JP2016056150A - 粉体含有油中水中油型乳化化粧料 - Google Patents

粉体含有油中水中油型乳化化粧料 Download PDF

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Abstract

【課題】
経時安定性、化粧持ちが良好で、使用時の初めはみずみずしい感触を有し、その後コクのある使用感に変化する使い心地を有し、仕上がりに程良い艶を有する、粉体含有油中水中油型乳化化粧料を提供する。
【解決手段】
乳化剤と高級アルコールを含有する水相と、多糖脂肪酸エステルを含有する油相を乳化して得られる水中油型乳化組成物を、シリコーン処理粉体と、シリコーン油を含有する外油相に分散させることによって得られる油中水中油型乳化組成物において、内水中油型乳化組成物と外油相の量目比が80:20〜60:40である、粉体含有油中水中油型乳化組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明は、経時安定性に優れた粉体含有油中水中油型乳化組成物を提供すること。
油中水中油型乳化組成物は、水中油型乳化組成物若しくは油中水型乳化組成物では得られない特殊な使用感や機能性を付与することができる。しかしながら保存安定性を保つのは非常に困難であった。そのため、外油相に有機変性粘土鉱物やアクリルシリコーン系の皮膜剤を配合することによって安定性を向上させる試みがなされている。しかしながら外油相に皮膜剤を配合すると、使用時の伸びが重くなる欠点があった。また、一般的な紫外線防御用皮膚外用剤においては、様々な紫外線吸収剤が配合されている。たとえばUVAの吸収剤である、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルは、シリコーン油や炭化水素油等の極性の低い油剤とともに配合した場合、経時で結晶の析出が生じるという問題があった。ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルの相溶性を向上させるために、メトキシ桂皮酸エチルヘキシル等の極性の高い油剤を多量に配合するとべたつきの原因となるという問題があった(特許文献1〜3)。
さらに紫外線防御用化粧料は、春から夏にかけて消費が見込まれる商品である。そのため紫外線防御用化粧料を製造するのは春の前、冬場が主となる。しかしながら日本の環境では、製造後倉庫での保管や輸送時に過酷な環境にさらされることも少なくなく、冬場は特に0℃に近い環境下で保管、輸送される場合がある。また使用時は春から夏がメインであり、倉庫、輸送時、お客様の手元で高温環境下にさらされることは容易に推測できる。
そのため、特に紫外線防御用化粧料においては低温での安定性と高温での安定性を兼ね備える必要がある。しかしながら従来の紫外線防御用化粧料における安定性観察では40℃2週間(特許文献4)、50℃(特許文献5)などの高温条件下、もしくは5℃での低温条件下(特許文献6)のみでの試験が主であり、低温と高温を繰り返すサイクルでの安定性の確認は十分とはいえない状況であった。
特許第4913487号公報 特許第4039542号公報 特許第4125463号公報 特開2001−192318号公報 特開平11−76799号公報 特開2011−207789号公報
経時安定性、化粧持ちが良好で、使用時の初めはみずみずしい感触を有し、その後コクのある使用感に変化する使い心地を有し、仕上がりに程良い艶を有する、粉体含有油中水中油型乳化化粧料が求められていた。
本発明は、乳化剤と高級アルコールを含有する水相と、多糖脂肪酸エステルを含有する油相を乳化して得られる水中油型乳化組成物を、シリコーン処理粉体と、シリコーン油を含有する外油相に分散させることによって得られる油中水中油型乳化組成物において、内水中油型乳化組成物と外油相の量目比が80:20〜60:40である、粉体含有油中水中油型乳化組成物を提供する。
本発明の粉体含有油中水中油型乳化組成物は、経時安定性、化粧持ちが良好で、使用時の初めはみずみずしい感触を有し、その後コクのある使用感に変化する使い心地を有し、仕上がりに程良い艶を有する効果を発揮する。
以下本発明を実施するための形態を説明する。
まず、内相となる水中油型エマルションについて説明する。
本発明の内相となる水中油型エマルションは、乳化剤と高級アルコールを含有する水相と、多糖脂肪酸エステルを含有する油相を乳化することにより得られる。
本発明の内相となる水中油型エマルションに配合する乳化剤は、通常使用し得る乳化剤であれば特に種類は問わないが親水性の乳化剤であることが好ましい。さらに乳化剤として好ましくは非イオン性界面活性剤が用いられ、さらには、エステル型もしくはエーテルエステル型非イオン性界面活性剤がより好ましい。具体的には、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類、グリセリン脂肪酸エステル類、ポリグリセリン脂肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ショ糖脂肪酸エステル類などが挙げられる。
ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類としては、ポリオキシエチレン(5)グリセリルモノオレイン酸エステル、ポリオキシエチレン(10)グリセリルモノオレイン酸エステル、ポリオキシエチレン(15)グリセリルモノオレイン酸エステル、ポリオキシエチレン(20)グリセリルモノオレイン酸エステル、ポリオキシエチレン(5)グリセリルモノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(10)グリセリルモノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(15)グリセリルモノステアリン酸エステル等が例示される。
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類としては、ポリオキシエチレン(2)ソルビタンモノラウリン酸エステル、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノパルミチン酸エステル、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(20)ソルビタントリステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(6)ソルビタンモノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレイン酸エステル、ポリオキシエチレン(20)ソルビタントリオレイン酸エステル、ポリオキシエチレン(6)ソルビタンモノオレイン酸エステル、ポリオキシエチレン(60)ソルビタンモノオレイン酸エステル、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノイソステアリン酸エステル等が例示される。
ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル類としては、ポリオキシエチレン(20)ソルビトールモノラウリン酸エステル、ポリオキシエチレン(6)ソルビトールモノパルミチン酸エステル、ポリオキシエチレン(6)ソルビトールヘキサステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(6)ソルビトールテトラオレイン酸エステル、ポリオキシエチレン(60)ソルビトールテトラオレイン酸エステル等が例示される。
ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類としては、ポリオキシエチレン(6))モノラウリン酸エステル、ポリオキシエチレン(10)モノラウリン酸エステル、ポリオキシエチレン(30)モノラウリン酸エステル、ポリオキシエチレン(1)モノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(2).)モノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(4)モノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(10)モノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(25)モノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(40)モノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(45)モノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(55)モノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(2)モノオレイン酸エステル、ポリオキシエチレン(6)モノオレイン酸エステル、ポリオキシエチレン(10)モノオレイン酸エステル等が例示される。
グリセリン脂肪酸エステル類としては、グリセリンヤシ油脂肪酸エステル、グリセリルモノミリスチン酸エステル、グリセリルモノパルミチン酸エステル、グリセリルモノステアリン酸エステル、グリセリルモノイソステアリン酸エステル、グリセリルモノオレイン酸エステル、グリセリンヒマシ油脂肪酸エステル、グリセリン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル等が例示される。
ポリグリセリン脂肪酸エステル類としては、ジグリセリンモノラウリン酸エステル、ジグリセリンモノミリスチン酸エステル、ジグリセリンモノパルミチン酸エステル、ジグリセリンモノステアリン酸エステル、ジグリセリンモノイソステアリン酸エステル、ジグリセリンモノオレイン酸エステル、ヘキサグリセリンモノラウリン酸エステル、ヘキサグリセリンモノミリスチン酸エステル、ヘキサグリセリンモノパルミチン酸エステル、ヘキサグリセリンモノステアリン酸エステル、ヘキサグリセリンモノイソステアリン酸エステル、ヘキサグリセリンモノオレイン酸エステル、デカグリセリンモノラウリン酸エステル、デカグリセリンモノミリスチン酸エステル、デカグリセリンモノパルミチン酸エステル、デカグリセリンモノステアリン酸エステル、デカグリセリンモノイソステアリン酸エステル、デカグリセリンモノオレイン酸エステル等が例示される。
ソルビタン脂肪酸エステル類としては、ソルビタンモノラウリン酸エステル、ソルビタンモノパルミチン酸エステル、ソルビタンモノステアリン酸エステル、ソルビタンセスキステアリン酸エステル、ソルビタントリステアリン酸エステル、ソルビタンモノイソステアリン酸エステル、ソルビタンセスキイソステアリン酸エステル、ソルビタンモノオレイン酸エステル、ソルビタンセスキオレイン酸エステル、ソルビタントリオレイン酸エステル等が例示される。
