JP2016054465A - 無線モジュール、電子モジュール及び測定方法 - Google Patents

無線モジュール、電子モジュール及び測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 低コスト化及び省スペース化を実現可能な無線モジュールを提供する。
【解決手段】 パターンアンテナ111と、パターンアンテナ111を介して信号を送受信するRF部122とが基板113に配された無線モジュール100であって、パターンアンテナ111の先端部分に端子112が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は無線モジュール、電子モジュール及び測定方法に関する。
従来より、アンテナを内蔵するアンテナ一体型の無線モジュールが知られている。アンテナ一体型の無線モジュールでは、RF(Radio Frequency)特性の測定用として、例えば、アンテナと無線部との間に切り替え機能付きのコネクタを実装しており、当該コネクタは、RF特性測定時には、測定器側に切り替えて使用される。これにより、測定器ではアンテナを切り離して無線部のRF特性を測定することができる。
特開2002−111379号公報
しかしながら、切り替え機能付きのコネクタを無線モジュールに実装させた場合、コストが高くなるうえ、コネクタの実装スペースが必要となるため、無線モジュールの小型化の妨げとなるという問題がある。
本発明の1つの側面では、低コスト化及び省スペース化を実現可能な無線モジュールを提供する。
本発明の実施形態に係る無線モジュールは、以下のような構成を有する。すなわち、
アンテナと、該アンテナを介して信号を送受信する回路とが基板に配された無線モジュールであって、
前記アンテナの先端部分に端子が設けられていることを特徴とする。
本発明の各実施形態によれば、低コスト化及び省スペース化を実現可能な無線モジュールを提供することが可能になる。
第1の実施形態に係る無線モジュールの構成を示す図である。 無線モジュールのRF特性の測定方法を説明するための図である。 パターンアンテナのアンテナ機能の無効化の効果を説明するための図である。 RF特性測定時の、伝送線路、パターンアンテナ、測定器の関係を模式的に示した図である。 インピーダンス整合をとるためのアンテナ部の構成を説明するための図である。 インピーダンス整合の効果を説明するための図である。 第2の実施形態に係る無線モジュールの構成を示す図である。 アンテナ部にコプレーナ線路を形成した場合の効果を説明するための図である。 パターンアンテナのアンテナ機能の無効化の効果を説明するための図である。 第3の実施形態に係る無線モジュールのアンテナ部の構成を示す図である。 第4の実施形態に係る無線モジュールの構成を示す図である。 第5の実施形態に係る無線モジュールの構成を示す図である。 第6の実施形態に係る無線モジュールのアンテナ部の構成を示す図である。 第7の実施形態に係る無線モジュールのアンテナ部の構成を示す図である。 第8の実施形態に係る無線モジュールの構成を示す図である。 スイッチ部の接続先を切り替えた場合の電圧定在波比を示す図である。 第9の実施形態に係る無線モジュールの構成を示す図である。
本発明の各実施形態に係る無線モジュールは、切り替え機能付きのコネクタを実装させることなくRF(Radio Frequency)特性(高周波特性)を測定できる構成とすることで、低コスト化及び省スペース化の実現を図るものである。
ここで、切り替え機能付きのコネクタを実装しない構成とした場合、RF特性の測定時においても無線モジュール利用時(電波放射時)と同じ経路で信号が伝送されることになる。このため、アンテナによる電波の放射の影響やインピーダンスの不整合の影響による信号損失が発生し、RF特性を精度よく測定することは困難となる。
このような状況に対して、無線部とアンテナ部との間に分岐点を設け、先端に端子を配した線路を分岐点から分岐させるとともに、RF特性測定時に、アンテナ部をグランド面に接地する対応が考えられる。これにより、RF特性測定時に、見かけ上、分岐点からアンテナ部を切り離すことができる(つまり、RF特性の測定時に異なる経路で信号を伝送させることができる)。しかしながら、かかる構成の場合、分岐点から所定長の線路を分岐させる必要があるため、無線モジュールの小型化が困難であるという問題がある。
そこで、本発明の各実施形態に係る無線モジュールでは、切り替え機能付きのコネクタを実装させることなくRF特性を測定できるようにするにあたり、RF特性の測定時も同じ経路で信号を伝送させつつ、信号損失を低減させる解決策に着目した。具体的には、RF特性を測定する測定器のプローブを接続するための端子をアンテナの先端部分に設けたうえで、
