JP2016062372A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
請求項1の発明は、顧客を撮影した画像から、該顧客が商品を把持した行動を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された把持の対象となった商品を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された商品又は該商品に類似する商品と組み合わせる第2の商品を抽出する第2の抽出手段と、前記第2の抽出手段によって抽出された第2の商品を提示する提示手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に1対1に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(1対1対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
具体的には、撮影装置105は、静止画又は動画を撮影するための2Dカメラ、3Dカメラ、サーモカメラ、全方位カメラ等である。また、撮影装置105は、固定されたものであってもよいし、角度、位置等を変更することができるものであってもよい。また、商品と撮影装置105との関係は、1対1であってもよいし、1対Nであってもよいし、N対1であってもよいし、N対Nであってもよい。なお、N対1の場合は、後述するように画像内の商品を認識し、その商品毎に顧客の行動を判定すればよい。1対Nの場合は、複数の画像から1つの商品又はその商品のタグに対する行動を判定し、多数決等を用いて、複数の判定結果から最終的な判定結果を得るようにすればよい。
画像受付モジュール115は、撮影装置105、解析モジュール120と接続されている。画像受付モジュール115は、撮影装置105によって撮影された画像を受け付け、その画像を解析モジュール120に渡す。
解析モジュール120は、画像受付モジュール115、アイテム抽出モジュール125と接続されている。解析モジュール120は、顧客を撮影した画像から、その顧客が商品を把持した行動を検出する。前述したような商品の認識の他に、例えば、商品の位置、顧客の体、顧客の頭部の位置、手(腕を含む)の位置、視線の方向、顔の位置、目等を特徴として抽出する。例えば、撮影装置105によって撮影される商品は予め定められたものであり、その予め定められた商品の特徴(色、形状、大きさ等)を予め抽出しておき、辞書として記憶させておくことによって、画像内からその商品を認識することができる。また、その商品に付されているタグ等を認識して商品を認識するようにしてもよい。また、人の認識、人の部位(手、頭等)の認識、視線の方向等は、既存の技術を用いて認識する。なお、位置としては、画像内の座標系における位置であってもよいし、商品との相対位置であってもよい。そして、人の手と商品の位置が予め定められた範囲内(重なる場合を含む)にある場合に、顧客が商品を把持した行動として検出してもよい。さらに、視線の方向が、その商品のある位置又はその商品を含む予め定められた範囲内へ向けられたものであることを条件として、顧客が商品を把持した行動として検出してもよい。
なお、画像からの人検出、顔検出等の技術については、「山内悠嗣,山下隆義,藤吉弘亘.画像からの統計的学習手法に基づく人検出.電子情報通信学会論文誌 D, Vol. J96−D,No.9,pp.2017−2040,2013.」、「勞世▲広▼,山口修.顔画像処理の応用事例(実利用が進む顔画像処理とその応用事例(前編)).情報処理 50(4),319−326,2009.」等に記載されている技術を用いるようにしてもよい。
第2の商品を抽出するのに、組み合わせ記憶モジュール160に記憶されている商品の組み合わせテーブルを用いてもよい。その組み合わせテーブルは、例えば、コーディネートとして適している商品の組み合わせを示すように、行毎に複数の商品ID(本実施の形態において商品を一意に識別するための情報(ID:IDentification))を記憶したものである。把持した商品の商品IDを、その組み合わせテーブルから検索し、コーディネートとして適している商品の商品IDを抽出すればよい。さらに、商品の組み合わせ毎に、その組み合わせが適していることを示すコーディネート度を予め定義しておき、商品を組み合わせた場合のコーディネート度を抽出し、その値が予め定められた閾値より大きい又は以上である場合に、その組み合わせを選択するようにしてもよい。
組み合わせ記憶モジュール160は、組み合わせ作成モジュール155と接続されている。組み合わせ記憶モジュール160は、前述した商品の組み合わせテーブルを記憶している。また、雑誌アイテム抽出モジュール130、ソーシャルメディア情報抽出モジュール135からの情報を記憶していてもよい。
