JP2016056888A - 変速機 - Google Patents

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高司 堀田
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高司 堀田
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Abstract

【課題】 デフケースに支持したファイナルドリブンギヤの倒れを抑制し、ファイナルドライブギヤおよびファイナルドリブンギヤの良好な噛み合い状態を維持する。
【解決手段】 ファイナルドライブギヤ22はギヤ歯が相互に逆方向に傾斜する一対のヘリカルギヤ22a,22bで構成され、ファイナルドリブンギヤ23はギヤ歯が相互に逆方向に傾斜する一対のヘリカルギヤ23a,23bで構成されるので、トルク伝達によりファイナルドライブギヤ22およびファイナルドリブンギヤ23の噛合部に作用するスラスト荷重が相殺され、ファイナルドリブンギヤ23の倒れによる噛み合い状態の悪化を回避して異音の発生や耐久性の低下を防止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、駆動源の駆動力が変速して伝達される出力軸と、前記出力軸上に設けられたファイナルドライブギヤと、ディファレンシャルと、前記ディファレンシャルの外郭を構成するデフケースに設けられて前記ファイナルドライブギヤに噛合するファイナルドリブンギヤとを備える変速機に関する。
ディファレンシャルの外郭を構成するデフケースにファイナルドリブンギヤを固定する方法として、デフケースの外周に突設した環状のフランジにファイナルドリブンギヤの内周部を軸方向に重ね合わせ、周方向に所定間隔で配置した複数のボルトで締結する方法が一般的である。またボルトを廃止して部品点数を削減すべく、デフケースにファイナルドリブンギヤを溶接により固定するものが、下記特許文献1により公知である。
特許第5327130号公報
ところで、ディファレンシャルに駆動力を伝達するファイナルドライブギヤおよびファイナルドリブンギヤには、ギヤ歯のバックラッシュによるガタを防止するために、一般的にヘリカルギヤが用いられている。しかしながら、ギヤ歯が傾斜するヘリカルギヤは、駆動力の伝達に伴って軸方向のスラスト荷重を受けるため、特にファイナルドライブギヤよりも直径の大きいファイナルドリブンギヤが前記スラスト荷重によりデフケースに対して傾くことが避けられず、この傾きによりファイナルドライブギヤおよびファイナルドリブンギヤの歯当たりが不良になり、異音の発生や耐久性の低下の原因となる虞があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、デフケースに支持したファイナルドリブンギヤの倒れを抑制し、ファイナルドライブギヤおよびファイナルドリブンギヤの良好な噛み合い状態を維持することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、駆動源の駆動力が変速して伝達される出力軸と、前記出力軸上に設けられたファイナルドライブギヤと、ディファレンシャルと、前記ディファレンシャルの外郭を構成するデフケースに設けられて前記ファイナルドライブギヤに噛合するファイナルドリブンギヤとを備える変速機であって、前記ファイナルドライブギヤはギヤ歯が相互に逆方向に傾斜する一対のヘリカルギヤで構成され、前記ファイナルドリブンギヤはギヤ歯が相互に逆方向に傾斜する一対のヘリカルギヤで構成されることを特徴とする変速機が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記デフケースを変速機ケースに回転自在に支持する左右一対のベアリングを備え、前記デフケースは前記左右一対のベアリングと間に隙間を有して前記変速機ケースに対して軸方向移動可能であることを特徴とする変速機が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ファイナルドリブンギヤは前記デフケースに軸方向移動可能にスプライン結合されることを特徴とする変速機が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ファイナルドライブギヤは前記出力軸に軸方向移動可能にスプライン結合されることを特徴とする変速機が提案される。
