JP2016060432A - 車両用電気接続システム - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な車両に対してワイヤハーネス等を構成する部品の共通化を可能にすると共に付け捨てになる部品の数を減らして全体のコストを低減すること。【解決手段】上流側が電源供給元と接続され、電力供給用の電線と、通信用の電線とを含み仕様が予め固定されたベースハーネス部30と、前記ベースハーネス部の下流側と、複数の電装品との間に配置され、接続対象の前記複数の電装品の接続数及び仕様に応じて構成の変更を許容する複数種類の端末側ハーネス部50と、前記ベースハーネス部と接続される複数の前記端末側ハーネス部の構成の違いに対応して制御内容を変更するスマート制御部20とを備える。ベースハーネス部30を共通化して、仕様の変更等に対しては端末側ハーネス部50の構成の変更で対応する。構成の変更をスマート制御部20の制御により吸収する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両上の電源部と、前記車両に搭載された複数の電装品との間を電気的に接続する車両用電気接続システムに関する。
車両上においては、主電源であるオルタネータ(発電機)やバッテリーから膨大な数の様々な電装品に対して電源電力を適切に供給する必要がある。また、このような電源電力の供給に用いるシステムにおいては、必要に応じて電力供給のオンオフを切り替える機能や、電装品に過大な電流が流れた場合に系統毎に電流を遮断するための機能も搭載する必要がある。
一般的な車両においては、多数の電線の集合体であるワイヤハーネスを介して、主電源と各部の電装品との間を接続し電力の供給を行っている。また、電源電力を複数系統に分配するためにジャンクションボックスを用いたり、電力供給のオンオフを系統毎に制御するためにリレーボックスを用いたり、ワイヤハーネスの各電線や負荷を保護するためにヒューズボックスを用いることが一般的である。
例えば、特許文献1の車両用電源分配システムは、電源分配モジュールの発熱を低減し、設置位置の融通性を高めることを目的とする技術であり、複数の電源分配モジュール11、及び通信線15を介して各電源分配モジュール11に接続される統合ECU16を備えている。
また、特許文献2のECU集中収容箱においては、1つのボックス内に複数のECU基板と共通回路基板とを収容し、前記共通回路基板に、電源線、通信線および前記各ECU基板で制御される電装品と接続したワイヤハーネスと接続するコネクタと、共通回路基板と各ECUとを接続する複数のECU接続用コネクタを並設してある。
また、特許文献3の電力供給装置は、電力配線をできるだけ少なくし、しかも信頼性のある電力供給システムを提供するための技術であり、バッテリの正極から出て正極に戻る同電位のループ状配線と、当該配線に接続された制御ユニットから電力の供給を受ける負荷と、負荷回路のショート時に当該ショート負荷をループ状配線から切り放す中継回路を有している。
また、特許文献4のECU集中収容箱は、配線を簡素化すると共にECU基板に供給される電源の電圧降下を防止するための技術であり、1つのボックス内に、複数のECU基板と共通回路基板とを収容し、前記共通回路基板に電源回路と信号回路とを設け、前記電源回路に1系統の電源線とグランド線が、前記信号回路に通信線が夫々接続されている。
特開2012−34550号公報 特開2011−108955号公報 特開2001−328494号公報 特開2011−66239号公報
ところで、車両においては車種の違い、グレードの違い、オプションの有無などの違いのため、実際の車両に搭載される様々な電装品の数や種類が様々に変化する。そのため、車両の電源と各電装品との間を接続するワイヤハーネスについても、電線の本数、各電線の長さ、各電線の配索経路、各電線が接続されるコネクタや端子の種類等が異なる様々な種類の製品を事前に用意しておく必要がある。
しかし、種類が異なる様々なワイヤハーネスを製造するためには、多数の部品を事前に用意しておき、製造対象のワイヤハーネスの品番に対応した適切な品番の部品を選択し、適切な作業手順で製造行程を処理する必要がある。したがって、各部品の種類(品番)の増加や、製造工程の種類の違いなどの影響により製造コストが増大するのは避けられない。
