられて下流へ流され救助されやすくなる。このように浮力を発生させる他の方法として、図10のように逆爪付き杭アンカー118(あるいは家屋基礎部)に掛け止めしたリンクチェーンなどの牽引材119の後端にシェルター本体102の下部をつないで牽引材119を斜め下がり式に引っ張った形にしておいて矢印のようにシェルター本体102が浮き上がって助かるようにしてもよい。その場合、端部カバー102bが図示のように半球状とされていれば土石流による突き上げ浮力が発生しやすくなる。この場合、シェルター本体102は地盤側に固定しない。
シェルター本体102は軸間周胴体102a・端部カバー102bのすべてが一体型になったものにしてもよい。The
The
尚、シェルター本体102のみの防災シェルターSは、図9の左側に示すように屋外地盤121上に自然載置したりあるいは基礎ブロック110上に沈降しないように載置してもよい。その場合、シェルター本体102はアンカーで固定してもよい。また、図11のように長い周胴体102aと端部カバー102bとを連結したものにしその一部上部に出入り戸122付きの胴部123を備えてなるシェルター本体102を図9のように埋込装備して出入り戸122を開けて避難することにより命が助かるようにしてもよい。124は非常時脱出口125を室内側から密閉した膨らみ型脱出用開閉蓋である。 The disaster prevention shelter S having only the
また、前記コンクリート製の防災シェルターSは、図9の左側に仮想線で示すCSBのように遠心成形高強度パイプカルバート式にして強度の高い防災シェルターSを提供するようにしてもよい。さらに、図9以下の各コンクリート製防災シェルターSにおいては、通常コンクリートの約10倍以上の強度を得ることができる超高引張強度コンクリート質のものを採用することができる。その1つは、合成繊維+炭素繊維(粗・細)骨材入りコンクリート製とし、他の1つは、合成繊維+炭素繊維筋入りコンクリート製で、これらのいずれかを採用することができる。 Further, the concrete disaster prevention shelter S may be a centrifugally formed high strength pipe culvert type like CSB indicated by a virtual line on the left side of FIG. Further, in each of the concrete disaster prevention shelters S shown in FIG. 9 and below, it is possible to employ a concrete material of ultra high tensile strength that can obtain a strength about 10 times or more that of normal concrete. One of them is made of synthetic fiber + carbon fiber (coarse / fine) aggregated concrete, and the other is made of synthetic fiber + carbon fiber-reinforced concrete, and any of these can be adopted.
さらに、図11に仮想線で示すように、防災シェルターSの継目外周などにSRF(ポリエステル繊維補強材をポリウレタン系接着剤で接着する方式)で包帯補強127を施す場合もある。また、図10に仮想線で示すように、防災シェルターSの長手方向外周に沿った防護レール(前後折曲型ガードレール製)128を装着して防護機能を果しながら浮上促進とともにソリのように機能して流されやすくなるようにしてもよい。
尚、図9ないし図11に示す防災シェルターSにおいては、基台109や胴部123などの突出部分をなくすか突出量の少ないものにしてできるだけ円筒体とすることにより横から土石流がきた場合に転んだり浮き上がらせるようにして避難した人の安全性が高くなるようにしてもよい。Furthermore, as shown by the phantom line in FIG. 11,
In addition, in the disaster prevention shelter S shown in FIG. 9 thru | or FIG. 11, when a debris flow comes from the side by making a cylindrical body as much as possible by eliminating protrusion parts, such as the
図12は他の実施形態を示す。同実施形態は、家屋132の屋内あるいは屋外にコンクリート製の防災シェルターSを設置したもので、同防災シェルターSを縦軸設置式の円筒型にし、その胴部133に出入り戸134と非常脱出蓋135を備えるとともに内部にはクッション質のつかまり棒136および避難椅子137を備え、さらに内周緩衝材138と酸素補給手段139および非常用品入れ140を備えたもので、外周緩衝材141を備えて防護機能を高めたものにしてある。この防災シェルターSは外部裾まわりに浮上促進フロート143を備えて浮き上がりやすくしてあり、さらに牽引材144により浮上が確実になされるようにしてある。尚、同図右下のように防災シェルターSを土中に埋設したアンカーポール145で流されないように確実に固定する方法もある。前記牽引材144,119あるいはその前・後端は一定の引張力以上で断切して防災シェルターSが流され得るように構成することができる。 FIG. 12 shows another embodiment. In the embodiment, the disaster prevention shelter S made of concrete is installed indoors or outdoors in a
