JP2003160211A - ピッキングシステム - Google Patents

ピッキングシステム

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JP2003160211A
JP2003160211A JP2001358461A JP2001358461A JP2003160211A JP 2003160211 A JP2003160211 A JP 2003160211A JP 2001358461 A JP2001358461 A JP 2001358461A JP 2001358461 A JP2001358461 A JP 2001358461A JP 2003160211 A JP2003160211 A JP 2003160211A
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light
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receiver
shelf
picking system
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JP2001358461A
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Akira Tanigawa
陽 谷川
Toshio Kanbe
俊夫 神戸
Jiyun Ooshimo
純 大志茂
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Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信不能エリアを最小限にすることができる
とともに、システムが安価、簡単になり、棚側からその
通信可能エリア内にある全てのカートに確実に送信する
ことができ、カートの移動中に目的地に到達したか否か
を判断することができるピッキングシステムを提供す
る。 【解決手段】 導光体3cを有し、棚の区分毎に設けら
れて各区分を示す識別記号を送信する送信機3と、カー
ト1に設けられて識別記号を受信する受信機4と、受信
機4が受信した識別記号が位置情報に基づく指標識別記
号であるか否かを判断するコンピュータ5と、コンピュ
ータ5が受信機4が受信した識別記号が指標識別記号で
あると判断した場合に鳴動させる警報機6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棚上の指示された
品物を取り出すためのピッキングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のピッキングは、基端側にストッパ
が設けられ、傾斜している棚板に物品ケースを収納し、
前方の物品ケースを取り除くと後方の物品ケースが前に
出て来るように構成された棚を物品の保管場所に配し、
作業員(ピッカ)がリストを見て所定の品物を所定の数
量だけ取り出すものであった。
【0003】このピッキングを容易に行うためのシステ
ムとして、特開昭63−66004号公報及び特開昭6
3−66005号公報に開示された発明がある。特開昭
63−66004号公報のピッキングシステムは、各棚
の品物のアドレス、品番、数量等のデータを入力する制
御コンピュータと、制御コンピュータに接続され、天井
面に取り付けられる送受信ユニットと、該送受信ユニッ
トと双方向の赤外線データ伝送が可能であり、ピッキン
グすべき品物のアドレス、品番、数量等を順次ディスプ
レイに表示することができる携帯型又はカート搭載型の
ハンドヘルド端末器とを備えるものである。このピッキ
ングシステムにおいて、ピッカ(作業員)は、ハンドヘ
ルド端末器を操作して送受信ユニットと交信し、この交
信に基づきディスプレイに表示されたピッキング情報に
従い、所定の品物を所定数量だけ取り出す。その際、バ
ーコードリーダ等により品番、数量を読み取らせること
により、要求された品種、数量との比較確認を行う。そ
の後、確認キイを押すことにより次のピッキング情報が
ディスプレイに表示される。
【0004】特開昭63−66005号公報のピッキン
グシステムは、各棚の品物のピッキング情報を入力し演
算する制御コンピュータと、制御コンピュータよりピッ
キング情報をダウンロードし、ピッキング情報を赤外線
データに変換して送信するハンドヘルド端末器と、ハン
ドヘルド端末器からの赤外線データを受光する受光素子