尚、実施の形態のボールベアリング15L,15Rは本発明のベアリングに対応し、実施の形態の第1ヘリカルギヤ22a、第2ヘリカルギヤ22b、第3ヘリカルギヤ23aおよび第4ヘリカルギヤ23bは本発明のヘリカルギヤに対応する。
請求項1の構成によれば、変速機は、駆動源の駆動力が変速して伝達される出力軸と、出力軸上に設けられたファイナルドライブギヤと、ディファレンシャルと、ディファレンシャルの外郭を構成するデフケースに設けられてファイナルドライブギヤに噛合するファイナルドリブンギヤとを備える。
ファイナルドライブギヤはギヤ歯が相互に逆方向に傾斜する一対のヘリカルギヤで構成され、ファイナルドリブンギヤはギヤ歯が相互に逆方向に傾斜する一対のヘリカルギヤで構成されるので、トルク伝達によりファイナルドライブギヤおよびファイナルドリブンギヤの噛合部に作用するスラスト荷重が相殺され、ファイナルドリブンギヤの倒れによる噛み合い状態の悪化を回避して異音の発生や耐久性の低下を防止することができる。
また請求項2の構成によれば、一対のヘリカルギヤよりなるファイナルドライブギヤと、一対のヘリカルギヤよりなるファイナルドリブンギヤとは、自己の自動センタリング機能で噛合時の軸方向の相対位置が一定になるため、ファイナルドリブンギヤがデフケースに軸方向移動不能に固定されると、ファイナルドライブギヤおよびファイナルドリブンギヤの軸方向の位置誤差の許容度が小さくなるが、デフケースを変速機ケースに回転自在に支持する左右一対のベアリングを備え、デフケースは左右一対のベアリングと間に隙間を有して変速機ケースに対して軸方向移動可能であるので、前記軸方向の位置誤差をデフケースの軸方向移動により吸収し、ファイナルドライブギヤおよびファイナルドリブンギヤの良好な噛み合い状態を確保することができる。
また請求項3の構成によれば、一対のヘリカルギヤよりなるファイナルドライブギヤと、一対のヘリカルギヤよりなるファイナルドリブンギヤとは、自己の自動センタリング機能で噛合時の軸方向の相対位置が一定になるため、ファイナルドリブンギヤがデフケースに軸方向移動不能に固定されると、ファイナルドライブギヤおよびファイナルドリブンギヤの軸方向の位置誤差の許容度が小さくなるが、ファイナルドリブンギヤはデフケースに軸方向移動可能にスプライン結合されるので、前記軸方向の位置誤差をデフケースに対するファイナルドリブンギヤの軸方向移動により吸収し、ファイナルドライブギヤおよびファイナルドリブンギヤの良好な噛み合い状態を確保することができる。
また請求項4の構成によれば、一対のヘリカルギヤよりなるファイナルドライブギヤと、一対のヘリカルギヤよりなるファイナルドリブンギヤとは、自己の自動センタリング機能で噛合時の軸方向の相対位置が一定になるため、ファイナルドリブンギヤがデフケースに軸方向移動不能に固定されると、ファイナルドライブギヤおよびファイナルドリブンギヤの軸方向の位置誤差の許容度が小さくなるが、ファイナルドライブギヤは出力軸に軸方向移動可能にスプライン結合されるので、前記軸方向の位置誤差を出力軸に対するファイナルドライブギヤの軸方向移動により吸収し、ファイナルドライブギヤおよびファイナルドリブンギヤの良好な噛み合い状態を確保することができる。
変速機のディファレンシャル近傍の縦断面図。(第1の実施の形態) 変速機のディファレンシャル近傍の縦断面図。(比較例) 変速機のディファレンシャル近傍の縦断面図。(第2の実施の形態) 変速機のディファレンシャル近傍の縦断面図。(第3の実施の形態)
第1の実施の形態
