JP2016059203A - 無線受電装置、該装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】無線受電装置に有線接続され且つ無線接続に対応していないデバイスの充電を確実に完了させることができる無線受電装置を提供する。
【解決手段】送電装置102に無線接続された無線受電装置101及び無線受電装置101に有線接続されたデバイス103の充電が完了したとき、無線受電装置101は充電が完了したことを送電装置102に送信する。
【選択図】図1
【解決手段】送電装置102に無線接続された無線受電装置101及び無線受電装置101に有線接続されたデバイス103の充電が完了したとき、無線受電装置101は充電が完了したことを送電装置102に送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、無線受電装置、該装置の制御方法、及びプログラムに関する。
従来より、送電装置から電力が供給される無線受電装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の無線受電装置は送電装置と無線接続され、送電装置から無線によって供給された電力は無線受電装置の充電に使用される。ところで、特許文献1の無線受電装置には無線接続に対応していないデバイスが有線接続される場合がある。この場合、有線接続されたデバイスの充電に使用される電力は送電装置から無線受電装置を介してのみ供給される。
しかしながら、無線受電装置は自身の充電が完了すると充電完了を示す情報を送電装置へ送信し、送電装置は充電完了を示す情報の受信に応じて電力の供給を停止するため、例えば、無線受電装置に有線接続されたデバイスの充電が完了する前に無線受電装置の充電が完了したとき、送電装置からの電力の供給が停止されてデバイスの充電を確実に完了させることができないという問題があった。
本発明の目的は、無線受電装置に有線接続され且つ無線接続に対応していないデバイスの充電を確実に完了させることができる無線受電装置、該装置の制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の無線受電装置は、送電装置に無線接続され且つデバイスに有線接続されている無線受電装置において、前記送電装置から電力を受電する受電手段と、前記無線受電装置の充電が完了したか否かを判別する第1の判別手段と、前記送電装置から受電された電力を前記デバイスに供給する供給手段と、前記デバイスに供給した電力によって前記デバイスの充電が完了したか否かを判別する第2の判別手段と、前記第1の判別手段が前記無線受電装置の充電が完了したと判別し、且つ前記第2の判別手段が前記デバイスの充電が完了したと判別したとき、充電完了を示す情報を前記送電装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の無線受電装置は、送電装置に無線接続されている無線受電装置において、前記送電装置から電力を受電する受電手段と、前記無線受電装置の充電が完了したか否かを判別する第1の判別手段と、デバイスと有線接続する接続手段と、前記送電装置から受電された電力を前記デバイスに供給する供給手段と、前記デバイスに供給した電力によって前記デバイスの充電が完了したか否かを判別する第2の判別手段とを備え、前記第1の判別手段が前記無線受電装置の充電が完了したと判別した後に前記デバイスと有線接続し、さらに、前記第2の判別手段が前記有線接続されたデバイスの充電が完了したと判別したとき、充電完了を示す情報を前記送電装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、無線受電装置に有線接続され且つ無線接続に対応していないデバイスの充電を確実に完了させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る無線受電装置101を含む電力供給システム100の構成を概略的に示す図である。
図1の電力供給システム100は無線受電装置101、送電装置102、及びデバイス103を有する。無線受電装置101は、例えば、Tablet PC、Laptop PC、又はSmart Phoneである。無線受電装置101及び送電装置102は無線接続され、無線受電装置101及びデバイス103はケーブル104を介して有線接続されている。デバイス103は無線受電装置101及び送電装置102との無線接続に対応していない。無線受電装置101は送電装置102から供給された電力を受電する。また、無線受電装置101は送電装置102と、例えば、後述する充電情報や充電完了通知のような電力に関する情報を通信する。
図2は、図1における無線受電装置101及び送電装置102の内部構成を概略的に示すブロック図である。
図2の無線受電装置101は無線受電制御部201、フラッシュROM202、RAM203、受電装置通信部204、受電装置表示操作部205、充電制御部206、有線I/F207、及びタイマ208を有し、これらの構成要素は受電装置制御部209を介して互いに接続されている。さらに、無線受電装置101は受電アンテナ210、レギュレータ211、及び充電が可能な二次電池としての電池212を有し、受電アンテナ210は無線受電制御部201に接続され、レギュレータ211は無線受電制御部201及び充電制御部206に接続され、電池212は充電制御部206に接続されている。
