JP2016053440A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の制御対象に関するそれぞれの制御機能を1つの制御装置に集約した制御装置において、メモリ資源を効果的に用いることのできる制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】制御装置は、メインメモリと、メインメモリ上に、制御対象の機種にそれぞれ対応するプログラム保持領域及び各制御対象にそれぞれ対応する入出力データ領域を割り当てる領域割当手段と、プログラム保持領域に、制御プログラムをロードするロード手段と、制御プログラムを実行するプログラム実行手段とを備える。上記制御プログラムは、再入可能とされている。プログラム保持領域に書き込まれた制御プログラムは、同機種の制御対象の制御に共有で使用される。
【選択図】図5

Description

本発明は、制御装置に関するものである。
例えば、従来、1台の室外機と複数の室内機とが共通の冷媒配管で接続されたマルチ型空調システムが知られている。一般的に、空調システムにおける室外機及び室内機の制御は、室外機及び室内機にそれぞれ一体的に取り付けられた室外機制御装置及び室内機制御装置によって行われる。
特開2012−198020号公報
上述した空調システムでは、室外機、室内機にそれぞれ制御装置(プロセッサ)が設けられているため、室内機や室外機のコストが高くなる。また、室内機と室外機が通信しながら空調システムの制御を行うことから、制御で用いられる全ての制御プログラムが同一の制御バージョンであることが必要となる。このため、空調システムを構成する一部の室内機や室外機を新しい制御仕様の機器に変更することが難しい。
このような問題を解決すべく、本願出願人においては、室外機の制御装置と室内機の制御装置とを室外機本体、室内機本体からそれぞれ切り離し、これらの制御機能を1つの制御装置に集約させた新たな空調システムの開発が検討されている。
本発明は、上述の新たな空調システムのように、複数の制御対象に関するそれぞれの制御機能を1つの制御装置に集約した制御装置において、メモリ資源を効果的に用いることのできる制御装置を提供することを目的とする。
本発明の第1態様は、複数の制御対象を制御する制御装置であって、メインメモリと、前記メインメモリ上に、前記制御対象の機種に応じたプログラム保持領域及び各前記制御対象にそれぞれ対応する入出力データ領域を割り当てる領域割当手段と、前記プログラム保持領域に、制御プログラムをロードするロード手段と、前記制御プログラムを実行するプログラム実行手段とを備え、前記制御プログラムは、再入可能とされ、前記プログラム保持領域に書き込まれた制御プログラムは、同機種の前記制御対象の制御に共有で使用される制御装置である。
上記態様の制御装置によれば、メインメモリ上には制御対象の機種に応じた数のプログラム保持領域が割り当てられ、同機種の制御においては、その機種に対応するプログラム保持領域にロードされた制御プログラムを用いて処理が実行される。このように、機種毎にプログラム保持領域を割り当てることにより、各制御対象にそれぞれ対応するプログラム保持領域を割り当てる場合と比べて、メインメモリ上に割り当てられるプログラム保持領域のメモリ容量を低減できる。この結果、メモリ資源を効果的に利用することが可能となる。
上記制御装置において、前記制御プログラムは、運転モード単位でそれぞれ作成されており、前記プログラム実行手段は、前記制御対象の現在の運転モードに対応する制御プログラムを選択して実行することとしてもよい。
制御プログラムが運転モード単位で作成されているので、制御対象の現在の運転モードに対応する制御プログラムのみを実行することにより、制御対象の制御を実現することが可能となる。これにより、処理負担の軽減及び処理時間の短縮を図ることができる。
上記制御装置において、前記制御プログラムは、運転モード単位でそれぞれ作成されており、前記ロード手段は、各前記制御対象の運転モードに対応する制御プログラムのみを該制御対象の機種に対応する前記プログラム保持領域にそれぞれロードし、前記プログラム実行手段は、前記プログラム領域に書き込まれている前記制御プログラムのうち、前記制御対象の運転モードに対応する制御プログラムを選択して実行することとしてもよい。
制御プログラムが運転モード単位で作成されており、制御対象の現在の運転モードに対応する制御プログラムのみがメインメモリにロードされて実行されるので、ロード時間の短縮及び制御プログラムを実行する際の処理負担の軽減並びに処理時間の短縮を図ることが可能となる。
