JP2000132633A - 光学式情報読取装置 - Google Patents

光学式情報読取装置

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JP2000132633A JP10302641A JP30264198A JP2000132633A JP 2000132633 A JP2000132633 A JP 2000132633A JP 10302641 A JP10302641 A JP 10302641A JP 30264198 A JP30264198 A JP 30264198A JP 2000132633 A JP2000132633 A JP 2000132633A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学式情報読取装置において、適切なガイド
光の照射によって、読み取り作業効率の向上を図る。 【解決手段】 読取窓5aが形成されたケース5内にガ
イド光照射部40を設けた。ガイド光照射部40は、高
輝度発光ダイオード41、レンズ42、ホール板43を
備えており、高輝度発光ダイオード41から出射された
可視光は、レンズ42で集光されホール板43に形成さ
れたホール43aを通って、光学読取部8による走査範
囲へガイド光として照射される。ここで特に、高輝度発
光ダイオード41から出射されるガイド光としての可視
光は、光学読取部8のレーザダイオード12から出射さ
れる読取用の光とは異なる波長を有し、光学フィルタ1
9を透過せずフォトダイオード20へ入射しない。した
がって、読み取り期間にガイド光を消灯する必要がな
く、読み取りに際して走査範囲を的確に把握できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコードラベル
等の読取対象に光を照射し、その反射光から読取対象の
情報を読み取る光学式情報読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
装置に設けられた読取窓から例えばレーザ光などの走査
光をバーコードラベルなどの読取対象へ向けて出射し、
読取対象からの反射光によって読取対象の情報を読み取
る光学式情報読取装置が知られている。
【0003】このような光学式情報読取装置の中には、
読取窓から数cmから数十cm離れた読取対象を読み取
れるものがあった。このような装置としては、例えばレ
ジのカウンタや物品が搬送されるコンベアに設置される
定置式のものや、また、重量が重い等の理由で読取対象
の付加された物品を移動させるのが困難な場合に、手に
持って使用できる携帯式(手持ち式)のものが知られて
いる。
【0004】このように読取窓からある程度離れた読取
対象の情報を読み取る光学式情報読取装置では、読み取
りに際し、例えば定置式の装置であれば、読取対象の付
加された物品を移動させ、読取対象を走査光による走査
範囲へ合わせる必要がある。また、携帯式の装置であれ
ば、装置自体を移動させ、走査光による走査範囲を物品
に付加された読取対象に合わせる必要がある。読取窓か
ら出射された走査光の走査範囲は、一般的に走査光が赤
色の可視光であるため、物品に走査ラインとして映し出
される。このため、利用者は、この走査ラインをバーコ
ード等の読取対象に合わせることになる。
【0005】ところが、周囲が比較的明るい状況下等で
はこの走査ラインが視認しずらくなってしまう。また、
赤色の可視光は視感度が低いことが知られている。結果
として、走査光による走査範囲にバーコード等の読取対
象を速やかに合わせることができない状況が生じ、読み
取り作業効率を低下させる原因となっている。
【0006】この問題を解決する一手法として、走査範
囲を照射するガイド光源を設けることが考えられる。し
かしながら、走査範囲を照射するガイド光の波長が、読
み取り用の光の波長と同一であると、ガイド光の反射光
が読み取り用の光と同様に装置内の光学センサに感知さ
れてしまい、読取対象の情報を正確に読み取ることがで
きなくなってしまう。したがって、読み取り時には、ガ
イド光を消灯するという制御が必要となってくる。例え
ば読み取りを指示するトリガスイッチが押下されている
読み取り期間内は、ガイド光が消灯されるようにした
り、あるいは、読み取り期間のうちで光学センサからの
信号が有効とされる期間のみガイド光を消灯するという
具合である。前者の場合は、読み取り期間内は読み取り
範囲が全くガイドされなくなってしまう。また、後者の
