JP2016053755A - 運転支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】対向車線の対向車両群が走行停止状態にあり、歩行者、自転車、自動二輪車などの対象物が、隣り合う対向車両間から自車線側に飛び出す可能性がある場合に、自車両と対象物の衝突を回避できるようにする。
【解決手段】自車両周囲情報検出部28と、自車両運転情報検出部3と、対向車両速度算出部7と、対向車線の歩行者、自転車などの対象物が通行する側のすり抜け余裕幅を算出するすり抜け余裕幅算出部8と、対向車両の車間距離を算出する車間距離算出部9と、すり抜け余裕幅と車間距離に基づいて対向車線から飛び出してくる対象物の種別を選定する飛び出し種別選定部10と、対象物の危険度を判別設定する飛び出し危険度判別設定部11と、飛び出し危険度に基づいて、警報情報の告知と車両制御の少なくとも一方を行う警報情報告知制御部12とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、
対向車線の対向車両群が走行停止又は走行停止に近い低速走行状態にあり、歩行者、自転車、自動二輪車などの対象物が、隣り合う対向車両間から自車線側に飛び出す可能性がある場合に、前記自車線側の自車両と前記対象物の衝突回避を支援する運転支援システムに関する。
従来から、交通事故を防止するための運転支援装置や、交差点の状況に応じて自動車の安全性を高める技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、自動車の右左折を支援する運転支援装置が開示されている。すなわち、右左折待機車両の後続車両において、後続車両が右左折待機車両の横をすり抜ける場合の条件に着目して、交通事故の発生を抑制している。
特許文献2には、交差点の状況に応じて適切な時期でエンジンの停止及び始動を制御することにより、操作性及び燃費を向上するエンジン自動制御システムが開示されている。この従来技術では、明細書の第1実施形態及び図1に記載されているように、エンジン自動制御システムは交差点の状況を把握する路側機を備えていることを前提とする。
特開2009−230701号公報 特開2012−031818号公報
特許文献1に記載の従来技術は、すり抜けにおける交通事故を抑制する技術であり、対象物は後続車両であった。また、特許文献2に記載の従来技術は、すり抜けにおける交通事故を抑制する技術であり、交通事故が起こりやすい交差点に配置された路側移動体検出手段(路側機11)の存在を前提としていた。
そのために、これらの技術では、歩行者、自転車、自動二輪車などの対象物が、隣り合う対向車両間から自車線側に飛び出す可能性がある渋滞時等に、歩行者、自転車、自動二輪車などの対象物と自車両との衝突事故を回避支援できなかった。
本発明の目的は、対向車線の対向車両群が走行停止又は走行停止に近い低速走行状態にあり、歩行者、自転車、自動二輪車などの対象物が、隣り合う対向車両間から自車線側に飛び出す可能性がある場合に、前記自車両と対象物の衝突を回避できる運転支援システムを提供する点にある。
本発明は、
対向車線の対向車両群が走行停止又は走行停止に近い低速走行状態にあり、歩行者、自転車、自動二輪車などの対象物が対向車両間から自車線側に飛び出す可能性がある場合に、前記自車線側の自車両と前記対象物の衝突回避を支援する運転支援システムであって、
3次元情報取得装置を含んで構成した自車両周囲情報検出手段と、
自車両の速度などの自車両運転情報を検出する自車両運転情報検出手段と、
対向車両の速度を算出する対向車両速度算出手段と、
前記対向車線の対象物が通行する側のすり抜け余裕幅を前記自車両周囲情報に基づいて算出するすり抜け余裕幅算出手段と、
前記対向車両の速度に基づいて、隣り合う前記対向車両同士の車間距離を算出する車間距離算出手段と、
前記すり抜け余裕幅と前記車間距離に基づいて、前記対向車線側から自車線側に飛び出してくる可能性がある前記対象物の種別を選定する飛び出し種別選定手段と、
前記飛び出し種別選定手段が選定した飛び出し種別に基づいて、前記対象物の飛び出し危険度を判別設定する飛び出し危険度判別設定手段と、
前記飛び出し危険度判別設定手段が判別設定した飛び出し危険度に基づいて、警報情報の告知と車両制御の少なくとも一方を行う警報情報告知制御手段とを有していることを特徴とする。(請求項1)