仮に、車両の様々な車種、様々なグレード、様々なオプションの有無に対して、共通の構成のワイヤハーネスを利用できるのであれば、ワイヤハーネスの種類が減るので、製造コストの低減が可能になる。しかしながら、共通の構成のワイヤハーネスを複数種類の車両に搭載する場合には、付け捨てになる部品の数が大幅に増えてしまう。例えば、実際の車両に搭載されないオプションの電装品に対してもそれを接続可能にする必要があり、使用されない余分な電線やコネクタを装備したワイヤハーネスを製造せざるを得ない。その結果、ワイヤハーネスを構成する部品の数、重量及び容積が必要以上に増大し、ワイヤハーネス全体の部品のコストが大幅に増大する。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、様々な種類の車両に対してワイヤハーネス等を構成する一部の部品の共通化を可能にすると共に、付け捨てになる部品の数を減らして全体のコストを低減することが可能な車両用電気接続システムを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る車両用電気接続システムは、下記(1)、(2)を特徴としている。
(1) 車両に搭載された電源部と、前記車両に搭載された複数の電装品との間を電気的に接続する車両用電気接続システムであって、
上流側が前記電源部の出力側と接続され、少なくとも電力供給用の第1の電線と、通信用の第2の電線とを含み、仕様が予め定められたベースハーネス部と、
前記ベースハーネス部の下流側と、複数の電装品との間に配置され、接続対象の前記複数の電装品の接続数及び仕様に応じて構成の変更が許容される複数種類の端末側ハーネス部と、
前記ベースハーネス部と接続される複数の前記端末側ハーネス部の構成の違いに対応して制御内容を変更する制御部と、
を備えたことを特徴とする車両用電気接続システム。
(2) 上記(1)に記載の車両用電気接続システムであって、
前記ベースハーネス部及び前記端末側ハーネス部は、前記制御部との間でのデータ通信が可能な通信機能部と、前記通信機能部が受信したデータに応じて配下の電装品に対する電力供給オンオフを切り替え可能なスイッチング部とを有する接続部を介して接続された、
ことを特徴とする車両用電気接続システム。
上記(1)の構成の車両用電気接続システムによれば、様々な種類の車両に搭載するワイヤハーネスの一部分として、構成が共通の前記ベースハーネス部を用いることができるので、部品の共通化による製造コストの削減が可能になる。また、実際の車両に搭載する複数の電装品の数や種類に応じて、前記ベースハーネス部の下流側に接続する前記端末側ハーネス部の種類や接続数を変更することにより、部品数を最適化することができ、付け捨てになる部品の数を減らして部品コストを大幅に低減することが可能になる。前記ベースハーネス部に接続する前記端末側ハーネス部の構成の変更に対しては、前記制御部の制御により適切に対応できる。
上記(2)の構成の車両用電気接続システムによれば、前記ベースハーネス部の前記第2の電線を経由して、前記電源部と前記各接続部との間で通信を行うことができる。したがって、前記端末側ハーネス部の構成が変化した場合であっても、前記制御部は、前記端末側ハーネス部の配下に接続される各電装品を適切に制御することが可能になる。
本発明の車両用電気接続システムによれば、様々な種類の車両に対してワイヤハーネス等を構成する一部の部品である前記ベースハーネス部を共通化することができる。また、前記ベースハーネス部に適切な構成の前記端末側ハーネス部を接続することにより、付け捨てになる部品の数を減らすことができ、ワイヤハーネス全体のコストを大幅に削減できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、1台の車両に搭載される車両用電気接続システム全体の構成例を示すブロック図である。 図2は、図1に示した車両用電気接続システムにおけるスマート電源ボックス及びベースハーネス部の一部分の詳細な構成例を示すブロック図である。 図3は、図1に示した車両用電気接続システムにおける1つの制御基板内蔵コネクタ及び端末側ハーネス部の詳細な構成例を示すブロック図である。 図4は、図1に示した車両用電気接続システムにおける特徴的な制御の具体例(1)を示すフローチャートである。 図5は、図1に示した車両用電気接続システムにおける特徴的な制御の具体例(2)を示すフローチャートである。 図6は、図1に示した車両用電気接続システムにおける特徴的な制御の具体例(3)を示すフローチャートである。