場合であっても、読み取り期間内にガイド光のオン・オ
フが繰り返されることによって、利用者の目にはガイド
光が暗く映ることになる。したがって、読み取り作業効
率の大幅な向上は実現されていなかった。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、適切なガイド光の照射によっ
て、読み取り作業効率の向上を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
光学式情報読取装置では、第1の発光手段が読み取り用
の光を出射し、この読み取り用の光が照射手段によって
バーコード等の読取対象へ照射される。例えば、第1の
発光手段はレーザダイオードを用いて構成されており、
このレーザダイオードからのレーザ光が、回転駆動され
るポリゴンミラー等から構成された照射手段によって走
査され、読取対象へ照射されるという具合である。そし
て、受光手段が、読取対象からの反射光を受光し、その
結果、読取対象の情報が読み取られる。ここで、受光手
段は、例えば、凹面鏡(又は凸レンズ)、光学フィル
タ、フォトダイオード等によって構成され、通常、凹面
鏡(又は凸レンズ)にて集光された反射光は、光学フィ
ルタを介しフォトダイオードへ入射する。したがって、
光学フィルタを透過する所定範囲の波長の反射光のみが
フォトダイオードへ入射することになる。
【0009】なお、読取対象は、バーコード等の1次元
コードに限られず、2次元コードであっても構わない。
このときは、照射手段によって読取対象全体に読み取り
用の光が照射され、その反射光が、CCDイメージセン
サ等から構成される受光手段によって読み取られる。
【0010】ここで特に、本発明の光学式情報読取装置
においては、第2の発光手段が、第1の発光手段からの
光とは異なる波長を有し、受光手段によって受光されな
い可視光を出射する。この光は、上述した照射手段によ
り照射される光による読み取り範囲を示すガイド光とし
て出射される。ここで、受光手段によって受光されない
波長の可視光というのは、例えば受光手段がフォトダイ
オードを有する構成であれば、フォトダイオードにて感
知されない波長の可視光であることが考えられる。ま
た、上述したように受光手段が光学フィルタを有する構
成であれば、その光学フィルタを透過しないような波長
の可視光であることが考えられる。
【0011】本発明の光学式情報読取装置では、このよ
うに受光手段にて受光されない波長の光をガイド光とし
て用いるため、読み取り期間におけるガイド光の消灯制
御の必要がなくなる。つまり、第2の発光手段によるガ
イド光の照射タイミングには何等制限がなくなるのであ
る。すなわち、読み取り期間内であっても、連続して読
み取り範囲を示すガイド光を照射することができ、この
ガイド光を利用して利用者が読み取り作業を行えば、読
み取り作業効率を向上させることができる。
【0012】このようにガイド光を読み取り期間に消灯
する必要をなくし、読み取り範囲が明るく照らし出され
るようにすることに加え、請求項2に示すように、ガイ
ド光に青色、緑色、又はそれらと同等の視感度を有する
波長の光を用いるとさらによい。
【0013】従来より、同じエネルギーの可視光であっ
ても、特に、青色や緑色の可視光は視感度が高いことが
知られている。したがって、青色、緑色あるいはそれら
と同等の視感度を有する可視光をガイド光として出射す
るようにすれば、ガイド光の視認性のさらなる向上が図
られるため、より確実に読み取り作業効率の向上に寄与
する。
【0014】なお、第2の発光手段としては、請求項3
に示すように、発光ダイオードを用いて構成することが
考えられる。例えば青色、緑色の光を出射する高輝度発
光ダイオードも近年安価に提供されるようになってき
た。このため、このような発光ダイオードを用いて第2
の発光手段を構成すれば、新たな光源を設けることに伴
うコストアップを抑えることができる。
【0015】さらに、光学式情報読取装置のコストアッ
プを抑えるという観点からは、請求項4に示す構成を採
用することが考えられる。すなわち、その構成は、第2
の発光手段が、ガイド光を出射すると共に、ガイド光の
点灯・点滅によって装置の動作状態を示すよう構成され
ていることを特徴とするものである。
【0016】従来の光学式情報読取装置では、正常に読
み取りが行われたか否かや、電源投入がなされ動作して
いるか否か等の光学式情報読取装置の動作状態を、発光
ダイオードの点灯によって外部へ報知するものが一般的
である。そこで、第2の発光手段が、装置の動作状態を
