JP5629550B2 - 凹版印刷機の接触圧調整方法及び接触圧調整装置 - Google Patents

凹版印刷機の接触圧調整方法及び接触圧調整装置 Download PDF

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Description

本発明は、凹版印刷機の接触圧調整方法及び接触圧調整装置に関する。
凹版印刷機のワイピング装置は、凹版胴に装着された凹版の版面にワイピング・ロールを押し付けてニップを発生させ、凹版胴と逆方向に回転させて版面上の非画線部における余分なインキを掻き取っているが、ワイピング装置のワイピング・ロールは、その表面が樹脂又はゴムで構成されている為、使用によって磨耗したり、使用中の熱によって膨張したりして、凹版胴に対する接触圧が変化してしまう。
よって、出願人は先に、特許文献1で、通常の印刷中に、ワイピング・ロール駆動モータの負荷(電流値)が基準負荷(基準電流値)になるようにワイピング・ロールを凹版胴に押し付ける接触圧を調整するモータを制御することを提案したが、ワイピング・ロール駆動モータの負荷(電流値)が基準負荷(基準電流値)になるように制御しても、ワイピング・ロールの表面温度及び室温(又は、温度の代わりに印刷時間)に応じてワイピング・ロールの凹版胴に対する接触圧が変化してしまう、という問題があった。
特願2010−128572号
そこで、本発明は、印刷中のワイピング・ロール駆動モータの基準負荷(基準電流値)をワイピング・ロールの表面温度及び室温(又は、温度の代わりに印刷時間)に応じて補正し、ワイピング・ロール駆動モータの負荷(電流値)が補正した基準負荷(基準電流値)になるようにワイピング・ロールを凹版胴に押し付けて接触圧を調整するモータを制御することにより、上記問題を解決した。
上記の課題を解決するための凹版印刷機の接触圧調整方法は、
回転可能に支持された凹版胴に支持された凹版と、
前記凹版に対接し、回転可能に支持されたワイピング・ロールと、
前記ワイピング・ロールを回転駆動する為のワイピング・ロール駆動用モータと、
前記凹版に対する前記ワイピング・ロールの接触圧を調整する接触圧調整機構と、
前記接触圧調整機構を駆動する接触圧調整モータと、
を備えた凹版印刷機の接触圧調整方法において、
ワイピング・ロールの表面温度を検出し、
検出したワイピング・ロールの表面温度に応じて、前記ワイピング・ロール駆動用モータの基準負荷を補正し、
ワイピング・ロール駆動用モータの負荷が、前記補正した基準負荷と等しくなるように、前記接触圧調整モータを駆動すること、
を特徴とする。
また、
室温を検出し、
検出した室温に応じて、前記ワイピング・ロール駆動用モータの基準負荷を補正し、
ワイピング・ロール駆動用モータの負荷が、前記補正した基準負荷と等しくなるように、前記接触圧調整モータを駆動すること、
を特徴とする。
また、
回転可能に支持された凹版胴に支持された凹版と、
前記凹版に対接し、回転可能に支持されたワイピング・ロールと、
前記ワイピング・ロールを回転駆動する為のワイピング・ロール駆動用モータと、
前記凹版に対する前記ワイピング・ロールの接触圧を調整する接触圧調整機構と、
前記接触圧調整機構を駆動する接触圧調整モータと、
を備えた凹版印刷機の接触圧調整方法において、
印刷時間を計測し、
計測した印刷時間に応じて、前記ワイピング・ロール駆動用モータの基準負荷を補正し、
ワイピング・ロール駆動用モータの負荷が、前記補正した基準負荷と等しくなるように、前記接触圧調整モータを駆動すること、
を特徴とする。
上記の課題を解決するための凹版印刷機の接触圧調整装置は、
回転可能に支持された凹版胴に支持された凹版と、
前記凹版に対接し、回転可能に支持されたワイピング・ロールと、
前記ワイピング・ロールを回転駆動する為のワイピング・ロール駆動用モータと、
前記凹版に対する前記ワイピング・ロールの接触圧を調整する接触圧調整機構と、
前記接触圧調整機構を駆動する接触圧調整モータと、
を備えた凹版印刷機の接触圧調整装置において、
ワイピング・ロールの表面温度を検出し、検出したワイピング・ロールの表面温度に応じて、前記ワイピング・ロール駆動用モータの基準負荷を補正し、ワイピング・ロール駆動用モータの負荷が、前記補正した基準負荷と等しくなるように、前記接触圧調整モータを駆動制御する制御装置を設けたこと、
を特徴とする。
また、
前記制御装置は、室温を検出し、検出した室温に応じて、前記ワイピング・ロール駆動用モータの基準負荷を補正し、ワイピング・ロール駆動用モータの負荷が、前記補正した基準負荷と等しくなるように、前記接触圧調整モータを駆動制御することを特徴とする。
また、
回転可能に支持された凹版胴に支持された凹版と、
前記凹版に対接し、回転可能に支持されたワイピング・ロールと、
前記ワイピング・ロールを回転駆動する為のワイピング・ロール駆動用モータと、
前記凹版に対する前記ワイピング・ロールの接触圧を調整する接触圧調整機構と、
前記接触圧調整機構を駆動する接触圧調整モータと、
を備えた凹版印刷機の接触圧調整装置において、
刷時間を計測し、計測した印刷時間に応じて、前記ワイピング・ロール駆動用モータの基準負荷を補正し、ワイピング・ロール駆動用モータの負荷が、前記補正した基準負荷と等しくなるように、前記接触圧調整モータを駆動制御する制御装置を設けたことを特徴とする。
上述した本発明に係る凹版印刷機の接触圧調整方法及び装置によれば、ワイピング・ロールの表面温度、表面温度及び室温、又は、印刷時間に応じてワイピング・ロールの接触圧が最適に自動調整されるので、オペレータの負担が軽減されるとともに、紙やインキ等の印刷資材の無駄が省ける。加えて、ワイピング・ロールの寿命を長持ちさせることもできる。
本発明の実施例1におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置のハード・ブロック図である。 本発明の実施例1におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置のハード・ブロック図である。 本発明の実施例1におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置のハード・ブロック図である。 本発明の実施例1におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例1におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例1におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例1におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例1におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例1におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例1におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例1におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例1におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例1におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 ワイピング装置の接触圧調整機構の側面図である。 ワイピング装置の駆動系を示す平面図である。 凹版印刷機の全体側面図である。 本発明の実施例2におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置のハード・ブロック図である。 本発明の実施例2におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置のハード・ブロック図である。 本発明の実施例2におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置のハード・ブロック図である。 本発明の実施例2におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例2におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例2におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例2におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例2におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例2におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例2におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例2におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。 本発明の実施例2におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。
以下、本発明に係る凹版印刷機の接触圧調整方法及び接触圧調整装置を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
図1A乃至図1Cは本発明の実施例1におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイ
ピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置のハード・ブロック図、図2A乃至図
2Dと図3A及び図3Bと図4A及び図4Bと図5A及び図5Bとは本発明の実施例1におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図、図6はワイピング装置の接触圧調整機構の側面図、図7はワイピング装置の駆動系を示す平面図、図8は凹版印刷機の全体側面図である。