上記制御装置が複数の室内機を含む複数の制御対象を制御する場合において、前記メインメモリには、各前記室内機と出力状態とを関連付けて格納するための出力状態管理領域が割り当てられ、前記室内機に対応する前記入出力データ領域は、入力データ領域と出力データ領域とに分割され、前記入力データ領域は、各前記室内機に対応してそれぞれ設けられ、前記出力データ領域は、前記室内機の出力状態に対応してそれぞれ設けられ、前記出力管理領域において同じ出力状態が登録されている前記室内機については、該出力状態に対応する前記出力データ領域が共有で使用されることとしてもよい。
上記制御装置によれば、室内機に対応する入出力データ領域は、入力データ領域と出力データ領域とに分割され、入力データ領域は、各室内機に対応してそれぞれ設けられ、出力データ領域は室内機の出力状態に対応してそれぞれ動的に設けられる。例えば、全ての室内機が停止モードであり出力値が同じ場合、出力データ領域は全室内機に対して1つしか割り当てられないこととなる。このように、室内機の出力状態に応じて出力データ領域を動的に割り当てるので、近似する出力値を有する室内機が複数台存在する場合には、メモリ資源を有効に利用することが可能となる。
上記制御装置において、前記室内機に対応する制御プログラムは、一の前記室内機の運転モード及び入力データと、既に出力状態が決定されている他の前記室内機の運転モード及び入力データとを比較して、所定の近似条件を満たす他の前記室内機が存在するか否かを判定するステップと、近似条件を満たす他の前記室内機が存在する場合に、前記出力状態管理領域における一の前記室内機に対応する出力状態に、近似条件を満たした他の前記室内機の出力状態と同じ出力状態を格納するステップとを含むこととしてもよい。
上記制御装置によれば、一の室内機において、近似条件を満たす他の室内機の運転モードが存在していた場合には、一の室内機における出力値の演算が省略されるので、処理負担の軽減を図ることが可能となる。
本発明の第2態様は、上記制御装置を備える空調システムである。
本発明によれば、メモリ資源を効果的に用いることができるという効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係る空調システムの冷媒系統を示した図である。 本発明の第1実施形態に係る空調システムの電気的構成図である。 本発明の第1実施形態に係る制御装置のハードウェア構成を示した図である。 空調システムの起動時にマスター制御部によって実行される処理手順を示したフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る制御装置のメインメモリの領域割り当ての一例を示した図である。 本発明の第2実施形態に係る室外機制御プログラムの一構成例を示した図である。 本発明の第2実施形態に係る室内機制御プログラムの一構成例を示した図である。 本発明の第3実施形態に係る制御装置のメインメモリの領域割り当ての一例を示した図である。 本発明の第4実施形態に係る室内機制御プログラムの処理手順の一例について示したフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る室内機制御プログラムの処理手順の一例について示したフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る室内機制御プログラムの処理手順の一例について示したフローチャートである。
以下に、本発明に係る制御装置を空調システムに適用する場合の各実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本発明に係る制御装置は、以下に説明する空調システムに適用される場合に限られず、複数の制御対象を制御する制御機能を1台の制御装置に集約したシステムに対して広く適用されるものである。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る空調システム1の冷媒系統を示した図である。図1に示すように、空調システム1は、1台の室外機Bと、該室外機Bと共通の冷媒配管により接続される複数の室内機A1、A2とを備える。図1では、便宜上、1台の室外機Bに、2台の室内機A1、A2が接続されている構成を例示しているが、室外機の設置台数及び室内機の接続台数については限定されない。
室外機Bは、例えば、冷媒を圧縮して送出する圧縮機11、冷媒の循環方向を切り換える四方弁12、冷媒と外気との間で熱交換を行う室外熱交換器13、室外ファン15、冷媒の機液分離等を目的として圧縮機11の吸入側配管に設けられたアキュムレータ16等を備えている。また、室外機Bには、冷媒圧力を計測する圧力センサ21、冷媒温度等を計測する温度センサ24等の各種センサ類20(図2参照)が設けられている。