以下、図1および図2に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1に示すように、自動車の変速機の変速機ケース11,12の内部に、ディファレンシャル13の外郭を構成するデフケース14の左右のインボード部14a,14bが一対のボールベアリング15L,15Rを介して回転自在に支持される。左側のインボード部14aに回転自在に支持された左側のインボードシャフト16Lは、左端部が変速機ケース11を内側から外側に貫通するとともに、デフケース14の内部に挿入された右端部にディファレンシャルサイドギヤ17Lが固設される。右側のインボード部14bに回転自在に支持された右側のインボードシャフト16Rは、右端部が変速機ケース12を内側から外側に貫通するとともに、デフケース14の内部に挿入された左端部にディファレンシャルサイドギヤ17Rが固設される。デフケース14を径方向に貫通して回転不能に固定されたピニオンシャフト18に、左右のディファレンシャルサイドギヤ17L,17Rに噛合する一対のディファレンシャルピニオン19,19が回転自在に支持される。
出力軸20の右端が変速機ケース12にローラベアリング21を介して回転自在に支持されており、ローラベアリング21に隣接する出力軸20の外周にファイナルドライブギヤ22が一体に形成される。ファイナルドライブギヤ22は軸方向に隣接して配置された第1ヘリカルギヤ22aおよび第2ヘリカルギヤ22bからなり、第1、第2ヘリカルギヤ22a,22bのギヤ歯の傾斜方向は相互に逆方向である。
一方、デフケース14の左半部の外周に、環状のファイナルドリブンギヤ23の内周部が相対回転不能かつ軸方向移動不能にスプライン結合24されており、ファイナルドリブンギヤ23は万一の脱落に備えてデフケース14にサークリップ25で係止される。ファイナルドリブンギヤ23は軸方向に隣接して配置された第3ヘリカルギヤ23aおよび第4ヘリカルギヤ23bからなり、第3、第4ヘリカルギヤ23a,23bのギヤ歯の傾斜方向は相互に逆方向である。そしてファイナルドライブギヤ22の第1ヘリカルギヤ22aおよび第2ヘリカルギヤ22bが、ファイナルドリブンギヤ23の第3ヘリカルギヤ23aおよび第4ヘリカルギヤ23bにそれぞれ噛合する。
左側のボールベアリング15Lはアウターレース15a、インナーレース15bおよび複数のボール15c…を備えており、アウターレース15aが変速機ケース11の内周面に圧入され、インナーレース15bがデフケース14の左側のインボード部14aの外周に緩く嵌合する。このとき、インナーレース15bとデフケース14の段部14cとの間に僅かな隙間αが形成されており、この隙間αの範囲でデフケース14は軸方向に移動可能である。
右側のボールベアリング15Rはアウターレース15a、インナーレース15bおよび複数のボール15c…を備えており、アウターレース15aが変速機ケース12の内周面に圧入され、インナーレース15bがデフケース14の右側のインボード部14bの外周に緩く嵌合する。このとき、インナーレース15bとデフケース14の段部14dとの間に僅かな隙間αが形成されており、この隙間αの範囲でデフケース14は軸方向に移動可能である。
図2は比較例を示すもので、第1の実施の形態との相違点は、ファイナルドライブギヤ22およびファイナルドリブンギヤ23が各々単一のヘリカルギヤで構成されている点と、デフケース14が変速機ケース11,12に一対のテーパローラベアリング15L′,15R′で支持され、デフケース14は変速機ケース11,12に対して軸方向に移動不能である点とである。
次に、上記構成を備えた本発明の第1の実施の形態の作用を説明する。
駆動源から出力軸20に伝達された駆動力はファイナルドライブギヤ22およびファイナルドリブンギヤ23を介してデフケース14に伝達され、そこから一対のディファレンシャルピニオン19,19および一対のディファレンシャルサイドギヤ17L,17Rを介して左右のインボードシャフト16L,16Rに伝達される。
