JP2016061680A - センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】センサに関し、排気中に含まれるPM量及び排気温度を高精度に検出する。
【解決手段】内燃機関100の排気通路110に配置されて排気中の粒子状物質を捕集する複数のセルを含むフィルタ部材31と、セルを挟んで対向配置されてコンデンサを形成する少なくとも一対の電極部材32,33と、電極部材32,33間の静電容量に基づいて排気温度を推定する排気温度推定演算部41と、電極部材32,33間の静電容量に基づいて排気中のPMを推定するPM量推定演算部43とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、センサに関し、特に、排気温度及び、排気中に含まれる粒子状物質(以下、PMという)を検出するセンサに関する。
従来、内燃機関から排出される排気中のPMを検出するセンサとして、電気抵抗型PMセンサが知られている。電気抵抗型PMセンサは、絶縁性基板の表面に一対の導電性電極を対向配置し、これら電極に付着する導電性のPM(主に、スート成分)によって電気抵抗値が変化することを利用してPM量を推定している(例えば、特許文献1参照)。
また、電気抵抗型PMセンサにPM検出部と温度検出抵抗とを並列に設け、PM量の検出及び温度検出の両方を実施する技術も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2012−83210号公報 特開2011−247650号公報
排気温度を検出するためには、電気抵抗型PMセンサとは別個に排気温度センサを設けることも考えられるが、その場合はセンサ数の増加によってコストの上昇を招く課題がある。また、一般的な排気温度センサのセンサ値は、実際の排気温度の急激な変化に対して応答遅れが生じる課題もある。
一方、電気抵抗型PMセンサは、各電極にPMを付着させる簡素な構造のため、特に排気流量が多くなる運転状態では、電極に付着したPMの一部が離脱する可能性があり、PM量の検出精度を確保できない課題がある。
また、電極間の電気抵抗値は、PMの堆積によって電極が互いに繋がるまで変化を示さない。このため、電気抵抗型PMセンサをディーゼル・パティキュレイト・フィルタ(以下、DPFと称する)の下流側に配置して故障をオンボードで診断する場合は、PMによって電極が互いに繋がるまでは故障を早期に検知できない課題もある。
開示のセンサは、排気温度及び、排気中に含まれるPM量を高精度に検出することを目的とする。
開示のセンサは、内燃機関の排気通路に配置されて排気中の粒子状物質を捕集する複数のセルを含むフィルタ部材と、前記セルを挟んで対向配置されてコンデンサを形成する少なくとも一対の電極部材と、前記一対の電極部材間の静電容量に基づいて排気温度を推定する排気温度推定手段と、前記一対の電極部材間の静電容量に基づいて排気中の粒子状物質量を推定する粒子状物質量推定手段とを備える。
開示のセンサによれば、排気中に含まれるPM量及び排気温度を高精度に検出することができる。
第一実施形態に係るセンサが適用されたエンジンの排気系の一例を示す概略構成図である。 第一実施形態に係るセンサを示す模式的な部分断面図である。 第一実施形態に係る温度特性マップの一例を示す図である。 第一実施形態に係るセンサ再生を説明するタイミングチャート図である。 第二実施形態に係るセンサを示す模式的な部分断面図である。 (A)は、第三実施形態に係るセンサの模式的な斜視図、(B)は、第三実施形態に係るセンサの模式的な分解斜視図である。 他の実施形態に係るセンサを示す模式的な部分断面図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の各実施形態に係るセンサを説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称及び機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態のセンサ10Aが適用されたディーゼルエンジン(以下、単にエンジンという)100の排気系の一例を示す概略構成図である。エンジン100の排気管110内には、排気上流側から順に酸化触媒210、DPF220等が設けられている。本実施形態のセンサ10Aは、DPF220よりも下流側の排気管110に設けられている。
次に、図2に基づいて第一実施形態に係るセンサ10Aの詳細構成について説明する。
センサ10Aは、排気管110内に挿入されたケース部材11と、ケース部材11を排気管110に取り付ける台座部20と、ケース部材11内に収容されたセンサ部30と、コントロールユニット40とを備えている。