室内機A1、A2はそれぞれ、室内熱交換器31、室内ファン32、及び電子膨張弁33等を備えている。2台の室内機A1、A2は、それぞれ室外機B内のヘッダー22、ディストリビュータ23で分岐された各冷媒配管21A、21Bに接続されている。
図2は、本実施形態に係る空調システム1の電気的構成図である。図2に示すように、室内機A1、A2、室外機B、制御装置3が共通バス5を介して接続されており、相互の情報の授受が可能な構成とされている。なお、共通バス5は、通信媒体の一例であり、通信は無線、有線を問わない。
制御装置3は、保守点検を行う保守点検装置6に通信媒体7を介して接続され、定期的に運転データを送信したり、異常発生時にはその旨を速やかに通知できるような構成とされている。
本実施形態では、各室内機制御部41、42及び室外機制御部43が、室内機A1、A2及び室外機Bとは独立して設けられている。具体的には、室内機A1を制御する室内機制御部41、室内機A2を制御する室内機制御部42、及び室外機Bを制御する室外機制御部43が、仮想化された制御部としてそれぞれ制御装置3に実装されている。
つまり、室内機制御部41、42及び室外機制御部43は、1つのハードウェアを有する制御装置3に集約されており、制御装置3が備えるハードウェア上でそれぞれ独立した動作が可能とされる。制御装置3は、室内機制御部41、42及び室外機制御部43を制御装置内に仮想的に存在させるためのマスター制御部40を有している。なお、マスター制御部40による室内機制御部41、42及び室外機制御部43の生成処理等については後述する。
制御装置3において、室内機制御部41、42及び室外機制御部43は、互いに情報の授受が可能な構成とされている。また、室内機制御部41、42及び室外機制御部43は、例えば、情報を共有しながら各自が独立した自律分散制御を実現させる自律分散制御を行うこととしてもよい。ここで、自律分散制御とは、センサ類20や他の制御部(例えば、室内機制御部41であれば、室内機制御部42及び室外機制御部43が他の制御部に相当する。)から情報を受信し、該情報を入力として所定のアプリケーションが制御ルールに従い、対応する室内機または室外機(例えば、室内機制御部41であれば、室内機A1)に対して制御指令を与えることをいう。
室内機A1において、室内ファン32、電子膨張弁33等(図1参照)の各種機器51に対応してそれぞれ設けられている各種ドライバ52は、ゲートウェイ(通信手段)53を介して共通バス5に接続されている。なお、図示が省略されているが、室内機A2も室内機A1と同様の構成とされている。
室外機Bにおいて、圧縮機11、四方弁12、室外ファン13等(図1参照)の各種機器61に対応してそれぞれ設けられている各種ドライバ62は、ゲートウェイ(通信手段)63を介して共通バス5に接続されている。
ゲートウェイ53、63は、例えば、通信ドライバ、アドレス記憶領域、機器属性記憶領域、OS、通信フレームワークを含む機能の集まりである。アドレス記憶領域は、制御装置3等と通信を行うために予め割り振られている固有のアドレスを記憶するための記憶領域である。また、機器属性記憶領域は、自身の属性情報及び保有する機器51、61の属性情報を記憶するための領域であり、例えば、室内機であるか室外機であるか、能力、搭載センサ類(例えば、温度センサ、圧力センサ等)、機器の情報(例えば、ファンタップ数、弁のフルパルス等)等の情報が格納されている。
さらに、室外機B及び室内機A1、A2に設けられたセンサ類20(例えば、冷媒圧力を計測する圧力センサや冷媒温度を計測する温度センサ等)は、それぞれADボード71を介して共通バス5に接続されている。ここで、センサ類20の計測精度が低い場合には、ADボード71とセンサ類20との間に、計測値を補正するための補正機能を有するノードを設けることとしてもよい。このように、補正機能を持たせることにより、センサ類20として廉価で計測精度のさほど高くないセンサを利用することが可能となる。
このような空調システムにおいては、例えば、制御装置3の室内機制御部41、42は、共通バス5を介してセンサ類20、各種ドライバ52、62から計測データや制御情報を取得し、これらの計測データに基づいて、所定の室内機制御プログラムを実行することにより、室内機A1、A2に設けられた各種機器(例えば、室内ファン32、電子膨張弁33等)に対して制御指令を出力する。制御指令は、共通バス5、ゲートウェイ53を介して各種ドライバ52へ送られる。各種ドライバ52は、受信した制御指令に基づいて、それぞれ対応する機器を駆動する。これにより、制御指令に基づく室内機A1、A2の制御が実現される。