無線受電制御部201は受電アンテナ210を制御して送電装置102から電力を受電し、受電した電力から直流電力を生成する。また、無線受電制御部201は受電した電力の電圧及び電流を測定し、測定された電圧及び電流を受電装置制御部209に送信する。フラッシュROM202は不揮発性のメモリであり、受電装置制御部209が使用するプログラム又は無線受電装置101に関する情報、例えば、後述する無線受電装置101の最大受電量を格納する。
RAM203は揮発性メモリであり、受電装置制御部209が使用するプログラム、送電装置102から受信したデータ、又は無線受電装置101に関する情報が変更されたか否かを示すフラグを格納する。なお、当該フラグが「0」の場合は、無線受電装置101に関する情報が変更されていないことを示し、当該フラグが「1」の場合は、無線受電装置101に関する情報が変更されたことを示す。
受電装置通信部204は後述する送電装置通信部224と通信する。具体的には、受電装置通信部204は無線受電装置101に関する情報、例えば、無線受電装置101が有する電池212及び無線受電装置101に接続されたデバイス103が有する電池(不図示)(以下、単に「電池B」とする)に残る電力量(以下、「電力残量情報」という。)を後述する送電装置通信部224に送信する。受電装置表示操作部205は無線受電装置101に関する情報を表示する。また、受電装置表示操作部205はユーザが指示を入力するときに使用され、入力された指示に基づいて、例えば、無線受電装置101の設定内容が変更される。
充電制御部206は受電アンテナ210が受電し、且つレギュレータ211が出力した電力を使用して電池212を、例えば、定電圧定電流方式によって充電する。また、充電制御部206は無線受電装置101の各構成要素にレギュレータ211から出力された電力又は電池212から出力された電力を供給する。さらに、充電制御部206は電池212に残る電力量を定期的に計測し、電池212の電力残量情報を受電装置制御部209に送信すると共に、電力残量情報をRAM203に格納する。
有線I/F207は、例えば、USBホストI/Fであり、無線受電装置101及びデバイス103を接続する。無線受電装置101及びデバイス103が接続されたとき、無線受電装置101はデバイス103に電力を供給すると共に、デバイス103と通信する。タイマ208は、例えば、受電装置通信部204がコマンドを送信し、当該コマンドへの応答を受信するまでの時間を測定する。
受電装置制御部209は無線受電装置101の各構成要素を制御する。また、受電装置制御部209はフラッシュROM202に格納されたプログラムをRAM203に展開して実行する。レギュレータ211は無線受電制御部201からレギュレータ211へ出力される電力の電圧値又は電池212から充電制御部206へ出力される電力の電圧値を予め設定された電圧値となるように制御する。
図2の送電装置102は電力伝送部221、フラッシュROM222、RAM223、送電装置通信部224、送電装置表示操作部225、及びタイマ226を有し、これらの構成要素は送電装置制御部227を介して互いに接続されている。さらに、送電装置102は給電アンテナ228を有し、給電アンテナ228は電力伝送部221に接続されている。
電力伝送部221は給電アンテナ228から受電アンテナ210に供給される電力を生成する。給電アンテナ228から受電アンテナ210に供給される電力には駆動電力及び充電電力の2種類の電力からなり、駆動電力は受電装置通信部204を駆動し、充電電力は電池212及び電池Bを充電する。フラッシュROM222は不揮発性のメモリであり、送電装置制御部227が使用するプログラム又は送電装置102に関する情報を格納する。RAM223は揮発性メモリであり、送電装置制御部227が使用するプログラム、設定データ、又は無線受電装置101から受信したデータを格納する。
送電装置通信部224は受電装置通信部204と通信し、例えば、送電装置102が無線受電装置101に関する情報を要求するためのコマンドを送信する。なお、受電装置通信部204及び送電装置通信部224は所定の無線通信規格、例えば、無線LAN規格、Bluetooth(登録商標)規格、又はBluetooth Low Energy規格に準拠して通信する。
送電装置表示操作部225は送電装置102に関する情報及び無線受電装置101から受信された情報を表示する。また、送電装置表示操作部225はユーザが指示を入力するときに使用され、入力された指示に基づいて、例えば、送電装置102の設定内容が変更される。タイマ226は、例えば、送電装置通信部224がコマンドを送信し、当該コマンドへの応答を受信するまでの時間を測定する。送電装置制御部227は送電装置102の各構成要素を制御する。また、送電装置制御部227はフラッシュROM222に格納されたプログラムをRAM223に展開して実行する。