図13および図14は他の実施形態を示す。同実施形態は、大きく分けて3つの発明例を包含して示すものである。その1つは、家屋150のベタ基礎151を利用して一体型に形成した防災シェルターSについてのもので、目的は、住人が避難することで土石流Xからより安全確実に護られるようにするための施設である。即ち、基礎151における土石流Xからできるだけ遠くとなる一室152に対応する部分の底部に一体型のシェルター本体153を形成してその基礎151に内戸154と非常階段155を備えるとともに、その上側に一体的に突設した避難路体156内の脚載せ台兼用底蓋157も上から開閉できるようにし、さらに避難路体156上に載せた座卓158も非常時には開き得るように構成してある。 13 and 14 show another embodiment. The embodiment is roughly divided and includes three invention examples. One of them is about the disaster prevention shelter S that is integrally formed using the solid foundation 151 of the
また、シェルター本体153の側壁には脱出口160を開けておいてそこに内開き式密閉蓋161を備えて脱出可能にし、さらに、脱出口160に続くようにシェルター本体153の外部にステップ162付きの脱出路筒163を形成してある。脱出路筒163の上部には内開き式脱出扉164を備えて外部から土石流が流れ込まないようにしながら脱出も可能なようにしてある。脱出扉164は地盤166よりも十分高く迫り上げた脱出路筒163の上端内に配備してある。このシェルター本体153は、図14に仮想線で示すように、土石流Xの来襲してくる前側あるいは左右脇側に広く伸ばして大きな一体の室あるいは区画された別室として部屋を形成することができる。165は給気パイプで、図14に仮想線で示す前記大きな一体の室や区画された別室はその内室の貯留空気を酸素補給手段の1つとして活用することができるもので、別に酸素ボンベなどの補給手段を設けてもよい。 In addition, an
2つ目の発明例は、家屋150の土石流Xが来襲するであろう前方には、地盤166を介して基部埋込式の防護柱170…が立設配備されている。この防護柱170は、前列から中間列、後列へと各列での本数は次第に増えるようにまた前後の関係でみると千鳥配置をなす位置関係にして配置され、これにより、土石流Xが来襲してもそれらを事前に有効に阻止して家屋150が破壊されないようにまた家屋150内に避難した住人が安全に護られるようにしたものである。 In the second example of the invention, in the front of the
防護柱170の前列のものは強い抵抗機能を発揮させるため地盤166から1〜1.5m程度と低くしてありまた中間列と後列は前列を越えてきた土石流Xを最終的に阻止するため家屋150の1階胴差レベル(約2.3m)と高く設定してある。前列と中間列とは木や岩などの大きなものを土砂とともに主として阻止し後列は張設した網状材171とともに通過してきた土砂類を主に阻止するように組み合わされている。各防護柱170は、ノンテーパーあるいは通常のテーパー型のコンクリート製電柱を長さ寸断あるいは当初より短い仕様のものとして作製したもので、それらの中心には通孔172が形成されていることからそれらを利用してジグザグ状をなすように各コの字枠状の上部連結リンク173で斜め向きにつなぐことにより相互協働して抵抗するようにしてある。上部連結リンク173は金属や合成ゴムあるいは樹脂などにより作られる。尚、175は埋込アンカー、176はワイヤー、リンクチェーンなどによる牽張材で、一定幅寸法のワイヤーメッシュであってもよい。 The front row of the
前記防護柱170は、前記超高引張強度コンクリート質にしたりSRFで包帯補強を施す場合もある。SRFで補強する例としては、図14にHで示すように、防護柱170の地表を介して上下一定寸法幅間を対象にして包帯補強すると安価でかつ有効である。各防護柱170の外周には緩衝材を巻き付けることもある。防護柱170は地盤166に垂直に立設されているが垂直線を基準にして15度あるいは30度後傾あるいは前傾姿勢に設定してもよい。
また、防護柱170は、電柱素材の他、PCパイル(PHC・SC・PRC杭なども含む)や金属製丸パイプやH形鋼、溝形鋼、アングル材などを使用でき、さらに図13の下欄のようにガードレール(2山型や3山型など)や矢板などを使用することもできる。この場合、同ガードレールは土石流Xの流れ方向に対し45度など斜め向きにして強く抵抗できるようにしてもよい(3山型で図示)。The
In addition to the utility pole material, the
3つ目の発明例は、強化コンクリートや強化樹脂あるいは金属製の第1・第2本体a、bでシェルター本体178を形成してそのフランジ178a同士を密閉シール179を介して止着具180で締め付け一体化することで中央部が円筒型で端部を半球型とした防災シェルターSを作製したものであり、181は出入り扉、182は脚台であり、室内には酸素補給手段や非常灯、非常用品入れ、GPS発信機、脱出用具などを標準装備する。この防災シェルターSは、土石流Xの流れに対して防護柱170…や家屋150を隔てた後庭に相当する地盤166上に自然に載置して(固定方法なしで)土石流Xに流されてもよいようにしたりアンカー固定はされるが一定の力が働くとその時点で流されるようにする場合のいずれかにする。また、防災シェルターSは左右でなく上下に分割合わせ型にすることもできる。
上記1つ目から3つ目までの発明例は、単独でもあるいはそのうちの2者あるいは3者の組み合わせを以ってでも1つの発明を構成することがある。In the third invention example, the first and second main bodies a and b made of reinforced concrete, reinforced resin, or metal are used to form a shelter
The above first to third invention examples may constitute one invention either alone or with a combination of two or three of them.
