JP2016052055A - 撮像装置 - Google Patents

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大嶋 孝治
Koji Oshima
孝治 大嶋
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Abstract

【課題】種々の被写体までの距離を得ることができる撮像装置を提供することを課題とする。
【解決手段】撮像装置は、複数の単位画素を有し、複数の単位画素の各々は、光を電荷に変換する第1〜第3の光電変換部(101〜103)と、電荷を保持する第1のフローティングディフュージョン(106)と、電荷を保持する第2のフローティングディフュージョン(112)と、第1の光電変換部の電荷を第1のフローティングディフュージョンに転送する第1の転送トランジスタ(104)と、第2の光電変換部の電荷を第1のフローティングディフュージョンに転送する第2の転送トランジスタ(105)と、第2の光電変換部の電荷を第2のフローティングディフュージョンに転送する第3の転送トランジスタ(111)と、第3の光電変換部の電荷を第2のフローティングディフュージョンに転送する第4の転送トランジスタ(110)とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置に関する。
撮像装置に用いられる撮像素子については、撮像素子の主用途である画像撮影に加え、焦点検出や距離に関する情報を得られるものが知られている。例えば、焦点検出の方式として瞳分割位相差方式がある。特許文献1においては、1つの画素中の1つのマイクロレンズに対して、集光される受光素子(フォトダイオード)を分割して構成する。撮像レンズの異なる瞳面の光を、分割した各フォトダイオードで受光させることで、得られる各出力値から像ずれ量を演算(相関演算)することによって、撮像レンズでの焦点検出を行う。
また、撮像素子を用いて距離情報を得る方式として、測距対象までの光の往復時間を測定することで距離を算出するTOF(Time Of Flight)と呼ばれる距離検出方式が知られている。特許文献2においては、1画素に少なくとも2つの転送スイッチとそれに対応する2つの電荷蓄積部を備える。特許文献2は、反射パルス光により発生した電荷を2つの転送スイッチによってそれぞれの電荷蓄積部に振り分け、2つの電荷蓄積部の電荷量の比を求めることにより、画素毎の距離情報を得る。
特開2001−083407号公報 特開2004−294420号公報
しかし、上記何れの技術においても、それぞれに苦手被写体があり、的確な測距情報を得られない場合がある。特許文献1においては、得られた出力信号の位相差より焦点検出を行う位相差方式であり、被写体から得られる出力信号に位相差が発生しない壁等の苦手な被写体が存在する。また、特許文献2においては、反射光を受光することで初めて距離情報を得ることができるため、反射率が低い被写体や投射光が届かない遠距離の被写体については正確な距離情報が得られない等、苦手な被写体が存在する。
本発明の目的は、種々の被写体までの距離を得ることができる撮像装置を提供することである。
本発明の撮像装置は、複数の単位画素を有し、前記複数の単位画素の各々は、光を電荷に変換する第1の光電変換部と、光を電荷に変換する第2の光電変換部と、光を電荷に変換する第3の光電変換部と、電荷を保持する第1のフローティングディフュージョンと、電荷を保持する第2のフローティングディフュージョンと、前記第1の光電変換部の電荷を前記第1のフローティングディフュージョンに転送する第1の転送トランジスタと、前記第2の光電変換部の電荷を前記第1のフローティングディフュージョンに転送する第2の転送トランジスタと、前記第2の光電変換部の電荷を前記第2のフローティングディフュージョンに転送する第3の転送トランジスタと、前記第3の光電変換部の電荷を前記第2のフローティングディフュージョンに転送する第4の転送トランジスタとを有することを特徴とする。
本発明によれば、測距に関して苦手な被写体を無くし、種々の被写体までの距離を得ることができる。
撮像装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態における単位画素の構成例を示す図である。 第1の実施形態における単位画素配置図である。 第1の実施形態における単位画素の構成例を示す図である。 第1の実施形態における単位画素における光束を示す図である。 第1の実施形態における撮像素子の構成例を示す図である。 位相差検出時の駆動タイミングチャートである。 TOF方式による駆動タイミングチャートである。 撮影画像取得時の駆動タイミングチャートである。 TOF方式による駆動タイミングチャートの一部を示す図である。 撮像装置の駆動方法を示すフローチャートである。 第2の実施形態における単位画素の構成例を示す図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による撮像装置12の構成例を示すブロック図である。撮像素子1は、CMOS撮像素子であり、行列状の複数の単位画素を有し、撮影レンズで結像された被写体像を光電変換するとともに、焦点検出のための位相差検出及びTOF方式における距離情報となる画素信号の出力を行う。各単位画素は、1個のマイクロレンズ及び3個のフォトダイオードを有する。AFE2は、アナログフロントエンド(Analog Front End)であり、撮像素子1からの信号の増幅や黒レベルの調整(OBクランプ)などを行う信号処理回路である。AFE2は、タイミング発生回路10からOBクランプタイミングやOBクランプ目標レベルなどを入力し、それに従って処理を行う。