JP2016055582A - 印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法及び装置 - Google Patents

印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法及び装置 Download PDF

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裕光 沼内
貴宏 小林
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貴宏 小林
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Abstract

【課題】オペレータの負担を軽減させるとともに稼働率を向上させることを可能とした印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法及び装置を提供する。【解決手段】給紙装置10と、複数の印刷ユニット20a〜20lを備えた印刷部20と、左右方向に移動自在に支持されてシート状物に印刷されたレジスター・マークを撮像するカメラ26a,26bと、カメラ26a,26bで撮像された画像データに基づきマークの測定位置と基準位置との差が許容値より大きい場合に警告を発する見当ずれ検出装置200と、印刷機1全体の制御を行う印刷機制御装置100とを備えた印刷機1に、レジスター・マーク左右方向設定器115,116と、カメラ26a,26bを左右方向に移動させる表面、裏面カメラの左右方向位置調整用モータ222,226とを設け、設定器115,116で設定されたレジスター・マークの左右方向の位置、及びカメラ26a,26bによって撮像した画像に基づいて、モータ222,226を駆動可能な構成とした。【選択図】図1

Description

本発明は、印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法及び装置に関する。
従来、紙(シート状物)を一枚ずつ給紙する給紙装置と、給紙装置から給紙された紙に印刷を施す印刷装置と、印刷装置で印刷された紙を排紙チェーンによって搬送し排紙パイルに排出する排紙装置と、排紙パイルに排出される前に紙に印刷された絵柄等の印刷品質を検査するカメラとを備えた印刷機が公知となっている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2012−161951号公報
ここで、例えば印刷品質の検査を、シート状物の所定の位置に印刷されたレジスター・マークを検査カメラで撮影することにより行う場合、検査カメラの左右の位置(印刷機の胴の軸方向の位置)をレジスター・マークの位置に合わせて調整する必要がある。
従来、このような検査カメラの位置調整は、オペレータがレジスター・マークの左右方向の位置と大体合っていると思われる位置まで検査カメラを手動で移動させ、その状態でこの検査カメラが撮像している画像を見ながらオペレータが寸動ボタンを押して印刷機を低速で回転させ、シート状物に印刷されたレジスター・マークが検査カメラで撮像した画像の天地方向(シート搬送方向)中央に位置するところで寸動ボタンの操作を停止して印刷機を止め、さらに検査カメラが撮像している画像を見ながら画像の左右方向の中央にレジスター・マークが位置するように再度検査カメラを左右方向に手動で移動させて微調整するようにしていた。
このようにすべての操作をオペレータが手動で行わなければならなかった為、オペレータに負担がかかり、更に、最初に移動させた検査カメラの左右方向位置がレジスター・マークの左右方向位置からずれて検査カメラによってレジスター・マークを撮像することができなかった場合、オペレータは、シート状物の搬送を最初からやり直さなければならず、かつ、検査カメラをどの方向に移動させれば良いかが分かり難く、勘で位置調整しなければならないなど、オペレータの負担になると共に、位置調整に時間がかかり、稼働率が低下する、という問題があった。
このようなことから本発明は、オペレータの負担を軽減させるとともに稼働率を向上させることを可能とした印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法及び装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法は、
シート状物を供給する給紙装置と、
複数の印刷ユニットを備えて前記給紙装置から供給されたシート状物に複数の色で印刷を施す印刷部と、
左右方向に移動自在に支持され、前記印刷部でシート状物に印刷された複数色のレジスター・マークを撮像する見当ずれ検出用撮像手段と、
前記見当ずれ検出用撮像手段で撮像された画像データに基づき各色のレジスター・マークの測定位置と各色のレジスター・マークの基準位置を比較し、その差が許容値より大きい場合に警告を発する見当ずれ検出装置と、
印刷機の制御を行う制御装置と
を備えた印刷機において、
更に、レジスター・マークの左右方向の位置を設定するレジスター・マーク左右方向設定器と、
前記見当ずれ検出用撮像手段を左右方向に移動させる駆動手段とを設け、
前記制御装置により、前記レジスター・マーク左右方向位置設定器で設定されたレジスター・マークの左右方向の位置に基づいて前記駆動手段を駆動した後、印刷機を駆動し、前記給紙装置によりシート状物を一枚のみ供給し、前記印刷部により前記給紙装置から供給された一枚のシート状物に基準色のレジスター・マークを印刷し、
前記見当ずれ検出用撮像手段により、基準色のレジスター・マークを撮像し、
前記見当ずれ検出装置により、前記見当ずれ検出用撮像手段で撮像した画像データに基づいてレジスター・マークの左右方向の位置を求め、求めた画像データ中のレジスター・マークの位置と予め記憶されているレジスター・マークの基準位置との差を求める
ことを特徴とする。
また、第2の発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法は、第1の発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法において、
前記制御装置により、前記印刷部で印刷された基準色のレジスター・マークが前記見当ずれ検出用撮像手段と対向すると予想される位置で印刷機の駆動を停止した後、
前記見当ずれ検出用撮像手段により、基準色のレジスター・マークを撮像する
ことを特徴とする。
また、第3の発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法は、第2の発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法において、
更に、レジスター・マークのシート状物内の天地方向の位置を設定するレジスター・マーク天地方向位置設定器を設け、
前記制御装置により、前記レジスター・マーク天地方向位置設定器で設定されたレジスター・マークのシート状物内の天地方向の位置が前記見当ずれ検出用撮像手段と対向する位置で前記印刷機の駆動を停止する
ことを特徴とする。
また、第4の発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法は、第1から第3のいずれか一つの発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法において、
更に表示器を設け、
前記見当ずれ検出装置により、前記見当ずれ検出用撮像手段で撮像された画像データから基準色で印刷されたレジスター・マークの測定位置を求め、当該基準色で印刷されたレジスター・マークの測定位置と予め設定されている基準位置との差を求め、求めた差を前記表示器に表示する
ことを特徴とする。
また、第5の発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法は、第1から第4のいずれか一つの発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法において、
前記見当ずれ検出装置により、前記撮像手段で撮像した画像データに基づいてレジスター・マークの左右方向の位置を求め、求めた位置と予め記憶されている基準位置との差を求め、求めた差に基づいて前記駆動手段を駆動する
ことを特徴とする。
また、第6の発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整装置は、
シート状物を供給する給紙装置と、
複数の印刷ユニットを備えて前記給紙装置から供給されたシート状物に複数の色で印刷を施す印刷部と、
左右方向に移動自在に支持され、前記印刷部でシート状物に印刷された複数色のレジスター・マークを撮像する見当ずれ検出用撮像手段と、
前記見当ずれ検出用撮像手段で撮像された画像データに基づき各色のレジスター・マークの測定位置と各色のレジスター・マークの基準位置を比較し、その差が許容値より大きい場合に警告を発する見当ずれ検出装置と、
印刷機の制御を行う制御装置と
を備えた印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整装置において、
更に、レジスター・マークの左右方向の位置を設定するレジスター・マーク左右方向設定器と、
前記見当ずれ検出用撮像手段を左右方向に移動させる駆動手段とを備え、
前記制御装置が、前記レジスター・マーク左右方向位置設定器で設定されたレジスター・マークの左右方向の位置に基づいて前記駆動手段を駆動した後、印刷機を駆動し、前記給紙装置によりシート状物を一枚のみ供給し、前記印刷部により前記給紙装置から供給された一枚のシート状物に基準色のレジスター・マークを印刷するように印刷機の制御を行い、
前記見当ずれ検出用撮像手段が、前記一枚のシート状物に印刷された基準色のレジスター・マークを撮像し、
前記見当ずれ検出装置が、前記見当ずれ検出用撮像手段で撮像した画像データに基づいてレジスター・マークの左右方向の位置を求め、求めた画像データ中のレジスター・マークの位置と予め記憶されているレジスター・マークの基準位置との差を求める
ことを特徴とする。
また、第7の発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整装置は、第6の発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整装置において、
前記制御装置が、前記印刷部で印刷された基準色のレジスター・マークが前記見当ずれ検出用撮像手段と対向すると予想される位置で印刷機の駆動を停止した後、
前記見当ずれ検出用撮像手段が、基準色のレジスター・マークを撮像する
ことを特徴とする。
また、第8の発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整装置は、第7の発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整装置において、
更に、レジスター・マークのシート状物内の天地方向の位置を設定するレジスター・マーク天地方向位置設定器を備え、
前記制御装置が、前記レジスター・マーク天地方向位置設定器で設定されたレジスター・マークのシート状物内の天地方向の位置が前記見当ずれ検出用撮像手段と対向する位置で前記印刷機の駆動を停止する
ことを特徴とする。
また、第9の発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整装置は、第6から第8のいずれか一つの発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整装置において、
更に表示器を備え、
前記見当ずれ検出装置が、前記見当ずれ検出用撮像手段で撮像された画像データから基準色で印刷されたレジスター・マークの測定位置を求め、当該基準色で印刷されたレジスター・マークの測定位置と予め設定されている基準位置との差を求め、求めた差を前記表示器に表示する
ことを特徴とする。
また、第10の発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整装置は、第6から第9のいずれか一つの発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整装置において、
前記見当ずれ検出装置が、前記撮像手段で撮像した画像データに基づいてレジスター・マークの左右方向の位置を求め、求めた位置と予め記憶されている基準位置との差を求め、
求めた差に基づいて前記駆動手段を駆動する
ことを特徴とする。
本発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法及び装置によれば、見当ずれ検出用撮像手段の左右方向の位置を自動的に予めレジスター・マーク左右方向設定器により設定された位置に位置付けることができ、さらに、シート状物に印刷されたレジスター・マークを見当ずれ検出用撮像手段によって撮像した画像データから求めた画像データ中のレジスター・マークの位置と予め記憶されているレジスター・マークの基準位置との差に基づいて、駆動手段により見当ずれ検出用撮像手段の左右方向の位置調整を行うことができるため、オペレータが印刷機を駆動する前に検査カメラの左右方向の位置をレジスター・マークの左右方向の位置に合わせて移動させる等の必要がなくなり、オペレータの負担を軽減することができると共に、位置調整に掛かる時間を短縮して、稼働率を向上させることができる。
本発明の実施例1に係る印刷機の概略構成を示す全体図である。 本発明の実施例1に係る印刷機制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る印刷機制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る見当ずれ検出装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る見当ずれ検出装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る見当ずれ検出装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る印刷機全体の概略動作を示すフロー図である。 図4Aに続く印刷機全体の概略動作を示すフロー図である。 図4Bに続く印刷機全体の概略動作を示すフロー図である。 本発明の実施例1に係る印刷機制御装置の動作を示すフロー図である。 図5Aに続く印刷機制御装置の動作を示すフロー図である。 図5Bに続く印刷機制御装置の動作を示すフロー図である。 図5Cに続く印刷機制御装置の動作を示すフロー図である。 図5Dに続く印刷機制御装置の動作を示すフロー図である。 図5Eに続く印刷機制御装置の動作を示すフロー図である。 図6Aに続く印刷機制御装置の動作を示すフロー図である。 図6Bに続く印刷機制御装置の動作を示すフロー図である。 本発明の実施例1に係る見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図7Aに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図7Bに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図7Cに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図7Dに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図8Aに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図8Bに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図8Bに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図8Dに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図9Aに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図9Bに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図10Aに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図10Bに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図10Bに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図10Cに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図11Aに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図12(a)は1色目の印刷ユニットで印刷されるレジスター・マークを示す説明図、図12(b)は2色目の印刷ユニットで印刷されるレジスター・マークを示す説明図、図12(c)は3色目の印刷ユニットで印刷されるレジスター・マークを示す説明図、図12(d)は4色目の印刷ユニットで印刷されるレジスター・マークを示す説明図、図12(e)は5色目の印刷ユニットで印刷されるレジスター・マークを示す説明図、図12(f)は6色目の印刷ユニットで印刷されるレジスター・マークを示す説明図である。 本発明の実施例1に係るレジスター・マークを示す説明図である。 本発明の実施例2に係る見当ずれ検出装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係る見当ずれ検出装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係る見当ずれ検出装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係る印刷機全体の概略動作を示すフロー図である。 図15Aに続く印刷機全体の概略動作を示すフロー図である。 図15Bに続く印刷機全体の概略動作を示すフロー図である。 図5Eに続く印刷機制御装置の動作を示すフロー図である。 図16Aに続く印刷機制御装置の動作を示すフロー図である。 図16Bに続く印刷機制御装置の動作を示すフロー図である。 図7Dに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図17Aに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図16Cに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図17Cに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図17Bに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図18Aに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図19Aに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図19Bに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図19Bに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。 図20Aに続く見当ずれ検出装置の動作を示すフロー図である。
