JP2016064915A - 記憶手段の取付部材及び記憶手段の取付方法 - Google Patents

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【課題】物品の仕分け作業に関する情報を記憶した記憶手段から送信される電波の送信範囲を制限することにより、読取手段が仕分け棚の該当する間口に設けられている記憶手段からの電波を確実に受信して情報の誤読を防止する記憶手段の取付部材及び記憶手段の取付方法を提供する。【解決手段】仕分ける物品2を収納する複数の間口6を有する棚7が設けられるフローラック5において、物品2の仕分け作業に関する情報を記憶したタグ31を間口6に取り付けるためのタグ取付部材40が、物品2の仕分けを行う作業者Hの手の甲に装着されタグ31から送信される電波を受信することによってタグ31に記憶されている情報を非接触で読み取るタグリーダ35に対して、電波の送信範囲を制限するタグ取付本体41を備えるように構成する。【選択図】図4

Description

本発明は、物品の仕分け作業に関する情報を記憶した記憶手段を仕分け棚の間口に取り付けるための記憶手段の取付部材及び当該記憶手段の取付方法に関するものである。
従来の仕分け設備には、注文物品の注文個数を表示する個数表示器、或いはピッキング表示器等の各種表示器が設けられている。そして、作業者はそれらの表示器を目視しながら仕分け作業を行う。そのため、このような仕分け設備では、作業者が誤って、表示器に表示されている個数と異なる個数の物品を仕分けてしまう場合、或いは注文を受けていない物品を仕分けてしまう場合等があり、作業者による仕分けミスのおそれがあった。
そこで、客観的な判断により、作業者がユーザ先毎の注文物品を確実に仕分けることが可能な仕分け設備が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1においては、ピッキング棚の各物品収納部におけるピッキング表示器の近傍に、当該物品収納部に保管された物品の仕分け先に関するデータが記憶されたIDタグを備え、一方、作業者の手首に、当該作業者が集品中の仕分け先が記憶されているとともに、IDタグに接近した時に当該IDタグに記憶された前記データを読み取るタグリーダを備え、作業者が物品収納部から物品をピッキングした時、タグリーダに記憶された仕分け先がIDタグから読み取ったデータ中に存在しない場合には、タグリーダはピッキングエラーを報知して物品の取り出しミスを防止し、ピッキング作業の信頼性を高めている。
特開2006−232510号公報
しかしながら、特許文献1の仕分け設備においては、IDタグ(記憶手段)が、商品棚(仕分け棚)の各ポケット(間口)におけるピッキング表示器の近傍に設けられているが、IDタグにおける電波の送信範囲は比較的広範囲である。そのため、隣接するポケットの間隔が狭い場合(隣接するIDタグの間隔が狭い場合)には、タグリーダ(読取手段)は、該当のポケットとは異なるポケットに設けられているIDタグから送信される電波を受信することとなり、情報の誤読が生じるという問題があった。
そこで、本発明は、物品の仕分け作業に関する情報を記憶した記憶手段から送信される電波の送信範囲を制限することにより、読取手段が仕分け棚の該当する間口に設けられている記憶手段からの電波を確実に受信して情報の誤読を防止する記憶手段の取付部材及び記憶手段の取付方法を提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上であり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本発明のうち請求項1に記載の記憶手段の取付部材は、仕分ける物品を収納する複数の間口を有する棚が設けられる仕分け棚において、物品の仕分け作業に関する情報を記憶した記憶手段を前記間口に取り付けるための記憶手段の取付部材であって、物品の仕分けを行う作業者の手の甲に装着され前記記憶手段から送信される電波を受信することによって前記記憶手段に記憶されている情報を非接触で読み取る読取手段に対して、前記電波の送信範囲を制限する送信範囲制限部を備えるものである。