上記の構成により、自車両運転情報検出手段が自車両運転情報を検出し、この自車両運転情報に基づいて、対向車両速度算出手段が対向車両の速度を算出する。そして、この対向車両の速度に基づいて、前記車間距離算出手段が、隣り合う前記対向車両同士の車間距離を算出する。
また、前記対向車線の対象物が通行する側のすり抜け余裕幅を、すり抜け余裕幅算出手段が自車両周囲情報に基づいて算出する。これにより、直接観測しにくい前記すり抜け余裕幅を推定することができる。
さらに、飛び出し種別選定手段が、前記すり抜け余裕幅と車間距離に基づいて、対向車線側から自車線側に飛び出してくる可能性がある対象物の種別を選定する。そして、飛び出し危険度判別設定手段が、歩行者、自転車、自動二輪車などの対象物に応じてそれぞれ飛び出し危険度を判別設定する。また、前記飛び出し危険度に基づいて、警報情報告知制御手段が、警報情報の告知と車両制御の少なくとも一方を行う。これにより、対向車両の間から飛び出す歩行者、自転車、自動二輪車などによる自動車事故の発生を確実に防止することができる。(請求項1)
本発明において、
前記歩行者がすり抜け可能な前記すり抜け余裕幅の最小値と、前記自転車がすり抜け可能な前記すり抜け余裕幅の最小値と、前記自動二輪車がすり抜け可能な前記すり抜け余裕幅の最小値とを互いに異ならせて、この順に大きい値になるように設定し、
前記歩行者が飛び出し可能な前記車間距離の最小値と、前記自転車が飛び出し可能な前記車間距離の最小値と、前記自動二輪車が飛び出し可能な前記車間距離の最小値とを互いに異ならせて、この順に大きい値になるように設定し、
前記飛び出し種別選定手段は、前記対象物の種別を、前記すり抜け余裕幅の各最小値と前記車間距離の各最小値とに基づいて選定すると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
歩行者、自転車、自動二輪車ごとに、これらが対向車線側から自車両側に飛び出すことをより正確に予測することができる。(請求項2)
本発明において、
前記飛び出し危険度判別設定手段は、前記自転車、前記自動二輪車の飛び出し危険度を、前記歩行者の飛び出し危険度よりも高く判別設定すると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
自動二輪車、自転車は機敏性があるので、歩行者より飛び出し危険度が高い対象物として認識できる。また、歩行者は機敏性が自動二輪車、自転車に対して劣り、飛び出し危険度を判別設定する場合、自動二輪車、自転車と比べると飛び出し危険度を低く設定することができる。したがって、本運転支援システムにおいて、対象物の種別に応じて、適切に交通事故の発生を抑制することができる。(請求項3)
本発明において、
前記3次元情報取得装置で取得した前記自車両周囲情報に基づいて前記対向車両の車高を算出する車高算出手段と、
前記自車両から前記対象物までの距離及び前記自車両の速度に基づいて衝突余裕時間を算出する衝突余裕時間算出手段とをさらに備え、
前記飛び出し種別が前記歩行者であると前記飛び出し種別選定手段が選定した場合は、前記飛び出し危険度判別設定手段は、前記車高算出手段が算出した前記車高と、前記衝突余裕時間算出手段が算出した前記衝突余裕時間とに基づいて前記飛び出し危険度を設定すると、次の作用を奏することができる。(請求項4)
3次元情報取得装置で取得した前記自車両周囲情報に基づいて、車高算出手段が対向車両の車高を算出する。また、前記自車両から前記対象物までの距離及び前記自車両の速度に基づいて、衝突余裕時間算出手段が衝突余裕時間を算出する。そして、前記飛び出し種別が前記歩行者であると前記飛び出し種別選定手段が選定した場合は、飛び出し危険度判別設定手段は、前記車高と前記衝突余裕時間とに基づいて前記飛び出し危険度を設定する。
歩行者は機敏性が自動二輪車、自転車に対して劣り、飛び出し危険度を判別設定する場合、対向車両の車高による周辺の見通し状態に左右されやすい。このため、歩行者の飛び出し危険度を予測する場合には、車高を重要情報として考慮する。また、衝突余裕時間を考慮することで、実際の運転の現状に沿った交通事故防止の運転支援が可能となる。(請求項4)
本発明において、
道路幅を算出する道路幅算出手段と、
前記自車両周囲情報に基づいて、前記対向車両の車両幅を算出する車両幅算出手段と、
前記自車両周囲情報に基づいて、前記対向車両の道路中央側側面を検出して前記対向車両の道路中央側側面とセンターライン相当位置間の横位置を算出する横位置算出手段とを有し、
前記すり抜け余裕幅算出手段は、前記道路幅、前記車両幅、前記横位置に基づいて前記すり抜け余裕幅を算出すると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