このとき、ファイナルドライブギヤ22の第1ヘリカルギヤ22aとファイナルドリブンギヤ23の第3ヘリカルギヤ23aとが噛合し、ファイナルドライブギヤ22の第2ヘリカルギヤ22bとファイナルドリブンギヤ23の第4ヘリカルギヤ23bとが噛合することで、ファイナルドライブギヤ22およびファイナルドリブンギヤ23の軸方向の相対位置は一義的に決定される。即ち、共にダブルヘリカルギヤであるファイナルドライブギヤ22およびファイナルドリブンギヤ23は軸方向の相対位置が常に同じになるように自動的にセンタリングされる。
出力軸20と一体のファイナルドライブギヤ22は軸方向に位置決めされており、かつファイナルドリブンギヤ23はデフケース14に軸方向移動不能にスプライン結合24されているため、仮にデフケース14の軸方向位置が決められていると、ファイナルドライブギヤ22およびファイナルドリブンギヤ23の位置が軸方向にずれて正常に噛合できなくなる虞があるが、本実施の形態によれば、ファイナルドリブンギヤ23と一体のデフケース14が隙間α,αの作用で軸方向に移動可能であるため(矢印A参照)、ファイナルドライブギヤ22およびファイナルドリブンギヤ23は自己のセンタリング機能で自動的に軸方向に整列し、正常な噛み合いが可能になる。
さて、相互に噛合する一対のヘリカルギヤは、トルク伝達するギヤ歯が傾斜しているため、駆動側のヘリカルギヤと従動側のヘリカルギヤとに相互に逆方向のスラスト荷重が作用することになる。本実施の形態では、相互に噛合する第1ヘリカルギヤ22aおよび第3ヘリカルギヤ23aにそれぞれ逆方向の第1スラスト荷重F1および第3スラスト荷重F3が作用し、相互に噛合する第2ヘリカルギヤ22bおよび第4ヘリカルギヤ23bにそれぞれ逆方向の第2スラスト荷重F2および第4スラスト荷重F4が作用するため、第1スラスト荷重F1および第2スラスト荷重F2が相殺してファイナルドライブギヤ22にはスラスト荷重が作用しなくなり、第3スラスト荷重F3および第4スラスト荷重F4が相殺してファイナルドリブンギヤ23にもスラスト荷重が作用しなくなる。
特にファイナルドリブンギヤ23はファイナルドライブギヤ22に比べて直径が大きいため、スラスト荷重が作用すると回転面が傾いてファイナルドライブギヤ22との噛み合い状態が不良になり、騒音や異常摩耗の原因となる可能性があるが、本実施の形態によればファイナルドリブンギヤ23の倒れが抑制されるために、ファイナルドライブギヤ22およびファイナルドリブンギヤ23に正常な噛み合いが可能になる。
一方、図2に示す比較例では、シングルヘリカルギヤのファイナルドライブギヤ22とシングルヘリカルギヤのファイナルドリブンギヤ23との噛み合いであり、ファイナルドライブギヤ22およびファイナルドリブンギヤ23は軸方向にずれた任意の位置で噛み合うことが可能であるため、デフケース14の軸方向移動を許容するための前記隙間α,αが不要になるが、噛合部に作用するスラスト荷重Fが相殺されずにファイナルドリブンギヤ23を倒すように作用するため、ファイナルドライブギヤ22およびファイナルドリブンギヤ23の噛み合い状態が不良になる可能性がある。
しかも、前記スラスト荷重Fはデフケース14を軸方向一方に付勢するため、デフケース14を変速機ケース11,12に支持するベアリングに通常のボールベアリングを使用することができず、スラスト荷重を支持可能なテーパローラベアリング15L′,15R′を使用することが必要となる。
第2の実施の形態
次に、図3に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
前述した第1の実施の形態(図1参照)では、ファイナルドリブンギヤ23がデフケース14にスプライン結合24により軸方向移動不能に圧入されており、かつデフケース14が変速機ケース11,12に軸方向移動可能に支持されているが、第2の実施の形態は、ファイナルドリブンギヤ23がデフケース14にスプライン結合26により隙間β,βの範囲で軸方向移動可能に緩く嵌合しており、かつ前記隙間α,αを廃止することで、デフケース14が変速機ケース11,12に軸方向移動不能に支持されている。