と、復調回路と、受光されたデータに基づいて駆動され
る表示器とを備えるものである。各受光素子、復調回路
及び表示器は棚ケース又は間口に設けられる。このピッ
キングシステムにおいては、ハンドヘルド端末器に制御
コンピュータに記憶させたピッキング情報をダウンロー
ドした後、カートに搭載し、棚レーンに沿ってカートを
移動させながらピッキング情報を呼び出し、ハンドヘル
ド端末器のディスプレイに表示するとともに、赤外線デ
ータを全方向360゜の範囲に伝送し、ピッキング指示
された棚ケース又は間口の受光素子が受光して表示器を
点灯させるように構成されている。ピッカは表示器の点
灯を確認して目的地に到着し、ピッキングした後は、次
の情報が表示される。
【0005】図8は、このピッキングシシテムを用いて
ピッキングを行う場合の作業フローチャートである。ま
ず、カート上のハンドヘルド端末器にピッキングリスト
を格納する(ステップS21)。ピッキング作業をスタ
ートする(ステップS22)。ピッカは、開始ボタンを
押す(ステップS23)。端末器のCPUにおいてN=
N+1とする(ステップS24)。
【0006】端末器のディスプレイにおいてリストN番
の棚ケース番号、品名、個数等を表示する(ステップS
25)。現在の棚ケース番号が該当する棚ケース番号で
あるか否か、ピッカが現在、通過中の棚ケースの表示器
が点灯しているか否かを確認して判断する(ステップS
26)。現在の棚ケース番号が該当する棚ケース番号で
ある場合、ステップS28に進む。現在の棚ケース番号
が該当する棚ケース番号でない場合、ステップS27に
進む。ステップS27において、ピッカは該当する棚ケ
ースを探し、そこへ行く。間違っている場合、戻る。該
当する棚ケースの前に到着する(ステップS28)。
【0007】到着後、指定の段列から品物を指定の数量
だけ取る(ステップS29)。完了ボタンを押す(ステ
ップS30)。端末器のCPUにおいてN=N+1とす
る(ステップS31)。ステップS32において、リス
トの終端であるか否か判断する。リストの終端でない場
合、ステップS25に戻る。リストの終端である場合、
作業を終了する(ステップS33)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】特開昭63−6600
4号公報のピッキングシステムにおいては、送受信ユニ
ットが複数で、カートが複数である場合、制御コンピュ
ータからどの送受信ユニットへ送信すればよいか限定す
ることができず、1つの送受信ユニットの受持ちエリア
内に複数のカートが存在して交信するときに、どのカー
トをどの場所に移動させればよいのか判断することがで
きないという問題があった。また、端末器に表示された
棚を確認して移動するのはピッカが行うので、行き過ぎ
等により作業効率が低下するのを防ぐことができないと
いう問題もあった。そして、送受信ユニット及び端末器
各々が送受信機能を有するので、ハードウエアが高価に
なる、通信手順ソフトもN:Mの移動体通信となるため
複雑で保守が難しいソフトになるという問題があった。
さらに、天井に送受信ユニットを設けるので、端末器が
携帯型及びカート搭載型のいずれの場合であってもピッ
カの体で遮光されるのが避けられないという問題があっ
た。
【0009】図9は、このピッキングシステムの通信可
能エリアを示す平面図であり、図中、1はカートであ
り、2は棚である。そして、矢印はカート1の進行方向
である。図9に示したように、棚2の各列に対応させて
天井に設けられた送受信ユニットから光が出射される領
域、すなわち通信可能エリアAは各列の前で半円状にな
り、カートの移動範囲を全てカバーすることができず、
通信不能エリアが存在するという問題があった。この通
信不能エリアをなくし、カートの移動範囲を全てカバー
するために通信可能半径を大きく取った場合を図10に
示す。この場合、図10に示したように、隣の通信可能
エリアAと重複する領域が生じる。この重複領域におい
ては、ローミング等の通信強度を判定し、基地局として
の送受信ユニットを選択する機能が必要になり、複雑か
つ高価な装置になる、不安定動作の原因となるという問
題があった。
【0010】特開昭63−66005号公報のピッキン
グシステムにおいては、特開昭63−66004号公報
のピッキングシステムと同様に、カートが複数である場
合、各カートから対応する棚ケース又は間口の受光素子
に送信するときに混信するという問題があった。また、
端末器から伝送されるピッキング情報により該当する棚
ケース又は間口の表示器が点灯するのみであり、カート