・RF特性測定時にグランド面に無線モジュールを設置し、アンテナを伝送線路として機能させることで(アンテナのアンテナ機能を無効化することで)、アンテナによる電波の放射の影響を排除し、信号損失を低減させるようにした。
・無線モジュールをグランド面に設置した状態でのアンテナの特性インピーダンスが所定の値(アンテナまでの伝送線路の特性インピーダンスの値及びアンテナに接続される測定器の特性インピーダンスの値と等しい値)となるように構成した。これにより、インピーダンスの不整合の影響を排除し、信号損失を低減させるようにした。
この結果、本発明の各実施形態によれば、RF特性の測定を精度よく行うことができるようになり、かつ、低コスト化及び省スペース化を実現可能な無線モジュールを提供できるようになる。
以下、本発明の各実施形態の詳細について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[第1の実施形態]
<1.無線モジュールの全体構成>
はじめに、第1の実施形態に係る無線モジュールの構成について説明する。図1は、無線モジュール100の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る無線モジュール100は、アンテナ一体型の無線モジュールであり、アンテナ部110と無線部120とを有する。
アンテナ部110は、基板113上に形成され、電波の放射及び受信を行うパターンアンテナ111を有する。また、アンテナ部110は、パターンアンテナ111の先端部分(先端位置または先端位置近傍)に、RF特性を測定する測定器のプローブを接続するための端子112を有する。なお、アンテナ部110において、パターンアンテナ111の上にはレジスト層が積層されており、端子112は、例えばパターンアンテナ111の先端部分のレジスト層を剥離することで形成される。
無線部120は伝送線路121、RF部122およびMCU(Micro Control Unit)部123を有する。伝送線路121は、RF部122より出力される信号をアンテナ部110のパターンアンテナ111に伝送する。RF部122は、MCU部からの指示に基づいて、パターンアンテナ111により電波として放射される信号を送信し、パターンアンテナ111において受信した電波を、伝送線路121を介して信号として受信する回路である。MCU部123は、配線124を介してRF部122と接続され、RF部122による信号の送受信を制御するとともに、RF部122が出力する信号を変調したり復調したりする回路である。また、MCU部123は、外部機器(不図示)と通信するためのインタフェースを有する。なお、伝送線路121、RF部122、MCU部123、配線124は、基板113上に形成される。
<2.無線モジュールのRF特性の測定方法>
次に、無線モジュール100のRF特性の測定方法について説明する。図2は、無線モジュール100のRF特性の測定方法を示す図である。
図2(a)の上段は、無線モジュール100の平面構成を示しており、下段は、無線モジュール100のアンテナ部110のA−A断面における断面構成を示している。
無線モジュール100では、パターンアンテナ111を基板113上に形成するにあたり、パターンアンテナ111が良好な放射特性を有するよう、アンテナ部110周辺からグランド面を除くように構成されている。
これに対して、図2(b)に示すように、無線モジュール100のRF特性の測定時には、無線モジュール100を板金等のグランド面200に設置する。このように、無線モジュール100の背面にグランド面200を設置することで、アンテナ部110は、図2(b)に示すようにマイクロストリップ伝送線路を形成することになる。これにより、パターンアンテナ111のアンテナ機能が無効化される。
更に、無線モジュール100では、背面にグランド面200を設置した状態でのパターンアンテナ111の特性インピーダンスが、50Ωになるようにアンテナ部110が形成されている。つまり、背面にグランド面200を設置した状態でのパターンアンテナ111の特性インピーダンスが、伝送線路121の特性インピーダンス及び測定器210の特性インピーダンスと同じになるように、アンテナ部110が形成されている(詳細は後述)。
そして、無線モジュール100では、このような状態で、図2(c)に示すように、測定器210のプローブ211を端子112に接続し、RF特性の測定を行う。
つまり、無線モジュール100の場合、RF特性の測定を行う状態においては、
