JP2014155376A5 - 給電装置、給電装置の制御方法、受電装置、受電装置の制御方法、プログラム - Google Patents

Description

本発明に係る給電装置は、受電装置に対して無線で給電するための給電処理を制御する制御手段と、ＮＦＣの規格に定められたリーダライタモードで動作し、前記受電装置と通信する通信手段とを有し、前記制御手段は、前記ＮＦＣの規格に従った通信におけるリードコマンドの送信により前記給電処理を制御するための制御情報を前記受電装置から取得するよう前記通信手段を制御し、前記取得された制御情報に基づき前記給電処理を制御することを特徴とする。

Claims (18)

1. 受電装置に対して無線で給電するための給電処理を制御する制御手段と、
   ＮＦＣの規格に定められたリーダライタモードで動作し、前記受電装置と通信する通信手段とを有し、
   前記制御手段は、前記ＮＦＣの規格に従った通信における読み出しコマンドの送信により前記給電処理を制御するための制御情報を前記受電装置から取得するよう前記通信手段を制御し、前記取得された制御情報に基づき前記給電処理を制御することを特徴とする給電装置。
2. 前記制御手段は、前記給電処理において、給電のための電力を出力する期間と、前記制御情報を取得するためにＮＦＣの規格に沿った通信を行う期間とを、繰り返すよう制御することを特徴とする請求項１に記載の給電装置。
3. 前記制御手段は、前記制御情報を取得する度に、給電のために出力する電力の大きさを調整するよう制御することを特徴とする請求項２に記載の給電装置。
4. 給電のために出力する電力の大きさを調整する場合、前記制御手段は、書き込みコマンドを前記受電装置に送信し、調整後の電力に関する情報を伝えるよう前記通信手段を制御することを特徴とする請求項３に記載の給電装置。
5. 前記制御手段は、前記給電処理を開始する前に前記ＮＦＣの規格に従った通信における書き込みコマンドの送信により、前記給電のための電力を出力する期間に関する情報を前記受電装置に通知するよう前記通信手段を制御することを特徴とする請求項２乃至４のいずれか１項に記載の給電装置。
6. 前記給電のための電力を出力する期間では、前記制御手段は、前記ＮＦＣの規格に沿った通信を行わないよう前記通信手段を制御することを特徴とする請求項２乃至５のいずれか１項に記載の給電装置。
7. 前記制御情報は、前記受電装置に接続される電池に関するデータ、前記受電装置の状態を示すデータのいずれか一つまたは両方を含むことを特徴とする請求項１乃至６のいずれか１項に記載の給電装置。
8. 前記給電処理による前記受電装置への給電に用いる周波数は、前記通信手段の通信に用いる周波数と異なることを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１項に記載の給電装置。
9. アンテナを更に有し、
   前記給電のための電力の出力および前記通信手段による通信は、前記アンテナを用いることを特徴とする請求項１乃至８のいずれか１項に記載の給電装置。
10. ＮＦＣの規格に定められたリーダライタモードで動作し、受電装置と通信する通信手段を有する給電装置の制御方法であって、
    前記ＮＦＣの規格に従った通信における読み出しコマンドの送信により前記給電処理を制御するための制御情報を前記受電装置から取得するよう前記通信手段を制御するステップと、
    前記取得された制御情報に基づき、前記受電装置に対して無線で給電するための給電処理を制御する制御ステップとを有することを特徴とする給電装置の制御方法。
11. 受電装置であって、
    給電装置から無線で電力を受け取る受電手段と、
    前記受電手段により受け取った電力を用いて、前記受電装置に接続された電池を充電する充電処理を制御する制御手段と、
    ＮＦＣの規格に定められたカードエミュレーションモードで動作し、前記制御手段からアクセス可能な記録領域を有する通信手段とを有し、
    前記通信手段は、前記給電装置からの前記ＮＦＣの規格に従った通信におけるリードコマンドの受信に応じて、前記受電装置のステータス情報を前記給電装置に送信し、
    前記制御手段は、前記充電の状況を繰り返し判断し、該判断の結果に基づく情報をステータス情報として前記記録領域に記録するよう制御することを特徴とする受電装置。
12. 前記通信手段により前記給電装置との通信を開始した後、かつ前記充電処理を開始する前に、前記制御手段は、前記記録領域をリセットすることを特徴とする請求項１１に記載の受電装置。
13. 前記受電手段により、前記給電装置から電力を受け取っているか否かに応じて充電処理を実行するか否かを切り換えることを特徴とする請求項１１または１２に記載の受電装置。
14. 前記受電手段による前記給電装置からの受電に用いる周波数は、前記通信手段の通信に用いる周波数と異なることを特徴とする請求項１１乃至１３のいずれか１項に記載の受電装置。
15. アンテナを更に有し、
    前記受電手段による受電および前記通信手段による通信は、前記アンテナを用いることを特徴とする請求項１１乃至１４のいずれか１項に記載の受電装置。
16. 給電装置から無線で電力を受け取る受電手段と、ＮＦＣの規格に定められたカードエミュレーションモードで動作し、記録領域を有する通信手段を有する受電装置の制御方法であって、
    前記受電手段により受け取った電力を用いて、前記受電装置に接続された電池を充電する充電処理を制御する制御ステップと、
    前記給電装置からの前記ＮＦＣの規格に従った通信におけるリードコマンドの受信に応じて、前記受電装置のステータス情報を前記給電装置に送信する送信ステップと、
    前記充電の状況を繰り返し判断するステップと、
    該判断の結果に基づく情報をステータス情報として前記記録領域に記録するステップとを有することを特徴とする受電装置の制御方法。
17. ＮＦＣの規格に定められたリーダライタモードで動作し、受電装置と通信する通信手段を有する給電装置に、請求項１０の方法を実行させるためのプログラム。
18. 給電装置から無線で電力を受け取る受電手段と、ＮＦＣの規格に定められたカードエミュレーションモードで動作し、記録領域を有する通信手段を有する受電装置に、請求項１６の方法を実行させるためのプログラム。