JP6330883B2 - 仕分け設備、仕分け設備における読取手段、仕分け設備における物品の仕分け方法 - Google Patents
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特許文献1においては、ピッキング棚の各物品収納部におけるピッキング表示器の近傍に、当該物品収納部に保管された物品の仕分け先に関するデータが記憶されたIDタグを備え、一方、作業者の手首に、当該作業者が集品中の仕分け先が記憶されているとともに、IDタグに接近した時に当該IDタグに記憶された前記データを読み取るタグリーダを備え、作業者が物品収納部から物品をピッキングした時、タグリーダに記憶された仕分け先がIDタグから読み取ったデータ中に存在しない場合には、タグリーダはピッキングエラーを報知し、誤った物品の取り出しを防止し、ピッキング作業の信頼性を高めている。すなわち、特許文献1の仕分け設備においては、注文物品のピッキングが、タグリーダによるIDタグからのデータ読み取りと、ピッキング完了ボタンの押下とで確認される。
上記構成では、前記読取手段が前記記憶手段から読み取った情報を無線により前記表示制御手段に送信することにより、前記表示制御手段は、前記制御指示手段を介さずに、前記読取手段から送信される情報に基づいて、前記表示手段の動作を制御する。
上記構成では、作業者が前記物品収納部において仕分け作業を行うと、前記作業者に装着されている前記読取手段が、前記物品収納部に設けられている前記記憶手段から情報を読み取るとともに、前記記憶手段から読み取った情報を無線により前記表示制御手段に送信する。そして、前記表示制御手段は、前記制御指示手段を介さずに、前記読取手段から送信される情報に基づいて、前記物品収納部に設けられている前記表示手段の動作を制御する。
上記構成では、作業者が前記仕分け容器に対して仕分け作業を行うと、前記作業者に装着されている前記読取手段が、前記仕分け容器に対応して設けられている前記記憶手段から情報を読み取るとともに、前記記憶手段から読み取った情報を無線により前記表示制御手段に送信する。そして、前記表示制御手段は、前記制御指示手段を介さずに、前記読取手段から送信される情報に基づいて、前記仕分け容器に対応して設けられている前記表示手段の動作を制御する。
上記構成では、作業者が仕分けすべき物品を予め仕分けして仮置部に仮置きする仕分け作業(仮置き作業)を行うと、前記作業者に装着されている前記読取手段が、前記仮置部に設けられている前記記憶手段から情報を読み取るとともに、前記記憶手段から読み取った情報を無線により前記表示制御手段に送信する。そして、前記表示制御手段は、前記制御指示手段を介さずに、前記読取手段から送信される情報に基づいて、前記仮置部に設けられている前記表示手段の動作を制御する。
上記構成では、前記物品収納部に設けられる前記記憶手段の読取可能領域が、前記物品収納部に設けられる複数の他の記憶手段の読取可能領域と干渉しない。
上記構成では、前記物品収納部において前記記憶手段の読取可能領域の干渉を生じさせることなく、前記仕分け容器に対応させて設けられる記憶手段、或いは前記仮置部に設けられる記憶手段においても確実に情報を読み取ることができる。
上記構成では、前記記憶手段を、前記物品収納部、前記仕分け容器、或いは前記仮置部に対して位置を変えて取り付けることができる。
上記構成では、前記記憶手段を、前記物品収納部、前記仕分け容器、或いは前記仮置部に対して着脱自在に取り付けることができる。
上記構成では、記憶手段が設けられている物品収納部で仕分け作業を行っている作業者だけでなく、その下流側で仕分け作業を行っている作業者においても、記憶手段における情報を確実に読み取ることができる。
上記構成では、仕分け容器への物品の投入状況及びその仕分け容器の位置を的確に検知できる。
上記構成では、仕分け作業における誤作業が発生した場合に、前記表示制御手段は、前記制御指示手段を介さずに、前記読取手段から送信される情報に基づいて、前記仕分け容器に対応して設けられている前記報知手段の動作を制御する。
上記構成では、仕分け作業が完了したか否かの判断を、前記読取手段から送信される情報、又は前記完了操作手段から送信される情報に基づいて行うことができる。
上記構成では、仕分け作業が完了したか否かの判断方法を、各表示手段単位で設定することができる。
上記構成では、仕分け作業が完了したか否かの判断を、前記読取手段から送信される情報、及び前記完了操作手段から送信される情報の両情報に基づいて行う。
上記構成では、仕分け作業時のみならず、仕分け作業完了時においても、前記表示手段に物品の数量が表示される。
上記方法では、前記表示制御手段は、前記制御指示手段の指示に基づいて、前記表示手段の動作を制御できるとともに、前記読取手段から送信される情報に基づいても、前記表示手段の動作を制御できる。
まず、本発明に係る仕分け設備の一例であるピッキング設備1について説明する。
[ピッキング設備1]
図1から図3に示すように、ピッキング設備1は、個別の予め登録されたユーザ(消費者、中間業者等)からオーダー(注文、出荷計画等)を受けた物品2を、ユーザのオーダーが割り付けられた集品容器10(仕分け容器の一例)に集めて配送する設備である。
ピッキング設備1は、集品される物品2が収納される収納箱12が保管されるストレージラインAと、ピッキングされた物品2を収納(投入)する集品容器10を搬送する容器搬送ラインBと、物品2を投入する投入対象の集品容器10であることを表示する投入表示器26をそれぞれ、投入(表示)対象の集品容器10に合わせて、容器搬送ラインBに沿って移動し、集品が終了すると容器搬送ラインBの上流に戻すように循環搬送するための表示器移動ラインCから構成されている。
図2に示すように、ストレージラインAは、フローラック15(物品収納部の一例)から構成される。フローラック15は、1種類(1品目)の物品2が収納された収納箱12が載置される(収納される)間口16を複数列有する棚17を上下に複数段配置して構成される。そして、図3に示すように、ストレージラインAには、複数の間口16毎に、集品容器10へ集品する物品2の取り出し作業を実行するピッキングゾーンPが設定され、ピッキングゾーンP毎にピッキング作業を行う作業者Hが1人ずつ配置されている。各作業者Hは、後述するタグリーダ60(読取手段の一例)を携帯した状態でピッキング作業を行う。
図1及び図2に示すように、容器搬送ラインBは、作業者Hを挟んだストレージラインA(フローラック15)の反対側に配置され、フローラック15に沿って集品容器10を搬送するローラ駆動コンベヤ装置21から構成される。なお、容器搬送ラインBは、作業者Hを挟んだストレージラインA(フローラック15)の反対側に配置される場合に限定されるものではなく、作業者Hを挟まずにストレージラインA(フローラック15)と同じ側に片寄らせて配置される場合でも構わない。