本発明の車両用電気接続システムに関する具体的な実施の形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
<車両用電気接続システムの概要の説明>
1台の車両に搭載される車両用電気接続システム全体の構成例を図1に示す。この車両用電気接続システムは、車両側から供給される直流の電源電力(例えば+12[V])を車両上の様々な箇所に配置された多数の電装品に対してそれぞれ供給したり、各電装品から出力される電気信号を他の箇所に伝達するための電気接続を実現するものである。つまり、この車両用電気接続システムは一般的なワイヤハーネスに相当する機能を提供する。但し、後述するように一般的なワイヤハーネスとは異なる特徴的な機能も含んでいる。
図1に示すように、多数のサブハーネス30a〜30kで構成されるベースハーネス部30の上流側(電力供給側)が、それぞれコネクタ34を介してスマート電源ボックス20と接続されている。多数のサブハーネス30a〜30kのそれぞれは、仕様が統一され互いに同一の構成を有している。
一方、ベースハーネス部30のサブハーネス30aの下流側は、1番目の制御基板内蔵コネクタ40(1)を経由して1番目の端末側ハーネス部50(1)と接続されている。制御基板内蔵コネクタ40は、基本的な機能として、スマート電源ボックス20との間で通信する機能と、スマート電源ボックス20からの指示に従い、端末側ハーネス部50の配下に接続された負荷(電装品)に対する電源電力供給のオンオフをスイッチングする機能とを備えている。また、必要に応じて制御基板内蔵コネクタ40にはその他の機能が追加される。
端末側ハーネス部50については、車両用電気接続システムを搭載する車両の仕様等に対応して、すなわち各部に配置される電装品の有無、電装品の配置箇所、電装品の種類等に応じて構成が適宜変更される。図1に示した1番目の端末側ハーネス部50(1)は、制御基板内蔵コネクタ40(1)の下流側に接続された3組の枝線51a、51b、及び51cを有している。枝線51aの下流側には端末側コネクタ52aが接続され、枝線51bの下流側には端末側コネクタ52bが接続され、枝線51cの下流側には端末側コネクタ52cが接続されている。
端末側コネクタ52a、52b、及び52cのそれぞれに、車両に搭載された電装品が接続される。ベースハーネス部30のサブハーネス30aについては、スマート電源ボックス20の設置箇所から、端末側コネクタ52a、52b、及び52cと接続される各電装品の設置箇所に近い場所までの間で所定の経路を通過できるように十分な長さが確保されている。したがって、サブハーネス30aの下流側から該当する電装品までの距離を近づけることができ、比較的全長の短い端末側ハーネス部50(1)を用いて該当する電装品と接続することができる。
したがって、例えば端末側コネクタ52aに接続される電装品に対しては、スマート電源ボックス20からベースハーネス部30、制御基板内蔵コネクタ40(1)、端末側ハーネス部50(1)及び端末側コネクタ52aを経由して電源電力を供給することができる。
例えば、端末側ハーネス部50(1)を構成する枝線51a、51b、及び51cの数、各枝線51a、51b、及び51cの長さ及び太さ、端末側コネクタ52a、52b、及び52cの各々の種類及び形状等の構成については、必要に応じて変更される可能性がある。通常は、同じ構成の端末側ハーネス部50に対して同じ番号(品番)を割り当て、車両の車種、グレード、各種オプション装備の有無等に応じて、最適な構成を有する特定の品番の端末側ハーネス部50が選択的に採用される。