ケース部材11は、底部側(図示例では下端側)を閉塞した有底円筒状に形成されている。ケース部材11の筒軸方向の長さLは、その底部側の筒壁部が排気管110の軸中心CL近傍まで突出するように、排気管110の半径Rと略同一の長さで形成されている。なお、以下の説明では、ケース部材11の底部側を先端側、底部側とは反対側をケース部材11の基端側とする。
ケース部材11の先端側筒壁部には、周方向に間隔を隔てて配置された複数の導入口12が設けられている。また、ケース部材11の基端側筒壁部には、周方向に間隔を隔てて配置された複数の導出口13が設けられている。導入口12の総開口面積S12は、導出口13の総開口面積S13よりも小さく形成されている(S12<S13)。すなわち、導入口12付近の排気流速V12が導出口13付近の排気流速V13よりも遅くなることで(V12<V13)、導入口12側の圧力P12は導出口13側の圧力P13よりも高くなる(P12>P13)。これにより、導入口12からはケース部材11内に排気ガスが円滑に取り込まれると同時に、導出口13からはケース部材11内の排気ガスが排気管110内に円滑に導出される。
台座部20は、雄ネジ部21と、ナット部22とを備えている。雄ネジ部21はケース部材11の基端部に設けられており、ケース部材11の基端側開口部を閉塞する。この雄ネジ部21は、排気管110に形成されたボス部110Aの雌ネジ部と螺合される。ナット部22は、例えば六角ナットであって、雄ネジ部21の上端部に固定されている。これら雄ネジ部21及びナット部22には、後述する導電線32A,33A等を挿通させる貫通孔(不図示)が形成されている。
センサ部30は、フィルタ部材31と、複数対の電極32,33と、電気ヒータ34とを備えている。
フィルタ部材31は、例えば、多孔質セラミックスの隔壁で区画された格子状の排気流路をなす複数のセルの上流側と下流側とを交互に目封止して形成されている。このフィルタ部材31は、セルの流路方向をケース部材11の軸方向(図中上下方向)と略平行にした状態で、ケース部材11の内周面にクッション部材31Aを介して保持されている。導入口12からケース部材11内に取り込まれた排気ガス中のPMは、排気ガスが下流側を目封止されたセルから上流側を目封止されたセルに流れ込むことで、隔壁表面や細孔に捕集される。なお、以下の説明では、下流側が目封止されたセルを測定用セルといい、上流側が目封止されたセルを電極用セルという。
電極32,33は、例えば導電性の金属線であって、測定用セルを挟んで対向する電極用セルに下流側(非目封止側)から交互に挿入されてコンデンサを形成する。これら電極32,33は、コントロールユニット40に内蔵された図示しない静電容量検出回路に導電線32A,33Aを介してそれぞれ接続されている。
電気ヒータ34は、例えば電熱線であって、本発明の再生手段を構成する。電気ヒータ34は、通電により発熱して測定用セルを加熱することで、測定用セル内に堆積したPMを燃焼除去するいわゆるフィルタ再生(以下、センサ再生ともいう)を実行する。このため、電気ヒータ34は、連続S字形に屈曲して形成されており、互いに平行な直線部分を各測定用セル内に流路に沿って挿入されている。
コントロールユニット40は、排気温度推定演算部41と、センサ再生制御部42と、PM量推定演算部43とを各機能要素として備えている。これら機能要素は、一体のハードウェアであるコントロールユニット40に含まれるものとして説明するが、別体のハードウェアに設けることもできる。
排気温度推定演算部41は、本発明の排気温度推定手段の一例であって、静電容量検出回路(不図示)によって検出される各電極32,33間の静電容量Cpに基づいて、DPF220を通過してセンサ10Aのフィルタ部材31に流れ込む排気温度T_exhを推定演算する。電極32,33間の静電容量Cpは、電極32,33間の媒体の誘電率ε、電極32,33の面積S、電極32,33間の距離dとする以下の数式1で表される。
Figure 2016061680
数式1において、電極32,33の面積Sは一定であり、上流側に配置されたDPF220のPM捕集効率が正常(例えば、略100%)であれば、フィルタ部材31にPMが捕集されないため、電極32,33間の距離dも一定となる。その結果、誘電率εが温度の影響を受けて変化すると、これに伴い静電容量Cpも変化することになる。すなわち、DPF220のPM捕集能力が正常な状態であれば、電極32,33間の静電容量Cpの変化から排気温度T_exhを推定することができる。
コントロールユニット40の図示しない記憶部には、予め実験等により求めた静電容量Cpと排気温度T_exhとの関係を示す図3の温度特性マップが記憶されている。排気温度推定演算部41は、この温度特性マップから電極32,33間の静電容量Cpに対応する値を読み取ることで、排気温度T_exhを推定演算するようになっている。なお、排気温度T_exhの推定演算は、マップに限定されず、予め実験等により求めた近似式等から推定演算してもよい。