の移動中に、「目的の場所に到着した」という行き過ぎ
ミスを防止するための情報を通信することができないと
いう問題もあった。
【0011】本発明者らは、特願2000−15336
0号、特願2001−55143号において、移動体に
搭載された移動体光通信装置と、地上側に設けられた地
上光通信装置との間で光通信信号を送受信するように構
成された光通信システムに、光を導入して反射部により
反射させ、光束を発散させて出射させる導光体を備える
ことにより、通信範囲が広くなり、移動体の走行中にも
通信を行うことが可能になるとともに、導光体の形状を
特定することで容易に通信範囲を特定することができる
ことを開示した。
【0012】本発明者らは、ピッキングシステムに上述
した導光体を備えることにより、導光体の形状を特定し
て導光体から光が出射される通信可能エリアを特定する
ことができるので、隣り合う通信可能エリアが重複する
ことなく通信不能エリアを最小限にすることができ、上
述の通信可能エリアの問題を解決することができること
を見い出した。そして、上述の混信の問題、行き過ぎミ
スの問題についても検討した。
【0013】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、前記導光体を有し、棚を棚の横方向に所定間隔
で区分けした区分毎に設けられており、前記区分を示す
識別記号を送信する送信機と、前記識別記号を受信する
受信機と、受信機が受信した識別記号が、取り出すべき
品物の位置情報に基づいて求められた指標識別記号であ
ると判断した場合にこれを知らせる手段とを備えること
により、隣り合う通信可能エリアが重複することなく通
信不能エリアを最小限にすることができるとともに、棚
側からは送信のみ、カート側からは受信のみを行うの
で、システムが安価、簡単になり、棚側からその通信可
能エリア内にある全てのカートに識別記号を混信せずに
確実に送信することができ、カートの移動中に目的地に
到達したか否かを判断することができるので、行き過ぎ
た場合に戻るというミスが生じないピッキングシステム
を提供することを目的とする。
【0014】また、本発明は、受信機が受信した識別記
号が指標識別記号であることを知らせる手段として警報
機を備えることにより、目的地に到着したことを容易に
確実に知ることができるピッキングシステムを提供する
ことを目的とする。
【0015】さらに、本発明は、導光体は板状であり、
一端面から光を導入し、導入した光を、一平面の一端面
を臨む方向に並設された溝状の反射部により反射させ、
反射させた光を他平面から出射すべく構成することによ
り、通信範囲を容易に特定することができ、光が出射す
る通信可能エリアが矩形であるので、隣り合う通信可能
エリアと重複させずに通信不能エリアを容易に最小限に
することができ、ローミング等の複雑で高価な装置が不
要になるピッキングシステムを提供することを目的とす
る。
【0016】そして、本発明は、前記反射部は、反射部
間の間隔が前記一端面からの距離が大きくなるにつれ密
となるように形成することにより、入射光量が減じる領
域において前記他平面に反射される光量を増加させ、前
記他平面の全域において均一に光が出射されるピッキン
グシステムを提供することを目的とする。
【0017】また、本発明は、発光素子が赤外光を発光
すべく構成することにより、電磁波により送受信する場
合のように手順が複雑になって送受信の速度が遅くな
る、人体に悪影響を及ぼすという問題がないピッキング
システムを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】第1発明のピッキングシ
ステムは、棚上の指示された品物を取り出すためのピッ
キングシステムにおいて、棚を該棚の横方向に所定間隔
で区分けした区分毎に設けられており、該区分を識別す
るための識別記号を発光素子から光学的に出射して、導
光体により発散させるべくなしてある送信機と、該送信
機から送信された前記識別記号を受信する受信機と、取
り出す品物の位置情報を取り込む手段と、取り込んだ位
置情報に基づき、前記位置に対応する区分を表す指標識
別記号を求める手段と、前記受信機が受信した前記識別
記号が、前記指標識別記号であるか否かを判断する手段
と、前記受信機が受信した前記識別記号が前記指標識別
記号である場合に、前記受信機が受信した前記識別記号
が前記指標識別記号であることを知らせる手段とを備え
ることを特徴とする。
【0019】第1発明においては、光束を発散させ、カ
ートに載置した受信機へ向けて出射する導光体を備えて
