JP2016064057A - 乾燥機 - Google Patents

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Akito Konishi
朗登 小西
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Abstract

【課題】多湿の乾燥用空気を凝縮によって除去する際の除湿効率を高める。
【解決手段】乾燥機は、冷媒回路を容器内に収容したヒートポンプユニットと、乾燥槽,上記ヒートポンプユニットおよび上記乾燥槽を、送風装置を介して環状に接続する乾燥用空気循環経路とを備え、上記冷媒回路の蒸発器(16)は、略水平方向に配置された入口側ヘッダーパイプ(25)および出口側ヘッダーパイプ(26)と、一端が上記入口側ヘッダーパイプ(25)に水平面と交差する方向に接続される一方、他端が上記出口側ヘッダーパイプ(26)に水平面と交差する方向に接続されると共に、両ヘッダーパイプ(25,26)の間に互いに平行に配列された複数の熱交換管(28,29)と、上記各熱交換管(28,29)に交差して接続されると共に、互いに隣接する熱交換管(28,29)の間に配列された複数の板状フィン(32)とを含んでいる。
【選択図】図3

Description

この発明は、乾燥機に関し、特に洗濯物等の濡れた布類を乾燥させる乾燥機に関する。
従来、乾燥機としての機能と洗濯機としての機能とを兼ね備えた洗濯乾燥機がある。この洗濯乾燥機においては、乾燥機の機能として、圧縮機,加熱器としての凝縮器,減圧装置,冷却器としての蒸発器および上記圧縮機を、冷媒配管で環状に接続して成る除湿装置を有している。さらに、洗濯槽,上記冷却器,上記加熱器および上記洗濯槽を、送風装置を有する風路とダクトとフレキシブルホースとで環状に接続している。
ところで、上記蒸発器として、特開平10‐300271号公報(特許文献1)に開示されたようなものがある。この蒸発器においては、略垂直に対峙する一対のヘッダーパイプと、これらのヘッダーパイプ間に互いに平行に配列されると共に、両ヘッダーパイプ間を連結する複数の熱交換管と、これら熱交換管と直交する方向に互いに平行に配設された複数の板状フィンとを有している。
上記特許文献1に開示された従来の蒸発器においては、上記複数の熱交換管は、略垂直に対峙する一対のヘッダーパイプ間を連結するように配置されている。つまり、略水平方向に配列されている。通常、蒸発器は、上記特許文献1のごとく、冷暖房機用として使用される場合には、液冷媒を総ての上記熱交換管に均等に行き渡らせるために上記熱交換管は水平に配置されている。
特開平10‐300271号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の蒸発器においては、以下のような問題がある。
すなわち、上記洗濯乾燥機の上記除湿装置における蒸発器の機能としては、上記熱交換管内の液冷媒を蒸発させることは元より、上記フレキシブルホースを介して洗濯槽から送風されてくる多湿の乾燥用空気を冷却して上記熱交換管の表面で乾燥用空気中の水蒸気を凝縮させる、つまり結露させる冷却器としての機能がある。
上記洗濯乾燥機の上記除湿装置における蒸発器として、上記特許文献1に開示された従来の蒸発器を適用した場合を想定する。その場合には、上記熱交換管が水平に配置されているために、上記熱交換管の表面で凝縮された結露水は滴下によって除去されることになる。その際に、熱交換管の表面に発生した結露水の水滴は、水滴に掛かる重力と上記送風装置の風力との合力が界面張力を上回ることによって落下することになる。したがって、上記結露水は、上記熱交換管と直交して配設された複数の板状フィンに邪魔されることと相まって落ち難く、除湿効率が悪いという問題がある。
そこで、この発明の課題は、多湿の乾燥用空気を凝縮によって除去する際の除湿効率を高めることができる乾燥機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の乾燥機は、
圧縮機,加熱器としての凝縮器,膨張弁を含む減圧装置,冷却器としての蒸発器および上記圧縮機を、冷媒配管で環状に接続して成る冷媒回路を容器内に収容したヒートポンプユニットと、
乾燥槽,上記ヒートポンプユニットおよび上記乾燥槽を、送風装置を介して環状に接続すると共に、上記乾燥槽内の乾燥用空気を、上記ヒートポンプユニット内を上記蒸発器側から上記凝縮器側に向かって循環させる乾燥用空気循環経路と
を備え、
上記蒸発器は、
略水平方向に配置されると共に、互いに対向する入口側ヘッダーパイプおよび出口側ヘッダーパイプと、
