JP2016059772A - 電気生理学的検査装置 - Google Patents

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Takahiro Tamura
隆浩 田村
祐介 野口
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Abstract

【課題】多数の電極を用いて心内心電図を取得する際に、電極が断線しても、断線した電極を容易に特定できる電気生理学的検査装置を提供すること。【解決手段】心臓内の所定部位に留置する複数の電極のうち、少なくとも一つをプルアップし、且つ、少なくとも一つをプルダウンするオフセット付与部と、前記電極の電位を閾値判定して当該電極の導通を判定する導通判定部とを有する。これにより、電極が断線すると、導通判定部が断線した電極の導通を判定する。【選択図】図5

Description

本発明は、電気生理学的検査(Electro Physiological Study:EPS)装置に関する。
不整脈の診断を行う検査として、体表面から記録する通常の心電図によって心臓の拍動の様子をみる検査の他、より正確な心臓の電気活動を把握するための電気生理学的検査(Electro Physiological Study:EPS)が知られている。
電気生理学的検査は、柔らかい細い管状の電極カテーテルを下肢及び鎖骨の下の血管から心臓内に挿入し、心臓内部のいろいろな部位の電気活動を安静状態で記録しながら、電極カテーテルを通して心臓を電気的に刺激した状態も記録する。これらの記録(心内心電図に相当)に基づいて、洞結節不全症候群、房室ブロック、上室性頻拍、心室頻拍、心室細動等の危険な不整脈を判別し、カテーテル治療、ペースメーカーの必要性、薬の処方等といった治療方針を決定する。
電気生理学的検査は、心臓カテーテル検査(特許文献1参照)において行われ、電気生理学的検査装置(以下、「EPS装置」という)に、電極カテーテルを通して心臓(心筋)を電気的に刺激する刺激装置(スティムレータ)を接続したポリグラフが用いられる。
電気生理学的検査では、電極カテーテルを、心臓内に挿入することにより、電極カテーテルに設けられた多極(具体的には、数極〜320極)の電極を、心臓内の所定部位にそれぞれ留置する。これら多数の電極から、ポリグラフは、適宜、電極2つを使用して1つの被検者の生体情報(心内心電図)をモニタに波形表示し、表示された生体情報に基づいて、被検者の心臓の電気的活動を把握できる。
特開2013−176503号公報
上述したようにEPS装置は、12誘導心電図等の体表面心電図を取得する際の電極よりも多くの電極を心臓内の所定の部位に留置し、これら電極を介して取得した複数の心内心電図をモニタ画面に並べて波形表示するので、より正確な心臓の電気的活動を把握できる。
このような従来のEPS装置の構成では、電極カテーテルが断線して多数の電極のいずれかが非導通状態になる場合、モニタ画面上では、非導通状態となった電極により取得される心内心電波形にノイズが重畳する。これにより、断線した電極で心内心電図を取得できないことは勿論のこと、モニタ画面上で、ノイズが重畳した心内心電図の波形は乱れ、隣接して表示される波形に対して、重なる等の影響を及ぼす。この結果、モニタ画面全体が乱れ、モニタ画面上での心内心電図の確認ができなくなる。
よって、電極の断線により生体情報(心内心電図)の画面が乱れた際には、表示される波形を一つずつ消すことで断線した電極を特定して、特定した電極とチャネルを構成する電極を抜くか、或いは、特定の電極の配線(特定の電極を含む電極カテーテル)を交換するか等を行っている。
しかしながら、従来のEPS装置では、体表面心電図を表示する場合より多くの生体情報(心内心電図)を表示することから、モニタ表示される波形を一つずつ消して、断線した電極の特定する作業に手間がかかるという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、多数の電極を用いて心内心電図を取得する際に、電極が断線しても、断線した電極を容易に特定できる電気生理学的検査装置を提供することを目的とする。