同様に、制御装置3の室外機制御部43は、共通バス5を介してセンサ類20、各種ドライバ52、62から計測データや制御情報を取得し、これらの計測データに基づいて、所定の室外機制御プログラムを実行することにより、室外機Bに設けられた各種機器(例えば、圧縮機11、四方弁12、室外熱交換器13、室外ファン15等)に対して制御指令を出力する。制御指令は、共通バス5、ゲートウェイ63を介して各種ドライバ62へ送られる。各種ドライバ62は、受信した制御指令に基づいて、それぞれ対応する機器を駆動する。
次に、制御装置3について、図を参照して詳細に説明する。
図3は、制御装置3のハードウェア構成を示した図である。図3に示すように、制御装置3は、CPU(Central Processing Unit)80、メインメモリ(例えば、RAM(Ramdom Access Memory))81、ハードディスク83、通信インターフェース84等を備えている。ハードディスク83には、室外機制御プログラムPr1、室内機制御プログラムPr2、マスタープログラムPr3が格納されている。
次に、制御装置3において実行される各種処理について図4を参照して説明する。
図4は、空調システムの起動時に制御装置3によって実行される処理手順を示したフローチャートである。空調システム1の起動時には、制御装置3のマスター制御部40(図2参照)が最初に起動される。マスター制御部40の起動は、図3に示される、制御装置3のCPU80がハードディスク83内のマスタープログラムPr3をRAM81の所定の領域に読み出して実行することで実現される。ここで、マスター制御部40も仮想的に制御装置3内に生成される制御部である。
マスター制御部40は、まず、接続機器リクエストを送信する(図4のステップSB1)。これにより、接続機器リクエストが共通バス5(図2参照)を介して各接続機器に送信される。この接続機器リクエストを受信した室内機A1、A2のゲートウェイ53及び室外機Bのゲートウェイ63は、機器属性記憶領域から属性情報を読み出すとともに、アドレス記憶領域からアドレス情報を読み出し、これらを関連付けて制御装置3に返信する(ステップSB2)。
これにより、マスター制御部40は、接続機器として室内機A1,A2及び室外機Bが接続されていること、各室内機A1、A2及び室外機Bのそれぞれの搭載機器並びにアドレス情報を取得する。
マスター制御部40は、受信した属性情報に基づいて接続機器数を把握し、接続機器に応じた仮想CPU及びメモリ領域の配置を行う(ステップSB3:領域配置手段)。これにより、制御装置3内において、室内機A1、A2及び室外機Bにそれぞれ対応する仮想CPUが割り当てられるとともに、メインメモリ81には機種に応じたメモリ領域が割り当てられる。
具体的には、図5に示すように、メインメモリ81上に、室外機Bに対応する室外機制御プログラム保持領域C1、室外機制御プログラム保持領域に対応する演算実行用領域C2、室外機Bに対応する入出力データ領域C3、室内機A1,A2に対応する室内機制御プログラム保持領域C4、室内機制御プログラム保持領域に対応する演算実行用領域C5、各室内機A1,A2に対応する入出力データ領域C6、C7が割り当てられる。
次に、マスター制御部40は、ハードディスク83(図3参照)から室外機制御プログラムPr1及び室内機制御プログラムPr2を読み出し、これらをメインメモリ81の室外機制御プログラム保持領域C1及び室内機制御プログラム保持領域C4にそれぞれ格納する(ステップSB4:ロード手段)。ここで、室外機制御プログラムPr1及び室内機制御プログラムPr2は、いずれも再入可能(リエントラント)な構造とされている。
続いて、マスター制御部40は、各仮想CPUに対して起動指示を与える(ステップSB5)。これにより、各仮想CPUが対応するメモリ領域に格納されている制御プログラムを実行することで、室内機制御部41、42及び室外機制御部43が起動し、それぞれの制御が開始される(ステップSB6:プログラム実行手段)。具体的には、仮想CPUが室外機制御プログラム保持領域C1にロードされた室外機制御プログラムを実行することにより室外機制御部43による室外機の制御が実現され、仮想CPUが室内機制御プログラム保持領域C4にロードされた室内機制御プログラムをそれぞれ実行することにより、室内機制御部41、42による室内機A1,A2の制御がそれぞれ実現される。
ここで、室内機制御部41、42は、いずれも室内機制御プログラム保持領域C4にロードされた室内機プログラムPr2を共有で使用する。このように、同じ機種の制御対象については、同一の制御プログラムを共有で用いるので、メインメモリ81においてプログラム保持領域として割り当てられるメモリ容量を低減することが可能となる。