前述のような「路側機」などの道路側に設けられた検出手段がなくても、3次元情報取得装置で取得した自車両周囲情報に基づいてすり抜け余裕幅を算出することができる。従って、汎用性を備え、システム構成上において安価にすり抜け余裕幅を算出することができる。(請求項5)
本発明において、
前記自車両周囲情報に基づいて、前記対向車両の全長を検出する対向車両全長検出手段と、予め定めておいた前記対向車両に係る全長と前記車両幅の対応関係を示す変換マップとを備え、
前記変換マップに基づいて前記対向車両の車両幅を決定すると、次の作用を奏することができる。(請求項6)
3次元情報取得装置で取得した自車両周囲情報が、対向車両の車両幅を画像処理的に検出することができない場合であっても、比較的検出しやすい対向車両に係る全長に関する情報に基づいて車両幅を決定することができる。従って、運転支援システムの汎用性や安定性を向上させることができる。(請求項6)
本発明によれば、
対向車線の対向車両群が走行停止又は走行停止に近い低速走行状態にあり、歩行者、自転車、自動二輪車などの対象物が、隣り合う対向車両間から自車線側に飛び出す可能性がある場合に、前記自車両と対象物の衝突を回避できる運転支援システムを提供することができた。
運転支援システム構成の一例を示す機能ブロック図 対向車線を走行する対向車両のすり抜け余裕幅とすり抜け動作を説明するための図 3次元情報取得装置によって得られた3次元画像の一例を示す図 運転支援システムの処理の一例を示すフローチャート 運転支援システムの飛び出し危険度判別設定部の一例を示す機能ブロック図 運転支援システムの飛び出し危険度判別設定に関する一例を示すフローチャート
以下、本発明の運転支援システム1の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3に示すように、前記運転支援システム1は、対向車線5の対向車両6群が、交通渋滞等により走行停止又は走行停止に近い低速走行状態にある場合の交通事故を回避支援するシステムである。
すなわち、上記の渋滞等により、対向車線5側の歩行者T1、自転車T2、自動二輪車T3などの対象物Tが、隣り合う対向車両6間から自車線19側に飛び出す可能性がある場合に、自車線19側の自車両4と前記対象物Tの衝突回避を前記運転支援システム1が支援する。図2の白抜き矢印は、自車両4、対向車両6、対象物Tの進行方向を示す。
[運転支援システム1の構成]
図1に示すように、運転支援システム1は、主な情報の取得手段として、ステレオカメラなどの3次元情報取得装置2で構成した自車両周囲情報検出部28と、自車両4の速度、操舵角、ヨーレートなどの自車両運転情報を検出する自車両運転情報検出部3とを有する。
また、運転支援システム1は、前記情報の取得手段からの検出情報に基づいて、飛び出し危険度に関する各種情報を算出、判別、設定等の処理を行う主制御部33と、後述の飛び出し危険度判別設定部11が判別設定した飛び出し危険度に基づいて、警報情報の告知と車両制御の少なくとも一方を行う警報情報告知制御部12とを有する。
3次元情報取得装置2は、自車両4に取り付けたステレオカメラ等の情報を入力し、車両周囲の映像および画像から3次元情報を取得する。ステレオカメラ以外の3次元情報取得装置2として、例えば、レーザレーダ、単眼カメラなどのセンサ装置を使用することができる。図1に示すように自車両周囲情報検出部28には、ナビゲーション装置21やGPS関係装置22を含めることができる。
[主制御部33の構成]
図1〜図3に示すように、主制御部33は、
対向車両6の速度を算出する対向車両速度算出部7と、
対向車線5の歩行者T1、自転車T2、自動二輪車T3などの対象物Tが通行する側のすり抜け余裕幅Sを前記自車両周囲情報に基づいて算出するすり抜け余裕幅算出部8と、
対向車両6の速度に基づいて、隣り合う対向車両6同士の車間距離Kを算出する車間距離算出部9と、
すり抜け余裕幅Sと車間距離Kに基づいて、対向車線5側から自車線19側に飛び出してくる可能性がある対象物Tの種別を選定する飛び出し種別選定部10と、
飛び出し種別選定部10が選定した飛び出し種別に基づいて、対象物Tの飛び出し危険度を判別設定する飛び出し危険度判別設定部11とを備えている。
さらに、主制御部33は、
道路幅Dを算出する道路幅算出部15と、
自車両周囲情報に基づいて、対向車両6の車両幅Wを算出する車両幅算出部16と、