一端が上記入口側ヘッダーパイプに水平面と交差する方向に接続される一方、他端が上記出口側ヘッダーパイプに水平面と交差する方向に接続されると共に、上記両ヘッダーパイプの間に互いに平行に配列された複数の熱交換管と、
上記各熱交換管に交差するように接続されると共に、上記複数の熱交換管のうちの互いに隣接する熱交換管の間に配列された複数の板状フィンと
を含んでいる
ことを特徴としている。
また、一実施の形態の乾燥機では、
上記凝縮器は、
略垂直方向に配置されると共に、互いに対向する入口側ヘッダーパイプおよび出口側ヘッダーパイプと、
一端が上記入口側ヘッダーパイプに接続される一方、他端が上記出口側ヘッダーパイプに接続されると共に、上記両ヘッダーパイプの間に互いに平行に配列された複数の熱交換管と、
上記各熱交換管に交差するように接続されると共に、上記複数の熱交換管のうちの互いに隣接する熱交換管の間に配列された複数の板状フィンと
を含んでいる。
また、一実施の形態の乾燥機では、
上記蒸発器および上記凝縮器のうちの少なくとも何れか一方の板状フィンは、上記隣接する熱交換管の間にジグザグに配置されて上記各熱交換管に接続されている。
また、一実施の形態の乾燥機では、
上記蒸発器および上記凝縮器のうちの少なくとも何れか一方における上記熱交換管および上記板状フィンは、総てアルミニウムまたはアルミニウム合金で形成されている。
以上より明らかなように、この発明の乾燥機は、上記蒸発器において、略水平方向に並列された上記入口側ヘッダーパイプと上記出口側ヘッダーパイプとを、互いに平行に配列された複数の熱交換管で、水平面と交差する方向に接続している。したがって、上記熱交換管は、上記入口側ヘッダーパイプおよび上記出口側ヘッダーパイプから水平面と交差する方向に延在して配置されている。
そのために、水平面と交差する方向に傾斜して延在する上記熱交換管の表面に付着した結露水は、上記熱交換管の傾斜面に沿って落下し易く、上記熱交換管における離水性(水はけ性)をよくすることが可能になる。
すなわち、上記離水性がよい上記熱交換管に付着した結露水を、上記凝縮器側よりも風上であるために風力が強い風との相乗効果によって容易に除去することができ、除湿効率を高めることができるのである。
この発明の乾燥機が適用されたドラム式洗濯乾燥機における斜視図である。 図1に示すドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能を示す断面図である。 図2におけるヒートポンプユニットを構成する蒸発器を示す図である。 図2におけるヒートポンプユニットを構成する凝縮器を示す図である。 図3および図4における扁平管の断面形状を示す図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
・第1実施の形態
図1は、本実施の形態の乾燥機が適用されたドラム式洗濯乾燥機における外観を示す斜視図である。また、図2は上記ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能に関する概略構成を模式的に示す断面図である。
本ドラム式洗濯乾燥機は、図1に示すように、外箱1の正面に、運転動作を選択指示入力すると共に運転状態を表示する操作表示部4と、洗濯槽2および回転ドラム3(図2参照)の開口を開閉する扉5とを、備えている。ここで、洗濯槽2は、上記乾燥槽の一例である。
本ドラム式洗濯乾燥機は、図2に示すように、外箱1と、外箱1内に配置された洗濯槽2と、衣類等の洗濯物や乾燥対象物6が収容される回転ドラム3と、この回転ドラム3を中心軸J周りに回転駆動する駆動モータ7とを備えている。ここで、回転ドラム3は、洗濯槽2内に、水平方向に対して正面側で上向きとなる傾斜角を有する上記中心軸J回りに回転可能に配置されている。さらに、洗濯槽2および回転ドラム3は扉5側に開口を有しており、ユーザは、扉5を開くことによって回転ドラム3内に洗濯物や乾燥対象物6を出し入れすることができる。そして、扉5を閉じることによって、洗濯槽2は水密と気密とが保たれる。尚、中心軸Jの延在方向は、水平方向であっても構わない。
また、上記外箱1の背面側上部には、フィルタ収納部8を配置している。そして、フィルタ収納部8の吸気口8aと洗濯槽2の排気口9との間を、第1空気循環ダクト10を介して接続する一方、上記フィルタ収納部8の排気口8bとヒートポンプユニット11との間を、第2空気循環ダクト12を介して接続している。ヒートポンプユニット11は外箱1の背面側下部に配置されている。そして、ヒートポンプユニット11と洗濯槽2の吸気口13との間を送風ダクト14で接続している。また、送風ダクト14のヒートポンプユニット11側に、上記送風装置の一例としての循環ファン15を配設している。