も示すように構成する。上述したように、読み取り動作
に関し、第2の発光手段による光の出射タイミングには
何等制限がない。したがって、第2の発光手段からの光
の出射タイミングを光学式情報読取装置の動作状態に合
わせて制御すれば、光学式情報読取装置の動作状態を報
知することができる。例えば光学式情報読取装置に電源
投入がなされ動作しているときには、第2の発光手段に
よって光が常時出射されるようにし、正常に読み取りが
行われたときには、一瞬だけ第2の発光手段からの光が
出射されないようにするという具合である。
【0017】このように第2の発光手段が装置の動作状
態を報知するための光源を兼ねるようにすれば、動作状
態を報知するための光源を設ける必要がなくなるため、
光学式情報読取装置のコストアップをさらに抑えること
ができる。ところで、従来より、定置式の光学情報読取
装置においては、複数のライン方向に読取対象を走査す
るものが一般的である。例えばレジ等で物品に貼付され
たバーコードを読み取る場合に、そのバーコードの配列
方向によらず読み取れる可能性を高くするためである。
従来、このような光学情報読取装置において、ガイド光
は走査範囲全体に略円形形状に照射されていたため、利
用者は、そのガイド光の照射領域内に適当にバーコード
を翳すことになる。したがって、走査される複数のライ
ン方向のいずれにもバーコードの配列方向が合わなけれ
ば、バーコードの読み取りが行われない状況が生じる。
【0018】そこで、請求項5に示すように、照射手段
が、第1の発光手段からの光を複数のライン方向に順次
走査したマルチ走査パターンの光を読取対象に対して照
射することを前提とすれば、第2の発光手段は、読み取
り範囲と共に複数のライン方向のうち所定のライン方向
を示すガイド光を出射するよう構成することが考えられ
る。例えば、所定のライン方向のレーザ光の走査範囲に
重なるようなガイド光を出射するという具合である。そ
の実現手段として、具体的には、スリットやレンズ等を
用いて第2の発光手段を構成し、光源からの光をスリッ
トやレンズを介して外部へ出射することによって、ガイ
ド光の照射範囲が所定ライン方向の走査範囲に重なるよ
うにすることが考えられる。
【0019】このように構成すれば、利用者は、読み取
り範囲と共に、その所定のライン方向へ走査されること
を知ることができるため、その走査方向にバーコードの
配列方向を合わせることで確実にバーコードの読み取り
を行うことができる。結果として、読み取り作業効率の
向上が図られることになる。なお、所定のライン方向と
しては、例えば請求項6に示すように、複数のライン方
向の全ての方向とすることが考えられる。
【0020】また、上述したような複数の方向に読取対
象を走査する光学式情報読取装置は、複数のミラー面を
持つ多面反射鏡を用い、各ミラー面を介して複数のライ
ン方向に読取対象を走査するのが一般的である。ここで
各ミラー面の位置、角度等の違いから、複数の各ライン
方向において、読み取り用の光の照射角度、光路の長
さ、集光量が異なってくる。そのため、各ライン方向で
の読み取り性能は一律とならない。
【0021】そこで、請求項7に示すように、請求項5
に示した構成において、所定のライン方向を、複数のラ
イン方向のうち最も読み取り性能の高い方向とすること
が考えられる。これによって、利用者は、読み取り性能
の高い走査方向を知ることができるため、その走査方向
にバーコードの配列方向を合わせることで、より確実に
バーコードの読み取りを行わせることができ、この場合
も読み取り作業効率の向上が図られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明が適用
された実施形態のバーコード読取装置(以下「スキャ
ナ」という。)1の概略構成を示す説明図である。バー
コード読取装置1は、ポリゴンミラー及び多面反射鏡を
用いてレーザ光を走査動作させてバーコードを読み取る
定置式の装置である。
【0023】図1に示すように、本実施形態のスキャナ
1は、ケース5内に、バーコードを読み取るための光学
装置部8を収納することにより、バーコードを単体で読
み取ることができるようになっている。ケース5は4つ
の側面を有する略直方体形状を成している。そして、一
の側面上方には、光学装置部8から出射されたバーコー
ド読取用のレーザ光を外部に出射し、且つ、そのレーザ
光が外部のバーコードに当たって反射してくる反射光を
光学装置部8に入射させるための読取窓5aが形成され
ている。また、読取窓5aが形成された面と対向する面