以下、本発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法及び装置を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
図1から図13を用いて本発明の実施例1に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法及び装置について説明する。
図1に示すように、本実施例は本発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法及び装置を両面印刷機に適用した例である。
本実施例において両面印刷機1は、多色刷りに用いられるものであり、被印刷物としての印刷用紙(シート状物)Sを供給する給紙装置10と、印刷用紙Sに印刷を行う印刷部20と、印刷された印刷用紙Sを排出する排紙装置30と、その他の付属装置とで構成されている。
給紙装置10は、多数の印刷用紙Sを積載する積載台11と、積載台11上の印刷用紙Sを印刷部20へ一枚ずつ送給するフィーダボード12と、フィーダボード12上の印刷用紙Sを三本の渡胴14を介して印刷部20の1色目の表面印刷ユニット20aの圧胴21に渡すスイング装置13とを備えている。
印刷部20は、印刷用紙Sの表面に所定の色の絵柄を印刷する1〜6色目の表面印刷ユニット20a,20c,20e,20g,20i,20kと、印刷用紙Sの裏面に所定の色の絵柄を印刷する1〜6色目の裏面印刷ユニット20b,20d,20f,20h,20j,20lと、印刷用紙Sのインキを乾燥させる乾燥ユニット20mとを備えている。
印刷ユニット20a〜20lはそれぞれ圧胴21と、該圧胴21に対接するゴム胴22と、該ゴム胴22に対接する版胴23と、インキツボ装置24a,24bおよび図示しない多数のローラからなるローラ群を有して版胴23へインキを供給するインキユニット25とを備えている。隣接する印刷ユニット20a〜20lは、隣接する圧胴21同士が対接するように配置されている。また、印刷部20には、6色目の表面印刷ユニット20kの圧胴21および6色目の裏面印刷ユニット20lの圧胴21に向けて、それぞれ見当ずれ検出用撮像手段としての表面カメラ26Aおよび裏面カメラ26Bが設けられている。
乾燥ユニット20mは、6色目の裏面印刷ユニット20lの圧胴21に対接する搬送胴27Aと、該搬送胴27Aに対接する搬送胴27Bと、それぞれ印刷用紙Sの表面および裏面のインキを乾燥させるために搬送胴27A,27Bに対応して設けられた乾燥装置28A,28Bとを備えている。
排紙装置30は、乾燥ユニット20mの搬送胴27Bに対接する渡胴31と、渡胴31に対接する排紙胴32と、排紙胴32に掛け回された排紙チェーン33と、前後三段に設けられた排紙台34a〜34cとを備えている。
すなわち、本実施例に係る両面印刷機1において、給紙装置10の積載台11からフィーダボード12上へ一枚ずつ送り出された印刷用紙Sは、スイング装置13により渡胴14に受け渡され、渡胴14から印刷部20の1色目の表面印刷ユニット20aの圧胴21に受け渡されて表面(上面)に1色目の印刷が施された後、1色目の裏面印刷ユニット20bの圧胴21に受け渡されて裏面(下面)に1色目の印刷が施され、以下、同様に2〜6色目の表面、裏面印刷ユニット20c〜20lにおいてそれぞれ印刷が施される。
そして、印刷用紙Sは、6色目の裏面印刷ユニット20lの圧胴21から乾燥ユニット20mの搬送胴27Aに受け渡され、乾燥装置28Aにより表面のインキを乾燥された後、搬送胴27Aから搬送胴27Bに受け渡され、乾燥装置28Bにより裏面のインキが乾燥される。
その後、印刷用紙Sは、搬送胴27Bから排紙装置30の渡胴31を介して排紙胴32に受け渡され、ここから排紙チェーン33に搬送されて、6色目の表面印刷ユニット20kの圧胴21および6色目の裏面印刷ユニット20lの圧胴21による搬送中にそれぞれ表面カメラ26Aおよび裏面カメラ26Bにより印刷品質が検査された結果、正常と判断された印刷用紙Sは正紙用の排紙台34a又は34bに排出され、不良と判断された印刷用紙Sは不良紙用の排紙台34cに排紙される。
ここで、本実施例では表面カメラ26Aおよび裏面カメラ26Bにより印刷用紙Sの印刷品質の検査を行うために、1色目の印刷ユニット20a,20bでは印刷用紙Sの表面、裏面の所定の位置(印刷用紙Sの余白部)にそれぞれ図12(a)に示す四つの基準レジスター・マーク(以下、基準マークという)41が印刷され、2色目の印刷ユニット20c,20dでは印刷用紙Sの表面、裏面の所定の位置にそれぞれ図12(b)に示す一つのレジスター・マーク42が印刷される。2色目の印刷ユニット20c,20dと同様に、3,4,5,6色目の印刷ユニット20e〜20lでそれぞれ印刷用紙Sの表面、裏面の所定の位置に図12(c)、(d)、(e)、(f)に示す一つのレジスター・マーク43,44,45,46が印刷される。
これにより、6色目の印刷ユニット20k,20lでの印刷を終えると、各印刷ユニット20a〜20lの天地方向及び左右方向の見当が合っていれば、印刷用紙Sには図13に示すようなレジスター・マーク47が印刷されることとなる。なお、図12及び図13中の符号40はレジスター・マーク41〜46の位置関係が分かり易いように示したものである。
また、図2Aおよび図2Bに示すように、本実施例において印刷機全体の制御を行う印刷機制御装置100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、各入出力装置104〜109と、インタフェース110とがBUS線で接続されて構成されている。
このBUS線には、表面レジスター・マークの天地方向位置記憶用メモリM101、裏面レジスター・マークの天地方向位置記憶用メモリM102、表面カメラに対向する印刷機の回転位相記憶用メモリM103、裏面カメラに対向する印刷機の回転位相記憶用メモリM104、低速回転速度記憶用メモリM105、印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM106、現在の印刷機の回転位相記憶用メモリM107、給紙装置の動作開始回転位相記憶用メモリM108、給紙装置の動作終了回転位相記憶用メモリM109、印刷機の回転回数計数用カウンタのカウント値記憶用メモリM110が接続される。
BUS線には、さらに1色目の表面印刷ユニットの胴入れまでの回転回数記憶用メモリM111、1色目の表面印刷ユニットの胴入れ回転位相記憶用メモリM112、1色目の表面印刷ユニットの胴抜き回転位相記憶用メモリM113、1色目の裏面印刷ユニットの胴入れまでの回転回数記憶用メモリM114、1色目の裏面印刷ユニットの胴入れ回転位相記憶用メモリM115、1色目の裏面印刷ユニットの胴抜き回転位相記憶用メモリM116、表面カメラに対向するまでの回転回数記憶用メモリM117、裏面カメラに対向するまでの回転回数記憶用メモリM118、排紙完了までの回転回数記憶用メモリM119が接続される。
さらに、入出力装置104には、カメラ位置調整スイッチ111、キーボードや各種スイッチ及びボタン等の入力装置112、CRTやランプ等の表示器113、及び、フロッピー(登録商標)・ディスクドライブやプリンタ等の出力装置114が接続されている。
また、入出力装置105には、表面レジスター・マークの天地方向位置設定器115及び裏面レジスター・マークの天地方向位置設定器116が接続されている。入出力装置106には、D/A変換器117を介して原動モータ・ドライバ118が接続され、この原動モータ・ドライバ118に原動モータ119と原動モータ用ロータリ・エンコーダ120が接続されている。
また、入出力装置107には、印刷機の回転位相検出用カウンタ121が接続され、この印刷機の回転位相検出用カウンタ121が原動モータ用ロータリ・エンコーダ120に接続されている。ここで、原動モータ用ロータリ・エンコーダ120は原動モータ119の出力軸の後端部分に直接取り付けられ、印刷ユニット20a〜20lが1枚の印刷用紙Sに印刷する毎に1回転し、1回転する毎にゼロ・パルスを1回出力して印刷機の回転位相検出用カウンタ121をリセットすると共に、原動モータ119が所定角度回転する毎に、原動モータ・ドライバ118及び印刷機の回転位相検出用カウンタ121にクロック・パルスを出力するようになっている。
また、入出力装置108には、印刷機の回転回数計数用カウンタ122が接続され、この印刷機の回転回数計数用カウンタ122には印刷機の原点位置検出用センサ123が接続されている。この印刷機の原点位置検出用センサ123は、両面印刷機1が1枚の印刷用紙Sを印刷する毎に1パルス出力するようになっている。また、入出力装置109には、上述した印刷機の回転回数計数用カウンタ122が接続されている。
また、インタフェース110には、給紙装置10、1色目の表面印刷ユニット20a、1色目の裏面印刷ユニット20b、及び、見当ずれ検出装置200が接続されている。なお、図示は省略するが、インタフェース110には、2〜6色目の表面印刷ユニット20c〜20l、乾燥ユニット20m、排紙装置30等も接続されている。
また、図3A〜図3Cに示すように、表面、裏面カメラ26A,26Bで撮像された画像データに基づき各色のレジスター・マーク41〜46の測定位置と各色のレジスター・マーク41〜46の基準位置を比較し、その差が許容値より大きい場合に警告を発する見当ずれ検出装置200は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、各入出力装置204〜213と、インタフェース214とがBUS線で接続されて構成されている。
このBUS線には、表面レジスター・マークの左右方向位置記憶用メモリM201、裏面レジスター・マークの左右方向位置記憶用メモリM202、表面レジスター・マークに対向する表面カメラの左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM203、表面カメラの左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM204、裏面レジスター・マークに対向する裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM205、裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM206、カウント値Y記憶用メモリM207、カウント値X記憶用メモリM208、表面カメラの撮像データ記憶用メモリM209、及び、カメラの左右方向の画素数記憶用メモリM210が接続されている。
BUS線には、さらに、カメラの天地方向の画素数記憶用メモリM211、カウント値N記憶用メモリM212、カウント値M記憶用メモリM213、基準マークの画素データ記憶用メモリM214、基準マークの左右方向の画素数記憶用メモリM215、基準マークの天地方向の画素数記憶用メモリM216、表面基準マークの測定位置記憶用メモリM217、基準マークの基準位置記憶用メモリM218、表面基準マークの左右方向のずれ量記憶用メモリM219、表面基準マークの左右方向のずれ量の絶対値記憶用メモリM220が接続されている。
BUS線には、さらに、基準マークの左右方向のずれ量の許容値記憶用メモリM221、表面カメラの左右方向位置検出用カウンタの補正カウント値記憶用メモリM222、目標とする表面カメラの左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM223、裏面カメラの撮像データ記憶用メモリM224、裏面基準マークの測定位置記憶用メモリM225、裏面基準マークの左右方向のずれ量記憶用メモリM226、裏面基準マークの左右方向のずれ量の絶対値記憶用メモリM227、裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタの補正カウント値記憶用メモリM228、及び、目標とする裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM229が接続されている。
さらに、入出力装置204及び205には表面カメラ26Aが接続されている。入出力装置205は表面カメラ26Aに対して撮像指令及び画像データ送信指令を出力する。また、入出力装置206及び207には裏面カメラ26Bが接続されている。入出力装置207は裏面カメラ26Bに対して撮像指令及び画像データ送信指令を出力する。
また、入出力装置208にはカメラの位置調整を行う際に操作されるカメラ位置プリセット・スイッチ215、キーボードや各種スイッチ及びボタン等の入力装置216、CRTやランプ等の表示器217、及び、フロッピー(登録商標)・ディスクドライブやプリンタ等の出力装置218が接続されている。
また、入出力装置209には表面レジスター・マークの左右方向位置設定器219及び裏面レジスター・マークの左右方向位置設定器220が接続されている。
また、入出力装置210には表面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ221が接続され、この表面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ221に駆動手段としての表面カメラの左右方向位置調整用モータ222が接続されている。そして、表面カメラの左右方向位置調整用モータ222には表面カメラの左右方向位置調整用モータ用ロータリ・エンコーダ223が取り付けられており、この表面カメラの左右方向位置調整用モータ用ロータリ・エンコーダ223に、入力装置211に接続された表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224が接続されている。
また、入出力装置212には裏面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ225が接続され、この裏面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ225に駆動手段としての裏面カメラの左右方向位置調整用モータ226が接続されている。そして、裏面カメラの左右方向位置調整用モータ226には裏面カメラの左右方向位置調整用モータ用ロータリ・エンコーダ227が取り付けられており、この裏面カメラの左右方向位置調整用モータ用ロータリ・エンコーダ227に、入力装置213に接続された裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228が接続されている。
また、インタフェース214には印刷機制御装置100が接続されている。
このように構成される本実施例の印刷機1全体の概略動作は、図4A〜図4Cに示す動作フローにしたがった動作となる。
すなわち、ステップP1で試し刷りを開始すると、印刷用紙Sに各印刷ユニット20a〜20lで各色に応じた所望の絵柄が印刷されると同時に、印刷用紙Sの絵柄に影響しない領域に対し、図12(a)〜(f)に示すように上述したレジスター・マーク41〜46が各色ごとの配置に応じてそれぞれ印刷される。
続いて、ステップP2では、ステップP1で印刷用紙Sに印刷された各色の絵柄の相対位置に基づいてオペレータが手動で各色の見当合せを実施し、ステップP3で印刷機1を停止して試し刷りを終了する。
以上により、1〜6色目の印刷ユニット20a〜20lの見当合わせを行う。
続いて、ステップP4で表面レジスター・マークの天地方向位置設定器115、裏面レジスター・マークの天地方向位置設定器116、表面レジスター・マークの左右方向位置設定器219、及び、裏面レジスター・マークの左右方向位置設定器220により印刷用紙Sの表面及び裏面におけるレジスター・マーク47の天地方向の位置及び左右方向の位置がそれぞれ入力され、ステップP5でカメラ位置プリセット・スイッチがONになると、ステップP6で表面レジスター・マークの左右方向位置設定器219により入力されたレジスター・マーク47の左右方向の位置に基づいて表面カメラ26Aの左右方向の位置を演算し、ステップP7で表面カメラ26Aを演算により求めた左右方向位置に表面カメラの左右方向位置調整用モータ222で移動させる。
続いて、ステップP8で裏面レジスター・マークの左右方向位置設定器220により入力されたレジスター・マーク47の左右方向の位置に基づいて裏面カメラ26Bの左右方向の位置を演算し、ステップP9で裏面カメラ26Bを演算により求めた左右方向位置に裏面カメラの左右方向位置調整用モータ226で移動させる。
続いて、ステップP10でカメラ位置調整スイッチ111がONになると、ステップP11で表面レジスター・マークの天地方向位置設定器115、裏面レジスター・マークの天地方向位置設定器116により入力されたレジスター・マーク47の天地方向の位置に基づき、搬送される印刷用紙Sの表面及び裏面に印刷されたレジスター・マーク47がそれぞれ表面及び裏面カメラ26A,26Bに対向するまでの印刷機1の回転位相を演算する。
続いて、ステップP12で印刷機1の低速運転を開始し、ステップP13で給紙装置10が印刷用紙Sを一枚のみ給紙し、ステップP14で印刷用紙Sに基準色である1色目の黒のみ(黒のレジスター・マーク(基準マーク)41含む)を印刷する(一色目の表面、裏面印刷ユニット20a,20bでのみ印刷を行う)。
続いて、ステップP15で表面カメラ26Aにより印刷用紙Sの表面に印刷された基準マーク41を撮像し、ステップP16で裏面カメラ26Bにより印刷用紙Sの裏面に印刷された基準マーク41を撮像して、後述するステップP17及びステップP21に移行する。