そして、AFE2は、上記処理を行ったアナログ信号をデジタル信号に変換する。DFE3は、デジタルフロントエンド(Digital Front End)であり、AFE2で変換された各画素のデジタル信号を入力し、画像信号の補正や画素の並び替え等のデジタル処理を行う。画像処理装置5は、現像処理を行って表示回路8に画像を表示し、制御回路6を介して画像を記録媒体9に記録する等の処理を行う。更に、画像処理装置5は、焦点検出のための相関演算及びTOF方式による画素信号から距離演算処理を行う。制御回路6は、操作部7からの指示信号を入力し、タイミング発生回路10に命令を出力し、TOF方式時に駆動される投光回路11などの制御を行う。記録媒体9には、メモリカードなどが用いられる。メモリ回路4は、画像処理装置5の現像段階での作業用メモリに使用される。また、メモリ回路4は、撮像が続いて行われて現像処理が間に合わないときのバッファメモリとしても使用される。操作部7は、デジタルカメラを起動させるための電源スイッチを有する。さらに、操作部7は、測光処理、測距処理等の撮影準備動作開始やミラー、シャッターを駆動して撮像素子1から読み出した信号を処理して記録媒体9に書き込む一連の撮像動作の開始を指示するシャッタースイッチ等を有する。投光回路11は、制御回路6からの制御信号Plight(図8)に応じて、TOF方式による測距時に被写体に向けて投光される光源の点灯/消灯を行う。
図3は、図1の撮像素子1の構成例を示す図である。撮像素子1は、2次元行列状に配列された複数の単位画素400を有し、一例として3行×3列の単位画素400のみを示したものであり、実際には数千行、数千列で構成される。各単位画素400は、マイクロレンズ404と、3個のフォトダイオード101,102,103とを有する。フォトダイオード101,102,103の各々には、撮影レンズより各フォトダイオードに対する射出瞳を透過した光束が入射される。
図2は、図3の単位画素400の構成例を示す回路図である。フォトダイオード101、102、103は、この例ではアノードが接地されている。フォトダイオード101は、光を電荷に変換する第1の光電変換部である。フォトダイオード102は、光を電荷に変換する第2の光電変換部である。フォトダイオード103は、光を電荷に変換する第3の光電変換部である。フローティングディフュージョン106は、電荷を保持する第1のフローティングディフュージョンである。フローティングディフュージョン112は、電荷を保持する第2のフローティングディフュージョンである。
フォトダイオード101は、第1の転送トランジスタ104を介して、フローティングディフュージョン(FD)106に接続されている。フォトダイオード102は、第2の転送トランジスタ105を介してFD106に接続され、第3の転送トランジスタ111を介してFD112に接続されている。フォトダイオード103は、第4の転送トランジスタ110を介して、FD112に接続されている。
フォトダイオード102は、2つの転送トランジスタ105及び111を介して、2つのFD106及び112と接続可能である。フォトダイオード102で発生した電荷は、FD106及び112の何れか、若しくは双方のFD106及び112の両方に読み出すことができる。この構成により、時系列的な出力の読み出しを容易に行うことが可能となっている。また、FD106及び112を複数のフォトダイオードで共有するため面積を大きくすることなく、上記構成とすることができる。
FD106及びFD112は、電荷を保持し、電荷を電圧に変換する電荷電圧変換部である。第1の増幅トランジスタ108のゲートは、FD106に接続される。第2の増幅トランジスタ114のゲートは、FD112に接続される。第1のリセットトランジスタ107は、FD106及び電源電圧ノード(リセット電圧ノード)VDDの間に接続される。第2のリセットトランジスタ113は、FD112及び電源電圧ノード(リセット電圧ノード)VDDの間に接続される。リセットトランジスタ107、113のドレイン、増幅トランジスタ108、114のドレインには電源電圧ノードVDDが接続されている。増幅トランジスタ108、114ソースには夫々選択トランジスタ109、115が接続されている。
転送トランジスタ104、105、110、111は、それぞれ、ゲート端子へ入力される信号PtxA、信号PtxC1、信号PtxB、信号PtxC2により駆動される。転送トランジスタ104は、フォトダイオード101の電荷をFD106に転送する。転送トランジスタ105は、フォトダイオード102の電荷をFD106に転送する。転送トランジスタ111は、フォトダイオード102の電荷をFD112に転送する。転送トランジスタ110は、フォトダイオード103の電荷をFD112に転送する。
リセットトランジスタ107、113は、それぞれ、信号PresA、信号PresBにより駆動され、FD106、112及びフォトダイオード101、102、103をリセットする。このリセット後に読み出される出力信号がノイズ信号として読み出されることになる。
選択トランジスタ109、115は、それぞれ、信号PselA、信号PselBにより駆動され、接続される各増幅トランジスタ108、114によって増幅された電圧信号を端子VoutA、VoutBへ出力する。端子VoutA、VoutBは、同一列の単位画素400において、後述の図6の各々の垂直出力線vla、vlbに接続される。端子VoutAは、増幅トランジスタ108は、選択トランジスタ109を介して、端子VoutA及び垂直出力線vlaの負荷に接続される。増幅トランジスタ114は、選択トランジスタ115を介して、VoutB端子及び垂直出力線vlbの負荷に接続される。これにより、増幅トランジスタ108及び114は、それぞれ、ソースフォロワアンプとして機能し、FD106、112の電圧を増幅して出力する。第1の選択トランジスタ109は、増幅トランジスタ108及び第1の垂直出力線vlaの間に接続される。第2の選択トランジスタ115は、増幅トランジスタ114及び第2の垂直出力線vlbの間に接続される。