本発明の電気生理学的検査装置の一つの態様は、心臓内の所定部位に留置する複数の電極を介して心臓の電気活動を把握する電気生理学的検査装置であって、前記複数の電極のうち、少なくとも一つの電極をプルアップするプルアップ回路及び少なくとも一つの電極をプルダウンするプルダウン回路を有し、前記プルアップ回路及び前記プルダウン回路によってオフセット電圧を付与するオフセット付与部と、前記電極の電圧を閾値判定して当該電極の導通を判定する導通判定部と、を有する構成を採る。
本発明によれば、多数の電極を用いて心内心電図を取得する際に、電極が断線しても、断線した電極を容易に特定できる。
本発明に係る一実施の形態の電気生理学的検査装置を有するポリグラフの全体構成を示す外観図 本発明に係る一実施の形態の電気生理学的検査装置における電極カテーテルの概略構成を模式的に示す図 同電極カテーテルの先端部の模式図 カテーテル中継ボックスの平面図 EPSユニットの要部構成を示す図 電極の接続状態を表示した電極設定画面を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る一実施の形態の電気生理学的検査装置を備えるポリグラフの全体構成を示す外観図である。
本実施の形態のポリグラフ10は、EPSを含む心電カテーテル検査を行う際に用いられる装置であり、体表面心電図及び心内心電図を計測及び解析する機能を有する。
ポリグラフ10は、表示部20と、本体ユニット30と、インターフェースユニット40と、電極カテーテル50と、カテーテル中継ボックス61〜64と、刺激装置70と、アブレータ装置80と、電気生理学的検査装置としてのEPSユニット100と、を有する。
本体ユニット30とインターフェースユニット40はケーブルL1によって接続されており、インターフェースユニット40とEPSユニット100はケーブルL2によって接続されている。なお、図1では、インターフェースユニット40を介して本体ユニット30とEPSユニット100を接続した例を示しているが、本体ユニット30とEPSユニット100をケーブルL2によって直接接続してもよい。
表示部20は、液晶ディスプレイ等の複数のディスプレイ21、22、23により構成され、専用キーボード201、キーボード202、マウス203等の入力装置200とともに本体ユニット30に接続されている。表示部20は、本体ユニット30を介して入力される情報(電極カテーテル50、カテーテル中継ボックス61〜64、刺激装置70、アブレータ装置80、EPSユニット100等からの情報)を表示する。例えば、心臓カテーテル検査中では、表示部20は、被検者の心内心電図、体表面心電図等の生体情報を表示する。また、表示部20は、被検者の検査対象となる部位のレントゲン映像等を表示できる。なお、表示部20に表示される被検者の生体情報(心内心電図等)は、医師や医療従事者により観察され、入力装置200は、表示部20に表示される生体情報の種類を切り換えたり、生体情報の記録を指示したり、電極カテーテルの設定画面を表示したりする際に用いられる。なお、表示部20に表示される画面は、本体ユニット30に接続されたサーマルレコーダ等の長時間記録できる記録装置90を介して記録される。
本体ユニット30は、ポリグラフ10の中央処理ユニットであり、ポリグラフ全体の制御を行う。例えば、本体ユニット30は、接続されたインターフェースユニット40を介して入力される各生体情報(電極カテーテル50で取得した生体情報等)に対してプログラムに従った演算処理や解析処理を施すことにより、各生体情報を所望の表示形態(波形、数値等)で表示部20に表示する。また、本体ユニット30は、入力装置200から入力された操作信号に基づいて、各生体情報の表示形態や、インターフェースユニット40及びEPSユニット100、並びにそれらに接続される各装置の動作を制御できるようになっている。
インターフェースユニット40は、複数の入力部41を有し、これら入力部41を介してEPSユニット100以外のユニットからの生体情報が入力される。入力部41は、例えば、体表面心電図用入力端子、非観血血圧用入力端子、SpO用入力端子及び体温用入力端子等を有する。これらの各入力端子を介して、インターフェースユニット40には、カフを有する非観血血圧測定装置等、体表面心電図、非観血血圧、観血血圧、SpO、体温等を測定する装置から各生体情報が入力される。また、入力部41は、アナログ外部入力部も有し、このアナログ外部入力部を介して他のアナログ的な機器(ポリグラフ以外の機器も含む)からの情報を入力できる。