自車両周囲情報に基づいて、対向車両6の道路中央側側面6aを検出して対向車両6の道路中央側側面6aとセンターライン相当位置17間の横位置Yを算出する横位置算出部18と、
対向車両6の車高を算出する車高算出部13とを有する。
図2及び図3に示すように、自車両4は、自車両4が走行する車線(自車線19)を通常走行しているとする。この場合、隣り合う対向車両6間から歩行者や自転車等が飛び出す危険性を把握するためには、センターライン相当位置17を挟んで自車線19とは反対側に位置する対向車線5を走る対向車両6が渋滞しているか否かの判別が必要になる。
具体的には、
(A)対向車線5の対向車両6が渋滞している程度を把握すること、
(B)対向車線5側の歩道32を、歩行者T1、自転車T2、自動二輪車T3などが通行することができるか否かという観点、
が重要になる。
例えば、(B)に関しては、図2に示された対向車線5の道路幅D、対向車両6の車両幅W、横位置Y(センターライン相当位置17と対向車両6の道路中央側側面6aとの距離)によっては、歩行者T1、自転車T2、自動二輪車T3などが歩道32側をすり抜けて進行方向に向かって移動できない場合が考えられる。その場合は、歩行者T1、自転車T2、自動二輪車T3などの対象物Tは、対向車線5から自車線19側にはみ出して通行することになる。
この場合、本実施形態では、
(C)ステレオカメラなどの3次元情報取得装置2の検出を考慮して、車両の種類(車種、車幅、車高)等の違いによって、対象物Tが自車線19側にはみ出す、または、飛び出す可能性の程度を変えるように設定する、
(D)歩行者T1、自転車T2、自動二輪車T3などの対象物Tの機敏性に応じて自車線19側にはみ出す、または、飛び出す可能性の程度を変えるように設定する、
という観点を重要視して、判別・選定・設定などの各処理を構成している。
図4は運転支援システム1の動作フローチャートの一例を示し、本フローチャートのスタートからエンドまでは、連続した繰り返し動作の1回分を示している。運転支援システム1は、運用上において支障のない各種センサの情報取り込み周期やタイマ周期などを利用して、図4に示すような繰り返し動作を連続して実行する。
[運転支援システム1の動作フロー(図4参照)]
(ステップS101)
図4のステップS101において、3次元情報取得装置2(図1参照、以下同様)から得られた3次元情報を含む自車両周囲情報を取得する。
(ステップS102)
ステップS102において、必要に応じてナビゲーション装置21やGPS関係装置22から地図情報やGPS関連情報の各種情報を取得する。
(ステップS103)
ステップS103において、自車両運転情報検出部3から自車両4の速度、操舵角、ヨーレートなどの自車両運転情報を検出する。
(ステップS104)
ステップS104において、対向車両速度検出部7が対向車両6の速度を検出する。
前記ステップS103において、自車両運転情報検出部3は、自車両4に取り付けられている各種センサから、速度、アクセル開度、ハンドル操舵角、ヨーレートといった自車両4の運転挙動に関する情報を取得する。これらの情報は、対向車両6、歩行者T1、自転車T2、自動二輪車T3などの速度や方向を算出する際に利用する。相対速度を考慮することで対向車両6や移動する対象物Tの現実の動きを把握する。
例えば、ステップS101に記載されたステレオカメラから得られる対向車両6や歩行者T1の移動速度や移動方向などの自車両周囲情報は、自車両4の移動量が含まれた相対値である。そこで、自車両運転情報を用いて自車両4の移動量をキャンセルすることで、対向車両6や歩行者T1の移動速度や移動方向の絶対値を求めることで正しい値を得ることができる。
ステップS104では、対向車両速度算出部7が対向車両6の速度を算出する。この対向車両6の速度算出には、自車両4の現在位置から過去に通過してきた所定距離区間において、存在していた対向車両6のそれぞれの速度(V1〜Vm:1からmは対向車両6の数を示す)を算出して記憶させておく。このとき、所定距離区間内の対向車両6の代わりに、所定台数の対向車両6としてもよい。
(ステップS105)
ステップS105において、対向車両6の所定台数の速度が全て所定速度(Vth)以下であるか否かを判別する。対向車両6の速度(V1〜Vm)の全てが所定速度(Vth)以下の場合(ステップS105のYES)は、対象物Tが対向車両6の間から飛び出す可能性があるとして、ステップS106以下の処理に進む。それ以外の場合は、飛び出しの可能性がないとして終了する。例えば、所定速度(Vth)としては停止している0km/h、又は、現実的に歩行者T1、自転車T2、自動二輪車T3などの飛び出しが発生する可能性がある低速度を設定することができる。