一方、ベースハーネス部30のサブハーネス30bの下流側は、2番目の制御基板内蔵コネクタ40(2)を経由して2番目の端末側ハーネス部50(2)と接続されている。2番目の端末側ハーネス部50(2)は、図1に示すように制御基板内蔵コネクタ40(2)の下流側に接続された6組の枝線を有している。これらの枝線の下流側にはそれぞれ端末側コネクタが接続されている。これらの端末側コネクタにそれぞれ車両の電装品が接続される。
同様に、ベースハーネス部30のサブハーネス30cの下流側は、3番目の制御基板内蔵コネクタ40(3)を経由して3番目の端末側ハーネス部50(3)と接続されている。ベースハーネス部30のサブハーネス30dの下流側は、4番目の制御基板内蔵コネクタ40(4)を経由して4番目の端末側ハーネス部50(4)と接続されている。ベースハーネス部30のサブハーネス30eの下流側は、5番目の制御基板内蔵コネクタ40(5)を経由して5番目の端末側ハーネス部50(5)と接続されている。ベースハーネス部30の他の各サブハーネス30e〜30kについても上記と同様である。
図1に示すように、仕様が共通(長さは適宜変更可能)のベースハーネス部30と、多数の端末側ハーネス部50(1)〜50(11)とを組み合わせることにより、車両上の様々な箇所に存在する多数の電装品とスマート電源ボックス20との間をそれぞれ電気的に接続することができる。また、車両の車種の違い、グレードの違い、各種オプション装備の有無の違い等に対しては、端末側ハーネス部50(1)〜50(11)の各々を構成する枝線(51a〜51c等)の数の増減、枝線の長さや太さの変更、各端末側コネクタ(52a〜52c)の種類や形状の変更などにより対応することができる。例えば、車両に実際に搭載する電装品の数と枝線(51a〜51c等)の数や各端末側コネクタ(52a〜52c)の数が一致する特定の品番の端末側ハーネス部50を採用することにより、付け捨てになる電線が生じるのを避けることができ、ワイヤハーネス全体の構成を最適化できる。
但し、ベースハーネス部30に接続する端末側ハーネス部50の品番を変更し、端末側ハーネス部50の構成を変更した場合には、スマート電源ボックス20側から見た各電装品の接続先や接続数に変化が生じることになるので、スマート電源ボックス20が様々な制御を実施する場合には、制御系の仕様にも変更を加えなければならない。本実施形態の車両用電気接続システムは、端末側ハーネス部50の品番の変更に対応するための特別な制御機能を搭載している。これについては後で詳細に説明する。
<スマート電源ボックス及びベースハーネス部の構成>
図1に示した車両用電気接続システムにおけるスマート電源ボックス20及びベースハーネス部30の一部分の詳細な構成例を図2に示す。
図2に示したスマート電源ボックス20は、電源電力分配部21、スイッチング回路22、マイクロコンピュータ(CPU)23、通信インタフェース(I/F)24、及び不揮発性メモリ25を備えている。
電源電力分配部21の入力側は、正極側配線13を介して、車両の主電源であるオルタネータ11及び車上バッテリー12と接続されている。電源電力分配部21はn個の分配出力21a、21b、・・・、21nを有しており、車両の主電源から供給される電源電力をn個の系統に分配し、分配した電力を分配出力21a、21b、・・・、21nにそれぞれ供給する。
スイッチング回路22は、電源電力分配部21のn個の分配出力21a〜21nとそれぞれ接続されたn個の入力と、n個のスイッチング出力22a、22b、・・・、22nとを有している。スイッチング回路22は、n個の入力と、各スイッチング出力22a〜22nとの間の通電のオンオフを制御可能なn個のスイッチング素子を内蔵している。また、各スイッチング素子として、ゲートドライバ、負荷電流検出機能、各種保護回路などを搭載したIPD(Intelligent Power Device)を採用している。