上記洗濯槽2内の空気を、第1空気循環ダクト10とフィルタ収納部8と第2空気循環ダクト12とヒートポンプユニット11と送風ダクト14とを経て洗濯槽2内へと送風する乾燥用空気循環経路が形成されている。
また、上記回転ドラム3には、周面3Aに、洗濯槽2内への水や空気の流通を可能にする複数の貫通孔(図示せず)を形成している。さらに、回転ドラム3の底面3Bには、洗濯槽2の吸気口13に連通する複数の空気導入孔(図示せず)を形成している。これにより、ヒートポンプユニット11から送風ダクト14を通って供給される乾燥した加熱空気を、図2に矢印Yで示すように、洗濯槽2の吸気口13から回転ドラム3内に導入することができる。
また、上記回転ドラム3内に収容された衣類等の乾燥対象物6から水分を奪った加熱空気は吸湿空気となる。この吸湿空気は、図2に矢印Zで示すように回転ドラム3の周面3Aの上記貫通孔から洗濯槽2内に侵入し、洗濯槽2の排気口9から第1空気循環ダクト10を介してフィルタ収納部8に向けて排気され、このフィルタ収納部8から第2空気循環ダクト12を介してヒートポンプユニット11に導入される。
上記ヒートポンプユニット11は、蒸発器16と圧縮機17と凝縮器18と上記減圧装置としての膨張弁19とを冷媒配管20で接続して構成された冷媒回路を、容器内に収容して構成されている。圧縮機17で圧縮された冷媒が、凝縮器18,膨張弁19および蒸発器16の順に流れて、蒸発器16で第2空気循環ダクト12からの吸湿空気を冷却して乾燥させた後に凝縮器18で加熱して送風ダクト14に送出させる。その際に、圧縮機17の吐出側の冷媒配管20に、温度センサ21等を取り付けている。この温度センサ21で測定した冷媒温度に応じて、制御用コンピュータ等で構成した制御部22が圧縮機17の能力を制御可能になっている。また、必要に応じて制御部22によって膨張弁19の制御が行われる。
上記構成のドラム式洗濯乾燥機においては、操作表示部4(図1参照)から運転コースの選択や各工程の時間設定等が入力されると、その入力された選択情報や設定情報等に従って、制御部22によって洗濯から乾燥までを一連の動作として実行したり、乾燥運転のみを実行したりする。さらに、制御部22は、後に詳述するような本ドラム式洗濯乾燥機の運転状態の出力制御を行う運転状態出力制御部としても機能する。
上記乾燥運転では、回転ドラム3が駆動モータ7によって乾燥動作に対応する回転速度で回転されて、衣類等の乾燥対象物6を撹拌すると共に、ヒートポンプユニット11および循環ファン15が駆動されて乾燥用空気の循環が開始される。
その場合、上記ヒートポンプユニット11では、図2に示す圧縮機17によって冷媒が圧縮され、この冷媒は圧縮機17から冷媒配管20を通って凝縮器18,膨張弁19,蒸発器16および圧縮機17を順に循環する。そして、圧縮された冷媒の熱は、凝縮器18によって凝縮器18内に配設された熱交換管18Aに設けられたフィン18Bに接する空気に放熱されるので、加熱空気となって、循環ファン15から送風ダクト14を通って、洗濯槽2の吸気口13から回転ドラム3内に供給される。
これにより、上記加熱空気は、回転ドラム3内で撹拌される衣類等の乾燥対象物6から水分を奪った吸湿空気となって、洗濯槽2の排気口9から第1空気循環ダクト10に排出される。
上記第1空気循環ダクト10に送風された吸湿空気は、フィルタ収納部8,第2空気循環ダクト12を介してヒートポンプユニット11内の空間に入り、蒸発器16のフィン16Bを通過する際に熱が奪われて除湿される。尚、蒸発器16では、膨張弁19によって減圧されて低圧となった冷媒が、熱交換管16Aを流れている。
そして、上記蒸発器16で除湿されることによって生じた結露水は、図示しない貯水部に滴下し、除湿されて乾いた空気は凝縮器18に入って再び加熱される。上記貯水部に貯留された水は、排水ポンプが一定時間毎に運転されることによって、洗濯槽2内に排出され、排水弁が開かれることにより排水口から排水管路を通って外部に排水される。
乾燥用空気を上記ヒートポンプユニット11によって加熱,除湿するヒートポンプ方式の乾燥機能の構成は、蒸発器16で吸熱した熱を冷媒で回収して再び凝縮器18から放熱するので、圧縮機17に入力したエネルギー以上の熱量を衣類等の乾燥対象物6に与えることができ、乾燥時間の短縮と省エネルギーとを実現することが可能となる。
ここで、上記乾燥運転時に、回転ドラム3から第1空気循環ダクト10に導入される空気には衣類のほこりおよび糸くず等が含まれているので、第1空気循環ダクト10と第2空気循環ダクト12との間に、ほこりおよび糸くずを捕獲するフィルタ収納部8を設けている。このフィルタ収納部8によって、第2空気循環ダクト12を介してヒートポンプユニット11にほこりおよび糸くず等が入ることを防ぐことができる。