本実施の形態によれば、ダブルヘリカルギヤの自動センタリング機能でファイナルドリブンギヤ23およびファイナルドライブギヤ22が軸方向に相対移動するとき、デフケース14が軸方向に移動不能であっても、緩いスプライン結合26によりファイナルドリブンギヤ23がデフケース14に対して軸方向に滑ることで(矢印B参照)、前記自動センタリング機能が支障なく発揮される。
ダブルヘリカルギヤによりファイナルドリブンギヤ23の倒れが防止される作用効果は、第1の実施の形態と同様である。
第3の実施の形態
次に、図4に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。
前述した第1の実施の形態(図1参照)では、ファイナルドリブンギヤ23がデフケース14にスプライン結合24により軸方向移動不能に圧入されており、かつデフケース14が変速機ケース11,12に軸方向移動可能に支持されているが、第3の実施の形態は、ファイナルドライブギヤ22が出力軸20にスプライン結合27により隙間γ,γの範囲で軸方向移動可能に緩く嵌合しており、かつ前記隙間α,αを廃止することで、デフケース14が変速機ケース11,12に軸方向移動不能に支持されている。
本実施の形態によれば、ダブルヘリカルギヤの自動センタリング機能でファイナルドリブンギヤ23およびファイナルドライブギヤ22が軸方向に相対移動するとき、デフケース14が軸方向に移動不能であっても、緩いスプライン結合27によりファイナルドライブギヤ22が出力軸20に対して軸方向に滑ることで(矢印C参照)、前記自動センタリング機能が支障なく発揮される。
ダブルヘリカルギヤによりファイナルドリブンギヤ23の倒れが防止される作用効果は、第1の実施の形態と同様である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明のベアリングは実施の形態のボールベアリング15L,15Rに限定されず、ローラベアリング、アンギュラボールベアリング、テーパローラベアリング等の他種のベアリングであっても良い。
11 変速機ケース
12 変速機ケース
13 ディファレンシャル
14 デフケース
15L ボールベアリング(ベアリング)
15R ボールベアリング(ベアリング)
20 出力軸
22 ファイナルドライブギヤ
22a 第1ヘリカルギヤ(ヘリカルギヤ)
22b 第2ヘリカルギヤ(ヘリカルギヤ)
23 ファイナルドリブンギヤ
23a 第3ヘリカルギヤ(ヘリカルギヤ)
23b 第4ヘリカルギヤ(ヘリカルギヤ)
26 スプライン結合
27 スプライン結合
α 隙間

Claims (4)

  1. 駆動源の駆動力が変速して伝達される出力軸(20)と、前記出力軸(20)上に設けられたファイナルドライブギヤ(22)と、ディファレンシャル(13)と、前記ディファレンシャル(13)の外郭を構成するデフケース(14)に設けられて前記ファイナルドライブギヤ(22)に噛合するファイナルドリブンギヤ(23)とを備える変速機であって、
    前記ファイナルドライブギヤ(22)はギヤ歯が相互に逆方向に傾斜する一対のヘリカルギヤ(22a,22b)で構成され、前記ファイナルドリブンギヤ(23)はギヤ歯が相互に逆方向に傾斜する一対のヘリカルギヤ(23a,23b)で構成されることを特徴とする変速機。
  2. 前記デフケース(14)を変速機ケース(11,12)に回転自在に支持する左右一対のベアリング(15L,15R)を備え、前記デフケース(14)は前記左右一対のベアリング(15L,15R)と間に隙間(α)を有して前記変速機ケース(11,12)に対して軸方向移動可能であることを特徴とする、請求項1に記載の変速機。
  3. 前記ファイナルドリブンギヤ(23)は前記デフケース(14)に軸方向移動可能にスプライン結合(26)されることを特徴とする、請求項1に記載の変速機。
  4. 前記ファイナルドライブギヤ(22)は前記出力軸(20)に軸方向移動可能にスプライン結合(27)されることを特徴とする、請求項1に記載の変速機。
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