ソーシャルメディア情報抽出モジュール135は、組み合わせ作成モジュール155と接続されている。ソーシャルメディア情報抽出モジュール135は、ソーシャルメディア情報から、そのソーシャルメディアで取り上げられている頻度や商品の組み合わせを抽出し、組み合わせ記憶モジュール160へ反映させる。そして、それらの情報を組み合わせ作成モジュール155で利用する。例えば、予め定められたトピックに関するソーシャル・ネットワーキング・サービス内のテキストから商品Aを検出し、その商品Aとともに記載されている他の商品Bを抽出し、商品Aと商品Bを組み合わせ情報としてもよい。また、予め定められたトピックに関するソーシャル・ネットワーキング・サービス内の画像を対象として、前述のように商品を抽出し、1つの画像内にある商品の組み合わせをコーディネート情報としてもよい。また、その商品の組み合わせは、予め定められた閾値以上で取り上げられていることを条件としてもよい。
例えば、気象情報として雨が降っていることを示す情報を得た場合は、傘を優先して組み合わせる第2の商品としてもよい。
例えば、売り上げ情報として、売り上げの高い商品、低い商品等を得た場合は、その売り上げの高い商品(さらにその商品の売り上げを伸ばす目的がある場合)、低い商品(売り上げ目標を達成する目的がある場合)等を優先して組み合わせる第2の商品としてもよい。なお、「売り上げの高い商品」とは、商品の売り上げが予め定められた閾値より高い又は以上であることをいい、「売り上げの低い商品」とは、商品の売り上げが予め定められた閾値未満又は以下であることをいう、両者の閾値は異なっていてもよい。また、閾値は商品毎に予め定められていてもよい。
また、例えば、顧客予算情報(対象となっている顧客の予算)の範囲内に収まる商品群を優先して組み合わせるようにしてもよい。
売り上げ履歴抽出モジュール145は、組み合わせ作成モジュール155と接続されている。売り上げ履歴抽出モジュール145は、対象となっている店舗のPOS(Point of sale system)等から商品毎の売り上げ情報を抽出し、売り上げの高い商品、低い商品等を抽出する。
顧客予算推定モジュール150は、組み合わせ作成モジュール155と接続されている。顧客予算推定モジュール150は、来店している顧客(撮影装置105が撮影した画像内の顧客)の顔検出から顧客を特定し、その顧客の過去の購買リストを利用し、顧客予算を推定するようにしてもよい。また、画像から顔画像を抽出し、その顔画像から年齢、性別等を抽出し、また画像から服装部分を抽出し、その年齢、性別等、又は服装傾向から類似する顧客を検索し、その顧客の過去の購買リストを用いて推定するようにしてもよい。なお、後者については、新規顧客の場合に限定してもよい。
レイアウト記憶モジュール170は、レイアウト推薦モジュール165と接続されている。レイアウト記憶モジュール170は、対象となっている店舗内のレイアウト情報を記憶している。また、ある商品エリアから別の商品エリアへの経路を予め記憶しておいてもよい。
提示モジュール175は、組み合わせ作成モジュール155、レイアウト推薦モジュール165、提示装置195と接続されている。提示モジュール175は、組み合わせ作成モジュール155によって抽出された第2の商品を提示する。提示装置195がデジタル・サイネージである場合は、顧客が直接第2の商品(把持している商品と組み合わせるのに適している商品)を目にすることになる。提示装置195が店員が所持している携帯端末等である場合は、店員がその顧客に第2の商品を提案することになる。
提示装置195は、情報処理装置100の提示モジュール175と接続されている。提示装置195は、対象としている店舗に設置されているデジタル・サイネージ、店員が所持している携帯端末等である。
情報処理装置100、A店システム210A、B店システム210Bは、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット等であってもよい。
A店システム210Aは、撮影装置105A、提示装置195Aを有している。撮影装置105Aで撮影された画像を通信回線290を介して、情報処理装置100に送信し、情報処理装置100による処理結果を提示装置195Aに送信するようにしてもよい。情報処理装置100をクラウドコンピューティングを構築するものとして設置してもよい。
また、B店システム210Bは、情報処理装置100B、撮影装置105B1、撮影装置105B2、提示装置195B1、提示装置195B2を有している。このように、各店舗において情報処理装置100を設置するようにしてもよい。
ステップS302では、撮影装置105が、顧客を撮影する。
ステップS304では、画像受付モジュール115が、画像を受け付ける。
ステップS306では、解析モジュール120が、画像を解析する。
ステップS308では、アイテム抽出モジュール125が、顧客が手にとったアイテムを抽出する。例えば、アイテム抽出モジュール125による処理結果として、顧客関心テーブル400を生成する。図4は、顧客関心テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。顧客関心テーブル400は、顧客ID欄410、カテゴリ欄420、アイテム欄430を有している。顧客ID欄410は、本実施の形態において、顧客を一意に識別するための情報(顧客ID)を記憶している。カテゴリ欄420は、その顧客が手に取ったアイテムが属しているカテゴリ(トップス、パンツ等)を示す情報を記憶している。アイテム欄430は、その顧客が手に取ったアイテムのアイテムを示す情報(アイテムID)を記憶している。