の上方には、スキャナ1の動作状態を表示するための表
示窓5bが形成され、その下方には、スキャナ1への電
源供給及び光学装置部8で読み取られた情報を伝送する
ためのコード6が接続されている。
【0024】ここでケース5内の光学装置部8について
説明する。図2に示すように、光学装置部8は、バーコ
ード読取用の赤色のレーザ光を出射するレーザダイオー
ド12、レーザダイオード12から出射されたレーザ光
を反射する平面鏡13、平面鏡13で反射されたレーザ
光を所定のライン方向に走査して読取窓5aから外部に
出射するための4面のポリゴンミラー14、ポリゴンミ
ラー14を回転駆動するための駆動モータ16、読取窓
5aから出射したレーザ光の反射光を集光する凹面鏡1
8、凹面鏡18により集光された反射光のうち所定範囲
の波長の光のみを透過させる光学フィルタ19、光学フ
ィルタ19を透過した反射光を受光して電気信号に変換
するフォトダイオード20及び5面の多面反射鏡22を
備える。
【0025】ここで、ポリゴンミラー14は、4つのミ
ラー面14a〜14dが側面に配置された略直方体形状
を成している。そして、ポリゴンミラー14の回転軸に
対する各ミラー面14a〜14dの傾き角度(即ち、各
ミラー面14a〜14dの面倒れ角度)は、夫々異なる
ように設定されている。また、ポリゴンミラー14の回
転軸は、駆動モータ16に接続されており、ポリゴンミ
ラー14は、駆動モータ16の回転により、一方向に回
転駆動される。また、多面反射鏡22の各ミラー面22
a〜22eは、扇状に展開して配置されている。
【0026】そして、この光学装置部8では、図に一点
鎖線で示すように、レーザダイオード12から出射され
たレーザ光が、駆動モータ16により回転駆動されるポ
リゴンミラー14に照射される。すると、ポリゴンミラ
ー14の回転に伴い各ミラー面14a〜14dで反射さ
れるレーザ光が、ポリゴンミラー14の回転方向に振ら
れて、多面反射鏡22の全てのミラー面22a〜22e
に照射される。すると、レーザ光は、多面反射鏡22の
各ミラー面22a〜22eで夫々異なる方向に反射さ
れ、図3に示すように、位置及び角度の異なる複数ライ
ン方向に順次走査されたマルチ走査パターンの走査光と
して、読取窓5aから出射される。
【0027】尚、図3に示される走査光の各組における
平行な4本の走査光は、ポリゴンミラー14の4個のミ
ラー面14a〜14dにより形成される。そして、多面
反射鏡22の各ミラー面22a〜22eの各々が、ポリ
ゴンミラー14の各ミラー面14a〜14dからのレー
ザ光を反射することにより、図3に示す如く4本1組の
走査光が5組に別れる。よって、仮に、ポリゴンミラー
14の各ミラー面14a〜14dの面倒れ角を同じにし
た場合には、各組4本が同じ位置に出射されるので、そ
の場合は、走査光の各組は見かけ上、1本ずつになる。
【0028】一方、このように読取窓5aから出射され
たレーザ光は、その先に物品があれば、その物品で反射
される。そして、その反射光の一部は、読取窓5aを通
ってケース5内に入射し、レーザ光の出射時とは逆に、
多面反射鏡22の各ミラー面22a〜22eの何れかで
反射されてから、ポリゴンミラー14のミラー面14a
〜14dの何れかにより反射される。そして、その反射
光は、凹面鏡18を介し、光学フィルタ19を透過し
て、フォトダイオード20に入射される。
【0029】このため、読取窓5aからレーザ光を出射
させた際、その読取窓5aの前方に物品があり、その物
品でレーザ光が反射されると、その反射光の一部がフォ
トダイオード20に入射することになる。そして、その
反射光が、物品に付されたバーコードBCからのもので
あれば、フォトダイオード20からの出力レベルは、バ
ーコードBCのバーの幅及び間隔に応じて変化し、フォ
トダイオード20からの出力信号の変化パターンから、
バーコードBCを読み取ることができる。
【0030】なお、光学読取部8はポリゴンミラー14
の回転角度を検出するための構成等(図示せず)を備え
るが、光学読取部8の構成は、従来より周知であるた
め、詳しい説明は省略する。また、図1においては、レ
ーザダイオード12から出射された赤色のレーザ光が、
平面鏡13、ポリゴンミラー14、多面反射鏡22のミ
ラー面22cで順に反射されて外部へ出射されている様
子を示している。ここで反射光が集光される様子につい
ては、図が煩雑になることを避けるために省略した。
【0031】そして、本実施形態のスキャナ1の特徴部
分として、図1に示すように、ケース5内の光学装置部
8の後方、すなわち読取窓5a側とは反対側に、ガイド