ショ糖脂肪酸エステルとしては、ショ糖ラウリン酸モノエステル、ショ糖ミリスチン酸モノエステル、ショ糖パルミチン酸モノエステル、ショ糖ステアリン酸モノエステル、ショ糖オレイン酸モノエステル等が例示される。
本発明の内相となる水中油型エマルションに用いる乳化剤は1種を単独で若しくは2種以上を併用して配合する。乳化安定性の点から、親水性、疎水性の性質の異なる2種以上の乳化剤を併用して用いることが好ましい。さらに好ましくはショ糖脂肪酸エステルと、ソルビタン脂肪酸エステルと、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルを併用して用いる。
乳化剤の配合量は、併用する最内相の油相の配合量などによって異なり、油相1質量部に対し質量比で0.02〜1質量部配合する。0.02質量部未満の配合では安定な水中油型エマルションを得ることができない場合がある。
本発明の内相となる水中油型エマルションに配合する高級アルコールは、炭素数が8〜30の、直鎖もしくは分岐鎖状で、飽和もしくは不飽和の炭化水素の1価アルコールであり、1種を単独で、もしくは2種以上を併用して用いる。具体的には、カプリリルアルコール、カプリルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ヘキシルデカノール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、オクチルドデカノール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、カルナービルアルコール、セリルアルコールなどが例示される。これらの高級アルコールの中でも、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコールから選択される1種または2種以上が好ましく用いられ、さらには、ベヘニルアルコールが乳化安定性の観点から最も好ましい。
高級アルコールの水中油型エマルションへの配合量は、併用する乳化剤、最内油相の配合量によって異なるが、水中油型エマルション全量に対し0.3〜5質量%が適当である。0.3質量%未満の配合では水中油型エマルションの安定性が保てない場合がある。5質量%を超えて配合しても、安定性向上効果のさらなる向上が認められず、非効率的である。
本発明の内相となる水中油型エマルションに配合する多糖脂肪酸エステルとしては、特に限定されず、1種を単独で若しくは2種以上を併用して用いる。かかる多糖脂肪酸エステルとしては、オクタン酸デキストリン、ラウリン酸デキストリン、パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、オクタン酸イヌリン、ラウリン酸イヌリン、パルミチン酸イヌリン、ミリスチン酸イヌリン、ステアリン酸イヌリン等が例示され、好ましくはパルミチン酸デキストリンを用いる。
多糖脂肪酸エステルの水中油型エマルションへの配合量は、油相成分などの配合量によって異なるが、水中油型エマルション全量に対し、0.1〜3質量%が適当である。0.1質量%未満の配合では安定性が保てない場合がある。
本発明の内相となる水中油型エマルションの油相成分としては、エステル油を配合することが好ましい。
本発明で用いるエステル油とは、脂肪酸とアルコールとの脱水反応によって得られる液状の油性成分をさす。かかるエステル油の種類は、通常水中油型エマルションに配合し得るものであれば特に限定されず、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、カプリル酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸デシル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸オクチルドデシル、リシノール酸オクチルドデシル、イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル、2−エチルへキサン酸セチル、2−エチルへキサン酸セトステアリル、イソステアリン酸ヘキシル、ジオクタン酸エチレングリコール、ジオレイン酸エチレングリコール、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリカプリル酸グリセリル、トリ2−エチルへキサン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ2−エチルへキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ2−エチルへキサン酸ペンタエリスリトール、テトライソステアリン酸ペンタエリスリトール、ネオペンタン酸オクチルドデシル、オクタン酸イソセチル、オクタン酸イソステアリル、イソペラルゴン酸2−エチルヘキシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ジメチルオクタン酸オクチルドデシル、イソパルミチン酸2−エチルヘキシル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸オクチルドデシル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、乳酸オクチルドデシル、クエン酸トリエチル、クエン酸アセチルトリエチル、クエン酸アセチルトリブチル、クエン酸トリオクチル、クエン酸トリイソセチル、クエン酸トリオクチルドデシル、コハク酸ジ2−エチルヘキシル、アジピン酸イソプロピル、アジピン酸イソブチル、アジピン酸ジオクチル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジオクチル、アボカド油、アルモンド油、オリーブ油、ゴマ油、コメヌカ油、サフラワー油、ダイズ油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシック油、パーム核油、パーム油、ヒマシ油、ヒマワリ油、グレープシード油、コットンシード油、ヤシ油、メドウホーム油、ホホバ油、ククイナッツ油、小麦胚芽油、コメ胚芽油、月見草油、マカデミアナッツ油等が例示され、これらのエステル油の1種を単独で若しくは2種以上を併用して用いることができる。
本発明においてはエステル油に加えて、炭化水素油を配合することができる、エステル油と炭化水素油を併用して用いることにより、保湿効果が高まる。
本発明で用いる炭化水素油の種類は、通常化粧料に配合し得るものであれば特に限定されず、α−オレフィンオリゴマー、スクワラン、流動イソパラフィン、流動パラフィン等が例示され、これらの炭化水素油の1種を単独で若しくは2種以上を併用して用いることができる。
最内油相の配合量は、油中水中油型乳化化粧料全量に対し、5〜20質量%が適切である。5質量%未満の配合では、使用感触に不具合を生じる場合がある。20質量%を超えて配合すると経時安定性が低下する可能性がある。
また、エステル油と炭化水素油を併用する場合、エステル油と炭化水素の量目比が1:0.5〜10:1、好ましくは1:0.9〜5:1の範囲となるように配合することが、使用感、経時安定性のバランス上好ましい。
本発明の内相となる水中油型エマルションの内油相成分としては、シリコーン化合物を配合しないことが好ましい。最内油相にシリコーン化合物が存在すると、最外層の油相との親和性が高まり、保存安定性が低下する場合がある。
本発明の内相となる水中油型エマルションに用いる内油相は、界面活性剤を含まないことをが好ましい。内油相中に界面活性剤を混合すると、経時安定性が不安定になる場合がある。
本発明の内相となる水中油型エマルションは、乳化剤と高級アルコールを含有する水相と、多糖脂肪酸エステルを含有する油相を乳化することによって得られる。まず、乳化剤と高級アルコールを含有する水相を高級アルコールの融点以上に加熱し、均質に分散させる。一方多糖脂肪酸エステルを含有する油相を高温に加熱し均一に溶解する。高温状態の水相に油相を添加して均一に乳化後冷却することにより、安定な水中油型乳化組成物を得ることができる。さらに得られた水中油型エマルションに水を添加して希釈することにより、所望の濃度の水中油型エマルションを得ることができる。
本発明の内相となる水中油型エマルションは、水相と内油相の配合比率は質量比で、水相1に対し、油相を0.1〜1の範囲とすることが好ましい。油相が水相に対して0.1未満の場合安定性が低下する場合がある。また油相を1を超えて配合すると、乳化が困難になる場合がある。
本発明の内相となる水中油型エマルションは、乳化組成物の粘度や使用感を調整する目的で、アクリル酸系水溶性高分子を配合することが好ましい。かかるアクリル酸系水溶性高分子は、アクリル基構造を有しているもので、特に限定されない。例えば、ポリアクリル酸及びその塩、カルボマー、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー、アクリルアミド・アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸塩共重合体、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリロイルジメチルタウリン塩共重合体、アクリル酸塩・アクリロイルジメチルタウリン共重合体、アクリル酸アミド・アクリル酸−2−メチルプロパンスルホン酸塩共重合体、アクリロイルジメチルタウリン塩・ビニルピロリドン共重合体などが挙げられ、1種を単独で、若しくは2種以上を併用して用いる。
これらのなかでも、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリロイルジメチルタウリン塩共重合体から選択される1種又は2種が好ましく用いられ、更に好ましくは(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマーと、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリロイルジメチルタウリン塩共重合体を併用して用いることが好ましい。
本発明の油中水中油型乳化組成物は、上記の水中油型エマルションをシリコーン油を含有する外油相中に分散させることにより得られる。
かかるシリコーン油としては、特に限定されない。具体的には、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、デカメチルポリシロキサン、ドデカメチルポリシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンポリシロキサンなどの環状ポリシロキサン等が挙げられる。シリコーン油は1種を単独で若しくは2種以上を併用して用いることができる。