図3は、上記ヒートポンプユニット11を構成する蒸発器16を示す。但し、図3(a)は正面図であり、図3(b)は側面図である。
図3において、上記蒸発器16は、二つ折り構造を有している。すなわち、円形断面の入口側ヘッダーパイプ25と出口側ヘッダーパイプ26とが隣接して水平に並列されている。そして、入口側ヘッダーパイプ25と出口側ヘッダーパイプ26とが、逆U字型に形成されると共に平行に配列された上記熱交換管16Aとしての複数の熱交換管27,27,…によって接続されたパラレル型の構造を有している。
上記各熱交換管27は、図5に示すような断面形状を有すると共に、逆U字型に折り曲げられて、入口側ヘッダーパイプ25に接続された第1扁平管部28と、出口側ヘッダーパイプ26に接続された第2扁平管部29とで構成されている。
上記第1扁平管部28は入口側ヘッダーパイプ25に対して略直交するように接続されている。また、第2扁平管部29は出口側ヘッダーパイプ26に対して略直交するように接続されている。そして、第1扁平管部28と第2扁平管部29とは、平行に配列されている。
そして、上記入口側ヘッダーパイプ25および出口側ヘッダーパイプ26に対して略直角に接続された各熱交換管27は、互いに隣接する二つの熱交換管27における第1扁平管部28同士および第2扁平管部29同士が、薄い金属板で成る上記フィン16Bとしての板状フィン32によって接続されている。但し、上述のごとく配列された複数の熱交換管27のうち、最外側に位置する熱交換管27の第1扁平管部28および第2扁平管部29は、当該第1扁平管部28および第2扁平管部29の外側に並列された保持板33,34と、板状フィン32によって接続されている。
上記入口側ヘッダーパイプ25の両端は閉じられており、入口側の蓋部35には、液冷媒を導入するための冷媒導入管36が接続されている。一方、出口側ヘッダーパイプ26の両端は閉じられており、出口側の蓋部37には、ガス冷媒を導出するための冷媒導出管38が接続されている。
上記構成の蒸発器16において、水平に配置された入口側ヘッダーパイプ25に冷媒導入管36を介して導入された低圧の液冷媒は、略直角に接続されて垂直方向に延在する各熱交換管27の第1扁平管部28に一斉に分離して流れ込む。そして、各第1扁平管部28において、板状フィン32を介して吸収された空気中の熱との熱交換によって蒸発し、気液混合冷媒となって、第2扁平管部29に流れ込む。そして、第1扁平管部28の場合と同様に、板状フィン32を介して吸収された空気中の熱との熱交換によって蒸発し、ガス冷媒となって出口側ヘッダーパイプ26に流れ込む。こうして、各熱交換管27から集められたガス冷媒は、冷媒導出管38から圧縮機17に導出される。
一方、上記循環ファン15の回転によって、ヒートポンプユニット11内の蒸発器16周囲の空間に導入された吸湿空気は、板状フィン32および第1,第2扁平管部28,29を通過する際に熱が奪われて冷却され、水蒸気が凝縮されて結露水となって板状フィン32および第1,第2扁平管部28,29に付着することによって除湿される。
その場合、上記第1,第2扁平管部28,29は、略鉛直方向に配置されている。したがって、表面に付着した結露水滴は、上側の接触角と下側の接触角との変化による界面張力の低下によって、略鉛直方向に延在する第1,第2扁平管部28,29の表面に沿って落下し易く、離水性(水はけ性)がよい。
そして、上記蒸発器16は、図2に示すように、凝縮器18よりも送風通路の上流側に配置されているので、凝縮器18よりも風力が強い。したがって、離水性がよい第1,第2扁平管部28,29に付着した結露水は、凝縮器18側よりも風力が強い風との相乗効果によって容易に除去される。そのために、次々に結露水が発生可能となり、除湿効率を高めることができるのである。
ところで、本実施の形態では、上記蒸発器16における上記熱交換管である扁平管を、第1扁平管部28および第2扁平管部29でなる二つ折り構造にしている。このように、二つ折り構造にすることによって、多湿の乾燥空気が蒸発器16に接する機会を多くすることができ、結露させて除湿する能力を上げることができる。但し、凝縮器18との冷凍サイクルのバランスも考慮する必要があるため、効率的に動かすためには凝縮器18の大きさや風量によっては平面構造の方が良い場合もある。
