JP2016064595A - 耳ゴム切除確認装置 - Google Patents

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主税 有吉
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主税 有吉
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Abstract

【課題】作業者が搬送中のゴムシート材料に触れることなく、ゴムシート材料の両側縁部の耳ゴムが適切に切除されているか否かを安全に目視確認することができる耳ゴム切除確認装置を提供する。
【解決手段】テキスタイル反にトッピングゴムが被覆されたゴムシート材料の両側縁部に形成された耳ゴムを切除する耳ゴム切除装置の下流側にフリーロールが配置されており、搬送されてきたゴムシート材料の両側縁部の裏面にフリーロールが接触することにより、ゴムシート材料の両側縁部が正面側に折り返されるように構成されている耳ゴム切除確認装置。フリーロールのゴムシート材料に接触する側がゴムシート材料の搬送方向に垂直な線に対して下流側に向けられるように、フリーロールが傾斜している耳ゴム切除確認装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、布材料にトッピングゴムを被覆させて作製されたゴムシート材料の布材料の端部からはみ出たゴム(耳ゴム)が適切に切除されているか否かを確認する耳ゴム切除確認装置に関する。
空気入りタイヤの生産工程において、カーカスプライやベルト等のタイヤ用ゴム部材は、複数本のコードを平行に配列させて形成されたテキスタイル反(布材料)にトッピングゴムを被覆するテキスタイルトッピング工程においてゴムシート材料を作製した後、所定の寸法に裁断して側縁部同士をジョイントすることにより作製される。
このテキスタイルトッピング工程において、トッピングゴムが被覆されたゴムシート材料の両側縁部(耳)には、布材料の端部からはみ出たゴム(耳ゴム)が形成されるが、この耳ゴムが残った状態でジョイントが行なわれると、製品タイヤの品質に悪影響を及ぼす恐れがあるため、ゴムシート材料から耳ゴムを切除することが行われている(例えば、特許文献1)。
このとき、従来より、耳ゴムが正常に切除されているか否かを、図4に示すように、搬送中のゴムシート材料Aの両側縁部A1を作業者が手作業で正面側に折り返して目視確認することにより行っている。なお、図4中の符号10はゴムシート搬送用の搬送ロールである。
特開2008―114548号公報
しかしながら、上記のように搬送中のゴムシート材料Aを正面側に折り返す手作業を行う場合、ゴムシート材料Aに作業者の手が巻き込まれる危険性があるため、安全な確認方法が望まれていた。
そこで、本発明は、作業者が搬送中のゴムシート材料に触れることなく、ゴムシート材料の両側縁部の耳ゴムが適切に切除されているか否かを安全に目視確認することができる耳ゴム切除確認装置を提供することを課題とする。
本発明者は、鋭意検討を行い、以下に記載する発明により上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
請求項1に記載の発明は、
テキスタイル反にトッピングゴムが被覆されたゴムシート材料の両側縁部に形成された耳ゴムを切除する耳ゴム切除装置の下流側にフリーロールが配置されており、
搬送されてきた前記ゴムシート材料の両側縁部の裏面に前記フリーロールが接触することにより、前記ゴムシート材料の両側縁部が正面側に折り返されるように構成されている
ことを特徴とする耳ゴム切除確認装置である。
請求項2に記載の発明は、
前記フリーロールの前記ゴムシート材料に接触する側が前記ゴムシート材料の搬送方向に垂直な線に対して下流側に向けられるように、前記フリーロールが傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の耳ゴム切除確認装置である。
請求項3に記載の発明は、
前記フリーロールの一端が、前記ゴムシート材料の両側縁部に沿って立設する回転軸に取付けられており、
前記フリーロールの他端が、前記回転軸を回転させることにより前記ゴムシート材料の裏面に対して近接若しくは離間するように構成されている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の耳ゴム切除確認装置である。