容器搬送ラインBには、各ピッキングゾーンPに対応して、ピッキングゾーンPにおいて取り出した物品2の投入対象となる複数の集品容器10を区分する投入ゾーンZが設定されている。
また、ローラ駆動コンベヤ装置21の側部には、投入ゾーンZ毎に、投入完了テープスイッチ23(完了操作手段の一例)及び第1LEDランプ24A(報知手段の一例)が備えられ、隣接する投入ゾーンZ毎に、第2LEDランプ24B(報知手段の一例)が備えられている。
投入完了テープスイッチ23は、作業者Hが集品容器10に対して物品2の投入が完了した際に押すスイッチである。また、投入完了テープスイッチ23には、完了ボタン28(表示手段、完了操作手段の一例)を有する付属表示器27が一体に設けられている。完了ボタン28は、集品容器10に投入すべき全ての物品2が投入された際に点滅するとともに、作業者Hが集品容器10に対して物品2の投入が完了した際に押すスイッチである。
LEDランプ24A・24Bは、設置されている投入ゾーンZ内において、例えば、集品容器10への物品2の投入ミス(誤作業の一例)等があった場合に点灯或いは点滅し、投入ミス等を報知する。
さらに、ローラ駆動コンベヤ装置21の側部には、投入ゾーンZ毎に、投入ゾーンZへ集品容器10が移動してきたことを検出する検出リーダ58が設けられている。検出リーダ58は、各投入ゾーンZの上流側端部に設けられ、集品容器10が自己の投入ゾーンZへ移動してきた際に、集品容器10に設けられた容器位置タグ67(図6参照、位置検知用の記憶手段の一例)を読み取る。
投入表示器26は、アタッチメント25上に連結されており、表示対象の1台の集品容器10に合わせて、容器搬送ラインBに沿って移動可能とする表示器移動ラインCにより搬送される。投入表示器26は、縦長の箱状の表示器本体30と、長軸方向の表示器本体30の表面に順に配置された上流ゾーン表示手段である第1ランプ部31と、表示画面であるデジタル表示器32と、自ゾーン表示手段である第2ランプ部33と、を含んで構成される。また、投入表示器26の表示器本体30には、表示器コントローラ(図示せず)及びアンテナ内蔵の無線機(図示せず)が内蔵されている。さらに、投入表示器26の表示器本体30には、後述するパッシブタグからなる容器側タグ66(投入検知用の記憶手段の一例)が取り付けられている。
図1に示すように、表示器移動ラインCは、容器搬送ラインBのストレージラインA(フローラック15)より上流(図1の右側)で、集品容器10の背面(短軸方向の側面で且つストレージラインAの作業者Hとは反対側の側面)に沿って、投入表示器26が取り付けられたアタッチメント25が寄り添い、アタッチメント25の突起部が集品容器10の背面に係止されるように構成されている。また、表示器移動ラインCは、容器搬送ラインBのストレージラインA(フローラック15)より下流(図1の左側)で、投入表示器26が取り付けられたアタッチメント25が集品容器10より離脱するように構成されている。具体的には、表示器移動ラインCは、投入表示器26が取り付けられたアタッチメント25を集品容器10に寄せる幅寄せ(傾け)コンベヤ41と、投入表示器26を集品容器10に同期して搬送する往路搬送コンベヤ42と、投入表示器26が取り付けられたアタッチメント25を集品容器10から離脱させる幅寄せ(離脱)コンベヤ43と、集品容器10から離脱させたアタッチメント25を搬送する復路搬送コンベヤ44と、により循環ループ状に構成されている。
図4に示すように、ピッキング設備1の制御手段として、統括コントローラ51(制御指示手段の一例)と、通信コントローラ52と、ピッキングゾーンP毎に設けられるゾーンコントローラ55(表示制御手段の一例)と、が備えられている。
また、ピッキング設備1においては、作業者Hと、作業者Hが仕分け作業を行うゾーン(ピッキングゾーンP及び投入ゾーンZ)とを関連付けるために、作業者Hはタグリーダ60を携帯し、フローラック15には棚側タグ65が設けられ、集品容器10(投入表示器26)には容器側タグ66が設けられている。
さらに、ピッキング設備1においては、集品容器10の位置を検出するために、集品容器10には容器位置タグ67(図6)が設けられている。
統括コントローラ51には、通信コントローラ52と、ピッキングゾーンP毎のゾーンコントローラ55と、ローラ駆動コンベヤ装置21(図1)とがハブ56を介して接続されている。そして、統括コントローラ51は、ローラ駆動コンベヤ装置21の起動及び停止を実行し、各ユーザからの注文が入力されると、ストレージラインAのピッキングデータを形成して、各ピッキングゾーンPのゾーンコントローラ55へ出力し、また、集品容器10にオーダー・ナンバーを割り付ける。
通信コントローラ52には、アンテナ53が接続された送受信装置54が接続され、アンテナ53及び送受信装置54を介して、各投入表示器26の無線機とデータの送受信を実行する。
ゾーンコントローラ55には、担当するピッキングゾーン(以下、自ピッキングゾーンと称す)Pの間口表示器19と、タグリーダ60からのデータを受信するデータ受信器57と、が接続されている。また、図3に示すように、ゾーンコントローラ55には、ベイ表示器20と、自ピッキングゾーンPに正対して配置された投入ゾーン(対応投入ゾーン、以下、自投入ゾーンと称す)Zの投入完了テープスイッチ23及び付属表示器27(完了ボタン28)と、この自投入ゾーンZの上流に隣接する上流投入ゾーンZの投入完了テープスイッチ23及び付属表示器27(完了ボタン28)と、LEDランプ24A・24Bと、上流投入ゾーンZの上流端に設けられた検出リーダ58と、自投入ゾーンZの上流端に設けられた検出リーダ58と、自投入ゾーンZに下流に隣接する下流投入ゾーンZの上流端に設けられた検出リーダ58と、が接続されている。
また、ゾーンコントローラ55には、予め、自ピッキングゾーンPと自投入ゾーンZを特定するナンバーが設定され、さらに、自ピッキングゾーンPの間口16の配列及び各間口16に収納されている物品2のデータが設定される。さらにまた、ゾーンコントローラ55には、統括コントローラ51より、ユーザに割り付けられたオーダー・ナンバー及び各オーダー・ナンバーにより特定されるピッキングデータが入力される。
図2及び図4示すように、タグリーダ60は、リーダ端末61と、アンテナ62と、バッテリ63と、から構成され、作業者Hによって携帯される。
リーダ端末61は、タグリーダ60の本体を構成し、タグリーダ60全体を統括する部分である。リーダ端末61は、棚側タグ65及び容器側タグ66から情報を読み取る情報読取機能と、データ受信器57に対して情報を送信する情報送信機能と、例えば、LEDランプ等で構成され、仕分けエラー等の情報を表示する情報表示機能と、を有する。リーダ端末61は、例えば、作業者Hの胸元に装着される。