図3は、図2における送電装置制御部227によって実行される無線受電装置101への電力供給処理の手順を示すフローチャートである。
まず、駆動電力が生成され(ステップS301)、生成された駆動電力を受電装置通信部204に供給し、受電装置通信部204及び送電装置通信部224の通信の有無に基づいて無線受電装置101が送電装置102に接続されているか否かを判別する(ステップS302)。ステップS302の判別の結果、無線受電装置101が接続されていないとき、本処理を終了し、無線受電装置101が接続されているとき、無線受電装置101に関する情報を要求するためのコマンドを送信し(ステップS303)、当該コマンドに対して応答があったか否かを判別する(ステップS304)。
ステップS304の判別の結果、応答がなかったとき、ステップS312に進んで無線受電装置101との通信を終了し、応答があったとき、送電装置102に関する情報を無線受電装置101に送信する(ステップS305)。次に、無線受電装置101に関する情報を要求するためのコマンドを再度送信し(ステップS306)、当該コマンドに対して応答があったか否かを判別する(ステップS307)。ステップS307の判別の結果、応答がなかったとき、ステップS312に進み、応答があったとき、電池212の充電準備が完了したか否かを判別する(ステップS308)。
ステップS308の判別の結果、電池212の充電準備が完了していないとき、ステップS306に戻り、電池212の充電準備が完了したとき、充電電力が生成され、生成された充電電力を電池212に供給し(ステップS309)、無線受電装置101から電池212の電力残量情報を受信し(ステップS310)、電池212の充電が完了したか否かを判別する(ステップS311)。
ステップS311の判別の結果、無線受電装置101の充電が完了していないとき、ステップS310に戻り、無線受電装置101の充電が完了したとき、無線受電装置101との通信を終了し(ステップS312)、無線受電装置101への電力の供給を中止し(ステップS313)、本処理を終了する。
図4は、図2における受電装置制御部209によって実行される送電装置102からの電力受電処理の手順を示すフローチャートである。
図4において、まず、駆動電力が受電されたか否かを判別する(ステップS401)。ステップS401の判別の結果、駆動電力を受電していないとき、ステップS401に戻り、駆動電力を受電したとき、無線受電装置101に関する情報を送信し(ステップS402)、送電装置102に関する情報を受信したか否かを判別する(ステップS403)。
ステップS403の判別の結果、送電装置102に関する情報を受信していないとき、ステップS403に戻り、送電装置102に関する情報を受信したとき、無線受電装置101が有する電池212の充電の準備が完了したか否かを判別する(ステップS404)。ステップS404の判別の結果、電池212の充電の準備が完了していないとき、無線受電装置101に関する情報として充電の準備が完了していないことを送信し(ステップS405)、ステップS404に戻り、電池212の充電の準備が完了したとき、電池212の充電を開始し(ステップS406)、有線I/F207にデバイス103が接続されているか否かを判別する(ステップS407)。
ステップS407の判別の結果、有線I/F207にデバイス103が接続されているとき、電池Bに充電が必要か否かを判別する(ステップS408)。ステップS408の判別の結果、電池Bに充電が必要なとき、デバイス103に電力を供給して電池Bの充電を開始し(ステップS409)、電池Bの充電が完了したか否かを判別する(ステップS410)。ステップS410の判別の結果、電池Bの充電が完了したとき、電池212の充電が完了したか否かを判別する(ステップS413)。
ステップS407の判別の結果、有線I/F207にデバイス103が接続されていないとき、又はステップS408の判別の結果、電池Bに充電が必要でないとき、ステップS413に進む。ステップS410の判別の結果、電池Bの充電が完了していないとき、送電装置102に電池Bの充電が完了していないことを示す充電情報を送信し(ステップS411)、フラッシュROM202に予め格納された所定の時間が経過するまで受電装置制御部209は待機し(ステップS412)、ステップS410に戻る。
ステップS413の判別の結果、電池212の充電が完了していないとき、ステップS411に進み、電池212の充電が完了したとき、電池212の充電が完了したことを示す充電完了通知(充電完了を示す情報)を送電装置102に送信し(ステップS414)、送電装置102との通信を切断して送電装置102からの電力の供給を中止し(ステップS415)、本処理を終了する。
図4の処理によれば、電池212及び電池Bの充電が完了したとき、充電完了通知が送電装置102に送信される(ステップS410,S413〜S414)。すなわち、電池212の充電が完了しただけでは充電完了通知が送電装置102に送信されず、送電装置102から無線受電装置101への電力の供給が停止することもないので、電池212の充電が完了し且つ電池Bの充電が完了する前に送電装置102から無線受電装置101への電力の供給が停止されることはなく、もって、無線受電装置101に有線接続され且つ無線接続に対応していないデバイス103の充電を確実に完了させることができる。