(ステップS106)
ステップS106において、車間距離算出部9によって対向車両6の前後の車間距離K(図2参照)を算出する。この算出は、例えば、ステレオカメラで得られる3次元情報から、対向車線5に停止している車両の前後の車間距離Kを算出することによって行う。補助的にナビゲーション装置21等などから得られた情報を用いてもよい。
(ステップS107)
ステップS107において、主に自車両周囲情報検出部28から得られた自車両周囲情報に基づいて、道路幅算出部15、車両幅算出部16、横位置算出部18は、図2に示す道路幅D、車両幅W、横位置Yをそれぞれ算出する。
図3に示すように、ステレオカメラ等から得られた3次元情報から、自車線19側の道路幅Dを算出する。左右の車線幅Z(左側の車道外側線30とセンターライン相当位置17間の距離)と歩道32の幅X(左側の車道外側線30と構造物31間の距離)を検出して自車線19側の道路幅Dとするとともに、対向車線の道路幅Dとする。
すなわち、道路幅D=車線幅Z+歩道の幅Xである。前記歩道32の幅Xを考慮するのは、対向車両6が歩道32側に迫り出すことがあり、すり抜け余裕幅Sはその迫り出し程度を考慮する必要があるからである。ナビゲーション装置21とGPS関係装置22から得られる現在地点の地図情報から道路幅Dを算出してもよい。
図2,図3に基づいて説明すると、前記横位置Yはセンターライン相当位置17から対向車両6の道路中央側側面6aとの距離、車間距離Kとは隣り合う対向車両6間の道路方向(道路長手方向)の距離、車両幅Wとは対向車両6の横幅、すり抜け余裕幅Sとは、対向車線5の歩道32の外側端縁32a(前記構造物31である場合もある)と対向車両6の歩道側側面6bとの距離である。すり抜け余裕幅Sは、対向車両6間を歩行者T1、自転車T2、自動二輪車T3などがどれほどすり抜けやすいかを図る算出指標でもある。
次に、対向車両6の車両幅Wを3次元情報によって得られた場合だけでなく、他の方法によって車両幅Wを求めるいろいろな方法について説明する。例えば、表1に対向車両の道路方向の全長と、車両幅Wの変換マップの一例を示す。
Figure 2016053755
ステレオカメラから得られた3次元情報から、対向車線5に停止している車両の全長を、対向車両全長検出部26(図1参照)により求め、車両幅Wを決定する。また、車両の分類(普通、小型、軽、大中小型トラックなど)に応じてその全長と車両幅Wの変換マップをあらかじめ作成しておく。前記車両の全長に代えて予め設定しておいたホイールベース幅と車両幅Wの比率(例えば、0.625)から車両幅Wを求めてもよい。対向車線5の車両のフロントが一部見えていて、ナンバープレートが認識できる場合に、例えば、ナンバープレートの色が黄色であるならば、軽自動車として車両幅Wを軽規格(1.48m)として設定してもよい。車両幅Wを算出しようとしている対向車両6の手前の見通しが良く、車両の上部が見えている場合には、車両幅Wを直接算出してもよい。このような何れかの方法によって、最終的に車両幅関係情報を得て対向車両6の車両幅Wを得るように構成する。
(ステップS108)
ステップS108において、すり抜け余裕幅算出部8がすり抜け余裕幅Sを算出する。すり抜け余裕幅Sを以下の式から算出する。
すり抜け余裕幅S=道路幅D−車両幅W−横位置Y
すなわち、道路幅Dから(車両幅W+横位置Y)を引いた値がすり抜け余裕幅Sとなる。
(ステップS109)
ステップS109において、飛び出し種別選定部10が歩行者T1、自転車T2、自動二輪車(バイク)T3などの対象物Tの選定を行う。飛び出し種別の選定は、対向車両6の前後の車間距離Kと算出されたすり抜け余裕幅Sの値に基づいて、飛び出しの可能性がある対象物Tの種別を選定する。選定は下記表2に一例として示すように飛び出し種別選定テーブルを用いる。
Figure 2016053755
表2の横軸で示すように、すり抜け余裕幅Sを距離範囲で分割し、対象の種別に応じてすり抜けが可能な間隔を設定する。歩行者T1の場合は、すり抜け余裕幅Sが30cm以下ならすり抜けできない、自転車T2の場合は、すり抜け余裕幅Sが50cm以下ならすり抜けできない、自動二輪車(バイク)T3の場合は、すり抜け余裕幅Sが100cm以下ならすり抜けできないと設定する。