光照射部40が設けられている。このガイド光照射部4
0は、高輝度発光ダイオード41、レンズ42、ホール
板43を備えている。なお、本実施形態では、ガイド光
照射部40を光学装置部8の後方に配置しているが、後
述するように読取窓5aから出射されるガイド光照射部
40からのガイド光が例えば光学装置部8の構成部品に
遮られず、かつ、光学装置部8によるレーザ光の走査及
び反射光の受光を妨げないような位置であれば特にその
配置場所は限定されない。
【0032】高輝度発光ダイオード41は、上向きに光
を照射するようケース5内の後方中央部に配置されてお
り、上述した光学読取部8のレーザダイオード12とは
異なる波長の青色の可視光を出射する。なお、高輝度発
光ダイオード41から出射される光の波長は、上述した
光学読取部8の光学フィルタ19を透過しない波長とな
っている。
【0033】高輝度発光ダイオード41の上部にはレン
ズ42が配置され、高輝度発光ダイオード41から出射
された光は、レンズ42によって集光されて外部へ出射
される。レンズ42は、その上部に傾斜面42aを有し
ており、レンズ42の下部から入射する高輝度発光ダイ
オード41からの光の大部分は、この傾斜面42aで反
射され、読取窓5a方向に出射される。また、レンズ4
2は、スキャナ1の動作状態を知らせるための表示窓5
bにその一部がはめ込まれており、高輝度発光ダイオー
ド41からの光の一部を表示窓5bから外部へ出射す
る。
【0034】ホール板43は、レンズ42に対し読取窓
5a側に配置されている。ホール板43には、光の照射
領域を制限するための略楕円形形状のホール43aが形
成されており、レンズ42を介して読取窓5a方向に出
射された高輝度発光ダイオード41からの光は、ホール
板43に形成されたホール43aを通って読取窓5aか
ら外部へ出射され、図4に二点鎖線で示すような、上述
した光学読取部8の走査範囲に重なるような楕円形形状
の領域に照射される。
【0035】ガイド光照射部40の高輝度発光ダイオー
ド41は、スキャナ1に電源が投入され、スキャナ1が
動作している期間は、原則として常時点灯されるように
なっている。したがって、上述したような光学読取部8
によるバーコードの読み取り期間においても点灯される
ことになる。そして、光学読取部8によって、バーコー
ドが正常に読み取られた場合、一瞬だけ消灯されるよう
になっている。これによって、利用者は、スキャナ1に
電源が投入されスキャナ1が動作しているか否か、正常
にバーコードの読み取られたか否かというスキャナ1の
動作状態をこの表示窓5bから出射される高輝度発光ダ
イオード41の光によって知ることができる。
【0036】次に、本実施形態のスキャナ1の発揮する
効果を説明する。本実施形態のスキャナ1では、図4に
二点鎖線で示すような光学読取部8による走査範囲に重
なるようなガイド光を照射するガイド光照射部40を設
けた。ここでガイド光照射部40の高輝度発光ダイオー
ド41から出射される光(ガイド光)は、光学読取部8
の光学フィルタ19を透過しない波長となっている。し
たがって、ガイド光の反射光がフォトダイオード20に
入射することはない。そのため、光学読取部8によるバ
ーコード読み取り期間においても、高輝度発光ダイオー
ド41を消灯させる必要がない。つまり、ガイド光照射
部40の高輝度発光ダイオード41の点灯・消灯のタイ
ミングには何等制限がなくなるのである。すなわち、光
学読取部8による読み取り期間内であっても、連続して
読み取り範囲を示すガイド光を照射することができ、こ
のガイド光を利用して利用者が読み取り作業を行えば、
読み取り作業効率を向上させることができる。
【0037】さらに、ガイド光照射部40の高輝度発光
ダイオード41は、視感度の高い青色の可視光を出射す
る。同じエネルギーの可視光を比較した場合に、青色や
緑色の可視光は視感度が高い。したがって、ガイド光の
視認性のさらなる向上が図られ、利用者はガイド光の照
射領域を確実に認識できるため、この点でも、読み取り
作業効率を向上させることができる。
【0038】また、従来のスキャナでは、正常に読み取
りが行われたか否かや、電源が投入され動作しているか
否か等のスキャナの動作状態を利用者が把握できるよう
に、読み取り用の光を出射する光源とは別の光源を設け
ていた。これに対して、本実施形態のスキャナ1では、
ガイド光照射部40の高輝度発光ダイオード41を、ス
キャナ1の動作状態を示すための光源をとしても利用す
るようにした。上述したように、ガイド光照射部40の