以上のごとく、本実施の形態においては、ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機能を呈するヒートポンプユニット11において、蒸発器16は、水平に並列された入口側ヘッダーパイプ25と出口側ヘッダーパイプ26とを、逆U字型に形成されると共に平行に配列された複数の熱交換管27,27,…によって略垂直方向に接続して構成されている。したがって、上記各熱交換管27を構成すると共に、入口側ヘッダーパイプ25に略直交して接続された第1扁平管部28と、出口側ヘッダーパイプ26に略直交して接続された第2扁平管部29とは、略鉛直方向に配置されている。
したがって、略鉛直方向に延在する第1,第2扁平管部28,29の表面に付着した結露水は、第1,第2扁平管部28,29の面に沿って落下し易く、第1,第2扁平管部28,29における離水性(水はけ性)をよくすることが可能になる。
すなわち、本実施の形態によれば、上記離水性がよい第1,第2扁平管部28,29に付着した結露水を、凝縮器18側よりも風力が強い風との相乗効果によって容易に除去することができ、除湿効率を高めることができるのである。
尚、本実施の形態においては、第1扁平管部28を、水平方向に配置された入口側ヘッダーパイプ25に略直交して接続する一方、第2扁平管部29を、水平方向配置された出口側ヘッダーパイプ26に略直交して接続して、第1,第2扁平管部28,29を略鉛直方向に配置するようにしている。
しかしながら、この発明は、上記「略直交」に限定されるものではなく、第1,第2扁平管部28,29は水平方向に配置された両ヘッダーパイプ25,26と交差して接続されていればよい。すなわち、第1,第2扁平管部28,29は、水平方向と交差する方向に配置されていればよいのである。
また、本実施の形態においては、上記蒸発器16を二つ折り構造に構成しているが、平面構造であっても差し支えない。その場合には、入口側ヘッダーパイプ25と出口側ヘッダーパイプ26とを上下に離間させて水平方向に並列させ、直線状に形成された扁平管の両端を接続すればよい。
・第2実施の形態
本実施の形態は、上記第1実施の形態における蒸発器16の構成に加えて、凝縮器18の構成を特定することによって、蒸発器16との相乗効果を奏することに関する。
図4は、ヒートポンプユニット11を構成する凝縮器18を示す。但し、図4(a)は正面図であり、図4(b)は側面図であり、図4(c)は上面図である。
図4において、上記凝縮器18は、三つ折り構造を有している点と、各熱交換管が水平方向に延在する点とを除いて、上述した蒸発器16の場合と同様の構造を有している。
すなわち、円形断面の入口側ヘッダーパイプ41と出口側ヘッダーパイプ42とが垂直方向(鉛直方向)に並列されている。そして、入口側ヘッダーパイプ41と出口側ヘッダーパイプ42とが、平行に配列された複数の上記熱交換管18Aとしての熱交換管43,43,…によって接続されたパラレル型の構造を有している。ここで、各熱交換管43は、二箇所で逆方向に折り曲げられて、2つのU字型を逆向きに接続したS字形状に形成されている。
上記各熱交換管43は、図5に示すような断面形状を有する共に、入口側ヘッダーパイプ41に接続された第1扁平管部44と、出口側ヘッダーパイプ42に接続された第3扁平管部46と、第1扁平管部44と第3扁平管部46とに接続された第2扁平管部45とで構成されている。
上記第1扁平管部44は、入口側ヘッダーパイプ41に対して略直交するように接続されている。また、第3扁平管部46は、出口側ヘッダーパイプ42に対して略直交するように接続されている。そして、第1扁平管部44と第2扁平管部45と第3扁平管部46とは、平行に配列されている。
そして、上記入口側ヘッダーパイプ41と出口側ヘッダーパイプ42とに対して略直角に接続された各熱交換管43は、互いに隣接する二つの熱交換管43における第1扁平管部44同士,第2扁平管部45同士および第3扁平管部46同士が、薄い金属板で成る上記フィン18Bとしての板状フィン51によって接続されている。但し、上述のごとく配列された複数の熱交換管43のうち、最外側に位置する熱交換管43の第1扁平管部44,第2扁平管部45および第3扁平管部46は、当該第1扁平管部44,第2扁平管部45および第3扁平管部46の外側に並列された保持板52,53,54と、板状フィン51によって接続されている。
上記入口側ヘッダーパイプ41には、高圧のガス冷媒を導入するための冷媒導入管55が接続されている。一方、出口側ヘッダーパイプ42には、液冷媒を導出するための冷媒導出管56が接続されている。