アンテナ62は、棚側タグ65及び容器側タグ66から情報を読み取るためのアンテナであり、リーダ端末61とケーブル等の有線で接続されている。アンテナ62は平板状に形成され、例えば、作業者Hの腕に装着される。なお、アンテナ62は、リーダ端末61と有線で接続されるものに限定されるのではなく、無線によるものであっても構わない。また、アンテナ62は、平板状のものに限定されるのではなく、棚側タグ65及び容器側タグ66から情報の読み取りが可能な形状であれば良い。
バッテリ63は、タグリーダ60の電源であり、リーダ端末61とケーブル等の有線で接続されている。バッテリ63は、例えば、作業者Hの腰に装着される。
また、図6に示すように、作業者Hがフローラック15からピッキングした物品2を集品容器10へ投入する場合において、作業者Hがアンテナ62を装着した腕を集品容器10に挿入すると、タグリーダ60は、集品容器10の前側上方に設けられた投入表示器26の側面に付された容器側タグ66から非接触で情報を読み取る。
さらに、タグリーダ60は、棚側タグ65及び容器側タグ66から非接触で情報を読み取るための情報読取範囲(情報通信範囲)を有する。具体的には、アンテナ62から放射状に形成される通信範囲であり、所定の範囲内で設定することができる。また、タグリーダ60の情報読取範囲は、後述する棚側タグ65の読取可能領域に応じて設定され、仕分け作業中は、その情報読取範囲が変化せず一定範囲で保持される。
図5に示すように、棚側タグ65は、各間口16の位置情報(フローラック15の位置情報)等の物品2の仕分け作業に関する情報が記憶され、フローラック15の各間口16の前側上部に設けられる。棚側タグ65がタグリーダ60により読み取られることで、作業者Hが、指示された間口16に載置されている収納箱12から、指示された物品2がピッキングされているか否かを検知することができる。
また、棚側タグ65は、フローラック15に対して着脱自在な支持部材(図示せず)により、フローラック15に支持されている。この棚側タグ65を支持する支持部材は、例えば、磁石等で形成され、棚側タグ65をフローラック15に固定する固定部材(図示せず)と、例えば、スポンジ等で形成され、棚側タグ65と前記固定部材との間を緩衝する緩衝部材(図示せず)と、から構成される。棚側タグ65は、上記支持部材により着脱可能にフローラック15に支持されることから、フローラック15の任意の位置に、変更自在に取り付けることができる。具体的には、例えば、間口16に対する作業者Hの腕の挿入位置が右側に偏っている場合は、棚側タグ65の取付位置を間口16の右側上部に変更する。また、例えば、棚側タグ65が設けられているピッキングゾーンPより下流側のピッキングゾーンPでピッキングを行う作業者Hが、自ピッキングゾーンPを跨いでピッキングを行う場合には、棚側タグ65の取付位置を間口16の下流側上部に変更する。
また、棚側タグ65の読取可能領域は、フローラック15に設けられる複数の他の棚側タグ65の位置関係に応じて調整される。上述のように、棚側タグ65は各間口16に設けられているため、隣接する間口16に設けられる棚側タグ65同士の距離が近い場合には、互いの読取可能領域が干渉する場合がある。そこで、棚側タグ65の読取可能領域は、隣接する間口16に設けられる棚側タグ65の読取可能領域と干渉しないように、棚側タグ65の大きさ、設置位置により調整される。
さらに、棚側タグ65の読取可能領域の方向を、その棚側タグ65が設けられているフローラック15でピッキング作業を行っている作業者Hより下流側でピッキング作業を行っている作業者Hに向けて調整することも可能である。上述のように、棚側タグ65が設けられているピッキングゾーンPより下流側のピッキングゾーンPでピッキングを行う作業者Hが、自ピッキングゾーンPを跨いでピッキングを行う場合には、棚側タグ65の読取可能領域の方向を、間口16の下流側に向けて調整する。
図6に示すように、容器側タグ66は、集品容器10の位置情報等の物品2の仕分け作業に関する情報が記憶され、投入表示器26の表示器本体30の前側面に設けられている。容器側タグ66がタグリーダ60により読み取られることで、作業者Hが、指示された集品容器10に指示された物品2が投入されているか否かを検知することができる。すなわち、容器側タグ66は、集品容器10に物品2が投入されたかを検知する投入検知用の記憶手段である。
また、容器側タグ66は、タグリーダ60が非接触で容器側タグ66内の情報を読み取ることが可能な読取可能領域(通信可能範囲)を有する。容器側タグ66の読取可能領域は、容器側タグ66の大きさ(設置面積)により調整することができる。
上述のように、棚側タグ65の読取可能領域は、隣接する間口16に設けられる棚側タグ65の読取可能領域と干渉しないように、容器側タグ66の読取可能領域と比較して狭く調整される。また、タグリーダ60の情報読取範囲は、棚側タグ65の読取可能領域に応じて設定され、仕分け作業中は、その情報読取範囲が変化せず一定範囲で保持される。そのため、容器側タグ66の読取可能領域は、上述のように設定されたタグリーダ60が読み取ることができるように、フローラック15に設けられる棚側タグ65の読取可能領域に対応させて調整される。具体的には、隣接する他の容器側タグ66の読取可能領域と干渉しない程度に、容器側タグ66の大きさを大きくすることで、当該読取可能領域を広くする。
図6に示すように、容器位置タグ67は、ユーザに割り付けられたオーダー・ナンバー等の物品2の仕分け作業に関する情報が記憶され、集品容器10の側面に設けられている。容器位置タグ67が検出リーダ58により読み取られることで、自己の投入ゾーンZに移動してきた集品容器10を検知することができる。すなわち、容器位置タグ67は、集品容器10の位置を検知する位置検知用の記憶手段である。なお、ピッキンング設備1においては、容器位置タグ67を集品容器10に設けているが、これに限定されるものではなく、例えば、投入表示器26に設けても構わない。この場合、検出リーダ58は、投入表示器26側(表示器移動ラインC側)に設けられる。
次に、ピッキング作業前準備について説明する。
上述のように、作業者Hは、タグリーダ60を装着した状態で、各ピッキングゾーンPにてピッキング作業を行う。そのため、作業者Hが携帯するタグリーダ60と、作業者Hがピッキング作業を行うピッキングゾーンPと、を関連付ける必要がある。そこで、ピッキング設備1においては、ピッキング作業の開始前に、作業者Hが携帯するタグリーダ60と、作業者Hがピッキング作業を行うピッキングゾーンPに設けられるデータ受信器57と、を関連付ける。具体的には、ピッキング作業の開始前に、作業者Hが、腕に装着したタグリーダ60のアンテナ62で、例えば、パッシブタグからなる関連付け用タグ(図示せず)を読み取る。この関連付けタグは、ピッキングゾーンP毎に設けられており、ピッキングゾーンPの位置情報、ピッキングゾーンPに設けられるデータ受信器57に関する情報等が記憶されている。