また、インターフェースユニット40は、体表面心電図用出力端子42、観血血圧用出力端子43等のアナログ外部出力部を含む外部出力部、専用キーボードを接続するための入力端子44、及びアナログ外部入力部46等を有する。アナログ外部出力部を介して他の機器に波形データを出力できる。インターフェースユニット40には、アンプが内蔵されており、入力部41から入力された生体情報である所定の信号はアンプによって増幅された後に本体ユニット30に出力される。
刺激装置(スティムレータ)70は、EPSユニット100に、刺激装置用端子101に接続されるケーブルを介して接続されている。刺激装置70は、EPSユニット100を介して電極カテーテル50に配置された電極に電流を流して心臓に刺激を付与する。このような電気的な刺激を付与することによって変化する心電図(体表面心電図および心内心電図)を取得できる。取得した心電図から、アブレーションを施すべき部位を特定したりする。ここでは、刺激装置70は、複数段階の強度(例えば、4ch分)で刺激を発生させることができ、これらを含む電気刺激に関する信号をEPSユニット100に出力する。
アブレータ装置80は、EPSユニット100に、アブレータ用の端子102にケーブルを介して接続されている。アブレータ装置80は、アブレータ用カテーテルの先端の電極を介して、不整脈を起こす原因となる異常な電気興奮の発生箇所に高周波電流を流し、当該発生箇所を焼灼する。アブレータ装置80は、心筋を焼灼する際の焼灼情報(焼灼箇所、焼灼時間、焼灼電力、焼灼温度、インピーダンス等)をEPSユニット100に出力する。
EPSユニット100は、電極カテーテル50を用いてEPSを行う装置である。EPSユニット100は、刺激装置70接続用の端子101、アブレータ装置接続用の端子102を有し、これらの端子101、102を介して刺激装置70及びアブレータ装置80と接続される。また、EPSユニット100は、体表面心電図用入力端子103を有し、この端子103には被検者の体表に装着された電極(例えば、12誘導心電図を取得するための電極)が接続される。
さらに、EPSユニット100は、カテーテル中継ボックス61、62が接続される端子104、105を有する。各カテーテル中継ボックス61、62には、電極カテーテル50に設けられた各電極51に対応する出力端子52を接続するための多数の入力端子部600が設けられている。EPSユニット100は2つのカテーテル中継ボックス61、62を接続できるようになっている。従って、EPSユニット100は、例えば、一つのカテーテル中継ボックスのチャネル数×2チャネル分の心内心電信号を入力可能とされている。
このEPSユニット100には、拡張用のEPSユニット100aが接続可能とされている。拡張用EPSユニット100aも2つのカテーテル中継ボックス63、64を接続できるようになっている。
本実施の形態では、EPSユニット100には、拡張用EPSユニット100aが接続されている。これにより、EPSユニット100は、各カテーテル中継ボックス61〜64を介して接続された電極カテーテル50の電極51(図2参照)を用いたチャネル分の心内心電図の信号を入力できるようになっている。
EPSユニット100には、アンプが内蔵されており、カテーテル中継ボックス61、62、63、64から入力された心内心電信号はアンプによって増幅された後、インターフェースユニット40を介して本体ユニット30に送出される。送出される心内心電信号は、容態が安定した状態の生体情報や、刺激装置を用いて電極カテーテルを通して心臓を電気的に刺激した際の信号も含む。EPSユニット100は、アブレータ装置からの焼灼情報をシリアルで受け取り、インターフェースユニット40、本体ユニット30に送信して、表示部20に表示させることができる。
また、EPSユニット100は、刺激装置70からの刺激信号(例えば5V、10V)を、カテーテル中継ボックス61〜64を介して接続された電極カテーテル50の電極51のどの電極51に出力するかを選択して出力する機能を有する。
また、端子101を介して刺激装置70から入力され、実際に電極51に付与された刺激信号は、EPSユニット100のアンプによって増幅された後、インターフェースユニット40を介して本体ユニット30に送出される。