上記構成では、仕分け棚の各間口に記憶手段を取り付けた際に、記憶手段から送信される電波の送信範囲が一定の範囲に制限される(記憶手段から送信される電波の指向性が制限される)。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の記憶手段の取付部材において、前記送信範囲制限部は、互いに対向して設けられる左右一対の側板と、一対の前記側板に挟まれて前後に対向して設けられる前板及び背板と、前記側板、前記前板及び前記背板の上部に設けられる天板と、から構成され、一対の前記側板と、前記前板と、前記背板と、前記天板と、によって前記記憶手段全体を覆うことにより前記電波の送信範囲を制限するものである。
上記構成では、一対の側板、前板、背板及び天板によって記憶手段全体を覆うことにより記憶手段における電波の送信範囲を制限する。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の記憶手段の取付部材において、前記送信範囲制限部は、記憶手段を取り付ける棚の高さに応じて、前記棚に対する前記前板の角度を変更可能に構成されるものである。
上記構成では、記憶手段を取り付ける棚の高さに応じて、送信範囲制限部の天板に対する前板の角度を変更する。すなわち、棚の高さに応じて、記憶手段における電波の送信範囲を制御する。
さらにまた、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の記憶手段の取付部材において、前記棚の間口に対して着脱可能に構成されるものである。
上記構成では、棚の間口に対して記憶手段を取り付け及び取り外しできる。
さらにまた、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の記憶手段の取付部材において、前記棚の間口に取り付けた状態で、前記記憶手段を前記棚に対して移動可能に構成されるものである。
上記構成では、記憶手段を棚の間口に取り付けた状態で、記憶手段の取付位置を変更できる。
さらにまた、請求項6に記載の発明は、仕分ける物品を収納する複数の間口を有する棚が設けられる仕分け棚において、物品の仕分け作業に関する情報を記憶した記憶手段を前記間口に取り付けるための記憶手段の取付方法であって、物品の仕分けを行う作業者の手の甲に装着され前記記憶手段から送信される電波を受信することによって前記記憶手段に記憶されている情報を非接触で読み取る読取手段に対して、前記電波の送信範囲を制限するように前記記憶手段を前記間口に取り付ける方法である。
上記方法では、仕分け棚の各間口に記憶手段を取り付けた際に、記憶手段から送信される電波の送信範囲が一定の範囲に制限される(記憶手段から送信される電波の指向性が制限される)。
本発明の記憶手段の取付部材及び記憶手段の取付方法によれば、仕分け棚の各間口に記憶手段を取り付けた際に、作業者の手の甲に装着される読取手段が該当する間口とは異なる間口に取り付けられた記憶手段の情報を読み取ることを防止できる。また、記憶手段における電波の送信範囲を予め検査し適切な送信範囲である記憶手段を厳選して取り付ける必要が無い。
本発明に係るタグ取付部材が取り付けられるピッキング設備の側面図である。 本発明に係るタグ取付部材が取り付けられるフローラックの正面図である。 (a)は、本発明に係るタグ取付部材の上方斜視図、(b)は、本発明に係るタグ取付部材の下方斜視図である。 (a)は、本発明に係るタグ取付部材を棚のレールに取り付けた際の上方斜視図、(b)は、本発明に係るタグ取付部材を棚のレールに取り付けた際の側面断面図である。 (a)は、本発明に係る別実施例のタグ取付部材が取り付けられるフローラックの正面図、(b)は、本発明に係る別実施例のタグ取付部材の斜視図である。
まず、本発明に係る記憶手段の取付部材が取り付けられるピッキング設備1について説明する。
[ピッキング設備1]
図1及び図2に示すように、ピッキング設備1は、個別の予め登録されたユーザ(消費者、中間業者等)からオーダー(注文、出荷計画等)を受けた物品2を、ユーザのオーダーが割り付けられた集品容器3に集めて配送する設備である。