ステップP17では表面カメラ26Aにより撮像した画像データから印刷用紙Sの表面の黒の基準マーク41の位置を求めて基準位置とのずれ量を求め、ステップP18で表面カメラ26Aの左右方向位置をずれ量分だけ表面カメラの左右方向位置調整用モータ222で移動させる。
続いて、ステップP19で裏面カメラ26Bにより撮像した画像データから印刷用紙Sの裏面の黒の基準マーク41の位置を求めて基準位置とのずれ量を求め、ステップP20で裏面カメラ26Bの左右方向位置をずれ量分だけ裏面カメラの左右方向位置調整用モータ226で移動させる。
また、ステップ21ではステップP17〜ステップP20の処理と並行して、黒の基準マーク41が印刷された印刷用紙Sを排紙装置3により排紙台34cに排紙し、印刷機1を停止させる。
以上のステップP4〜ステップP21の処理により、表面、裏面カメラ26A,26Bの位置調整を行う。
その後、ステップP22で印刷を開始し、ステップP23で図示しないティーチング・スイッチをONにする。なお、ティーチング・スイッチは、ステップP2の処理によって各色の絵柄の見当が合った状態におけるレジスター・マーク47の配置をレジスター・マーク47の基準として登録するために設けられたスイッチである。
これにより、続くステップP24では表面カメラ26Aで印刷用紙Sの表面のレジスター・マーク47を撮像し、その画像データから印刷用紙Sの表面の各色のレジスター・マーク41〜46の位置を求めて当該位置を基準位置として記憶し、ステップP25では裏面カメラ26Bで印刷用紙Sの裏面のレジスター・マーク47を撮像し、その画像データから印刷用紙Sの裏面の各色のレジスター・マーク41〜46の位置を求めて当該位置を基準位置として記憶する。
続いて、ステップP26で表面カメラ26Aにより印刷用紙Sの表面のレジスター・マーク47を撮像し、その画像データから印刷用紙Sの表面の各色のレジスター・マーク41〜46の位置を求めて測定位置として記憶し、ステップP27で印刷用紙Sの表面の各色のレジスター・マーク41〜46の測定位置と基準位置との差を求めて許容値と比較し、ステップP28で測定位置と基準位置との差が許容値以下であるか否かを判定する。
ステップP28における判定の結果、測定位置と基準位置との差が許容値以下であれば(YES)、ステップP29に移行して裏面カメラ26Bで印刷用紙Sの裏面のレジスター・マーク47を撮像し、その画像データより印刷用紙Sの裏面の各色のレジスター・マーク41〜46の位置を求め、測定位置として記憶する。一方、ステップP28における判定の結果、測定位置と基準位置との差が許容値より大きければ(NO)、ステップP34に移行して表示器217にエラーを表示し、ステップP33に移行して印刷機1を停止する。
ステップP29に続いては、ステップP30で印刷用紙Sの裏面の各色のレジスター・マーク41〜46の測定位置と基準位置との差を求めて許容値と比較し、ステップP31で測定位置と基準位置との差が許容値以下であるか否かを判定する。ステップP31における判定の結果、測定位置と基準位置との差が許容値以下であれば(YES)、ステップP32に移行して図示しない運転停止スイッチがONであるか否かを判定する。一方、ステップP31における判定の結果、測定位置と基準位置との差が許容値より大きければ(NO)、上述したステップP34に移行する。
ステップP32における判定の結果、運転停止スイッチがONであれば(YES)、ステップP33に移行して印刷機1を停止する。一方、ステップP32における判定の結果、運転停止スイッチがONでなければ(NO)、ステップP26に戻る。以上のステップP22〜ステップP33、ステップP34の処理により印刷中における印刷用紙Sの表面及び裏面の印刷品質の検査を行う。
以上が、印刷機1全体の概略動作である。
次に、表面、裏面カメラ26A,26Bの位置調整の際の印刷機制御装置100の動作を図5A〜図5E、図6A〜図6Cに示す動作フローにしたがって説明する。
まず、ステップP1で表面レジスター・マークの天地方向位置設定器115に印刷用紙Sの表面に印刷されるレジスター・マーク(表面レジスター・マーク)47の天地方向位置が入力されたか否かを判定する。
ステップP1における判定の結果、表面レジスター・マークの天地方向位置設定器115に表面レジスター・マーク47の天地方向位置が入力されていれば(YES)、ステップP2に移行して表面レジスター・マークの天地方向位置設定器115から表面レジスター・マーク47の天地方向位置を読込んで当該天地方向位置をメモリM101に記憶し、ステップP3に移行する。一方、ステップP1における判定の結果、表面レジスター・マークの天地方向位置設定器115に表面レジスター・マーク47の天地方向位置が入力されていなければ(NO)、ステップP3に移行する。
ステップP3では、裏面レジスター・マークの天地方向位置設定器116に印刷用紙Sの裏面に印刷されるレジスター・マーク(裏面レジスター・マーク)47の天地方向位置が入力されたか否かを判定する。
ステップP3における判定の結果、裏面レジスター・マークの天地方向位置設定器116に裏面レジスター・マーク47の天地方向位置が入力されていれば(YES)、ステップP4に移行して裏面レジスター・マークの天地方向位置設定器116から裏面レジスター・マーク47の天地方向位置を読込んで当該天地方向位置をメモリM102に記憶し、ステップP5に移行する。一方、ステップP3における判定の結果、裏面レジスター・マークの天地方向位置設定器116に裏面レジスター・マーク47の天地方向位置が入力されていなければ(NO)、ステップP5に移行する。
ステップP5では、カメラ位置調整スイッチ111がONであるか否かを判定する。ステップP5おける判定の結果、カメラ位置調整スイッチ111がONであれば(YES)、ステップP6に移行して見当ずれ検出装置200から準備完了信号が送信されているか否かを判定する。一方、ステップP5における判定の結果、カメラ位置調整スイッチ111がOFFであれば(NO)、ステップP1に戻る。
ステップP6における判定の結果、見当ずれ検出装置200から準備完了信号が送信されていれば(YES)、ステップP7に移行して見当ずれ検出装置200に準備完了信号受信完了信号を送信する。一方、ステップP6における判定の結果、見当ずれ検出装置200から準備完了信号が送信されていなければ(NO)、ステップP6の処理を繰り返す。
ステップP7に続いては、ステップP8でメモリM101から表面レジスター・マーク47の天地方向位置を読込み、ステップP9で表面レジスター・マーク47の天地方向位置から表面カメラ26Aに対向する印刷機1の回転位相を演算して当該回転位相をメモリM103に記憶する。
ステップP9に続いては、ステップP10でメモリM102から裏面レジスター・マーク47の天地方向位置の読込みを行い、ステップP11で裏面レジスター・マーク47の天地方向位置から裏面カメラ26Bに対向する印刷機1の回転位相を演算して当該回転位相をメモリM104に記憶する。
ステップP11に続いては、ステップP12でメモリM105から低速回転速度を読込み、ステップP13で原動モータ・ドライバ118にD/A変換器117を介して低速回転速度を出力し、ステップP14で印刷機の回転位相検出用カウンタ121からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM106に記憶する。
ステップP14に続いては、ステップP15で印刷機の回転位相検出用カウンタ121のカウント値に基づき現在の印刷機1の回転位相を演算して当該回転位相をメモリM107に記憶し、ステップP16でメモリM108から給紙装置10の動作開始回転位相を読込み、ステップP17で現在の印刷機1の回転位相が給紙装置10の動作開始回転位相と一致するか否かを判定する。
ステップP17における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が給紙装置10の動作開始回転位相と一致すれば(YES)、ステップP18に移行して給紙装置10に動作開始指令を出力する。一方、ステップP17における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が給紙装置10の動作開始回転位相と一致しなければ(NO)、ステップP14に戻る。
ステップP18に続いては、ステップP19で印刷機の回転位相検出用カウンタ121からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM106に記憶し、ステップP20で印刷機の回転位相検出用カウンタ121のカウント値に基づき現在の印刷機1の回転位相を演算して当該回転位相をメモリM107に記憶する。
ステップP20に続いては、ステップP21でメモリM109から給紙装置10の動作終了回転位相を読込み、ステップP22で現在の印刷機の回転位相が給紙装置10の動作終了回転位相と一致するか否かを判定する。
ステップP22における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が給紙装置10の動作終了回転位相と一致すれば(YES)、ステップP23に移行して給紙装置10に動作終了指令を出力する。一方、ステップP22における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が給紙装置10の動作終了回転位相と一致しなければ(NO)、ステップP19に戻る。
ステップP23に続いては、ステップP24で印刷機の回転回数計数用カウンタ122にイネーブル信号及びリセット信号を出力し、ステップP25で印刷機の回転回数計数用カウンタ122への入出力装置109からのリセット信号の出力を停止し、ステップP26で印刷機の回転回数計数用カウンタ122からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM110に記憶する。
ステップP26に続いては、ステップP27でメモリM111から1色目の表面印刷ユニット20aの胴入れまでの回転回数を読込み、ステップP28で印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が1色目の表面印刷ユニット20aの胴入れまでの回転回数と一致するか否かを判定する。
ステップP28における判定の結果、印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が1色目の表面印刷ユニット20aの胴入れまでの回転回数と一致すれば(YES)、ステップP29に移行して印刷機の回転位相検出用カウンタ121からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM106に記憶する。一方、ステップP28における判定の結果、印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が1色目の表面印刷ユニット20aの胴入れまでの回転回数と一致しなければ(NO)、ステップP26に戻る。
ステップP29に続いては、ステップP30で印刷機の回転位相検出用カウンタ121のカウント値に基づき現在の印刷機1の回転位相を演算して当該回転位相をメモリM107に記憶し、ステップP31でメモリM112から1色目の表面印刷ユニット20aの胴入れ回転位相を読込み、ステップP32で現在の印刷機1の回転位相が1色目の表面印刷ユニット20aの胴入れ回転位相と一致するか否かを判定する。
ステップP32における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が1色目の表面印刷ユニット20aの胴入れ回転位相と一致すれば(YES)、ステップP33に移行して1色目の表面印刷ユニット20aに胴入れ信号を出力する。一方、ステップP32における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が1色目の表面印刷ユニット20aの胴入れ回転位相と一致しなければ(NO)、ステップP29に戻る。
ステップP33に続いては、ステップP34で印刷機の回転位相検出用カウンタ121からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM106に記憶し、ステップP35で印刷機の回転位相検出用カウンタ121のカウント値から現在の印刷機1の回転位相を演算して当該回転位相をメモリM107に記憶し、ステップPP36でメモリM113から1色目の表面印刷ユニット20aの胴抜き回転位相を読込み、ステップP37で現在の印刷機1の回転位相が1色目の表面印刷ユニット20aの胴抜き回転位相と一致するか否かを判定する。
ステップP37における判定の結果、現在の印刷機の回転位相が1色目の表面印刷ユニット20aの胴抜き回転位相と一致すれば(YES)、ステップP38に移行して1色目の表面印刷ユニット20aに胴抜き信号を出力する。一方、ステップP37における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が1色目の表面印刷ユニット20aの胴抜き回転位相と一致しなければ(NO)、ステップP34に戻る。
以上のステップP33〜ステップP38により印刷用紙Sの表面に一色目の印刷が行われる。
ステップP38に続いては、ステップP39で印刷機1の回転回数計数用カウンタ122からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM110に記憶し、ステップP40でメモリM114から1色目の裏面印刷ユニット20bの胴入れまでの回転回数を読込み、ステップP41で印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が1色目の裏面印刷ユニット20bの胴入れまでの回転回数と一致するか否かを判定する。
ステップP41における判定の結果、印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が1色目の裏面印刷ユニット20bの胴入れまでの回転回数と一致すれば(YES)、ステップP42に移行して印刷機の回転位相検出用カウンタ121からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM106に記憶する。一方、ステップP41における判定の結果、印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が1色目の裏面印刷ユニット20bの胴入れまでの回転回数と一致しなければ(NO)、ステップP39に戻る。
ステップP42に続いては、ステップP43で印刷機の回転位相検出用カウンタ121のカウント値に基づき現在の印刷機1の回転位相を演算して当該回転位相をメモリM107に記憶し、ステップP44でメモリM115から1色目の裏面印刷ユニット20bの胴入れ回転位相を読込み、ステップP45で現在の印刷機1の回転位相が1色目の裏面印刷ユニット20bの胴入れ回転位相と一致するか否かを判定する。
ステップP45における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が1色目の裏面印刷ユニット20bの胴入れ回転位相と一致すれば(YES)、ステップP46に移行して1色目の裏面印刷ユニット20bに胴入れ信号を出力する。一方、ステップP45における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が1色目の裏面印刷ユニット20bの胴入れ回転位相と一致しなければ(NO)、ステップP42に戻る。
ステップP46に続いては、ステップP47で印刷機の回転位相検出用カウンタ121からカウント値を読込んでメモリM106に記憶し、ステップP48で印刷機の回転位相検出用カウンタ121のカウント値に基づき現在の印刷機1の回転位相を演算して当該回転位相をメモリM107に記憶し、ステップP49でメモリM116から1色目の裏面印刷ユニット20bの胴抜き回転位相を読込み、ステップP50で現在の印刷機1の回転位相が1色目の裏面印刷ユニット20bの胴抜き回転位相と一致するか否かを判定する。
ステップP50における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が1色目の裏面印刷ユニット20bの胴抜き回転位相と一致すれば(YES)、ステップP51に移行して1色目の裏面印刷ユニット20bに胴抜き信号を出力する。一方、ステップP50における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が1色目の裏面印刷ユニット20bの胴抜き回転位相と一致しなければ(NO)、ステップP47に戻る。
以上のステップP46〜ステップP51により印刷用紙Sの裏面に一色目の印刷が行われる。
ステップP51に続いては、ステップP52で印刷機の回転回数計数用カウンタ122からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM110に記憶し、ステップP53でメモリM117から表面カメラ26Aに対向するまでの印刷機1の回転回数を読込み、ステップP54で印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が表面カメラ26Aに対向するまでの印刷機1の回転回数と一致するか否かを判定する。
ステップP54における判定の結果、印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が表面カメラ26Aに対向するまでの印刷機1の回転回数と一致すれば(YES)、ステップP55に移行して印刷機の回転位相検出用カウンタ121からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM106に記憶する。一方、ステップP54における判定の結果、印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が表面カメラ26Aに対向するまでの印刷機1の回転回数と一致しなければ(NO)、ステップP52に戻る。
ステップP55に続いては、ステップP56で印刷機の回転位相検出用カウンタ121のカウント値に基づき現在の印刷機1の回転位相を演算して当該回転位相をメモリM107に記憶し、ステップP57でメモリM103から表面カメラ26Aに対向する印刷機1の回転位相を読込み、ステップP58で現在の印刷機1の回転位相が表面カメラ26Aに対向する印刷機1の回転位相と一致するか否かを判定する。