図6は、アイテム類似度テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。アイテム類似度テーブル600は、ID1欄610、ID2欄620、類似度欄630を有している。ID1欄610は、アイテムID(1)を記憶している。ID2欄620は、アイテムID(1)の商品に類似するアイテムのアイテムID(2)を記憶している。類似度欄630は、そのアイテム間における類似度を記憶している。組み合わせ作成モジュール155が、顧客の把持したアイテムと類似するアイテムを抽出するために用いる。例えば、予め定められた閾値より高い又は以上である類似度を有しているアイテム群を類似していると判断してもよい。もちろんのことながら、3つ以上のアイテムの類似を示すようにしてもよい。
図7は、コーディネートテーブル700のデータ構造例を示す説明図である。コーディネートテーブル700は、ID1欄710、ID2欄720、店内頻度欄730、日付欄740を有している。アイテムの組み合わせを記憶している。ID1欄710は、アイテムID(1)を記憶している。ID2欄720は、そのアイテムID(1)のアイテムと組み合わせるべきアイテムのアイテムID(2)を記憶している。店内頻度欄730は、その組み合わせを提案した頻度(又はその組み合わせが購入された頻度)を記憶している。日付欄740は、提案した(又は購入された)日付を記憶している。組み合わせ作成モジュール155は、顧客が把持したアイテムをID1欄710又はID2欄720から検索し、組み合わせるべきアイテム(ID1欄710又はID2欄720)を抽出する。また、その組み合わせにおける雑誌での掲載頻度、ソーシャルメディアでの頻度の欄を設けてもよく、組み合わせ作成モジュール155は、その頻度が予め定められた閾値より多い又は以上である場合に、その組み合わせを採用するようにしてもよい。また、その組み合わせが適している気象を示す気象情報を記憶している欄を設けてもよく、組み合わせ作成モジュール155は、現在の気象情報と合致する気象情報の組み合わせを選択するようにしてもよい。
コーディネートスコア=TOPS(T−001,T−005,T−002)|PANTS(P−022,P−010)|OUTER(O−031)|SHOSE(S−304)|BAG(B−400,B−420)
この式は、カテゴリ毎にアイテムを組み合わせた場合のコーディネートスコアを算出するものである。TOPS(トップス)のアイテム(T−001,T−005,T−002は互いに類似しているとする)、PANTS(パンツ)のアイテム(P−022,P−010は互いに類似しているとする)、OUTER(アウター)のアイテム(O−031)、SHOSE(シューズ)のアイテム(S−304)、BAG(バッグ)のアイテム(B−400,B−420は互いに類似しているとする)を組み合わせた場合のコーディネートスコアを示している。なお、類似しているアイテムは、スコアは同じであるとしている。
組み合わせ作成モジュール155は、各組み合わせのコーディネートスコアから、全組み合わせの中からスコアの高いものを抽出する。
さらに、類似するアイテムの中から、雑誌情報、ソーシャルメディア情報、気象情報、売り上げ情報、予算情報を用いて、アイテムを選択してもよい。
ステップS902では、撮影装置105が、顧客を撮影する。
ステップS904では、画像受付モジュール115が、画像を受け付ける。
ステップS906では、解析モジュール120が、画像を解析する。
ステップS908では、アイテム抽出モジュール125が、顧客が手にとったアイテムを抽出する。
ステップS910では、雑誌アイテム抽出モジュール130が、対象としている店舗の取扱アイテムに関連する雑誌に掲載されているアイテム情報を抽出する。
ステップS912では、組み合わせ作成モジュール155が、ステップS910で抽出したアイテム情報と組み合わせ記憶モジュール160を用いて、対象としている顧客へのコーディネートを作成する。
ステップS914では、提示モジュール175が、コーディネートを提示する。
ステップS1002では、撮影装置105が、顧客を撮影する。
ステップS1004では、画像受付モジュール115が、画像を受け付ける。
ステップS1006では、解析モジュール120が、画像を解析する。
ステップS1008では、アイテム抽出モジュール125が、顧客が手にとったアイテムを抽出する。
ステップS1010では、ソーシャルメディア情報抽出モジュール135が、対象としている店舗の取扱アイテムに関連するソーシャルメディアで取り上げられているアイテム情報を抽出する。
ステップS1012では、組み合わせ作成モジュール155が、ステップS1010で抽出したアイテム情報と組み合わせ記憶モジュール160を用いて、対象としている顧客へのコーディネートを作成する。
ステップS1014では、提示モジュール175が、コーディネートを提示する。
ステップS1102では、撮影装置105が、顧客を撮影する。
ステップS1104では、画像受付モジュール115が、画像を受け付ける。
ステップS1106では、解析モジュール120が、画像を解析する。
ステップS1108では、アイテム抽出モジュール125が、顧客が手にとったアイテムを抽出する。
ステップS1110では、気象情報抽出モジュール140が、対象としている店舗周辺における現在の気象情報を抽出する。