ピッキング設備1においては、集品される物品2が収納箱4に収納され、当該収納箱4がフローラック5(「仕分け棚」の一例)に保管される。そして、フローラック5に保管される収納箱4からピッキングされた物品2を、ローラ駆動コンベヤ80により搬送される集品容器3に収納(投入)することにより物品2の仕分けが行われる。
図2に示すように、フローラック5は、複数段の棚7を有する。棚7は、収納箱4を保管するための複数の間口6が形成されている。
各間口6の前面には、ピッキングする物品2の数量(取り出し個数)を表示するデジタル表示器11と、ピッキング作業があることを表示するランプ及びボタンスイッチを兼ねた表示/完了ボタン12と、から構成された間口表示器10が設けられている。また、各間口6の前側上部には、各間口6の位置情報(フローラック5の位置情報)等の物品2の仕分け作業に関する情報が記憶されているタグ31が設けられている。
また、ピッキング設備1においては、各作業者Hの手の甲に、フローラック5の各間口6に取り付けられているタグ31(「記憶手段」の一例)を読み取るためのタグリーダ35(「読取手段」の一例)のアンテナ36が装着されている。そして、作業者Hが各間口6に設けられる間口表示器10の表示に基づいて収納箱4から物品2をピッキングする際にアンテナ36を装着した腕を間口6に挿入することで、タグリーダ35が間口6の上部に設けられたタグ31から非接触で情報を読み取る。読み取られた情報に基づいて、作業者Hがオーダーを受けた物品2を適切にピッキングしているか否かが判断される。
[タグ31]
フローラック5の各間口6に取り付けられるタグ31は、パッシブタグからなり、タグリーダ35に対して電波を送信する。タグ31には、タグリーダ35に対して送信する電波の送信範囲がタグ31毎に個別に設定されている。また、タグ31における電波の送信範囲は、比較的広範囲に設定されている。そのため、タグ31の取り付けられる間口6の間隔が狭い場合、或いは、タグ31における電波の送信範囲が広い場合には、タグ31から送信される電波が隣接する間口6まで送信されることがある。このような状況で作業者Hがピッキング作業を行うと、作業者Hの手の甲に装着されたタグリーダ35が、ピッキングを行うべき間口6とは異なる間口6に取り付けられるタグ31から情報を誤って読み取ることになる。
そこで、ピッキング設備1においては、タグ31における電波の送信範囲を所定の送信範囲に制限するタグ取付部材40を介して、タグ31を各間口6に取り付けている。ここで、所定の送信範囲とは、作業者Hの手の甲に装着されたタグリーダ35が、ピッキングを行うべき間口6において、当該間口6に取り付けたタグ31のみから送信される電波を受信可能な範囲をいう。
タグ31における電波の送信範囲をタグ取付部材40によって所定の送信範囲に制限することで、作業者Hの手の甲に装着されたタグリーダ35は、ピッキングを行う間口6に取り付けたタグ31から送信される電波のみを受信することとなるため、情報の誤読(電波の誤受信)を防止することができる。
なお、最上段の棚7の各間口6においては、タグ31がタグ取付部材40を介さずに直接取り付けられている。
[タグ取付部材40]
図3に示すように、タグ取付部材40は、タグ31を固定するためのタグ取付本体41(「送信範囲制限部」の一例)と、タグ取付本体41を棚7の間口6に取り付けるための取付部42と、から構成される。
タグ取付本体41は、下方が開放された箱状(傘状)の部材であり、鉄製の部材により形成される。タグ取付本体41は、互いに対向して設けられる左右一対の側板43、44と、一対の側板43、44に挟まれて前後に対向して設けられる前板45及び背板46と、側板43、44、前板45及び背板46の上部に設けられる天板47と、から構成される。