図15は他の実施形態を示す。同実施形態は、防護柱170を前列と後列とで構成し、それぞれを山型に配列して前列で巨礫や大木などの大きなものを受け留め後列で巨礫などの除去された状態の土砂類を受け留めるようにするとともに後列の前面に低く(地盤から1m〜1.5m前後の高さ範囲)張設したステンレスワイヤー製の網状材171に沿って斜め末広がり状に包含泥水が流れ去るようにしたものである。尚、山型に配列した後列の防護柱170の両端方には土石流を家屋(自宅)の両側方へ流すことによる下流側への影響を防止するための拡散阻止用の防護柱170A…をレ字形に折れ曲がって配列されるようにして設けられる場合がある。この部分にも網状材171を延設して泥の受け留めを確実化するようにすることができる。 FIG. 15 shows another embodiment. In this embodiment, the
図16は他の実施形態を示す。同実施形態は、一端を一体曲がり状にしたあるいは直線レール部品と曲がり端部レール部品とをつないだガードレールGを1本あるいは背中合わせに接合してなる防護柱170Gを曲がり部分とそれに続く直線部分下部が地盤166内に埋め込まれるようにして垂直あるいは傾斜状に立設配備してその前面で土石流Xを受け留めるようにしたりあるいは図15のように左右に流し分けることができるようにしたものである。上記ガードレールGは矢板とすることもできる。また、この防護柱170Gは、図13の下欄に示すように面を土石流Xに対し斜め向きとなるように設置すれば土石流Xに対し強く抵抗しながら斜め脇流として処理できるようになる。cは止着具で、ボルトナットであったり右上欄のようにスペーサdを介して高いフレーム強度を発揮できるものにしたりする。さらに、右下欄に示すように、四角筒状(あるいはブロック状)のスペーサdのまわりに4本のガードレールGを配して固定することで脚の広がった1本の強い防護柱170Gを構成することもできる。ガードレールGは3本あるいは5本以上でもよい。 FIG. 16 shows another embodiment. In this embodiment, a
図17および図18はガードレールGの複数本を組み合わせて構築された簡易避難施設の一例を示している。この施設は、上下両端を一体曲がり状にした(あるいは直線レール部品と曲がり端部レール部品とをつないだ)ガードレールの4本を下端曲がり部とそれに続く基部直線部分とが津波や土石流などの来襲が想定される地盤185内に埋め込んで四方対向状で相互間に幅60cm以上の出入り通路口186が形成されるようにして柱材187として立設固定するとともに、各ガードレールの上部曲がり部分が水平面を形成するようにし、さらに各ガードレールには同じく曲がり型ガードレールでなる突っ張り補強材188を上部を柱材187に連結し下部を埋込式として備えてなる。
尚、ガードレールは8本対向式(4本は上記四方対向状のもので仮想線(実際は破線)のものはそれらに組み合わせたもの)で配置してもよい。但し、8本であると通路口186が形成されなくなるので通路口18を形成するため1本を引いて全体で7本組とする。図17の右下欄のように六方対向状(実際は通路口186形成のため5本組とする)。ガードレールは2山型としてあるが図18に左に示すように3山以上のものでもよい。17 and 18 show an example of a simple evacuation facility constructed by combining a plurality of guardrails G. FIG. In this facility, the upper and lower ends are bent together (or the straight rail parts and the bent end rail parts are connected), and the lower end bent part and the base straight part that follows are guarded by tsunami and debris flow. Is embedded in the
In addition, you may arrange | position eight guard rails by the opposing type | formula (4 are the above-mentioned four-way opposing things, and the thing of a virtual line (actually broken line) combines them). However, if there are eight, the
190はステージ床で、折版型床板2枚を互いに凹凸方向が直交するようにして重合するとともにその上に平坦な板を重ねて3枚合わせの床として簡易に形成してもよい。このステージ床190は柱材187の上部折れ曲がり部分に止着具191で連結固定されるとともに、同床190には避難口192が形成されて1本の柱材187に設けたステップ193…により避難してきた人がステージ床190上に登れるようにしてある。194はステージ床190上の外周に設けられた安全手摺である。195は上部のステップ193を設けるための上部ステップ受枠である。尚、避難施設の周りには、ガードレール材やアングル材、あるいは丸パイプや電柱資材などを用いて複数本の防護杭196…を配備しておけば突っ張り補強材188や柱材187などに漂流物がぶつかる前にそこで緩衝作用をして施設本体の防護がなされる。また、図18の右欄のように柱材187は互いのものが末広がり状をなすように配置してもよい。その場合、柱材187の下部に一体あるいは別体曲がりを付けてその部分が防護杭187aとなるように形成して設置してもよい。この避難施設はガードレールを組み合わせて構築してあるので、弾性質であり漂流物や津波流による衝撃荷重を緩衝作用をもって耐え得るものである。