ステップS1112では、組み合わせ作成モジュール155が、ステップS1110で抽出した気象情報と組み合わせ記憶モジュール160を用いて、対象としている顧客へのコーディネートを作成する。
ステップS1114では、提示モジュール175が、コーディネートを提示する。
ステップS1202では、撮影装置105が、顧客を撮影する。
ステップS1204では、画像受付モジュール115が、画像を受け付ける。
ステップS1206では、解析モジュール120が、画像を解析する。
ステップS1208では、アイテム抽出モジュール125が、顧客が手にとったアイテムを抽出する。
ステップS1210では、売り上げ履歴抽出モジュール145が、対象としている店舗の売上情報を抽出する。
ステップS1212では、組み合わせ作成モジュール155が、ステップS1210で抽出した売上情報と組み合わせ記憶モジュール160を用いて、対象としている顧客へのコーディネートを作成する。
ステップS1214では、提示モジュール175が、コーディネートを提示する。
ステップS1302では、撮影装置105が、顧客を撮影する。
ステップS1304では、画像受付モジュール115が、画像を受け付ける。
ステップS1306では、解析モジュール120が、画像を解析する。
ステップS1308では、アイテム抽出モジュール125が、顧客が手にとったアイテムを抽出する。
ステップS1310では、顧客予算推定モジュール150が、対象としている顧客の予算情報を推定する。
ステップS1312では、組み合わせ作成モジュール155が、ステップS1310で推定した予算情報と組み合わせ記憶モジュール160を用いて、対象としている顧客へのコーディネートを作成する。
ステップS1314では、提示モジュール175が、コーディネートを提示する。
なお、図9〜13の例に示すフローチャートの2つ以上を組み合わせるようにしてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
105…撮影装置
110…来店顧客関心抽出モジュール
115…画像受付モジュール
120…解析モジュール
125…アイテム抽出モジュール
130…雑誌アイテム抽出モジュール
135…ソーシャルメディア情報抽出モジュール
140…気象情報抽出モジュール
145…売り上げ履歴抽出モジュール
150…顧客予算推定モジュール
155…組み合わせ作成モジュール
160…組み合わせ記憶モジュール
165…レイアウト推薦モジュール
170…レイアウト記憶モジュール
175…提示モジュール
195…提示装置
210A…A店システム
210B…B店システム
290…通信回線
Claims (6)
- 顧客を撮影した画像から、該顧客が商品を把持した行動を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された把持の対象となった商品を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された商品又は該商品に類似する商品と組み合わせる第2の商品を抽出する第2の抽出手段と、
前記第2の抽出手段によって抽出された第2の商品を提示する提示手段
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 前記第2の抽出手段は、雑誌に掲載されている商品の組み合わせ情報又はソーシャルネットワークで取り上げられている商品の組み合わせ情報を用いて、前記第2の商品を抽出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2の抽出手段は、気象情報、対象としている店舗の売り上げ情報もしくは前記顧客の予算情報のいずれか又はこれらの組み合わせを用いて、前記商品と組み合わせる第2の商品を抽出する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記第2の商品と対象としている店舗におけるレイアウト情報を用いて、前記提示手段が提示を行うべき出力装置を選択する選択手段
をさらに具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記検出手段は複数の顧客の行動を検出するものであり、
前記抽出手段は、前記複数の顧客が把持した複数の商品を抽出するものであり、
前記第2の抽出手段は、前記抽出された複数の商品又は前記抽出された複数の商品に類似する複数の商品と組み合わせる第2の商品を抽出するものである
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、
顧客を撮影した画像から、該顧客が商品を把持した行動を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された把持の対象となった商品を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された商品又は該商品に類似する商品と組み合わせる第2の商品を抽出する第2の抽出手段と、
前記第2の抽出手段によって抽出された第2の商品を提示する提示手段
として機能させるための情報処理プログラム。
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