JP2016057035A - 熱輸送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】エネルギ変換部からの熱の除去が主として液状熱媒体を介して行われる熱輸送システムにおいて、熱媒体の熱物性悪化および粘度増大を抑制しつつ、熱媒体の不凍性能を充分に確保する。【解決手段】燃料電池1と、熱を系外へ放出するラジエータ42とを備え、燃料電池1で発生した熱を、冷却水を介してラジエータ42へ輸送することで、燃料電池1から熱が除去される熱輸送システムにおいて、燃料電池1は、当該燃料電池1で発生した熱の熱量に対して、冷却水を介して除去される熱量の割合が最も大きくなるように構成されており、冷却水は、溶媒と溶質60とを有する溶液により構成されており、溶質60は、冷却水の温度が予め定めた基準温度以下になった場合に、溶媒の固液界面70に選択的に近接するヘッド61と、ヘッド61に接続されるとともに、溶媒に対して疎となる関係を有するテール62とを備える分子により構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、液状熱媒体を用いて熱輸送を行う熱輸送システムに関するものである。
車両等のエネルギ変換システムにおいては、例えば燃料のエネルギを動力や電気に変換する際に、不可避的に熱が発生する。エネルギ変換器における変換効率の低下やオーバーヒートを抑制するために、エネルギ変換により発生した熱を積極的に除去する必要がある。一般的に、このようなシステムでは、エネルギ変換の際に発生した熱を輸送して、その熱を放熱器から系外へ放熱するように構成されている。
ところで、エネルギ変換器の冷却手法としては、その排熱温度に応じて種々の方策がとられている。例えば、エネルギ変換部として、燃料を燃焼させるエンジン(内燃機関)を用いる場合、シリンダ内が高温となるため、排気系および冷却水系の双方を介して熱を除去している。
ここで、冷却水系に用いられる冷却水(熱媒体)は、不凍性を有している必要がある。これに対し、凝固点降下剤であるエチレングリコールを水に対して5割程度加えた液体を冷却水として用いることにより、不凍性を確保する手法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−020280号公報
近年、エネルギ変換器として燃料電池(特に、固体高分子電解質型の燃料電池(PEFC))が注目されている。燃料電池では、エネルギ変換により電気を生成する際に燃料の酸化反応が行われている。
このような燃料電池を搭載した燃料電池システムでは、冷却水系のみを介して熱を除去する場合が多い。このため、燃料電池システムが車両に搭載される場合、膨大な熱量が冷却水系に放出されることになる。
ところで、上記特許文献1に記載の冷却水のように、凝固点降下現象を用いて冷却水の不凍性能を確保する場合、エチレングリコール等の凝固点降下剤は比熱や熱伝導率等の熱物性が悪いため、熱を除去および輸送する性能が低下する。その結果、放熱器や熱媒体配管等の体格が大きくなったり、冷却水を流動させるポンプの動力が大きくなったりという問題がある。
特に、冷却水系に膨大な熱量が放出される燃料電池システムの冷却水として、上記特許文献1に記載の冷却水を用いると、放熱器のさらなる大型化や、ポンプの負荷の増大が避けられない。
本発明は上記点に鑑みて、エネルギ変換部からの熱の除去が主として液状熱媒体を介して行われる熱輸送システムにおいて、熱媒体の熱物性悪化および粘度増大を抑制しつつ、熱媒体の不凍性能を充分に確保することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、外部から供給される燃料のエネルギを変換して熱を発生させるとともに、熱が除去されるように構成された変換部(1)と、熱を系外へ放出する放熱部(42)とを備え、変換部(1)で発生した熱を、液体状の熱媒体を介して放熱部(42)へ輸送することで、変換部(1)から熱が除去される熱輸送システムにおいて、変換部(1)は、当該変換部(1)で発生した熱の熱量に対して、熱媒体を介して除去される熱量の割合が最も大きくなるように構成されており、熱媒体は、溶媒と少なくとも1種類の溶質(60)とを有する溶液により構成されており、少なくとも1種類の溶質(60)は、熱媒体の温度が予め定めた基準温度以下になった場合に、溶媒の固液界面(70)に選択的に近接する第1部位(61)と、第1部位(61)に接続されるとともに、溶媒に対して疎となる関係を有する第2部位(62)とを備える分子により構成されていることを特徴とする。