図5は、図4の電力受電処理の変形例の手順を示すフローチャートである。図5のステップ401〜S406,S409〜S415の処理は図4のステップ401〜S406,S409〜S415の処理と同一であるため、以下において、図4の処理と異なる点のみ説明する。なお、図5の無線受電装置101の受電可能な電力(以下、「最大受電量」という)は無線受電装置101に関する情報として、例えば、フラッシュROM202に予め格納されている。
図5において、まず、有線I/F207にデバイス103が接続されているか否かを判別する(ステップS501)。ステップS501の判別の結果、有線I/F207にデバイス103が接続されているとき、デバイス103に充電が必要か否かを判別する(ステップS502)。ステップS502の判別の結果、デバイス103に充電が必要であるとき、予めフラッシュROM202に格納された無線受電装置101の最大受電量にデバイス103の最大受電量を加算し、加算後の最大受電量を新たな無線受電装置101の最大受電量としてフラッシュROM202に格納する(無線受電装置101に関する情報の変更)(ステップS503)。なお、新たな無線受電装置101の最大受電量は後述する受電量区分一覧600(図6)に基づいてフラッシュROM202に格納される。
図6の受電量区分一覧600はCategory1乃至Category5に区分された無線受電装置101の最大受電量を示す。例えば、無線受電装置101の最大受電量が6.5Wのとき、当該無線受電装置101に関する情報としてフラッシュROM202にCategory3が予め格納されている。
最大受電量が6.5Wの無線受電装置101に、例えば、最大受電量が2.5Wのデバイス103が接続されたとき、無線受電装置101の最大受電量にデバイス103の最大受電量が加算され、加算後の最大受電量(9.0W)が新たな無線受電装置101の最大受電量としてフラッシュROM202に格納される。具体的には、新たな無線受電装置101の最大受電量が区分されているCategory4がフラッシュROM202に格納され、無線受電装置101の最大受電量はCategory3からCategory4に変更される。
受電量区分一覧600では最大受電量が複数の区分に分類されているので、受電装置制御部209は送電装置102から受電できる最大の電力が変更されたか否かを簡単に判別することができる。
図5に戻り、RAM203に格納されたフラグに1を入力し(ステップS504)、ステップS401に進む。ステップS501の判別の結果、有線I/F207にデバイス103が接続されていないとき、又はステップS502の判別の結果、デバイス103に充電が必要でないとき、RAM203に格納されたフラグに0を入力し(ステップS505)、ステップS401に進む。
次いで、ステップS401〜S406の処理を実行してRAM203に格納されているフラグに1が入力されているか否かを判別する(ステップS506)。ステップS506の判別の結果、フラグに1が入力されているとき、ステップS409に進み、フラグに1が入力されていないとき、ステップS409〜S412をスキップしてステップS413に進む。
図5の処理によれば、フラグに1が入力されているか否かに基づいてデバイスに接続された電池Bへの充電を開始する(ステップS506)。図5の処理において、フラグに1が入力されていることは無線受電装置101に関する情報としての無線受電装置101の最大受電量が変化していることを示し、充電を要するデバイス103が無線受電装置101に接続されていることを示す。一方、フラグに0が入力されていることは無線受電装置101に関する情報としての無線受電装置101の最大受電量が変化していないことを示し、充電を要するデバイス103が無線受電装置101に接続されていないことを示す。
すなわち、フラグに1が入力されているか否かに基づいてデバイス103が無線受電装置101に有線接続されているか否かを判別するので、例えば、デバイス103が無線受電装置101に有線接続されているか否かの判別において、無線受電装置101の端子とケーブル104の端子との物理的接触を検知する必要がなく、もって、デバイス103が有線接続されているか否かの判別の信頼性を向上することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本発明の第2の実施の形態は、その構成、作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、無線受電装置101が有する電池212の充電が完了し、一度送電装置102との通信を切断して送電装置102からの電力の供給を中止した後、無線受電装置101に接続されたデバイス103が有する電池Bの充電を開始する点で本発明の第1の実施の形態と異なる。以下、重複した構成、作用については説明を省略し、異なる構成、作用についての説明を行う。