タグ取付本体41は、側板43、44、前板45、背板46及び天板47を箱状(傘状)に組み付けることで内部に空間が形成される。そして、背板46の内面にタグ31を固定することで当該空間にタグ31が収納される。すなわち、タグ31全体が側板43、44、前板45、背板46、及び天板47によって覆われる。このように、タグ31をタグ取付本体41に固定することで、タグ31から送信される電波が側板43、44、前板45、背板46、及び天板47によって遮蔽され、所定の送信範囲に制限される。
具体的には、側板43、44によって隣接する間口6方向(左右方向)へのタグ31における電波の送信範囲が制限される。これにより、タグ31における電波の誤受信が防止できる。
また、前板45及び背板46によってタグ31における電波の送信方向が下方向に規制される。これにより、タグリーダ35のアンテナ36が該当する間口6に設けられるタグ31から送信される電波のみを容易に受信することができる。
前板45及び背板46は、その長手方向の長さが、タグ31の長手方向の長さと略同一或いは若干長く形成されている。すなわち、側板43、44は、その間隔がタグ31の長手方向の長さと略同一或いは若干長くなるように形成されている。
また、前板45及び背板46は、天板47に対して所定の角度α(図4(b)参照)を有して形成されている。前板45及び背板46を天板47に対して所定の角度αを有して形成することで、タグ31からの電波が間口6の前側方向に送信され易くなる。このため、作業者Hが該当する間口6に手の甲を入れた際に、タグリーダ35のアンテナ36が、該当する間口6のタグ31から送信される電波を容易に受信することができる。
さらに、前板45は、フローラック5の棚7の高さに応じて、棚7に対する角度を変更可能に構成することもできる。具体的には、前板45は、フローラック5の棚7の高さに応じて、天板47に対する角度α(図4(b)参照)を変更可能に構成される。すなわち、異なる上記角度αから構成される複数のタグ取付部材40を用意し、棚7の高さに応じて適した上記角度αから構成されるタグ取付部材40を選択して取り付ける。
フローラック5においては、作業者Hが所定の間口6から物品2をピッキングする際に間口6(収納箱4)に入れる作業者Hの手の挿入角度が、棚7の高さによって異なる。すなわち、作業者Hが間口6に手を入れる際のタグリーダ35のアンテナ36の向き(角度)が棚7の高さによって異なる。そのため、フローラック5の棚7の高さに応じて、棚7に対する前板45の角度(天板47に対する前板45の角度α)を変更することで、タグリーダ35のアンテナ36が電波を受信し易い方向にタグ31における電波の送信方向を制御する。
さらに、タグ取付本体41の上部には、タグ取付本体41を棚7の間口6に取り付けるための取付部42が形成されている。
取付部42は、天板47から上方に突出した第1ブラケット48と、タグ取付本体41の前方に突出したレール掛止部材49と、第1ブラケット48及びレール掛止部材49により挟持されて設けられる略側面視L字状の第2ブラケット50と、から構成される。取付部42は、第1ブラケット48及びレール掛止部材49が、第2ブラケット50を挟み込むように配置され、それぞれが締結部材51により固定される。また、取付部42は、後述する棚7のレール9に対して着脱可能に構成されている。
第1ブラケット48は、矩形の部材の中央を折り曲げて形成される略側面視L字状の部材である。第1ブラケット48は、折り曲げられた一方の平面部48aが天板47に固定され、他方の平面部48bによってレール掛止部材49及び第2ブラケット50を支持する。
レール掛止部材49は、矩形の部材の両端を一方向に折り曲げて形成される略平面視U字状の部材である。レール掛止部材49は、折り曲げられて形成される(前方に向けて突出した)折曲部分49a、49aに、内方へ切り込まれてなる切込部分49bが形成されている。切込部分49bは、棚7に設けられたレール9の厚さより若干広い幅で切り込まれている。
第2ブラケット50は、矩形の部材の中央を折り曲げて形成される略側面視L字状の部材である。第2ブラケット50は、折り曲げられた一方の平面部50aがレール9の下方に配置される。一方の平面部50aがこのように配置されることで、タグ取付部材40を棚7に取り付けた際に、第2ブラケット50の一方の平面部50aと、レール9の下面とが当接し、タグ取付部材40がレール9から外れ難くなる。