上記構成の凝縮器18において、鉛直方向に配置された入口側ヘッダーパイプ41に導入された高圧のガス冷媒は、略直角に接続されて水平方向に延在する各熱交換管43の第1扁平管部44に一斉に分離して流れ込む。そして、各第1扁平管部44において、空気中の熱との熱交換によって凝縮し、気液混合冷媒となって第2扁平管部45に流れ込む。その際に放出された熱は、板状フィン51を介して外部空間に放出される。そして、第1扁平管部44の場合と同様に、第2,第3扁平管部45,46で熱交換が行われて凝縮し、液冷媒となって出口側ヘッダーパイプ42に流れ込む。その際に放出された熱は、板状フィン51を介して外部空間に放出される。こうして、各熱交換管43から集められた液冷媒は、冷媒導出管56から膨張弁19に導出される。
一方、上記循環ファン15の回転によって、ヒートポンプユニット11内の蒸発器16周囲の空間から凝縮器18周囲の空間に導入された冷却空気は、板状フィン51と第1〜第3扁平管部44〜46とを通過する際に放出される熱によって加熱される。
以上のごとく、本実施の形態においては、上記第1扁平管部28と第2扁平管部29とが略鉛直方向に配置された蒸発器16の下流側に、第1扁平管部44と第2扁平管部45と第3扁平管部46とが略水平方向に配置された凝縮器18を設置している。
このように、上記凝縮器18の熱交換管(第1〜第3扁平管部44〜46)の方向を、蒸発器16の熱交換管(第1,第2扁平管部28,29)の方向と略直交するようにしている。したがって、風上に位置する蒸発器16の第1,第2扁平管部28,29の間を通過した風が風下に位置する凝縮器18の第1〜第3扁平管部44〜46および板状フィン51に当たるようにでき、第1〜第3扁平管部44〜46および板状フィン51と風との接触機会を増やすことができる。その結果、凝縮器18の熱交換性能を向上させることができる。
尚、上記凝縮器18の第1〜第3扁平管部44〜46の方向を、蒸発器16の第1,第2扁平管部28,29の方向と平行にした場合には、蒸発器16の第1,第2扁平管部28,29の間を通過した風が凝縮器18の第1〜第3扁平管部44〜46の間をも通過してしまう確率が高く、凝縮器18の熱交換性能を向上させることができない。
尚、本実施の形態においては、上記第1扁平管部44を、垂直方向(鉛直方向)に配置された入口側ヘッダーパイプ41に略直交して接続する一方、第3扁平管部46を、垂直方向(鉛直方向)に配置された出口側ヘッダーパイプ42に略直交して接続して、第1〜第3扁平管部44〜46を略水平方向に配置するようにしている。
しかしながら、この発明は、上記「略直交」に限定されるものではなく、第1〜第3扁平管部44〜46は垂直方向(鉛直方向)に配置された両ヘッダーパイプ41,42と交差して接続されていればよい。すなわち、第1〜第3扁平管部44〜46は、垂直方向(鉛直方向)と交差する方向に配置されていればよいのである。
また、本実施の形態においては、上記凝縮器18を三つ折り構造に構成しているが、二つ折り構造や平面構造であっても差し支えない。蒸発器16との冷凍サイクルのバランスから効率を考慮して求めた凝縮器18としての必要面積と、設置箇所の面積との兼ね合いから、適宜設定すればよい。
・第3実施の形態
本実施の形態は、上記第1実施の形態における蒸発器16の板状フィン32、および、上記第2実施の形態における凝縮器18の板状フィン51の形状に関する。
本実施の形態では、上記第1実施の形態における蒸発器16において、互いに隣接する二つの熱交換管27における第1扁平管部28同士および第2扁平管部29同士を接続している板状フィン32を、薄い金属板をジグザグ形状に折り曲げて形成している。したがって、板状フィン32に付着した結露水は、水平では無くジグザグ形状に斜めに配置された板状フィン32の面に沿って落下し易く、離水性(水はけ性)を良くすることができる。また、ジグザグ形状にすることによって風に当たる面積を大きくすることができ、熱交換効率を高めることができる。
また、本実施の形態では、上記第2実施の形態における凝縮器18において、互いに隣接する二つの熱交換管43における第1扁平管部44同士,第2扁平管部45同士および第3扁平管部46同士を接続している板状フィン51を、薄い金属板をジグザグ形状に折り曲げて形成している。したがって、板状フィン51をジグザグ形状にすることによって風に当たる面積を大きくすることができ、熱交換効率を高めることができる。
・第4実施の形態
本実施の形態は、上記第1実施の形態における蒸発器16および上記第2実施の形態における凝縮器18の材質に関する。
本実施の形態においては、上記蒸発器16の板状フィン32と第1,第2扁平管部28,29、および、凝縮器18の板状フィン51と第1〜第3扁平管部44〜46とを、総てアルミニュウムまたはアルミニュウム合金で形成している。したがって、熱交換管を従来のごとく銅パイプで形成する場合に比して熱交換性に優れ、乾燥時間の短縮および消費電力の削減を図ることができる。