これによれば、変換部(1)を、当該変換部(1)で発生した熱の熱量に対して、熱媒体を介して除去される熱量の割合が最も大きくなるように構成することで、変換部(1)からの熱の除去を主として液状熱媒体を介して行うことができる。
また、熱媒体は、熱媒体の温度が低下して基準温度以下になった場合に、溶質(60)の第1部位(61)が溶液の固液界面に選択的に近接して吸着する。これにより、溶媒の固液界面(70)に吸着した第1部位(61)により、溶媒の凝固核の成長が阻害されるため、凍結の進行を抑制できる。さらに、溶媒に対して疎となる関係を有する第2部位(62)により、溶媒が固液界面(70)に近づくことが抑制されるので、凍結の進行をより抑制できる。
このため、熱媒体にエチレングリコール等の凝固点降下剤を含有させなくても、熱媒体の凍結の進行を遅らせることができる。また、熱媒体の凝固点を低下させるために過冷却状態を維持する必要はないので、外乱により熱媒体の過冷却状態が解除されて凍結が進行することはない。
したがって、変換部(1)からの熱の除去が主として液状熱媒体を介して行われる熱輸送システムにおいて、熱媒体の熱物性悪化および粘度増大を抑制しつつ、熱媒体の不凍性能を充分に確保することが可能となる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態における燃料電池システムを示す全体構成図である。 第1実施形態におけるセルの概略構成図である。 第1実施形態における燃料電池システムの電気制御部を示すブロック図である。 第1実施形態における冷却水の構成を説明するための説明図である。 第2実施形態における燃料電池システムを示す全体構成図である。 第3実施形態における燃料電池システムを示す全体構成図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1〜図4に基づいて説明する。本実施形態では、本発明に係る熱輸送システムを、燃料電池を走行用駆動源として走行する燃料電池自動車の燃料電池システム(より詳細には燃料電池の冷却システム)に適用している。
図1に示すように、本実施形態の燃料電池システムは、水素と酸素との電気化学反応を利用して電力を発生する燃料電池1を備えている。燃料電池1は、二次電池、走行用モータ、補機等の各種電気負荷2に電力を供給するものである。
本実施形態の燃料電池1は、固体高分子電解質型の燃料電池(PEFC)を採用している。PEFCでは、基本単位となる電池セル10(以下、単にセル10と称する)が複数積層され、各セル10が電気的に直列に接続されている。
ここで、図2に示すように、各セル10は、プロトン伝導性のイオン交換膜(固体高分子)からなる電解質膜11および電解質膜11の外側両面を狭持する一対の電極12、13で構成される膜電極接合体と、これを両側から挟み込む一対のセパレータとを有している。
一対の電極12、13のうち、一方の電極は、燃料ガスとしての水素が供給される水素極12(アノード)として構成され、他方の電極は、酸化剤ガスとしての空気が供給される空気極13(カソード)として構成されている。なお、各電極12、13は、触媒層およびガス拡散層にて構成されている。
また、一対のセパレータそれぞれは、水素極12と対向する面に水素極12に水素を供給するための水素流路14が形成され、空気極13と対向する面に空気極13に空気を供給するための空気流路15が形成されている。
燃料電池1に水素および空気といった反応ガスが供給されると、各セル10では、以下に示すように、水素と酸素とを電気化学反応して、電気エネルギを出力する。
(水素極側) H2→2H++2e-
(空気極側) 2H++1/2O2+2e-→H2
この際、水素極12では、内部に供給された水素が触媒層における触媒反応によって、電子(e-)とプロトン(H+)とに電離され、プロトン(H+)は、水(随伴水)を随伴して空気極13側に移動する。
一方、空気極13では、水素極12側から移動してきたプロトン(H+)、外部から流通してきた電子、および空気中の酸素(O2)が反応して、水(生成水)が生成される。空気極13側で生成された生成水は、空気流れ上流側から下流側へと流れる際に、空気極13側から水素極12側へと拡散する。つまり、水素極(アノード)12および空気極(カソード)13の間を水が循環する(図2の電解質膜11付近に示す矢印参照)。
