JP2016026817A5 - - Google Patents
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Description
パチンコ機等の遊技機では、本体枠と扉枠との隙間からピアノ線等の細長い不正工具を遊技領域内に侵入させて、受入口への遊技媒体の受入れを検知するセンサを誤作動させたり、遊技領域内に植設された障害釘を曲げたりする不正行為が行われる問題があった。この問題に対して、扉枠を開閉可能に支持する一対のヒンジ機構の間に、弾性変形可能な板状のガイド部を備え、扉枠と本体枠の間にバール等を挿入して隙間を広げようとしても、弾性変形するガイド部によって隙間を覆って不正工具を挿入することができないようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、従来の遊技機では、線材を取り付けた遊技媒体を、通常の遊技媒体と同様に貯留部から遊技領域内へ発射して行うような不正行為については考慮されていなかった。
そこで、本発明は上記の実情に鑑み、遊技媒体に線材を付着して行われる不正行為を抑止することが可能な遊技機の提供を課題とするものである。
本発明は、
複数の遊技媒体を貯留可能な貯留手段と、
前記貯留手段に貯留された遊技媒体を通過口を介して発射位置に送り出す球送り手段と、
前記球送り手段により前記発射位置に送り出された遊技媒体を遊技領域に向けて一つずつ発射可能な発射手段と、
を具備する遊技機であって、
前記球送り手段は、
金属板材の先端から基端側へ向かって伸びる分割線を挟んで一方側の先端と他方側の先端とが相対的に遠ざかるように前記金属板材の板面に対して前記一方側の先端のみを直角方向へ屈曲させ、基端側へ向かうに従って隙間が狭くなるように形成された不正防止部材を具備し、
前記通過口の開口縁の一部が前記金属板材における前記隙間と連通しており、
前記球送り手段には、前記不正防止部材を収容可能な収容部が形成され、該収容部に前記不正防止部材が設けられる
ことを特徴とする。
また、本発明とは別に開示する別発明の手段を以下に示す。
手段1:遊技機において、
「遊技者の操作によって遊技媒体が打込まれる遊技領域と、
該遊技領域の後端を区画し、正面視略中央に前後方向へ貫通した所定広さの開口部を有する板状の遊技パネルと、
該遊技パネルの前面に取付けられ、前記開口部に略沿って前方へ突出して遊技媒体の通過を遮断可能とされた周壁部、及び該周壁部の内側で前後方向へ貫通した略矩形状の窓部を有した枠状のセンター役物と、
該センター役物の前記窓部を通して遊技者側から視認可能とされると共に、前記遊技パネルの後側に配置され、所定の演出画像を表示可能な演出表示手段と、
該演出表示手段よりも前側且つ正面視で前記センター役物の前記窓部における特定辺に接するように遊技者側から視認可能な状態で配置され、該特定辺の長さと略同じ長さで立体的に造形された装飾本体と、
該装飾本体の長手方向基端側から交差する方向で正面視前記遊技領域中央側の方向へ延びたステー部と、
該ステー部における前記装飾本体とは反対側の基端側を前後方向へ延びた軸心周りに回動可能に支持するスライドベースと、
該スライドベースに取付けられ、前記遊技領域内に遊技媒体が打込まれることで変化する遊技状態に応じて、前記装飾本体が前記特定辺と略平行となるように位置した第一回動位置と前記装飾本体が前記特定辺に対して交差する辺と略平行となるように位置した第二回動位置との間で回動するように前記ステー部を回動駆動させる回動駆動機構と、
該回動駆動機構と共に前記スライドベースを、前記窓部における前記特定辺に対して交差する辺と略平行な方向へスライド可能に支持し、前記遊技パネルと前記演出表示手段との間で且つ正面視前記窓部よりも外側に配置されるユニットベースと、
該ユニットベースに取付けられ、遊技状態に応じて、前記スライドベースが正面視前記遊技領域の中央側に位置した第一スライド位置と前記スライドベースが前記特定辺に接近した第二スライド位置との間で前記スライドベースをスライド駆動させるスライド駆動機構と
を具備する」ものであることを特徴とする。
複数の遊技媒体を貯留可能な貯留手段と、
前記貯留手段に貯留された遊技媒体を通過口を介して発射位置に送り出す球送り手段と、
前記球送り手段により前記発射位置に送り出された遊技媒体を遊技領域に向けて一つずつ発射可能な発射手段と、
を具備する遊技機であって、
前記球送り手段は、
金属板材の先端から基端側へ向かって伸びる分割線を挟んで一方側の先端と他方側の先端とが相対的に遠ざかるように前記金属板材の板面に対して前記一方側の先端のみを直角方向へ屈曲させ、基端側へ向かうに従って隙間が狭くなるように形成された不正防止部材を具備し、
前記通過口の開口縁の一部が前記金属板材における前記隙間と連通しており、
前記球送り手段には、前記不正防止部材を収容可能な収容部が形成され、該収容部に前記不正防止部材が設けられる
ことを特徴とする。
また、本発明とは別に開示する別発明の手段を以下に示す。
手段1:遊技機において、
「遊技者の操作によって遊技媒体が打込まれる遊技領域と、
該遊技領域の後端を区画し、正面視略中央に前後方向へ貫通した所定広さの開口部を有する板状の遊技パネルと、
該遊技パネルの前面に取付けられ、前記開口部に略沿って前方へ突出して遊技媒体の通過を遮断可能とされた周壁部、及び該周壁部の内側で前後方向へ貫通した略矩形状の窓部を有した枠状のセンター役物と、