図7は、図2における受電装置制御部209によって実行される送電装置102からの電力受電処理の手順を示すフローチャートである。図7のステップ401〜S406の処理は図4のステップ401〜S406の処理と同一であるため、以下において、図4の処理と異なる点のみ説明する。
無線受電装置101が有する電池212の充電を開始し(ステップS406)、電池212の充電が完了したか否かを判別する(ステップS701)。ステップS701の判別の結果、電池212の充電が完了していないとき、送電装置102に電池212の充電が完了していないことを示す充電情報を送信し(ステップS702)、フラッシュROM202に予め格納された所定の時間が経過するまで待機し(ステップS703)、ステップS701に戻る。
ステップS701の判別の結果、電池212の充電が完了したとき、電池212の充電が完了したことを示す充電完了通知を送電装置102に送信し(ステップS704)、送電装置102との通信を切断して送電装置102からの電力の供給を中止し(ステップS705)、有線I/F207にデバイス103が接続されているか否かを判別する(ステップS706)。ステップS706の判別の結果、有線I/F207にデバイス103が接続されていないとき、本処理を終了し、有線I/F207にデバイス103が接続されているとき、ステップS401〜S403を実行する。
ステップS403の判別の結果、送電装置102に関する情報を受信したとき、電池Bの充電の準備が完了したか否かを判別する(ステップS707)。ステップS707の判別の結果、電池Bの充電の準備が完了していないとき、無線受電装置101に関する情報を送信し(ステップS708)、ステップS707に戻る。電池Bの充電の準備が完了したとき、電力伝送部221は充電電力を生成し、生成された充電電力は給電アンテナ228から受電アンテナ210に供給されると共に、有線I/F207に接続されたデバイス103が有する電池Bに供給され(電池Bの充電開始)(ステップS709)、電池Bの充電が完了したか否かを判別する(ステップS710)。ステップS710の判別の結果、電池Bの充電が完了していないとき、送電装置102に電池Bの充電が完了していないことを示す充電情報を送信し(ステップS711)、受電装置制御部209はフラッシュROM202に予め格納された所定の時間が経過するまで待機し(ステップS712)、ステップS710に戻る。ステップS710の判別の結果、電池Bの充電が完了したとき、電池Bの充電が完了したことを示す充電完了通知を送電装置102に送信し(ステップS713)、送電装置102との通信を切断して送電装置102からの電力の供給を中止し(ステップS714)、本処理を終了する。
図7の処理によれば、電池212の充電が完了したと判別された後に有線I/F207にデバイス103が有線接続され(ステップS701,S704〜S706)、電池Bの充電が完了したと判別されたとき(ステップS710)、充電完了通知が送電装置102に送信される(ステップS713)。例えば、電池212の充電が完了した後に電池Bを充電する必要があるとき、受電装置制御部209は電池212の充電が完了したことを示す充電完了通知を送電装置102に送信した後であって、電池Bへの充電電力の供給開始から電池Bの充電が完了するまで、電池Bの充電が完了したことを示す充電完了通知を送電装置102に送信せず、送電装置102から無線受電装置101を介してのデバイス103への電力の供給が停止することもないので、無線受電装置101に有線接続され且つ無線接続に対応していないデバイス103が有する電池Bの充電を確実に完了させることができる。
上述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理において、そのプログラム、及び該プログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明を構成する。
101 無線受電装置
102 送電装置
103 デバイス
104 ケーブル
204 受電装置通信部
207 有線I/F
209 受電装置制御部
210 受電アンテナ
224 送電装置通信部
102 送電装置
103 デバイス
104 ケーブル
204 受電装置通信部
207 有線I/F
209 受電装置制御部
210 受電アンテナ
224 送電装置通信部
Claims (8)
- 送電装置に無線接続され且つデバイスに有線接続されている無線受電装置において、
前記送電装置から電力を受電する受電手段と、
前記無線受電装置の充電が完了したか否かを判別する第1の判別手段と、
前記送電装置から受電された電力を前記デバイスに供給する供給手段と、
前記デバイスに供給した電力によって前記デバイスの充電が完了したか否かを判別する第2の判別手段と、
前記第1の判別手段が前記無線受電装置の充電が完了したと判別し、且つ前記第2の判別手段が前記デバイスの充電が完了したと判別したとき、充電完了を示す情報を前記送電装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする無線受電装置。 - 前記デバイスに有線接続されているか否かを判別する第3の判別手段と、