図19および図20は球形(ボール形)で防災シェルターSについての実施形態を示すもので、それぞれスチール製、アルミ合金製、あるいは強化樹脂製の内骨格を実線で示しその他の部分は仮想線で示してある。
201は中段水平リングで、溝形鋼でその溝を内向きにして一体リング状に形成したものでなり、202は中央立面リングで、溝形鋼でその溝を外向きにして全体を一体リング状に形成したものでなる。203は直交立面半リングで同じく溝形鋼でその溝を外向きにして略半円弧状に形成したもので2本設けられ、204は斜行立面半リングで、同じく溝形鋼でその溝を外向きにして略半円弧状に形成したもので4本でなる。中段水平リング201の外周に中央立面リング202を外回り直交状に設けて止着具206で連結し、中央立面リング202に対し直交する関係で前後一対の直交立面半リング203,203を設けて止着具206で上下および中間を連結し、さらに斜行立面半リング204の4本を配備して止着具206で連結して全体を球状骨格に構成してある。19 and 20 show an embodiment of the disaster prevention shelter S in a spherical shape (ball shape), and the inner skeleton made of steel, aluminum alloy, or reinforced resin is shown by a solid line, and the other parts are phantom lines. It is shown.
201 is a middle horizontal ring, which is formed of a grooved steel with the groove facing inward and formed into an integral ring, 202 is a central elevation ring, and the grooved steel is formed with the groove facing outwards so that the whole is integrated. It is formed in a ring shape. 203 is an orthogonal vertical half-ring, which is also a grooved steel and is formed in a substantially semicircular arc shape with the groove facing outward, and 204 is a slanted vertical half-ring, which is also a grooved steel. Four grooves are formed in a substantially semicircular arc shape with the grooves facing outward. A
この内骨格の室内側底部には、円板形の底床材207上を介して緩衝型上床材208が装備され、これら内底材207および内床材208の一部は開閉式とされることでその底空間に収納された非常用品(図示省略)を取り出すことができるようにされるとともに、前記酸素補給手段や非常灯設備、脱出用具などを利用可能になっている。210はスチール等で形成された分割球殻材で、ここでは8枚ものでなって図示しない止着具により骨格側に装着されている。211は内開き型の脱出蓋、212は内開き型の出入口蓋、213は台脚である。また、215は内緩衝材である。外緩衝材や耐火層材が外装されることもある。 A buffer-type
この防災シェルターSは、家屋一室の床216上に固定式あるいは非固定式で設置されて土石流や地震、津波流などの非常事態に強力に対抗する防護構造体となっている。
尚、図21に示すように、防災シェルターSを床下凹所218に底部を支持されつつ床216に開けた開口219を通じて床上室内にその殆どを現出させた状態にすることもでき、また、図22に示すように、大きく形成した床下凹所219内に支持されつつ開口219を通じて室内に一部現出した形にして装備することもある。これらの場合、出入り口蓋212は室内から開くことができて即座に避難することができる。図23は防災シェルターSの上面に机(あるいは食卓)220を配してヒンジ221で防災シェルターSに対し上下運動可能とするとともに机220と出入り口蓋212とをステー222で連結して机220を持ち上げることで蓋212も開くように連動関係にして即座に避難できるようにしてもよい。223は椅子である。
さらに、図24に示すように防災シェルターSを強化樹脂や強化コンクリート、スチール(あるいはアルミ合金)などで卵形に形成して床下凹所225内に支持した状態で床下に収納設置し、避難時は床板226を開くことで出入り口蓋227を開けてすぐに避難できるように構成してもよい。228は内床材、229はアンカー、230は脱出蓋である。This disaster prevention shelter S is installed on a
In addition, as shown in FIG. 21, the disaster prevention shelter S can be brought into a state where most of the disaster shelter S is exposed to the floor room through the