図4は、単位画素400のレイアウト図である。転送トランジスタ104は、フォトダイオード501の電荷をFD106に転送することができる。転送トランジスタ105は、フォトダイオード102の電荷をFD106に転送することができる。転送トランジスタ111は、フォトダイオード102の電荷をFD112に転送することができる。転送トランジスタ110は、フォトダイオード103の電荷をFD112に転送することができる。3つのフォトダイオード101、102、103に対して1つのマイクロレンズ404が配される。3つのフォトダイオード101、102、103に対して2つのFD106、112が設けられる。
図5は、撮像素子1の構成例を示す図であり、撮影レンズの射出瞳605及び光束と各フォトダイオード101〜103の対応を示す。フォトダイオード101は、位相差検出のA像用フォトダイオードである。フォトダイオード102は、TOF用フォトダイオードである。フォトダイオード103は、位相差検出のB像用フォトダイオードである。フォトダイオード101は、撮影レンズの射出瞳605のA像用瞳608で示される光束を受光する。フォトダイオード102は、撮影レンズの射出瞳605のTOF用瞳607で示される光束を受光する。フォトダイオード103は、撮影レンズの射出瞳605のB像用瞳606で示される光束を受光する。A像用フォトダイオード101とB像用フォトダイオード103からの出力信号のズレ量(位相差)、つまり像ズレ量を求め、その位相差を基に、瞳分割位相差方式で被写体までの距離を演算し、焦点検出を行う。
図6は、撮像素子1の構成例を示すブロック図である。画素領域300は、図3に示したように、2次元行列状の複数の単位画素400を有するものであるが、ここでは1個の単位画素400のみを図示している。画素部300は、単位画素400が水平・垂直方向に所定数繰り返し配置される。
垂直シフトレジスタ301は、各制御信号PresA、PresB、PtxA、PtxB、PtxC1、PtxC2、Pselを画素領域300に出力する。信号Pselは、単位画素400内の信号PselA、PselBに端子に共通に供給される。また、上述の各制御信号は、同行に配列された各単位画素400に共通に供給されている。つまり同一行においては、単位画素400は同一に選択されることになる。
垂直出力線vla及びvlbは、それぞれ、各々の負荷である定電流源304a及び304bに接続されている。各単位画素400からの画素信号、ノイズ信号は、各垂直出力線vla及びvlbを介して、読み出し回路部317により読み出される。なお、読み出し回路317は、同図においては、1列分のみを示したものであり、水平方向の単位画素400の数分同回路を有するものである。
次に、読み出し回路317について説明を行う。単位画素400の端子VoutAからの出力信号は、垂直出力線vlaを介して、容量305aに入力されクランプされる。オペアンプ306aは、容量305aと帰還容量308aにより反転増幅アンプを構成しており、基準電圧VC0と単位画素400から読み出された画素信号及びノイズ信号との差分を増幅して出力する。クランプトランジスタ307aは、信号Pc0rで制御され、帰還容量308aの両端をショートすることにより、帰還容量308aのリセット及び後段の保持容量310a、313aのリセットを行う。オペアンプ306aの出力信号は、信号Pctn、Pctsで駆動される転送トランジスタ309a、312aを介して、夫々保持容量310a、313aに保持される。なお、単位画素400のFD106をリセットした直後のノイズ信号は保持容量313aに保持され、その後、FD106に転送された画素信号は保持容量310aに保持される。
単位画素400の端子VoutBからの出力信号は、垂直出力線vlbを介して、容量305bに入力されクランプされる。オペアンプ306bは、容量305bと帰還容量308bにより反転増幅アンプを構成しており、基準電圧VC0と単位画素400から読み出された画素信号及びノイズ信号との差分を増幅して出力する。クランプトランジスタ307bは、信号Pc0rで制御され、帰還容量308bの両端をショートすることにより、帰還容量308bのリセット及び後段の保持容量310b、313bのリセットを行う。オペアンプ306bの出力信号は、信号Pctn、Pctsで駆動される転送トランジスタ309b、312bを介して、夫々保持容量310b、313bに保持される。なお、単位画素400のFD106をリセットした直後のノイズ信号は保持容量313bに保持され、その後、FD106に転送された画素信号は保持容量310bに保持される。
トランジスタ315、316は、信号Paddにより制御される。トランジスタ315は、保持容量310a及び310bを接続する。トランジスタ316は、保持容量313a及び313bを接続する。より具体的には、垂直出力線vla及びvlbを介して出力される単位画素400単位での画素信号及びノイズ信号を保持容量にて加算平均化処理するものであり、単位画素400単位の出力信号として容易に扱うことができる。
水平転送トランジスタ311aは、水平シフトレジスタ303からの信号p11に応じて、保持容量310aの画素信号を水平出力線Psに転送する。水平転送トランジスタ314aは、水平シフトレジスタ303からの信号p11に応じて、保持容量313aのノイズ信号を水平出力線Pnに転送する。
