JP2016054036A - 被覆電線の接合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】多くの本数の被覆電線を接合する場合であっても、複数の被覆電線の接合部分の電気的および機械的な接続信頼性を確保することができる被覆電線の接合方法を提供すること。
【解決手段】導体部11を絶縁材からなる絶縁被覆12によって被覆した複数の被覆電線10の導体部11同士を接合する被覆電線の接合方法において、複数の被覆電線10の各被覆電線10の絶縁被覆12を被覆電線10の端部から離れた位置で延在方向の所定区間だけ除去することによって導体部11を露出する絶縁被覆中剥ぎ工程と、複数の被覆電線10の露出した導体部11同士を、圧着接合端子20によって圧着接合した後、さらに、圧着接合端子20に圧力と、電流または超音波振動と、を与えることによって溶接接合する導体部接合工程と、を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、導体部を絶縁材からなる絶縁被覆によって被覆した複数の被覆電線の導体部同士を接合する被覆電線の接合方法に関する。
従来、ワイヤハーネスを用いて自動車の電気回路を構成する場合、ワイヤハーネスの被覆電線には多数の分岐を設ける必要がある。このため、被覆電線の分岐部分には様々な被覆電線の接合方法を用いている。
被覆電線の接合方法として、例えば、特許文献1には、接合部分に圧着接合端子を用いた接合(以下、「圧着接合」という)が記載されている。
また、例えば、特許文献2には、接合部分に圧力と、電流または超音波振動と、を与える接合(以下、「溶接接合」という)が記載されている。
圧着接合は、圧着接合端子を複数の被覆電線の接合部分となる導体部同士を圧着することによって、複数の被覆電線を接合しているため、圧着した圧着接合端子の外観から接合状態の良否を判断し易い。すなわち、圧着接合端子の外観から被覆電線の接合部分が固着しているか否かを判断でき、結果的に、機械的な接続信頼性を得ることができる。
また、溶接接合は、多くの本数の被覆電線の導体部同士を接合する場合であっても、接合に必要な熱、あるいは、超音波振動を接合部分の内部まで伝えることができ、接合部分の接触抵抗を小さく抑えることができ、結果的に、電気的な接続信頼性を得ることができる。
特開2009−129812号公報 特開平9−82375号公報
しかしながら、圧着接合は、接合する被覆電線の本数が多くなると、各被覆電線の導体部のほつれ等の乱れの影響が大きくなり、接合部分の内部まで導体部同士の良好な接続を保つことができず、接触抵抗が大きくなるため、被覆電線を比較的少ない本数しか接合できないという問題があった。
すなわち、圧着接合は、多くの本数の被覆電線を接合する場合、電気的な接続信頼性に問題を生じるおそれがあった。
一方、溶接接合は、外観上、被覆電線の接合部分の固着が確実になされているか否かを判断することが難しく、機械的な接続信頼性に問題を生じるおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、多くの本数の被覆電線を接合する場合であっても、複数の被覆電線の接合部分の電気的および機械的な接続信頼性を確保することができる被覆電線の接合方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係る被覆電線の接合方法は、導体部を絶縁材からなる絶縁被覆によって被覆した複数の被覆電線の前記導体部同士を接合する被覆電線の接合方法において、前記複数の被覆電線の各被覆電線の前記絶縁被覆を前記被覆電線の端部から離れた位置で延在方向の所定区間だけ除去することによって導体部を露出する絶縁被覆中剥ぎ工程と、前記複数の被覆電線の露出した前記導体部同士を、圧着接合端子によって圧着接合した後、さらに、前記圧着接合端子に圧力と、電流または超音波振動と、を与えることによって溶接接合する導体部接合工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る被覆電線の接合方法は、上記の発明において、前記絶縁被覆中剥ぎ工程は、前記複数の被覆電線の各被覆電線の延在方向での前記絶縁被覆の除去区間を略等しく調整し、前記導体部接合工程は、前記複数の被覆電線を前記絶縁被覆の除去区間を揃えて接合することを特徴とする。