高輝度発光ダイオード41の点灯・消灯のタイミングに
は何等制限がないからである。このようにガイド光照射
部40の高輝度発光ダイオード41が、スキャナ1の動
作状態を報知するための光源を兼ねるようにしたため、
動作状態を報知するための光源を新たに設ける必要がな
い。
【0039】加えて、ガイド光照射部40の光源とし
て、近年比較的安価に提供されるようになってきた高輝
度発光ダイオード41を用いている。したがって、スキ
ャナ1のコストアップを抑えることができ、経済面にお
いても有利となっている。
【0040】以上、本発明はこのような実施形態に何等
限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範
囲において種々なる形態で実施し得る。例えば、上記実
施形態では、ガイド光照射部40のホール板43に略楕
円形形状のホール43aを形成し、このホール43aを
介して高輝度発光ダイオード41からの光を照射するこ
とによって、光学読取部8によるバーコードの走査範囲
に重なるような略楕円形形状の領域にガイド光が照射さ
れるようにしていたが、ガイド光の照射領域は、それ以
外の形状、例えば長方形形状であってもよい。さらに、
ガイド光の照射領域について、以下のような工夫をして
もよい。
【0041】上記実施形態において、利用者は、物品に
付加されたバーコードをガイド光の照射領域に翳すので
あるが、このとき、バーコードの配列方向については適
当な方向へ向けることになる。ところが、光学読取部8
によって走査される5つのライン方向のいずれにも、読
取対象のバーコードの配列方向が合わず、バーコードの
情報が読み取れない場合も考えられる。
【0042】そこで、ガイド光照射部40のホール板4
3に形成するホールの形状を工夫することによって、5
つのライン方向毎の各走査範囲に重なるようなガイド光
を照射するようにしてもよい。例えば図5(a)に二点
鎖線で示す如くである。このようにすれば、利用者は、
読み取り範囲と共に、光学読取部8による走査方向を知
ることができるため、その走査方向にバーコードの配列
方向を合わせることで確実にバーコードの読み取りを行
うことができる。結果として、読み取り作業効率の向上
が図られる。
【0043】また、スキャナ1では、5つのミラー面2
2a〜22eを持つ多面反射鏡22を用い、各ミラー面
22a〜22eを介して5つのライン方向に読取対象を
走査する。そのため、各ミラー面22a〜22eの位
置、角度等の違いによって、5つの各ライン方向では、
読み取り用の光の照射角度、光路の長さ、集光量が異な
ってくる。したがって、一般的に多面反射鏡22中央に
配置されたミラー面22cを介する走査方向で最も読み
取り性能が高くなる。
【0044】そこで、ガイド光照射部40のホール板4
3に、略楕円形形状のホール43aに代え、スリットを
形成し、5つの走査方向の走査範囲のうち最も読取性能
の高い走査範囲を示すようなガイド光を照射するように
してもよい。例えば図5(b)に二点鎖線で示す如くで
ある。このようにすれば、利用者は、読み取り性能の高
い走査方向を知ることができるため、その走査方向にバ
ーコードの配列方向を合わせれば、より確実にバーコー
ドの読み取りを行わせることができ、読み取り作業効率
の向上が図られる。
【0045】なお、上記実施形態のスキャナ1は、5つ
のライン方向へ走査するものであったが、走査方向の数
は特に限定されるものではない。5方向よりも多くのラ
イン方向へ走査するものであってもよいし、あるいは、
逆に5方向よりも少ないライン方向へ走査するものであ
ってもよい。ここで、走査方向の数が少なくなればなあ
るほど、バーコードを適当な方向へ向けて走査範囲に翳
したとき、走査されるライン方向のいずれにも読取対象
のバーコードの配列方向が合わず、バーコードの情報が
読み取れない可能性が高くなると考えられる。
【0046】したがって、特に走査方向の数が少ない場
合は、上述したように各ライン方向毎の各走査範囲に重
なるようなガイド光を照射するようにすると、その走査
方向にバーコードの配列方向を合わせることで確実にバ
ーコードの読み取りを行うことができるため、特に有効
である。
【0047】さらにまた、上記実施形態のスキャナ1
は、レーザ光を走査してバーコードの情報を読み取る定
置式のものであったが、本発明を、携帯式と呼ばれるハ
ンディタイプのものに適用することも当然可能である。
また、レーザ光を走査してバーコード等の1次元コード
を読み取るものでなく、読取対象全体に光を照射し、そ