水平転送トランジスタ311bは、水平シフトレジスタ303からの信号p12に応じて、保持容量310bの画素信号を水平出力線Psに転送する。水平転送トランジスタ314bは、水平シフトレジスタ303からの信号p12に応じて、保持容量313bのノイズ信号を水平出力線Pnに転送する。
差動アンプ302は、水平出力線Psの画素信号と水平出力線Pnのノイズ信号との差分を出力する。また、差動アンプ302は、最終段読み出し回路に相当する。水平シフトレジスタ303は、水平転送トランジスタ311a、311b及び314a、314bを順次オン/オフ制御することで、画素信号及びノイズ信号を差動アンプ302へ順次転送する。これにより、最終出力として順次、画素信号が出力される。なお、水平転送トランジスタ311a、311b及び314a、314bについても、撮像素子1が持つ各列の垂直出力線vla、vlbの数分があり、水平シフトレジスタ303により制御される。
図7は、撮像装置12の第1のモードの第1の駆動方法を示すタイミングチャートであり、瞳分割位相差方式により焦点検出を行う動作時のタイミングを示している。前述にて説明している通り、瞳分割位相差方式として、A像はフォトダイオード101から読み出され、B像はフォトダイオード103から読み出される。また、説明を簡略化するため、すでに全単位画素400のリセット及び全単位画素400の電荷蓄積開始するタイミングは省略し、画素信号の読み出し動作時のタイミングのみを示している。フォトダイオード102については、位相差方式による焦点検出の駆動時には未使用となるが、他のフォトダイオード101及び103と同様にリセットされているものとする。なお、図中において、信号レベルが『ハイレベル』状態で駆動されるトランジスタ及びスイッチがオンし、『ローレベル』状態で駆動されるトランジスタ及びスイッチがオフするものとする。
まず、時刻t0では、信号PresA及びPresBがハイレベルからローレベルになることで、信号PresA、PresBが供給される行のリセットトランジスタ107及び113がオフする。すると、その行の単位画素400のFD106及びFD112は、電源電圧ノードVDDの電圧へのリセットが解除される。
その後、時刻t1では、信号Pselがローレベルからハイレベルになり、単位画素400の信号PselA及びPselBが供給される選択トランジスタ109及び115がオンする。すると、増幅トランジスタ108及び114の出力が垂直出力線vla及びvlbに接続される。
次に、時刻t2では、信号Pc0rがハイレベルになり、クランプトランジスタ307a及び307bがオンし、帰還容量308a及び308bの両端がショートする。時刻t3では、信号Pcts及びPctnがハイレベルになり、トランジスタ309a、309b、312a及び312aがオンし、保持容量313a、313b、310a、310b、帰還容量308a、308b、容量305a、305bがリセットされる。これにより、各容量のリセットが完了する。
その後、時刻t4では、信号Pctn及びPctsがローレベルになり、トランジスタ309a、309b、312a及び312aがオフする。時刻t5では、信号Pc0rがローレベルになり、クランプトランジスタ307a及び307bがオフする。これにより、上記の各容量のリセットが解除される。
時刻t6では、信号Pctnがローレベルからハイレベルになり、転送トランジスタ312a及び312bがオンする。信号Pselによって選択された行において、オペアンプ306aの出力信号は、A像のノイズ信号として保持容量313aに書き込まれ、オペアンプ306bの出力信号は、B像のノイズ信号として保持容量313bに書き込まれる。
時刻t7では、信号Pctnがローレベルになり、転送トランジスタ312a及び312bがオフし、保持容量313a及び313bへの書き込みが終了する。
次に、時刻t9では、信号PtxA及びPtxBがローレベルからハイレベルになり、転送トランジスタ104及び110がオンし、フォトダイオード101の電荷はFD106に転送され、フォトダイオード103の電荷はFD112に転送される。時刻t11では、信号PtxA及びPtxBがローレベルになり、転送トランジスタ104及び110がオフし、フォトダイオード101からFD106への電荷転送が終了し、フォトダイオード103からFD112への電荷転送が終了する。増幅トランジスタ108は、FD106の電荷に基づく電圧を垂直出力線vlaに出力する。増幅トランジスタ114は、FD112の電荷に基づく電圧を垂直出力線vlbに出力する。
時刻t12では、信号Pctsがローレベルからハイレベルになり、転送トランジスタ309a及び309bがオンする。信号Pselによって選択された行において、オペアンプ306aの出力信号は、A像の画素信号として保持容量310aに書き込まれ、オペアンプ306bの出力信号は、B像の画素信号として保持容量310bに書き込まれる。
時刻t13では、信号Pctsがローレベルになり、転送トランジスタ309a及び309bがオフし、保持容量310a及び310bへの書き込みが終了する。
その後、時刻t14では、信号Pselがローレベルになり、選択トランジスタ109及び115がオフする。時刻t15では、信号PresA及びPresBがハイレベルになり、リセットトランジスタ107及び113がオンすることで、選択行のFD106及び112がリセットされる。
その後、水平シフトレジスタ303により、信号p11がハイレベルパルスになり、転送トランジスタ311a及び314aがオンする。すると、保持容量310aのA像の画素信号は水平出力線Psに転送され、保持容量313aのA像のノイズ信号は水平出力線Pnに転送される。差分アンプ302は、水平出力線PsのA像の画素信号と水平出力線PnのA像のノイズ信号との差分信号をA像信号として出力する。