さらに、表2の縦軸で示すように、車間距離Kを距離範囲で分割し、対象の種別に応じて飛び出す可能性のある間隔を設定する。例えば、歩行者T1の場合は、車間距離Kが30cm以上、自転車T2の場合は、車間距離Kが50cm以上、自動二輪車T3の場合は、車間距離Kが100cm以上なら飛び出す可能性があると設定する。
例えば、
(A) すり抜け余裕幅Sが30cm以下、車間距離Kが30cm以上50cm未満であると、飛び出し種別選定部10は、対象物Tとして歩行者T1を選定する。
(B) すり抜け余裕幅Sが30cmを越え50cm以下、車間距離Kが50cm以上100cm未満であると、飛び出し種別選定部10は、対象物Tとして自転車T2を選定とする。
(C) すり抜け余裕幅Sが50cmを越え100cm以下、車間距離Kが100cm以上であると、飛び出し種別選定部10は、対象物Tとして自動二輪車T3を選定する。
(D) その他の場合は、表2に示す通りである。
すなわち、歩行者T1がすり抜け可能なすり抜け余裕幅Sの最小値と、自転車T2がすり抜け可能なすり抜け余裕幅Sの最小値と、自動二輪車T3がすり抜け可能なすり抜け余裕幅Sの最小値とを互いに異ならせて、この順に大きい値になるように設定し、
歩行者T1が飛び出し可能な車間距離Kの最小値と、自転車T2が飛び出し可能な車間距離Kの最小値と、自動二輪車T3が飛び出し可能な車間距離Kの最小値とを互いに異ならせて、この順に大きい値になるように設定する。
そして、飛び出し種別選定部10は、対象物Tの種別を、すり抜け余裕幅Sの各最小値と車間距離Kの各最小値とに基づいて選定する。
(ステップS110)
ステップS110において、飛び出し危険度判別設定部11が、飛び出し可能性があるか否かについて判別設定する。飛び出し種別選定部10に設けられた飛び出し種別の選定において、いずれの種別も選定されなかった場合(表2中の「−」)は飛び出し可能性がないとして終了する(ステップS110のNO)。飛び出し種別の選定において、いずれかの種別が選定された場合(ステップS110のYES)は表2中において、「−」でなく、歩行者T1、自転車T2、自動二輪車T3である場合は次の処理に進む。
(ステップS111)
ステップS111において、車高算出部13が対向車両6の前後の車両の車高を算出する。例えば、ステレオカメラ等で得られる3次元情報から、対向車線5に停止している対向車両6の車高を算出する。
(ステップS112)
ステップS112において、飛び出し危険度判別設定部11が飛び出し危険度を判別設定する。
飛び出し危険度判別設定部11が行う飛び出し危険度の判別設定フローチャートの一例を図6に示してある。図5に示すように、飛び出し危険度判別設定部11は、自車線19(図2参照)に飛び出してくる可能性がある対象物Tの飛び出し種別(歩行者T1、自転車T2、自動二輪車T3などの対象物Tの種別)と、対向車両6の車高、自車両4と対象物Tの距離、自車両4の速度に基づいて、飛び出し危険度を判別設定する。
歩行者判別部23は、図6に示すステップS201において飛び出し種別を取得し、ステップS202において種別が歩行者T1であるか否かを飛び出し種別に基づいて判別する。そして、歩行者T1でない場合(自転車T2または自動二輪車T3など)と判別された場合は(ステップS202のNO)は、ステップS203において飛び出し危険度の値を高く設定する。
歩行者T1である場合は(ステップS202のYES)、ステップS204において車高判別部24が車高を取得して、ステップS205においてその車高に基づいて車高が閾値以下であるか否かを判別する。
そして車高が閾値以下でないと判別された場合は(ステップS205のNO)、ステップS206において急に自車線19側に飛び出してくる可能性は中ぐらいであるとして、飛び出し危険度の値を中ほどに設定する。
車高が閾値以下であると判別された場合は(ステップS205のYES)、ステップS207において衝突余裕時間算出部14が自車両4と対象位置までの距離及び自車両4の速度に基づいて衝突余裕時間(TTC)を算出する。衝突余裕時間(TTC)とは現在の相対速度が維持された場合にあと何秒で衝突するかを表す指標である。
次に、ステップS208において衝突余裕時間(TTC)判別部25においてTTCが閾値以下であるか否かを判別し、閾値以下の場合は(ステップS208のYES)、歩行者T1は危険と感じて飛び出さないと判断するためステップS209において、飛び出し危険度を低に設定する。一方、TTCが閾値以上の場合は、歩行者T1は余裕を感じて飛び出すと判断するためステップS206において、飛び出し危険度を中に設定する。