Furthermore, as shown in FIG. 24, the disaster prevention shelter S is formed into an oval shape with reinforced resin, reinforced concrete, steel (or aluminum alloy), etc., and is stored and installed under the floor while being supported in the
図25は床下固定型耐震避難テーブルを地震だけでなく土石流にも対するものとして構成した防災シェルターSに関する。この防災シェルターSは、4本のスチールパイプ製支柱233と、これらの上回りを四角枠状にして連結する図示しない上枠と、この上枠に対する下枠234と、基部固定材235とを備える。上枠上には天板236が取り付けられて食卓用などとされる。このテーブルは、床板(一部のみ図示)237に開けられた開口238を通じて略半身部が床下にまた上半身が床上に現出する形とされて基部固定材235を基礎コンクリート(図示省略)上に載せて固定することで耐震テーブルとされる。開口238に対応する個所には図示しない開き蓋が開閉自在に設けられ、この開き蓋は図示しない椅子に腰かけて食事をとる人の足置きの板ともされる。 FIG. 25 relates to a disaster prevention shelter S in which the fixed underfloor seismic refuge table is configured not only for earthquakes but also for debris flows. The disaster prevention shelter S includes four steel pipe struts 233, an upper frame (not shown) that connects the upper ends of the steel pipes in a square frame shape, a
こうした防災シェルターSは、前記開き蓋を開けてその開口238を通じてテーブル下の床下空間に避難することで地震から防護されるものである。ここではさらに土石流に対する防災シェルターSとして短手両端面に側面防護材240を取り付けるとともに、長手下部にも長手下部防護材241を対向状に取り付けてなる。長手上部は平時は開放状とされて食事の用にされるものであり、そのことから土石流に対するときは近くに常備してある長手上部防護材242の一対をその開放口を閉止するように取り付けて対処するものである。各防護材は網状あるいはパンチング板として例示されるが、通常の目のない平坦な金属板や樹脂板などを使用できる。同防災シェルターS内にも上記した非常時必要用品を常備しておくものとする。 Such a disaster prevention shelter S is protected from an earthquake by opening the opening lid and evacuating through the
図26は他の実施形態を示す。同実施形態は、4本の斜柱246と、その上部間を連結する上部連結枠247と、下部間を連結するX字状の下部つなぎ材248と、その上面に一体化された底版249とを有し、上部には天面材250を備えて耐震構造としたものにつかまり棒を兼ねる中心軸251まわりに洋服ハンガー掛けの受リング252を備えて平時に洋服掛けとして利用でき地震時はその中に避難して住人を防護し得るように構成した防災シェルターSである。 FIG. 26 shows another embodiment. The embodiment includes four slanted columns 246, an upper connecting
この防災シェルターSの周囲4面には防護材254…を張り付けて全面閉塞型としたことで土石流をも対象にしても安全避難ができるようにしたものである。255は出入り口扉で、防護材254および扉255は、前記同様平坦な金属板や樹脂板を使用することがある。同防災シェルターS内にも上記した非常時必要用品を常備しておくものとする。 The
図27は他の実施形態を示す。同実施形態は、強化樹脂やコンクリート、あるいは金属製のシェルを有し出入り戸260を備えた球形耐圧防災シェルターSを屋外に設置するとともにその前方に電柱製などの防護柱261…を立設配備し、さらに、防護柱261の上部と防災シェルターSとを斜め下がり状の牽張材(ワイヤやリンクチェーンなど)262の複数本で接続してなるもので、このようにすることで土石流Xが作用しても防護柱261で巨礫や流木などが制止され残る土砂類が防災シェルターSの底方に流れ来る結果防災シェルターSは浮き上がって土石流の直撃を免れて中に避難する人が助かるようになっているものである。263は網状材で設けられないこともあり、また264は脱出扉で内向きに開くようになっている。
図28に示すように防災シェルターSは長手丸胴型のものであったり角柱状などでもよい。FIG. 27 shows another embodiment. In this embodiment, a spherical pressure-resistant disaster prevention shelter S having a shell made of reinforced resin, concrete, or metal and provided with an
As shown in FIG. 28, the disaster prevention shelter S may be of a long round cylinder shape or a prismatic shape.