図8に示すように、凹版印刷機は、給紙部10と凹版印刷部11と排紙部12とを備え、これらが連接された機械フレーム13の、凹版印刷部11におけるワイピング装置14に対応した部位には、ワイピング装置引出し用の切欠き15が形成されて、ワイピング装置14全体が操作側の機外側方へ引出し可能になっている。
前記凹版印刷部11は、インカーからのインキが着肉ローラ群16より凹版胴17に装着した凹版(図示せず)に転移された後、ワイピング装置14により絵柄部分以外のインキが取り除かれて、同凹版胴17と圧胴18との間を通る紙に絵柄部分のインキを転移するようになっている。
前記ワイピング装置14は、図6に示すように、ワイピング・ロール20が偏心軸受21の内孔で軸支されており、偏心軸受21の外周側に固定された金具22を往復動させることで、ワイピング・ロール20が凹版胴17に着脱するようになっている。
即ち、ワイピング・ロール着脱用油圧シリンダ23のピストンロッド先端がピン24に
より金具22に枢着される一方、ヘッド側にはスラストベアリング25を介してネジ軸2
6が連結されている。スラストベアリング25は、ネジ軸26の軸方向に沿う移動をワイ
ピング・ロール着脱用油圧シリンダ23に伝達するが、ネジ軸26の回転をワイピング・
ロール着脱用油圧シリンダ23に伝達することはない。このネジ軸26は洗浄液槽27に
固定されたネジ軸受28に螺合している。
スラストベアリング25を内蔵したブラケット29には、ワイピング・ロール接触圧調
整用モータ(接触圧調整モータ)30が固定されている。ワイピング・ロール接触圧調整
用モータ30のモータ軸31に固定されたギア32は、ネジ軸26に固定されたギア33
に噛合している。一方、ワイピング・ロール着脱用油圧シリンダ23には検出体34が備
えられており、この検出体34の位置を検出するために、直動型のポテンショメータ35
を備えている。
従って、ワイピング・ロール着脱用油圧シリンダ23が伸長作動したときにワイピング
・ロール20が凹版胴17に接触し、収縮作動したときにワイピング・ロール20が凹版
胴17から離れる。また、ワイピング・ロール20と凹版胴17とが接触している時にワ
イピング・ロール接触圧調整用モータ30を回転させるとネジ軸26が回転して軸方向に
移動するため、これに伴いワイピング・ロール着脱用油圧シリンダ23も移動し、ワイピ
ング・ロール20と凹版胴17との接触圧を調整することができる(接触圧調整機構)。
尚、図6はワイピング・ロール20の左側(操作側)を示しているが、ワイピング・ロー
ル20の右側(駆動側)にも上述したのと同じ構成の装置が組み付けられている。
図7に示すように、前記ワイピング・ロール接触圧調整用モータ30はワイピング・ロ
ール駆動モータ(ワイピング・ロール駆動用モータ)40及びワイピング・ロール接触圧調整用モータ30の駆動制御装置(制御装置)50により駆動制御され、この駆動制御装置50からの駆動指令で、前記接触時にワイピング・ロール接触圧調整用モータ30が正転すると接触圧が高くなり、逆転すると接触圧が低くなるようになっている。
前記駆動制御装置50は、インキの種類、被印刷物(紙等)の種類、絵柄(紙幣等)の種類、ワイピング・ロールの材質、ワイピング・ロールの表面温度及び室温等の印刷条件を設定し、設定された印刷条件に応じて、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準負荷(電流値)を求め、印刷中、ワイピング・ロール駆動モータ40の負荷(電流値)が、前記基準負荷(電流値)と等しくなるように、ワイピング・ロール接触圧調整用モータ30を駆動制御するようになっている。
また、駆動制御装置50は、印刷中に、ワイピング・ロール20の表面温度及び室温を検出し、検出したワイピング・ロール20の表面温度及び室温に応じて、前記ワイピング・ロール駆動モータ40の基準負荷を補正し、印刷中、ワイピング・ロール駆動モータ40の負荷が、前記補正した基準負荷と等しくなるように、前記ワイピング・ロール接触圧調整用モータ30を駆動制御するようになっている。
また、前記ワイピング・ロール駆動モータ40の出力軸41と、フレーム42にベアリ
ング43を介して支持されたワイピング・ロール20の駆動軸44との間に、カップリン
グ45を介してウォームギア機構からなる減速機46が介装される。
図1A乃至図1Cに示すように、駆動制御装置50は、CPU100、ROM101及
びRAM102の他に、各入出力装置103〜111及びインタフェース113がBUS
(母線)で接続されて構成されている。
このBUSには、インキの種類記憶用メモリM100、被印刷物の種類記憶用メモリM101、絵柄の種類記憶用メモリM102、ワイピング・ロールの材質記憶用メモリM103、印刷回転速度記憶用メモリM104、ワイピング・ロールの回転速度比記憶用メモリM105、インキの種類−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブル記憶用メモリM106、ワイピング・ロール駆動モータの仮の基準電流値記憶用メモリM107、被印刷物の種類−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブル記憶用メモリM108、ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値の第1の補正値記憶用メモリM109、絵柄の種類−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブル記憶用メモリM110が接続されている。
また、BUSには、ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値の第2の補正値記憶用メモリM111、ワイピング・ロールの表面温度−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブル記憶用メモリM112、印刷開始時のワイピング・ロールの表面温度記憶用メモリM113、ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値の印刷開始時の第3の補正値記憶用メモリM114、室温−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブル記憶用メモリM115、印刷開始時の室温記憶用メモリM116、ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値の印刷開始時の第4の補正値記憶用メモリM117、ワイピング・ロール駆動モータの印刷開始時の基準電流値記憶用メモリM118、指定回転速度記憶用メモリM119、ワイピング・ロール駆動モータの指令回転速度記憶用メモリM120が接続されている。
また、BUSには、原動モータ用ロータリ・エンコーダに接続されたF/V変換器の出力記憶用メモリM121、凹版印刷機の現在の回転速度記憶用メモリM122、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値記憶用メモリM123、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値の差記憶用メモリM124、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値の差の絶対値記憶用メモリM125、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値の差の許容値記憶用メモリM126、現在のワイピング・ロールの表面温度記憶用メモリM127、ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値の現在の第3の補正値記憶用メモリM128、ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値の現在の第3の補正値の差記憶用メモリM129、現在の室温記憶用メモリM130、ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値の現在の第4の補正値記憶用メモリM131、ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値の現在の第4の補正値の差記憶用メモリM132、ワイピング・ロール駆動モータの現在の基準電流値記憶用メモリM133が接続されている。
さらに、入出力装置103には、凹版印刷機駆動スイッチ120、凹版印刷機駆動停止
スイッチ121、キーボードや各種スイッチ及びボタン等の入力装置122、CRTやランプ等の表示器123、及び、フロッピー(登録商標)・ディスクドライブやプリンタ等の出力装置124が接続されている。
入出力装置104には、インキの種類設定器125、被印刷物の種類設定器126、絵柄の種類設定器127、ワイピング・ロールの材質設定器128、印刷回転速度設定器129、ワイピング・ロールの回転速度比設定器130が接続されている。
入出力装置105には、A/D変換器131を介してワイピング・ロールの表面温度測定器132が接続されているとともに、A/D変換器133を介して室温測定器134が接続されている。
入出力装置106には、ワイピング・ロール着脱用油圧シリンダ用駆動装置135を介してワイピング・ロール着脱用油圧シリンダ23が接続されている。
入出力装置107には、D/A変換器137及び原動モータ・ドライバ138を介して原動モータ139が接続されている。
入出力装置108には、A/D変換器140及びF/V変換器141を介して前記原動モータに連結駆動される原動モータ用ロータリ・エンコーダ142が接続されている。また、原動モータ用ロータリ・エンコーダ142は、前記原動モータ・ドライバ138に接続されている。
入出力装置109には、後述するワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144から電流値が入力される。
入出力装置110には、D/A変換器143及び前述したワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144を介してワイピング・ロール駆動モータ40が接続されている。また、ワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144には前記ワイピング・ロール駆動モータ40に連結駆動されるワイピング・ロール駆動モータ用ロータリ・エンコーダ146が接続されている。