・アンテナ部110は、マイクロストリップ伝送線路を形成し、パターンアンテナ111のアンテナ機能が無効化されており、
・伝送線路121とパターンアンテナ111との間、及び、パターンアンテナ111と測定器210との間のインピーダンス整合がとれている、
状態となる。このため、RF部122より出力される信号は、
・パターンアンテナ111から放射されることなく、かつ、
・パターンアンテナ111に入力される際の反射量及び測定器210に入力される際の反射量が、極力抑えられた状態
で、プローブ211に入力されることとなる。
この結果、パターンアンテナ111による電波の放射の影響及びインピーダンス不整合の影響が排除され、信号損失を低減させた状態で、パターンアンテナ111の先端位置においてRF特性を測定することができる。
なお、図2の説明では、無線モジュール100の測定時には無線モジュール100の背面にグランド面200を設置することとしたが、無線モジュール100の上面にグランド面を設置して測定を行うようにしてもよい。あるいは、無線モジュール100の背面と上面の両方にグランド面を設置して測定を行うようにしてもよい。無線モジュールの背面と上面とにグランド面を設置した状態では、アンテナ部110は、ストリップ伝送線路を形成することとなり、図2と同様にアンテナ機能の無効化及びインピーダンス整合の効果を得ることができる。
<3.パターンアンテナのアンテナ機能の無効化の説明>
次に、パターンアンテナ111のアンテナ機能の無効化について説明する。上述したとおり、無線モジュール100がグランド面200に設置されることで、アンテナ部110はマイクロストリップ伝送線路として機能し、アンテナ機能は無効化される。なお、アンテナ部110は、パターンアンテナ111の幅及び基板113の厚さを、RF部122より出力される信号の波長に対して十分に小さくすることで、マイクロストリップ伝送線路を形成することができる。
このため、伝送線路121を伝送された信号は、パターンアンテナ111において電波として放射されることなく、測定器210により吸収される。この結果、測定器210では、パターンアンテナ111による電波の放射の影響を受けることなく、RF特性の測定を行うことができる。
図3は、パターンアンテナ111のアンテナ機能の無効化の効果を説明するための図である。このうち、図3(a)は、無線モジュール100をグランド面200に設置せずに、パターンアンテナ111の先端の端子112にてRF特性を測定した場合の信号損失を示している。一方、図3(b)は、無線モジュール100をグランド面200に設置して、パターンアンテナ111の先端の端子112にてRF特性を測定した場合の信号損失を示している。
図3(a)に示すように、無線モジュール100をグランド面200に設置しなかった場合、2.0[GHz]の信号に対して、−7.6[dB]程度の損失が発生する。また、この損失は、周波数が高くなるほど大きくなる。
一方、図3(b)に示すように、無線モジュール100をグランド面200に設置した場合、2.0[GHz]の信号に対して、−0.5[dB]程度の損失に抑えることができる。また、損失は、周波数によらず概ね一定となる。
<4.パターンアンテナのインピーダンス整合の説明>
次に、パターンアンテナ111のインピーダンス整合について説明する。図4は、RF特性測定時の、伝送線路121、パターンアンテナ111、測定器210の関係を模式的に示した図である。
図4に示すように、伝送線路121の特性インピーダンスと、無線モジュール100がグランド面200に設置された状態でのパターンアンテナ111の特性インピーダンスが等しければ、伝送線路121とパターンアンテナ111との間で信号が反射することない。また、測定器210の抵抗負荷がパターンアンテナ111の特性インピーダンスと等しければ、パターンアンテナ111と測定器210との間で信号が反射することはない。
そこで、無線モジュール100では、グランド面200に設置された状態でのアンテナ部110の特性インピーダンスが、伝送線路121の特性インピーダンス及び測定器210の特性インピーダンスと等しくなるようにアンテナ部110を構成している。これにより、伝送された信号はインピーダンス不整合による信号損失が抑えられた状態で測定器210の抵抗負荷で吸収されるからである。
図5は、インピーダンス整合をとるためのアンテナ部110の構成を説明するための図である。