この図6に示す処理フローにおいて特徴的な点は、種別が歩行者T1の場合は、車高の判別とTTCの算出を行うことである。車高が閾値より高い場合は、歩行者T1の見通しが悪く自車線19側に出てから又は、出ながら安全確認をする可能性があるため危険度を中に設定するのである。車高の閾値としては、例えば、歩行者T1の身長の標準的な値(例えば180cm)とした場合は、例えば首までの高さ(例えば150cm)とする。
車高が閾値以下の場合は、歩行者T1の見通しが良くなり、事前に自車線19側の安全確認ができる。その後、歩行者T1は自分が飛び出してよいかどうかの判断を、自車両4との距離や速度に応じて行う。図4のステップS109における対象物Tの種別の選定が、表2に示すように、複数の種別の選定となって、図6のステップS201において飛び出し危険度判別設定部11が複数の飛び出し種別を取得する場合がある。この場合は、飛び出し危険度がもっとも高い種別を採用して飛び出し危険度を設定する。
(ステップS113)
図4に示すステップS113において、複数種類に判別設定された飛び出し危険度に基づいて、警報情報告知制御部12が、ドライバーへの警報の告知、車両制御等を行う。警報情報の告知には音声による告知や車両内に設けられた表示装置における危険の表示が含まれる。表示装置としては、フロントガラスへの危険の表示も含めることができる。
車両制御としては、判別設定された飛び出し危険度に基づいて自車両4の運転制御情報の制限などが考えられる。飛び出し危険度判別設定部11で危険度が高と判別設定された場合は、より手前から警報や表示を行い、場合によっては速度や加速度を抑制することもできる。危険度の高中低に応じて自車両4の速度や加速度の制御量を変更するようにしてもよい。
警報情報の告知としては、飛び出し危険度判別設定部11で危険度が中と判別設定された場合は、衝突余裕時間(TTC)が一定以下になったら警報や表示を行うとしてもよい。飛び出し危険度判別設定部11で危険度が低と判別設定された場合は、弱い警報や表示を行うか、場合によっては警報や表示を行わないとしてもよい。さらには、危険度の高中低に応じて表示の色を変更したり、インジケータのレベルを変更したり、表示アイコンの種類を変更するなどの表示方法を選択してもよい。危険度の高中低に応じて警報の音色、間隔、音量などを変更するようにしてもよい。
以下、本実施形態が具体的に従来技術に対して優れる点について説明する。
(1)交差点などの交通事故が発生しやすい道路側に設けられた「路側機」などの検出手段がなくても、交通事故の発生を抑制することができ、本発明のシステムを安価に実施できる。
(2) 歩行者T1、自転車T2、自動二輪車T3などの対象物Tの飛び出し可能性に対応して、飛び出し種別選定という処理を設けてあるから、自車両4の周囲状況を考慮しつつ、その周囲状況に最も好ましい交通事故の発生を抑制できる。
(3)一般の道路において対向車線5を走行する対向車両6間を飛び出す歩行者T1、自転車T2、自動二輪車T3などの対象物Tの問題に対して、自車両4との交通事故の発生を抑制できる。本実施形態の構成は、システムが適用できる状況が多く、汎用性が高い。
(4)比較的安価な3次元情報取得装置2で取得した自車両周囲情報に基づいて道路幅D、横位置Y、車両幅Wからすり抜け余裕幅Sを算出するから、直接観測できないすり抜け余裕幅Sを推定することができ、実用上の効果が大きい。
(5)飛び出し危険度判別設定部11が対象物Tの種別に応じた危険度を設定できるようになっているから、警報情報告知制御部12は、ドライバーに適切なタイミングで警報、表示等できるようになる。さらに、交通事故の発生を防止するために過度な運転制限が行われてしまう可能性を低減して、運転状態を良好に維持しつつ、飛び出しに起因する交通事故を抑制できる。
[別実施形態]
(1) 表1及び表2に示した変換マップや飛び出し種別選定テーブルだけでなく、実質的に同等の機能を有する近似式や対応データ参照手段に基づいて、車両幅Wや、すり抜け余裕幅S、飛び出し危険度の値を算出等する構成も採用できる。
(2) 前記3次元情報には連続的に検出される映像や時間的に離隔的に検出される画像や、データ的に取得される3次元情報をも含む概念で使用されている。
1 運転支援システム
2 3次元情報取得装置
3 自車両運転情報検出部(自車両運転情報検出手段)
4 自車両
5 対向車線
6 対向車両
6a 対向車両の道路中央側側面
7 対向車両速度算出部(対向車両速度算出手段)
8 すり抜け余裕幅算出部(すり抜け余裕幅算出手段)
9 車間距離算出部(車間距離算出手段)
10 飛び出し種別選定部(飛び出し種別選定手段)