入出力装置111には、ワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147を介してワイピング・ロール接触圧調整用モータ30が接続されている。
そして、インタフェース113には、給紙部10と凹版印刷部11が接続されている。
以下に、上述したワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用
モータの駆動制御装置50の動作について説明する。
駆動制御装置50は、図2A乃至図2Dと図3A及び図3Bと図4A及び図4Bと図5A及び図5Bに示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1でインキの種類設定器125に、入力が有ったか否かを判断し、可であればステップP2でインキの種類設定器125より、インキの種類を読込み、メモリM100に記憶する一方、否であれば直に後述するステップP3に移行する。
次に、前記ステップP3で被印刷物の種類設定器126に、入力が有ったか否かを判断し、可であればステップP4で被印刷物の種類設定器126より、被印刷物の種類を読込み、メモリM101に記憶する一方、否であれば直に後述するステップP5に移行する。
次に、前記ステップP5で絵柄の種類設定器127に、入力が有ったか否かを判断し、可であればステップP6で絵柄の種類設定器127より、絵柄の種類を読込み、メモリM102に記憶する一方、否であれば直に後述するステップP7に移行する。
次に、前記ステップP7でワイピング・ロールの材質設定器128に、入力が有ったか否かを判断し、可であればステップP8でワイピング・ロールの材質設定器128より、ワイピング・ロール20の材質を読込み、メモリM103に記憶する一方、否であれば直に後述するステップP9に移行する。
次に、前記ステップP9で印刷回転速度設定器129に、印刷回転速度が入力されたか否かを判断し、可であればステップP10で印刷回転速度設定器129より、印刷回転速度を読込み、メモリM104に記憶する一方、否であれば直に後述するステップP11に移行する。
次に、前記ステップP11でワイピング・ロールの回転速度比設定器130に、ワイピング・ロール20の回転速度比が入力されたか否かを判断し、可であればステップP12でワイピング・ロールの回転速度比設定器130より、ワイピング・ロール20の回転速度比を読込み、メモリM105に記憶する一方、否であれば直に後述するステップP13に移行する。
次に、前記ステップP13で凹版印刷機駆動スイッチ120がONか否かを判断し、可であればステップP14でインキの種類−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルをメモリM106から読込む一方、否であればステップP1に戻る。
次に、ステップP15でインキの種類をメモリM100から読込んだ後、ステップP16でインキの種類−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルを用いて、インキの種類より、ワイピング・ロール駆動モータ40の仮の基準電流値を求め、メモリM107に記憶する。
次に、ステップP17で被印刷物の種類−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルをメモリM108から読込んだ後、ステップP18で被印刷物の種類をメモリM101から読込む。
次に、ステップP19で被印刷物の種類−ワイピング・ロール駆動モ−タの基準電流値変換用テーブルを用いて、被印刷物の種類より、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の第1の補正値を求め、メモリM109に記憶した後、ステップP20で絵柄の種類−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルをメモリM110から読込む。
次に、ステップP21で絵柄の種類をメモリM102から読込んだ後、ステップP22で絵柄の種類−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルを用いて、絵柄の種類より、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の第2の補正値を求め、メモリM111に記憶する。
次に、ステップP23でワイピング・ロール20の材質をメモリM103から読込んだ後、ステップP24でワイピング・ロール20の材質に応じた、ワイピング・ロールの表面温度−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルをメモリM112から読込む。
次に、ステップP25でワイピング・ロールの表面温度測定器132より、A/D変換器131を介して、ワイピング・ロール20の表面温度を読込み、印刷開始時のワイピング・ロールの表面温度記憶用メモリM113に記憶した後、ステップP26でワイピング・ロール20の材質に応じたワイピング・ロールの表面温度−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルを用いて、印刷開始時のワイピング・ロールの表面温度より、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の印刷開始時の第3の補正値を求め、メモリM114に記憶する。
次に、ステップP27でワイピング・ロール20の材質をメモリM103から読込んだ後、ステップP28でワイピング・ロール20の材質に応じた、室温−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルをメモリM115から読込む。
次に、ステップP29で室温測定器134より、A/D変換器133を介して、室温を読込み、印刷開始時の室温記憶用メモリM116に記憶した後、ステップP30でワイピング・ロール20の材質に応じた室温−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルを用いて、印刷開始時の室温より、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の印刷開始時の第4の補正値を求め、メモリM117に記憶する。
次に、ステップP31でワイピング・ロール駆動モータ40の仮の基準電流値をメモリM107から読込んだ後、ステップP32でワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の第1の補正値をメモリM109から読込む。
次に、ステップP33でワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の第2の補正値をメモリM111から読込んだ後、ステップP34でワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の印刷開始時の第3の補正値をメモリM114から読込む。
次に、ステップP35でワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の印刷開始時の第4の補正値をメモリM117から読込んだ後、ステップP36でワイピング・ロール駆動モータ40の仮の基準電流値に、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の第1の補正値及びワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の第2の補正値及びワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の印刷開始時の第3の補正値及びワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の印刷開始時の第4の補正値を加算し、ワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値を演算し、メモリM118に記憶する。
以上の動作フローにより、ワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値が演算される。
次に、ステップP37でワイピング・ロール着脱用油圧シリンダ用駆動装置135に着指令を出力した後、ステップP38で給紙部10に、給紙開始指令を出力する。
次に、ステップP39で凹版印刷部11に、印刷開始指令を出力した後、ステップP40で印刷回転速度をメモリM104から読込む。
次に、ステップP41で指令回転速度記憶用メモリM119に印刷回転速度を上書きした後、ステップP42で指令回転速度をメモリM119から読込む。
次に、ステップP43でワイピング・ロール20の回転速度比をメモリM105から読込んだ後、ステップP44で指令回転速度にワイピング・ロール20の回転速度比を乗算し、ワイピング・ロール駆動モータ40の指令回転速度を演算してメモリM120に記憶する。
次に、ステップP45で指令回転速度をメモリM119から読込んだ後、ステップP46で原動モータ・ドライバ138に、D/A変換器137を介して、指令回転速度を出力する。
次に、ステップP47でワイピング・ロール駆動モータ40の指令回転速度をメモリM120から読込んだ後、ステップP48でワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144に、D/A変換器143を介して、ワイピング・ロール駆動モータ40の指令回転速度を出力する。
次に、ステップP49で原動モータ用ロータリ・エンコーダ142に接続されたF/V変換器141より、A/D変換器140を介してその出力を読込み、メモリM121に記憶した後、ステップP50で原動モータ用ロータリ・エンコーダ142に接続されたF/V変換器141の出力より、凹版印刷機の現在の回転速度を演算し、メモリM122に記憶する。
次に、ステップP51で指令回転速度をメモリM119から読込んだ後、ステップP52で凹版印刷機の現在の回転速度=指令回転速度か否かを判断する。