なお、上記のように室内機制御部41、42及び室外機制御部43を起動させた後は、マスター制御部40は休止状態とされるか、削除されることとしてもよい。マスター制御部40を削除することで、マスター制御部40のCPU能力をゼロとすることができ、他の資源の圧迫を回避することが可能となる。
また、上記ハードディスクに格納される室外機制御プログラムPr1及び室内機制御プログラムPr2は、ネットワークを介して接続されるサーバ上に設けられており、このサーバからダウンロードすることとしてもよい。また、定期的にサーバからプログラムをダウンロードすることにより、自動でプログラム更新などを行うことが可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係る制御装置3及び空調システム1によれば、メインメモリ81に各種制御プログラムを保持するプログラム保持領域を配置する際に、各制御対象に対応してそれぞれプログラム保持領域を配置するのではなく、機種毎にプログラム保持領域を配置する。つまり、同機種の制御対象が複数台あった場合には、それらについてプログラム保持領域を1つ配置すればよいので、プログラム保持領域に要するメモリ容量を低下させることが可能となる。これにより、メインメモリ81のメモリ資源を効果的に利用することが可能となる。また、演算実行用領域についても、プログラム保持領域にそれぞれ対応して設けられるので、メモリ容量を減らすことが可能となる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係る制御装置について説明する。
本実施形態では、室外機制御プログラムPr1、室内機制御プログラムPr2が、運転モード単位に分割されて作成されている。すなわち、図6に示すように、室外機制御プログラムPr1´は、冷房モード用プログラムPr1a、暖房モード用プログラムPr1b、除湿モード用プログラムPr1c、停止モード用プログラムPr1d等から構成されている。同様に、室内機制御プログラムPr2´は、図7に示すように、冷房モード用プログラムPr2a、暖房モード用プログラムPr2b、除湿モード用プログラムPr2c、停止モード用プログラムPr2d等から構成されている。
本実施形態において、運転モード単位でそれぞれ作成された室外機制御プログラムPr1´、室内機制御プログラムPr2´は、室外機制御プログラム保持領域C1及び室内機制御プログラム保持領域C4にそれぞれロードされる。そして、各仮想CPUがプログラムを実行するに際して、現在の制御対象の運転モード、すなわち、室外機B及び室内機A1、A2の運転モードにそれぞれ対応するモードのプログラムのみを実行する。例えば、室外機B、室内機A1、A2が冷房モードである場合には、室外機制御プログラムPr1´の冷房モード用プログラムPr1aが仮想CPUによって実行されることにより、室外機制御部43の制御が実現され、室内機制御プログラムPr2´の冷房モード用プログラムPr2aが仮想CPUによって実行されることにより、室内機制御部41、42の制御が実現される。
上述したように、本実施形態に係る制御装置及び空調システムによれば、制御プログラムが運転モード毎に分割されて作成され、これらのプログラムのうち、運転モードに応じたプログラムのみが実行される。これにより、処理時間の短縮や処理負担の軽減を図ることが可能となる。
ここで、第2実施形態では、複数の運転モードの制御プログラムから構成される室外機制御プログラムPr1´及び室内機制御プログラムPr2´を室外機制御プログラム保持領域C1及び室内機制御プログラム保持領域C4にそれぞれロードしていた。これに代えて、室外機B、室内機A1、A2の現在の運転モードに対応するプログラムのみをメインメモリ81のプログラム保持領域にロードすることとしてもよい。例えば、室外機B、室内機A1、A2が暖房モードである場合には、室外機制御プログラムPr1´の暖房モード用プログラムPr1bがメインメモリ81の室外機制御プログラム保持領域C1にロードされるとともに、室内機制御プログラムPr2´の暖房モード用プログラムPr2bのみがメインメモリ81の室内機制御プログラム保持領域C2にロードされる。つまり、この態様によれば、除湿モード用プログラムや冷房モード用プログラム等については、メインメモリ81にロードされない。
このように、制御に必要となるプログラムに限定してメインメモリ81にロードすることにより、メインメモリ81をより効果的に使用することができるとともに、プログラムのロードに要する時間を短縮することが可能となる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態に係る制御装置について説明する。