尚、以上実施形態では主に土石流発生時の避難対策用として説明したが、地震・津波による家屋倒壊時の避難対策用として、また火山爆発により降ってくる石などの落下物からの避難対策用、さらに竜巻や台風来襲時の避難対策用、あるいは戦時における爆撃飛散物からの避難対策用などにも利用され得る。 In the above embodiment, the explanation has been given mainly for evacuation measures when debris flows occur. However, for evacuation measures when a house collapses due to an earthquake or tsunami, and for evacuation measures from falling objects such as stones that fall due to a volcanic explosion. Furthermore, it can also be used for evacuation countermeasures when tornadoes and typhoons, or for evacuation countermeasures from bombed flying objects during wartime.
図29ないし図31は水蒸気爆発やマグマ爆発噴火などの火山災害時に伴う噴石などの発生から避難した人を有効に護るようにした基本的にスチール材でなる防災シェルターSの他の例を示すもので、土石流などの災害にも対応できるようにしたものである。
この防災シェルターSは、単体独立式のものと例えば、3連(複連)に連結可能な連結式のものとの双方を図29において合わせて示してあり、単体式のものも連結式のものも全て共通構造型のもとに構成されている。
各シェルターSは、図30に分解図を示すように、ドーナツ板型の複数枚(5枚)でなり各間を数十cmとして平行に配備した軸間主枠270…と、これらの軸間主枠270の軸端側のものから数十cm離れた軸方向各端部に位置するようにして設けたドーナツ板型で周方向に通孔a…を備えた端部主枠271とを主枠フレームとして有する。
これら270,271は、円筒型をした外周防護フレーム273の内面に固定配備されて両端の端部主枠271,271が同フレーム273の各端部位置にくるように配置されている。FIGS. 29 to 31 show other examples of the disaster prevention shelter S basically made of steel that effectively protects people who have evacuated from the occurrence of cinders associated with volcanic disasters such as steam explosions and magmatic explosions. It is designed to cope with disasters such as debris flow.
This disaster prevention shelter S is shown in FIG. 29 as both a single stand-alone type and, for example, a connectable type that can be connected in three (multiple) series. Are all based on a common structural type.
As shown in an exploded view in FIG. 30, each shelter S is composed of a plurality of (5) donut plate-shaped
These 270 and 271 are fixedly arranged on the inner surface of a cylindrical outer
外周防護フレーム273の外周下回りには、シェルターSを基盤274上に安定設置するための支持台275…が突設される一方、外周上部には、図29のように、ヘリ276からの吊りワイヤ277につながれる吊受具278が突設されていて各シェルターSは吊りワイヤ276により吊り下げられた状態で製作工場などから目的とする火山や土石流想定基盤274へと空輸できるようになっている。 A
外周防護フレーム273の内周には端部主枠271と軸間主枠270が内向き突出状態で突設されるとともに、図31に示すように、内底板280を中間に介して相対向する座台281を備えた避難部が内部に固定設置されている。座台281の内部は備蓄庫282とされてその座面や前面板を開けることで利用可能になっているとともに、内底板280の中央位置と外周防護フレーム273の頂点内面との間には、座台281に座った状態の避難者が掴まることのできるつかまりポール283が固定設置されている。このポール283の外周には安全のためのゴムスポンジ状などの緩衝チューブを付してもよい。 An end
外周防護フレーム273の内周で主枠270,271間に相当する個所には、室内層材285が付され、外周防護フレーム23の外周には室外層材286が付されており、室外層材286のさらに外周には防護屋根287が二重屋根を構成するようにして設けられることがある。288はその支持ステーである。
土石流などの土砂災害対策には、室内層材285と室外層材286の双方が緩衝性能を備えるものとして設けられればよいが、水蒸気爆発などの火山災害対策については室内層材285と室外層材286の双方は断熱機能をも備えたものにするのが好ましい。An