マイクロコンピュータ23は、予め組み込まれているプログラムを実行することにより、スマート電源ボックス20に必要とされる様々な制御機能を実現する。この制御機能には、スイッチング回路22を制御する機能が含まれる。すなわち、スイッチング回路22内のn個のスイッチング素子をそれぞれオンオフすることにより、出力側に対する電力供給のオンオフ制御を系統毎に行う。また、PWM(パルス幅変調)信号を用いてオンオフデューティを調整することにより、各系統に供給する電力を制限することもできる。また、過大な電流が流れたことを検出した場合に、該当する系統のスイッチング素子を遮断することにより、出力側の電線等を保護することもできる。
通信インタフェース24は、例えばCAN (Controller Area Network)などの通信規格に対応した双方向の多重通信機能を提供する回路である。通信インタフェース24はマイクロコンピュータ23と接続されているので、マイクロコンピュータ23はベースハーネス部30を介して各制御基板内蔵コネクタ40との間で、あるいは制御基板内蔵コネクタ40の配下に接続された各電装品との間で、通信を行うことができる。
不揮発性メモリ25は、マイクロコンピュータ23が制御を行う際に参照する様々なデータを保持している。不揮発性メモリ25が保持するデータについては、例えばベースハーネス部30の下流側に接続された各端末側ハーネス部50の構成を表す構成データを含めることもできる。例えば、各端末側ハーネス部50を構成する枝線やコネクタの数、負荷毎のPWM制御の有無などを構成データとして保持することが想定される。
図2に示すように、n個のスイッチング出力22a〜22nと、負極側配線14と、通信インタフェース24の出力側端子は、コネクタ34を介してベースハーネス部30と接続されている。ベースハーネス部30の1つのサブハーネスは、電力線31、アース線32、及び通信線33の3本の電線で構成されている。電力線31はn個のスイッチング出力22a〜22nの1つと接続され、アース線32は負極側配線14と接続され、通信線33は通信インタフェース24と接続されている。
<制御基板内蔵コネクタ及び端末側ハーネス部の構成>
図1に示した車両用電気接続システムにおける1つの制御基板内蔵コネクタ40及び端末側ハーネス部50の詳細な構成例を図3に示す。
図3に示した制御基板内蔵コネクタ40は、スイッチング回路41、通信インタフェース42、及びマイクロコンピュータ43を内蔵している。また、制御基板内蔵コネクタ40の上流側には1つのサブハーネスを構成する電力線31、アース線32、及び通信線33が接続され、下流側には1つの端末側ハーネス部50が接続されている。
図3に示した制御基板内蔵コネクタ40内のスイッチング回路41は、端末側ハーネス部50の構成の合わせて、3系統の回路のそれぞれについて電力供給のオンオフのスイッチングができるように、3個の独立したスイッチング素子(図示せず)を内蔵している。
電力線31は、スイッチング回路41の上流側で3系統に分岐され、スイッチング回路41内の3個のスイッチング素子とそれぞれ接続されている。スイッチング回路41内の3個のスイッチング素子の出力側は、それぞれ端末側ハーネス部50の枝線51a、51b、及び51cの各々を構成する2本の電線のうち一方の電線と接続されている。また、端末側ハーネス部50を構成する枝線51a、51b、及び51cの他方の電線は、アース線32とそれぞれ共通に接続されている。
通信インタフェース42は、CAN等の多重通信規格に適合した通信機能を提供する回路であり、ベースハーネス部30の通信線33と接続されている。また、通信インタフェース42はマイクロコンピュータ43と接続されている。
マイクロコンピュータ43は、予め組み込まれているプログラムを実行することにより、制御基板内蔵コネクタ40に必要とされる制御機能を実現することができる。マイクロコンピュータ43の制御機能の1つは、通信インタフェース42を介してスマート電源ボックス20等との間で通信を行い、スマート電源ボックス20から受信した制御信号に従ってスイッチング回路41を制御することである。
例えば、端末側ハーネス部50の端末側コネクタ52aに接続される電装品に対して電源電力を供給するためには、スイッチング回路41内の特定のスイッチング素子をオンに制御して電力線31に供給される電力を枝線51a側に供給する必要がある。この場合に前記スイッチング素子をオンするか否かを、マイクロコンピュータ43がスマート電源ボックス20から受信した制御信号に従って決定する。