上述した各実施形態では、室外機B及び室内機A1,A2に対応する入出力データ領域C3,C6,C7をそれぞれメインメモリ81上に配置していた。これに代えて、本実施形態では、入出力データ領域を入力データ領域と出力データ領域とに分け、入力データ領域については制御対象にそれぞれ対応して、すなわち、室外機B及び室内機A1,A2に対応してそれぞれ配置し、室内機A1、A2の出力データ領域については出力状態に応じてそれぞれ配置する。
図8に、本実施形態に係るメインメモリ81の領域割り当ての一例を示す。図8に示すように、本実施形態に係るメインメモリ81には、各室内機A1,A2に対応してそれぞれ設けられた入力データ領域C8、C9、室内機の出力状態に対応して設けられた出力データ領域C10、C11が割り当てられている。つまり、図8は、室内機A1と室内機A2とが異なる出力状態である場合の領域割り当てを例示している。
本実施形態において、室内機A1の出力値と室内機A2の出力値との差が所定の範囲内にある場合、メインメモリ81に割り当てられる出力データ領域は一つとされ、この出力データ領域が室内機A1、A2において共有されることとなる。なお、この場合に出力データ領域に書き込まれる出力値については、いずれか一方の室内機の出力値を書き込む、互いの出力値の平均値を書き込む、出力値が最初に演算された室内機の出力値を書き込む等の方法を採ることが可能である。
また、図8に示すように、メインメモリ81には、各室内機A1、A2の出力状態を管理するための出力状態管理領域C12が割り当てられている。この出力状態管理領域C12に、各室内機A1、A2に対応する出力状態の識別情報(例えば、出力状態番号)が書き込まれる。また、この出力状態番号と出力データ領域の識別番号とがそれぞれ関連付けられていることにより、各室内機A1、A2がどの出力状態にあるのか、及び、どの出力データ領域を利用すればよいのかが判断できるようになっている。
以上、説明したように、本実施形態に係る制御装置及び空調システムによれば、室内機A1,A2の出力状態に応じて出力データ領域を割り当てるので、出力値が同一または近似する複数の室内機が存在する場合に、メインメモリ81における出力データ領域の割り当て数を減らすことができる。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態に係る制御装置について説明する。
上述した第3実施形態では、出力状態が同じ室内機については共有の出力データ領域を用いることとしていた。ところで、各室内機の動作環境が近似していれば、出力値はほぼ同じ値となるといえる。このことから、本実施形態では、ある室内機(例えば、「室内機1」という。)について出力値が既に演算されている場合に、この室内機1と動作環境が近似する室内機(例えば、「室内機2」という。)については、この室内機2についての出力値の演算処理は省略し、既に出力値が演算されている室内機1と同じ出力値を用いることとする。
具体的には、既に出力値が演算されている室内機のうち、後述する所定の近似条件を満たす室内機が存在するか否かを判断し、存在する場合には、その室内機の出力値を流用するとともに、その室内機と同一の出力データ領域を使用する。
以下、本実施形態に係る室内機制御プログラムの処理手順の一例について図9及び図10を参照して説明する。
この室内制御プログラムは、メインメモリ81の室内機制御プログラム保持領域C4にロードされるプログラムであり、仮想CPUによって実行されることにより、実現されるものである。
まず、停止状態に対応した出力値の演算を行う(ステップSA1)。これは、停止モードにおける各機器の制御値、例えば、膨張弁33(図1参照)の開度、フラップの角度、ルーバーの角度等が演算される。
続いて、メインメモリ81に停止状態に対応する出力データ領域を割り当て(ステップSA2)、作成した出力データ領域に停止状態の出力値(膨張弁33の開度、フラップの角度、ルーバーの角度)を書き込む(ステップSA3)。
次に、冷房モードに対応する出力状態番号jに1を設定し、暖房モードに対応する出力状態番号kに81を設定する(ステップSA4)。続いて、室内機番号iに1を設定する(ステップSA5)。
次に、室内機i(例えば、室内機A1)が停止モードであるか否かを判定する(ステップSA6)。この結果、室内機iが停止モードであった場合には(ステップSA6において「YES」)、出力状態管理領域C10(図8参照)における室内機iの出力状態に停止状態を示す出力状態番号0を設定する(ステップSA7)。