作業者Hがタグリーダ60により関連付け用タグを読み取ると、さらに、腕に装着されているタグリーダ60のアンテナ62をフローラック15の任意の棚17に挿入して任意の棚側タグ65を読み取る。これにより、読み取った棚側タグ65に対応する間口表示器19の表示/完了ボタン19Bが点滅(或いは点灯)すれば、タグリーダ60と、データ受信器57とが関連付けられたこととなる。
次に、ピッキング設備1におけるピッキング作業時の運用について説明する。
ピッキング設備1においては、タグリーダ60の使用の有無により、以下の3つのモードで運用することができる。
まず、第1のモードは、作業者Hがタグリーダ60を使用せずにピッキング作業を行うものである。すなわち、従来からの方法である。
図7に示すように、ゾーンコントローラ55が検出リーダ58により新しい集品容器10の到着を確認すると(S1−Yes)、各表示器の表示及び点灯がなされる(S2)。具体的には、ピッキングゾーンP側においては、間口表示器19のデジタル表示器19Aに物品2の数量が表示されるとともに、表示/完了ボタン19Bが例えば黄色に点灯され、ベイ表示器20のランプ20Aが点灯される。投入ゾーンZ側においては、投入完了テープスイッチ23のランプ及び投入表示器26の第2ランプ部33が例えば黄色に点灯される。
S2において、各表示器の表示及び点灯がなされると、作業者Hは、間口表示器19の表示/完了ボタン19Bが点灯している間口16(収納箱12)から指示された数量の物品2をピッキングし、ピッキングした物品2を投入表示器26の第2ランプ部33が点灯している集品容器10に投入する(S3)。S3において、物品2のピッキングが完了すると、作業者Hは、間口表示器19の表示/完了ボタン19Bを押す(S4)。これにより、ゾーンコントローラ55は、指示された間口16(収納箱12)に対するピッキング作業が完了したと判断し、間口表示器19の表示/完了ボタン19Bを消灯する。この時、ゾーンコントローラ55は、間口表示器19のデジタル表示器19Aにおける物品2の数量表示を残した状態で、間口表示器19を制御する。
このように、第1のモードにおいては、ゾーンコントローラ55が、間口表示器19の表示/完了ボタン19B及び投入完了テープスイッチ23或いは付属表示器27の完了ボタン28からの情報(信号)により、ピッキング作業及び投入作業が完了したか否かを判断する(表示制御手段の手段完了判断機能の一例)。
図8に示すように、ゾーンコントローラ55が検出リーダ58により新しい集品容器10の到着を確認すると(S11−Yes)、各表示器の表示及び点灯がなされる(S12)。具体的には、上記S2と同様である。
S12において、各表示器の表示及び点灯がなされると、作業者Hは、間口表示器19の表示/完了ボタン19Bが点灯している間口16(収納箱12)から指示された数量の物品2をピッキングし、ピッキングした物品2を投入表示器26の第2ランプ部33が点灯している集品容器10に投入する(S13)。そして、S13において、作業者Hが物品2をピッキングすると同時に、タグリーダ60が、指示された間口16に設けられた棚側タグ65から情報を読み取り(S14)、読み取った情報をデータ受信器57を介してゾーンコントローラ55に送信する(S15)。S15により、ゾーンコントローラ55がタグリーダ60からの情報(信号)を受信すると、ゾーンコントローラ55は、統括コントローラ51を介さずに、「作業者Hが、指示された間口16(収納箱12)で、指示された物品2及び数量をピッキングしているか」を判断する(S16)。S16において、ゾーンコントローラ55が、「作業者Hが指示された間口16(収納箱12)で、指示された物品2又は数量をピッキングしていない」と判断すると(S16−No)、ゾーンコントローラ55は、間口表示器19の表示/完了ボタン19Bを、所定の時間、他色(例えば、通常時黄色に点灯する場合は白色)で点滅させる(S17)。この時、ゾーンコントローラ55は、作業者Hが表示/完了ボタン19Bを押しても、表示/完了ボタン19Bを消灯できないように、間口表示器19を制御する。作業者Hは、この表示/完了ボタン19Bの点滅を目視することで、物品2のピッキングをやり直す(S13)。一方、S16において、ゾーンコントローラ55が、「作業者Hが、指示された間口16(収納箱12)で、指示された物品2及び数量をピッキングしている」と判断すると(S16−Yes)、ゾーンコントローラ55は、間口表示器19の表示/完了ボタン19Bを点滅させる(S18)。これにより、ゾーンコントローラ55は、作業者Hが表示/完了ボタン19Bを押して、表示/完了ボタン19Bを消灯できるように、間口表示器19を制御する。S18により、表示/完了ボタン19Bが点滅されると、作業者Hは、表示/完了ボタン19Bを押す(S19)。これにより、ゾーンコントローラ55は、指示された間口16(収納箱12)に対するピッキング作業が完了したと判断し、表示/完了ボタン19Bを消灯する。この時、ゾーンコントローラ55は、間口表示器19のデジタル表示器19Aにおける物品2の数量表示を残した状態で、間口表示器19を制御する。
このように、第2のモードにおいては、ゾーンコントローラ55が、タグリーダ60から送信される情報(信号)と、間口表示器19の表示/完了ボタン19B、投入完了テープスイッチ23及び付属表示器27の完了ボタン28からの情報(信号)と、により、ピッキング作業及び投入作業が完了したか否かを判断する。
図9に示すように、S36において、ゾーンコントローラ55が、「作業者Hが、指示された間口16(収納箱12)で、指示された物品2及び数量をピッキングしている」と判断すると(S36−Yes)、ゾーンコントローラ55は、指示された間口16(収納箱12)に対するピッキング作業が完了したと判断し、間口表示器19の表示/完了ボタン19Bを消灯する(S38)。この時、ゾーンコントローラ55は、間口表示器19のデジタル表示器19Aにおける物品2の数量表示を残した状態で、間口表示器19を制御する。
一方で、S42において、ゾーンコントローラ55が、「作業者Hが、指示された集品容器10に、指示された物品2及び数量を投入している」と判断すると(S42−Yes)、ゾーンコントローラ55は、指示された集品容器10に対する物品2の投入が完了したと判断し、投入完了テープスイッチ23に設けられる付属表示器27(完了ボタン28)を消灯する(S44)。なお、第1のモードと同様に他の各表示器も消灯される。
このように、第3のモードにおいては、ゾーンコントローラ55が、タグリーダ60から送信される情報(信号)により、ピッキング作業及び投入作業が完了したか否かを判断する(表示制御手段の自動完了判断機能の一例)。