本発明によれば、作業者がゴムシート材料に触れることなく、ゴムシート材料の両側縁部において耳ゴムが適切に札序されているか否かを安全に目視確認することができる耳ゴム切除確認装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る耳ゴム切除確認装置を概略的に示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る耳ゴム切除確認装置を正面から見た斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る耳ゴム切除確認装置を示す図であって、(a)は平面図、(b)は裏面図、(c)は側面図である。 従来の耳ゴムの切除を確認する方法を概略的に示す斜視図である。
以下、本発明を実施の形態に基づき、図面を用いて説明する。
1.本実施の形態に係る耳ゴム切除確認装置の構成
図1は本実施の形態に係る耳ゴム切除確認装置を概略的に示す斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る耳ゴム切除確認装置は、テキスタイル反にトッピングゴムが被覆されたゴムシート材料の両側縁部に形成された耳ゴムを切除する耳ゴム切除装置(図示せず)の下流側にフリーロール2が配置されており、搬送されてきたゴムシート材料Aの両側縁部A1の裏面にフリーロール2が接触することにより、ゴムシート材料Aの両側縁部A1が正面側に折り返されるように構成されている。
このように、フリーロール2を用いて、ゴムシート材料Aの両側縁部A1を正面側に折り返す作業を機械的に行うことにより、作業者が搬送中のゴムシート材料Aに触れることなく、ゴムシート材料Aの両側縁部A1の耳ゴムが適切に切除されているか否かを安全に目視確認することができる。
以下、本実施の形態に係る耳ゴム切除確認装置について詳細に説明する。
図2は本実施の形態に係る耳ゴム切除確認装置を正面側から見た斜視図である。図3は本実施の形態に係る耳ゴム切除確認装置を示す図であって、(a)は平面図、(b)は裏面図、(c)は側面図である。
図2および図3に示すように、本実施の形態に係る耳ゴム切除確認装置は、搬送中のゴムシート材料Aの両側縁部A1の裏面に接触するフリーロール2と、フリーロール2の一端が取付けられた回転軸1とを備えている。
図2に示すように、回転軸1は、搬送中のゴムシート材料Aの正面側に設けられた取付けフレーム4からゴムシート材料Aの搬送方向に沿って立設されている。
また、フリーロール2は、自由端である他端2aが、搬送中のゴムシート材料Aの裏面側に位置するように回転軸1に取付けられている。そして、本実施の形態においては、フリーロール2のゴムシート材料に接触する側(他端2a側)が、ゴムシート材料Aの搬送方向に垂直な線に対して下流側に向けられるようにフリーロール2が傾斜している。
また、本実施の形態においては、回転軸1を回転させることによりゴムシート材料Aの裏面に対して、フリーロール2の他端2aが近接若しくは離間するように回転(スイング)させるための機構(回転機構)がさらに備えられており、これにより、必要に応じてゴムシート材料Aの裏面にフリーロール2を接触させることができる。
この回転機構は、図2および図3に示すように、ゴムシート材料Aの裏面から離間する方向にフリーロール2がスイングするように回転軸1を付勢するスプリング3aと、プレート3eを介してスプリング3aに接続されているワイヤー3bと、ワイヤー3bに接続されている操作レバー3dとを備えている。なお、図中の符号3cはワイヤー3bを案内するプーリーである。
2.本実施の形態に係る耳ゴム切除確認装置を用いた耳ゴム切除の確認
次に、本実施の形態に係る耳ゴム切除確認装置を用いて、ゴムシート材料Aの両側縁部A1を正面側に折り返して、ゴムシート材料の耳ゴムが適切に切除されたか否かを目視確認する手順を説明する。
図2および図3に示すように、先ず、作業者が操作レバー3dを引く。これにより、ワイヤー3bとプレート3eを介してスプリング3aが引っ張られて伸びると共に、スプリング3aによって付勢されていた方向とは反対の方向に回転軸1が回転する。これにより、図2の矢印イに示すように、回転軸1に取付けられたフリーロール2がゴムシート材料Aの裏面に近接する方向に回転する。