おり、導光体の形状を特定して導光体から出射される通
信可能エリアを特定することができるので、隣り合う通
信可能エリアが重複することなく通信不能エリアを最小
限にすることができる。従って、隣り合う通信可能エリ
アが重複する場合に必要であったローミング等の複雑で
高価な装置が不要になる。
【0020】また、第1発明のピッキングシステムは、
棚側からは送信のみ、カート側からは受信のみを行うも
のであり、システムが安価、簡単になるとともに、カー
トが複数ある場合においても高価な機器を使ったり性能
を落とすことなく、混信せずに、棚側からその通信可能
エリア内にある全てのカートに識別記号を送信すること
ができ、カートは受信した識別記号に基づいて各別に移
動することができる。そして、送受信はカート上の受信
機と棚側の送信機との間で行われるので、ピッカの体に
より遮光されることがなく、遮光による障害が生じな
い。さらに、カートの移動中に、棚の目標区分に到達し
たか否かを判断することができるので、行き過ぎた場合
に戻るというミスが生じなくなる。従って、ピッカは移
動に集中することができ、安全が確保される。
【0021】第2発明のピッキングシステムは、第1発
明において、前記受信機が受信した前記識別記号が前記
指標識別記号であることを知らせる手段は警報機である
ことを特徴とする。第2発明においては、目的地に到着
したことを容易に確実に知ることができる。
【0022】第3発明のピッキングシステムは、第1又
は第2発明において、前記導光体は板状をなし、一端面
から光を導入し、導入した光を一平面の前記一端面を臨
む方向に並設された溝状の反射部により反射させ、反射
させた光を他平面から出射すべくなしてあることを特徴
とする。
【0023】第3発明においては、一端面から導入した
光を反射部にて反射させることによって、前記他平面か
ら光を出射させることができ、他平面に対向する部分で
の光量が、導光体の外部の他の部分での光量に比べて多
くなるので、通信可能エリアを前記他平面に対向する部
分として容易に特定することができる。そして、通信可
能エリアが矩形であるので、隣り合う通信可能エリアと
重複させずに通信不能エリアを最小限にすることがで
き、通信可能エリアが重複する場合に必要であったロー
ミング等の複雑で高価な装置が不要になる。また、導光
体が板状であるので、設置スペースが小さくて済む。
【0024】第4発明のピッキングシステムは、第3発
明において、前記反射部は、反射部間の間隔が前記一端
面からの距離が大きくなるにつれ密となるように形成し
てあることを特徴とする。
【0025】第4発明においては、光が入射する端面か
ら遠くなるにつれ反射部間の間隔が密になるように反射
部を形成してあるので、入射光量が減じる領域において
前記他平面に反射される光量が増加し、前記他平面の全
域において均一に光が出射される。
【0026】第5発明のピッキングシステムは、第1乃
至第4発明のいずれかにおいて、前記発光素子は、赤外
光を発光することを特徴とする。電磁波により送受信を
行う場合においては、1:N通信となり、手順が複雑に
なって送受信の速度が遅くなる、人体に悪影響を及ぼす
という問題があるが、第5発明においては、赤外線を用
いて送受信を行うので、この問題が生じない。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて具体的に説明する。図1は、本発明
の実施の形態に係るピッキングシステムを用いてピッキ
ングを行う状態を示す斜視図であり、図2は本発明の実
施の形態に係るピッキングシステムを用いてピッキング
を行う状態を示す正面図である。図中、1はカート、2
は棚である。カート1は、ピッキングした品物を収納す
るための収納棚1aと、品物等を載置するための載置台
1bとを備えている。載置台1b上には、受信機4が設
けられており、コンピュータ5が載置されている。そし
て、載置台1bの基端部には、警報機6が取り付けられ
ている。棚2の列には端から順に番号が付されており、
棚2の上部には、棚2の列毎に、本発明のピッキングシ
ステムに係る送信機3が、送信機3の一側面がカート1
の走行路に対向するように所定角度傾けた状態で設けら
れている。前記一側面には光透過窓3aが設けられてい
る。
【0028】図3は、送信機3の拡大図である。送信機
3は、発光素子を含む送信部3bと導光体3cとを内蔵
する。透光性を有するアクリル及びポリカーボネート等
の有機材料からなる導光体3cは板状をなし、導光体3
cの一平面には、所定の傾斜角度を有し、端面に平行で