その後、水平シフトレジスタ303により、信号p12がハイレベルパルスになり、転送トランジスタ311b及び314bがオンする。すると、保持容量310bのB像の画素信号は水平出力線Psに転送され、保持容量313bのB像のノイズ信号は水平出力線Pnに転送される。差分アンプ302は、水平出力線PsのB像の画素信号と水平出力線PnのB像のノイズ信号との差分信号をB像信号として出力する。
その後、同様に、同一列の単位画素400のA像の差分信号及びB像の差分信号を列毎に順次出力する。
画像処理装置5は、FD106の電荷に基づくA像信号とFD112の電荷に基づくB像信号とのズレ量(位相差)を、相関演算等を用いて演算し、その位相差を基に、瞳分割位相差方式で被写体までの距離を演算する。制御回路6は、被写体までの距離を基に、焦点検出のために撮影レンズを駆動する。
図8は、撮像装置12の第2のモードの第2の駆動方法を示すタイミングチャートであり、TOF方式による距離情報検出動作時におけるタイミングを示す。TOF方式は、投光回路11により点灯制御される光源を用い、投光された光に対する被写体からの反射光を受光し、フォトダイオード102にて発生する電荷を時系列で2つのFD106及び112に転送し、別途の出力信号とする。これにより、時刻差での出力信号を生成し、距離情報を得る。
ここで示すタイミングは、説明を簡略化するため、画素信号の読み出し動作時のタイミングのみを示している。なお、TOF方式では未使用となるフォトダイオード101及び103についても、リセットが行われているものとする。
時刻t100以前では、信号PresA及びPresBがハイレベルであり、リセットトランジスタ107及び113はオンしている。また、信号PtxA、PtxB、PtxC1、PtxC2がハイレベルであり、転送トランジスタ104、110、105、111がオンしている。これにより、フォトダイオード101、102、103及びFD106、112が電源電圧ノードVDDの電圧にリセットされている。このように、フォトダイオード101〜103のリセットを行うことで、駆動以前に蓄積された光学像や暗電流による電荷がリセットされる。
時刻t100〜t107では、前述にて説明を行った図7の時刻t0〜t7と同じ駆動を行う。
次に、時刻t108では、信号PtxC1がローレベルからハイレベルになり、転送トランジスタ105がオンし、フォトダイオード102の電荷は、FD106に転送される。
次に、時刻t109では、信号Plightがハイレベルになり、投光回路11は、被写体に対してパルス光の投射を開始する。
次に、時刻t110では、信号PtxC1がローレベルになり、信号PtxC2がハイレベルになる。転送トランジスタ105がオフし、フォトダイオード102からFD106への電荷転送が終了する。転送トランジスタ111がオンし、フォトダイオード102からFD112への電荷転送が開始する。
次に、時刻t111では、信号Plightがローレベルになり、投光回路11は、被写体に対してパルス光の投射を終了する。
次に、時刻t112では、信号PtxC2がローレベルになり、転送トランジスタ111がオフし、フォトダイオード102からFD112への電荷転送が終了する。
時刻t109〜t111では、信号Plightがハイレベルであり、投光回路11は、被写体に向けて投光を行う。この間、被写体から反射光がある場合、フォトダイオード102は反射光を受光することになり、被写体までの距離Lは、光速C及び反射光として得られるまで時間Tdを基に、次式のように表すことができる。
L=Td×C/2
増幅トランジスタ108は、FD106の電荷に基づく電圧を垂直出力線vlaに出力する。増幅トランジスタ114は、FD112の電荷に基づく電圧を垂直出力線vlbに出力する。
時刻t113では、信号Pctsがローレベルからハイレベルになり、転送トランジスタ309a及び309bがオンする。信号Pselによって選択された行において、オペアンプ306aの出力信号は、FD106の画素信号として保持容量310aに書き込まれ、オペアンプ306bの出力信号は、FD112の画素信号として保持容量310bに書き込まれる。
時刻t114では、信号Pctsがローレベルになり、転送トランジスタ309a及び309bがオフし、保持容量310a及び310bへの書き込みが終了する。
その後、時刻t115では、信号Pselがローレベルになり、選択トランジスタ109及び115がオフする。時刻t116では、信号PresA及びPresBがハイレベルになり、リセットトランジスタ107及び113がオンすることで、選択行のFD106及び112がリセットされる。
その後、水平シフトレジスタ303により、信号p11がハイレベルパルスになり、転送トランジスタ311a及び314aがオンする。すると、保持容量310aのFD106の画素信号は水平出力線Psに転送され、保持容量313aのFD106のノイズ信号は水平出力線Pnに転送される。差分アンプ302は、水平出力線PsのFD106の画素信号と水平出力線PnのFD106のノイズ信号との差分信号をFD106の出力信号として出力する。
その後、水平シフトレジスタ303により、信号p12がハイレベルパルスになり、転送トランジスタ311b及び314bがオンする。すると、保持容量310bのFD112の画素信号は水平出力線Psに転送され、保持容量313bのFD112のノイズ信号は水平出力線Pnに転送される。差分アンプ302は、水平出力線PsのFD112の画素信号と水平出力線PnのFD112のノイズ信号との差分信号をFD112の出力信号として出力する。
その後、同様に、同一列の単位画素400のFD106の出力信号及びFD112の出力信号を列毎に順次出力する。