また、EPSユニット100は、カテーテル中継ボックス61〜64を介して接続される電極カテーテル50の各電極の導通状態、非導通状態を検出して、インターフェースユニット40を介して本体ユニット30に送出し、表示部20に表示する。すなわち、EPSユニット100により、カテーテル中継ボックス61を介した電極51の接続、非接続の情報が、表示部20に表示される。この機能についての詳細は、後述する。また、EPSユニット100は、体表面心電図用出力端子106、スピーカ107を有する。
図2は、電極カテーテルの概略構成を模式的に示す図であり、図3は、同電極カテーテルの先端部分を模式的に示す図である。
電極カテーテル50は、複数の電極51を、心臓H内の所定の部位にそれぞれ留置する。ここでは、電極カテーテル50は、図2及び図3に示すように、複数(例えば、電極カテーテル1本につき10極)の電極を先端部に備え、先端部50aを、心臓H内に挿入することにより、各電極51を所定の部位に留置している。
例えば、複数本の電極カテーテル50を、心臓内に挿入することにより、電極51は、一部図示省略するが右心房RA、右心室RV、左心房LA、左心室LVの各サイトの所定の部位のそれぞれに留置される。
電極カテーテル50は、基端側に、電極51毎に配線された出力端子52を有し、これら出力端子52がカテーテル中継ボックス61〜64の入力端子部600に接続される。これにより、カテーテル中継ボックス61〜64に接続されたEPSユニット100は、電極カテーテル50の各電極51に接続され、各電極51を介して、所定の部位での心筋の電気的信号を取得できる。
電極カテーテル50の電極51は、2つ一組で、一つの心内心電波形(心内心電図)を取得するチャネルを構成する。また、上述したように、刺激装置70を用いて、これら電極51を介して所定の部位に刺激を与えてもよい。
図4は、カテーテル中継ボックスの平面図である。
カテーテル中継ボックス61は、複数の電極カテーテル50、詳細には複数の電極51をEPSユニット100に効率良く接続する中継装置である。他のカテーテル中継ボックス62〜64は、カテーテル中継ボックス61と同様の構成であるため、説明は省略する。
図4に示すように、カテーテル中継ボックス61には、電極51に対応した複数の入力端子部600が設けられている。これら入力端子部600のそれぞれに、各電極カテーテル50から導出される出力端子52を嵌合して接続することで、各電極51は、各入力端子部600に導通可能に接続される。
なお、本実施の形態の場合には、カテーテル中継ボックス61は、80個(電極80極に対応)の入力端子部600を有し、双極1チャネルの心内心電図を表示するため、最大40チャネルの心内心電図を取得可能である。カテーテル中継ボックス61は、電極の数、つまり、電極カテーテルの本数に比例して、個数も増加できる。カテーテル中継ボックス61は、EPSユニット100に入力できる電極の数に対応して増設することができる。
本実施の形態では、EPSユニット100は2つのカテーテル中継ボックス61、62を接続できるようになっているため、40チャネル(80極)分の心内心電信号を入力可能とされている。また、本実施の形態では、EPSユニット100には、2つのカテーテル中継ボックス63、64が接続可能な拡張用EPSユニット100aが接続されている。これにより、EPSユニット100には、各カテーテル中継ボックス61〜64を介して接続された電極カテーテル50の電極を用いて、最大160チャネル(カテーテル中継ボックス4台×40チャネル、320極に相当)分の心内心電図の信号が入力されるようになっている。
図4に示すカテーテル中継ボックス61における複数の入力端子部600は、いくつかのグループとして視認し易いように色分けされていることが好ましい。例えば、赤、白、青、緑の4色で、それぞれ20個(2行10列)ずつ色分けされていれば、複数の電極カテーテル50毎の出力端子52を接続する際に、電極カテーテル50をグループ単位で扱い、グループ毎での接続が容易になる。また、カテーテル中継ボックス61では、入力端子部600は、それぞれの入力端子部600を区別し易いように、一定の規則で、番号などが振られていることが好ましい。図4では、平面視矩形状のカテーテル中継ボックス61において、一つの角部(図中左上)から下方へ向かって縦に連らねつつ、連ねた列が左から右に並ぶように、順次番号(例えば1〜80)が順に振られている。