また、マイクロコンピュータ43は、通信インタフェース42を用いて、必要に応じて、スマート電源ボックス20との間で双方向の通信を行うことができる。尚、図3に示した構成には含まれていないが、例えば端末側ハーネス部50の端末側コネクタに接続する電装品がセンサであるような場合には、前記センサが出力する電気信号を端末側ハーネス部50に含まれる信号線(図示せず)を介して制御基板内蔵コネクタ40と接続し、前記電気信号をマイクロコンピュータ43及び通信インタフェース42を経由してベースハーネス部30の上流側に送信することもできる。
例えば、図3に示した端末側ハーネス部50における枝線51a〜51cの数や、端末側コネクタ52a〜52cの数や、各コネクタの種類や形状等は、車両の要求仕様の変化に対応して変更する必要がある。つまり、仕様に応じて端末側ハーネス部50の構成が変化し、適切な構成を有する品番の端末側ハーネス部50が制御基板内蔵コネクタ40に接続される。また、制御基板内蔵コネクタ40の構成については、基本的な構成は図3の通りであるが、端末側ハーネス部50の構成の違いや接続する電装品の種類の違いに応じて必要な機能が適宜追加される。
<特徴的な制御の説明>
図1に示した車両用電気接続システムにおいては、スマート電源ボックス20と各電装品との間を接続するワイヤハーネスに、構成が固定されたベースハーネス部30と、様々な構成の変更を許容する複数の端末側ハーネス部50とが含まれている。そのため、ワイヤハーネス全体の構成及び各電装品の接続関係が可変であり、スマート電源ボックス20側で各部の電装品の制御を実施する場合には、ワイヤハーネス全体の接続関係の変化に対応して制御内容を適切に変更する必要がある。その制御の具体例を以下に説明する。
<制御の具体例(1)>
図1に示した車両用電気接続システムにおける特徴的な制御の具体例(1)を図4に示す。図4に示した「初期化モード」の処理については、例えばスマート電源ボックス20内のマイクロコンピュータ23に対して最初に電源電力を供給した時や、オプション装備品の追加に伴って一部の端末側ハーネス部50を品番の異なる別の部品と交換した直後などに実行することが想定される。
図4に示した制御例においては、スマート電源ボックス20内の不揮発性メモリ25上に、ベースハーネス部30に接続されている1番目からN番目(端末側ハーネス部50の接続数がN個の場合)の端末側ハーネス部50のそれぞれの構成を表す構成データDT1〜DTNが予め保持されている場合を想定している。尚、例えば一部の端末側ハーネス部50を品番が異なる別の部品と交換した場合には、それと同時に不揮発性メモリ25上の構成データを適切に書き換える、もしくは不揮発性メモリ25自体を別の部品と交換することが想定される。
ステップS11では、マイクロコンピュータ23は、1番目からN番目の端末側ハーネス部50の構成データDT1〜DTNを不揮発性メモリ25から順番に読み込む。また、次のステップS12では、マイクロコンピュータ23は、S11で読み込んだn番目の構成データDTnに従い、n番目の制御基板内蔵コネクタ40にデータを送信する場合の送信データフォーマットを適切に決定する。
例えば、図3に示した端末側ハーネス部50のように、3組の枝線51a、51b、51c及び3個の端末側コネクタ52a、52b、52cを有する構成の端末側ハーネス部50が特定の制御基板内蔵コネクタ40の下流側に接続されている場合には、端末側コネクタ52a、52b、52cのそれぞれに接続される3つの負荷(電装品)に対する電力供給のオンオフをスイッチング回路41で個別に制御できるように、スマート電源ボックス20からマイクロコンピュータ43に対して適切な送信データフォーマットでデータを送信する必要がある。図4の処理を実施することにより、マイクロコンピュータ23はn番目の構成データDTnによりn番目の端末側ハーネス部50の実際の構成を把握し、適切な送信データフォーマットを決定することができる。例えば、送信データの各ビットを、スイッチング回路41の各スイッチング素子のオンオフに対応付けて、端末側コネクタ52a、52b、52cのそれぞれに接続される負荷のオンオフを制御することができる。