次に、前述したステップP52で可であればステップP53でワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144より、電流値を読込み、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値記憶用メモリM123に記憶する一方、否であればステップP45に戻る。
次に、ステップP54でワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値をメモリM118から読込んだ後、ステップP55でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値よりワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値を減算し、ワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値の差を演算してメモリM124に記憶する。
次に、ステップP56でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値の差より、ワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値の差の絶対値を演算し、メモリM125に記憶した後、ステップP57でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値の差の許容値をメモリM126から読込む。
次に、ステップP58でワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値の差の絶対値≦ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値の差の許容値か否かを判断し、可であれば後述するステップP72に移行する一方、否であればステップP59でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値をメモリM123から読込む。
次に、ステップP60でワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値をメモリM118から読込んだ後、ステップP61でワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値>ワイピング・ロール駆動モータの印刷開始時の基準電流値か否かを判断する。
次に、前述したステップP61で可であればステップP62でワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147に逆転指令を出力する一方、否であれば後述するステップP67に移行する。
次に、ステップP63でワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144より、電流値を読込み、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値記憶用メモリM123に記憶した後、ステップP64でワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値をメモリM118から読込む。
次に、ステップP65でワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値=ワイピング・ロール駆動モータの印刷開始時の基準電流値か否かを判断し、可であればステップP66でワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147への逆転指令出力を停止して後述するステップP72に移行する一方、否であればステップP63に戻る。
次に、前述したステップP67でワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147に、正転指令を出力した後、ステップP68でワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144より、電流値を読込み、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値記憶用メモリM123に記憶する。
次に、ステップP69でワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値をメモリM118から読込んだ後、ステップP70でワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値=ワイピング・ロール駆動モータの印刷開始時の基準電流値か否かを判断する。
次に、前記ステップP70で可であればでステップP71でワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147への正転指令出力を停止して後述するステップP72に移行する一方、否であればステップP68に戻る。
以上の動作フローにより、凹版胴17にワイピング・ロール20が最適な接触圧で押し付けられた時のワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値が設定される。
次に、前記ステップP72でワイピング・ロール20の材質をメモリM103から読込んだ後、ステップP73でワイピング・ロール20の材質に応じた、ワイピング・ロールの表面温度−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルをメモリM112から読込む。
次に、ステップP74でワイピング・ロールの表面温度測定器132より、A/D変換器131を介して、ワイピング・ロールの表面温度を読込み、現在のワイピング・ロールの表面温度記憶用メモリM127に記憶した後、ステップP75でワイピング・ロール20の材質に応じたワイピング・ロールの表面温度−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルを用いて、現在のワイピング・ロールの表面温度より、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の現在の第3の補正値を求め、メモリM128に記憶する。
次に、ステップP76でワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の印刷開始時の第3の補正値をメモリM114から読込んだ後、ステップP77でワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の現在の第3の補正値よりワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の印刷開始時の第3の補正値を減算し、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の現在の第3の補正値の差を演算し、メモリM129に記憶する。
次に、ステップP78でワイピング・ロール20の材質をメモリM103から読込んだ後、ステップP79でワイピング・ロール20の材質に応じた、室温−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルをメモリM115から読込む。
次に、ステップP80で室温測定器134より、A/D変換器133を介して、室温を読込み、現在の室温記憶用メモリM130に記憶した後、ステップP81でワイピング・ロール20の材質に応じた室温−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルを用いて、現在の室温より、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の現在の第4の補正値を求め、メモリM131に記憶する。
次に、ステップP82でワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の印刷開始時の第4の補正値をメモリM117から読込んだ後、ステップP83でワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の現在の第4の補正値よりワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の印刷開始時の第4の補正値を減算し、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の現在の第4の補正値の差を演算し、メモリM132に記憶する。
次に、ステップP84でワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値をメモリM118から読込んだ後、ステップP85でワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の現在の第3の補正値の差をメモリM129から読込む。
次に、ステップP86でワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の現在の第4の補正値の差をメモリM132から読込んだ後、ステップP87でワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値に、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の現在の第3の補正値の差及びワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の現在の第4の補正値の差を加算し、ワイピング・ロール駆動モータ40の現在の基準電流値を演算してメモリM133に記憶する。
以上の動作フローにより、印刷中におけるワイピング・ロールの表面温度と室温に応じた最適なワイピング・ロール駆動モータ40の現在の基準電流値が演算される。
次に、ステップP88で凹版印刷機駆動停止スイッチ121がONされたか否かを判断し、可であればステップP89で給紙部10に、給紙停止指令を出力する一方、否であれば後述するステップP94に移行する。
次に、ステップP90で凹版印刷部11に、印刷停止指令を出力した後、ステップP91でワイピング・ロール着脱用油圧シリンダ用駆動装置135に、脱指令を出力する。