一方、ステップSA6において、室内機iが停止モードでなかった場合には(ステップSA6において「NO」)、室内機iが冷房モードか否かを判定する(図10のステップSA8)。この結果、室内機iが冷房モードであった場合には(ステップSA8において「YES」)、既に出力値が演算されている室内機のうち、換言すると、出力状態管理領域C10に出力状態番号が設定されている室内機のうち、室内機iと近似条件を満たす他の室内機があるかを判定する(ステップSA9)。
ここで、近似条件を満たすか否かは、運転モードと入力データとに基づいて判断される。例えば、運転モードが同一であり、かつ、設定温度と吸い込み温度との偏差の差分が基準範囲内である場合に、近似条件を満たすと判断する。例えば、室内機iの設定温度と吸い込み温度との偏差ΔTiを演算するとともに、他の室内機についても設定温度と吸い込み温度との偏差ΔTaを演算し、これらの偏差の差(ΔTi−ΔTa)が基準範囲内(例えば、0.5℃以内)であり、いずれも同じ運転モードである場合に、近似条件を満たすと判断する。
なお、近似条件を満たすか否かについては、上記の例に限られない。例えば、全ての入力データに関する偏差の二乗和が所定の基準範囲内であるか否かにより判定したり、室内機の発揮している冷暖房能力偏差が所定の基準範囲内であるか否かにより判定することとしてもよい。
この結果、既に出力値が演算されている室内機のうち、室内機iと近似条件を満たす室内機があると判断した場合には(ステップSA9において「YES」)、出力状態管理領域における室内機iの出力状態として、近似条件を満たした室内機と同一の出力状態番号を設定し(ステップSA10)。これにより、室内機iについては、近似条件を満たした室内機と同じ出力データ領域が使用されることとなり、同一の出力値が出力されることとなる。
一方、ステップSA9において、近似条件を満たす他の室内機が存在しなかった場合には、室内機iの出力値を演算する(ステップSA11)。続いて、メインメモリ81上に新たな出力データ領域を割り当て(ステップSA12)、この出力データ領域にステップSA11において算出した室内機iの出力値を書き込む(ステップSA13)。続いて、出力状態管理領域C10(図8参照)における室内機iの出力状態に冷房モードの出力値を示す出力状態番号jを設定する(ステップSA14)。続いて、出力状態番号jがインクリメントされる(ステップSA15)。
また、上記ステップSA8において、室内機iが冷房モードでなかった場合には(ステップSA8において「NO」)、既に出力値が演算されている暖房モードの室内機のうち、室内機iと近似条件を満たす他の室内機があるかを判定する(図11のステップSA16)。
この結果、既に出力値が演算されている室内機のうち、室内機iと近似条件を満たす室内機が存在した場合には(ステップSA16において「YES」)、出力状態管理領域における室内機iの出力状態として、近似条件を満たした室内機と同一の出力状態番号を設定する。これにより、室内機iについては、近似条件を満たした室内機と同じ出力データ領域が使用されることとなり、同一の出力値が出力されることとなる。
一方、ステップSA16において、近似条件を満たす他の室内機が存在しなかった場合には、室内機iの出力値を演算する(ステップSA18)。続いて、メインメモリ81上に新たな出力データ領域を割り当て(ステップSA19)、この出力データ領域にステップSA18において算出した室内機iの出力値を書き込む(ステップSA20)。続いて、出力状態管理領域C10(図8参照)における室内機iの出力状態に暖房モードの出力値を示す出力状態番号kを設定する(ステップSA21)。続いて、出力状態番号kがインクリメントされる(ステップSA22)。
そして、上記ステップSA7、SA10、SA15、SA17、SA22の処理が終了すると、図9のステップSA23に移行し、全室内機について処理が終了したかを判定する。すなわち、現在の室内機番号iが室内機の台数に一致しているか否かを判定する。この結果、全ての室内機について処理が終了していない場合には、ステップSA24において室内機番号iをインクリメントし、ステップSA6に戻る。
一方、ステップSA23において、全ての室内機の処理が完了していた場合には、ステップSA4に戻り、室内機番号iに1が設定され、各室内機について上記処理が再度実施される。
以上説明したように、本実施形態に係る制御装置及び空調システムによれば、出力値が算出されている他の室内機のうち、近似条件を満たす他の室内機が存在するか否かを判断し、存在する場合には、当該室内機における出力値の算出処理を省略し、近似条件を満たした他の室内機の出力値を当該室内機の出力値として用いる。このように、入力が近似している室内機については、出力値を得るための通常の演算処理を実行することなく、出力値を得ることが可能となる。これにより、処理負担を軽減でき、処理時間の短縮を期待することができる。