前記送電装置から受電できる最大の電力に関する情報を格納する格納手段とをさらに備え、
前記最大の電力に関する情報は前記無線受電装置が前記デバイスに有線接続されているか否かに応じて変化し、
前記第3の判別手段は前記最大の電力に関する情報に基づいて前記デバイスに有線接続されているか否かを判別することを特徴とする請求項1記載の無線受電装置。 - 前記最大の電力に関する情報は複数の区分に分類されていることを特徴とする請求項2記載の無線受電装置。
- 送電装置に無線接続されている無線受電装置において、
前記送電装置から電力を受電する受電手段と、
前記無線受電装置の充電が完了したか否かを判別する第1の判別手段と、
デバイスと有線接続する接続手段と、
前記送電装置から受電された電力を前記デバイスに供給する供給手段と、
前記デバイスに供給した電力によって前記デバイスの充電が完了したか否かを判別する第2の判別手段とを備え、
前記第1の判別手段が前記無線受電装置の充電が完了したと判別した後に前記デバイスと有線接続し、さらに、前記第2の判別手段が前記有線接続されたデバイスの充電が完了したと判別したとき、充電完了を示す情報を前記送電装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする無線受電装置。 - 送電装置に無線接続され且つデバイスに有線接続されている無線受電装置の制御方法において、
前記送電装置から電力を受電する受電ステップと、
前記無線受電装置の充電が完了したか否かを判別する第1の判別ステップと、
前記送電装置から受電された電力を前記デバイスに供給する供給ステップと、
前記デバイスに供給した電力によって前記デバイスの充電が完了したか否かを判別する第2の判別ステップと、
前記第1の判別ステップにおいて前記無線受電装置の充電が完了したと判別され、且つ前記第2の判別ステップにおいて前記デバイスの充電が完了したと判別されたとき、充電完了を示す情報を前記送電装置に送信する送信ステップとを有することを特徴とする無線受電装置の制御方法。 - 送電装置に無線接続されている無線受電装置の制御方法において、
前記送電装置から電力を受電する受電ステップと、
前記無線受電装置の充電が完了したか否かを判別する第1の判別ステップと、
デバイスと有線接続する接続ステップと、
前記送電装置から受電された電力を前記デバイスに供給する供給ステップと、
前記デバイスに供給した電力によって前記デバイスの充電が完了したか否かを判別する第2の判別ステップとを有し、
前記第1の判別ステップにおいて前記無線受電装置の充電が完了したと判別された後に前記無線受電装置が前記デバイスと有線接続し、さらに、前記第2の判別ステップにおいて前記有線接続されたデバイスの充電が完了したと判別されたとき、充電完了を示す情報を前記送電装置に送信する送信ステップとを有することを特徴とする無線受電装置の制御方法。 - 送電装置に無線接続され且つデバイスに有線接続されている無線受電装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記無線受電装置の制御方法は、
前記送電装置から電力を受電する受電ステップと、
前記無線受電装置の充電が完了したか否かを判別する第1の判別ステップと、
前記送電装置から受電された電力を前記デバイスに供給する供給ステップと、
前記デバイスに供給した電力によって前記デバイスの充電が完了したか否かを判別する第2の判別ステップと、
前記第1の判別ステップにおいて前記無線受電装置の充電が完了したと判別され、且つ前記第2の判別ステップにおいて前記デバイスの充電が完了したと判別されたとき、充電完了を示す情報を前記送電装置に送信する送信ステップとを有することを特徴とするプログラム。 - 送電装置に無線接続されている無線受電装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記無線受電装置の制御方法は、
前記送電装置から電力を受電する受電ステップと、
前記無線受電装置の充電が完了したか否かを判別する第1の判別ステップと、
デバイスと有線接続する接続ステップと、
前記送電装置から受電された電力を前記デバイスに供給する供給ステップと、
前記デバイスに供給した電力によって前記デバイスの充電が完了したか否かを判別する第2の判別ステップとを有し、
前記第1の判別ステップにおいて前記無線受電装置の充電が完了したと判別された後に前記無線受電装置が前記デバイスと有線接続し、さらに、前記第2の判別ステップにおいて前記有線接続されたデバイスの充電が完了したと判別されたとき、充電完了を示す情報を前記送電装置に送信する送信ステップとを有することを特徴とするプログラム。
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JP2014185136A JP2016059203A (ja) | 2014-09-11 | 2014-09-11 | 無線受電装置、該装置の制御方法、及びプログラム |
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