[タグ取付部材40の取り付け方法]
図4に示すように、棚7の間口6上部の裏側には、レール9が棚7の長手方向に沿って延設されている。レール9は、その先端部分が上方に突出して形成されている。
タグ取付部材40は、締結部材51を若干緩めた状態で取付部42のレール掛止部材49をレール9の上方から掛止することで、棚7の間口6に取り付けられる。具体的には、レール掛止部材49の切込部分49bが、レール9の上方に突出した先端部分9aに掛止されることにより、棚7の間口6に取り付けられる。この時、第2ブラケット50はレール9の下面に配置され、レール掛止部材49と、第2ブラケット50とによりレール9を挟み込む。そして、締結部材51を締めることでタグ取付部材40(取付部42)がレール9に固定される。
逆に、締結部材51を緩めることでタグ取付部材40(取付部42)がレール9から取り外し可能となる。
さらに、タグ取付部材40は、取付部42が棚7のレール9に対して摺動可能に形成され、棚7のレール9に沿って移動させることができる。具体的には、レール掛止部材49の切込部分49bがレール9の先端部分9aに対して摺動可能に形成され、切込部分49bをレール9の先端部分9aに対して摺動させることで、タグ取付部材40がレール9に沿って移動する。
以上のように、上記実施例に係るピッキング設備1によると、仕分け棚7の各間口6にタグ31を取り付けた際に、作業者の手の甲に装着されるタグリーダ35が該当する間口6とは異なる間口6に取り付けられたタグ31の情報を読み取ることを防止できる。また、タグ31における電波の送信範囲を予め検査し適切な送信範囲であるタグ31を厳選して取り付ける必要が無い。
また、上記実施例に係るピッキング設備1によると、タグ取付部材40によってタグ31を覆うことからタグ31における電波の送信範囲を確実に制限することができる。
さらに、上記実施例に係るピッキング設備1によると、棚7の高さによって異なるタグリーダ35の受信の向きに対応させてタグ31における電波の送信範囲を制御することができる。そのため、タグリーダ35がより確実にタグ31からの電波を受信することができる。
さらにまた、上記実施例に係るピッキング設備1によると、棚7の間口6に対してタグ取付部材40の着脱が可能であることから、必要に応じて棚7の間口6にタグ31を取り付けることができる。
さらにまた、上記実施例に係るピッキング設備1によると、タグ取付部材40を棚7の間口6に取り付けた状態で、タグ取付部材40の取付位置を変更できることから、タグ取付部材40(タグ31)の取付位置を変更させるごとにタグ取付部材40(タグ31)を棚7から取り外す必要が無く、作業性が向上する。
なお、本実施の形態においては、棚7に対する前板45の角度を変更する構成として、天板47に対する前板45の角度αを変更する構成としているが、これに限定されるものではなく、例えば、取付部42における第1ブラケット48の折り曲げ角度(平面部48bに対する平面部48aの折り曲げ角度)を変更することにより、棚7に対する前板45の角度を変更する構成としても構わない。具体的には、第1ブラケット48を折り曲げ可能な部材で構成し、棚7の高さに応じて第1ブラケット48の折り曲げ角度を調節しながらタグ取付部材40を取り付ける。
また、本実施の形態においては、タグ31をパッシブタグ(電池を内蔵していないタグ)により構成しているが、これに限定されるものではなく、情報を記憶可能なものであれば、アクティブタグ(電池を内蔵したタグ)により構成しても構わない。
さらに、本実施の形態においては、タグ31をタグ取付部材40(タグ取付本体41)の背板46の内面に固定しているが、これに限定されるものではなく、タグ31全体を覆うことが可能な場所であれば、タグ取付部材40の側板43、44、前板45及び天板47の内面のいずれの場所であっても構わない。
さらにまた、本実施の形態においては、最上段の棚7の間口6に取り付けられるタグ31がタグ取付部材40を介さずに直接取り付けられているが、これに限定されるものでなはく、最上段の棚7の間口6についても、タグ取付部材40を介してタグ31を取り付けても構わない。