次に、本発明に係る仕分け設備の一例であるアソート設備について説明する。
[アソート設備]
上記実施の形態1では、仕分け設備の一例としてピッキング設備1について説明しているが、本発明は、アソート設備に対しても適用することができる。すなわち、各フローラック15に注文があったユーザを割り当て、集品容器10に代えて、物品2が収納された物品容器をローラ駆動コンベヤ装置21により搬送しながら、この物品容器より物品2をフローラック15に仕分ける設備とする。
なお、アソート設備の構成はピッキング設備1と同一であるが、フローラック15は、アソート作業が実行される物品2が投入される棚として機能し、間口表示器19はアソート表示器として、投入される物品2の数量を表示する表示器として機能し、投入表示器26はアソート表示器として、上記物品容器から取り出す物品2の総数量を表示器する表示器として機能するものとする。
また、作業者Hがフローラック15の収納箱12へ物品2を投入する場合に、作業者Hがアンテナ62の装着された腕を間口16に挿入すると、タグリーダ60は、収納箱12の上方(間口16の上部)に設けられた棚側タグ65から非接触で情報を読み取る。そして、ゾーンコントローラ55は、統括コントローラ51を介さずに、棚側タグ65から読み取った情報に基づいて、フローラック15への投入作業が完了したか否かを判断する。
さらに、作業者Hがフローラック15の収納箱12へ投入する物品2を上記物品容器から取り出す場合に、作業者Hがアンテナ62の装着された腕を上記物品容器に挿入すると、タグリーダ60は、上記物品容器の前側上方に設けられた投入表示器26の側面に付された容器側タグ66から非接触で情報を読み取る。そして、ゾーンコントローラ55は、統括コントローラ51を介さずに、容器側タグ66から読み取った情報に基づいて、上記物品容器からの物品2の取り出し作業が完了したか否かを判断する。
まず、本発明に係る仕分け設備の一例である仮置棚71を有するピッキング設備70について説明する。なお、実施の形態1のピッキング設備1と同一の構成については符号を同一とし、説明を省略する。
(仮置棚71)
図10に示すように、容器搬送ラインBには、フローラック15に沿うローラ駆動コンベヤ装置21に沿って、投入ゾーンZ毎に、仮置棚71(仮置部の一例)が設けられている。仮置棚71は、作業者H側に開放され、ローラ駆動コンベヤ装置21による集品容器10の搬送方向へ順に並んだ複数台の仮置台72・72・・・から構成される。仮置台72には、自投入ゾーンZ及び上流投入ゾーンZ(図3参照)においてピッキング作業が無い場合に、上流投入ゾーンZよりさらに上流の集品容器10用の物品2が仮置きされる。
また、各仮置台72には、作業者Hに向けて仮置表示器73(表示手段の一例)が設けられている。仮置表示器73は、仮置きする物品2の数量(総数)又はオーダー・ナンバーを表示する数量表示器73Aと、色を変えて表示可能なランプ部を有する完了押釦スイッチ73B(完了操作手段の一例)から構成されている。
さらに、各仮置台72の上部には、パッシブタグからなる仮置台側タグ68(記憶手段の一例)が設けられている。仮置台側タグ68は、各仮置台72の位置情報(仮置棚71の位置情報)等の物品2の仕分け作業(仮置き作業)に関する情報が記憶され、仮置棚71の上部でローラ駆動コンベヤ装置21に沿って延設されるタグ支持部材74に設けられている。仮置台側タグ68がタグリーダ60により読み取られることで、作業者Hが、指示された仮置台72に物品2が仮置きされているか否かを検知することができる。また、仮置台側タグ68は、タグ支持部材74に対して着脱自在な支持部材(図示せず)により、タグ支持部材74に支持されている。さらに、仮置台側タグ68は、タグリーダ60が非接触で仮置台側タグ68内の情報を読み取ることが可能な読取可能領域(通信可能範囲)を有し、その読取可能領域は、フローラック15に設けられる棚側タグ65の読取可能領域に対応させて調整される。
さらに、ローラ駆動コンベヤ装置21の仮置棚71側の側部には、投入ゾーンZ毎に、投入ゾーンZへ集品容器10が移動してきたことを検出する検出リーダ58が設けられている。検出リーダ58は、各投入ゾーンZの上流側端部に設けられ、集品容器10が自己の投入ゾーンZへ移動してきた際に、集品容器10に設けられた容器位置タグ67を読み取る。
さらに、ローラ駆動コンベヤ装置21に沿って集品容器10の高さまで垂設された治具23A上には、投入完了テープスイッチ23及び図示しない付属表示器27(完了ボタン28)が設けられている。さらにまた、治具23Aの側面には、LEDランプ24A・24Bが設けられている。
ピッキング設備70の制御手段としては、ピッキング設備1と同様に、統括コントローラ51と、通信コントローラ52と、ピッキングゾーンP毎に設けられるゾーンコントローラ55と、が備えられている。
ゾーンコントローラ55には、自ピッキングゾーンPの間口表示器19と、タグリーダ60からのデータを受信するデータ受信器57と、ベイ表示器20と、自投入ゾーンZの投入完了テープスイッチ23及び付属表示器27(完了ボタン28)と、この自投入ゾーンZの上流に隣接する上流投入ゾーンZの投入完了テープスイッチ23及び付属表示器27(完了ボタン28)と、LEDランプ24A・24Bと、上流投入ゾーンZの上流端に設けられた検出リーダ58と、自投入ゾーンZの上流端に設けられた検出リーダ58と、自投入ゾーンZに下流に隣接する下流投入ゾーンZの上流端に設けられた検出リーダ58と、自投入ゾーンZの仮置表示器73と、が接続されている。
第1のモードは、作業者Hがタグリーダ60を使用せずに仮置きピッキング作業を行うもの(表示制御手段の手動完了判断機能の一例)、第2のモードは、作業者Hがタグリーダ60と、間口表示器19の表示/完了ボタン19B及び仮置表示器73の完了押釦スイッチ73Bと、を併用して仮置きピッキング作業を行うもの、第3のモードは、作業者Hがタグリーダ60のみを使用して仮置きピッキング作業を行うもの(表示制御手段の自動完了判断機能の一例)である。
また、ゾーンコントローラ55は、上記第1から第3のモードを、各棚17の各間口16(間口表示器19)単位、或いは各仮置台72(仮置表示器73)単位で切り替えることができる。
以下、第2のモードについて説明する。なお、第1のモードは、従来の仮置きピッキング作業の運用であり、第3のモードは、第2のモードにおいて、間口表示器19の表示/完了ボタン19B及び仮置表示器73の完了押釦スイッチ73Bを押さずに、タグリーダ60から送信される情報(信号)により自動的に仮置きピッキング作業の完了を判断する運用であるため、説明を省略する。