図5において、アンテナ部110は、無線モジュール100をグランド面に設置した状態でのパターンアンテナ111の特性インピーダンスが伝送線路121及び測定器210の特性インピーダンスと同じ特性インピーダンスとなるように設定されている。なお、無線モジュール100をグランド面に設置した状態でのパターンアンテナ111の特性インピーダンスは、基板113の厚さと、基板113の誘電率と、パターンアンテナ111の幅及び厚さとに基づいて導出することができる。図5の例では、アンテナ部110は、
・基板113の厚さ=0.5[mm]
・基板113の誘電率=4.7[F/m]
・パターンアンテナ111の幅=0.9[mm]
・パターンアンテナ111の厚さ=35[μm]
に設定されている。
なお、図5の例では、無線モジュール100のアンテナ部110の寸法は、縦10[mm]、横40[mm]であり、無線部120の寸法は、縦30[mm]、横40[mm]である。
続いて、インピーダンス整合の効果について説明する。図6は、インピーダンス整合の効果を示す図である。図6において、横軸は周波数を示しており、縦軸はVSWR(Voltage Standing Wave Ratio(電圧定在波比))を示している。
図6に示すように、特性インピーダンスが50[Ω]となるようにアンテナ部110を構成することで、2.4[GHz]〜2.5[GHz]の周波数帯域(共振周波数)において、VSWRを1.5程度に抑えることができる。
<5.まとめ>
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る無線モジュール100では、
・パターンアンテナの先端部分にRF特性を測定するための端子を設けた。
・RF特性測定時に基板にグランド面を設置した状態で、端子にRF特性の測定用のプローブを接続した場合に、パターンアンテナが所定の特性インピーダンスを有する伝送線路を形成するようにアンテナ部を構成した。
これにより、無線モジュール100では、切り替え機能付きのコネクタを実装しなくとも、アンテナ部での信号損失を低減させることが可能となり、低コスト化、省スペース化を実現しつつ、RF特性を精度よく測定することが可能となる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、アンテナ部において、パターンアンテナに無給電素子を配することでコプレーナ線路を形成した無線モジュールについて説明する。
<1.無線モジュールの全体構成>
図7は、第2の実施形態に係る無線モジュールの構成を示す図である。このうち、図7(a)は、無線モジュール700の平面構成を示しており、図7(b)は、無線モジュール700のA−A断面図及びその拡大図を示している。なお、無線モジュール700の説明に際して、上記第1の実施形態において説明した無線モジュール100と同じ構成要素については同じ参照番号を付すこととし、ここでは説明を省略する。
図7(a)では、アンテナ部710の基板113上に無給電素子701、702が配されている。無給電素子701、702は、パターンアンテナ111に沿って、パターンアンテナ111の両側に配される。
なお、図7(b)に示すように、本実施形態において、無給電素子701、702の幅は0.5[mm]であり、無給電素子701、702とパターンアンテナ111との間隔は、0.15[mm]である。
<2.コプレーナ線路の効果の説明>
次に、図7に示したように無給電素子701、702を配し、アンテナ部710にコプレーナ線路を形成した場合の効果について図8を用いて説明する。
図8は、アンテナ部710にコプレーナ線路を形成した場合の効果を説明する図である。図8において、横軸は周波数を示しており、縦軸はVSWRを示している。また、図8中の点線(「初期」)は、無給電素子701、702を配していない状態におけるVSWRを示しており、図8中の実線(「無給電素子」)は、無給電素子701、702を配した状態におけるVSWRを示している。
図8に示すように、無給電素子701、702を配していない状態であっても配している状態であっても、インピーダンス整合がとれているため、VSWRは1.5程度に抑えられる。
一方で、図8に示すように、無給電素子701、702を配していない状態においては、2.4[GHz]〜2.5[GHz]の周波数帯域において最もVSWRが小さくなる。つまり、共振周波数=2.4[GHz]〜2.5[GHz]となる。これに対して、無給電素子701、702を配した状態においては、2.35[GHz]〜2.45[GHz]の周波数帯域において最もVSWRが小さくなる。つまり、共振周波数=2.35[GHz]〜2.45[GHz]となる。
このように、無給電素子701、702を配しアンテナ部710にコプレーナ線路を形成することで、共振周波数を低周波数側にシフトさせることができる。なお、図7に示すコプレーナ線路を用いたアンテナの共振周波数を高周波数側にシフトさせるためには、パターンアンテナ111の長さを短くすればよい。