図1に戻り、燃料電池システムには、燃料電池1の水素極12側に供給される水素ガスが通過する水素供給配管20、および燃料電池1の水素極12側から排出される排ガスが通過する水素排出配管21が設けられている。
水素供給配管20の最上流部には、燃料電池1の水素極12に水素ガスを供給するための水素供給装置22が設けられている。本実施形態では、水素供給装置22として、高圧の水素が充填された水素タンクを用いている。
水素供給配管20には、水素供給装置22の下流側に水素調圧弁23が設けられている。燃料電池1に水素を供給する際には、水素調圧弁23によって所望の水素圧力にして燃料電池1に供給する。
水素排出配管21には、シャット弁24が設けられている。必要に応じてシャット弁24を開くことで、燃料電池1の水素極側から水素排出配管21を介して、微量の水素、蒸気(あるいは水)および空気極13側から電解質膜11を通過して水素極12側に混入した窒素、酸素などの不純物が排出される。
本実施形態の水素排出配管21には、シャット弁24の上流側に、水素排出配管21を通過する未反応水素(未反応燃料ガス)や水分等を燃料電池1に再循環させるための水素循環配管25が接続されている。具体的には、水素循環配管25は、水素排出配管21のシャット弁24の上流側と、水素供給配管20の水素調圧弁23の下流側との間に接続されている。
水素循環配管25には、水素排出配管21中の未反応水素等を水素供給配管20に戻すための循環ポンプ26が設けられている。なお、循環ポンプ26に代えて、流量可変式のエジェクタを利用して、水素排出配管21中の未反応水素等を水素供給配管20に戻す構成としてもよい。
また、燃料電池システムには、燃料電池1の空気極13に供給される空気が通過する空気供給配管30、および燃料電池1の空気極13から排出される排ガスが通過する空気排出配管31が設けられている。
空気供給配管30には、空気を圧縮して吐出するための空気供給装置32が設けられている。本実施形態では、空気供給装置32として圧送ポンプを用いている。また、空気排出配管31には、所望の圧力になるよう空気流路15内の空気の圧力を調整する背圧調整弁33が設けられている。
ところで、燃料電池1は、外部から供給される燃料(水素)のエネルギを電気に変換する、すなわち発電する際に、熱を発生させる。したがって、本実施形態の燃料電池1は、本発明の変換部に相当している。
燃料電池システムには、燃料電池1の発電に伴い発生する熱を除去するため、燃料電池1を冷却して作動温度が電気化学反応に適した温度(例えば80℃程度)となるようにする冷却システム4が設けられている。換言すると、燃料電池1は、発電(エネルギ変換)に伴い発生する熱が除去されるように構成されている。
冷却システム4には、冷却水配管40、ウォータポンプ41、ラジエータ42が設けられている。冷却水配管40は、液体状の熱媒体である冷却水を燃料電池1に循環させる冷却水流路を構成している。ウォータポンプ41は、冷却水流路における冷却水の流動を制御する流動制御手段である。ラジエータ42は、冷却水と送風ファン43から送風された空気とを熱交換させて、冷却水の有する熱を系外へ放出する放熱部である。
この冷却システム4により、燃料電池1で発生した熱は、冷却水を介してラジエータ42で系外に排出される。すなわち、冷却システム4は、燃料電池1で発生した熱を冷却水を介してラジエータ42へ輸送することで、燃料電池1から熱を除去している。
燃料電池システムは、燃料電池1で発電に伴い発生した熱の熱量に対して、冷却システム4により冷却水を介して除去される熱量の割合が最も大きくなるように構成されている。本実施形態では、燃料電池1で発電に伴い発生した熱の熱量のうち、自然放熱分を除いたほぼ全ての熱量が、冷却システム4により冷却水を介して除去される。
図3に示すように、本実施形態の燃料電池システムには、各種制御を行う制御手段としての制御装置(ECU)50が設けられている。制御装置50は、各種入力信号に基づいて、燃料電池システムを構成する各種制御機器の作動を制御するものである。制御装置50は、CPU、ROM、RAM、I/O等を備えた周知のマイクロコンピュータによって構成され、ROM等の記憶部に記憶された制御プログラムに従って各種演算等の処理を実行する。