S52において、各表示器の表示及び点灯がなされると、作業者Hは、間口表示器19の表示/完了ボタン19Bが点灯している間口16(収納箱12)から指示された数量の物品2をピッキングし、ピッキングした物品2を仮置表示器73の完了押釦スイッチ73Bが点灯している仮置台72に仮置きする(S53)。そして、S53において、作業者Hが物品2をピッキングすると同時に、タグリーダ60が、指示された間口16に設けられた棚側タグ65から情報を読み取り(S54)、読み取った情報をデータ受信器57を介してゾーンコントローラ55に送信する(S55)。S55により、ゾーンコントローラ55がタグリーダ60からの情報(信号)を受信すると、ゾーンコントローラ55は、統括コントローラ51を介さずに、「作業者Hが、指示された間口16(収納箱12)で、指示された物品2及び数量をピッキングしているか」を判断する(S56)。S56において、ゾーンコントローラ55が、「作業者Hが、指示された間口16(収納箱12)で、指示された物品2及び数量をピッキングしていない」と判断すると(S56−No)、ゾーンコントローラ55は、間口表示器19の表示/完了ボタン19Bを、所定の時間、他色(例えば、通常時黄色に点灯する場合は白色)で点滅させる(S57)。作業者Hは、この間口表示器19の表示/完了ボタン19Bの点滅を目視することで、物品2のピッキングをやり直す(S53)。一方、S56において、ゾーンコントローラ55が、「作業者Hが、指示された間口16(収納箱12)で、指示された物品2及び数量をピッキングしている」と判断すると(S56−Yes)、ゾーンコントローラ55は、間口表示器19の表示/完了ボタン19Bを点滅させる(S58)。この表示/完了ボタン19Bの点滅で、作業者Hは、表示/完了ボタン19Bを押す(S59)。これにより、ゾーンコントローラ55は、指示された間口16(収納箱12)に対するピッキング作業が完了したと判断し、表示/完了ボタン19Bを消灯する。この時、ゾーンコントローラ55は、間口表示器19のデジタル表示器19Aにおける物品2の数量表示を残した状態で、間口表示器19を制御する。
第1のモードは、作業者Hがタグリーダ60を使用せずに仮置き投入作業を行うもの(表示制御手段の手動完了判断機能の一例)、第2のモードは、作業者Hがタグリーダ60と、仮置表示器73の完了押釦スイッチ73B、投入完了テープスイッチ23及び付属表示器27の完了ボタン28と、を併用して仮置き投入作業を行うもの、第3のモードは、作業者Hがタグリーダ60のみを使用して仮置き投入作業を行うもの(表示制御手段の自動完了判断機能の一例)である。
また、ゾーンコントローラ55は、上記第1から第3のモードを、各仮置台72(仮置表示器73)単位、或いは各投入ゾーンZ(投入完了テープスイッチ23、付属表示器27(完了ボタン28))単位で切り替えることができる。
以下、第2のモードについて説明する。なお、第1のモードは、従来の仮置き投入作業の運用であり、第3のモードは、第2のモードにおいて、仮置表示器73の完了押釦スイッチ73B、投入完了テープスイッチ23、付属表示器27の完了ボタン28を押さずに、タグリーダ60から送信される情報(信号)により自動的に仮置き投入作業の完了を判断する運用であるため、説明を省略する。
S72において、完了押釦スイッチ73Bのランプ部が点滅すると、作業者Hは、完了押釦スイッチ73Bのランプ部が点滅している仮置台72から物品2を取り出し、取出した物品2を投入表示器26の第2ランプ部33が点灯している集品容器10に投入する(S73)。そして、S73において、作業者Hが仮置台72から物品2を取り出すと同時に、タグリーダ60が、指示された仮置台72に対して設けられた仮置台側タグ68から情報を読み取り(S74)、読み取った情報をデータ受信器57を介してゾーンコントローラ55に送信する(S75)。S75により、ゾーンコントローラ55がタグリーダ60からの情報を受信すると、ゾーンコントローラ55は、統括コントローラ51を介さずに、「作業者Hが指示された仮置台72から物品2を取り出しているか」を判断する(S76)。S76において、ゾーンコントローラ55が、「作業者Hが指示された仮置台72から物品2を取り出していない」と判断すると(S76−No)、ゾーンコントローラ55は、仮置表示器73の完了押釦スイッチ73Bのランプ部を、所定の時間、他色(例えば、通常時黄色に点灯する場合は白色)で点滅させる(S77)。この時、ゾーンコントローラ55は、作業者Hが完了押釦スイッチ73Bを押しても、完了押釦スイッチ73Bのランプ部を消灯できないように、仮置表示器73を制御する。作業者Hは、この完了押釦スイッチ73Bのランプ部の点滅を目視することで、物品2の取り出しをやり直す(S73)。一方、S76において、ゾーンコントローラ55が、「作業者Hが指示された仮置台72から物品2を取り出している」と判断すると(S76−Yes)、ゾーンコントローラ55は、仮置表示器73の完了押釦スイッチ73Bのランプ部を点滅させる(S78)。この完了押釦スイッチ73Bのランプ部の点滅で、作業者Hは、完了押釦スイッチ73Bを押す(S79)。これにより、ゾーンコントローラ55は、指示された仮置台72に対する物品2の取り出し作業が完了したと判断し、完了押釦スイッチ73Bのランプ部を消灯する。
またゾーンコントローラ55は、統括コントローラ51を介さずに、タグリーダ60から送信される情報(信号)に基づいて、各種表示手段の動作を制御できるため、タグリーダ60と各種表示手段とをより高速で連動させることができる。
また、作業者Hに装着されているタグリーダ60と、フローラック15に設けられている間口表示器19とを連動させることができるため、フローラック15におけるピッキング(アソート)エラー時のタグリーダ60の動作と間口表示器19の動作とを確実に関連付けることができる。そのため、フローラック15でのピッキング(アソート)作業において信頼性の高いピッキング(アソート)作業が実行できる。
さらに、作業者Hに装着されているタグリーダ60と、集品容器10に対応して投入完了テープスイッチ23に設けられる付属表示器27の完了ボタン28とを連動させることができるため、集品容器10に対する投入エラー時のタグリーダ60の動作と投入完了テープスイッチ23及び付属表示器27の完了ボタン28の動作とを確実に関連付けることができる。そのため、集品容器10に対する投入作業において信頼性の高い投入作業が実行できる。
さらにまた、作業者Hに装着されているタグリーダ60と、仮置台72に設けられている仮置表示器73とを連動させることができるため、仮置台72における仮置きエラー時のタグリーダ60の動作と仮置表示器73の動作とを確実に関連付けることができる。そのため、仮置台72に対する仮置き作業において信頼性の高い仮置き作業が実行できる。
さらにまた、棚側タグ65の読取可能領域が、フローラック15に設けられる複数の他の棚側タグ65の読取可能領域と干渉しないため、作業者Hに装着されているタグリーダ60が、棚側タグ65から情報を確実に読み取ることができる。