ステップP58における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が表面カメラ26Aに対向する印刷機1の回転位相と一致すれば(YES)、ステップP59に移行して見当ずれ検出装置200に表面カメラ26Aの撮像指令を出力する(表面カメラ26Aによる撮像を行うよう指令を出力する)。これにより、表面カメラ26Aで印刷用紙Sの表面に印刷された基準マーク41が撮影される。一方、ステップP58における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が表面カメラ26Aに対向する印刷機1の回転位相と一致しなければ(NO)、ステップP55に戻る。
ステップP59に続いては、ステップP60で印刷機の回転回数計数用カウンタ122からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM110に記憶し、ステップP61でメモリM118から裏面カメラ26Bに対向するまでの印刷機の回転回数を読込み、ステップP62で印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が裏面カメラ26Bに対向するまでの回転回数と一致するか否かを判定する。
ステップP62における判定の結果、印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が裏面カメラ26Bに対向するまでの回転回数と一致すれば(YES)、ステップP63に移行して印刷機の回転位相検出用カウンタ121からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM106に記憶する。一方、ステップP62における判定の結果、印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が裏面カメラ26Bに対向するまでの回転回数と一致しなければ(NO)、ステップP60に戻る。
ステップP63に続いては、ステップP64で印刷機の回転位相検出用カウンタ121のカウント値に基づき現在の印刷機1の回転位相を演算して当該回転位相をメモリM107に記憶し、ステップP65でメモリM104から裏面カメラ26Bに対向する印刷機の回転位相を読込み、ステップP66で現在の印刷機1の回転位相が裏面カメラ26Bに対向する印刷機1の回転位相と一致するか否かを判定する。
ステップP66における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が裏面カメラ26Bに対向する印刷機1の回転位相と一致すれば(YES)、ステップP67に移行して見当ずれ検出装置200に裏面カメラ26Bの撮像指令を出力する(裏面カメラ26Bによる撮像を行うよう指令を出力する)。これにより、裏面カメラ26Bで印刷用紙Sの裏面に印刷された基準マーク41が撮影される。一方、ステップP66における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が裏面カメラ26Bに対向する印刷機1の回転位相と一致しなければ(NO)、ステップP63に戻る。
ステップP67に続いては、ステップP68で印刷機の回転回数計数用カウンタ122からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM110に記憶し、ステップP69でメモリM119から排紙完了までの印刷機1の回転回数を読込み、ステップP70で印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が排紙完了までの印刷機1の回転回数と一致するか否かを判定する。
ステップP70における判定の結果、印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が排紙完了までの印刷機1の回転回数と一致すれば(YES)、ステップP71に移行して原動モータ・ドライバ118に停止指令を出力する。一方、ステップP70における判定の結果、印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が排紙完了までの印刷機1の回転回数と一致しなければ(NO)、ステップP68に戻る。
ステップP71に続いては、ステップP72で見当ずれ検出装置200からカメラ位置調整完了信号が送信されているか否かを判定する。ステップP72における判定の結果、後で詳述する図11Bに示すステップP141の処理により見当ずれ検出装置200からカメラ位置調整完了信号が送信されていれば(YES)、ステップP73に移行して見当ずれ検出装置200にカメラ位置調整完了信号受信完了信号を送信する。一方、ステップP72における判定の結果、見当ずれ検出装置200からカメラ位置調整完了信号が送信されていなければ(NO)、ステップP72の処理を繰り返す。
以上の動作により、印刷機制御装置100は、前述した印刷機全体の概略動作を示す図4AのステップP4から図4BのステップP21に記載された表面カメラ26Aおよび裏面カメラ26Bの位置調整に係る関連する部分の制御を行う。尚、印刷機制御装置100は、これ以降、前述した印刷機全体の概略動作を示す図4CのステップP22からステップP34に記載された印刷中の動作に係る関連する部分の制御を行う。
次に、表面カメラ26Aおよび裏面カメラ26Bの位置調整の際の見当ずれ検出装置200の動作を図7A〜図7D、図8A〜図8D、図9A〜図9B、図10A〜図10D、図11A〜図11Bに示す動作フローにしたがって説明する。
まず、ステップP1で表面レジスター・マークの左右方向位置設定器219に表面レジスター・マーク47の左右方向の位置が入力されたか否かを判定する。ステップP1における判定の結果、表面レジスター・マークの左右方向位置設定器219に表面レジスター・マーク47の左右方向の位置が入力されていれば(YES)、ステップP2に移行して表面レジスター・マークの左右方向位置設定器219から表面レジスター・マーク47の左右方向位置を読込んで当該左右方向位置をメモリM201に記憶し、ステップP3に移行する。一方、ステップP1における判定の結果、表面レジスター・マークの左右方向位置設定器219に表面レジスター・マーク47の左右方向の位置が入力されていなければ(NO)、ステップP3に移行する。
ステップP3では、裏面レジスター・マークの左右方向位置設定器220に裏面レジスター・マーク47の左右方向の位置が入力されたか否かを判定する。ステップP3における判定の結果、裏面レジスター・マークの左右方向位置設定器220に裏面レジスター・マーク47の左右方向の位置が入力されていれば(YES)、ステップP4に移行して裏面レジスター・マークの左右方向位置設定器220から裏面レジスター・マーク47の左右方向位置を読込んで当該左右方向位置をメモリM202に記憶し、ステップP5に移行する。一方、ステップP3における判定の結果、裏面レジスター・マークの左右方向位置設定器220に裏面レジスター・マーク47の左右方向の位置が入力されていなければ(NO)、ステップP5に移行する。
ステップP5では、カメラ位置プリセット・スイッチ215がONであるか否かを判定する。ステップP5における判定の結果、カメラ位置プリセット・スイッチ215がONであれば(YES)、ステップP6に移行して表面レジスター・マーク47の左右方向位置に基づき表面レジスター・マーク47に対向する表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値を演算して当該カウント値をメモリM203に記憶する。一方、ステップP5における判定の結果、カメラ位置プリセット・スイッチ215がONでなければ(NO)、ステップP1に戻る。
ステップP6に続いては、ステップP7で表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM204に記憶し、ステップP8で表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が表面レジスター・マーク47に対向する表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値と一致するか否かを判定する。
ステップP8における判定の結果、表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が表面レジスター・マーク47に対向する表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値と一致しなければ(NO)、ステップP9で表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が表面レジスター・マーク47に対向する表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値よりも小さいか否かを判定する。一方、ステップP8における判定の結果、表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が表面レジスター・マーク47に対向する表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値と一致すれば(YES)、後述するステップP20に移行する。
ステップP9における判定の結果、表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が表面レジスター・マーク47に対向する表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値よりも小さければ(YES)、ステップP10に移行して表面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ221に正転指令を出力する。一方、ステップP9における判定の結果、表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が表面レジスター・マーク47に対向する表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値よりも大きければ(NO)、後述するステップP15に移行する。
ステップP10に続いては、ステップP11でメモリM203から表面レジスター・マーク47に対向する表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値を読込み、ステップP12で表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM204に記憶し、ステップP13で表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が表面レジスター・マーク47に対向する表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値と一致するか否かを判定する。
ステップP13における判定の結果、表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が表面レジスター・マーク47に対向する表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値と一致すれば(YES)、ステップP14に移行して表面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ221に停止指令を出力する。一方、ステップP13における判定の結果、表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が表面レジスター・マーク47に対向する表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値と一致しなければ(NO)、ステップP11に戻る。
また、ステップP9からステップP15に移行した場合は、ステップP15で表面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ221に逆転指令を出力し、ステップP16でメモリM203から表面レジスター・マーク47に対向する表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値を読込み、ステップP17で表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM204に記憶し、ステップP18で表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が表面レジスター・マーク47に対向する表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値と一致するか否かを判定する。
ステップP18における判定の結果、表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が表面レジスター・マーク47に対向する表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値と一致すれば(YES)、ステップP19に移行して表面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ221に停止指令を出力する。一方、ステップP18における判定の結果、表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が表面レジスター・マーク47に対向する表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値と一致しなければ(NO)、ステップP16に戻る。
ステップP14又はステップP19に続いては、ステップP20で裏面レジスター・マーク47の左右方向位置に基づき裏面レジスター・マーク47に対向する裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値を演算して当該カウント値をメモリM205に記憶し、ステップP21で裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM206に記憶し、ステップP22で裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が裏面レジスター・マーク47に対向する裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値と一致するか否かを判定する。
ステップP22における判定の結果、裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が裏面レジスター・マーク47に対向する裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値と一致しなければ(NO)、ステップP23で裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が裏面レジスター・マーク47に対向する裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値よりも小さいか否かを判定する。一方、ステップP22における判定の結果、裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が裏面レジスター・マーク47に対向する裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値と一致すれば(YES)、後述するステップP34に移行する。
ステップP23における判定の結果、裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が裏面レジスター・マーク47に対向する裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値よりも小さければ(YES)、ステップP24に移行して裏面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ225に正転指令を出力する。一方、ステップP23における判定の結果、裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が裏面レジスター・マーク47に対向する裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値よりも大きければ(NO)、後述するステップP29に移行する。
ステップP24に続いては、ステップP25でメモリM205から裏面レジスター・マーク47に対向する裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値を読込み、ステップP26で裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM206に記憶し、ステップP27で裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が裏面レジスター・マーク47に対向する裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値と一致するか否かを判定する。
ステップP27における判定の結果、裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が裏面レジスター・マーク47に対向する裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値と一致すれば(YES)、ステップP28に移行して裏面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ225に停止指令を出力する。一方、ステップP27における判定の結果、裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が裏面レジスター・マーク47に対向する裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値と一致しなければ(NO)、ステップP25に戻る。