具体的には、制御装置50の入力側には、各種電気負荷2からの要求電力信号等が入力される。一方、制御装置50の出力側には、水素調圧弁23、シャット弁24、循環ポンプ26、空気供給装置32、背圧調整弁33、ウォータポンプ41、送風ファン43等が接続され、各種制御機器に制御信号を出力する。なお、制御装置50は、基本的に、電気負荷2からの要求電力信号に応じて、燃料電池1に供給する各反応ガス(水素および空気)の供給量を制御している。
次に、本実施形態に係る冷却システム4で用いられる冷却水について説明する。本実施形態の冷却水は、溶媒と1種類の溶質60とを有する溶液により構成されている。
図4に示すように、冷却水の溶質60は、第1部位であるヘッド61と、第2部位であるテール62とを備える分子により構成されている。ヘッド61は、冷却水の温度が予め定めた基準温度以下になった場合に、溶媒の固液界面70に選択的に近接する部位である。テール62は、ヘッド61に接続されるとともに、溶媒に対して疎となる関係を有する部位である。
本実施形態では、溶媒として水が採用されている。また、溶質60のヘッド61として、第4級アンモニウム基、スルホ基、エステル基、カルボキシル基およびヒドロキル基のうちのいずれかが採用されている。また、溶質60のテール62として、複数の炭素を主鎖とするとともに、各炭素と結合される親水基が4個以下であるものが採用されている。
具体的には、本実施形態の溶質60として、ヘッド61がトリメチルアンモニウム基であるとともに、テール62が炭素数16以下の直鎖状炭化水素基である化合物を採用している。具体的には、溶質60として、臭化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム(以下、C16TABともいう)を採用している。
なお、本実施形態の溶質60としては、C16TABの他に、ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル(Triton(登録商標)X−100)、ポリオキシエチレン(25)オクチルドデシルエーテル(エマルゲン(登録商標)2025G)、オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(Tween(登録商標)80)、ステアリン酸PEG−150、ミリスチルスルホベタイン、コール酸ナトリウムを採用することができる。
以上説明したように、本実施形態の燃料電池システムは、燃料電池1で発生した熱の熱量に対して、冷却水を介して除去される熱量の割合が最も大きくなるように構成されている。すなわち、本実施形態の燃料電池システムでは、燃料電池1からの熱の除去を主として冷却水を介して行っている。
そして、本実施形態では、冷却水の溶質60を、冷却水温度が基準温度以下になった場合に、水の固液界面70に選択的に近接するヘッド61と、ヘッド61に接続されるとともに、水に対して疎となる関係を有するテール62とを備える分子により構成している。これによれば、冷却水の温度が低下して基準温度以下になった場合に、溶質60のヘッド61が水の固液界面70に選択的に近接して吸着する。そして、水の固液界面70に吸着したヘッド61により、水の氷核(凝固核)の成長が阻害されるため、凍結の進行を抑制できる。さらに、水に対して疎となる関係を有するテール62により、水が固液界面70に近づくことが抑制されるので、凍結の進行をより抑制できる。
したがって、冷却水に凝固点降下剤(チレングリコール)を含有させなくても、冷却水の凍結の進行を遅らせる、すなわち冷却水の凝固点を低下させることができる。このため、冷却水の熱物性悪化および粘度増加を抑制できる。
また、本実施形態では、冷却水の凝固点を低下させるために、過冷却状態を維持する必要はない。すなわち、本実施形態の冷却水の溶質60は、過冷却を促進させるものではなく、上述したように、氷核の成長を阻害するものである。このため、外乱により冷却水の過冷却状態が解除されて凍結が進行することはない。
以上のように、本実施形態によれば、燃料電池1からの熱の除去が主として冷却水を介して行われる燃料電池システムにおいて、冷却水の熱物性悪化および粘度増大を抑制しつつ、冷却水の不凍性能を充分に確保することが可能となる。これにより、ラジエータ42の大型化およびウォータポンプ41の負荷の増大を抑制することが可能となる。
