JP2016061112A - 貯留浸透施設 - Google Patents
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Abstract
【課題】 新規な雨水の貯留施設の構造を提供するものである。
【解決手段】
単位部材を地下に配列することに依って貯留空間を形成する貯留浸透施設において、平面正方形或いは長方形の直方体状を呈する単位部材を用い、複数個重ねた当該単位部材を、任意間隔を保って縦横に並べると共に、各単体部材の側縁中央部若しくは四隅にアダプター片を取付け、当該アダプター片を介して、水平横方向の相互固定を図るための横桟と、水平奥方向の相互固定を図るための横桟と、高さ方向の相互固定を図るための柱体とを取付けることに依って、任意間隔を保って縦横に並べられた単位部材に対する相互の安定固定化を図るように構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、雨水の貯留施設の構造に関するものである。
雨水の流出抑制を目的として、プラスチックなどで製造された単位部材を地下に充填して、その周囲を適宜シートで覆うように構成した雨水貯留施設が普及している。 この目的のために各種の形状の部材が提案されかつ使用されている。(例えば、特許文献1乃至特許文献7参照。) これらは何れも部材を配置しその周囲を透水性若しくは遮水性のシート類で包みその内部空間に雨水を貯蔵する貯留浸透施設とするものである。 そして、これらの単位部材を用いた貯留施において、その構築上のコストダウンを図るための手段としては、単位部材自体の配列状の工夫を凝らすことにほぼ限定される。
上記したコストダウンを図るための配列状の工夫を凝らした従来手段としては、特許第5252255号公報(特許文献8参照。)に記載されたものがある。
上記した省資源化を図る手段とする特許第52255号公報(特許文献8参照。)に記載され「貯留浸透施設」であるが、これは、主単位部材として平面正方形の直方体状、或いは平面長方形状の直方体状を対象とし、これを用いて組み上げた「貯留浸透施設」の構造に関する。
具体的には、主単位部材を地下に配列することで貯留空間を形成した雨水等の貯留施設において、各主たる単位部材を一定の距離間隔をあけて配列し、当該間隔を副となる単位部材で結合させて貯留空間を形成し、天井部を、前記間隔をあけた主たる単位部材にまたがるよう天井部材で覆うことで貯留空間を形成した単位部材を離して配列した雨水等の貯留施設に関するものである。 そして、このような構成に基づき、単位部材の省資源化を図るように構成したものである。
上記した従来例における問題点は、単位部材数は省略化されるも、これに代えて副単位部材という新たな部材を必要とし、また、天井部材は、両部材を固定化するために、主単位部材と副単位部材をまたがるようにして覆う、と言うような限定指定的な張設作業を必要とするものである。 従って、2種類の単位部材の製造および管理と、天井の張設形態の限定性に伴う作業の繁雑性と言うような問題が伴うことを余儀なくされた。
本発明は上記したような従来の問題点を解消した新しい形態の「貯留浸透施設」の提供を図ったものである。
本発明は、単位部材を地下に配列することに依って貯留空間を形成する貯留浸透施設において、平面正方形或いは長方形の直方体状を呈する単位部材を用い、複数個重ねた当該単位部材を、任意間隔を保って縦横に並べると共に、各単体部材の側縁中央部若しくは四隅にアダプター片を取付け、当該アダプター片を介して、水平横方向の相互固定を図るための横桟と、水平奥方向の相互固定を図るための横桟と、高さ方向の相互固定を図るための柱体とを取付けることに依って、任意間隔を保って縦横に並べられた単位部材に対する相互の安定固定化を図るように構成した貯留浸透施設に係る。
本発明は、請求項1に記載の構成、すなわち、単位部材を地下に配列することに依って貯留空間を形成する貯留浸透施設において、平面正方形或いは長方形の直方体状を呈する単位部材を用い、複数個重ねた当該単位部材を、任意間隔を保って縦横に並べると共に、各単体部材の側縁中央部若しくは四隅にアダプター片を取付け、当該アダプター片を介して、水平横方向の相互固定を図るための横桟と、水平奥方向の相互固定を図るための横桟3と、高さ方向の相互固定を図るための柱体とを取付けることに依って、任意間隔を保って縦横に並べられた単位部材に対する相互の安定固定化を図るように構成したから、単位部材の間引き的配列に基づき、貯留浸透施設に関する建造コストの低廉化が図られる。
更に、各単位部材は、縦横に配設した横桟と、高さ方向の柱体により相互安定が図られているため、特許文献8に記載のものように、主たる単位部材と副たる単位部材の2種類の単位部材を必要とするものに比して、製造の簡易化及び保管管理の合理化が図られ、コスト的にも低廉化される。 そして、特許文献8に記載のものは、天井部材で覆うための位置的制限性が伴うが、本発明にあってはこのような制限性は存在しない。
更に、特許文献8に記載のものは、主たる単位部材と副たる単位部材とを密着させる関係上、縦横方向の全体寸法は、予め設定されたものとされるが、本発明にあっては、各単位部材の間引き的配設間隔は任意なもので可とするため(各単位部材の間隔を埋めるための手段として縦横の横桟の長さによって設定可能とするため )、全体の縦横方向の寸法を任意に設定可能とする。
本発明の骨子的構成は、貯留施設構築用単位部材を地下に配列することで貯留空間を形成した雨水等の貯留施設において、各主たる単位部材を一定の距離間隔をあけて配列すると共に、当該間隔部分に対する補強的連結構造を施すことに依り、貯留施設構築のための単体部材の使用数の著減化を図り、以て、構築コストの低廉化目的が達成されるようにしたことにある。
そして、本発明は単位部材として、平面正方形の直方体状、或いは平面長方形状の直方体状のものを対象とし、これを用いて組み上げた「貯留浸透施設」の構造を実施の対象とする。
図3及び図4は本発明に用いる貯留施設構築用単位部材Aを構成するための単体部材aを表したものであって、これを図5に示すように天地を逆転した状態で連結して一単位の貯留施設構築用単位部材Aを形成する。 なお、図示のものは公知技術に属し、本発明は図示のものに限定されるものではない。 すなわち、本発明に用いる貯留施設構築用単位部材Aとしては、平面正方形の直方体状、或いは平面長方形状の直方体状を呈するものであれば、如何なる形態のものであっても可とする。