また、ステップP23からステップP29に移行した場合は、ステップP29で裏面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ225に逆転指令を出力し、ステップP30でメモリM205から裏面レジスター・マーク47に対向する裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値を読込み、ステップP31で裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM206に記憶し、ステップP32で裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が裏面レジスター・マーク47に対向する裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値と一致するか否かを判定する。
ステップP32における判定の結果、裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が裏面レジスター・マーク47に対向する裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値と一致すれば(YES)、ステップP33に移行して裏面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ225に停止指令を出力する。一方、ステップP32における判定の結果、裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が裏面レジスター・マーク47に対向する裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値と一致しなければ(NO)、ステップP30に戻る。
ステップP28又はステップP33に続いては、ステップP34で印刷機制御装置100に準備完了信号を送信し、ステップP35で印刷機制御装置100から準備完了信号受信完了信号が送信されたか否かを判定する。ステップP35における判定の結果、図5Aに示し上述したステップP7の処理により印刷機制御装置100から準備完了信号受信完了信号が送信されていれば(YES)、ステップP36に移行する。一方、ステップP35における判定の結果、印刷機制御装置100から準備完了信号受信完了信号が送信されていなければ(NO)、ステップP35の処理を繰り返す。
続いて、ステップP36では印刷機制御装置100から表面カメラ26Aの撮像指令が出力されたか否か(表面カメラ26Aによる撮像を行うよう指令が出力されたか否か)を判定する。ステップP36における判定の結果、図6Aに示し上述したステップP59の処理により印刷機制御装置100から表面カメラ26Aの撮像指令が出力されていれば(YES)、ステップP37に移行して表面カメラ26Aに撮像指令を出力する。一方、ステップP36における判定の結果、印刷機制御装置100から表面カメラ26Aの撮像指令が出力されていなければ(NO)、ステップP36の処理を繰り返す。
ステップP37に続いては、ステップP38で印刷機制御装置100から裏面カメラ26Bの撮像指令が出力されたか否か(裏面カメラ26Bによる撮像を行うよう指令が出力されたか否か)を判定する。ステップP38における判定の結果、図6Bに示し上述したステップP67の処理により印刷機制御装置100から裏面カメラ26Bの撮像指令が出力されていれば(YES)、ステップP39に移行して裏面カメラ26Bに撮像指令を出力する。一方、ステップP38における判定の結果、印刷機制御装置100から裏面カメラ26Bの撮像指令が出力されていなければ(NO)、ステップP38の処理を繰り返す。
ステップP39に続いては、ステップP40で表面カメラ26Aに画像データ送信指令を出力し、ステップP41で表面カメラ26Aから撮像データが出力されているか否かを判定する。ステップP41における判定の結果、表面カメラ26Aから撮像データが出力されていれば(YES)、ステップP42に移行してカウント値Y記憶用メモリM207に1を上書きする。一方、ステップP41における判定の結果、表面カメラ26Aから撮像データが出力されていなければ(NO)、ステップP41の処理を繰り返す。ここで、本実施例においてカウント値Yは、表面カメラ26A(又は裏面カメラ26B)により撮影された画像の天地方向の位置である。
ステップP42に続いては、ステップP43でカウント値X記憶用メモリM208に1を上書きし、ステップP44で表面カメラ26Aから画素データを読込んで当該画像データを表面カメラの撮像データ記憶用メモリM209の(X、Y)のアドレス位置に記憶する。ここで、本実施例においてカウント値Xは、表面カメラ26A(又は裏面カメラ26B)により撮影された画像の左右方向の位置である。
続いて、ステップP45でカウント値Xに1を加算してカウント値X記憶用メモリM208に上書きし、ステップP46でメモリM210からカメラ(ここでは、表面カメラ26A)の左右方向の画素数を読込み、ステップP47でカウント値Xがカメラの左右方向の画素数よりも大きいか否かを判定する。
ステップP47における判定の結果、カウント値Xがカメラの左右方向の画素数よりも大きければ(YES)、ステップP48に移行してカウント値Yに1を加算してカウント値Y記憶用メモリM207に上書きする。一方、ステップP47における判定の結果、カウント値Xがカメラの左右方向の画素数以下であれば(NO)、ステップP44に戻る。
ステップP48に続いては、ステップP49でメモリM211からカメラ(ここでは、表面カメラ26A)の天地方向の画素数を読込み、ステップP50でカウント値Yがカメラの天地方向の画素数よりも大きいか否かを判定する。
ステップP50における判定の結果、カウント値Yがカメラの天地方向の画素数よりも大きければ(YES)、ステップP51に移行してカウント値Y記憶用メモリM207に1を上書きする。一方、ステップP50における判定の結果、カウント値Yがカメラの天地方向の画素数以下であれば(NO)、ステップP43に戻る。
ステップP51に続いては、ステップP52でカウント値X記憶用メモリM208に1を上書きし、ステップP53でカウント値N記憶用メモリM212に1を上書きし、ステップP54でカウント値M記憶用メモリM213に1を上書きする。ここで、カウント値N、カウント値Mは、それぞれ基準画像の天地方向、左右方向の位置である。
続いて、ステップP55で表面カメラの撮像データ記憶用メモリM209の(X+M−1、Y+N−1)のアドレス位置の表面カメラ26Aの画像データを読込み、ステップP56で基準マークの画素データ記憶用メモリM214の(M、N)のアドレス位置の基準マーク41の画素データを読込み、ステップP57で(X+M−1、Y+Nー1)のアドレス位置の表面カメラ26Aの画像データが(M、N)のアドレス位置の基準マーク41の画素データと一致するか否かを判定する。
ステップP57における判定の結果、(X+M−1、Y+Nー1)のアドレス位置の表面カメラ26Aの画像データが(M、N)のアドレス位置の基準マーク41の画素データと一致すれば(YES)、ステップP58に移行してカウント値Mに1を加算してカウント値M記憶用メモリM213に上書きする。一方、ステップP57における判定の結果、(X+M−1、Y+Nー1)のアドレス位置の表面カメラ26Aの画像データが(M、N)のアドレス位置の基準マーク41の画素データと一致しなければ(NO)、後述するステップP85に移行する。尚、基準マークの画素データは、前述した基準レジスター・マーク41を含む一定範囲(例えば、前述した40の範囲)の画像データを各カメラの画素単位で予め記憶したものである。
ステップP58に続いては、ステップP59でメモリM215から基準マーク41の左右方向の画素数を読込み、ステップP60でカウント値Mが基準マーク41の左右方向の画素数よりも大きいか否かを判定する。
ステップP60における判定の結果、カウント値Mが基準マーク41の左右方向の画素数よりも大きければ(YES)、ステップP61に移行してカウント値Nに1を加算してカウント値N記憶用メモリM212に上書きする。一方、ステップP60における判定の結果、カウント値Mが基準マーク41の左右方向の画素数以下であれば(NO)、ステップP55に戻る。
ステップP61に続いては、ステップP62でメモリM216から基準マーク41の天地方向の画素数を読込み、ステップP63でカウント値Nが基準マーク41の天地方向の画素数よりも大きいか否かを判定する。
ステップP63における判定の結果、カウント値Nが基準マーク41の天地方向の画素数よりも大きければ(YES)、その時の(X、Y)のアドレスから(X+基準マークの左右方向の画素数−1、Y+基準マークの天地方向の画素数−1)のアドレスまでの表面カメラ26Aの画像データの各画素データが基準マークの各画素データと同じになり、(X、Y)のアドレスから始まる範囲に基準マークがあることになるので、ステップP64に移行してメモリM208からカウント値Xを読込む。一方、ステップP63における判定の結果、カウント値Nが基準マーク41の天地方向の画素数以下であれば(NO)、ステップP54に戻る。
ステップP64に続いては、ステップP65でカウント値Xに基づいて基準マーク41の左右方向の測定位置を演算して当該測定位置を表面基準マークの測定位置記憶用メモリM217の左右方向のアドレス位置に記憶し、ステップP66でメモリM207からカウント値Yを読込み、ステップP67でカウント値Yに基づいて基準マークの天地方向の測定位置を演算して当該測定位置を表面基準マークの測定位置記憶用メモリM217の天地方向のアドレス位置に記憶する。
続いて、ステップP68で表面基準マークの測定位置記憶用メモリM217の左右方向のアドレス位置から表面基準マーク41の左右方向の測定位置を読込み、ステップP69で基準マークの基準位置記憶用メモリM218の左右方向のアドレス位置から基準マーク41の左右方向の基準位置を読込む。
続いて、ステップP70で基準マーク41の左右方向の基準位置から表面基準マーク41の左右方向の測定位置を減算して表面基準マーク41の左右方向のずれ量を演算し当該ずれ量をメモリM219に記憶し、ステップP71で基準マーク41の左右方向のずれ量から基準マーク41の左右方向のずれ量の絶対値を求めて当該ずれ量の絶対値をメモリM220に記憶する。
続いて、ステップP72でメモリM221から基準マーク41の左右方向のずれ量の許容値を読込み、ステップP73で表面基準マーク41の左右方向のずれ量の絶対値が基準マーク41の左右方向のずれ量の許容値よりも小さいか否かを判定する。
ステップP73における判定の結果、表面基準マーク41の左右方向のずれ量の絶対値が基準マーク41の左右方向のずれ量の許容値以上であれば(NO)、ステップP74に移行してメモリM219から表面基準マーク41の左右方向のずれ量を読込む。一方、ステップP73における判定の結果、表面基準マーク41の左右方向のずれ量の絶対値が基準マーク41の左右方向のずれ量の許容値よりも小さければ(YES)、後述するステップP94に移行する。
ステップP74に続いては、ステップP75で表面基準マーク41の左右方向のずれ量から表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224の補正カウント値を演算して当該補正カウント値をメモリM222に記憶し、ステップP76で表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224からカウント値を読込んでメモリM204に記憶する。
続いて、ステップP77で表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値に補正カウント値を加算し、目標とする表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値を演算して当該カウント値をメモリM223に記憶し、ステップP78で表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が目標とする表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値よりも小さいか否かを判定する。
ステップP78における判定の結果、表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が目標とする表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値よりも小さければ(YES)、ステップP79に移行して表面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ221に正転指令を出力する。一方、ステップP78における判定の結果、表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が目標とする表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値以上であれば(NO)、ステップP80に移行して表面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ221に逆転指令を出力する。
ステップP79又はステップP80に続いては、ステップP81でメモリM223から目標とする表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値を読込み、ステップP82で表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM204に記憶し、ステップP83で表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が目標とする表面カメラ224の左右方向位置検出用カウンタのカウント値と一致するか否かを判定する。
ステップP83における判定の結果、表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が目標とする表面カメラ224の左右方向位置検出用カウンタのカウント値と一致すれば(YES)、ステップP84に移行して表面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ221に停止指令を出力する。一方、ステップP83における判定の結果、表面カメラの左右方向位置検出用カウンタ224のカウント値が目標とする表面カメラ224の左右方向位置検出用カウンタのカウント値と一致しなければ(NO)、ステップP81に戻る。
なお、上述したステップP57からステップP85に移行した場合は、その時の(X、Y)のアドレスから(X+基準マークの左右方向の画素数−1、Y+基準マークの天地方向の画素数−1)のアドレスまでの表面カメラ26Aの画像データのいずれかの画素データが基準マークの画素データと異なり、(X、Y)のアドレスから始まる範囲に基準マークが無いことになるので、ステップP85でカウント値Xに1を加算してカウント値X記憶用メモリM208に上書きし、ステップP86でメモリM210からカメラ(ここでは、表面カメラ26A)の左右方向の画素数を読込み、ステップP87でメモリM215から基準マーク41の左右方向の画素数を読込み、ステップP88でカウント値Xが(カメラの左右方向の画素数−基準マークの左右方向の画素数+1)よりも大きいか否かを判定する。
ステップP88における判定の結果、カウント値Xが(カメラの左右方向の画素数−基準マークの左右方向の画素数+1)よりも大きければ(YES)、表面カメラ26Aの画像データの左右方向の端を越えたことになるので、ステップP89に移行してカウント値Yに1を加算してカウント値Y記憶用メモリM207に上書きする。一方、ステップP88における判定の結果、カウント値Xが(カメラの左右方向の画素数−基準マークの左右方向の画素数+1)以下であれば(NO)、ステップP53に戻る。
ステップP89に続いては、ステップP90でメモリM211からカメラ(ここでは、表面カメラ26A)の天地方向の画素数を読込み、ステップP91でメモリM216から基準マーク41の天地方向の画素数を読込み、ステップP92でカウント値Yが(カメラの天地方向の画素数−基準マークの天地方向の画素数+1)よりも大きいか否かを判定する。
ステップP92における判定の結果、カウント値Yが(カメラの天地方向の画素数−基準マークの天地方向の画素数+1)よりも大きければ(YES)、表面カメラ26Aの画像データの天地方向の端を越えたことになるので、ステップP93に移行して表示器217にエラーを表示する。一方、ステップP92における判定の結果、カウント値Yが(カメラの天地方向の画素数−基準マークの天地方向の画素数+1)以下であれば(NO)、ステップP52に戻る。
さらに、上述したステップP84に続いては、ステップP94で裏面カメラ26Bに画像データ送信指令を出力し、ステップP95で裏面カメラ26Bから撮像データが出力されているか否かを判定する。ステップP95における判定の結果、裏面カメラ26Bから撮像データが出力されていれば(YES)、ステップP96に移行してカウント値Y記憶用メモリM207に1を上書きする。一方、ステップP95における判定の結果、裏面カメラ26Bから撮像データが出力されていなければ(NO)、ステップP95の処理を繰り返す。
ステップP96に続いては、ステップP97でカウント値X記憶用メモリM208に1を上書きし、ステップP98で裏面カメラ26Bから画素データを読込んで当該画像データを裏面カメラの撮像データ記憶用メモリM224の(X、Y)のアドレス位置に記憶する。
続いて、ステップP99でカウント値Xに1を加算してカウント値X記憶用メモリM208に上書きし、ステップP100でメモリM210からカメラ(ここでは、裏面カメラ26B)の左右方向の画素数を読込み、ステップP101でカウント値Xがカメラの左右方向の画素数よりも大きいか否かを判定する。
ステップP101における判定の結果、カウント値Xがカメラの左右方向の画素数よりも大きければ(YES)、ステップP102に移行してカウント値Yに1を加算してカウント値Y記憶用メモリM207に上書きする。一方、ステップP101における判定の結果、カウント値Xがカメラの左右方向の画素数以下であれば(NO)、ステップP98に戻る。
ステップP102に続いては、ステップP103でメモリM211からカメラ(ここでは、裏面カメラ26B)の天地方向の画素数を読込み、ステップP104でカウント値Yがカメラの天地方向の画素数よりも大きいか否かを判定する。