本発明においては、外油相にPCAジメチコンを配合することが好ましい。PCAジメチコンを配合することにより仕上がりに程良い艶感を与えることが可能である。
本発明における、シリコーン油の配合量はその目的や他の配合成分等に応じて適宜決められ、特に限定されるものではない。
外油相の成分としては、炭化水素系油脂、エステル系油脂を含有しないことが好ましい。外油相の成分と内油相の成分が同一であると、エマルションの合一が生じ、経時安定性が悪化する場合がある。
水中油型エマルションをシリコーン油を含有する外油相中に分散させる際には、乳化剤を用いて分散させる。かかる乳化剤としては、乳化安定性の面からシリコーン系界面活性剤が好ましく、具体的には、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、長鎖アルキル含有ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリグリセリン変性オルガノポリシロキサン、架橋型ポリエーテル変性シリコーンなどが挙げられる。具体的には、PEG−10ジメチコン(KF-6017P)、ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(KF−6038)、PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(KF−6028)、POEメチルシロキサン・POPオレイルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(KF−6026)、PEG−3ジメチコン(KF−6015)、シリコーン分岐型ラウリル・トリグリセリン共変性シリコーン(KF−6105)、架橋型ポリエーテル変性シリコーン(KSG−210)(いずれも信越化学工業社製)などである。
本発明においては、PEG−10ジメチコンと架橋型ポリエーテル変性シリコーンを併用して用いることが経時安定性の観点から好ましい。
シリコーン系界面活性剤の配合量は、外油相の配合量によって異なるが、油中水中油型乳化化粧料全量に対し1〜10質量%が好ましい。1質量%未満の配合では経時安定性が保てない場合がある。10質量%を超えて配合すると、使用感触が低下する。
本発明に配合するシリコーン処理粉体の粉体としては、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造、等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、複合粉体類、等が挙げられる。具体的には、酸化チタン、コンジョウ、群青、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、二酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、マイカ、合成マイカ、合成セリサイト、セリサイト、タルク、カオリン、炭化珪素、硫酸バリウム、ベントナイト、スメクタイト、窒化硼素等の無機粉体類、オキシ塩化ビスマス、雲母チタン、酸化鉄コーティング雲母、酸化鉄雲母チタン、有機顔料処理雲母チタン、アルミニウムパウダー等の光輝性粉体類、ナイロンパウダー、ポリメチルメタクリレート、アクリロニトリル−メタクリル酸共重合体パウダー、塩化ビニリデン−メタクリル酸共重合体パウダー、ポリエチレンパウダー、ウールパウダー、シルクパウダー、結晶セルロース、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。また、これら粉体は一種又は二種以上の複合化したものを用いても良い。
シリコーン処理に用いられるシリコーンは、特に制限されないが、例えばメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、テトラデカメチルヘキサシロキサン、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルセチルオキシシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体等の各種シリコーン油を挙げることができる。この中でも、メメチルポリシロキサンを用いて処理することが好ましい。処理するシリコーンの使用量は、処理前の粉体質量に対して、0.5〜70質量%が好ましく、1〜40質量%がより好ましく、1〜10質量%が更に好ましい。シリコーン処理方法は、特に制限されず、従来公知の方法を適宜選択して行うことができる。
シリコーン処理粉体は、油中水中油型乳化化粧料全量に対し、0.5〜15質量%配合することが好ましい。15質量%を超えて配合すると、経時安定性が低下する場合がある。
シリコーン処理粉体はあらかじめシリコーン系界面活性剤とシリコーン油の混合物で予備分散させることが好ましい。予備分散させることにより、最終での色調の調整が容易になる。シリコーン処理粉体分散物と、シリコーン油、シリコーン系界面活性剤を混合することにより、外油相を調製する。
本発明の油中水中油型乳化化粧料において、内水中油型乳化組成物と外油相の量目比は質量比で、80:20〜60:40である。80質量%を超えて内水中油型乳化組成物を配合すると、経時安定性が保てない。内水中油型乳化組成物の配合量が60質量%未満の場合、みずみずしい使用感が損なわれる。