さらにまた、本実施の形態において、タグ取付部材40の取付部42の構成(形状)は、本実施の形態の構成(形状)に限定されるものではなく、タグ取付本体41の構成(形状)を変更するものでなければ、棚7のレール9の構成(形状)に対応させて、その構成(形状)を変更させても構わない。
さらにまた、本実施の形態においては、タグ取付本体41を箱状(傘状)の部材により形成しているが、これに限定されるものではなく、図5に示すように、各間口6の両側に設けられる仕切板60にタグ31を取り付けるものであっても構わない。
具体的には、図5に示すように、棚7の間口6を形成する区画の両側に(隣接する間口6の間に)平板状の仕切板60を配置する。
図5(b)に示すように、仕切板60は、台座部61と、仕切部62とから構成され、各棚7の上面に載置可能に形成される。仕切部62は台座部61に対して垂直に設けられ、間口6の高さと同程度の高さで形成される。
タグ31は、仕切板60の仕切部62の側面前方に取り付けられる。タグ31を隣接する間口6の間を仕切る仕切板60に取り付けることで、タグ31が送信する電波の送信範囲が仕切板60により仕切った区画である間口6内に限定されるため、該当する間口6とは異なる間口6に取り付けられたタグ31からの電波を誤って受信することがない。
また、仕切板60は、間口6の幅(大きさ)に合わせて移動させることができる。
2 物品
5 フローラック(仕分け棚)
6 間口
7 棚
31 タグ(記憶手段)
35 タグリーダ(読取手段)
40 タグ取付部材(記憶手段の取付部材)
41 タグ取付本体(送信範囲制限部)
43 側板
44 側板
45 前板
46 背板
47 天板

Claims (6)

  1. 仕分ける物品を収納する複数の間口を有する棚が設けられる仕分け棚において、物品の仕分け作業に関する情報を記憶した記憶手段を前記間口に取り付けるための記憶手段の取付部材であって、
    物品の仕分けを行う作業者の手の甲に装着され前記記憶手段から送信される電波を受信することによって前記記憶手段に記憶されている情報を非接触で読み取る読取手段に対して、前記電波の送信範囲を制限する送信範囲制限部を備えること
    を特徴とする記憶手段の取付部材。
  2. 前記送信範囲制限部は、
    互いに対向して設けられる左右一対の側板と、一対の前記側板に挟まれて前後に対向して設けられる前板及び背板と、前記側板、前記前板及び前記背板の上部に設けられる天板と、から構成され、
    一対の前記側板と、前記前板と、前記背板と、前記天板と、によって前記記憶手段全体を覆うことにより前記電波の送信範囲を制限すること
    を特徴とする請求項1に記載の記憶手段の取付部材。
  3. 前記送信範囲制限部は、記憶手段を取り付ける棚の高さに応じて、前記棚に対する前記前板の角度を変更可能に構成されること
    を特徴とする請求項2に記載の記憶手段の取付部材。
  4. 前記棚の間口に対して着脱可能に構成されること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の記憶手段の取付部材。
  5. 前記棚の間口に取り付けた状態で、前記記憶手段を前記棚に対して移動可能に構成されること
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の記憶手段の取付部材。
  6. 仕分ける物品を収納する複数の間口を有する棚が設けられる仕分け棚において、物品の仕分け作業に関する情報を記憶した記憶手段を前記間口に取り付けるための記憶手段の取付方法であって、
    物品の仕分けを行う作業者の手の甲に装着され前記記憶手段から送信される電波を受信することによって前記記憶手段に記憶されている情報を非接触で読み取る読取手段に対して、前記電波の送信範囲を制限するように前記記憶手段を前記間口に取り付けること
    を特徴とする記憶手段の取付方法。
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