の反射光から読取対象の画像をCCDイメージセンサで
読み取るようなものにも適用できる。さらに、上記実施
形態では赤色のレーザ光を読み取り用の光として使用し
ていたが、赤色以外の光を読み取り用の光として用いて
も構わない。
【0048】また、上記実施形態のスキャナ1では、ガ
イド光に青色の光を用いていたが、読み取り用の光と異
なる波長を有し、光学読取部8にて感知されない可視光
であれば、何色であってもよい。ただし、青色、緑色が
特に視認性が高いことを考えれば、青色、緑色又はそれ
らと同等の視感度を有する波長の光をガイド光として用
いることによって、ガイド光の視認性がより高くなる点
で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のバーコード読取装置の概略構成を示
す説明図である。
【図2】バーコード読取装置の光学読取部を示す説明図
である。
【図3】光学読取部による走査ラインを示す説明図であ
る。
【図4】ガイド光照射部によるガイド光の照射領域を示
す説明図である。
【図5】別実施形態におけるガイド光の照射領域を示す
説明図である。
【符号の説明】
1…バーコード読取装置(スキャナ) 5…ケース 5a…読取窓 5b…表示窓 6…コード 8…光学読取部 10…電気回路部 12…レーザダイオード 13…平面鏡 14…ポリゴンミラー 14a〜14d
…ミラー面 16…駆動モータ 18…凹面鏡 19…光学フィルタ 20…フォトダ
イオード 22…多面反射鏡 22a〜22e
…ミラー面 40…ガイド光照射部 41…高輝度発
光ダイオード 42…レンズ 42a…傾斜面 43…ホール板 43a…ホール

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光を出射する第1の発光手段と、該第1の
    発光手段によって出射された光を読取対象へ照射する照
    射手段と、該照射手段によって照射され、前記読取対象
    にて反射された光を受光する受光手段とを備えた光学式
    情報読取装置において、 前記第1の発光手段からの光とは異なる波長を有し、前
    記受光手段によって受光されない可視光を、前記照射手
    段により照射される光による読み取り範囲を示すガイド
    光として出射する第2の発光手段を備えることを特徴と
    する光学式情報読取装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の光学式情報読取装置にお
    いて、 前記ガイド光に青色、緑色又はそれらと同等の視感度を
    有する波長の光を用いたことを特徴とする光学式情報読
    取装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の光学式情報読取装
    置において、 前記第2の発光手段は、発光ダイオードを用いて構成さ
    れていることを特徴とする光学式情報読取装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の光学式情
    報読取装置において、 前記第2の発光手段は、前記ガイド光を出射すると共
    に、前記ガイド光の点灯消灯・点滅によって装置の動作
    状態を示すよう構成されていることを特徴とする光学式
    情報読取装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の光学式情
    報読取装置において、 前記照射手段は、前記第1の発光手段からの光を複数の
    ライン方向に順次走査したマルチ走査パターンの光を前
    記読取対象に対して照射するよう構成されており、 前記第2の発光手段は、前記読み取り範囲と共に前記複
    数のライン方向のうち所定のライン方向を示すガイド光
    を出射するよう構成されていることを特徴とする光学式
    情報読取装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の光学式情報読取装置にお
    いて、 前記所定のライン方向を、複数のライン方向の全ての方
    向としたことを特徴とする光学式情報読取装置。
  7. 【請求項7】請求項5に記載の光学式情報読取装置にお
    いて、 前記所定のライン方向を、前記複数のライン方向のうち
    最も読み取り性能の高い方向としたことを特徴とする光
    学式情報読取装置。
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