センサ再生制御部42は、本発明の再生手段の一部であって、電極32,33間の静電容量Cpに応じて電気ヒータ34をON(通電)にするセンサ再生を実行する。
上述の数式1において、電極32,33の表面積Sは一定であり、DPF220の故障等によって下流側のフィルタ部材31にPMが捕集されると、誘電率ε及び距離dが変化し、これに伴い静電容量Cpも変化する。すなわち、電極32,33間の静電容量Cpとフィルタ部材31のPM堆積量との間には比例関係が成立する。
センサ再生制御部42は、DPF220の故障等によって電極32,33間の静電容量CpがPM上限堆積量を示す所定の静電容量上限閾値CP_maxに達すると、電気ヒータ34をONにするセンサ再生を開始する(図4の時間t1、t2、t3参照)。このセンサ再生は、静電容量CpがPMの完全除去を示す所定の静電容量下限閾値CP_minに低下するまで継続される。
PM量推定演算部43は、本発明の粒子状物質量推定手段の一例であって、再生インターバルTn間(センサ再生終了から次のセンサ再生開始)における静電容量変化量ΔCpnに基づいて、排気中の総PM量mPM_sumを推定する。
再生インターバルTn間にフィルタ部材31で捕集されるPM量mPM_nは、静電容量変化量ΔCpnに一次の係数βを乗算した以下の数式2で得られる。
Figure 2016061680
PM量推定演算部43は、数式2から算出される各再生インターバルTn間のPM量mPM_nを順次積算する以下の数式3に基づいて、故障したDPF220からセンサ10Aのフィルタ部材31に流れ込む排気中の総PM量mPM_sumをリアルタイムに演算する。
Figure 2016061680
次に、本実施形態に係るセンサ10Aの作用効果を説明する。
本実施形態のセンサ10Aは、DPF220よりも下流側の排気管110に設けられており、DPF220のPM捕集機能が正常な状態では、感度が良好な電極32,33間の静電容量Cpに基づいて排気温度T_exhを検出する。また、センサ10Aは、DPF220の故障や劣化等によってフィルタ部材31にPMが捕集されると、感度が良好な電極32,33間の静電容量Cpに基づいて排気中の総PM量mPM_sumをリアルタイムに検出するようになっている。
したがって、本実施形態のセンサ10Aによれば、DPF220が正常な状態では排気温度を高精度に検出しつつ、DPF220に劣化や故障等が生じた場合は、瞬時に変化する電極32,33間の静電容量Cpに基づいて、DPF220の故障や劣化をオンボードで高精度且つ早期に検知することが可能になる。
[第二実施形態]
次に、図5に基づいて、第二実施形態に係るセンサ10Bの詳細について説明する。第二実施形態のセンサ10Bは、第一実施形態のセンサ10Aにおいて、ケース部材11を二重管構造にしたものである。他の構成要素については同一構造となるため、詳細な説明は省略する。また、導電線32A,33Aやコントロールユニット40については図示を省略している。
第二実施形態のケース部材11は、有底円筒状の内側ケース部11Aと、内側ケース部11Aの円筒外周面を囲む円筒状の外側ケース部11Bとを備えている。
内側ケース部11Aは、先端側が外側ケース部11Bよりも突出するように、その軸方向長さを外側ケース部11Bよりも長く形成されている。また、内側ケース部11Aの底部には、内側ケース部11A内の排気ガスを排気管110内に導出する導出口13が設けられている。さらに、内側ケース部11Aの基端側の筒壁部には、周方向に間隔を隔てて配置された複数の通過口14が設けられている。この通過口14は、内側ケース部11Aの外周面と外側ケース部11Bの内周面とで区画された流路15内の排気ガスを内側ケース部11A内に通過させる。
流路15の下流端には、内側ケース部11Aの先端側筒壁部と外側ケース部11Bの先端部とにより区画された円環状の導入口12が形成されている。導入口12の開口面積S12は、導出口13の開口面積S13よりも小さく形成されている(S12<S13)。
すなわち、排気管110を流れる排気ガスは、外側ケース部11Bよりも突出した内側ケース部11Aの筒壁面に当たり、排気管110の軸中心CL近傍に配置された導入口12から流路15内に円滑に取り込まれる。さらに、流路15内を流れる排気ガスは、通過口14から内側ケース部11Aに取り込まれ、フィルタ部材31を通過した後に、排気管110の軸中心CL近傍に配置された導出口13から排気管110内に円滑に導出されるようになっている。このように、第二実施形態のセンサ10Bでは、導入口12と導出口13とを、排気管110内で排気流速が最も速くなる軸中心CL近傍に配置したことで、フィルタ部材31を通過する排気流量を効果的に高めることが可能になる。
[第三実施形態]
次に、図6に基づいて、第三実施形態に係るセンサの詳細について説明する。第三実施形態のセンサは、第一実施形態のセンサ部30を積層タイプにしたものである。他の構成要素については同一構造となるため、詳細な説明及び図示は省略する。