本発明の請求項1に係る被覆電線の接合方法は、前記導体部の露出部分が延在方向両端部で前記絶縁被覆によって被覆され、ほつれ等の乱れが発生し難くなっているので、複数の前記被覆電線の前記導体部同士を圧着接合し易くすることができ、しかも、圧着接合後に、さらに溶接接合することによって、圧着接合による機械的な接続信頼性に加えて、さらに溶接接合による、多くの本数の被覆電線の前記導体部同士の接合に対する電気的な接続信頼性を得ることができるため、多くの本数の被覆電線を接合する場合であっても、被覆電線の接合部分の電気的および機械的な接続信頼性を確保することができる。
本発明の請求項2に係る被覆電線の接合方法は、前記複数の被覆電線の前記導体部の露出区間が略等しくなるため、各被覆電線の前記導体部の露出区間を揃えて接合することによって、絶縁保護する部分を所定の領域に収め易くなり、結果的に、絶縁テープ等によって接合部分を容易に絶縁保護することができる。
図1は、本発明の実施例に係る被覆電線の接合方法によって接合した2本の被覆電線の接合部分周辺の斜視図である。 図2は、(a)が、絶縁被覆を中剥ぎして露出した導体部を並べて配置した2本の被覆電線を示した図であり、(b)が、2本の被覆電線の露出した導体部同士を圧着接合した状態を示した図である。 図3は、(a)が溶接接合のため、電極を圧着接合端子に押し当てた状態を示した図であり、(b)が溶接接合後の圧着接合端子を含む2本の被覆電線の接合部分を絶縁テープによって覆った状態を示した図である。 図4は、8本の被覆電線を接合した場合の、圧着接合後、溶接接合なし、および、圧着接合後、溶接接合ありの耐久試験後の接触抵抗を示したグラフである。 図5は、圧着接合端子の材質、接合する被覆電線の本数を変えた場合の、圧着接合後、溶接接合後、および、耐熱試験後の接触抵抗を示したグラフである。
以下、図面を参照して、本発明に係る被覆電線の接合方法の好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る被覆電線の接合方法によって接合した2本の被覆電線10の接合部分30周辺の斜視図である。
本発明の実施例に係る被覆電線の接合方法は、例えば、自動車の電気回路を構成するワイヤハーネスの被覆電線10の分岐部分に用いる。
まず、本発明の実施例に係る被覆電線の接合方法に用いる被覆電線10について説明する。
被覆電線10は、導体部11と、導体部11の外周を被覆する絶縁材である絶縁被覆12と、を有する。
導体部11は、銅、あるいは銅合金等の導電性の線材からなる複数の素線11aを束ねてなる。
なお、導体部11は、複数の素線11aを束ねてなるものを例示したが、これに限らず、単芯線であっても構わない。
絶縁被覆12は、絶縁性の合成樹脂からなり、導体部11の外周を包囲するように被覆することによって、導体部11を外部から絶縁可能に保護するものである。
2本の被覆電線10は、各被覆電線10の絶縁被覆12を被覆電線10の端部から離れた位置で延在方向の所定区間だけ除去する(以下、「絶縁被覆を中剥ぎする」という)。
次に、本発明の実施例に係る被覆電線の接合方法に用いる圧着接合端子20について説明する。
圧着接合端子20は、2本の被覆電線10の露出した導体部11同士を接合するように圧着するものである。
この圧着接合端子20は、銅、あるいは銅合金等の金属からなる板状部材を金型プレス加工等によって成形してなる。
また、圧着接合端子20は、2本の被覆電線10の露出した導体部11への圧着前に、各被覆電線10の導体部11を圧着接合端子20上に載置できるように、載置する被覆電線10の延在方向に直交する断面形状が上部を開口した略U字状になっている。
このような圧着接合端子20を導体部11に圧着する場合、圧着前の略U字状の圧着接合端子20に2本の被覆電線10の導体部11を載置した状態で、いわゆるクリンパ、アンビルと称される不図示の圧着治具等によって、2本の被覆電線10の導体部11を包むように圧着接合端子20を圧着する。
次に、図2および図3を用いて、被覆電線の接合方法の作業工程について説明する。
図2は、(a)が、絶縁被覆12を中剥ぎして露出した導体部11を並べて配置した2本の被覆電線10を示した図であり、(b)が、2本の被覆電線10の露出した導体部11同士を圧着接合した状態を示した図である。図3は、(a)が溶接接合のため、電極Eを圧着接合端子20に押し当てた状態を示した図であり、(b)が溶接接合後の圧着接合端子20を含む2本の被覆電線10の接合部分30を絶縁テープ40によって覆った状態を示した図である。
なお、以下に示す作業は、装置を用いて自動で行ってもよいし、治具等を用いて手作業によって行ってもよい。