更に、上述した第3実施形態と同様に、出力状態が同じ室内機については、共有の出力データ領域を利用することによって、資源を有効に利用することが可能となる。
また、冷房モードと暖房モードとで、付与する出力状態番号の範囲(例えば、冷房モードの場合には、出力状態番号として、1〜80の間の番号を付与し、暖房モードの場合には、出力状態番号として、81〜160の間の番号を付与するなど)を決めておくことで、出力状態番号から運転モードを把握することが可能となる。これにより、容易に各室内機の運転モードを把握することができる。
本発明は、上述の実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において、例えば、上述した各実施形態を部分的または全体的に組み合わせる等して、種々変形実施が可能である。
また、上記各実施形態では、ハードディスクから室外機制御プログラム、室内機制御プログラムをメインメモリにロードして実行することとしたが、メインメモリへの展開を行うことなく、例えば、ROM上で直接的にプログラムを実行することとしてもよい。また、この場合、プログラムの実行に際して、必要に応じて情報をRAMに展開されることとしてもよい。
1 空調システム
3 制御装置
40 マスター制御部
41、42 室内機制御部
43 室外機制御部
80 CPU
81 メインメモリ
83 ハードディスク
84 通信インターフェース
A1,A2 室内機
B 室外機

Claims (6)

  1. 複数の制御対象を制御する制御装置であって、
    メインメモリと、
    前記メインメモリ上に、前記制御対象の機種にそれぞれ対応するプログラム保持領域及び各前記制御対象にそれぞれ対応する入出力データ領域を割り当てる領域割当手段と、
    前記プログラム保持領域に、制御プログラムをロードするロード手段と、
    前記制御プログラムを実行するプログラム実行手段と
    を備え、
    前記制御プログラムは、再入可能とされ、
    前記プログラム保持領域に書き込まれた制御プログラムは、同機種の前記制御対象の制御に共有で使用される制御装置。
  2. 前記制御プログラムは、運転モード単位でそれぞれ作成されており、
    前記プログラム実行手段は、前記制御対象の現在の運転モードに対応する制御プログラムを選択して実行する請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御プログラムは、運転モード単位でそれぞれ作成されており、
    前記ロード手段は、各前記制御対象の運転モードに対応する制御プログラムのみを該制御対象の機種に対応する前記プログラム保持領域にそれぞれロードし、
    前記プログラム実行手段は、前記プログラム領域に書き込まれている前記制御プログラムのうち、前記制御対象の現在の運転モードに対応する制御プログラムを選択して実行する請求項1に記載の制御装置。
  4. 複数の室内機を含む複数の制御対象を制御する請求項1から請求項3のいずれかに記載の制御装置であって、
    前記メインメモリには、各前記室内機と出力状態とを関連付けて格納するための出力状態管理領域が更に割り当てられ、
    前記室内機に対応する前記入出力データ領域は、入力データ領域と出力データ領域とに分割され、
    前記入力データ領域は、各前記室内機に対応してそれぞれ設けられ、
    前記出力データ領域は、前記室内機の出力状態に対応してそれぞれ設けられ、
    前記出力管理領域において同じ出力状態が登録されている前記室内機については、該出力状態に対応する前記出力データ領域が共有で使用される制御装置。
  5. 前記室内機に対応する制御プログラムは、
    一の前記室内機における運転モード及び入力データと、既に出力状態が決定されている他の前記室内機の運転モード及び入力データとを比較して、所定の近似条件を満たす他の前記室内機が存在するか否かを判定するステップと、
    近似条件を満たす他の前記室内機が存在する場合に、前記出力状態管理領域における一の前記室内機に対応する出力状態に、近似条件を満たした他の前記室内機の出力状態と同じ出力状態を格納するステップと
    を含む請求項4に記載の制御装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の制御装置を備える空調システム。
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