JP2016052555A5 - - Google Patents
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
この種の遊技機では、本体枠と扉枠との隙間からピアノ線等の細長い不正工具を遊技領域内に侵入させて、受入口への遊技媒体の受入れを検知するセンサを誤作動させたり、遊技領域内に植設された障害釘を曲げたりする不正行為が行われる問題があった。この問題に対して、扉枠を開閉可能に支持する一対のヒンジ機構の間に、弾性変形可能な板状のガイド部を備え、扉枠と本体枠の間にバール等を挿入して隙間を広げようとしても、弾性変形するガイド部によって隙間を覆って不正工具を挿入することができないようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、従来の遊技機では、線材を取り付けた遊技媒体を、通常の遊技媒体と同様に貯留部から遊技領域内へ発射して行うような不正行為については考慮されていなかった。
そこで、本発明は上記の実情に鑑み、遊技媒体に線材を付着して行われる不正行為を抑止することが可能な遊技機の提供を課題とするものである。
本発明は、
複数の遊技媒体を貯留可能な貯留手段と、
前記貯留手段に貯留された遊技媒体を通過口を介して発射位置に送り出す球送り手段と、
前記球送り手段により前記発射位置に送り出された遊技媒体を遊技領域に向けて一つずつ発射可能な発射手段と、
を具備する遊技機であって、
前記球送り手段は、
金属板材の先端から基端側へ向かって伸びる分割線を挟んで一方側の先端と他方側の先端とが相対的に遠ざかるように前記金属板材の板面に対して前記一方側の先端のみを直角方向へ屈曲させ、基端側へ向かうに従って隙間が狭くなるように形成された不正防止部材を具備し、
前記金属板材は、遊技媒体に設けられる線材を前記隙間に誘導可能な誘導部を有し、該誘導部は、前記金属板材の先端から前記分割線に向けて斜状に形成され、
前記通過口の開口縁のうち、前記発射位置から発射された遊技媒体の進行方向側の部位に、前記金属板材が配置されている、
ことを特徴とする。
また、本発明とは別に開示する別発明の手段を以下に示す。
手段1:「筐体の前面に表示領域を有し、該表示領域に図柄を表示する図柄表示装置と、
該図柄表示装置に隣接して配置され、前記図柄表示装置側に移動可能に支持された可動装飾部、及び該可動装飾部を遊技状態に基いて移動させる駆動機構を有する役物装置と
を備え、
前記図柄表示装置は、前記筐体における前記役物装置側の面に、前記可動装飾部の少なくとも一部が挿入される開口部を有する」
ことを特徴とする。
複数の遊技媒体を貯留可能な貯留手段と、
前記貯留手段に貯留された遊技媒体を通過口を介して発射位置に送り出す球送り手段と、
前記球送り手段により前記発射位置に送り出された遊技媒体を遊技領域に向けて一つずつ発射可能な発射手段と、
を具備する遊技機であって、
前記球送り手段は、
金属板材の先端から基端側へ向かって伸びる分割線を挟んで一方側の先端と他方側の先端とが相対的に遠ざかるように前記金属板材の板面に対して前記一方側の先端のみを直角方向へ屈曲させ、基端側へ向かうに従って隙間が狭くなるように形成された不正防止部材を具備し、
前記金属板材は、遊技媒体に設けられる線材を前記隙間に誘導可能な誘導部を有し、該誘導部は、前記金属板材の先端から前記分割線に向けて斜状に形成され、
前記通過口の開口縁のうち、前記発射位置から発射された遊技媒体の進行方向側の部位に、前記金属板材が配置されている、
ことを特徴とする。
また、本発明とは別に開示する別発明の手段を以下に示す。
手段1:「筐体の前面に表示領域を有し、該表示領域に図柄を表示する図柄表示装置と、
該図柄表示装置に隣接して配置され、前記図柄表示装置側に移動可能に支持された可動装飾部、及び該可動装飾部を遊技状態に基いて移動させる駆動機構を有する役物装置と
を備え、
前記図柄表示装置は、前記筐体における前記役物装置側の面に、前記可動装飾部の少なくとも一部が挿入される開口部を有する」
ことを特徴とする。
このように、本発明によれば、遊技媒体に線材を付着して行われる不正行為を抑止することが可能な遊技機を提供することができる。
Claims (2)
- 複数の遊技媒体を貯留可能な貯留手段と、
前記貯留手段に貯留された遊技媒体を通過口を介して発射位置に送り出す球送り手段と、
前記球送り手段により前記発射位置に送り出された遊技媒体を遊技領域に向けて一つずつ発射可能な発射手段と、
を具備する遊技機であって、
前記球送り手段は、
金属板材の先端から基端側へ向かって伸びる分割線を挟んで一方側の先端と他方側の先端とが相対的に遠ざかるように前記金属板材の板面に対して前記一方側の先端のみを直角方向へ屈曲させ、基端側へ向かうに従って隙間が狭くなるように形成された不正防止部材を具備し、
前記金属板材は、遊技媒体に設けられる線材を前記隙間に誘導可能な誘導部を有し、該誘導部は、前記金属板材の先端から前記分割線に向けて斜状に形成され、
前記通過口の開口縁のうち、前記発射位置から発射された遊技媒体の進行方向側の部位に、前記金属板材が配置されている、
ことを特徴とする遊技機。 - 前記通過口は、遊技媒体が通過可能な第1開口と、該第1開口よりも小さく線材が進入可能な第2開口とが連続して形成されたものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015224506A JP6137573B2 (ja) | 2015-11-17 | 2015-11-17 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015224506A JP6137573B2 (ja) | 2015-11-17 | 2015-11-17 | 遊技機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011248257A Division JP5934956B2 (ja) | 2011-11-14 | 2011-11-14 | 遊技機 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016052555A JP2016052555A (ja) | 2016-04-14 |
JP2016052555A5 true JP2016052555A5 (ja) | 2016-06-02 |
JP6137573B2 JP6137573B2 (ja) | 2017-05-31 |
Family
ID=55744774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015224506A Active JP6137573B2 (ja) | 2015-11-17 | 2015-11-17 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6137573B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5370940B2 (ja) * | 2009-01-30 | 2013-12-18 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP5374723B2 (ja) * | 2011-06-14 | 2013-12-25 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP5618375B2 (ja) * | 2011-06-30 | 2014-11-05 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
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2015
- 2015-11-17 JP JP2015224506A patent/JP6137573B2/ja active Active