まず、絶縁被覆中剥ぎ工程を実施する(図2(a)参照)。この絶縁被覆中剥ぎ工程は、各被覆電線10の絶縁被覆12を中剥ぎすることによって、各被覆電線10の導体部11を露出する工程である。このように、被覆電線10の絶縁被覆12を中剥ぎすることによって導体部11を露出すると、被覆電線10の端末部の絶縁被覆12を剥ぐことによって導体部11を露出するのに比較して、導体部11をほつれ等の乱れなくまとまった状態に維持することができるので、2本の被覆電線10の導体部11を圧着接合し易くすることができる。
また、このように絶縁被覆12を中剥ぎして露出した2本の被覆電線10の導体部11同士を接合することによって、被覆電線10の接合部分30では、4本の被覆電線10が分岐したのと同等の分岐数になる。
このため、接合部分30で偶数本の被覆電線10を分岐する場合、このように中剥ぎによって露出した各被覆電線10の導体部11同士を接合することによって、被覆電線の端末部の導体部を露出して接合する場合に比して、使用する被覆電線10の本数を少なく抑えることができる。
なお、接合部分30で奇数本の被覆電線10を分岐する場合、使用しない分岐電線をダミーの電線として処理すればよい。
また、この絶縁被覆中剥ぎ工程は、2本の被覆電線10の各被覆電線10の延在方向での絶縁被覆12の除去区間を略等しく調整している。
その後、導体部接合工程として、圧着接合端子20によって2本の被覆電線10の露出した導体部11同士を圧着接合する(図2(b)参照)。この作業では、クリンパ、アンビル等の不図示の圧着治具を用いて圧着接合端子20を圧着する。
その後、導体部接合工程として、溶接接合に一般的に使用する電極Eを圧着接合端子20に押し当て、電極Eから圧着接合端子20に圧力および電流を与えることによって、2本の被覆電線10の導体部11を溶接接合する(図3(a)参照)。これにより、2本の被覆電線10の接合部分30は、圧着接合、および、溶接接合の両方の接合方法を用いて接合したことになる。
なお、導体部接合工程は、2本の被覆電線10を、絶縁被覆12の除去区間を揃えて接合する。
その後、溶接接合後の圧着接合端子20を含む接合部分30を絶縁テープ40によって覆う(図3(b)参照)。この作業によって、2本の被覆電線10の接合部分30を絶縁可能に保護する。
次に、図4、および、図5を用いて、圧着接合後と、圧着接合後、さらに溶接接合を行った後と、での接合部分30における接触抵抗の比較を行う。
なお、図4、および図5に示したグラフは本発明者が発明の効果を確認するために実施した試験の結果である。
また、耐久試験は、被覆電線10の接合部分30に120℃、120時間の熱処理を行って接触抵抗の値を評価する。
図4は、8本の被覆電線10を接合した場合の、圧着接合後、溶接接合なし、および、圧着接合後、溶接接合ありの耐久試験後の接触抵抗を示したグラフである。
なお、図4は、6本の被覆電線10を接合した場合の圧着接合後、溶接接合ありの接触抵抗についても示している。また、図4は、縦軸が接触抵抗(mΩ)を示し、横軸に沿ってAからCの3つの接合条件の測定データを並べて示している。また、Aは、接合する被覆電線10の数が6本であり、かつ、圧着接合後、溶接接合ありの接合条件であり、Bは、接合する被覆電線10の数が8本であり、かつ、圧着接合後、溶接接合ありの接合条件であり、Cは、接合する被覆電線10の数が8本であり、かつ、圧着接合後、溶接接合なしの接合条件である。
図5は、圧着接合端子20の材質、接合する被覆電線10の本数を変えた場合の、圧着接合後、溶接接合後、および、耐熱試験後の接触抵抗を示したグラフである。また、図5は、縦軸が接触抵抗(mΩ)を示し、横軸に沿ってAからHの8つの接合条件の測定データを並べて示し、図中左から右に圧着接合後、圧着接合後さらに溶接接合を行った後、溶接接合後の耐久試験実施後、の測定データをそれぞれ平均値の印を変えて並べて示している。
なお、図5のAの接合条件は、圧着接合端子の材質が鉄であり、表面にスズめっきを施し、接合する被覆電線10が5本である。また、図5のBの接合条件は、圧着接合端子20の材質が銅とスズの合金であり、表面にスズめっきを施し、接合する被覆電線10が5本である。また、図5のCの接合条件は、圧着接合端子20の材質が鉄であり、表面にスズめっきを施し、接合する被覆電線10が6本である。また、図5のDの接合条件は、圧着接合端子20の材質が銅とスズの合金であり、表面にスズめっきを施し、接合する被覆電線10が6本である。また図5のEの接合条件は、圧着接合端子20の材質が鉄であり、表面にめっき処理を施さず、接合する被覆電線10が5本である。また、図5のFの接合条件は、圧着接合端子20の材質が銅とスズの合金であり、表面にめっき処理を施さず、接合する被覆電線10が5本である。また、図5のGの接合条件は、圧着接合端子20の材質が鉄であり、表面にめっき処理を施さず、接合する被覆電線10が6本である。また図5のHの接合条件は、圧着接合端子20の材質が銅とスズの合金であり、表面にめっき処理を施さず、接合する被覆電線10が6本である。