ステップP104における判定の結果、カウント値Yがカメラの天地方向の画素数よりも大きければ(YES)、ステップP105に移行してカウント値Y記憶用メモリM207に1を上書きする。一方、ステップP104における判定の結果、カウント値Yがカメラの天地方向の画素数以下であれば(NO)、ステップP97に戻る。
ステップP105に続いては、ステップP106でカウント値X記憶用メモリM208に1を上書きし、ステップP107でカウント値N記憶用メモリM212に1を上書きし、ステップP108でカウント値M記憶用メモリM213に1を上書きする。
続いて、ステップP109で裏面カメラの撮像データ記憶用メモリM224の(X+M−1、Y+N−1)のアドレス位置の裏面カメラ26Bの画像データを読込み、ステップP110で基準マークの画素データ記憶用メモリM214の(M、N)のアドレス位置の基準マークの画素データを読込み、ステップP111で(X+M−1、Y+Nー1)のアドレス位置の裏面カメラ26Bの画像データが(M、N)のアドレス位置の基準マーク41の画素データと一致するか否かを判定する。
ステップP111における判定の結果、(X+M−1、Y+Nー1)のアドレス位置の裏面カメラ26Bの画像データが(M、N)のアドレス位置の基準マーク41の画素データと一致すれば(YES)、ステップP112に移行してカウント値Mに1を加算してカウント値M記憶用メモリM213に上書きする。一方、ステップP111における判定の結果、(X+M−1、Y+Nー1)のアドレス位置の裏面カメラ26Bの画像データが(M、N)のアドレス位置の基準マーク41の画素データと一致しなければ(NO)、後述するステップP142に移行する。
ステップP112に続いては、ステップP113でメモリM215から基準マーク41の左右方向の画素数を読込み、ステップP114でカウント値Mが基準マーク41の左右方向の画素数よりも大きいか否かを判定する。
ステップP114における判定の結果、カウント値Mが基準マーク41の左右方向の画素数よりも大きければ(YES)、ステップP115に移行してカウント値Nに1を加算してカウント値N記憶用メモリM212に上書きする。一方、ステップP114における判定の結果、カウント値Mが基準マーク41の左右方向の画素数以下であれば(NO)、ステップP109に戻る。
ステップP115に続いては、ステップP116でメモリM216から基準マーク41の天地方向の画素数を読込み、ステップP117でカウント値Nが基準マーク41の天地方向の画素数よりも大きいか否かを判定する。
ステップP117における判定の結果、カウント値Nが基準マーク41の天地方向の画素数よりも大きければ(YES)、その時の(X、Y)のアドレスから(X+基準マークの左右方向の画素数−1、Y+基準マークの天地方向の画素数−1)のアドレスまでの裏面カメラ26Bの画像データの各画素データが基準マークの各画素データと同じになり、(X、Y)のアドレスから始まる範囲に基準マークがあることになるので、ステップP118に移行してカウント値X記憶用メモリM208からカウント値Xを読込む。一方、ステップP117における判定の結果、カウント値Nが基準マーク41の天地方向の画素数以下であれば(NO)、ステップP108に戻る。
ステップP118に続いては、ステップP119でカウント値Xに基づいて基準マーク41の左右方向の測定位置を演算して当該測定位置を裏面基準マークの測定位置記憶用メモリM225の左右方向のアドレス位置に記憶し、ステップP120でメモリM207からカウント値Yを読込み、ステップP121でカウント値Yに基づいて基準マークの天地方向の測定位置を演算して当該測定位置を裏面基準マークの測定位置記憶用メモリM225の天地方向のアドレス位置に記憶する。
続いて、ステップP122で裏面基準マークの測定位置記憶用メモリM225の左右方向のアドレス位置から裏面基準マーク41の左右方向の測定位置を読込み、ステップP123で基準マークの基準位置記憶用メモリM218の左右方向のアドレス位置から基準マーク41の左右方向の基準位置を読込む。
続いて、ステップP124で基準マーク41の左右方向の基準位置から裏面基準マーク41の左右方向の測定位置を減算して裏面基準マーク41の左右方向のずれ量を演算し当該ずれ量をメモリM226に記憶し、ステップP125で基準マーク41の左右方向のずれ量から基準マーク41の左右方向のずれ量の絶対値を求めて当該ずれ量の絶対値をメモリM227に記憶する。
続いて、ステップP126でメモリM221から基準マーク41の左右方向のずれ量の許容値を読込み、ステップP127で裏面基準マーク41の左右方向のずれ量の絶対値が基準マーク41の左右方向のずれ量の許容値よりも小さいか否かを判定する。
ステップP127における判定の結果、裏面基準マーク41の左右方向のずれ量の絶対値が基準マーク41の左右方向のずれ量の許容値以上であれば(NO)、ステップP128に移行してメモリM226から裏面基準マーク41の左右方向のずれ量を読込む。一方、ステップP127における判定の結果、裏面基準マーク41の左右方向のずれ量の絶対値が基準マーク41の左右方向のずれ量の許容値よりも小さければ(YES)、後述するステップP139に移行する。
ステップP128に続いては、ステップP129で裏面基準マーク41の左右方向のずれ量から裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228の補正カウント値を演算して当該補正カウント値をメモリM228に記憶し、ステップP130で裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228からカウント値を読込んでメモリM206に記憶する。
続いて、ステップP131で裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値に補正カウント値を加算し、目標とする裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値を演算して当該カウント値をメモリM229に記憶し、ステップP132で裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が目標とする裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値よりも小さいか否かを判定する。
ステップP132における判定の結果、裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が目標とする裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値よりも小さければ(YES)、ステップP133に移行して裏面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ225に正転指令を出力する。一方、ステップP132における判定の結果、裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が目標とする裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値以上であれば(NO)、ステップP134に移行して裏面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ225に逆転指令を出力する。
ステップP133又はステップP134に続いては、ステップP135でメモリM229から目標とする裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値を読込み、ステップP136で裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM206に記憶し、ステップP137で裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が目標とする裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値と一致するか否かを判定する。
ステップP137における判定の結果、裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が目標とする裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値と一致すれば(YES)、ステップP138に移行して裏面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ225に停止指令を出力する。一方、ステップP137における判定の結果、裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値が目標とする裏面カメラの左右方向位置検出用カウンタ228のカウント値と一致しなければ(NO)、ステップP135に戻る。
ステップP138に続いては、ステップP139で印刷機制御装置100にカメラ位置調整完了信号を送信し、ステップP140で印刷機制御装置100からカメラ位置調整完了信号受信完了信号が送信されているか否かを判定する。
ステップP140における判定の結果、図6Cに示すステップP73の処理により印刷機制御装置100からカメラ位置調整完了信号受信完了信号が送信されていれば(YES)、ステップP141に移行して印刷機制御装置100へのカメラ位置調整完了信号送信を停止する。一方、ステップP140における判定の結果、印刷機制御装置100からカメラ位置調整完了信号受信完了信号が送信されていなければ(NO)、ステップP140の処理を繰り返す。
なお、上述したステップP111からステップP142に移行した場合は、その時の(X、Y)のアドレスから(X+基準マークの左右方向の画素数−1、Y+基準マークの天地方向の画素数−1)のアドレスまでの裏面カメラ26Bの画像データのいずれかの画素データが基準マークの画素データと異なり、(X、Y)のアドレスから始まる範囲に基準マークが無いことになるので、ステップP142でカウント値Xに1を加算してカウント値X記憶用メモリM208に上書きし、ステップP143でメモリM210からカメラ(ここでは、裏面カメラ26B)の左右方向の画素数を読込み、ステップP144でメモリM215から基準マーク41の左右方向の画素数を読込み、ステップP145でカウント値Xが(カメラの左右方向の画素数−基準マークの左右方向の画素数+1)よりも大きいか否かを判定する。
ステップP145における判定の結果、カウント値Xが(カメラの左右方向の画素数−基準マークの左右方向の画素数+1)よりも大きければ(YES)、裏面カメラ26Bの画像データの左右方向の端を越えたことになるので、ステップP146に移行してカウント値Yに1を加算してカウント値Y記憶用メモリM207に上書きする。一方、ステップP145における判定の結果、カウント値Xが(カメラの左右方向の画素数−基準マークの左右方向の画素数+1)以下であれば(NO)、ステップP107に戻る。
ステップP146に続いては、ステップP147でメモリM211からカメラ(ここでは、裏面カメラ26B)の天地方向の画素数を読込み、ステップP148でメモリM216から基準マーク41の天地方向の画素数を読込み、ステップP149でカウント値Yが(カメラの天地方向の画素数−基準マークの天地方向の画素数+1)よりも大きいか否かを判定する。
ステップP149における判定の結果、カウント値Yが(カメラの天地方向の画素数−基準マークの天地方向の画素数+1)よりも大きければ(YES)、裏面カメラ26Bの画像データの天地方向の端を越えたことになるので、ステップP150に移行して表示器217にエラーを表示する。一方、ステップP149における判定の結果、カウント値Yが(カメラの天地方向の画素数−基準マークの天地方向の画素数+1)以下であれば(NO)、ステップP106に戻る。
上述したステップP40〜ステップP93の処理により、表面カメラ26Aの左右方向の位置調整が行われ、ステップP94〜ステップP138およびステップP142〜ステップP150の処理により、裏面カメラ26Bの左右方向の位置調整が行われる。
以上の動作により、見当ずれ検出装置200は、、前述した印刷機全体の概略動作を示す図4AのステップP4から図4BのステップP21に記載された表面カメラ26Aおよび裏面カメラ26Bの位置調整に係る関連する部分の制御を行う。尚、見当ずれ検出装置200は、これ以降、前述した印刷機全体の概略動作を示す図4CのステップP22からステップP34に記載された印刷中の動作に係る関連する部分の制御を行う。
このように構成される本実施例に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法及び装置によれば、レジスター・マーク47の左右方向位置を設定する表面、裏面カメラの左右方向位置設定器219,220を設け、当該設定器219,220に設定されたレジスター・マーク47の左右方向位置に応じた位置に表面、裏面カメラ26A,26Bをそれぞれ表面、裏面カメラの左右方向位置調整用モータ222,226で自動的に移動させると共に、印刷機1を低速で駆動し、一枚の印刷用紙Sのみを印刷部に給紙して1色目の表面、裏面印刷ユニット20a,20bで印刷用紙Sの表面、裏面にそれぞれ基準マーク41を含む印刷を施し、その後、印刷用紙Sの表面に印刷された基準マーク41が表面カメラ26Aに対向する位置で当該表面カメラ26Aによって基準マーク41を撮影し、続いて、印刷用紙Sの裏面に印刷された基準マーク41が裏面カメラ26Bに対向する位置で当該裏面カメラ26Bによって基準マーク41を撮影し、印刷用紙Sを不良紙用の排紙台34cに廃止する一方、表面カメラ26A、裏面カメラ26Bで撮像した基準マーク41を含む領域の画像データに基づいてレジスター・マーク47の左右方向位置を求め、予め記憶したレジスター・マーク47の基準位置と比較して画像データ中のレジスター・マーク47の左右方向位置と予め記憶したレジスター・マーク47の基準位置との差を求め、求めた差に応じて、それぞれ表面カメラ26A、裏面カメラ26Bによって撮像される領域の左右方向の中心が基準マーク41の中心に対向する位置となるように、表面カメラの左右方向位置調整用モータ222、裏面カメラの左右方向位置調整用モータ226によって表面カメラ26A、裏面カメラ26Bの左右方向の位置を自動的に微調整することができる。
したがって、オペレータは従来のように印刷用紙Sが表面カメラ26A又は裏面カメラ26Bに対向する位置に搬送されるまでボタンを押し続ける等の作業を行う必要がなく、また、予めレジスター・マーク47の左右方向の位置と大体合っていると思われる位置まで表面、裏面カメラ26A,26Bを手動で移動させる必要もなく、表面、裏面カメラ26A,26Bの位置調整を容易に且つ確実に行うことができる。
このように、本発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法及び装置によれば、オペレータの負担を軽減させるとともに稼働率を向上させることができる。
なお、上述した実施例では、表面、裏面カメラ26A,26Bの位置調整の際に、1色目の表面、裏面印刷ユニット2a,2bでのみ印刷用紙Sに印刷を施す例を示したが、例えば2〜6色目の表面、裏面印刷ユニット2c〜2lのいずれかの表面、裏面印刷ユニットの組み合わせでのみ印刷用紙Sに印刷を施す等としてもよい。その他、本発明に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法及び装置は上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
図14から図20を用いて本発明の実施例2に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法及び装置について説明する。
本実施例は上述した実施例1に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法及び装置に対し、一色目の黒のみが印刷された印刷用紙Sが表面カメラ26Aに対向する位置で印刷機1を一旦停止して、表面カメラ26Aで印刷用紙Sを撮影しながらオペレータの操作により表面カメラ26Aの位置調整を行った後、印刷用紙Sが裏面カメラ26Bに対向する位置で印刷機1を再度一旦停止して、裏面カメラ26Bで印刷用紙Sを撮影しながらオペレータの操作により裏面カメラ26Bの位置調整を行うものである。
なお、印刷機1全体の機械構成、印刷機制御装置100の構成およびレジスター・マーク47の詳細については上述した実施例1で説明したものと同様であるので、実施例1で説明したものと同様の作用を奏する部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図14A及び図14Bに示すように、本実施例において見当ずれ検出装置200は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、各入出力装置204〜213及び229と、インタフェース214と、内部クロック・カウンタ230とがBUS線で接続されて構成されている。
このBUS線には、図3Aおよび図3Bに示し実施例1で説明したメモリM201〜M216、M218、M221及びM224と、基準マークの測定位置記憶用メモリM230、基準マークの左右方向のずれ量記憶用メモリM231、基準マークの左右方向のずれ量の絶対値記憶用メモリM232、内部クロック・カウンタのカウント値記憶用メモリM233、およびカメラの撮像時間間隔記憶用メモリM234とが接続されている。
また、入出力装置208には図3Aに示し実施例1で説明したカメラ位置プリセット・スイッチ215、入力装置216、表示器217および出力装置218に加えて、アップ・ボタン231およびダウン・ボタン232が接続されている。
また、入出力装置229は内部クロック・カウンタ230に接続されている。
その他の構成は図3Aおよび図3Bに示し上述した構成と同様であるので、重複する説明は省略する。
このように構成される本実施例の印刷機1全体の概略動作は、図15A〜図15Cに示す動作となる。
まず、ステップP1〜ステップP14の処理については図4A〜図4Bに示し上述したステップP1〜ステップP14の処理と同じであるため、ここでの説明は省略する。