その後、画像処理装置5は、FD106の電荷に基づく信号とFD112の電荷に基づく信号の比を基に、投光回路11の投射光に対する反射光の遅延時間Tdを演算し、前述した距離Lと遅延時間Tdの関係式から、被写体までの距離Lを演算する。制御回路6は、被写体までの距離Lを基に、焦点検出のために撮影レンズを駆動する。
図10は、図8のタイミングチャートの一部を示す図であり、TOF方式の測距の原理を説明する図である。時刻t108では、信号PtxC1がローレベルからハイレベルになり、転送トランジスタ105がオンし、フォトダイオード102の電荷は、FD106に転送される。次に、時刻t109では、信号Plightがハイレベルになり、投光回路11は、被写体に対してパルス光の投射を開始する。次に、時刻t110では、信号PtxC1がローレベルになり、信号PtxC2がハイレベルになる。転送トランジスタ105がオフし、フォトダイオード102からFD106への電荷転送が終了する。転送トランジスタ111がオンし、フォトダイオード102からFD112への電荷転送が開始する。次に、時刻t111では、信号Plightがローレベルになり、投光回路11は、被写体に対してパルス光の投射を終了する。次に、時刻t112では、信号PtxC2がローレベルになり、転送トランジスタ111がオフし、フォトダイオード102からFD112への電荷転送が終了する。
撮像装置12から被写体までの距離がゼロならば、被写体からの反射光は、信号Plightによる投射光と同じタイミングで受光され、信号PtxC1によるFD106の出力信号と信号PtxC2によるFD112の出力信号は同じになる。しかし、被写体までの距離がゼロでない場合、図10のように、反射光は、投射光に対して(t109a−t109)分だけ遅れて受光される。その結果、信号PtxC1によるFD106の出力信号は、(t110−t109a)の期間の反射光に応じた信号になる。信号PtxC2によるFD112の出力信号は、(t111a−t110)の期間の反射光に応じた信号になる。FD106の出力信号とFD112の出力信号は、偏りが生じる。画像処理装置5は、FD106及び112の出力信号の比を基に、反射光の投射光に対する遅延時間Tdを演算し、その遅延時間Tdと光速Cとの積から被写体までの距離Lを演算することができる。
図9は、撮像装置12の第3のモードの第3の駆動方法を示すタイミングチャートであり、通常の画像撮影時のタイミングを示す。ここで示すタイミングは、説明を簡略化するため、すでに全単位画素400のリセット及び全単位画素400の電荷蓄積開始するタイミングは省略し、画素信号の読み出し動作時のタイミングのみを示している。
時刻t200〜t207では、前述にて説明を行った図7のt0〜t7と同じ駆動を行う。
次に、時刻t208では、信号PtxA、PtxB、PtxC1及びPtxC2がローレベルからハイレベルになり、転送トランジスタ104、110、105及び111がオンする。フォトダイオード101の電荷はFD106に転送され、フォトダイオード102の電荷はFD106及び112に転送され、フォトダイオード103の電荷はFD112に転送される。FD106にはフォトダイオード101及び102の電荷が転送され、FD112にはフォトダイオード103及び102の電荷が転送される。ここで、フォトダイオード102の電荷は、FD106及び112に転送されるが、FD106の信号及びFD112の信号は、後に、トランジスタ315により加算される。
次に、時刻t210では、信号PtxA、PtxB、PtxC1及びPtxC2がローレベルになり、転送トランジスタ104、110、105及び111がオフし、上記の電荷転送が終了する。
次に、時刻t211では、信号Pctsがローレベルからハイレベルになり、転送トランジスタ309a及び309bがオンする。信号Pselによって選択された行において、オペアンプ306aの出力信号は、FD106の画素信号として保持容量310aに書き込まれ、オペアンプ306bの出力信号は、FD112の画素信号として保持容量310bに書き込まれる。
次に、時刻t213では、信号Pctsがローレベルになり、転送トランジスタ309a及び309bがオフし、保持容量310a及び310bへの書き込みが終了する。
次に、時刻t214では、信号Paddがローレベルからハイレベルになり、トランジスタ315及び316がオンし、保持容量310a及び310bが相互に接続され、保持容量313a及び313bが相互に接続される。すると、保持容量310aのFD106の画素信号と保持容量310bのFD112の画素信号が加算平均化され、保持容量313aのFD106のノイズ信号と保持容量313bのFD112のノイズ信号が加算平均化される。次に、時刻t215では、信号Paddがローレベルになり、トランジスタ315及び316がオフする。
その後、時刻t216では、信号Pselがローレベルになり、選択トランジスタ109及び115がオフする。時刻t217では、信号PresA及びPresBがハイレベルになり、リセットトランジスタ107及び113がオンすることで、選択行のFD106及び112がリセットされる。
その後、水平シフトレジスタ303により、信号p11がハイレベルパルスになり、転送トランジスタ311a及び314aがオンする。すると、保持容量310aのFD106及び112の加算平均画素信号は水平出力線Psに転送され、保持容量313aのFD106及び112の加算平均ノイズ信号は水平出力線Pnに転送される。差分アンプ302は、水平出力線Psの加算平均画素信号と水平出力線Pnの加算平均ノイズ信号との差分信号を出力信号として出力する。