特に、本実施形態のように、変換部である燃料電池1で発生した熱の熱量に対して、冷却水を介して除去される熱量の割合が最も大きくなるように構成されているシステムにおいて、冷却水の熱物性悪化および粘度増大を抑制することは特に効果的である。
ところで、図4に示すように、本実施形態の冷却水において、溶質60のヘッド61が水の固液界面70に吸着した際に、テール62はヘッド61を基点として運動する。このとき、隣り合う溶質分子のテール62同士が接触しないようになっている。したがって、溶質分子のテール62の長さが長すぎると動径も大きくなり、隣り合う溶質分子同士の距離dが長くなるので、氷核の成長を阻害し難くなる。これにより、冷却水の凍結の進行抑制効果が低下してしまう。
これに対し、上述したように、溶質分子のテール62を、炭素数16以下の直鎖状炭化水素基とすることで、テール62の長さが長くなりすぎることを抑制できる。このため、隣り合う溶質分子同士の距離dを短くすることができるので、氷核の成長を阻害し易くなり、冷却水の凍結の進行を確実に抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図5に基づいて説明する。本第2実施形態は、上記第1実施形態と比較して、冷却システムに蓄熱部を設けた点が異なるものである。
図5に示すように、本実施形態の冷却システム4は、燃料電池1で発電に伴い発生した熱を、冷却水を介して蓄える蓄熱部81を有している。冷却システム4の冷却水配管40には、蓄熱部81に冷却水を循環させる冷却水流路を形成する蓄熱用配管80が接続されている。
具体的には、蓄熱用配管80は、冷却水配管40におけるウォータポンプ41の吐出側とラジエータ42の入口側との間に接続されている。蓄熱用配管80と冷却水配管40との接続部には、三方弁82、83が配置されている。三方弁82、83は、冷却水が蓄熱部81を流れる状態と流れない状態とを切り替える冷却水流れ切替手段である。三方弁82、83の作動は、制御装置50によって制御される。
次に、上記構成における本実施形態の冷却システム4の作動を説明する。
制御装置50は、燃料電池1に対する各種電気負荷2からの要求出力が高負荷状態となっている場合、すなわち燃料電池1の負荷が予め定めた第1基準負荷よりも大きい場合に、燃料電池1で発電に伴い発生した熱を蓄熱部81にて蓄える蓄熱モードを実行する。
具体的には、制御装置50は、燃料電池1の負荷が第1基準負荷よりも大きい場合に、三方弁82、83を切り替えて冷却水が蓄熱部81を流れる状態にする。これにより、燃料電池1で発電に伴い発生した熱は、冷却水を介して蓄熱部81に蓄熱される。
また、制御装置50は、燃料電池1に対する各種電気負荷2からの要求出力が低負荷状態となっている場合、すなわち燃料電池1の負荷が予め定めた第2基準負荷よりも小さい場合に、蓄熱部81に蓄えられた熱を伝熱対象である冷却水に放出する放熱モードを実行する。
具体的には、制御装置50は、燃料電池1の負荷が第2基準負荷よりも小さい場合に、三方弁82、83を切り替えて冷却水が蓄熱部81を流れる状態にする。これにより、蓄熱部81に蓄えられた熱は、冷却水を介してラジエータ42から系外へ放出される。なお、第2基準負荷は、第1基準負荷よりも小さく設定されている。
また、制御装置50は、燃料電池1が定常運転状態である際、すなわち燃料電池1の負荷が第2基準負荷以上、第1基準負荷以下になっている場合に、三方弁82、83を切り替えて冷却水が蓄熱部81を流れない状態にする。これにより、燃料電池1が定常運転状態である際には、蓄熱部81での蓄熱および蓄熱部81からの放熱は行われない。
このように、三方弁82、83の動作を制御することにより、蓄熱モードおよび放熱モードを切り替えることができる。したがって、本実施形態の三方弁82、83が、本発明のモード切替手段に相当している。
ところで、燃料電池1が高負荷状態のとき、燃料電池1で発電に伴い発生する熱量は定常時よりも増大する。このため、高負荷状態のときに発生した熱量をラジエータ42で放熱するためには、ラジエータ42を大型化する必要がある。