これらカテーテル中継ボックス61〜64の入力端子部600に、各電極カテーテル50(図2参照)の出力端子52を接続する。これにより、出力端子52に接続された電極カテーテル50の先端付近の電極51は、それぞれ、カテーテル中継ボックス61〜64を介してEPSユニット100と導通した接続状態になる。これら電極51の断線、電極カテーテル50のカテーテル中継ボックス61〜64に対する外れ等といったEPSユニットに対する非接続状態は、EPSユニット100で判定される。EPSユニット100は、カテーテル中継ボックス61〜64の入力端子部600のどの入力端子部600に、どの電極51が接続されているか検出して、その情報をインターフェースユニット40、本体ユニット30に送出する。
図5は、EPSユニット100の要部構成を示す図である。
図5に示すように、EPSユニット100は、電極カテーテル50を用いて心臓内に留置される電極51に印加する電圧をオフセットするオフセット付与部110と、電極51の導通状態或いは断線等の非導通状態を判定する導通判定部120と、を有する。
オフセット付与部110は、カテーテル中継ボックス61(62、63、64)の入力端子部600に接続されており、これにより、カテーテル中継ボックス61(62、63、64)を介して、心臓内に留置される複数の電極51に接続される。
オフセット付与部110は、複数の電極51のうち少なくとも一つの電極51の電圧をプルアップするプルアップ回路115と、複数の電極51のうち少なくとも一つの電極51の電圧をプルダウンするプルダウン回路116とを有する。
オフセット付与部110は、プルアップ回路115及びプルダウン回路116によってオフセット電圧を電極51に付与する。
プルアップ回路115及びプルダウン回路116は、カテーテル中継ボックス61(62、63、64)の入力端子部600にそれぞれ接続される。また、プルアップ回路115及びプルダウン回路116は、それぞれA/D変換器121−1、121−2、…122−(n−1)、122−nを介して閾値判定部122−1、122−2、…122−(n−1)、122−nに接続されている。
プルアップ回路115は、プラスの電源電位に接続されたプルアップ抵抗111を有する。プルアップ抵抗111は、入力端子部600を介して電極51に接続される。
プルダウン回路116は、マイナスの電源電位に接続されたプルダウン抵抗112を有する。プルダウン抵抗116は、入力端子部600を介して電極51に接続される。
プルアップ回路115及びプルダウン回路116によりプルアップ、プルダウンすることで電極51に付与するオフセット電圧は、入力端子部600を介して心臓内に留置される電極51に接続された際に、相殺されるような値である。相殺される値とは、0Vが好ましく、0Vに近ければ、導通判定部120(詳細には、閾値判定部122)における精度が向上する。
オフセット付与部110では、電極51により被検者を(水、筋肉)介して導通した状態おいて、複数の電極51に印加する電圧が相殺される、本実施の形態では、プルアップする電圧とプルダウンする電圧が等しく、且つ、プルアップ抵抗111とプルダウン抵抗112の抵抗値を等しくしているので、プルアップ回路115とプルダウン回路116とは同数となっている。すなわち、プルアップする電極と、プルダウンする電極は同数としている。
これにより、電極51に印加される電圧は、被検者(水、筋肉)を介して導通し、且つ、心臓内において電極51間のインピーダンス(生体インピーダンス)が極めて低い(例えば100Ω程度)こともあり、約0Vになる。例えば、プルアップする電圧を+1V、抵抗200MΩ、プルダウンする電圧−1V、抵抗200MΩ等としてもよい。
ここで、図4に示すカテーテル中継ボックス61の入力端子部600に接続される複数(偶数個)の電極51のうち、奇数番の入力端子部600に接続する電極51を、プルアップし、偶数番の入力端子部600に接続する電極51をプルダウンしている。例えば、EPSユニット100は、カテーテル中継ボックス61の入力端子部600の奇数番の入力端子部600にプルアップ回路115を接続している。また、EPSユニット100は、偶数番の入力端子部600にプルダウン回路116を接続している。