その後、水平シフトレジスタ303により、信号p12がハイレベルパルスになり、転送トランジスタ311b及び314bがオンする。すると、保持容量310bのFD106及び112の加算平均画素信号は水平出力線Psに転送され、保持容量313bのFD106及び112の加算平均ノイズ信号は水平出力線Pnに転送される。差分アンプ302は、水平出力線Psの加算平均画素信号と水平出力線Pnの加算平均ノイズ信号との差分信号を出力信号として出力する。
その後、同様に、同一列の単位画素400の出力信号を列毎に順次出力する。なお、上記の信号p11により転送する信号と、信号p12により転送する信号は、加算平均された同じ信号であるので、信号p11及びp12のいずれか一方のみにより転送するようにしてもよい。上記の駆動により得られた出力信号は、通常の撮影動作による撮影画像となる。
図11は、撮像装置12の駆動方法を示すフローチャートである。ステップS101では、制御回路6は、撮像装置12の動作モードの判断を行い、測距を行うモードか、画像撮影モードの何れかに設定されているかの判断を行う。測距を行うモードである場合にはステップS102へ進み、画像撮影モードである場合にはステップS107へ進む。
ステップS102では、制御回路6は、瞳分割位相差方式による焦点検出を行うか否かの判断を行う。具体的には、制御回路6は、測光手段によって、被写体の輝度が閾値より低い場合には、測距精度が得られない暗中条件であるとしてステップS105へ進み、被写体の輝度が閾値より高い場合には、ステップS103に進む。また、制御回路6は、操作部7のユーザー設定により、TOF方式が選択されていればステップS105へ進み、瞳分割位相差方式が選択されていればステップS103へ進む。
ステップS103では、撮像装置12は、図7の第1の駆動方法により駆動し、瞳分割位相差方式により被写体までの距離を演算する。瞳分割位相差方式では、投光回路11は被写体に対して投光せず、画像処理装置5はA像信号とB像信号とのズレ量(位相差)を基に被写体までの距離を演算する。その後、ステップS104に進む。
ステップS104では、制御回路6は、ステップS103の駆動を基に瞳分割位相差方式の信頼性の判定を行う。撮像素子1の出力信号から像ズレが検出できない場合や、A像及びB像の一致度等により、瞳分割位相差方式の信頼性がないと判断された場合には、ステップS105へ進む。瞳分割位相差方式の信頼性があると判断された場合には、ステップS106へ進む。
ステップS105では、撮像装置12は、図8の第2の駆動方法により駆動し、TOF方式により被写体までの距離を演算する。TOF方式では、投光回路11は被写体に対して投光し、画像処理装置5は反射光の遅延時間Tdを基に被写体までの距離Lを演算する。その後、ステップS106に進む。
ステップS106では、制御回路6は、ステップS103又はS105で演算された距離を基に、撮影レンズのフォーカス駆動を行い焦点を合わせる。
ステップS107では、撮像装置12は、図9の第3の駆動方法により駆動し、撮影画像を生成する。
以上のように、本実施形態によれば、瞳分割位相差方式による焦点検出が困難な場合でも、TOF方式により焦点検出が可能になり、合焦した画像を取得することができる。
(第2の実施形態)
図12は、本発明の第2の実施形態による単位画素400の構成例を示す回路図である。本実施形態(図12)は、第1の実施形態(図2)に対して、オーバーフロードレイン構造のための電荷排出トランジスタ116〜118を追加したものである。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。第1の電荷排出トランジスタ116は、フォトダイオード101及びオーバーフロードレイン領域OFDの間に接続される。第2の電荷排出トランジスタ117は、フォトダイオード102及びオーバーフロードレイン領域OFDの間に接続される。第3の電荷排出トランジスタ118は、フォトダイオード103及びオーバーフロードレイン領域OFDの間に接続される。
電荷排出トランジスタ116は、信号Pofd1に応じて、フォトダイオード101の電荷をオーバーフロードレイン領域OFDに排出する。電荷排出トランジスタ117は、信号Pofd2に応じて、フォトダイオード102の電荷をオーバーフロードレイン領域OFDに排出する。電荷排出トランジスタ118は、信号Pofd3に応じて、フォトダイオード103の電荷をオーバーフロードレイン領域OFDに排出する。
電荷排出トランジスタ116〜118は、それぞれ、FD106及び112で電荷を保持する期間において、フォトダイオード101〜103で新たな電荷が生成されても、その電荷をオーバーフロードレイン領域OFDに排出する。これにより、不要電荷を低減させることができる。
オーバーフロードレイン領域OFDは、フォトダイオード101及びフォトダイオード103では横型構造、フォトダイオード102では縦型構造を用いることで、その構成上、効率的な構造となる。
なお、オーバーフロードレイン領域OFDへの排出駆動は、図7の第1の駆動方法では未使用となるフォトダイオード102の電荷が排出され、図8の第2の駆動方法では未使用となるフォトダイオード101及び103の電荷が排出される。これにより、各駆動時に不要となる電荷の影響を受けず、精度よい測距動作を行うことが可能となる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
12 撮像装置、101,102,103 フォトダイオード、106,112 フローティングディフュージョン、104,105,110,111 転送トランジスタ、400 単位画素

Claims (11)

  1. 複数の単位画素を有し、
    前記複数の単位画素の各々は、
    光を電荷に変換する第1の光電変換部と、
    光を電荷に変換する第2の光電変換部と、
    光を電荷に変換する第3の光電変換部と、