これに対し、本実施形態では、冷却システム4に、燃料電池1で発電に伴い発生した熱を蓄える蓄熱部81を設けるとともに、燃料電池1が高負荷状態のときに蓄熱モードを実行するように冷却システム4を構成している。これにより、燃料電池1が高負荷状態の場合、燃料電池1で発電に伴い発生した熱を蓄熱部81にて蓄えることができるので、ラジエータ42の大型化を抑制できる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図6に基づいて説明する。本第3実施形態は、上記第2実施形態と比較して、燃料電池自動車(車両)に車両用空調装置を搭載した点が異なるものである。
車両用空調装置を構成する冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)9は、空調対象空間である車室内へ送風される送風空気を冷却する機能を果たす。冷凍サイクル9は、圧縮機91、冷媒放熱器92、膨張弁93、および蒸発器94を有している。これら構成部品は、配管90によって環状に接続され、冷媒循環路を構成する。
圧縮機91は、車両ボンネット内に配置されており、冷凍サイクル9において冷媒を吸入し、圧縮して吐出するものである。本実施形態の圧縮機91は、 吐出容量が固定された固定容量型の圧縮機構を電動モータにて駆動する電動圧縮機として構成されている。この電動モータは、制御装置50から出力される制御信号によって、その作動(回転数)が制御される。そして、制御装置50が電動モータの回転数を制御することによって、圧縮機構の冷媒吐出能力が変更される。
冷媒放熱器92は、圧縮機91から吐出した高圧冷媒と冷却水とを熱交換させて、高圧冷媒の有する熱を冷却水に放出させる熱交換器である。本実施形態の冷媒放熱器92は、燃料電池1の出口側とウォータポンプ41の吸入側との間に配置されている。そして、本実施形態の冷媒放熱器92は、圧縮機91から吐出された高圧冷媒と燃料電池1から流出した冷却水とを熱交換させて、高圧冷媒を凝縮させる。
膨張弁93は、冷媒放熱器92から流出した液相冷媒を減圧膨張させる減圧手段である。蒸発器94は、膨張弁93で減圧膨張された低圧冷媒と送風空気とを熱交換させることによって低圧冷媒を蒸発させる、すなわち送風空気を冷却する熱交換器である。蒸発器94で蒸発した気相冷媒は、圧縮機91に吸入されて圧縮される。
次に、上記構成における本実施形態の冷却システム4の作動を説明する。
制御装置50は、圧縮機91が作動している場合に、蓄熱モードを実行する。具体的には、圧縮機91が作動している場合に、三方弁82、83を切り替えて冷却水が蓄熱部81を流れる状態にする。これにより、燃料電池1で発電に伴い発生した熱、および、冷媒放熱器92にて冷却水に対して放出された高圧冷媒の有する熱が、冷却水を介して蓄熱部81に蓄熱される。
また、制御装置50は、圧縮機91の作動が停止し、かつ、燃料電池1に対する各種電気負荷2からの要求出力が低負荷状態となっている場合、すなわち燃料電池1の負荷が予め定めた第3基準負荷よりも小さい場合に、放熱モードを実行する。具体的には、制御装置50は、圧縮機91の作動が停止し、かつ、燃料電池1の負荷が第3基準負荷よりも小さい場合に、三方弁82、83を切り替えて冷却水が蓄熱部81を流れる状態にする。これにより、蓄熱部81に蓄えられた熱を、冷却水を介してラジエータ42から系外へ放出させる。なお、第3基準負荷は、第1基準負荷よりも小さく設定されている。
ところで、本実施形態のように、冷凍サイクル9の高圧冷媒の有する熱を冷却水に放出させる冷媒放熱器92を有する冷却システム4では、圧縮機91の作動時、すなわち車両用空調装置の作動時、冷却水の有する熱量が定常時よりも増大する。このため、圧縮機91の作動時に、冷却水の有する熱をラジエータ42で放熱するためには、ラジエータ42を大型化する必要がある。
これに対し、本実施形態では、冷却システム4に、燃料電池1で発電に伴い発生した熱を蓄える蓄熱部81を設けるとともに、圧縮機91の作動時に蓄熱モードを実行するように冷却システム4を構成している。これにより、圧縮機91の作動時に、冷媒放熱器92で冷却水に放出された高圧冷媒の有する熱を蓄熱部81にて蓄えることができるので、ラジエータ42の大型化を抑制できる。
(他の実施形態)
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、例えば以下のように種々変形可能である。
(1)上記実施形態では、変換部として燃料電池1を採用した例について説明したが、変換部はこれに限定されない。例えば、変換部として、バッテリ、インバータ等を採用してもよい。