図6及び図7において、1は本発明において必要不可欠とする補強連結用アダプター片を示す。 これは、図2に鎖線で示すように単体部材aの側縁中央部、或いは、図示してないが、四隅に固定化するためのものである。
上記したアダプター片1は、基端部に単体部材aに対する固定用たるボス部1aを設けると共に、先端部には、後述する補強連結用柱体4に対する挿通用案内部1bと、水平桟取付け固定用受け部1cを具えている。
図1及び図2は本発明の要部を表したものである。 すなわち、既述した貯留施設構築用単位部材Aを所要段数 (図1に示す実施例にあっては三段) 積み重ねると共に、これを夫々任意間隔を保って縦横に並べて配置する。 この状態において、水平横方向の横桟2と水平奥方向の横桟3を、上記したアダプター片1の水平桟固定用受け部1cに対する引掛け固定を施すことに依り、任意間隔を保って縦横に並べて配置した貯留施設構築用単位部材Aに対する縦方向と横方向の水平的相互固定を施す。 次に、柱体4を上記したアダプター片1の挿通用案内部1bを一括して挿通することに依り、各単位部材Aに対する高さ方向の相互固定を図るように構成してある。 図中5は天井部材、6は床部材を示す。
なお、アダプター片1における水平桟取付け固定用受け部1cであるが、これは図7に示すように、深さmのものと深さnのものとの、二つのタイプを用意し、水平横方向の横桟2と水平奥方向の横桟3に対して、架設時の高低差が形成されるように構成し、これにより両者が交差部でぶつかることがないように配慮してある。
以上のようにして、任意間隔を保って縦横に並べて配置した各貯留施設構築用単位部材Aは、水平横方向においては水平横方向の横桟2で、水平縦方向においては奥方向の横桟3で、並びに、高さ方向においては柱体4により、夫々顕著な相互固定状態に保たれる。 そのため、各貯留施設構築用単位部材Aを、間引き的に任意間隔を保って配置することに依り、その使用数の減少化に基づくコストダウンを図っても、全体として確固たる強度と安定状態が保持されることとなる。
A 貯留施設構築用単位部材
a 単体部材
1 アダプター片
1a ボス
1b 挿通用案内部
1c 水平桟固定用受け部
2 水平横方向の横桟
3 水平奥方向の横桟
4 柱体
a 単体部材
1 アダプター片
1a ボス
1b 挿通用案内部
1c 水平桟固定用受け部
2 水平横方向の横桟
3 水平奥方向の横桟
4 柱体
Claims (1)
- 単位部材を地下に配列することに依って貯留空間を形成する貯留浸透施設において、平面正方形或いは長方形の直方体状を呈する単位部材を用い、複数個重ねた当該単位部材を、任意間隔を保って縦横に並べると共に、各単体部材の側縁中央部若しくは四隅にアダプター片を取付け、当該アダプター片を介して、水平横方向の相互固定を図るための横桟と、水平奥方向の相互固定を図るための横桟と、高さ方向の相互固定を図るための柱体とを取付けることに依って、任意間隔を保って縦横に並べられた単位部材に対する相互の安定固定化を図るように構成した貯留浸透施設。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014191536A JP2016061112A (ja) | 2014-09-19 | 2014-09-19 | 貯留浸透施設 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014191536A JP2016061112A (ja) | 2014-09-19 | 2014-09-19 | 貯留浸透施設 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016061112A true JP2016061112A (ja) | 2016-04-25 |
Family
ID=55795812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014191536A Pending JP2016061112A (ja) | 2014-09-19 | 2014-09-19 | 貯留浸透施設 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016061112A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018114038A1 (de) * | 2016-12-19 | 2018-06-28 | Rehau Ag + Co | Rigolenhalbelement |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001090167A (ja) * | 1999-09-27 | 2001-04-03 | Shinichiro Hayashi | 雨水等の貯留浸透用構築物 |
US20100296871A1 (en) * | 2007-11-30 | 2010-11-25 | Michael Heitker | Trench for storing and/or seeping/retaining surface water |
-
2014
- 2014-09-19 JP JP2014191536A patent/JP2016061112A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20100296871A1 (en) * | 2007-11-30 | 2010-11-25 | Michael Heitker | Trench for storing and/or seeping/retaining surface water |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018114038A1 (de) * | 2016-12-19 | 2018-06-28 | Rehau Ag + Co | Rigolenhalbelement |
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