次に、ステップP92で原動モータ・ドライバ138に、停止指令を出力した後、ステップP93でワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144に、停止指令を出力する。
次に、前記ステップP94でワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144より、電流値を読込み、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値記憶用メモリM123に記憶した後、ステップP95でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の基準電流値をメモリM133から読込む。
次に、ステップP96でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値よりワイピング・ロール駆動モータ40の現在の基準電流値を減算し、ワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値の差を演算し、メモリM124に記憶した後、ステップP97でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値の差より、ワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値の差の絶対値を演算し、メモリM125に記憶する。
次に、ステップP98でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値の差の許容値をメモリM126から読込んだ後、ステップP99でワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値の差の絶対値≦ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP99で可であればステップP72に戻る一方、否であればステップP100でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値をメモリM123から読込む。
次に、ステップP101でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の基準電流値をメモリM133から読込んだ後、ステップP102でワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値>ワイピング・ロール駆動モータの現在の基準電流値か否かを判断する。
次に、前記ステップP102で可であればステップP103でワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147に、逆転指令を出力する一方、否であれば後述するステップP108に移行する。
次に、ステップP104でワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144より、電流値を読込み、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値記憶用メモリM123に記憶した後、ステップP105でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の基準電流値をメモリM133から読込む。
次に、ステップP106でワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値=ワイピング・ロール駆動モータの現在の基準電流値か否かを判断し、可であればステップP107でワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147への逆転指令出力を停止してステップP72に戻る一方、否であればステップP104に戻る。
次に、前記ステップP108でワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147に、正転指令を出力した後、ステップP109でワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144より、電流値を読込み、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値記憶用メモリM123に記憶する。
次に、ステップP110でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の基準電流値をメモリM133から読込んだ後、ステップP111でワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値=ワイピング・ロール駆動モータの現在の基準電流値か否かを判断し、可であればステップP112でワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147への正転指令出力を停止してステップP72に戻る一方、否であればステップP109に戻る。
以上の動作フローにより、凹版印刷機の定常運転時には、凹版胴17にワイピング・ロ
ール20が常に最適な接触圧で押し付けられるようにワイピング・ロール接触圧調整用モータ30が自動で駆動制御される。
このようにして、本実施例によれば、印刷中に、ワイピング・ロール20の表面温度及び室温に応じてワイピング・ロール20の接触圧が最適に自動調整されるので、オペレータの負担が軽減されるとともに、紙やインキ等の印刷資材の無駄が省ける。加えて、ワイピング・ロール20の寿命を長持ちさせることもできる。
図9A乃至図9Cは本発明の実施例2におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイ
ピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置のハード・ブロック図、図10A乃至図10Dと図11A及び図11Bと図12と図13A及び図13Bとは本発明の実施例2におけるワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆動制御装置の動作フロー図である。尚、ワイピング装置の接触圧調整機構とワイピング装置の駆動系と凹版印刷機は実施例1の図6乃至図8と同じ構成であるので、これらを参照して重複する説明は省略する。
本実施例の駆動制御装置50は、印刷中のワイピング・ロール駆動モータ40の基準負荷(基準電流値)をワイピング・ロールの表面温度及び室温と相関関係にある印刷時間に応じて補正し、ワイピング・ロール駆動モータ40の負荷(電流値)が補正した基準負荷(基準電流値)になるようにワイピング・ロール20を凹版胴17に押し付けて接触圧を調整するワイピング・ロール接触圧調整用モータ30を制御するようになっている。
即ち、図9A乃至図9Cに示すように、駆動制御装置50は、CPU100、ROM101及びRAM102の他に、各入出力装置103〜111と内部クロック・カウンタ112とインタフェース113がBUS(母線)で接続されて構成されている。
このBUSには、インキの種類記憶用メモリM100、被印刷物の種類記憶用メモリM101、絵柄の種類記憶用メモリM102、ワイピング・ロールの材質記憶用メモリM103、印刷回転速度記憶用メモリM104、ワイピング・ロールの回転速度比記憶用メモリM105、インキの種類−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブル記憶用メモリM106、ワイピング・ロール駆動モータの仮の基準電流値記憶用メモリM107、被印刷物の種類−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブル記憶用メモリM108、ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値の第1の補正値記憶用メモリM109、絵柄の種類−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブル記憶用メモリM110が接続されている。
また、BUSには、ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値の第2の補正値記憶用メモリM111、ワイピング・ロールの表面温度−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブル記憶用メモリM112、印刷開始時のワイピング・ロールの表面温度記憶用メモリM113、ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値の印刷開始時の第3の補正値記憶用メモリM114、室温−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブル記憶用メモリM115、印刷開始時の室温記憶用メモリM116、ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値の印刷開始時の第4の補正値記憶用メモリM117、ワイピング・ロール駆動モータの印刷開始時の基準電流値記憶用メモリM118、指定回転速度記憶用メモリM119、ワイピング・ロール駆動モータの指令回転速度記憶用メモリM120が接続されている。
また、BUSには、原動モータ用ロータリ・エンコーダに接続されたF/V変換器の出力記憶用メモリM121、凹版印刷機の現在の回転速度記憶用メモリM122、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値記憶用メモリM123、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値の差記憶用メモリM124、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値の差の絶対値記憶用メモリM125、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値の差の許容値記憶用メモリM126、ワイピング・ロール駆動モータの現在の基準電流値記憶用メモリM133、内部クロック・カウンタのカウント値記憶用メモリM134、印刷時間記憶用メモリM135、ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値の現在の補正値記憶用メモリM136、印刷時間−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブル記憶用メモリM137が接続されている。