そして、操作レバー3dをさらに引くことにより、フリーロール2の他端2a側がゴムシート材料Aの両側縁部A1の背面に接触して、ゴムシート材料Aの両側縁部A1を正面側に折り返して、作業者の正面にゴムシート材料Aの両側縁部A1を向ける。そして、作業者が、正面側に向けられた両側縁部A1を目視により確認して、搬送中のゴムシート材料Aの耳ゴムのカットが適切に行なわれているか否かを判断する。
目視確認を行った後は、作業者が操作レバー3dから手を離すことにより、回転軸1がスプリング3aにより付勢される方向に回転し、ゴムシート材料Aの両側縁部A1の裏面から離間する方向に向かってフリーロール2が回転して目視確認を行う前の状態に戻る。
このように、本実施の形態に係る耳ゴム切除確認装置によれば、搬送中のゴムシート材料Aの両側縁部A1の裏面に適宜フリーロール2を接触させることにより、ゴムシート材料Aの両側縁部A1を正面側に向ける作業を機械的に行うことができるため、作業者が搬送中のゴムシート材料に直接触れることなく、ゴムシート材料の耳ゴムが適切に切除されたか否かを目視確認することができ、タイヤ生産工程における安全性を向上させることができる。
なお、フリーロール2がゴムシート材料Aの搬送方向に垂直な線に沿って配置されていると、搬送中のゴムシート材料Aに蛇行やシワが生じる恐れがあるため、上記したように、他端2a側がゴムシート材料Aの搬送方向に垂直な線に対して下流側に向けられるようにフリーロール2が傾斜していることが好ましい。以下、ゴムシート材料Aの搬送方向に垂直な線に対して下流側を「プラス側」、上流側を「マイナス側」として説明する。
即ち、他端2a側がゴムシート材料Aの搬送方向に垂直な線に対して下流側(プラス側)に向けられるようにフリーロール2が傾斜されている場合、フリーロール2がゴムシート材料Aの裏面に接触することにより、ゴムシート材料Aに幅を広げる方向の力が加えられながら搬送されるため、耳ゴムが適切に切除されているか否かを確認すると共に、蛇行やシワが発生することを適切に防止することができる。
なお、上記とは逆に、他端2a側が搬送方向の上流側(マイナス側)に向けられるようにフリーロール2が傾斜されている場合には、ゴムシート材料Aに幅を狭める方向の力が加えられながら搬送されるため、蛇行やシワなどが発生しやすくなる恐れがある。
そして、上記したように、他端2a側がゴムシート材料Aの搬送方向に垂直な線に対して下流側に向けられるようにフリーロール2が傾斜されている耳ゴム切除確認装置は、耳ゴムが適切に切除されているか否かを確認すること以外に、搬送中のゴムシート材料Aの搬送位置の調整やシワ伸ばしなどにも用いることができる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、上記の実施の形態に対して種々の変更を加えることができる。
1 回転軸
2 フリーロール
2a フリーロールの他端
3a スプリング
3b ワイヤー
3c プーリー
3d 操作レバー
3e プレート
4 取付けフレーム
10 搬送ロール
A ゴムシート材料
A1 ゴムシート材料の両側縁部

Claims (3)

  1. テキスタイル反にトッピングゴムが被覆されたゴムシート材料の両側縁部に形成された耳ゴムを切除する耳ゴム切除装置の下流側にフリーロールが配置されており、
    搬送されてきた前記ゴムシート材料の両側縁部の裏面に前記フリーロールが接触することにより、前記ゴムシート材料の両側縁部が正面側に折り返されるように構成されている
    ことを特徴とする耳ゴム切除確認装置。
  2. 前記フリーロールの前記ゴムシート材料に接触する側が前記ゴムシート材料の搬送方向に垂直な線に対して下流側に向けられるように、前記フリーロールが傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の耳ゴム切除確認装置。
  3. 前記フリーロールの一端が、前記ゴムシート材料の両側縁部に沿って立設する回転軸に取付けられており、
    前記フリーロールの他端が、前記回転軸を回転させることにより前記ゴムシート材料の裏面に対して近接若しくは離間するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の耳ゴム切除確認装置。
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