For countermeasures against earth and sand disasters such as debris flow, both the
そして、こうしたシェルターSは、図29の左端に示すように、通し孔b付き端蓋体289の前後一対をシェルターSの前後端に対し止着具c…で止め付けるようにして単体式のシェルターを構成するようにしてもよく、また、端蓋体289をシェルターSの一方にのみ取付けて他端には端蓋体289は付けず図29の中間に備えたシェルターSを端部主枠271同士の止着具による接合により連結し、さらに図29の右端のシェルターSを端部主枠271同士の止着具による接合により連結して例えば、3連のシェルターでなる防災シェルターSを構成するようにしてもよい。
この場合、隣り合うシェルターS,Sは、対向する端部主枠271,271同士を図示しない止着具により連結することにより結合される。
端部主枠271,271はシェルターSの内向きに突出するフランジとされているので、例えば、前後のシェルターS,Sを外周防護フレーム273の短寸型としたような外周接合部材(図示省略)により別に包囲状に連結防護するようにしてもよい。29, as shown at the left end of FIG. 29, the shelter S is a single shelter in which a pair of front and back ends 289 with through holes b are fastened to the front and rear ends of the shelter S with fasteners c. Further, the
In this case, the adjacent shelters S and S are joined by connecting the opposing end
Since the end
これら単体式あるいは連結式のシェルターSは、特に火山対策用として構成する場合、図31のような固定用石積み291と空気供給装置292が構成される。
固定用石積み291は、支持台275,275を基盤274上に載せ付けることで支持されたシェルターSをその下周り両側において防護しながら支持する役目をもち、同時に水蒸気爆発などにおける水蒸気ガスや噴火物を遮りながら濾過機能をもって矢印のように空気を取り込ませるようにするものである。従って濾過機能をより発揮させるため浄化触媒を石積み291中に混在させてもよい。293は土砂、水防止用の底ネットである。
空気供給装置292は、固定用石積み291もその一部として含んでいるが、ここでは基盤274内のシェルターS下方に相当する個所に土砂、水防止用の埋設ネット294内を介する底石積295により構成されている。この空気供給装置292は、矢印XおよびYのように外部の空気を空気経路を通じてシェルターS内に自動的に導いて避難した人に浄化した空気を供給するようになっているが、火山灰や水蒸気ガスなどを伴う際それらを浄化しながら室内に誘導するものとしても機能する。
尚、図29における296は出入り戸で端蓋体289に装備されている。297は換気フィルター口である。289aは安全庇で出入り戸296が設けられた避難口に避難しようとする人を上からの火山飛来物や火山灰などから防護する。These single-unit or connection-type shelters S are configured with a fixing masonry 291 and an
The fixing masonry 291 has a role of supporting the shelter S supported by placing the support bases 275 and 275 on the base 274 while protecting the shelter S on both sides under the
The
Note that
図32および図33は火山災害対策用シェルターSについての他の実施形態を示す。このシェルターSは、図29ないし図31に示すシェルターSと同様の構造をもつものであるが、特に異なるところは、シェルターSの前後双方に矢板でなる防護杭298…の複数本を打設し、これら298…を支えにして安全庇299の前方を固定支持させることにより庇299が強力に支持されて火山岩や火山灰などが飛来してきても強力に抵抗してその下を避難する人を護ることができるようになっているとともに、複数本の防護杭298…が火山岩や火山灰などの飛来物から避難する人を護ることができるようにしたものである。 32 and 33 show another embodiment of the shelter S for countermeasures against volcanic disasters. This shelter S has the same structure as the shelter S shown in FIGS. 29 to 31, except that a plurality of
S…防災シェルター 1…木造家屋 2…床下地盤 13…主枠フレーム 15…外周防護フレーム 15a…周胴体 15b…端蓋体 17…軸間主枠 18…端部主枠 19…連結フレーム 32…出入り口 33…出入り戸 36…室内緩衝材 49…非常脱出口 53…避難空間 62…室外緩衝材。 DESCRIPTION OF SYMBOLS S ...
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