さらに、入出力装置103には、凹版印刷機駆動スイッチ120、凹版印刷機駆動停止
スイッチ121、キーボードや各種スイッチ及びボタン等の入力装置122、CRTやランプ等の表示器123、及び、フロッピー(登録商標)・ディスクドライブやプリンタ等の出力装置124が接続されている。
入出力装置104には、インキの種類設定器125、被印刷物の種類設定器126、絵柄の種類設定器127、ワイピング・ロールの材質設定器128、印刷回転速度設定器129、ワイピング・ロールの回転速度比設定器130が接続されている。
入出力装置105には、A/D変換器131を介してワイピング・ロールの表面温度測定器132が接続されているとともに、A/D変換器133を介して室温測定器134が接続されている。
入出力装置106には、ワイピング・ロール着脱用油圧シリンダ用駆動装置135を介してワイピング・ロール着脱用油圧シリンダ23が接続されている。
入出力装置107には、D/A変換器137及び原動モータ・ドライバ138を介して原動モータ139が接続されている。
入出力装置108には、A/D変換器140及びF/V変換器141を介して前記原動モータに連結駆動される原動モータ用ロータリ・エンコーダ142が接続されている。また、原動モータ用ロータリ・エンコーダ142は、前記原動モータ・ドライバ138に接続されている。
入出力装置109には、後述するワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144から電流値が入力される。
入出力装置110には、D/A変換器143及び前述したワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144を介してワイピング・ロール駆動モータ40が接続されている。また、ワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144には前記ワイピング・ロール駆動モータ40に連結駆動されるワイピング・ロール駆動モータ用ロータリ・エンコーダ146が接続されている。
入出力装置111には、ワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147を介してワイピング・ロール接触圧調整用モータ30が接続されている。
そして、インタフェース113には、給紙部10と凹版印刷部11が接続されている。
以下に、上述したワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用
モータの駆動制御装置50の動作について説明する。
駆動制御装置50は、図10A乃至図10Dと図11A及び図11Bと図12と図13A及び図13Bに示す動作フローにしたがって動作する。
即ち、ステップP1でインキの種類設定器125に、入力が有ったか否かを判断し、可であればステップP2でインキの種類設定器125より、インキの種類を読込み、メモリM100に記憶する一方、否であれば直に後述するステップP3に移行する。
次に、前記ステップP3で被印刷物の種類設定器126に、入力が有ったか否かを判断し、可であればステップP4で被印刷物の種類設定器126より、被印刷物の種類を読込み、メモリM101に記憶する一方、否であれば直に後述するステップP5に移行する。
次に、前記ステップP5で絵柄の種類設定器127に、入力が有ったか否かを判断し、可であればステップP6で絵柄の種類設定器127より、絵柄の種類を読込み、メモリM102に記憶する一方、否であれば直に後述するステップP7に移行する。
次に、前記ステップP7でワイピング・ロールの材質設定器128に、入力が有ったか否かを判断し、可であればステップP8でワイピング・ロールの材質設定器128より、ワイピング・ロール20の材質を読込み、メモリM103に記憶する一方、否であれば直に後述するステップP9に移行する。
次に、前記ステップP9で印刷回転速度設定器129に、印刷回転速度が入力されたか否かを判断し、可であればステップP10で印刷回転速度設定器129より、印刷回転速度を読込み、メモリM104に記憶する一方、否であれば直に後述するステップP11に移行する。
次に、前記ステップP11でワイピング・ロールの回転速度比設定器130に、ワイピング・ロール20の回転速度比が入力されたか否かを判断し、可であればステップP12でワイピング・ロールの回転速度比設定器130より、ワイピング・ロール20の回転速度比を読込み、メモリM105に記憶する一方、否であれば直に後述するステップP13に移行する。
次に、前記ステップP13で凹版印刷機駆動スイッチ120がONか否かを判断し、可であればステップP14でインキの種類−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルをメモリM106から読込む一方、否であればステップP1に戻る。
次に、ステップP15でインキの種類をメモリM100から読込んだ後、ステップP16でインキの種類−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルを用いて、インキの種類より、ワイピング・ロール駆動モータ40の仮の基準電流値を求め、メモリM107に記憶する。
次に、ステップP17で被印刷物の種類−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルをメモリM108から読込んだ後、ステップP18で被印刷物の種類をメモリM101から読込む。
次に、ステップP19で被印刷物の種類−ワイピング・ロール駆動モ−タの基準電流値変換用テーブルを用いて、被印刷物の種類より、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の第1の補正値を求め、メモリM109に記憶した後、ステップP20で絵柄の種類−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルをメモリM110から読込む。
次に、ステップP21で絵柄の種類をメモリM102から読込んだ後、ステップP22で絵柄の種類−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルを用いて、絵柄の種類より、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の第2の補正値を求め、メモリM111に記憶する。
次に、ステップP23でワイピング・ロール20の材質をメモリM103から読込んだ後、ステップP24でワイピング・ロール20の材質に応じた、ワイピング・ロールの表面温度−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルをメモリM112から読込む。
次に、ステップP25でワイピング・ロールの表面温度測定器132より、A/D変換器131を介して、ワイピング・ロール20の表面温度を読込み、印刷開始時のワイピング・ロールの表面温度記憶用メモリM113に記憶した後、ステップP26でワイピング・ロール20の材質に応じたワイピング・ロールの表面温度−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルを用いて、印刷開始時のワイピング・ロールの表面温度より、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の印刷開始時の第3の補正値を求め、メモリM114に記憶する。
次に、ステップP27でワイピング・ロール20の材質をメモリM103から読込んだ後、ステップP28でワイピング・ロール20の材質に応じた、室温−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルをメモリM115から読込む。
次に、ステップP29で室温測定器134より、A/D変換器133を介して、室温を読込み、印刷開始時の室温記憶用メモリM116に記憶した後、ステップP30でワイピング・ロール20の材質に応じた室温−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルを用いて、印刷開始時の室温より、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の印刷開始時の第4の補正値を求め、メモリM117に記憶する。
次に、ステップP31でワイピング・ロール駆動モータ40の仮の基準電流値をメモリM107から読込んだ後、ステップP32でワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の第1の補正値をメモリM109から読込む。
次に、ステップP33でワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の第2の補正値をメモリM111から読込んだ後、ステップP34でワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の印刷開始時の第3の補正値をメモリM114から読込む。
次に、ステップP35でワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の印刷開始時の第4の補正値をメモリM117から読込んだ後、ステップP36でワイピング・ロール駆動モータ40の仮の基準電流値に、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の第1の補正値及びワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の第2の補正値及びワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の印刷開始時の第3の補正値及びワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の印刷開始時の第4の補正値を加算し、ワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値を演算し、メモリM118に記憶する。