さらに、上記蒸発器16および凝縮器18の小型・軽量化を図ることができ、延いてはヒートポンプユニット11の小型・軽量化を図ることができる。したがって、生産性およびサービス性に関する利便性を向上させることができる。さらに、ヒートポンプユニット11の設置場所に関する設計の余裕度を向上させることができる。
尚、上記各実施の形態における扁平管部28,29,44,45,46の断面形状は、図5における図5(a)と図5(b)との何れの断面形状であっても差し支えない。図5(a)の断面形状を採用した場合には冷媒の流量を大きくできる一方、図5(b)に示す扁平多穴管の断面形状を採用した場合には冷媒の熱交換性を高めることができる。
また、上記各実施の形態においては、この発明を、乾燥機の機能を備えたドラム式洗濯乾燥機を例に挙げて説明している。しかしながら、この発明はドラム式洗濯乾燥機に限定されるものはなく、単独の乾燥機であっても一向に構わない。
以下、この発明を纏めると、この発明の乾燥機は、
圧縮機17,加熱器としての凝縮器18,膨張弁を含む減圧装置19,冷却器としての蒸発器16および上記圧縮機17を、冷媒配管20で環状に接続して成る冷媒回路を容器内に収容したヒートポンプユニット11と、
乾燥槽2,上記ヒートポンプユニット11および上記乾燥槽2を、送風装置15を介して環状に接続すると共に、上記乾燥槽2内の乾燥用空気を、上記ヒートポンプユニット11内を上記蒸発器16側から上記凝縮器18側に向かって循環させる乾燥用空気循環経路10,12,14と
を備え、
上記蒸発器16は、
略水平方向に配置されると共に、互いに対向する入口側ヘッダーパイプ25および出口側ヘッダーパイプ26と、
一端が上記入口側ヘッダーパイプ25に水平面と交差する方向に接続される一方、他端が上記出口側ヘッダーパイプ26に水平面と交差する方向に接続されると共に、上記両ヘッダーパイプ25,26の間に互いに平行に配列された複数の熱交換管27と、
上記各熱交換管27に交差するように接続されると共に、上記複数の熱交換管27のうちの互いに隣接する熱交換管27の間に配列された複数の板状フィン32と
を含んでいる
ことを特徴としている。
上記構成によれば、上記蒸発器16は、略水平方向に並列された上記入口側ヘッダーパイプ25と上記出口側ヘッダーパイプ26とを、互いに平行に配列された複数の熱交換管27で水平面と交差する方向に接続している。したがって、上記熱交換管27は、上記入口側ヘッダーパイプ25および上記出口側ヘッダーパイプ26から水平面と交差する方向に延在して配置されている。
そのために、水平面と交差する方向に傾斜して延在する上記熱交換管27の表面に付着した結露水は、上記熱交換管27の傾斜面に沿って落下し易く、上記熱交換管27における離水性(水はけ性)をよくすることが可能になる。
すなわち、上記離水性がよい上記熱交換管27に付着した結露水を、上記凝縮器18側よりも風上であるために風力が強い風との相乗効果によって容易に除去することができ、除湿効率を高めることができる。
また、一実施の形態の乾燥機では、
上記凝縮器18は、
略垂直方向に配置されると共に、互いに対向する入口側ヘッダーパイプ41および出口側ヘッダーパイプ42と、
一端が上記入口側ヘッダーパイプ41に接続される一方、他端が上記出口側ヘッダーパイプ42に接続されると共に、上記両ヘッダーパイプ41,42の間に互いに平行に配列された複数の熱交換管43と、
上記各熱交換管43に交差するように接続されると共に、上記複数の熱交換管43のうちの互いに隣接する熱交換管43の間に配列された複数の板状フィン51と
を含んでいる。
この実施の形態によれば、上記凝縮器18は、略垂直方向(鉛直方向)に並列された上記入口側ヘッダーパイプ41と出口側ヘッダーパイプ42とを、互いに平行に配列された複数の熱交換管43で接続している。したがって、上記熱交換管43は、垂直方向と交差する方向に配置されている。
このように、上記凝縮器18の上記熱交換管43の方向を、上記蒸発器16の上記熱交換管27の方向と交差するようにしている。したがって、風上に位置する上記蒸発器16の各上記熱交換管27の間を通過した風が風下に位置する上記凝縮器18の各熱交換管43および上記板状フィン51に当たるようにでき、上記凝縮器18の各熱交換管43および上記板状フィン51と風との接触機会を増やすことができる。その結果、上記凝縮器18の熱交換性能を向上させることができる。
また、一実施の形態の乾燥機では、
上記蒸発器16および上記凝縮器18のうちの少なくとも何れか一方の板状フィンは、上記隣接する熱交換管の間にジグザグに配置されて上記各熱交換管に接続されている。