また、図4に示すカテーテル中継ボックス61の入力端子部600には、入力端子部600に振られた番号の小さい数から昇順で電極カテーテル50の電極51が接続される。これにより、被検者に装着される複数の電極51は、出力端子52を入力端子部600に接続することで、同数のプルアップ回路115とプルダウン回路116に接続される構成となる。
この構成により、オフセット付与部110に接続される各電極51は、オフセット付与部110により、例えば、プルアップしている電極の配線が断線など非導通状態になったとき電圧は上がり、プルダウンしている電極の配線が断線など非導通状態になったとき電圧は下がり、導通状態では電圧は約0V状態となる。
導通判定部120は、オフセット付与部110を介して入力される電圧に基づいて電極51の接続状態が導通状態であるか、非導通状態であるかを判定する。非導通状態は、EPSユニット100から電極51までの配線での非導通状態を意味し、具体的には、電極カテーテル50がカテーテル中継ボックス61(62、63、64)から外れたり、電極カテーテル50において出力端子52(図2参照)と電極51とを繋ぐ配線が断線したりしている状態等を意味する。なお、電極カテーテル50中の配線は、図3に示す「×」部分で断線した場合、血液に接触しないため、断線時には導通しない。
導通判定部120は、電極51毎に接続されるAD変換部121と、閾値判定部122とを有し、プルアップ或いはプルダウンした配線から入力される信号をAD変換部121で変換して、閾値判定部122に出力する。なお、AD変換部121及び閾値判定部122は、AD変換部121において、オフセット付与部110のプルアップ回路115或いはプルダウン回路116を介して、電極51毎に接続される。
閾値判定部122では、AD変換部121から入力される信号の電圧を閾値と比較して判定し、その判定結果に基づいて、接続される電極51が導通状態であるか、非導通状態であるかを判定する。
この構成により、カテーテル中継ボックス61(62、63、64)の入力端子部600を介して導通判定部120に接続される電極51が導通状態であれば、オフセット付与部110により電圧は0Vに近づく。
一方、電極カテーテル50が外れたり、断線したりして回路のいずれかの部位で非導通状態になると、非導通状態となった部位を含む配線から印加される導通判定部120の電圧は、プルアップ電圧、又は、プルダウン電圧となる。そして、閾値判定部122において、閾値以上の電圧を検出した場合には、閾値判定部122に接続された電極51の配線が断線しているか、或いは、当該電極51の電極カテーテル50が外れている等の非導通状態であると判定する。これにより、非導通状態である電極51を特定できる。このように、EPSユニット100では、カテーテル中継ボックス61(62、63、64)の入力端子部600に挿入している電極のうち、どの電極51が非導通状態であるか否かを判定する。
閾値判定部120が、非導通状態を判定すると、EPSユニット100は、閾値判定した閾値判定部120に接続されている電極51が非導通状態である旨を示す信号を、インターフェースユニット40を介して本体ユニット30に出力して表示部20に表示する。すなわち、EPSユニット100は、心臓内の所定の部位に留置した複数の電極51のうちの特定の電極51の非導通状態を検出して、表示部20に表示する。なお、この表示形態は、EPSユニット100で生成して、インターフェースユニット40、本体ユニット30に送出してもよいし、本体ユニット30で作成した表示画面上に表示するようにしてもよい。この表示形態についての詳細は図6を参照して後述する。
EPSユニット100は、電極カテーテル50の電極51をそれぞれ心臓内の所定の部位に留置して、表示部20に最大160チャネルの複数の波形を表示するものとする。この場合、電極51の少なくとも一つが断線等により非導通状態になると、非導通状態となった電極51の配線にハムノイズ等の外乱ノイズが重畳し、波形を表示する表示部20の波形画像が乱れる。その際、電極51を設定するための設定画面を表示する。
図6は、電極の接続状態を表示した電極設定画面を示す図である。