11 飛び出し危険度判別設定部(飛び出し危険度判別設定手段)
12 警報情報告知制御部(警報情報告知制御手段)
13 車高算出部(車高算出手段)
14 衝突余裕時間算出部(衝突余裕時間算出手段)
15 道路幅算出部(道路幅算出手段)
16 車両幅算出部(車両幅算出手段)
17 センターライン相当位置
18 横位置算出部(横位置算出手段)
26 対向車両全長検出部(対向車両全長検出手段)
28 自車両周囲情報検出部(自車両周囲情報検出手段)
D 道路幅
K 車間距離
S すり抜け余裕幅
T 対象物
T1 歩行者
T2 自転車
T3 自動二輪車
W 車両幅
Y 横位置

Claims (6)

  1. 対向車線の対向車両群が走行停止又は走行停止に近い低速走行状態にあり、歩行者、自転車、自動二輪車などの対象物が対向車両間から自車線側に飛び出す可能性がある場合に、前記自車線側の自車両と前記対象物の衝突回避を支援する運転支援システムであって、
    3次元情報取得装置を含んで構成した自車両周囲情報検出手段と、
    自車両の速度などの自車両運転情報を検出する自車両運転情報検出手段と、
    対向車両の速度を算出する対向車両速度算出手段と、
    前記対向車線の対象物が通行する側のすり抜け余裕幅を前記自車両周囲情報に基づいて算出するすり抜け余裕幅算出手段と、
    前記対向車両の速度に基づいて、隣り合う前記対向車両同士の車間距離を算出する車間距離算出手段と、
    前記すり抜け余裕幅と前記車間距離に基づいて、前記対向車線側から自車線側に飛び出してくる可能性がある前記対象物の種別を選定する飛び出し種別選定手段と、
    前記飛び出し種別選定手段が選定した飛び出し種別に基づいて、前記対象物の飛び出し危険度を判別設定する飛び出し危険度判別設定手段と、
    前記飛び出し危険度判別設定手段が判別設定した飛び出し危険度に基づいて、警報情報の告知と車両制御の少なくとも一方を行う警報情報告知制御手段とを有していることを特徴とする運転支援システム。
  2. 前記歩行者がすり抜け可能な前記すり抜け余裕幅の最小値と、前記自転車がすり抜け可能な前記すり抜け余裕幅の最小値と、前記自動二輪車がすり抜け可能な前記すり抜け余裕幅の最小値とを互いに異ならせて、この順に大きい値になるように設定し、
    前記歩行者が飛び出し可能な前記車間距離の最小値と、前記自転車が飛び出し可能な前記車間距離の最小値と、前記自動二輪車が飛び出し可能な前記車間距離の最小値とを互いに異ならせて、この順に大きい値になるように設定し、
    前記飛び出し種別選定手段は、前記対象物の種別を、前記すり抜け余裕幅の各最小値と前記車間距離の各最小値とに基づいて選定する請求項1記載の運転支援システム。
  3. 前記飛び出し危険度判別設定手段は、前記自転車、前記自動二輪車の飛び出し危険度を、前記歩行者の飛び出し危険度よりも高く判別設定する請求項1又は請求項2記載の運転支援システム。
  4. 前記3次元情報取得装置で取得した前記自車両周囲情報に基づいて前記対向車両の車高を算出する車高算出手段と、
    前記自車両から前記対象物までの距離及び前記自車両の速度に基づいて衝突余裕時間を算出する衝突余裕時間算出手段とをさらに備え、
    前記飛び出し種別が前記歩行者であると前記飛び出し種別選定手段が選定した場合は、前記飛び出し危険度判別設定手段は、前記車高算出手段が算出した前記車高と、前記衝突余裕時間算出手段が算出した前記衝突余裕時間とに基づいて前記飛び出し危険度を設定する請求項1〜3のいずれか一つに記載の運転支援システム。
  5. 道路幅を算出する道路幅算出手段と、
    前記自車両周囲情報に基づいて、前記対向車両の車両幅を算出する車両幅算出手段と、
    前記自車両周囲情報に基づいて、前記対向車両の道路中央側側面を検出して前記対向車両の道路中央側側面とセンターライン相当位置間の横位置を算出する横位置算出手段とを有し、
    前記すり抜け余裕幅算出手段は、前記道路幅、前記車両幅、前記横位置に基づいて前記すり抜け余裕幅を算出する請求項1〜4のいずれか一つに記載の運転支援システム。
  6. 前記自車両周囲情報に基づいて、前記対向車両の全長を検出する対向車両全長検出手段と、予め定めておいた前記対向車両に係る全長と前記車両幅の対応関係を示す変換マップとを備え、
    前記変換マップに基づいて前記対向車両の車両幅を決定する請求項5記載の運転支援システム。
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