あるV溝からなる反射部3dが、端面と直交する方向に
複数、連続させて設けてある。導光体3cは、一端面を
送信部3bの放光面に対向させ、他平面(放光面)をカ
ート1の走行路に対向させた状態で配置されている。
【0029】この導光体3cにおいては、送信部3bか
ら前記一端面に入射した赤外光が反射部3dを含む各部
で反射され、光束が発散した状態で、放光面から出射す
る。反射部3dの斜面の傾斜角度は、この斜面において
反射した光が、放光面からこの放光面に対し略垂直に出
射するような角度にしてある。導光体3cから出射した
光は、光透過窓3aを介しカート1の受信機4に受光さ
れる。そして、この導光体3cにおいては、光が入射す
る前記一端面から遠くなるにつれ反射部3d間の間隔が
密になるように反射部3dを形成してあるので、入射光
量が減じる他端面側の領域において放光面側に反射され
る光量が増加し、放光面の全域において均一に光が出射
される。
【0030】本実施の形態に係るピッキングシステムに
おいては、常時、棚2の各列に設けられた送信機3から
各列の識別記号、ここでは各列の番号(列番)を示す光
信号が送信されており、カート1は棚2の端側から進行
するので、カート1に設けられた受信機4は、カート1
の進行に従って順次、各送信機3から各列番を示す光信
号を受信する。
【0031】図4は、受信機4、コンピュータ5及び警
報機6の関係を示すブロック図である。コンピュータ5
には、ピッキングリストが格納されている。コンピュー
タ5は、ピッキングリストのリストN番の棚2の列番を
指標列番に設定する。受信機4が受信した各列番を示す
信号は順次コンピュータ5へ出力され、コンピュータ5
は、入力した信号が示す列番が指標列番であると判断し
たとき、警報機6を鳴動させる。
【0032】以下に、本実施の形態に係るピッキングシ
ステムを用いてピッキングを行うときの作業手順につい
て説明する。図5及び図6は、本実施の形態に係るピッ
キングシステムを用いてピッキングを行うときの作業手
順を示す作業フローチャートである。まず、ピッカはカ
ート1に載置するコンピュータ5にピッキングリストを
格納する(ステップS1)。表1にピッキングリストの
一例を示す。
【0033】
【表1】
【0034】そして、ピッキング作業をスタートする
(ステップS2)。ピッカは開始ボタンを押す(ステッ
プS3)。コンピュータ5においてN=N+1とする
(ステップS4)。
【0035】コンピュータ5のディスプレイにおいてリ
ストN番の棚番、列番、段番、品名、個数等を表示す
る。コンピュータ5はリストN番の棚の列番を指標列番
に設定する(ステップS5)。ステップS6において、
ピッカは現在位置の棚の列番が指標列番であるか否か判
断する。現在の棚の列番が指標列番である場合、ステッ
プS8に進む。現在の棚の列番が指標列番でない場合、
ステップS7に進む。ステップS7において、ピッカは
前進する。ステップS8において、コンピュータ5は受
信機4が受信した列番が指標列番と一致しているか否か
判断する。受信機4が受信した列番が指標列番でない場
合、ステップS7に戻る。受信機4が受信した列番が指
標列番である場合、ステップS9に進む。ステップS9
において、コンピュータ5は警報機6を鳴動させる。ピ
ッカは、該当する棚列の前に到着し、走行を停止する
(ステップS10)。
【0036】到着後、ピッカは該当する棚列の指定の段
から品物を指定の数量だけ取る(ステップS11)。ピ
ッカは完了ボタンを押す(ステップS12)。コンピュ
ータ5においてN=N+1とする(ステップS13)。
ステップS14において、リストの終端であるか否か判
断する。リストの終端でない場合、ステップS5に戻
る。リストの終端である場合、作業を終了する(ステッ
プS15)。
【0037】図7は、棚2の各列に設けられた送信機3
の通信可能エリアAを示す平面図である。図中、矢印は
カート1の進行方向である。上述したように、導光体3
cは板状をなし、送信部3bから一端面に導入した光を
反射部3dにより反射させ、反射させた光を放光面から
出射するように構成されているので、放光面に対向する
部分での光量が、導光体3cの外部の他の部分での光量
に比べて多くなり、通信可能エリアAを放光面に対向す
る部分として容易に特定することができる。通信可能エ
リアAは図7に示したように矩形であるので、隣り合う
通信可能エリアAと重複させずに通信不能エリアを最小
限にすることができ、通信可能エリアAが重複する場合
に必要であったローミング等の複雑で高価な装置が不要
になる。