さらにまた、棚側タグ65の読取可能領域の干渉を生じさせることなく、容器側タグ66及び仮置台側タグ68においても確実に情報を読み取ることができるため、作業者Hに装着されているタグリーダ60の設定条件を変更させることなく、同一のタグリーダ60により、各種記憶手段(棚側タグ65、容器側タグ66及び仮置台側タグ68)の情報を読み取ることができる。
さらにまた、フローラック15、集品容器10或いは仮置台72の状態、作業者Hの作業状態或いは作業者Hがタグリーダ60により読み取る状態等に応じて、着脱自在に各種記憶手段の取り付け位置を変更できるため、より確実に、効率良く各種記憶手段から情報を読み取ることができる。
さらにまた、集品容器10に対して容器側タグ66及び容器位置タグ67を設けることにより、物品2の先行投入ができ、投入作業の作業効率が向上する。
さらにまた、ゾーンコントローラ55は、統括コントローラ51を介さずに、LEDランプ24A・24Bの動作を制御できることから、仕分け作業における誤作業が発生した場合に、作業者Hに対して表示遅れによる待ち時間を与えない。
さらにまた、仕分け作業が完了したか否かの判断を、タグリーダ60から送信される情報(信号)、又は各種完了操作手段(表示/完了ボタン19B、投入完了テープスイッチ23、完了ボタン28、完了押釦スイッチ73B)から送信される情報(信号)に基づいて行うことができるため、タグリーダ60或いは各種完了操作手段に問題が生じた場合又は故障時の対策として適宜切り替えることができる。
さらにまた、仕分け作業が完了したか否かの判断を、タグリーダ60から送信される情報(信号)及び各種完了操作手段から送信される情報(信号)の両情報(信号)に基づいて行うことができるため、仕分け作業が完了したか否かの判断を確実に行うことができる。
さらにまた、仕分け作業時のみならず、仕分け作業完了時においても、各種表示手段に物品2の数量が表示されることから、各種完了操作手段を操作した(押した)後であっても、再度、物品2の数量を確認することができ、仕分けミスを減らすことができる。
また、本実施の形態においては、容器側タグ66を投入表示器26に設けているが、これに限定されるものではなく、アタッチメント25或いは集品容器10に設けても構わない。
さらに、本実施の形態においては、棚側タグ65を着脱自在な支持部材により位置変更自在に設けているが、容器側タグ66及び仮置台側タグ68についても同様に設けても構わない。さらに、上記支持部材は、固定部材と緩衝部材とから構成されているが、これに限定されるものではなく、固定部材のみから構成しても構わない。
さらにまた、作業者Hに対するタグリーダ60の装着位置は、本実施の形態に限定されるものではなく、各種記憶手段の情報を確実に読み取れる装着位置であればよい。
さらにまた、本発明は、投入表示器26を搬送する表示器移動ラインCを有するピッキング設備1に限定されるものではなく、表示器移動ラインCを有さないピッキング設備であっても構わない。なお、この場合には、投入表示器26は集品容器10と一体で搬送される。
さらにまた、本発明は、容器搬送ラインBのローラ駆動コンベヤ装置21により搬送される集品容器10に対して、物品2の集品を行う構成としているが、この構成に限定されるものではなく、集品容器10を手押しのピッキングカートに積載し、作業者Hによりピッキングカートを移動させながら、集品容器10に対する物品2の集品を行う構成であっても構わない。
2 物品
10 集品容器(仕分け容器)
15 フローラック(物品収納部)
19 間口表示器(表示手段)
19B 表示/完了ボタン(完了操作手段)
23 投入完了テープスイッチ(完了操作手段)
24A 第1LEDランプ(報知手段)
24B 第2LEDランプ(報知手段)
28 完了スイッチ(表示手段、完了操作手段)
51 統括コントローラ(制御指示手段)
55 ゾーンコントローラ(表示制御手段)
60 タグリーダ(読取手段)
65 棚側タグ(記憶手段)
66 容器側タグ(投入検知用の記憶手段)
67 容器位置タグ(位置検知用の記憶手段)
68 仮置台側タグ(記憶手段)
71 仮置棚(仮置部)
73 仮置表示器(表示手段)
73B 完了押釦スイッチ(完了操作手段)
Claims (15)
- ユーザからの注文に応じて物品を仕分ける仕分け設備であって、
前記物品の仕分け作業に関する情報を表示する表示手段と、
前記ユーザからの注文により前記物品の仕分け作業に関する情報を形成し、前記表示手段の動作の制御を指示する制御指示手段と、
前記制御指示手段によって形成される前記情報が前記制御指示手段により入力され、前記制御指示手段の指示に基づいて、前記表示手段の動作を制御する表示制御手段と、
前記物品の仕分け作業に関する情報を記憶する記憶手段と、
仕分け作業を行う作業者に装着され、前記記憶手段に記憶されている情報を非接触で読み取る読取手段と、
を具備し、
前記読取手段は、
前記記憶手段から情報を読み取る情報読取機能と、
前記作業者が仕分け作業を行うことによって前記記憶手段から読み取った情報を無線により前記表示制御手段に対して送信する情報送信機能と、
を有し、
前記表示制御手段は、前記制御指示手段の指示を介さずに、前記読取手段が有する情報送信機能によって前記読取手段から送信される情報に基づいて、仕分け作業が完了したか否かを判断して前記表示手段の動作を制御可能であり、
前記表示手段及び前記記憶手段が、前記物品を収納する物品収納部に設けられ、
前記作業者が前記物品収納部において仕分け作業を行うことにより、前記読取手段が前記記憶手段から情報を読み取り、読み取った情報を前記表示制御手段に送信するとともに、前記表示制御手段が前記読取手段から送信された情報に基づいて仕分け作業が完了したか否かを判断し前記表示手段を制御する
ことを特徴とする仕分け設備。 - 前記表示手段及び前記記憶手段が、仕分け先毎に物品の仕分けを行うための仕分け容器に対応させて設けられ、
前記作業者が前記仕分け容器に対して仕分け作業を行うことにより、前記読取手段が前記記憶手段から情報を読み取り、読み取った情報を前記表示制御手段に送信するとともに、前記表示制御手段が前記読取手段から送信された情報に基づいて前記表示手段を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の仕分け設備。 - 仕分け先毎に物品の仕分けを行うための仕分け容器に仕分けすべき物品を、予め仕分けして仮置きする仮置部を有し、
前記表示手段及び前記記憶手段が、前記仮置部に設けられ、
前記作業者が前記仮置部に対して仕分け作業を行うことにより、前記読取手段が前記記憶手段から情報を読み取り、読み取った情報を前記表示制御手段に送信するとともに、前記表示制御手段が前記読取手段から送信された情報に基づいて前記表示手段を制御する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の仕分け設備。 - 前記記憶手段は、前記読取手段による前記記憶手段内の情報の読み取りが可能な読取可能領域を有し、
