JP2016064158A5 - - Google Patents
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Description
パチンコ機等の遊技機では、本体枠と扉枠との隙間からピアノ線等の細長い不正工具を遊技領域内に侵入させて、受入口への遊技媒体の受入れを検知するセンサを誤作動させたり、遊技領域内に植設された障害釘を曲げたりする不正行為が行われる問題があった。この問題に対して、扉枠を開閉可能に支持する一対のヒンジ機構の間に、弾性変形可能な板状のガイド部を備え、扉枠と本体枠の間にバール等を挿入して隙間を広げようとしても、弾性変形するガイド部によって隙間を覆って不正工具を挿入することができないようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、従来の遊技機では、線材を取り付けた遊技媒体を、通常の遊技媒体と同様に貯留部から遊技領域内へ発射して行うような不正行為については考慮されていなかった。
そこで、本発明は上記の実情に鑑み、遊技媒体に線材を付着して行われる不正行為を抑止することが可能な遊技機の提供を課題とするものである。
本発明は、
複数の遊技媒体を貯留可能な貯留手段と、
前記貯留手段に貯留された遊技媒体を通過口を介して発射位置に送り出す球送り手段と、
前記球送り手段により前記発射位置に送り出された遊技媒体を遊技領域に向けて一つずつ発射可能な発射手段と、
を具備する遊技機であって、
前記球送り手段は、
金属板材の先端から基端側へ向かって伸びる分割線を挟んで一方側の先端と他方側の先端とが相対的に遠ざかるように前記金属板材の板面に対して直角方向へ屈曲させ、基端側へ向かうに従って隙間が狭くなるように形成された不正防止部材を具備し、
前記通過口の開口縁の一部が前記金属板材における前記隙間と連通しており、
前記球送り手段には、前記不正防止部材を収容可能な収容部が形成され、
前記不正防止部材は、前記通過口の開口縁のうち、前記発射位置から発射された遊技媒体の進行方向側の部位に前記隙間が位置するように、前記収容部に収容される
ことを特徴とする。
また、本発明とは別に開示する別発明の手段を以下に示す。
手段1:遊技機において、
「遊技者の操作によって遊技媒体が打込まれる遊技領域と、
該遊技領域の後端を区画する透明板状の遊技パネルと、
該遊技パネルの後側における正面視における前記遊技領域内で所定配列に配置され、立体的で所定形状に形成されると共に透光性を有した複数の主装飾部と、
該主装飾部の後側に配置され光を拡散させる主拡散部と、
該主拡散部の後側に配置されると共に前方へ向けて光を照射可能とされ、前記遊技領域内に遊技媒体が打込まれることで変化する遊技状態に応じて発光可能とされた主発光手段と
を具備する」ものであることを特徴とする。
複数の遊技媒体を貯留可能な貯留手段と、
前記貯留手段に貯留された遊技媒体を通過口を介して発射位置に送り出す球送り手段と、
前記球送り手段により前記発射位置に送り出された遊技媒体を遊技領域に向けて一つずつ発射可能な発射手段と、
を具備する遊技機であって、
前記球送り手段は、
金属板材の先端から基端側へ向かって伸びる分割線を挟んで一方側の先端と他方側の先端とが相対的に遠ざかるように前記金属板材の板面に対して直角方向へ屈曲させ、基端側へ向かうに従って隙間が狭くなるように形成された不正防止部材を具備し、
前記通過口の開口縁の一部が前記金属板材における前記隙間と連通しており、
前記球送り手段には、前記不正防止部材を収容可能な収容部が形成され、
前記不正防止部材は、前記通過口の開口縁のうち、前記発射位置から発射された遊技媒体の進行方向側の部位に前記隙間が位置するように、前記収容部に収容される
ことを特徴とする。
また、本発明とは別に開示する別発明の手段を以下に示す。
手段1:遊技機において、
「遊技者の操作によって遊技媒体が打込まれる遊技領域と、
該遊技領域の後端を区画する透明板状の遊技パネルと、
該遊技パネルの後側における正面視における前記遊技領域内で所定配列に配置され、立体的で所定形状に形成されると共に透光性を有した複数の主装飾部と、
該主装飾部の後側に配置され光を拡散させる主拡散部と、
該主拡散部の後側に配置されると共に前方へ向けて光を照射可能とされ、前記遊技領域内に遊技媒体が打込まれることで変化する遊技状態に応じて発光可能とされた主発光手段と
を具備する」ものであることを特徴とする。
このように、本発明によれば、遊技媒体に線材を付着して行われる不正行為を抑止することが可能な遊技機を提供することができる。
Claims (2)
- 複数の遊技媒体を貯留可能な貯留手段と、
前記貯留手段に貯留された遊技媒体を通過口を介して発射位置に送り出す球送り手段と、
前記球送り手段により前記発射位置に送り出された遊技媒体を遊技領域に向けて一つずつ発射可能な発射手段と、
を具備する遊技機であって、
前記球送り手段は、
金属板材の先端から基端側へ向かって伸びる分割線を挟んで一方側の先端と他方側の先端とが相対的に遠ざかるように前記金属板材の板面に対して直角方向へ屈曲させ、基端側へ向かうに従って隙間が狭くなるように形成された不正防止部材を具備し、
前記通過口の開口縁の一部が前記金属板材における前記隙間と連通しており、
前記球送り手段には、前記不正防止部材を収容可能な収容部が形成され、
前記不正防止部材は、前記通過口の開口縁のうち、前記発射位置から発射された遊技媒体の進行方向側の部位に前記隙間が位置するように、前記収容部に収容される
ことを特徴とする遊技機。 - 前記通過口は、遊技媒体が通過可能な第1開口と、該第1開口よりも小さく線材が進入可能な第2開口とが連続して形成されたものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015243687A JP6066528B2 (ja) | 2015-12-15 | 2015-12-15 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015243687A JP6066528B2 (ja) | 2015-12-15 | 2015-12-15 | 遊技機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011204502A Division JP2013063211A (ja) | 2011-09-20 | 2011-09-20 | 遊技機 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016064158A JP2016064158A (ja) | 2016-04-28 |
JP2016064158A5 true JP2016064158A5 (ja) | 2016-07-07 |
JP6066528B2 JP6066528B2 (ja) | 2017-01-25 |
Family
ID=55804438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015243687A Active JP6066528B2 (ja) | 2015-12-15 | 2015-12-15 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6066528B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6090946B2 (ja) * | 2015-11-17 | 2017-03-08 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2016209681A (ja) * | 2016-09-15 | 2016-12-15 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008073340A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
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2015
- 2015-12-15 JP JP2015243687A patent/JP6066528B2/ja active Active