JP2016105879A5 - - Google Patents
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Description
パチンコ機等の遊技機では、本体枠と扉枠との隙間からピアノ線等の細長い不正工具を遊技領域内に侵入させて、受入口への遊技媒体の受入れを検知するセンサを誤作動させたり、遊技領域内に植設された障害釘を曲げたりする不正行為が行われる問題があった。この問題に対して、扉枠を開閉可能に支持する一対のヒンジ機構の間に、弾性変形可能な板状のガイド部を備え、扉枠と本体枠の間にバール等を挿入して隙間を広げようとしても、弾性変形するガイド部によって隙間を覆って不正工具を挿入することができないようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、従来の遊技機では、線材を取り付けた遊技媒体を、通常の遊技媒体と同様に貯留部から遊技領域内へ発射して行うような不正行為については考慮されていなかった。
そこで、本発明は上記の実情に鑑み、遊技媒体に線材を付着して行われる不正行為を抑止することが可能な遊技機の提供を課題とするものである。
本発明は、
遊技機の前面側を構成する前扉と、
前記前扉の前面に設けられ、複数の遊技媒体を貯留可能な貯留手段と、
前記前扉の後面に設けられ、前記貯留手段に貯留された遊技媒体を通過口を介して発射位置に送り出す球送り手段と、
前記球送り手段により前記発射位置に送り出された遊技媒体を遊技領域に向けて一つずつ発射可能な発射手段と、
を具備する遊技機であって、
前記球送り手段は、
金属板材の先端から基端側へ向かって伸びる分割線を挟んで一方側の先端と他方側の先端とが相対的に遠ざかるように前記金属板材の板面に対して前記一方側の先端のみを直角方向へ屈曲させ、基端側へ向かうに従って隙間が狭くなるように形成された不正防止部材を具備し、
前記金属板材は、遊技媒体に設けられる線材を前記隙間に誘導可能な誘導部を有し、該誘導部は、前記金属板材の先端から前記分割線に向けて斜状に形成され、
前記球送り手段には、前記不正防止部材を収容可能な収容部が形成され、
前記通過口の、前記発射位置から発射された遊技媒体の進行方向側の所定部位に前記隙間が位置するように、前記不正防止部材が前記収容部に収容され、
前記前扉が閉鎖された状態になると、前記通過口を介して遊技媒体を前記発射位置に送出可能になり、前記発射手段により発射された遊技媒体に設けられた線材を、前記前扉側の前記不正防止部材の前記隙間に誘導可能になる
ことを特徴とする。
また、本発明とは別に開示する別発明の手段を以下に示す。
手段1:遊技機において、
「遊技者の操作によって遊技媒体が打込まれる遊技領域と、
該遊技領域の正面投影範囲内で遊技者側から視認可能に配置され、所定の演出画像を表示可能な演出表示手段と、
該演出表示手段における表示画面の前方に配置され、該表示画面に対して略平行な方向へ延びた軸周りを前記遊技領域内へ遊技媒体が打込まれることで変化する遊技状態に応じて回転可能とされると共に外周に所定の装飾が施された回転装飾体、及び複数の該回転装飾体を同軸状に支持する支持ベースを有した可動装飾ユニットと
を具備する」ものであることを特徴とする。
遊技機の前面側を構成する前扉と、
前記前扉の前面に設けられ、複数の遊技媒体を貯留可能な貯留手段と、
前記前扉の後面に設けられ、前記貯留手段に貯留された遊技媒体を通過口を介して発射位置に送り出す球送り手段と、
前記球送り手段により前記発射位置に送り出された遊技媒体を遊技領域に向けて一つずつ発射可能な発射手段と、
を具備する遊技機であって、
前記球送り手段は、
金属板材の先端から基端側へ向かって伸びる分割線を挟んで一方側の先端と他方側の先端とが相対的に遠ざかるように前記金属板材の板面に対して前記一方側の先端のみを直角方向へ屈曲させ、基端側へ向かうに従って隙間が狭くなるように形成された不正防止部材を具備し、
前記金属板材は、遊技媒体に設けられる線材を前記隙間に誘導可能な誘導部を有し、該誘導部は、前記金属板材の先端から前記分割線に向けて斜状に形成され、
前記球送り手段には、前記不正防止部材を収容可能な収容部が形成され、
前記通過口の、前記発射位置から発射された遊技媒体の進行方向側の所定部位に前記隙間が位置するように、前記不正防止部材が前記収容部に収容され、
前記前扉が閉鎖された状態になると、前記通過口を介して遊技媒体を前記発射位置に送出可能になり、前記発射手段により発射された遊技媒体に設けられた線材を、前記前扉側の前記不正防止部材の前記隙間に誘導可能になる
ことを特徴とする。
また、本発明とは別に開示する別発明の手段を以下に示す。
手段1:遊技機において、
「遊技者の操作によって遊技媒体が打込まれる遊技領域と、
該遊技領域の正面投影範囲内で遊技者側から視認可能に配置され、所定の演出画像を表示可能な演出表示手段と、