図6(A)は、第三実施形態のセンサ部60の斜視図、図6(B)はセンサ部60の分解斜視図をそれぞれ示している。センサ部60は、複数のフィルタ層61と、複数枚の第1及び第2電極板62,63とを備えている。
フィルタ層61は、例えば、多孔質セラミックス等の隔壁で区画されて排気流路をなす複数のセルの上流側と下流側とを交互に目封止し、これらセルを一方向に並列に配置した直方体状に形成されている。排気ガス中に含まれるPMは、図6(B)中に破線矢印で示すように、排気ガスが下流側を目封止されたセルC1から上流側を目封止されたセルC2に流れ込むことで、セルC1の隔壁表面や細孔に捕集される。なお、以下の説明では、セル流路方向をセンサ部60の長さ方向(図6(A)中の矢印L)とし、セル流路方向と直交する方向をセンサ部60の幅方向(図6(A)中の矢印W)とする。
第1及び第2電極板62,63は、例えば、平板状の導電性部材であって、その長さ方向L及び幅方向Wの外形寸法をフィルタ層61と略同一に形成されている。これら第1及び第2電極板62,63は、フィルタ層61を挟んで交互に積層されると共に、導電線62A,63Aを介してコントロールユニット40に内蔵された図示しない静電容量検出回路にそれぞれ接続されている。
すなわち、第1電極板62と第2電極板63とを対向配置し、これら電極板62,63間にフィルタ層61を挟持させたことで、セルC1全体がコンデンサを形成するようになっている。このように、第三実施形態のPMセンサでは、平板状の電極板62,63によりセルC1全体をコンデンサにしたことで、電極表面積Sを効果的に確保することが可能となり、検出可能な静電容量絶対値を高めることが可能になる。また、電極間距離dがセルピッチとなり均一化されることで、初期静電容量のバラツキを効果的に抑制することができる。
なお、セルC1に堆積したPMを燃焼除去する場合は、電極板62,63に電圧を直接印加するか、あるいは、フィルタ層61と電極板62,63との間に図示しないヒータ基板等を介設すればよい。
[その他]
本発明は、上述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、図7に示すように、第一実施形態(又は、第二実施形態)において、導入口12と導出口13との位置を入れ替えて、ケース部材11内に導入される排気ガスの流れを逆向きにしてもよい。この場合は、フィルタ部材31をケース部材11内に反転させて収容すればよい。
10A センサ
11 ケース部材
12 導入口
13 導出口
20 台座部
21 雄ネジ部
22 ナット部
30 センサ部
31 フィルタ部材
32,33 電極
34 電気ヒータ
40 コントロールユニット
41 排気温度推定演算部
42 センサ再生制御部
43 PM量推定演算部

Claims (6)

  1. 内燃機関の排気通路に配置されて排気中の粒子状物質を捕集する複数のセルを含むフィルタ部材と、
    前記セルを挟んで対向配置されてコンデンサを形成する少なくとも一対の電極部材と、
    前記一対の電極部材間の静電容量に基づいて排気温度を推定する排気温度推定手段と、
    前記一対の電極部材間の静電容量に基づいて排気中の粒子状物質量を推定する粒子状物質量推定手段と、を備える
    センサ。
  2. 前記フィルタ部材を、排気中の粒子状物質を捕集するパティキュレイト・フィルタよりも下流側の排気通路に配置した
    請求項1に記載のセンサ。
  3. 前記フィルタ部材に捕集された粒子状物質量が所定値に達すると当該堆積した粒子状物質を燃焼除去するセンサ再生を実行する再生手段をさらに備え、
    前記粒子状物質量推定手段は、再生インターバル間における前記一対の電極間の静電容量変化量から当該再生インターバル間に前記フィルタ部材で捕集された粒子状物質量を算出すると共に、算出した各再生インターバル間の粒子状物質量を順次積算することで、排気中の粒子状物質量をリアルタイムに推定する
    請求項1又は2に記載のセンサ。
  4. 筒状に形成されてその筒内に前記フィルタ部材を収容すると共に、一端開口部から筒内に導入した排気を前記フィルタ部材に通過させて他端開口部から筒外に導出するケース部材をさらに備える
    請求項1から3の何れか一項に記載のセンサ。
  5. 前記フィルタ部材が前記複数のセルを一方向に並列に配置したフィルタ層であり、前記一対の電極部材が前記フィルタ層を挟んで対向する平板状の第1及び第2電極板である
    請求項1から4の何れか一項に記載のセンサ。
  6. 前記第1電極板、前記第2電極板及び、前記フィルタ層をそれぞれ複数有すると共に、前記複数の第1及び第2電極板が前記複数のフィルタ層を一層ずつ挟んで交互に積層された
    請求項5に記載のセンサ。
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