本実施例では、ステップP14に続いて、ステップP15で印刷用紙Sに印刷された表面の基準マーク41が表面カメラ26Aに対向する印刷機1の回転位相で印刷機1を停止し、ステップP16で表面カメラ26Aで印刷用紙Sの表面のレジスター・マーク(ここでは、黒の基準マーク41)を撮像して撮像された基準マーク41と基準位置(例えば、表面カメラ26Aの撮像領域の左右方向中央部)との差を求め、求めた差分を表示器217に表示する。
この状態において、ステップP17で、オペレータがスイッチ(本実施例では、アップボタン231又はダウンボタン232)を操作して表面カメラの左右方向位置調整用モータ222で表面カメラ26Aの左右方向位置を調整したら、ステップP18でカメラ位置調整スイッチ111をONにする。これにより、ステップP19で印刷機1の低速運転が開始される。
続いて、ステップP20で印刷用紙Sに印刷された裏面のレジスター・マーク(ここでは、基準マーク41)が裏面カメラ26Bに対向する印刷機1の回転位相で印刷機1を停止し、ステップP21で裏面カメラ26Bで印刷用紙Sの裏面の黒の基準マーク41を撮像して撮像された基準マーク41と基準位置(例えば、裏面カメラ26Bの撮像領域の左右方向中央部)との差を求め、求めた差分を表示器217に表示する。
この状態において、ステップP22で、オペレータがスイッチ(本実施例では、アップボタン231又はダウンボタン232)を操作し、裏面カメラの左右方向位置調整用モータ226で裏面カメラ26Bの左右方向位置を調整したら、ステップP23でカメラ位置調整スイッチ111をONにする。これにより、ステップP24で印刷機1の低速運転が開始される。
続いて、ステップP25で黒の基準マーク41が印刷された印刷用紙Sを排紙装置3により排紙台34cに排紙し、印刷機1を停止する。以上のステップP4〜ステップP25の処理により、表面、裏面カメラ26A,26Bの位置調整を行う。
その後、ステップP26で印刷を開始する。なお、ステップP26〜ステップP38の処理については、図4Cに示し上述したステップP22〜ステップP34の処理と同様であるので、ここでの説明は省略する。
以上が、印刷機1全体の概略動作である。
次に、表面、裏面カメラ26A,26Bの位置調整の際の印刷機制御装置100の動作を図5A〜図5Eおよび図16A〜図16Cに示す動作フローにしたがって説明する。
本実施例では、図5A〜図5Eに示し上述したステップP1〜ステップP51の処理を行った後、図16Aに示すステップP52に移行し、ステップP52で印刷機の回転回数計数用カウンタ122からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM110に記憶し、ステップP53でメモリM117から表面カメラ26Aに対向するまでの印刷機1の回転回数を読込み、ステップP54で印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が表面カメラ26Aに対向するまでの印刷機1の回転回数と一致するか否かを判定する。
ステップP54における判定の結果、印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が表面カメラ26Aに対向するまでの印刷機1の回転回数と一致すれば(YES)、ステップP55に移行して印刷機の回転位相検出用カウンタ121からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM106に記憶する。一方、ステップP54における判定の結果、印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が表面カメラ26Aに対向するまでの印刷機1の回転回数と一致しなければ(NO)、ステップP52に戻る。
ステップP55に続いては、ステップP56で印刷機の回転位相検出用カウンタ121のカウント値に基づき現在の印刷機1の回転位相を演算して当該回転位相をメモリM107に記憶し、ステップP57でメモリM103から表面カメラ26Aに対向する印刷機1の回転位相を読込み、ステップP58で現在の印刷機1の回転位相が表面カメラ26Aに対向する印刷機1の回転位相と一致するか否かを判定する。
ステップP58における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が表面カメラ26Aに対向する印刷機1の回転位相と一致すれば(YES)、ステップP59に移行して原動モータ・ドライバ118に停止指令を出力する。これにより、表面カメラ26Aに対向する位置に印刷用紙Sの表面に印刷された基準マーク41が位置付けられた状態で、印刷機1が一旦停止する。一方、ステップP58における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が表面カメラ26Aに対向する印刷機1の回転位相と一致しなければ(NO)、ステップP55に戻る。
ステップP59に続いては、ステップP60で見当ずれ検出装置200に表面カメラ26Aの撮像指令を出力する(表面カメラ26Aによる撮像を行うよう指令を出力する)。これにより、後述する見当ずれ検出装置200を利用した表面カメラ26Aの位置調整を行うことが可能となる。
ステップP60に続いては、ステップP61でカメラ位置調整スイッチ111がONであるか否かを判定する。ステップP61における判定の結果、カメラ位置調整スイッチ111がONであれば(YES)、見当ずれ検出装置200を利用した表面カメラ26Aの位置調整処理が終了したと判断しステップP62に移行して見当ずれ検出装置200に表面カメラ26Aの撮像停止指令を出力する(表面カメラ26Aによる撮像を停止するよう指令を出力する)。一方、ステップP61における判定の結果、カメラ位置調整スイッチ111がONでなければ(NO)、見当ずれ検出装置200における表面カメラ26Aの位置調整処理が継続中であると判断しステップP61の処理を繰り返す。
ステップP62に続いては、ステップP63で見当ずれ検出装置200から表面カメラ26Aの撮像停止指令受信完了信号が出力されたか否か(表面カメラ26Aの撮像停止指令の受信が完了したことを示す信号が出力されたか否か)を判定する。ステップP63における判定の結果、図18Aに示し後で詳述するステップP98の処理により見当ずれ検出装置200から表面カメラ26Aの撮像停止指令受信完了信号が出力されていれば(YES)、ステップP64に移行して見当ずれ検出装置200への表面カメラ26Aの撮像停止指令の出力を停止する。一方、見当ずれ検出装置200から表面カメラ26Aの撮像停止指令受信完了信号が出力されていなければ(NO)、ステップP63の処理を繰り返す。
ステップP64に続いては、ステップP65でメモリM105から低速回転速度を読込み、ステップP66で原動モータ・ドライバ118にD/A変換器117を介して低速回転速度を出力し、ステップP67で印刷機の回転回数計数用カウンタ122からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM110に記憶する。
ステップP67に続いては、ステップP68でメモリM118から裏面カメラ26Bに対向するまでの印刷機の回転回数を読込み、ステップP69で印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が裏面カメラ26Bに対向するまでの回転回数と一致するか否かを判定する。
ステップP69における判定の結果、印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が裏面カメラ26Bに対向するまでの回転回数と一致すれば(YES)、ステップP70に移行して印刷機の回転位相検出用カウンタ121からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM106に記憶する。一方、ステップP69における判定の結果、印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が裏面カメラ26Bに対向するまでの回転回数と一致しなければ(NO)、ステップP67に戻る。
ステップP70に続いては、ステップP71で印刷機の回転位相検出用カウンタ121のカウント値に基づき現在の印刷機1の回転位相を演算して当該回転位相をメモリM107に記憶し、ステップP72でメモリM104から裏面カメラ26Bに対向する印刷機の回転位相を読込み、ステップP73で現在の印刷機1の回転位相が裏面カメラ26Bに対向する印刷機1の回転位相と一致するか否かを判定する。
ステップP73における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が裏面カメラ26Bに対向する印刷機1の回転位相と一致すれば(YES)、ステップP74に移行して原動モータ・ドライバ118に停止指令を出力する。これにより、裏面カメラ26Bに対向する位置に印刷用紙Sの裏面に印刷された基準マーク41が位置付けられた状態で、印刷機1が一旦停止する。一方、ステップP73における判定の結果、現在の印刷機1の回転位相が裏面カメラ26Bに対向する印刷機1の回転位相と一致しなければ(NO)、ステップP70に戻る。
ステップP74に続いては、ステップP75で見当ずれ検出装置200に裏面カメラ26Bの撮像指令を出力する(裏面カメラ26Bによる撮像を行うよう指令を出力する)。これにより、後述する、見当ずれ検出装置200を利用した裏面カメラ26Bの位置調整を行うことが可能となる。
ステップP75に続いては、ステップP76でカメラ位置調整スイッチ111がONであるか否かを判定する。ステップP76における判定の結果、カメラ位置調整スイッチ111がONであれば(YES)、見当ずれ検出装置200における裏面カメラ26Bの位置調整処理が終了したと判断しステップP77に移行して見当ずれ検出装置200に裏面カメラ26Bの撮像停止指令を出力する(裏面カメラ26Bによる撮像を停止するよう指令を出力する)。一方、ステップP76における判定の結果、カメラ位置調整スイッチ111がONでなければ(NO)、見当ずれ検出装置200における裏面カメラ26Bの位置調整処理が継続中であると判断しステップP76の処理を繰り返す。
ステップP77に続いては、ステップP78で見当ずれ検出装置200から裏面カメラ26Bの撮像停止指令受信完了信号が出力されたか否か(裏面カメラ26Bの撮像停止指令の受信が完了したことを示す信号が出力されたか否か)を判定する。ステップP78における判定の結果、図20Aに示し後で詳述するステップP161の処理により見当ずれ検出装置200から裏面カメラ26Bの撮像停止指令受信完了信号が出力されていれば(YES)、ステップP79に移行して見当ずれ検出装置200への裏面カメラ26Bの撮像停止指令の出力を停止する。一方、見当ずれ検出装置200から裏面カメラ26Bの撮像停止指令受信完了信号が出力されていなければ(NO)、ステップP78の処理を繰り返す。
ステップP79に続いては、ステップP80でメモリM105から低速回転速度を読込み、ステップP81で原動モータ・ドライバ118にD/A変換器117を介して低速回転速度を出力し、ステップP82で印刷機の回転回数計数用カウンタ122からカウント値を読込んで当該カウント値をメモリM110に記憶する。
続いて、ステップP83でメモリM119から排紙完了までの印刷機1の回転回数を読込み、ステップP84で印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が排紙完了までの印刷機1の回転回数と一致するか否かを判定する。
ステップP84における判定の結果、印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が排紙完了までの印刷機1の回転回数と一致すれば(YES)、ステップP85に移行して原動モータ・ドライバ118に停止指令を出力する。これにより、表面カメラ26Aおよび裏面カメラ26Bの位置調整が完了する。一方、ステップP84における判定の結果、印刷機の回転回数計数用カウンタ122のカウント値が排紙完了までの印刷機1の回転回数と一致しなければ(NO)、ステップP82に戻る。
以上の動作により、印刷機制御装置100は、前述した印刷機全体の概略動作を示す図15AのステップP4から図15BのステップP25に記載された表面カメラ26Aおよび裏面カメラ26Bの位置調整に係る関連する部分の制御を行う。尚、印刷機制御装置100は、これ以降、前述した印刷機全体の概略動作を示す図15CのステップP26からステップP38に記載された印刷中の動作に係る関連する部分の制御を行う。
次に、表面、裏面カメラ26A,26Bの位置調整の際の見当ずれ検出装置200の動作を図7A〜図7D、図17A〜図17C、図18A〜図18B、図19A〜図19C、図20A〜図20Bに示す動作フローにしたがって説明する。
本実施例では、図7A〜図7Dに示し上述したステップP1〜ステップP35の処理を行った後、図17Aに示すステップP36に移行し、ステップP36で印刷機制御装置100から表面カメラ26Aの撮像指令が出力されたか否か(表面カメラ26Aによる撮像を行うよう指令が出力されたか否か)を判定する。ステップP36における判定の結果、図16Aに示し上述したステップP60の処理により印刷機制御装置100から表面カメラ26Aの撮像指令が出力されていれば(YES)、ステップP37に移行して表面カメラ26Aに撮像指令を出力する。一方、ステップP36における判定の結果、印刷機制御装置100から表面カメラ26Aの撮像指令が出力されていなければ(NO)、ステップP36の処理を繰り返す。
ステップP37に続くステップP38〜ステップP70の処理、ステップP87〜ステップP95の処理は、それぞれ図8A〜図8Cおよび図9Aに示し上記したステップP40〜ステップP72の処理、ステップP85〜ステップP93の処理と同様であるので、ここでは重複する説明を省略する。
ステップP70に続いては、ステップP71で基準マーク41の左右方向のずれ量の絶対値が基準マーク41の左右方向のずれ量の許容値よりも小さいか否かを判定する。ステップP71における判定の結果、基準マーク41の左右方向のずれ量の絶対値が基準マーク41の左右方向のずれ量の許容値以上であれば(NO)、ステップP72に移行して表示器217に「基準マークの左右方向のずれ量」を表示する。一方、ステップP71における判定の結果、基準マーク41の左右方向のずれ量の絶対値が基準マーク41の左右方向のずれ量の許容値よりも小さければ(YES)、後述するステップP96に移行する。
ステップP72に続いては、ステップP73で内部クロック・カウンタ230にイネーブル信号及びリセット信号を出力し、ステップP74で内部クロック・カウンタ230へのリセット信号の出力を停止し、ステップP75で印刷機制御装置100から表面カメラ26Aの撮像停止指令が出力されているか否かを判定する。
ステップP75における判定の結果、印刷機制御装置100から表面カメラ26Aの撮像停止指令が出力されていなければ(NO)、ステップP76に移行してアップ・ボタン231がONとなっているか否かを判定する。一方、印刷機制御装置100から表面カメラ26Aの撮像停止指令が出力されていれば(YES)、後述するステップP98に移行する。
ステップP76における判定の結果、アップ・ボタン231がONとなっていれば(YES)、ステップP77に移行して表面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ221に正転指令を出力し、ステップP78でアップ・ボタン231がOFFとなっているか否かを判定する。一方、ステップP76における判定の結果、アップ・ボタン231がONとなっていなければ(NO)、上述したステップP78に移行する。
続いて、ステップP78における判定の結果、アップ・ボタン231がOFFとなっていれば(YES)、ステップP79に移行して表面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ221に停止指令を出力し、ステップP80でダウン・ボタン232がONとなっているか否かを判定する。一方、ステップP78における判定の結果、アップ・ボタン231がOFFとなっていなければ(NO)、上述したステップP80に移行する。
続いて、ステップP80における判定の結果、ダウン・ボタン232がONとなっていれば(YES)、ステップP81に移行して表面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ221に逆転指令を出力し、ステップP82でダウン・ボタン232がOFFとなっているか否かを判定する。一方、ステップP80における判定の結果、ダウン・ボタン232がONとなっていなければ(NO)、上述したステップP82に移行する。
続いて、ステップP82における判定の結果、ダウン・ボタン232がOFFとなっていれば(YES)、ステップP83に移行して表面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ221に停止指令を出力し、ステップP84で内部クロック・カウンタ230からカウント値を読込んでメモリM233に記憶する。一方、ステップP82における判定の結果、ダウン・ボタン232がOFFとなっていなければ(NO)、上述したステップP84に移行する。
ステップP84に続いては、ステップP85でメモリM234からカメラの撮像時間間隔を読込み、ステップP86で内部クロック・カウンタ230のカウント値がカメラの撮像時間間隔と一致するか否かを判定する。ステップP86における判定の結果、内部クロック・カウンタ230のカウント値がカメラの撮像時間間隔と一致すれば(YES)、ステップP37に戻る。一方、ステップP86における判定の結果、内部クロック・カウンタ230のカウント値がカメラの撮像時間間隔と一致しなければ(NO)、ステップP75に戻る。
また、ステップP71からステップP96に移行した場合は、ステップP96で表示器217に「表面カメラの位置調整完了」を表示し、ステップP97で印刷機制御装置100から表面カメラ26Aの撮像停止指令が出力されているか否かを判定する。ステップP97における判定の結果、図16Bに示し上述したステップP62の処理により印刷機制御装置100から表面カメラ26Aの撮像停止指令が出力されていれば(YES)、ステップP98に移行して印刷機制御装置100に表面カメラ26Aの撮像停止指令受信完了信号を出力する。一方、ステップP97における判定の結果、印刷機制御装置100から表面カメラ26Aの撮像停止指令が出力されていなければ(NO)、ステップP97の処理を繰り返す。