換言すると、アンテナ部710にコプレーナ線路を形成した場合、コプレーナ線路を形成していないアンテナ部と同じ共振周波数を実現するには、パターンアンテナ111の長さを短くする。つまり、同一共振周波数を得る場合、コプレーナ線路を用いた無線モジュールを、コプレーナ線路を形成していない無線モジュール700と比較して小型化することが可能になる。
なお、アンテナ部110にコプレーナ線路を形成した場合も、RF特性測定時に無線モジュール700にグランド面200が設置されることで、第1の実施形態と同様に、パターンアンテナ111のアンテナ機能が無効化される。このため、パターンアンテナ111の先端の端子112にてRF特性を測定した場合、測定器210では、パターンアンテナ111による電波の放射の影響を受けることなく、RF特性の測定を行うことができる。
図9は、無線モジュール700におけるパターンアンテナ111のアンテナ機能の無効化の効果を説明するための図である。図9に示すように、上記第1の実施形態の図4(b)と同様に、2.0[GHz]の信号に対して、−0.3[dB]程度の損失に抑えることができる。また、損失は、周波数によらず概ね一定となる。
以上のとおり、アンテナ部110にコプレーナ線路を形成した場合、上記第1の実施形態と同様の効果が得られるとともに、上記第1の実施形態で示した無線モジュールよりも小型化することが可能になる。
[第3の実施形態]
上記第2の実施形態では、パターンアンテナ111の形状が逆L字形状の場合について説明したが、パターンアンテナ111の形状は、逆L字形状に限定されない。図10は、逆L字形状以外のパターンアンテナに対して無給電素子を配し、アンテナ部にコプレーナ線路を形成した場合を示している。
このうち、図10(a)は、T字形状のパターンアンテナ1011に無給電素子702、1001、1002を配し、アンテナ部110にコプレーナ線路を形成した場合を示している。また、図10(b)は、ミアンダ形状のパターンアンテナ1012に無給電素子1003、1004を配しアンテナ部110にコプレーナ線路を形成した場合を示している。なお、いずれの場合も上記第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第4の実施形態]
第2の実施形態では、パターンアンテナ111の先端にのみ端子を設ける構成としたが、第4の実施形態では、無給電素子の先端及び根元にも端子を設ける構成とする。
図11は、第4の実施形態に係る無線モジュール1100の構成を示す図である。なお、無線モジュール1100の説明に際して、上記第2の実施形態において説明した無線モジュール700と同じ構成要素については同じ参照番号を付すこととし、ここでは説明を省略する。
図11の無線モジュール1100では、無給電素子701、702の先端に端子1101、1102がそれぞれ配され、無給電素子701、702の根元に端子1103、1004がそれぞれ配されている。これにより、プローブ1111が測定用端子1121とグランド用端子1122、1123とを有している場合に、RF特性測定時に、グランド用端子1122、1123をそれぞれ無給電素子701、702の端子1101、1102に接続させることができる。
なお、プローブ1111のグランド用端子1122、1123は、無給電素子701、702に対してそれぞれ1点で接続させるよりも、複数点で接続させた方がRF特性を安定して測定することができる。このため、グランド用端子1122、1123は、端子1101、1102とそれぞれ接続するだけでなく、例えば、接続用の治具を用いて端子1103、1104とも接続させることが望ましい。
無給電素子701に対しては、先端の端子1101または根元の端子1103のいずれか一方の端子が配されていても、先端の端子1101及び根元の端子1103の両方が配されていてもよい。あるいは、先端の端子1101及び根元の端子1103を含む3つ以上の端子が無給電素子701に配されていてもよい。無給電素子702についても同様である。
[第5の実施形態]
第4の実施形態では、プローブ1111の測定用端子1121を接続するために、パターンアンテナ111の先端に端子を設ける構成とした。また、プローブ1111のグランド用端子1122、1123を接続するために、無給電素子701、702の先端及び根元に端子を設ける構成とした。
しかしながら、アンテナ部に設ける端子は、測定用端子1121及びグランド用端子1122、1123の接続用に限定されない。例えば、パターンアンテナ111及び無給電素子701、702の先端に設ける端子をランド形状とし、無線モジュールが搭載される搭載基板と無線モジュールとを接続できるように構成してもよい。