図6に示す電極設定画面300は、被検者の複数の生体情報を表示する画面から切り替えられて、電極の接続状態を確認するための画面であり、カテーテル中継ボックス61での入力端子部600と同様に配置された入力端子部321を表示する。ここでは、電極設定画面300では、カテーテル中継ボックス310が、カテーテル中継ボックス61の平面図に対応した態様で表示されている。なお、電極設定画面300において、タブ「BOX1」はカテーテル中継ボックス61の電極設定画面である。タブ「BOX2」、「BOX3」、「BOX4」をそれぞれ選択することにより、それぞれ対応するカテーテル中継ボックス62、63、64の電極設定画面が表示される。各カテーテル中継ボックス62、63、64の電極設定画面については、カテーテル中継ボックス61の電極設定画面300と同様である。よって、以下では電極設定画面300の説明のみ行い、その他の電極設定画面の説明は省略する。
図6に示す各入力端子部321(321−1、321−2、321−3、…)は、カテーテル中継ボックス61の入力端子部600のそれぞれに電極カテーテル50を介して接続される電極を示す。設定画面300では入力端子部321を用いて、当該入力端子部321が示す入力端子部600に接続された電極51の非導通状態(断線等)と、導通状態とを異なる形態で表示している。
図6では、例えば、カテーテル中継ボックス61の入力端子部に接続される電極51が導通状態であれば、図6に番号「2.」、「3.」の入力端子部321−2、321−3に示すように、中央部分は「○(白丸)」で表示される。図6では、番号「2.」〜「80.」までの入力端子部321(図4で番号「2.」〜「80.」が付された入力端子部に対応)に接続された電極はすべて導通状態であることを表示している。
カテーテル中継ボックス61の入力端子部(例えば、図4の左上角部の入力端子部600)に接続される電極51が断線して非導通状態になった場合、図6に示すように、対応する入力端子部321−1の中央の「○(白丸)」の色が反転する(「●(黒丸)」で表示)。これにより該当する入力端子部に接続される電極が、非導通状態である旨を表示する。なお、カテーテル中継ボックス61の入力端子部600に、電極カテーテル50(詳細には図2に示す出力端子52)を差し込んでおらず、接続しない電極があれば、当該電極に接続される表示部の入力端子部は、「○(白丸)」が反転して「●(黒丸)」で表示される。なお、カテーテル中継ボックス61に接続した電極カテーテル50を心臓内に挿入する際には、体外では空気によりHiインピーダンス状態となり、EPSユニット100は、電極カテーテル50(電極51)が外れた状態として検出し、表示部20には、該当電極を示す入力端子部321を「●(黒丸)」で表示する。
これにより、EPSユニット100は、オフセット付与部110及び導通判定部120を用いることによって、医師や医療従事者に対して、電極の異常、つまり、電極カテーテルの異常を通知することができ、医師や医療従事者は表示部20の画面を視認して、断線した電極、或いは、非導通状態の電極を有する異常な電極カテーテル50を識別できる。
このように本実施の形態は、心臓内の所定部位に留置する複数の電極を介して心臓の電気活動を把握するEPSユニット100を有し、このEPSユニット100は、オフセット付与部110及び導通判定部120を有する。オフセット付与部110は、プルアップ回路115とプルダウン回路116とによって、心臓内の所定部位に留置する複数の電極51に対して、複数の電極51が接続された際に、相殺されるような値のオフセット電圧を付与している。導通判定部120は、電極51の電圧を閾値判定して電極51の導通を判定する。これにより、オフセット付与部110が被検者に接続された導通状態(電圧は約0V状態)において、プルアップ或いは、プルダウンしている電極51が断線など非導通状態になると、導通判定部120の電圧判定で、断線した電極を判定できる。これにより、より正確な心臓の電気活動を把握するために電極を多数使用して多数の心内心電波形を取得する場合、電極が断線しても、断線した電極を容易に特定することで識別できる。
また、本実施の形態のEPSユニット100を用いて、カテーテル検査等を行う場合では、ポリグラフ10は、電極カテーテル50を用いた心内心電図とともに、12誘導心電図等の体表面心電図を計測する。例えば、体表面に複数の電極(12誘導法では、手首足首と胸部に6つの計10個の電極)を取り付けて、心電波形を取得する。