以上の動作フローにより、ワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値が演算される。
次に、ステップP37でワイピング・ロール着脱用油圧シリンダ用駆動装置135に着指令を出力した後、ステップP38で給紙部10に、給紙開始指令を出力する。
次に、ステップP39で凹版印刷部11に、印刷開始指令を出力した後、ステップP40で内部クロック・カウンタ112に、イネーブル信号及びリセット信号を出力する。
次に、ステップP41で内部クロック・カウンタ112へのリセット信号出力を停止した後、ステップP42で印刷回転速度をメモリM104から読込む。
次に、ステップP43で指令回転速度記憶用メモリM119に印刷回転速度を上書きした後、ステップP44で指令回転速度をメモリM119から読込む。
次に、ステップP45でワイピング・ロール20の回転速度比をメモリM105から読込んだ後、ステップP46で指令回転速度にワイピング・ロール20の回転速度比を乗算し、ワイピング・ロール駆動モータ40の指令回転速度を演算してメモリM120に記憶する。
次に、ステップP47で指令回転速度をメモリM119から読込んだ後、ステップP48で原動モータ・ドライバ138に、D/A変換器137を介して、指令回転速度を出力する。
次に、ステップP49でワイピング・ロール駆動モータ40の指令回転速度をメモリM120から読込んだ後、ステップP50でワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144に、D/A変換器143を介して、ワイピング・ロール駆動モータ40の指令回転速度を出力する。
次に、ステップP51で原動モータ用ロータリ・エンコーダ142に接続されたF/V変換器141より、A/D変換器140を介してその出力を読込み、メモリM121に記憶した後、ステップP52で原動モータ用ロータリ・エンコーダ142に接続されたF/V変換器141の出力より、凹版印刷機の現在の回転速度を演算し、メモリM122に記憶する。
次に、ステップP53で指令回転速度をメモリM119から読込んだ後、ステップP54で凹版印刷機の現在の回転速度=指令回転速度か否かを判断する。
次に、前述したステップP54で可であればステップP55でワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144より、電流値を読込み、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値記憶用メモリM123に記憶する一方、否であればステップP47に戻る。
次に、ステップP56でワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値をメモリM118から読込んだ後、ステップP57でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値よりワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値を減算し、ワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値の差を演算してメモリM124に記憶する。
次に、ステップP58でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値の差より、ワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値の差の絶対値を演算し、メモリM125に記憶した後、ステップP59でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値の差の許容値をメモリM126から読込む。
次に、ステップP60でワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値の差の絶対値≦ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値の差の許容値か否かを判断し、可であれば後述するステップP74に移行する一方、否であればステップP61でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値をメモリM123から読込む。
次に、ステップP62でワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値をメモリM118から読込んだ後、ステップP63でワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値>ワイピング・ロール駆動モータの印刷開始時の基準電流値か否かを判断する。
次に、前述したステップP63で可であればステップP64でワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147に逆転指令を出力する一方、否であれば後述するステップP69に移行する。
次に、ステップP65でワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144より、電流値を読込み、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値記憶用メモリM123に記憶した後、ステップP66でワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値をメモリM118から読込む。
次に、ステップP67でワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値=ワイピング・ロール駆動モータの印刷開始時の基準電流値か否かを判断し、可であればステップP68でワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147への逆転指令出力を停止して後述するステップP74に移行する一方、否であればステップP65に戻る。
次に、前述したステップP69でワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147に、正転指令を出力した後、ステップP70でワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144より、電流値を読込み、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値記憶用メモリM123に記憶する。
次に、ステップP71でワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値をメモリM118から読込んだ後、ステップP72でワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値=ワイピング・ロール駆動モータの印刷開始時の基準電流値か否かを判断する。
次に、前記ステップP72で可であればステップP73でワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147への正転指令出力を停止して後述するステップP74に移行する一方、否であればステップP70に戻る。
以上の動作フローにより、凹版胴17にワイピング・ロール20が最適な接触圧で押し付けられた時のワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値が設定される。
次に、前記ステップP74で内部クロック・カウンタ112より、カウント値を読込み、メモリM134に記憶した後、ステップP75で内部クロック・カウンタ112のカウント値より、印刷時間を演算してメモリM135に記憶する。
次に、ステップP76でワイピング・ロール20の材質をメモリM103から読込んだ後、ステップP77でワイピング・ロールの材質に応じた、印刷時間−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルをメモリM137から読込む。
次に、ステップP78でワイピング・ロールの材質に応じた印刷時間−ワイピング・ロール駆動モータの基準電流値変換用テーブルを用いて、印刷時間より、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の現在の補正値を求め、メモリM136に記憶した後、ステップP79でワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値をメモリM118から読込む。
次に、ステップP80でワイピング・ロール駆動モータ40の印刷開始時の基準電流値に、ワイピング・ロール駆動モータ40の基準電流値の現在の補正値を加算し、ワイピング・ロール駆動モータ40の現在の基準電流値を演算してメモリM133に記憶した後、後述するステップP81に移行する。
以上の動作フローにより、印刷時間に応じた最適なワイピング・ロール駆動モータ40の現在の基準電流値が演算される。
次に、ステップP81で凹版印刷機駆動停止スイッチ121がONされたか否かを判断し、可であればステップP82で給紙部10に、給紙停止指令を出力する一方、否であれば後述するステップP88に移行する。
次に、ステップP83で凹版印刷部11に、印刷停止指令を出力した後、ステップP84で内部クロック・カウンタ112へのイネーブル信号出力を停止する。
次に、ステップP85でワイピング・ロール着脱用油圧シリンダ用駆動装置135に、脱指令を出力した後、ステップP86で原動モータ・ドライバ138に、停止指令を出力する。
その後、ステップP87でワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144に、停止指令を出力する。
次に、前記ステップP88でワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144より、電流値を読込み、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値記憶用メモリM123に記憶した後、ステップP89でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の基準電流値をメモリM133から読込む。