(2)上記実施形態では、放熱部としてラジエータ42を採用した例について説明したが、これに限定されない。例えば、放熱部として、冷却水と空調空気との間で熱交換を行うことにより空調空気を加熱するヒータコアを採用してもよい。
(3)上記第2、第3実施形態では、放熱モード時に蓄熱部81から熱が放出される伝熱対象として、冷却水を採用した例について説明したが、伝熱対象はこれに限定されない。例えば、伝熱対象として、車室内へ送風される送風空気を採用し、蓄熱部81に蓄えられた熱を車室内の暖房に利用してもよい。
1 燃料電池(変換部)
42 ラジエータ(放熱部)
60 溶質
61 ヘッド(第1部位)
62 テール(第2部位)
70 固液界面

Claims (7)

  1. 外部から供給される燃料のエネルギを変換して熱を発生させるとともに、前記熱が除去されるように構成された変換部(1)と、
    熱を系外へ放出する放熱部(42)とを備え、
    前記変換部(1)で発生した熱を、液体状の熱媒体を介して前記放熱部(42)へ輸送することで、前記変換部(1)から前記熱が除去される熱輸送システムであって、
    前記変換部(1)は、当該変換部(1)で発生した熱の熱量に対して、前記熱媒体を介して除去される熱量の割合が最も大きくなるように構成されており、
    前記熱媒体は、溶媒と少なくとも1種類の溶質(60)とを有する溶液により構成されており、
    前記少なくとも1種類の溶質(60)は、
    前記熱媒体の温度が予め定めた基準温度以下になった場合に、前記溶媒の固液界面(70)に選択的に近接する第1部位(61)と、
    前記第1部位(61)に接続されるとともに、前記溶媒に対して疎となる関係を有する第2部位(62)とを備える分子により構成されていることを特徴とする熱輸送システム。
  2. さらに、前記熱媒体が流通する熱媒体流路(40)に設けられるとともに、熱を蓄える蓄熱部(81)と、
    前記熱媒体の有する熱を前記蓄熱部(81)に蓄熱する蓄熱モードと、前記蓄熱部(81)に蓄えられた熱を伝熱対象に放出する放熱モードとを切り替えるモード切替手段(82、83)とを備えることを特徴とする請求項1に記載の熱輸送システム。
  3. 前記モード切替手段(82、83)は、前記変換部(1)の負荷が予め定めた第1基準負荷よりも大きい場合に、前記蓄熱モードに切り替えて、前記変換部(1)で発生した熱を前記熱媒体を介して前記蓄熱部(81)に蓄熱させることを特徴とする請求項2に記載の熱輸送システム。
  4. 前記モード切替手段(82、83)は、前記変換部(1)の負荷が予め定めた第2基準負荷よりも小さい場合に、前記放熱モードに切り替えて、前記蓄熱部(81)に蓄えられた熱を前記熱媒体を介して前記放熱部(42)から系外へ放出させることを特徴とする請求項2または3に記載の熱輸送システム。
  5. さらに、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機(91)と、前記圧縮機(91)から吐出された高圧冷媒を放熱させる冷媒放熱器(92)とを有するヒートポンプサイクル(9)を備え、
    前記冷媒放熱器(92)は、前記高圧冷媒と前記熱媒体とを熱交換させて、前記高圧冷媒の有する熱を前記熱媒体に放出させるように構成されていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1つに記載の熱輸送システム。
  6. 前記モード切替手段(82、83)は、前記圧縮機(91)が作動している場合に、前記蓄熱モードに切り替えて、前記冷媒放熱器(92)にて前記熱媒体に対して放出された前記高圧冷媒の有する熱を、当該熱媒体を介して前記蓄熱部(81)に蓄熱させることを特徴とする請求項5に記載の熱輸送システム
  7. 前記モード切替手段(82、83)は、前記変換部(1)の負荷が予め定めた第3基準負荷よりも小さく、かつ、前記圧縮機(91)が停止している場合に、前記放熱モードに切り替えて、前記蓄熱部(81)に蓄えられた熱を前記熱媒体を介して前記放熱部(42)から系外へ放出させることを特徴とする請求項5または6に記載の熱輸送システム。
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