マイクロコンピュータ23は、図4の各ステップS11、S12、S13の処理を繰り返し、1番目からN番目の各端末側ハーネス部50が接続された全ての制御基板内蔵コネクタ40に対して送信データフォーマットを順次に決定し、全ての処理が完了すると図4の処理を終了する。
<制御の具体例(2)>
図1に示した車両用電気接続システムにおける特徴的な制御の具体例(2)を図5に示す。図5に示した「初期化モード」の処理については、図4の処理の場合と同様のタイミングで実行することが想定される。
また、図5に示した制御例においては、各制御基板内蔵コネクタ40が、その下流側に接続したn番目の端末側ハーネス部50の構成の違いを表す識別データIDTnを保持している場合を想定している。また、図5の例では、スマート電源ボックス20内の不揮発性メモリ25上に、様々な構成の端末側ハーネス部50の構成を表す多数の構成データが、識別データIDTnに対応付けて予め保持されている状況を想定している。
ステップS21では、マイクロコンピュータ23は、1番目からN番目の制御基板内蔵コネクタ40のそれぞれを順番に選択し、選択したn番目の制御基板内蔵コネクタ40から、n番目の端末側ハーネス部50の構成を表す識別データIDTnを制御基板内蔵コネクタ40との間の通信により取得する。
ステップS22では、マイクロコンピュータ23は、S21で取得した識別データIDTnを用いて、不揮発性メモリ25から該当するn番目の端末側ハーネス部50の構成データDTnを読み込む。また、次のステップS23では、マイクロコンピュータ23は、S22で読み込んだn番目の構成データDTnに従い、n番目の制御基板内蔵コネクタ40にデータを送信する場合の送信データフォーマットを適切に決定する。
<制御の具体例(3)>
図1に示した車両用電気接続システムにおける特徴的な制御の具体例(3)を図6に示す。図6に示した「初期化モード」の処理については、図4の処理の場合と同様のタイミングで実行することが想定される。
また、図6に示した制御例においては、各制御基板内蔵コネクタ40が、その下流側に接続したn番目の端末側ハーネス部50の構成を表す構成データDTnを保持している場合を想定している。
ステップS31では、マイクロコンピュータ23は、1番目からN番目の制御基板内蔵コネクタ40のそれぞれを順番に選択し、選択したn番目の制御基板内蔵コネクタ40から、n番目の端末側ハーネス部50の構成を表す構成データDTnを制御基板内蔵コネクタ40との間の通信により取得する。
また、次のステップS32では、マイクロコンピュータ23は、S31で読み込んだn番目の構成データDTnに従い、n番目の制御基板内蔵コネクタ40にデータを送信する場合の送信データフォーマットを適切に決定する。
<上述の車両用電気接続システムの利点>
(1)ベースハーネス部30については、各サブハーネス(30a〜30k)を構成する電線(31、32、33)の本数や、各電線の種類、太さなどを統一することが可能であるので、共通の部品として同じ品番のベースハーネス部30を様々な車両に搭載することができる。その結果、部品の品番の削減による共通化により製造コストの削減が可能になる。また、電力線31、アース線32、及び通信線33のように必要最小限の機能だけを各サブハーネス(30a〜30k)に設けることにより、電線本数の削減、軽量化、製造工程の簡素化等が可能になる。
(2)端末側ハーネス部50(1)〜50(11)については、枝線の数、端末側コネクタの数等を変更できるので、車両の車種の違い、グレードの違い、各種オプション装備の有無等の変化に対して、端末側ハーネス部50の構成を最適化すれば、付け捨てになる電線やコネクタの数を削減できる。これによって、端末側ハーネス部50の種類や品番が増えることになるが、ベースハーネス部30が各電装品の近傍まで延びるようにベースハーネス部30の長さを十分に確保することにより、端末側ハーネス部50の長さを短縮することが可能であり、これにより品番が増えても低コストで端末側ハーネス部50を製造可能になる。
(3)例えば車両においては、モデルチェンジや仕様の追加などが生じる可能性がある。そのような場合に、上述の車両用電気接続システムにおいては、端末側ハーネス部50の構成の変更のみで対応できる。したがって、開発工程の削減が可能である。