【0038】そして、導光体3cにおいては、光が入射
する端面から遠くなるにつれ反射部3d間の間隔が密に
なるように反射部3dを形成してあり、入射光量が減じ
る他端面側の領域において放光面側に反射される光量が
増加し、放光面の全域において均一に光が出射されるの
で、カート1は通信可能エリアのどの位置にあっても、
確実に送信機3から列番を示す信号を受信する。
【0039】また、棚2側からは送信のみ、カート1側
からは受信のみを行い、システムが安価、簡単になると
ともに、1つの通信可能エリアA内にカート1が複数あ
る場合においても、高価な機器を使ったり性能を落とす
ことなく、混信せずに、棚2側からその通信可能エリア
A内にある全てのカート1に識別記号を送信することが
でき、カート1は受信した識別記号に基づいて各別に移
動することができる。そして、送受信はカート上の受信
機4と棚2側に設けられた送信機3との間で行われるの
で、ピッカの体により遮光されることがなく、遮光によ
る障害が生じない。さらに、カート1の移動中、警報機
6が鳴動しない限り、指標列番に到達していないと判断
することができるので、行き過ぎた場合に戻るというミ
スが生じない。
【0040】また、本発明のピッキングシステムにおい
ては、赤外線を用いて送受信すべく構成されているの
で、電磁波により送受信を行う場合において生じる問
題、すなわち手順が複雑になって送受信の速度が遅くな
る、人体に悪影響を及ぼすという問題が生じない。
【0041】なお、本実施の形態において、導光体3c
は、送信部3bから受光する側と反対側の端面及び光が
出射する放光面以外の側面を、白テープ等で覆い、放光
面からのみ光を出射させるようにしてもよい。反射部3
dの表面に、例えば白色のシートを貼着して、この部分
から外部への光の漏れを防ぐように構成してもよく、反
射部3dの表面に、例えばアルミニウム合金を蒸着し、
反射部3dの反射率を更に向上させるように構成しても
よい。
【0042】そして、本実施の形態においては、反射部
3dを導光体3cの端面に平行なV溝から構成し、端面
と直交する方向に複数、連続させて設けた場合につき説
明しているがこれに限定されるものではなく、反射部3
dの形状はU溝等の他の形状でもよい。そして、各反射
部3dを所定間隔を隔てて設けることにしてもよく、各
反射部3dを端面と直交する方向から所定角度傾けた方
向に設けることにしてもよい。送信部3bから導光体3
cの端面に入射させる光の角度、反射部3dの傾斜角
度、各反射部3dの間隔及び各反射部3dの導光体3c
の端面に対する角度等を変更することにより、送信機3
とカート1上の受信機4との位置関係、及びカート1の
走行路の形状等に対応させて、導光体3cの放光面から
出射する光の角度を任意に変更させることができ、送信
機3を傾斜させることなく棚2の上部に設けることも可
能である。
【0043】また、本実施の形態においては、導光体3
cの入射側端面から離れるに従って、隣り合う反射部7
aの間隔を狭くした場合につき説明しているがこれに限
定されるものではない。但し、上述した場合において
は、放光面の全域において出射する光量を略均一にする
ことができるので好ましい。
【0044】さらに、本実施の形態においては、反射部
3dが溝状をなす場合につき説明しているがこれに限定
されるものではなく、反射部3dは四角錘状の突出部又
は円錐状の穴部から構成することにしてもよい。そし
て、導光体3cの一平面に、白色の光拡散剤を印刷する
か、又は白色の光拡散シートを前記一平面に貼着するこ
とによって、複数の帯状の反射部3dを形成することに
してもよい。この導光体3cにあっては、導光体3cの
放光面全体に亘って、出射する光の量を略均一にすべ
く、入射側の端面から離れるに従って、反射部3dの幅
を太くするとともに、隣り合う反射部3dの間隔を狭く
してもよい。さらに、導光体3cの内部に、導光体3c
の材料とは異なる屈折率を有する透光性材料からなる粒
子を散在させてもよい。導光体3cに導入された光が前
記粒子に当たったとき、この光が拡散され、これがさら
に他の粒子によって拡散され、このような拡散を繰り返
しながら光が伝播して、放光面から光が出射される。
【0045】また、本実施の形態においては、導光体3
cが板状である場合につき説明しているがこれに限定さ
れるものではなく、導光体3は丸棒状、多角形断面を有
する棒状又は湾曲した板状をなすように構成してもよ
い。導光体3cが湾曲した板状である場合、通信可能エ
リアを導光体3の放光面から湾曲の中心側に向けて出射
される部分として容易に特定することができる。そし