図12は、第5の実施形態に係る無線モジュール1200を示す図であり、図12(a)は、無線モジュール1200の上面の平面構成を、図12(b)は、無線モジュール1200の背面の平面構成をそれぞれ示している。なお、図12(a)では、無線モジュールが搭載される搭載基板1220も図示されている。無線モジュール1200の説明に際して、第4の実施形態において説明した無線モジュール1100と同じ構成要素については同じ参照番号を付すこととし、ここでは説明を省略する。
図12(a)、(b)に図示する無線モジュール1200では、パターンアンテナ111の先端にランド形状の端子1201が設けられている。また、無給電素子701、702の先端及び根元にランド形状の端子1202、1203及び端子1204、1205が設けられている。
端子1201は、プローブ1111の測定用端子1121と接続するとともに、無線モジュール1200が搭載基板1220に搭載される際には搭載基板1220に設けられている端子とも接続される。また、端子1202、1203は、RF特性測定時には、プローブ1111のグランド用端子1122、1123と接続するとともに、無線モジュール1200が搭載される際には搭載基板1220の端子とも接続される。更に、端子1204、1205は、RF特性測定時には、プローブ1111のグランド用端子1122、1123と接続するとともに、無線モジュール1200が搭載される際には搭載基板1220の端子とも接続される。
このため、例えば、延長アンテナ1221が設けられている搭載基板1220に無線モジュール1200を搭載した場合、延長アンテナ1221は、端子1201を介してパターンアンテナ111に接続される。また、搭載基板1220に設けられている延長無給電素子1222、1223それぞれは、端子1202、1203を介して無給電素子701、702に接続される。
つまり、図12に図示される無線モジュールでは、アンテナ部110に形成されたコプレーナ線路を延長させることができる。これは、例えば、アンテナ部110を小型化することでパターンアンテナ111及び無給電素子701、702が充分な長さを確保できず、所望の共振周波数を得ることができない場合において有効である。無線モジュール1200を搭載基板1220に搭載させ、電子モジュールを形成することで、コプレーナ線路が延長され、所望の共振周波数を得ることが可能となるからである。
[第6の実施形態]
第2の実施形態では、パターンアンテナ111に沿って無給電素子701、702を配し、パターンアンテナ111の先端と無給電素子701、702の先端とが同一直線上に配置されるように構成した。これに対して、第6の実施形態では、パターンアンテナの先端の位置と無給電素子の先端の位置とがずれるように、パターンアンテナ及び無給電素子の長さを設定する。このように、パターンアンテナ及び無給電素子の長さを設定することで、パターンアンテナの共振周波数を低周波数側または高周波数側にシフトさせることができる。
図13は、第6の実施形態に係る無線モジュールのアンテナ部1310の構成を示す図である。なお、図7を用いて説明した無線モジュール700のアンテナ部710と同じ構成要素については同じ参照番号を付している。
図13の無線モジュールでは、図7の無線モジュールと比較して、パターンアンテナ1311がパターンアンテナ111よりも短く設定され、無給電素子1321が無給電素子701よりも短く設定されている。このように、パターンアンテナ及び無給電素子の長さを調整することで、パターンアンテナの共振周波数を調整することが可能となる。
[第7の実施形態]
第6の実施形態では、パターンアンテナの共振周波数を変更するために、パターンアンテナ及び無給電素子の長さを調整することとしたが、第7の実施形態では、無給電素子の形状を変えることで、共振周波数を変更する。
図14は、第7の実施形態に係る無線モジュールのアンテナ部1410の構成を示す図である。なお、第2の実施形態において図7を用いて説明したアンテナ部710と同じ構成要素については同じ参照番号を付している。
図14に示す無線モジュールは、無給電素子1401から分岐した分岐無給電素子1402を有する。このように、無給電素子1401を分岐させることで、アンテナ部1410の共振周波数を調整することが可能となる。
[第8の実施形態]
第2の実施形態から第7の実施形態では、パターンアンテナを1つのみ配する構成としたが、第8の実施形態では、パターンアンテナを複数配し、スイッチ部によりいずれかのパターンアンテナに切り替えて使用する構成について説明する。