体表面心電図を取得する際、体表面に取り付けられる電極の一つを、基準電位をとるための電極にする。例えば、12誘導心電図を取得する際には、心臓から最も離れた右足首に取り付けられる電極を基準電極とし、RF(Right Foot)ドライブ回路から電極を介して右足に基準電位を与える。このようにして各電極を用いて、波形信号を収集することにより体表面心電図を取得する。
体表面心電図を取得する方法では、RFドライブ回路が外れたり、破損したりする場合、体表面心電図取得の際の基準電位は設定されず、体表面心電図は取得できない。これに対して、本実施の形態では、EPSユニット100のオフセット付与部110によって、各電極51に対し、プラス側への電圧の引き上げとマイナス側への電圧の引き下げとをそれぞれの電圧が等しくなるように行っている。これにより、本実施の形態では、RFドライブ回路のように基準電位を与える特殊な電極を必要とせずに、心内心電図を取得することができる。
なお、カテーテル中継ボックス61〜64を介して電極51をEPSユニット100に接続する電極カテーテル50として、多数(例えば64個)の電極が配されたバスケット状の電極カテーテルを用いてもよい。
また、本実施の形態では、オフセット付与部110は、カテーテル中継ボックス61〜64に接続された複数の電極51のうち偶数番をプルアップする電極、奇数番の電極をプルダウンする電極としてもよい。本実施の形態では、オフセット付与部110は、心臓内に留置される電極51により被検者を介して導通した際に、プルアップ側の電圧と、プルダウン側の電圧とが相殺されればどのように構成されてもよく、プルアップ回路115及びプルダウン回路116における電極数、プルアップする電圧、プルダウン電圧、抵抗は種々選択して良い。
以上、本発明の実施の形態について説明した。なお、以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されない。つまり、上記装置の構成や各部分の形状についての説明は一例であり、本発明の範囲においてこれらの例に対する様々な変更や追加が可能であることは明らかである。
本発明に係る電気生理学的検査装置は、心臓カテーテル検査において、心臓の電気的活動を把握する際に、断線した電極を容易に特定するものとして有用である。
10 ポリグラフ
20 表示部
30 本体ユニット
40 インターフェースユニット
50 電極カテーテル
50a 先端部
51 電極
52 出力端子
61、62、63、64、310 カテーテル中継ボックス
70 刺激装置
80 アブレータ装置
100 EPS(Electro Physiological Study)ユニット(電気生理学的検査装置)
100a 拡張用EPSユニット
110 オフセット付与部
115 プルアップ回路
116 プルダウン回路
200 入力装置
600 入力端子部

Claims (4)

  1. 心臓内の所定部位に留置する複数の電極を介して心臓の電気活動を把握する電気生理学的検査装置であって、
    前記複数の電極のうち、少なくとも一つの電極をプルアップするプルアップ回路及び少なくとも一つの電極をプルダウンするプルダウン回路を有し、前記プルアップ回路及び前記プルダウン回路によってオフセット電圧を付与するオフセット付与部と、
    前記電極の電圧を閾値判定して当該電極の導通を判定する導通判定部と、
    を有する、
    電気生理学的検査装置。
  2. 前記オフセット付与部により付与する前記オフセット電圧は、前記複数の電極が接続された際に相殺されるような値である、
    請求項1に記載の電気生理学的検査装置。
  3. 前記プルアップ回路と、前記プルダウン回路は同数である、
    請求項1又は請求項2に記載の電気生理学的検査装置。
  4. 前記複数の電極のうち偶数番の電極に、前記プルアップ回路及び前記プルダウン回路の一方の回路が接続され、奇数番の電極に、前記プルアップ回路及び前記プルダウン回路の他方の回路が接続される、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電気生理学的検査装置。
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