該演出表示手段における表示画面の前方に配置され、該表示画面に対して略平行な方向へ延びた軸周りを前記遊技領域内へ遊技媒体が打込まれることで変化する遊技状態に応じて回転可能とされると共に外周に所定の装飾が施された回転装飾体、及び複数の該回転装飾体を同軸状に支持する支持ベースを有した可動装飾ユニットと
を具備する」ものであることを特徴とする。
このように、本発明によれば、遊技媒体に線材を付着して行われる不正行為を抑止することが可能な遊技機を提供することができる。
Claims (2)
- 遊技機の前面側を構成する前扉と、
前記前扉の前面に設けられ、複数の遊技媒体を貯留可能な貯留手段と、
前記前扉の後面に設けられ、前記貯留手段に貯留された遊技媒体を通過口を介して発射位置に送り出す球送り手段と、
前記球送り手段により前記発射位置に送り出された遊技媒体を遊技領域に向けて一つずつ発射可能な発射手段と、
を具備する遊技機であって、
前記球送り手段は、
金属板材の先端から基端側へ向かって伸びる分割線を挟んで一方側の先端と他方側の先端とが相対的に遠ざかるように前記金属板材の板面に対して前記一方側の先端のみを直角方向へ屈曲させ、基端側へ向かうに従って隙間が狭くなるように形成された不正防止部材を具備し、
前記金属板材は、遊技媒体に設けられる線材を前記隙間に誘導可能な誘導部を有し、該誘導部は、前記金属板材の先端から前記分割線に向けて斜状に形成され、
前記球送り手段には、前記不正防止部材を収容可能な収容部が形成され、
前記通過口の、前記発射位置から発射された遊技媒体の進行方向側の所定部位に前記隙間が位置するように、前記不正防止部材が前記収容部に収容され、
前記前扉が閉鎖された状態になると、前記通過口を介して遊技媒体を前記発射位置に送出可能になり、前記発射手段により発射された遊技媒体に設けられた線材を、前記前扉側の前記不正防止部材の前記隙間に誘導可能になる
ことを特徴とする遊技機。 - 前記通過口は、遊技媒体が通過可能な第1開口と、遊技媒体が通過不能であり線材が進入可能な第2開口と、が連続して形成されたものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016049839A JP6292724B2 (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016049839A JP6292724B2 (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 遊技機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012068729A Division JP2013198615A (ja) | 2012-03-26 | 2012-03-26 | 遊技機 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2016105879A5 true JP2016105879A5 (ja) | 2016-07-28 |
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Family
ID=56120230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016049839A Active JP6292724B2 (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 遊技機 |
Country Status (1)
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---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2011177270A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2012050767A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-15 | Sammy Corp | 弾球遊技機の球戻り防止装置 |
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JP2015224532A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-14 | 株式会社Lixil | 便器 |
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2016
- 2016-03-14 JP JP2016049839A patent/JP6292724B2/ja active Active