前記物品を収納する物品収納部に設けられる記憶手段の前記読取可能領域は、前記物品収納部に設けられる複数の他の記憶手段の位置関係に応じて調整される
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の仕分け設備。 - 前記記憶手段は、前記読取手段による前記記憶手段内の情報の読み取りが可能な読取可能領域を有し、
仕分け先毎に物品の仕分けを行うための仕分け容器に対応させて設けられる記憶手段、或いは前記仕分け容器に仕分けすべき物品を、予め仕分けして仮置きする仮置部に設けられる記憶手段の前記読取可能領域は、前記物品を収納する物品収納部に設けられる記憶手段の読取可能領域に対応させて調整される
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の仕分け設備。 - 前記記憶手段は、前記物品を収納する物品収納部、仕分け先毎に物品の仕分けを行うための仕分け容器、或いは前記仕分け容器に仕分けすべき物品を、予め仕分けして仮置きする仮置部に対して、位置変更自在に設けられる
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の仕分け設備。 - 前記記憶手段は、前記物品を収納する物品収納部、仕分け先毎に物品の仕分けを行うための仕分け容器、或いは前記仕分け容器に仕分けすべき物品を、予め仕分けして仮置きする仮置部に対して着脱自在な支持部材により支持されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の仕分け設備。
- 前記物品を収納する物品収納部に設けられる記憶手段は、前記読取手段による記憶手段内の情報の読み取りが可能な読取可能領域の方向が、その記憶手段が設けられている物品収納部で仕分け作業を行っている作業者より下流側で仕分け作業を行っている作業者に向けられていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の仕分け設備。
- 仕分け先毎に物品の仕分けを行うための仕分け容器に対応させて設けられる記憶手段は、
仕分け容器に物品が投入されたかを検知する投入検知用の記憶手段と、
仕分け容器の位置を検知する位置検知用の記憶手段と、
から構成される
ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の仕分け設備。 - 仕分け作業における誤作業を報知する報知手段が、仕分け先毎に物品の仕分けを行うための仕分け容器に対応させて設けられ、
前記表示制御手段は、前記読取手段から送信される情報に基づいて、前記報知手段の動作を制御する
ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の仕分け設備。 - 仕分け作業の完了時に、作業者が手動で操作する完了操作手段が、前記物品を収納する物品収納部、仕分け先毎に物品の仕分けを行うための仕分け容器、或いは前記仕分け容器に仕分けすべき物品を、予め仕分けして仮置きする仮置部に対応させて設けられるとともに、前記表示制御手段と連動可能に接続され、
前記表示制御手段は、
前記読取手段から送信される情報に基づいて、仕分け作業が完了したか否かを判断する自動完了判断機能と、
前記完了操作手段から送信される情報に基づいて、仕分け作業が完了したか否かを判断する手動完了判断機能と、
を有し、
前記自動完了判断機能と、前記手動完了判断機能とは、前記表示制御手段において切り替え可能である
ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の仕分け設備。 - 前記表示制御手段は、前記自動完了判断機能と、前記手動完了判断機能との切り替えを各表示手段単位で行うことを特徴とする請求項11に記載の仕分け設備。
- 仕分け作業の完了時に、作業者が手動で操作する完了操作手段が、前記物品を収納する物品収納部、仕分け先毎に物品の仕分けを行うための仕分け容器、或いは前記仕分け容器に仕分けすべき物品を、予め仕分けして仮置きする仮置部に対応させて設けられるとともに、前記表示制御手段と連動可能に接続され、
前記表示制御手段は、
前記読取手段から送信される情報に基づいて、仕分け作業が完了したか否かを判断する自動完了判断機能と、
前記完了操作手段から送信される情報に基づいて、仕分け作業が完了したか否かを判断する手動完了判断機能と、
を有し、
前記読取手段から送信される情報、及び前記完了操作手段から送信される情報に基づいて、仕分け作業が完了したか否かを判断する
ことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の仕分け設備。 - 前記表示制御手段は、
仕分け作業時に、前記表示手段に対して、仕分けすべき物品の数量を表示させるように制御するとともに、
仕分け作業完了時に、前記表示手段に対して、仕分けが完了した物品の数量を表示させるように制御する
ことを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の仕分け設備。 - ユーザからの注文に応じて物品を仕分ける仕分け設備における物品の仕分け方法であって、
前記物品の仕分け作業に関する情報を表示する表示手段と、
前記ユーザからの注文により前記物品の仕分け作業に関する情報を形成し、前記表示手段の動作の制御を指示する制御指示手段と、
前記制御指示手段によって形成される情報が前記制御指示手段により入力され、前記表示手段の動作を制御する表示制御手段と、
前記物品の仕分け作業に関する情報を記憶する記憶手段と、
仕分け作業を行う作業者に装着され、前記記憶手段に記憶されている情報を非接触で読み取る読取手段と、
を設け、
前記表示手段及び前記記憶手段を、前記物品を収納する物品収納部に設け、
前記作業者が前記物品収納部において物品の仕分け作業を行うことにより、
前記読取手段が、
前記記憶手段から情報を読み取るとともに、
前記記憶手段から読み取った情報を無線により前記表示制御手段に対して送信し、
前記表示制御手段が、
前記制御指示手段の指示に基づいて、前記表示手段の動作を制御するとともに、
前記制御指示手段の指示を介さずに、前記読取手段が有する情報送信機能によって前記読取手段から無線により送信される前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて仕分け作業が完了したか否かを判断し、前記表示手段の動作を制御する
ことを特徴とする仕分け設備における物品の仕分け方法。
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