本発明において、外油相に内水中油型乳化組成物を混合する際は、常温下で緩やかにかくはんしながら徐々に内水中油型乳化組成物を混合する。高温下若しくは過度の撹拌を行うと、良好な水中油中水型乳化化粧料を調製することができない場合がある。
本願発明の油中水中油型乳化組成物には、上述の必須成分、任意成分の他に、必要に応じて通常乳化組成物に配合される、水性成分、保湿剤、色素、界面活性剤、紫外線吸収剤、増粘剤、美容成分、香料、高分子物質、防菌防微剤、アルコール類、粉体、スクラブ剤、生体由来成分等を適宜配合することができる。
本発明の油中水中油型乳化組成物は、例えば、ファンデーション、化粧下地、紫外線防御剤の剤型で用いることができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これにより本発明の範囲が限定されるものではない。なお、配合量は特に断りのない限り質量%である。
まず、調製した油中水中油型乳化組成物の評価方法を説明する。
[経時安定性]
調製した油中水中油型乳化組成物をマヨネーズ瓶に充填し−5℃24時間、40℃24時間のサイクル恒温槽にて1ヶ月間静置した後、状態の観察を行った。
均一な乳化状態を保っているものを「○」
やや分離気味なものを「△」
分離しているものを「×」
としてそれぞれ評価した。
[塗布時の評価]
化粧を施していない女性官能評価専門パネル20名により、実施例及び比較例で得られた各試料2gを顔全体に塗布してもらい、塗布時の「塗布開始時の使用感のみずみずしさ」、「使用後半のコク」、「仕上がりのツヤ」について、下記の評価基準に従い官能評価を実施した。
<塗布開始時の使用感のみずみずしさの評価基準>
◎:20名中16名以上が、塗布開始時の使用感がみずみずしいと回答
○:20名中11〜15名が、塗布開始時の使用感がみずみずしいと回答
△:20名中6〜10名が、塗布開始時の使用感がみずみずしいと回答
×:20名中5名以下が、塗布開始時の使用感がみずみずしいと回答
<使用後半のコクの評価基準>
◎:20名中16名以上が、使用後半の使用感にコクがあると回答
○:20名中11〜15名が、使用後半の使用感にコクがあると回答
△:20名中6〜10名が、使用後半の使用感にコクがあると回答
×:20名中5名以下が、使用後半の使用感にコクがあると回答
<仕上がりのツヤの評価基準>
◎:20名中16名以上が、仕上がりのツヤ感が程良いと回答
○:20名中11〜15名が、仕上がりのツヤ感が程良いと回答
△:20名中6〜10名が、仕上がりのツヤ感が程良いと回答
×:20名中5名以下が、仕上がりのツヤ感が程良いと回答
[試験例2:塗布後の評価]
同評価パネルにより、試験例1の評価4時間後の「化粧持ち」について、下記の評価基準に従い官能評価を実施した。なお、評価パネルは4時間、室温25度の室内で軽作業を行った。
<化粧持ちの評価基準>
◎:20名中16名以上が、化粧持ちが良いと回答
○:20名中11〜15名が、化粧持ちが良いと回答
△:20名中6〜10名が、化粧持ちが良いと回答
×:20名中5名以下が、化粧持ちが良いと回答
以下に示す処方にて、本発明の実施例並びに比較例となる油中水中油型乳化組成物を調製した。油中水中油型乳化組成物は、下記の要領で調製した。
(a)D相とE相をそれぞれ加熱均質化したのち、混合して乳化する。
(b)(a)で得られた乳化組成物にC相を添加して希釈する。
(c)B相を混合均質化した後、A相と混合、均質化する。
(d)常温下で(c)を緩やかに撹拌しながら(b)を徐々に添加して、油中水中油型乳化組成物とした。
Figure 2016056150
Figure 2016056150
Figure 2016056150
表3に示した通り、本発明の実施例1、2にかかるファンデーションは、経時安定性、化粧持ちが良好で、使用時の初めはみずみずしい感触を有し、その後コクのある使用感に変化する使い心地を有し、仕上がりに程良い艶を有するものであった。これに対し、外油相を43質量%配合した比較例1においては、塗布開始時のみずみずしさに欠ける使用感であった。外油相を19.5質量%にした比較例2、高級アルコールをE相に添加した比較例3においては、油中水中油型乳化化粧料を得ることができなかったため、使用感評価を行っていない。また、ジメチコン処理を同じ疏水化処理である金属石鹸処理に変更した、酸化チタンとタルクを配合した比較例4は、経時安定性が低下し、エマルションが崩壊した。
Figure 2016056150
Figure 2016056150
表5に示した通り、本発明の実施例3、4に係る紫外線防御用化粧料は、経時安定性、化粧持ちが良好で、使用時の初めはみずみずしい感触を有し、その後コクのある使用感に変化する使い心地を有し、仕上がりに程良い艶を有するものであった。

Claims (1)

  1. 乳化剤と高級アルコールを含有する水相と、多糖脂肪酸エステルを含有する油相を乳化して得られる水中油型乳化組成物を、シリコーン処理粉体と、シリコーン油を含有する外油相に分散させることによって得られる油中水中油型乳化組成物において、内水中油型乳化組成物と外油相の量目比が80:20〜60:40である、粉体含有油中水中油型乳化組成物。
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