    電荷を保持する第1のフローティングディフュージョンと、
    電荷を保持する第2のフローティングディフュージョンと、
    前記第1の光電変換部の電荷を前記第1のフローティングディフュージョンに転送する第1の転送トランジスタと、
    前記第2の光電変換部の電荷を前記第1のフローティングディフュージョンに転送する第2の転送トランジスタと、
    前記第2の光電変換部の電荷を前記第2のフローティングディフュージョンに転送する第3の転送トランジスタと、
    前記第3の光電変換部の電荷を前記第2のフローティングディフュージョンに転送する第4の転送トランジスタとを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数の単位画素の各々は、
    ゲートが前記第1のフローティングディフュージョンに接続される第1の増幅トランジスタと、
    ゲートが前記第2のフローティングディフュージョンに接続される第2の増幅トランジスタとを有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記複数の単位画素の各々は、
    前記第1の増幅トランジスタ及び第1の出力線の間に接続される第1の選択トランジスタと、
    前記第2の増幅トランジスタ及び第2の出力線の間に接続される第2の選択トランジスタとを有することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記複数の単位画素の各々は、
    前記第1のフローティングディフュージョン及びリセット電圧ノードの間に接続される第1のリセットトランジスタと、
    前記第2のフローティングディフュージョン及びリセット電圧ノードの間に接続される第2のリセットトランジスタとを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記複数の単位画素の各々は、
    前記第1の光電変換部及びオーバーフロードレイン領域の間に接続される第1の電荷排出トランジスタと、
    前記第2の光電変換部及びオーバーフロードレイン領域の間に接続される第2の電荷排出トランジスタと、
    前記第3の光電変換部及びオーバーフロードレイン領域の間に接続される第3の電荷排出トランジスタとを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 第1のモードでは、
    前記第1の転送トランジスタが前記第1の光電変換部の電荷を前記第1のフローティングディフュージョンに転送し、
    前記第4の転送トランジスタが前記第3の光電変換部の電荷を前記第2のフローティングディフュージョンに転送することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. さらに、光を投射する投光回路を有し、
    第2のモードでは、
    前記投光回路が光を投射し、
    前記第2の転送トランジスタが前記第2の光電変換部の電荷を前記第1のフローティングディフュージョンに転送し、
    その後、前記第3の転送トランジスタが前記第2の光電変換部の電荷を前記第2のフローティングディフュージョンに転送することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 第3のモードでは、
    前記第1の転送トランジスタが前記第1の光電変換部の電荷を前記第1のフローティングディフュージョンに転送し、
    前記第2の転送トランジスタが前記第2の光電変換部の電荷を前記第1のフローティングディフュージョンに転送し、
    前記第3の転送トランジスタが前記第2の光電変換部の電荷を前記第2のフローティングディフュージョンに転送し、
    前記第4の転送トランジスタが前記第3の光電変換部の電荷を前記第2のフローティングディフュージョンに転送することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. さらに、前記第1のフローティングディフュージョンの電荷及び前記第2のフローティングディフュージョンの電荷を基に被写体までの距離を演算する画像処理装置を有することを特徴とする請求項6又は7記載の撮像装置。
  10. さらに、前記第1のモードでは、前記第1のフローティングディフュージョンの電荷に基づく像信号及び前記第2のフローティングディフュージョンの電荷に基づく像信号の位相差を演算し、前記位相差を基に被写体までの距離を演算する画像処理装置を有することを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  11. さらに、前記第2のモードでは、前記第1のフローティングディフュージョンの電荷及び前記第2のフローティングディフュージョンの電荷を基に、前記投光回路の投射光に対する反射光の遅延時間を演算し、前記遅延時間を基に被写体までの距離を演算する画像処理装置を有することを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022024911A1 (ja) * 2020-07-30 2022-02-03 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 撮像素子及び撮像装置
WO2024042864A1 (ja) * 2022-08-25 2024-02-29 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 撮像装置

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