図15は、第8の実施形態に係る無線モジュールを示す図である。なお、第2の実施形態において図7を用いて説明した無線モジュール700と同じ構成要素については同じ参照番号を付している。
図15の無線モジュールでは、アンテナ部1510が、パターンアンテナ111、端子112、無給電素子701、702に加え、パターンアンテナ1501、端子1503、無給電素子1502を備える。また、無線部120に、スイッチ部1522が設けられ、アンテナ部と無線部との間に3つの伝送線路1521が形成されている。
パターンアンテナ1501は、パターンアンテナ111とは共振周波数が互いに異なるものとする。例えば、パターンアンテナ111の共振周波数=2GHzであり、パターンアンテナ1501の共振周波数=5GHzであるとする。
スイッチ部1522は、MCU部123からの指示に基づいて、伝送線路1521に含まれる3つの伝送線路のうちのいずれか1つの伝送線路に接続される。図15(a)の例は、共振周波数=2GHzのパターンアンテナ111に信号を伝送する伝送線路にスイッチ部1522が接続された様子を示している。一方、図15(b)の例は、共振周波数=5GHzのパターンアンテナ1501に信号を伝送する伝送線路にスイッチ部1522が接続された様子を示している。
なお、図15では、パターンアンテナ111に信号を伝送する伝送線路またはパターンアンテナ1501に信号を伝送する伝送線路のいずれかにスイッチ部1522が接続された様子を示している。これに対して、パターンアンテナ111とパターンアンテナ1501の間に配された無給電素子702に信号を伝送する伝送線路にスイッチ部1522が接続されるようにしてもよい。この場合、パターンアンテナ111とパターンアンテナ1501の間に配された無給電素子702は、パターンアンテナとして機能し、パターンアンテナ111及びパターンアンテナ1501は、無給電素子として機能する。
このように、アンテナ部1510にパターンを複数配し、スイッチ部1522によりいずれかのパターンアンテナに信号を伝送する伝送線路に切り替えて使用する構成とすることで、複数の共振周波数に対応した無線モジュールを提供することが可能となる。
図16は、スイッチ部1522の接続先をパターンアンテナ1501に切り替えた場合の、VSWRを示す図である。スイッチ部1522の接続先をパターンアンテナ1501に信号を伝送する伝送線路に切り替えた場合、5.2[GHz]〜5.6[GHz]の周波数帯域において、VSWRを1.2程度に抑えることができる。つまり、共振周波数を5.2[GHz]〜5.6[GHz]とすることができる。なお、スイッチ部1522の接続先をパターンアンテナ111に信号を伝送する伝送線路に切り替えた場合のVSWRは、図6と同様となる。
[第9の実施形態]
第8の実施形態では、複数の逆L字形状パターンアンテナを同じ向きに配する構成としたが、第9の実施形態では、複数の逆L字形状パターンアンテナを異なる向きに配する構成とする。
図17は、第9の実施形態に係る無線モジュール1700を示す図である。なお、図15を用いて説明した無線モジュール1500と同じ構成要素については同じ参照番号を付している。
図17の無線モジュールでは、パターンアンテナ1702がパターンアンテナ111とは異なる向きに配されており、パターンアンテナ1702の向きに合わせて無給電素子1703が配されている。また、パターンアンテナ111とパターンアンテナ1702とに共通の無給電素子として、無給電素子1701が配されている。
なお、第8の実施形態と同様に、パターンアンテナ1702は、パターンアンテナ111とは共振周波数が互いに異なるものとする。例えば、パターンアンテナ111の共振周波数=2GHzであり、パターンアンテナ1702の共振周波数=5GHzであるとする。
パターンアンテナ1702のRF特性は、図15のパターンアンテナ1501のRF特性よりも向上する。パターンアンテナ1702の場合、パターンアンテナ1501と比較して、紙面縦方向の長さを長くすることができるからである。
[第10の実施形態]
上記各実施形態では、無線モジュールの用途について特に言及しなかったが、上記実施形態の無線モジュールは、例えば、テレビ、特定省電力無線、無線LAN、Bluetooth(登録商標)アンテナ等に適用可能である。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 :無線モジュール
110 :アンテナ部
111 :パターンアンテナ
112 :端子
113 :基板
120 :無線部
121 :伝送線路
122 :RF部
123 :MCU部
124 :配線
200 :グランド面