<上記以外の変形の可能性>
図2及び図3に示した構成においては、ベースハーネス部30の各サブハーネス(30a〜30k)を電力線31、アース線32、及び通信線33の3本の電線で構成しているが、金属製の車体をアースとして利用できる場合には、各サブハーネスからアース線32を除外して代わりに車体を利用することもできる。
ここで、上述した本発明に係る車両用電気接続システムの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]、[2]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車両に搭載された電源部(オルタネータ11、車上バッテリー12、スマート電源ボックス20)と、前記車両に搭載された複数の電装品との間を電気的に接続する車両用電気接続システムであって、
上流側が前記電源部の出力側と接続され、少なくとも電力供給用の第1の電線(31)と、通信用の第2の電線(33)とを含み、仕様が予め定められたベースハーネス部(30)と、
前記ベースハーネス部の下流側と、複数の電装品との間に配置され、接続対象の前記複数の電装品の接続数及び仕様に応じて構成の変更が許容される複数種類の端末側ハーネス部(50)と、
前記ベースハーネス部と接続される複数の前記端末側ハーネス部の構成の違いに対応して制御内容を変更する制御部(23:図4〜図6参照)と、
を備えたことを特徴とする車両用電気接続システム。
[2] 上記[1]に記載の車両用電気接続システムであって、
前記ベースハーネス部(30)及び前記端末側ハーネス部(50)は、前記制御部との間でのデータ通信が可能な通信機能部(通信インタフェース42)と、前記通信機能部が受信したデータに応じて配下の電装品に対する電力供給オンオフを切り替え可能なスイッチング部(スイッチング回路41)とを有する接続部(制御基板内蔵コネクタ40)を介して接続された、
ことを特徴とする車両用電気接続システム。
11 オルタネータ
12 車上バッテリー
13 正極側配線
14 負極側配線
20 スマート電源ボックス
21 電源電力分配部
21a,21b,21n 分配出力
22 スイッチング回路
22a,22b,22n スイッチング出力
23 マイクロコンピュータ
24 通信インタフェース
25 不揮発性メモリ
30 ベースハーネス部
30a,30b,30c,30d,30e,30f サブハーネス
30g,30h,30i,30j,30k サブハーネス
31 電力線
32 アース線
33 通信線
34 コネクタ
40 制御基板内蔵コネクタ
41 スイッチング回路
42 通信インタフェース
43 マイクロコンピュータ
50 端末側ハーネス部
51a,51b,51c 枝線
52a,52b,52c 端末側コネクタ

Claims (2)

  1. 車両に搭載された電源部と、前記車両に搭載された複数の電装品との間を電気的に接続する車両用電気接続システムであって、
    上流側が前記電源部の出力側と接続され、少なくとも電力供給用の第1の電線と、通信用の第2の電線とを含み、仕様が予め定められたベースハーネス部と、
    前記ベースハーネス部の下流側と、複数の電装品との間に配置され、接続対象の前記複数の電装品の接続数及び仕様に応じて構成の変更が許容される複数種類の端末側ハーネス部と、
    前記ベースハーネス部と接続される複数の前記端末側ハーネス部の構成の違いに対応して制御内容を変更する制御部と、
    を備えたことを特徴とする車両用電気接続システム。
  2. 請求項1に記載の車両用電気接続システムであって、
    前記ベースハーネス部及び前記端末側ハーネス部は、前記制御部との間でのデータ通信が可能な通信機能部と、前記通信機能部が受信したデータに応じて配下の電装品に対する電力供給オンオフを切り替え可能なスイッチング部とを有する接続部を介して接続された、
    ことを特徴とする車両用電気接続システム。
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