次に、ステップP90でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値よりワイピング・ロール駆動モータ40の現在の基準電流値を減算し、ワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値の差を演算し、メモリM124に記憶した後、ステップP91でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値の差より、ワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値の差の絶対値を演算し、メモリM125に記憶する。
次に、ステップP92でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値の差の許容値をメモリM126から読込んだ後、ステップP93でワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値の差の絶対値≦ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値の差の許容値か否かを判断する。
次に、前記ステップP93で可であればステップP74に戻る一方、否であればステップP94でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の電流値をメモリM123から読込む。
次に、ステップP95でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の基準電流値をメモリM133から読込んだ後、ステップP96でワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値>ワイピング・ロール駆動モータの現在の基準電流値か否かを判断する。
次に、前記ステップP96で可であればステップP97でワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147に、逆転指令を出力する一方、否であれば後述するステップP102に移行する。
次に、ステップP98でワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144より、電流値を読込み、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値記憶用メモリM123に記憶した後、ステップP99でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の基準電流値をメモリM133から読込む。
次に、ステップP100でワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値=ワイピング・ロール駆動モータの現在の基準電流値か否かを判断し、可であればステップP101でワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147への逆転指令出力を停止してステップP74に戻る一方、否であればステップP98に戻る。
次に、前記ステップP102でワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147に、正転指令を出力した後、ステップP103でワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ144より、電流値を読込み、ワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値記憶用メモリM123に記憶する。
次に、ステップP104でワイピング・ロール駆動モータ40の現在の基準電流値をメモリM133から読込んだ後、ステップP105でワイピング・ロール駆動モータの現在の電流値=ワイピング・ロール駆動モータの現在の基準電流値か否かを判断し、可であればステップP106でワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ147への正転指令出力を停止してステップP74に戻る一方、否であればステップP103に戻る。
以上の動作フローにより、凹版印刷機の定常運転時には、凹版胴17にワイピング・ロ
ール20が常に最適な接触圧で押し付けられるようにワイピング・ロール接触圧調整用モータ30
が自動で駆動制御される。
このようにして、本実施例によれば、ワイピング・ロール20の表面温度及び室温と相関関係にある印刷時間に応じてワイピング・ロール20の接触圧が最適に自動調整されるので、実施例1と同様の作用効果が得られる。
尚、本発明は上記各実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能であることはいうまでもない。また、本発明は、凹版印刷機のニップ圧(幅)を管理する部分において、片側のロールを単独駆動した場合、例えば着肉ロール(パターンロール)と凹版胴、着肉ロールとコレクト胴等にも適用可能である。
10 給紙部
11 凹版印刷部
12 排紙部
13 機械フレーム
14 ワイピング装置
15 切欠き
16 着肉ローラ群
17 凹版胴
18 圧胴
20 ワイピング・ロール
21 偏心軸受
22 金具
23 ワイピング・ロール着脱用油圧シリンダ
24 ピン
25 スラストベアリング
26 ネジ軸
27 洗浄液槽
28 ネジ軸受
29 ブラケット
30 ワイピング・ロール接触圧調整用モータ
31 モータ軸
32 ギア
33 ギア
34 検出体
40 ワイピング・ロール駆動モータ
41 出力軸
42 フレーム
43 ベアリング
44 駆動軸
45 カップリング
46 減速機
50 ワイピング・ロール駆動モータ及びワイピング・ロール接触圧調整用モータの駆
動制御装置
112 内部クロック・カウンタ
125 インキの種類設定器
126 被印刷物の種類設定器
127 絵柄の種類設定器
128 ワイピング・ロールの材質設定器
132 ワイピング・ロールの表面温度測定器
134 室温測定器
135 ワイピング・ロール着脱用油圧シリンダ用駆動装置
144 ワイピング・ロール駆動モータ・ドライバ
146 ワイピング・ロール駆動モータ用ロータリ・エンコーダ
147 ワイピング・ロール接触圧調整用モータ・ドライバ

Claims (6)

  1. 回転可能に支持された凹版胴に支持された凹版と、
    前記凹版に対接し、回転可能に支持されたワイピング・ロールと、
    前記ワイピング・ロールを回転駆動する為のワイピング・ロール駆動用モータと、
    前記凹版に対する前記ワイピング・ロールの接触圧を調整する接触圧調整機構と、
    前記接触圧調整機構を駆動する接触圧調整モータと、
    を備えた凹版印刷機の接触圧調整方法において、
    ワイピング・ロールの表面温度を検出し、
    検出したワイピング・ロールの表面温度に応じて、前記ワイピング・ロール駆動用モータの基準負荷を補正し、
    ワイピング・ロール駆動用モータの負荷が、前記補正した基準負荷と等しくなるように、前記接触圧調整モータを駆動すること、
    を特徴とする凹版印刷機の接触圧調整方法。
  2. 室温を検出し、
    検出した室温に応じて、前記ワイピング・ロール駆動用モータの基準負荷を補正し、
    ワイピング・ロール駆動用モータの負荷が、前記補正した基準負荷と等しくなるように、前記接触圧調整モータを駆動すること、
    を特徴とする請求項1に記載の凹版印刷機の接触圧調整方法。
  3. 回転可能に支持された凹版胴に支持された凹版と、
    前記凹版に対接し、回転可能に支持されたワイピング・ロールと、
    前記ワイピング・ロールを回転駆動する為のワイピング・ロール駆動用モータと、
    前記凹版に対する前記ワイピング・ロールの接触圧を調整する接触圧調整機構と、
    前記接触圧調整機構を駆動する接触圧調整モータと、
    を備えた凹版印刷機の接触圧調整方法において、
    印刷時間を計測し、
    計測した印刷時間に応じて、前記ワイピング・ロール駆動用モータの基準負荷を補正し、
    ワイピング・ロール駆動用モータの負荷が、前記補正した基準負荷と等しくなるように、前記接触圧調整モータを駆動すること、
    を特徴とする凹版印刷機の接触圧調整方法。
  4. 回転可能に支持された凹版胴に支持された凹版と、
    前記凹版に対接し、回転可能に支持されたワイピング・ロールと、
    前記ワイピング・ロールを回転駆動する為のワイピング・ロール駆動用モータと、
    前記凹版に対する前記ワイピング・ロールの接触圧を調整する接触圧調整機構と、
    前記接触圧調整機構を駆動する接触圧調整モータと、
    を備えた凹版印刷機の接触圧調整装置において、
    ワイピング・ロールの表面温度を検出し、検出したワイピング・ロールの表面温度に応じて、前記ワイピング・ロール駆動用モータの基準負荷を補正し、ワイピング・ロール駆動用モータの負荷が、前記補正した基準負荷と等しくなるように、前記接触圧調整モータを駆動制御する制御装置を設けたこと、
    を特徴とする凹版印刷機の接触圧調整装置。
  5. 前記制御装置は、室温を検出し、検出した室温に応じて、前記ワイピング・ロール駆動用モータの基準負荷を補正し、ワイピング・ロール駆動用モータの負荷が、前記補正した基準負荷と等しくなるように、前記接触圧調整モータを駆動制御することを特徴とする請求項4に記載の凹版印刷機の接触圧調整装置。
  6. 回転可能に支持された凹版胴に支持された凹版と、
    前記凹版に対接し、回転可能に支持されたワイピング・ロールと、
    前記ワイピング・ロールを回転駆動する為のワイピング・ロール駆動用モータと、
    前記凹版に対する前記ワイピング・ロールの接触圧を調整する接触圧調整機構と、
    前記接触圧調整機構を駆動する接触圧調整モータと、
    を備えた凹版印刷機の接触圧調整装置において、
    刷時間を計測し、計測した印刷時間に応じて、前記ワイピング・ロール駆動用モータの基準負荷を補正し、ワイピング・ロール駆動用モータの負荷が、前記補正した基準負荷と等しくなるように、前記接触圧調整モータを駆動制御する制御装置を設けたことを特徴とする凹版印刷機の接触圧調整装置。
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