該センター役物の前記窓部を通して遊技者側から視認可能とされると共に、前記遊技パネルの後側に配置され、所定の演出画像を表示可能な演出表示手段と、
該演出表示手段よりも前側且つ正面視で前記センター役物の前記窓部における特定辺に接するように遊技者側から視認可能な状態で配置され、該特定辺の長さと略同じ長さで立体的に造形された装飾本体と、
該装飾本体の長手方向基端側から交差する方向で正面視前記遊技領域中央側の方向へ延びたステー部と、
該ステー部における前記装飾本体とは反対側の基端側を前後方向へ延びた軸心周りに回動可能に支持するスライドベースと、
該スライドベースに取付けられ、前記遊技領域内に遊技媒体が打込まれることで変化する遊技状態に応じて、前記装飾本体が前記特定辺と略平行となるように位置した第一回動位置と前記装飾本体が前記特定辺に対して交差する辺と略平行となるように位置した第二回動位置との間で回動するように前記ステー部を回動駆動させる回動駆動機構と、
該回動駆動機構と共に前記スライドベースを、前記窓部における前記特定辺に対して交差する辺と略平行な方向へスライド可能に支持し、前記遊技パネルと前記演出表示手段との間で且つ正面視前記窓部よりも外側に配置されるユニットベースと、
該ユニットベースに取付けられ、遊技状態に応じて、前記スライドベースが正面視前記遊技領域の中央側に位置した第一スライド位置と前記スライドベースが前記特定辺に接近した第二スライド位置との間で前記スライドベースをスライド駆動させるスライド駆動機構と
を具備する」ものであることを特徴とする。
このように、本発明によれば、遊技媒体に線材を付着して行われる不正行為を抑止することが可能な遊技機を提供することができる。
Claims (2)
- 複数の遊技媒体を貯留可能な貯留手段と、
前記貯留手段に貯留された遊技媒体を通過口を介して発射位置に送り出す球送り手段と、
前記球送り手段により前記発射位置に送り出された遊技媒体を遊技領域に向けて一つずつ発射可能な発射手段と、
を具備する遊技機であって、
前記球送り手段は、
金属板材の先端から基端側へ向かって伸びる分割線を挟んで一方側の先端と他方側の先端とが相対的に遠ざかるように前記金属板材の板面に対して前記一方側の先端のみを直角方向へ屈曲させ、基端側へ向かうに従って隙間が狭くなるように形成された不正防止部材を具備し、
前記通過口の開口縁の一部が前記金属板材における前記隙間と連通しており、
前記球送り手段には、前記不正防止部材を収容可能な収容部が形成され、該収容部に前記不正防止部材が設けられる
ことを特徴とする遊技機。 - 前記通過口は、遊技媒体が通過可能な第1開口と、該第1開口よりも小さく線材が進入可能な第2開口とが連続して形成されたものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2015218089A JP6137568B2 (ja) | 2015-11-06 | 2015-11-06 | 遊技機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015218089A JP6137568B2 (ja) | 2015-11-06 | 2015-11-06 | 遊技機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011204503A Division JP2013063212A (ja) | 2011-09-20 | 2011-09-20 | 遊技機 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016026817A JP2016026817A (ja) | 2016-02-18 |
JP2016026817A5 true JP2016026817A5 (ja) | 2016-07-07 |
JP6137568B2 JP6137568B2 (ja) | 2017-05-31 |
Family
ID=55352470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015218089A Active JP6137568B2 (ja) | 2015-11-06 | 2015-11-06 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6137568B2 (ja) |
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CN107514908B (zh) * | 2017-08-17 | 2019-03-22 | 安徽浦进轨道装备有限公司 | 一种用于轨道配件加工的上料机构 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP5618375B2 (ja) * | 2011-06-30 | 2014-11-05 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
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2015
- 2015-11-06 JP JP2015218089A patent/JP6137568B2/ja active Active