210 :測定器
211 :プローブ
700 :無線モジュール
701、702 :無給電素子
710 :アンテナ部
1001〜1004 :無給電素子
1011、1012 :パターンアンテナ
1020 :アンテナ部
1100 :無線モジュール
1101〜1104 :端子
1110 :アンテナ部
1111 :プローブ
1121 :測定用端子
1122、1123 :グランド用端子
1200 :無線モジュール
1201〜1205 :端子
1220 :搭載基板
1221 :延長アンテナ
1222、1223 :延長無給電素子
1310 :アンテナ部
1311 :パターンアンテナ
1321 :無給電素子
1410 :アンテナ部
1401 :無給電素子
1402 :分岐無給電素子
1500 :無線モジュール
1501 :パターンアンテナ
1502 :無給電素子
1503 :端子
1510 :アンテナ部
1520 :無線部
1521 :伝送線路
1522 :スイッチ部
1700 :無線モジュール
1701、1703 :無給電素子
1702 :パターンアンテナ
1710 :アンテナ部

Claims (12)

  1. アンテナと、該アンテナを介して信号を送受信する回路とが基板に配された無線モジュールであって、
    前記アンテナの先端部分に端子が設けられていることを特徴とする無線モジュール。
  2. 前記無線モジュールにグランド面を設置した状態において、前記アンテナが所定の特性インピーダンスを有する伝送線路となるように前記アンテナが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の無線モジュール。
  3. 前記基板の背面または前記基板の上面にグランド面を設置した状態で、前記回路より出力される信号が、前記無線モジュールの高周波特性を測定する測定器のプローブが接続された前記端子を介して、前記測定器に入力されることを特徴とする請求項2に記載の無線モジュール。
  4. 前記アンテナが所定の特性インピーダンスを有する伝送線路を形成するように、前記アンテナの寸法及び前記基板の厚さが設定されていることを特徴とする請求項2または3に記載の無線モジュール。
  5. 前記基板の前記アンテナの両側には前記アンテナに沿って無給電素子が配されており、
    前記基板の背面または前記基板の上面にグランド面を設置した状態で、前記アンテナが所定の特性インピーダンスを有するコプレーナ線路を形成することを特徴とする請求項3に記載の無線モジュール。
  6. 前記無給電素子には端子が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の無線モジュール。
  7. 前記アンテナに設けられた端子及び前記無給電素子に設けられた端子は、前記無線モジュールが搭載される搭載基板と前記基板の背面において接続できるランド形状を有していることを特徴とする請求項6に記載の無線モジュール。
  8. 前記無給電素子の長さは、前記アンテナが所定の共振周波数を有するように設定されていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の無線モジュール。
  9. 前記基板には前記アンテナが複数配されており、
    複数の前記アンテナのいずれか1つと前記回路とを接続するスイッチが設けられていることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の無線モジュール。
  10. 複数の前記アンテナは、互いに異なる共振周波数を有することを特徴とする請求項9に記載の無線モジュール。
  11. 請求項7に記載の無線モジュールと、
    前記無線モジュールが搭載される搭載基板と、を有する電子モジュールであって、
    前記搭載基板は、
    前記アンテナに設けられた端子と接続される延長アンテナと、
    前記延長アンテナの両側に前記延長アンテナに沿って配され、前記無給電素子に設けられた端子と接続される延長無給電素子と
    を備えることを特徴とする電子モジュール。
  12. 先端に端子が形成されているアンテナと、前記アンテナを介して信号を送受信する回路とが設けられている無線モジュールの測定方法において、
    前記無線モジュールをグランド面に設置し、
    前記無線モジュールがグランド面に設置されている状態で、測定器の測定用端子を前記端子に接続させ、前記無線モジュールの測定を行うことを特徴とする、無線モジュールの測定方法。
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