この実施の形態によれば、上記蒸発器16におけるジグザグ形状に折り曲げられた上記板状フィン32に付着した結露水は、水平ではなく斜めに配置された上記板状フィン32の面に沿って落下し易く、離水性(水はけ性)を良くすることができる。また、ジグザグ形状にすることによって風に当たる面積を大きくすることができ、熱交換効率を高めることができる。
さらに、上記凝縮器18におけるジグザグ形状に折り曲げられた上記板状フィン51の風に当たる面積を大きくすることができ、熱交換効率を高めることができる。
また、一実施の形態の乾燥機では、
上記蒸発器16および上記凝縮器18のうちの少なくとも何れか一方における上記熱交換管および上記板状フィンは、総て、アルミニウムまたはアルミニウム合金で形成れている。
この実施の形態によれば、上記熱交換管27,43をアルミニウムまたはアルミニウム合金で形成するので、従来のごとく銅パイプで形成する場合に比して熱交換性に優れ、乾燥時間の短縮および消費電力の削減を図ることができる。
さらに、上記蒸発器16および凝縮器18の小型・軽量化を図ることができ、延いてはヒートポンプユニット11の小型・軽量化を図ることができる。したがって、生産性およびサービス性に関する利便性を向上させることができる。さらに、ヒートポンプユニット11の設置場所に関する設計の余裕度を向上させることができる。
1…外箱
2…洗濯槽(乾燥槽)
3…回転ドラム
4…操作表示部
5…扉
6…乾燥対象物
7…駆動モータ
8…フィルタ収納部
9…排気口
10…第1空気循環ダクト
11…ヒートポンプユニット
12…第2空気循環ダクト
13…吸気口
14…送風ダクト
15…循環ファン
16…蒸発器
18…凝縮器
19…膨張弁
22…制御部
25,41…入口側ヘッダーパイプ
26,42…出口側ヘッダーパイプ
27,43…熱交換管
28,29,44,45,46…扁平管部
32,51…板状フィン
33,34,52,53,54…保持板
35…入口側ヘッダーパイプの蓋部
36,55…冷媒導入管
37…出口側ヘッダーパイプの蓋部
38,56…冷媒導出管

Claims (4)

  1. 圧縮機,加熱器としての凝縮器,減圧装置,冷却器としての蒸発器および上記圧縮機を、冷媒配管で環状に接続して成る冷媒回路を容器内に収容したヒートポンプユニットと、
    乾燥槽,上記ヒートポンプユニットおよび上記乾燥槽を、送風装置を介して環状に接続すると共に、上記乾燥槽内の乾燥用空気を、上記ヒートポンプユニット内を上記蒸発器側から上記凝縮器側に向かって循環させる乾燥用空気循環経路と
    を備え、
    上記蒸発器は、
    略水平方向に配置されると共に、互いに対向する入口側ヘッダーパイプおよび出口側ヘッダーパイプと、
    一端が上記入口側ヘッダーパイプに水平面と交差する方向に接続される一方、他端が上記出口側ヘッダーパイプに水平面と交差する方向に接続されると共に、上記両ヘッダーパイプの間に互いに平行に配列された複数の熱交換管と、
    上記各熱交換管に交差するように接続されると共に、上記複数の熱交換管のうちの互いに隣接する熱交換管の間に配列された複数の板状フィンと
    を含んでいる
    ことを特徴とする乾燥機。
  2. 請求項1に記載の乾燥機において、
    上記凝縮器は、
    略垂直方向に配置されると共に、互いに対向する入口側ヘッダーパイプおよび出口側ヘッダーパイプと、
    一端が上記入口側ヘッダーパイプに接続される一方、他端が上記出口側ヘッダーパイプに接続されると共に、上記両ヘッダーパイプの間に互いに平行に配列された複数の熱交換管と、
    上記各熱交換管に交差するように接続されると共に、上記複数の熱交換管のうちの互いに隣接する熱交換管の間に配列された複数の板状フィンと
    を含んでいる
    ことを特徴とする乾燥機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の乾燥機において、
    上記蒸発器および上記凝縮器のうちの少なくとも何れか一方の板状フィンは、上記隣接する熱交換管の間にジグザグに配置されて上記各熱交換管に接続されている
    ことを特徴とする乾燥機。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか一つに記載の乾燥機において、
    上記蒸発器および上記凝縮器のうちの少なくとも何れか一方における上記熱交換管および上記板状フィンは、総てアルミニウムまたはアルミニウム合金で形成されている
    ことを特徴とする乾燥機。
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