て、カート1の走行路が曲線路である場合にも、走行中
のカート1に確実に送信することができる。本発明のピ
ッキングシステムにおいては、送信機3とカート1上の
受信機4との位置関係、及びカート1の走行路の形状等
に対応させて、導光体3c及び反射部3dの形状を適宜
選択することができる。
【0046】そして、本実施の形態においては、棚の列
を棚の区分とし、各列番を識別記号として用いた場合に
つき説明しているがこれに限定されるものではなく、棚
の複数列を一区分としてもよく、番号の代わりにアルフ
ァベット、コード等を用いてもよい。
【0047】また、本実施の形態においては、指標識別
記号として、品物が載置されている該当棚区分を示す識
別記号を用いた場合につき説明しているがこれに限定さ
れず、該当区分のカート1の進行方向1つ手前の区分、
1つ先の区分であってもよい。
【0048】さらに、本実施の形態においては、受信機
4が受信した識別記号が指標識別記号であることを知ら
せる手段が警報機である場合につき説明しているがこれ
に限定されるものではなく、受信機4が受信した識別記
号が指標識別記号であることをカート1に設けたランプ
の点灯によって知らせてもよく、コンピュータ5のディ
スプレイに表示させることにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】第1発明による場合は、光束を発散さ
せ、カートに載置した受信機へ向けて出射する導光体を
備えており、導光体の形状を特定することで導光体から
出射される通信可能エリアを特定することができるの
で、隣り合う通信可能エリアが重複することなく通信不
能エリアを最小限にすることができる。従って、隣り合
う通信可能エリアが重複する場合に必要であったローミ
ング等の複雑で高価な装置が不要になる。
【0050】また、第1発明のピッキングシステムは、
棚側からは送信のみ、カート側からは受信のみを行うも
のであり、システムが安価、簡単になるとともに、カー
トが複数ある場合においても高価な機器を使ったり性能
を落とすことなく、混信せずに、棚側からその通信可能
エリア内にある全てのカートに識別記号を送信すること
ができ、カートは受信した識別記号に基づいて各別に移
動することができる。そして、送受信はカート上の受信
機と棚に設けられた送信機との間で行われるので、ピッ
カの体により遮光されることがなく、遮光による障害が
生じない。さらに、カートの移動中に、棚の目標区分に
到達したか否かを判断することができるので、行き過ぎ
た場合に戻るというミスが生じない。従って、ピッカは
移動に集中することができ、安全が確保される。
【0051】第2発明による場合は、受信機が受信した
識別記号が指標識別記号であることを知らせるための手
段は警報機であるので、目的地に到着したことを容易に
確実に知ることができる。
【0052】第3発明による場合は、導光体は板状をな
し、一端面から光を導入し、導入した光を一平面の一端
面を臨む方向に並設された溝状の反射部により反射さ
せ、反射させた光を他平面から出射すべく構成されてい
るので、他平面に対向する部分での光量が、導光体の外
部の他の部分での光量に比べて多くなるので、通信可能
エリアを他平面に対向する部分として容易に特定するこ
とができる。そして、通信可能エリアが矩形であるの
で、隣り合う通信可能エリアと重複させずに通信不能エ
リアを最小限にすることができ、通信可能エリアが重複
する場合に必要であったローミング等の複雑で高価な装
置が不要になる。また、導光体が板状であるので、設置
スペースが小さくて済む。
【0053】第4発明による場合は、光が入射する端面
から遠くなるにつれ反射部間の間隔が密になるように反
射部を形成してあるので、入射光量が減じる領域におい
て放光面に反射される光量が増加し、方光面の全域にお
いて均一に光が出射される。
【0054】第5発明による場合は、発光素子が赤外光
を発光するので、電磁波により送受信を行う場合におい
て生じる問題、すなわち手順が複雑になって送受信の速
度が遅くなる、人体へ悪影響を及ぼすという問題が生じ
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るピッキングシステム
を用いてピッキングを行う状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るピッキングシステム
を用いてピッキングを行う状態を示す正面図である。
【図3】送信機の拡大図である。
【図4】受信機、コンピュータ及び警報機の関係を示す
ブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るピッキングシステム
を用いてピッキングを行うときの作業手順を示す作業フ
ローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係るピッキングシステム
を用いてピッキングを行うときの作業手順を示す作業フ
ローチャートである。
【図7】棚の各列に設けられた送信機の通信可能エリア
を示す平面図である。
【図8】従来のピッキングシシテムを用いてピッキング
を行う場合の作業フローチャートである。
【図9】従来のピッキングシステムの通信可能エリアを
示す平面図である。
【図10】通信可能半径を大きく取った場合の通信可能
エリアを示す平面図である。
【符号の説明】
1 カート 2 棚 3 送信機 3b 送信部 3c 導光体 3d 反射部 4 受信機 5 コンピュータ 6 警報機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大志茂 純 大阪府大阪市中央区城見2丁目1番61号 株式会社椿本チエイン内 Fターム(参考) 3F022 FF01 LL02 MM08 MM11 MM36 MM51 MM70

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚上の指示された品物を取り出すための
    ピッキングシステムにおいて、 棚を該棚の横方向に所定間隔で区分けした区分毎に設け
    られており、該区分を識別するための識別記号を発光素
    子から光学的に出射して、導光体により発散させるべく
    なしてある送信機と、 該送信機から送信された前記識別記号を受信する受信機
    と、 取り出す品物の位置情報を取り込む手段と、 取り込んだ位置情報に基づき、前記位置に対応する区分
    を表す指標識別記号を求める手段と、 前記受信機が受信した前記識別記号が、前記指標識別記
    号であるか否かを判断する手段と、 前記受信機が受信した前記識別記号が前記指標識別記号
    である場合に、前記受信機が受信した前記識別記号が前
    記指標識別記号であることを知らせる手段とを備えるこ
    とを特徴とするピッキングシステム。
  2. 【請求項2】 前記受信機が受信した前記識別記号が前
    記指標識別記号であることを知らせる手段は警報機であ
    る請求項1記載のピッキングシステム。
  3. 【請求項3】 前記導光体は板状をなし、一端面から光
    を導入し、導入した光を一平面の前記一端面を臨む方向
    に並設された溝状の反射部により反射させ、反射させた
    光を他平面から出射すべくなしてある請求項1又は2記
    載のピッキングシステム。
  4. 【請求項4】 前記反射部は、反射部間の間隔が前記一
    端面からの距離が大きくなるにつれ密となるように形成
    してある請求項3記載のピッキングシステム。
  5. 【請求項5】 前記発光素子は、赤外光を発光する請求
    項1乃至4のいずれかに記載のピッキングシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008302988A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Nec Corp 物品収納支援システム
JP2009220985A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd ピッキング用棚装置
JP2016064915A (ja) * 2014-09-26 2016-04-28 株式会社ダイフク 記憶手段の取付部材及び記憶手段の取付方法
US10102627B2 (en) 2014-06-03 2018-10-16 Seiko Epson Corporation Head-mounted display device, method of controlling a head-mounted display device, an information transmitting and receiving system, and a non-transitory computer readable medium for augmenting visually recognized outside scenery

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