ステップP98に続いては、ステップP99で印刷機制御装置100から裏面カメラ26Bの撮像指令が出力されたか否か(裏面カメラ26Bによる撮像を行うよう指令が出力されたか否か)を判定する。ステップP99における判定の結果、図16Bに示し上述したステップP75の処理により印刷機制御装置100から裏面カメラ26Bの撮像指令が出力されていれば(YES)、ステップP100に移行して裏面カメラ26Bに撮像指令を出力する。一方、ステップP99における判定の結果、印刷機制御装置100から裏面カメラ26Bの撮像指令が出力されていなければ(NO)、ステップP99の処理を繰り返す。
ステップP100に続いては、ステップP101で裏面カメラ26Bに画像データ送信指令を出力し、ステップP102で裏面カメラ26Bから撮像データが出力されているか否かを判定する。ステップP102における判定の結果、裏面カメラ26Bから撮像データが出力されていれば(YES)、ステップP103に移行してカウント値Y記憶用メモリM207に1を上書きする。一方、ステップP102における判定の結果、裏面カメラ26Bから撮像データが出力されていなければ(NO)、ステップP102の処理を繰り返す。
なお、ステップP103の処理に続くステップP104〜ステップP133の処理、ステップP150〜ステップP158の処理は、それぞれ図10A〜図10Dおよび図11Aに示し上記したステップP97〜ステップP126の処理、ステップP142〜ステップP150の処理と同様であるので、重複する説明は省略する。
ステップP133に続いては、ステップP134で基準マーク41の左右方向のずれ量の絶対値が基準マーク41の左右方向のずれ量の許容値よりも小さいか否かを判定する。
ステップP134における判定の結果、基準マーク41の左右方向のずれ量の絶対値が基準マーク41の左右方向のずれ量の許容値以上であれば(NO)、ステップP135に移行して表示器217に「基準マークの左右方向のずれ量」を表示する。一方、ステップP134における判定の結果、基準マーク41の左右方向のずれ量の絶対値が基準マーク41の左右方向のずれ量の許容値よりも小さければ(YES)、後述するステップP159に移行する。
ステップP135に続いては、ステップP136で内部クロック・カウンタ230にイネーブル信号及びリセット信号を出力し、ステップP137で内部クロック・カウンタ230へのリセット信号の出力を停止し、ステップP138で印刷機制御装置100から裏面カメラ26Bの撮像停止指令が出力されているか否かを判定する。
ステップP138における判定の結果、印刷機制御装置100から裏面カメラ26Bの撮像停止指令が出力されていなければ(NO)、ステップP139に移行してアップ・ボタン231がONとなっているか否かを判定する。一方、印刷機制御装置100から裏面カメラ26Bの撮像停止指令が出力されていれば(YES)、後述するステップP161に移行する。
ステップP139における判定の結果、アップ・ボタン231がONとなっていれば(YES)、ステップP140に移行して裏面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ225に正転指令を出力し、ステップP141でアップ・ボタン231がOFFとなっているか否かを判定する。一方、ステップP139における判定の結果、アップ・ボタン231がONとなっていなければ(NO)、上述したステップP141に移行する。
続いて、ステップP141における判定の結果、アップ・ボタン231がOFFとなっていれば(YES)、ステップP142に移行して裏面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ225に停止指令を出力し、ステップP143でダウン・ボタン232がONとなっているか否かを判定する。一方、ステップP141における判定の結果、アップ・ボタン231がOFFとなっていなければ(NO)、上述したステップP143に移行する。
続いて、ステップP143における判定の結果、ダウン・ボタン232がONとなっていれば(YES)、ステップP144に移行して裏面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ225に逆転指令を出力し、ステップP145でダウン・ボタン232がOFFとなっているか否かを判定する。一方、ステップP143における判定の結果、ダウン・ボタン232がONとなっていなければ(NO)、上述したステップP145に移行する。
続いて、ステップP145における判定の結果、ダウン・ボタン232がOFFとなっていれば(YES)、ステップP146に移行して裏面カメラの左右方向位置調整用モータ・ドライバ225に停止指令を出力し、ステップP147で内部クロック・カウンタ230からカウント値を読込んでメモリM233に記憶する。一方、ステップP145における判定の結果、ダウン・ボタン232がOFFとなっていなければ(NO)、上述したステップP147に移行する。
ステップP147に続いては、ステップP148でメモリM234からカメラの撮像時間間隔を読込み、ステップP149で内部クロック・カウンタ230のカウント値がカメラの撮像時間間隔と一致するか否かを判定する。ステップP149における判定の結果、内部クロック・カウンタ230のカウント値がカメラの撮像時間間隔と一致すれば(YES)、ステップP100に戻る。一方、ステップP149における判定の結果、内部クロック・カウンタ230のカウント値がカメラの撮像時間間隔と一致しなければ(NO)、ステップP138に戻る。
また、上述したステップP134からステップP159に移行した場合は、ステップP159で表示器217に「裏面カメラの位置調整完了」を表示し、ステップP160で印刷機制御装置100から裏面カメラ26Bの撮像停止指令が出力されているか否かを判定する。ステップP160における判定の結果、印刷機制御装置100から裏面カメラ26Bの撮像停止指令が出力されていれば(YES)、ステップP161に移行して印刷機制御装置100に裏面カメラ26Bの撮像停止指令受信完了信号を出力する。一方、ステップP160における判定の結果、印刷機制御装置100から裏面カメラ26Bの撮像停止指令が出力されていなければ(NO)、当該ステップP160の処理を繰り返す。
以上の動作により、見当ずれ検出装置200は、、前述した印刷機全体の概略動作を示す図15AのステップP4から図15BのステップP25に記載された表面カメラ26Aおよび裏面カメラ26Bの位置調整に係る関連する部分の制御を行う。尚、見当ずれ検出装置200は、これ以降、前述した印刷機全体の概略動作を示す図15CのステップP26からステップP38に記載された印刷中の動作に係る関連する部分の制御を行う。
このように構成される本実施例に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法及び装置によれば、レジスター・マーク47の左右方向位置を設定する表面、裏面カメラの左右方向位置設定器219,220を設け、当該設定器219,220に設定されたレジスター・マーク47の左右方向位置に応じた位置に表面、裏面カメラ26A,26Bをそれぞれ表面、裏面カメラの左右方向位置調整用モータ222,226で自動的に移動させることができると共に、カメラ位置調整スイッチ111を一度押すと、印刷機1が低速で駆動されると共に一枚の印刷用紙Sのみに1色目の表面、裏面印刷ユニット20a,20bで印刷用紙の表面、裏面にそれぞれ基準マーク41を含む印刷が施され、その後、印刷用紙Sは、その表面に印刷された基準マーク41が、6色目の表面印刷ユニット20kの圧胴21の周方向で、表面カメラ26Aによって撮影される位置と一致する位置まで搬送される。したがって、オペレータは表面カメラ26Aで撮像した画像を見ながら基準マーク41が画像の左右方向中央に位置するまでアップ・ボタン231又はダウン・ボタン232により表面カメラの左右方向位置調整用モータ222を遠隔操作して表面カメラ26Aの左右方向位置を調整すればよく、表面カメラ26Aの位置調整を容易に行うことができる。
そして、再度カメラ位置調整スイッチ111を押すと、印刷機1が低速で駆動され、印刷用紙Sは、その裏面に印刷された基準マーク41が、6色目の裏面印刷ユニット20lの圧胴21の周方向で、裏面カメラ26Bによって撮影される位置と一致する位置まで搬送される。したがって、オペレータは裏面カメラ26Bで撮像した画像を見ながら基準マーク41が画像の左右方向中央に位置するまでアップ・ボタン231又はダウン・ボタン232により裏面カメラの左右方向位置調整用モータ226を遠隔操作して裏面カメラ26Bの左右方向位置を調整すればよく、裏面カメラ26Bの位置調整を容易に行うことができる。
そして、再度カメラ位置調整スイッチ111を押すと、排紙装置30により表面、裏面カメラ26A,26Bの位置調整用に表面及び裏面に一色のみ絵柄が印刷された印刷用紙Sが不良紙用の排紙台34cに排紙され、表面、裏面カメラ26A,26Bの位置調整が完了する。
このように、カメラ位置調整スイッチ111を押すごとに表面カメラ26A、裏面カメラ26Bの位置調整に最適な位置まで印刷用紙Sが搬送されるため、オペレータは従来のように印刷用紙Sが表面カメラ26A又は裏面カメラ26Bに対向する位置に搬送されるまでボタンを押し続ける等の作業を行う必要がなく、また、予めレジスター・マーク47の左右方向の位置と大体合っていると思われる位置まで表面、裏面カメラ26A,26Bを手動で移動させる必要もなく、表面、裏面カメラ26A,26Bの位置調整を容易に且つ確実に行うことができる。
また、表面カメラ26A又は裏面カメラ26Bで撮像したレジスター・マーク47の測定位置と基準位置(左右方向中央位置)とを比較し、その差を表示器217に表示することにより、オペレータに移動方向及び移動量を知らせることが可能となるため、オペレータがより簡単に表面、裏面カメラ26A,26Bの左右方向位置調整を行えるようになった。
このように、本実施例に係る印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法及び装置によれば、オペレータの負担を軽減させるとともに稼働率を向上させることができる。
本発明は、撮像手段を備えてシート状物に施された印刷の品質を検査する見当ずれ検出装置を備えた印刷機に適用して好適なものである。
1 印刷機
10 給紙装置
20 印刷部
30 排紙装置
20a〜20l 印刷ユニット
26A,26B カメラ
41 基準マーク
47 レジスター・マーク
100 印刷機制御装置
111 カメラ位置調整スイッチ
115 表面レジスター・マークの天地方向位置設定器
116 裏面レジスター・マークの天地方向位置設定器
200 見当ずれ検出装置
213,217 表示器
219 表面レジスター・マークの左右方向位置設定器
220 裏面レジスター・マークの左右方向位置設定器
222 表面カメラの左右方向位置調整用モータ
226 裏面カメラの左右方向位置調整用モータ

Claims (10)

  1. シート状物を供給する給紙装置と、
    複数の印刷ユニットを備えて前記給紙装置から供給されたシート状物に複数の色で印刷を施す印刷部と、
    左右方向に移動自在に支持され、前記印刷部でシート状物に印刷された複数色のレジスター・マークを撮像する見当ずれ検出用撮像手段と、
    前記見当ずれ検出用撮像手段で撮像された画像データに基づき各色のレジスター・マークの測定位置と各色のレジスター・マークの基準位置を比較し、その差が許容値より大きい場合に警告を発する見当ずれ検出装置と、
    印刷機の制御を行う制御装置と
    を備えた印刷機において、
    更に、レジスター・マークの左右方向の位置を設定するレジスター・マーク左右方向設定器と、
    前記見当ずれ検出用撮像手段を左右方向に移動させる駆動手段とを設け、
    前記制御装置により、前記レジスター・マーク左右方向位置設定器で設定されたレジスター・マークの左右方向の位置に基づいて前記駆動手段を駆動した後、印刷機を駆動し、前記給紙装置によりシート状物を一枚のみ供給し、前記印刷部により前記給紙装置から供給された一枚のシート状物に基準色のレジスター・マークを印刷し、
    前記見当ずれ検出用撮像手段により、基準色のレジスター・マークを撮像し、
    前記見当ずれ検出装置により、前記見当ずれ検出用撮像手段で撮像した画像データに基づいてレジスター・マークの左右方向の位置を求め、求めた画像データ中のレジスター・マークの位置と予め記憶されているレジスター・マークの基準位置との差を求める
    ことを特徴とする印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法。
  2. 前記制御装置により、前記印刷部で印刷された基準色のレジスター・マークが前記見当ずれ検出用撮像手段と対向すると予想される位置で印刷機の駆動を停止した後、
    前記見当ずれ検出用撮像手段により、基準色のレジスター・マークを撮像する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法。
  3. 更に、レジスター・マークのシート状物内の天地方向の位置を設定するレジスター・マーク天地方向位置設定器を設け、
    前記制御装置により、前記レジスター・マーク天地方向位置設定器で設定されたレジスター・マークのシート状物内の天地方向の位置が前記見当ずれ検出用撮像手段と対向する位置で前記印刷機の駆動を停止する
    ことを特徴とする請求項2記載の印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法。
  4. 更に表示器を設け、
    前記見当ずれ検出装置により、前記見当ずれ検出用撮像手段で撮像された画像データから基準色で印刷されたレジスター・マークの測定位置を求め、当該基準色で印刷されたレジスター・マークの測定位置と予め設定されている基準位置との差を求め、求めた差を前記表示器に表示する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法。
  5. 前記見当ずれ検出装置により、前記撮像手段で撮像した画像データに基づいてレジスター・マークの左右方向の位置を求め、求めた位置と予め記憶されている基準位置との差を求め、求めた差に基づいて前記駆動手段を駆動する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整方法。
  6. シート状物を供給する給紙装置と、
    複数の印刷ユニットを備えて前記給紙装置から供給されたシート状物に複数の色で印刷を施す印刷部と、
    左右方向に移動自在に支持され、前記印刷部でシート状物に印刷された複数色のレジスター・マークを撮像する見当ずれ検出用撮像手段と、
    前記見当ずれ検出用撮像手段で撮像された画像データに基づき各色のレジスター・マークの測定位置と各色のレジスター・マークの基準位置を比較し、その差が許容値より大きい場合に警告を発する見当ずれ検出装置と、
    印刷機の制御を行う制御装置と
    を備えた印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整装置において、
    更に、レジスター・マークの左右方向の位置を設定するレジスター・マーク左右方向設定器と、
    前記見当ずれ検出用撮像手段を左右方向に移動させる駆動手段とを備え、
    前記制御装置が、前記レジスター・マーク左右方向位置設定器で設定されたレジスター・マークの左右方向の位置に基づいて前記駆動手段を駆動した後、印刷機を駆動し、前記給紙装置によりシート状物を一枚のみ供給し、前記印刷部により前記給紙装置から供給された一枚のシート状物に基準色のレジスター・マークを印刷するように印刷機の制御を行い、
    前記見当ずれ検出用撮像手段が、前記一枚のシート状物に印刷された基準色のレジスター・マークを撮像し、
    前記見当ずれ検出装置が、前記見当ずれ検出用撮像手段で撮像した画像データに基づいてレジスター・マークの左右方向の位置を求め、求めた画像データ中のレジスター・マークの位置と予め記憶されているレジスター・マークの基準位置との差を求める
    ことを特徴とする印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整装置。
  7. 前記制御装置が、前記印刷部で印刷された基準色のレジスター・マークが前記見当ずれ検出用撮像手段と対向すると予想される位置で印刷機の駆動を停止した後、
    前記見当ずれ検出用撮像手段が、基準色のレジスター・マークを撮像する
    ことを特徴とする請求項6記載の印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整装置。
  8. 更に、レジスター・マークのシート状物内の天地方向の位置を設定するレジスター・マーク天地方向位置設定器を備え、
    前記制御装置が、前記レジスター・マーク天地方向位置設定器で設定されたレジスター・マークのシート状物内の天地方向の位置が前記見当ずれ検出用撮像手段と対向する位置で前記印刷機の駆動を停止する
    ことを特徴とする請求項7記載の印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整装置。
  9. 更に表示器を備え、
    前記見当ずれ検出装置が、前記見当ずれ検出用撮像手段で撮像された画像データから基準色で印刷されたレジスター・マークの測定位置を求め、当該基準色で印刷されたレジスター・マークの測定位置と予め設定されている基準位置との差を求め、求めた差を前記表示器に表示する
    ことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整装置。
  10. 前記見当ずれ検出装置が、前記撮像手段で撮像した画像データに基づいてレジスター・マークの左右方向の位置を求め、求めた位置と予め記憶されている基準位置との差を求め、
    求めた差に基づいて前記駆動手段を駆動する
    ことを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか1項に記載の印刷機の見当ずれ検出用撮像手段の位置調整装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110091590A (zh) * 2019-03-26 2019-08-06 厦门微控科技有限公司 一种基于机器视觉的自动套准方法和系统及设备

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