図4に示したグラフから、圧着接合後、溶接接合ありの場合は、圧着接合後、溶接接合なしの場合に比して接触抵抗が小さく抑えられていることがわかる。
また、接合条件AとBを比較すると、接合する被覆電線10の本数を多くしても、接触抵抗を小さく抑えられることがわかる。
また、図5に示したグラフから、圧着接合後の接触抵抗は接触抵抗が大きくなるものもあるが、圧着接合後、さらに溶接接合を行った後は、AからHの接合条件の違いに関わらず接触抵抗を小さく抑えられることがわかる。
また、圧着接合後、さらに溶接接合を行った後、耐久試験を実施したものについても、AからHの接合条件の違いに関わらず接触抵抗を小さく抑えられることがわかる。
すなわち、圧着接合後、溶接接合を行うと、接合する被覆電線10の本数、および、圧着接合端子20の多種の材質に対して、接触抵抗を小さく抑えられることがわかる。
本発明の実施例にかかる被覆電線の接合方法は、導体部11の露出部分が延在方向両端部で絶縁被覆12によって被覆され、ほつれ等の乱れが発生し難くなっているので、複数の被覆電線10の導体部11同士を圧着接合し易くすることができ、しかも、圧着接合後に、さらに溶接接合することによって、圧着接合による機械的な接続信頼性に加えて、さらに溶接接合による、多くの本数の被覆電線10の導体部11同士の接合に対する電気的な接続信頼性を得ることができるため、多くの本数の被覆電線10を接合する場合であっても、被覆電線10の接合部分30の電気的および機械的な接続信頼性を確保することができる。
また、本発明の実施例にかかる被覆電線の接合方法は、複数の被覆電線10の導体部11の露出区間が略等しくなるため、各被覆電線10の導体部11の露出区間を揃えて接合することによって、絶縁保護する部分を所定の領域に収め易くなり、結果的に、絶縁テープ40等によって接合部分を容易に絶縁保護することができる。
なお、本発明の実施例に係る被覆電線の接合方法は、2本の被覆電線10を接合するようにしているが、接合する被覆電線10の数は2本に限らない。
また、本発明の実施例に係る被覆電線の接合方法は、圧着接合端子20が圧着前に断面形状が略U字状であるものを例示したが、これに限らず、複数の被覆電線10の導体部11同士を圧着接合することができればその他の形状であっても構わない。例えば、圧着接合端子20は、筒状であってもよい。
また、本発明の実施例に係る被覆電線の接合方法は、絶縁被覆中剥ぎ工程が複数の被覆電線10の各被覆電線10の延在方向での絶縁被覆12の除去区間を略等しく調整するようにしていたが、これに限らず、絶縁被覆12を中剥ぎすることによって複数の被覆電線10の露出した導体部11を接合できれば、各被覆電線10で除去区間が異なっても構わない。
また、本発明の実施例に係る被覆電線の接合方法は、溶接接合として、電極Eによって圧力および電流を圧着接合端子20に負荷するものを例示したが、これに限らず、超音波ホーン等によって圧力および超音波振動を圧着接合端子20に負荷するようにしても構わない。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
10 被覆電線
11 導体部
11a 素線
12 絶縁被覆
20 圧着接合端子
30 接合部分
40 絶縁テープ
E 電極

Claims (2)

  1. 導体部を絶縁材からなる絶縁被覆によって被覆した複数の被覆電線の前記導体部同士を接合する被覆電線の接合方法において、
    前記複数の被覆電線の各被覆電線の前記絶縁被覆を前記被覆電線の端部から離れた位置で延在方向の所定区間だけ除去することによって導体部を露出する絶縁被覆中剥ぎ工程と、
    前記複数の被覆電線の露出した前記導体部同士を、圧着接合端子によって圧着接合した後、さらに、前記圧着接合端子に圧力と、電流または超音波振動と、を与えることによって溶接接合する導体部接合工程と、
    を含むことを特徴とする被覆電線の接合方法。
  2. 前記絶縁被覆中剥ぎ工程は、
    前記複数の被覆電線の各被覆電線の延在方向での前記絶縁被覆の除去区間を略等しく調整し、
    前記導体部接合工程は、
    前記複数の被覆電線を前記絶縁被覆の除去区間を揃えて接合する
    ことを特徴とする請求項1に記載の被覆電線の接合方法。
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