JP2015186007A - 撮像装置及び撮像装置の駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像信号の読み出しを高速化させることができる撮像装置及び撮像装置の駆動方法を提供することを課題とする。
【解決手段】撮像装置は、行列状に配置された複数の画素と、各列の前記画素に共通に接続される複数の出力線とを有し、前記画素は、光電変換により信号を生成する光電変換部と、前記複数の出力線にそれぞれ接続される複数の出力端子と、前記光電変換部の信号を前記複数の出力端子にそれぞれ出力するための複数の転送スイッチとを有し、一の行の前記画素では、前記複数の転送スイッチのうちの一の転送スイッチがオンし、前記複数の出力端子のうちの一の出力端子から信号を出力させ、他の行の前記画素では、前記複数の転送スイッチのうちの他の転送スイッチがオンし、前記複数の出力端子のうちの他の出力端子から信号を出力させ、前記一の行の画素及び前記他の行の画素の信号が前記複数の出力線に同時に出力される。
【選択図】図4
【解決手段】撮像装置は、行列状に配置された複数の画素と、各列の前記画素に共通に接続される複数の出力線とを有し、前記画素は、光電変換により信号を生成する光電変換部と、前記複数の出力線にそれぞれ接続される複数の出力端子と、前記光電変換部の信号を前記複数の出力端子にそれぞれ出力するための複数の転送スイッチとを有し、一の行の前記画素では、前記複数の転送スイッチのうちの一の転送スイッチがオンし、前記複数の出力端子のうちの一の出力端子から信号を出力させ、他の行の前記画素では、前記複数の転送スイッチのうちの他の転送スイッチがオンし、前記複数の出力端子のうちの他の出力端子から信号を出力させ、前記一の行の画素及び前記他の行の画素の信号が前記複数の出力線に同時に出力される。
【選択図】図4
Description
本発明は、撮像装置及び撮像装置の駆動方法に関する。
近年、対象物までの距離を検出する方法として、TOF(Time Of Flight)法が知られている。TOF法は、対象物に対して光を投射し、その対照物からの反射光を受けるまでの遅延時間を測定することで、距離検出を行うものである。
特許文献1には、TOF法及びその関連技術が開示されている。画素構成としては、1つのフォトダイオードに対して、複数のフローティングディフュージョン(FD)及び複数の転送スイッチを有する。1個のFDに対して1個の転送スイッチが構成される。TOF法では、投射光のパルスタイミングと同期させて、2個の転送スイッチを交互に開閉させることで、反射光により発生した電荷を1個のフォトダイオードから2個のFDへ振り分ける。その振り分けられた電荷の配分比により、被写体までの距離情報が得られる。
TOF法で用いられる固体撮像素子を用いて、一般的な撮像信号を取得することも可能である。すなわち、上記の投射光のパルスタイミング時に蓄積された2個のFDからの信号出力を、加算演算処理することで、撮像画像となる輝度情報を得ることができる。また、背景光除去用として別のFDと転送スイッチを設けた場合では、投射光のパルスタイミング以外の時に上記の背景光除去用FDに蓄積した電荷から信号出力を得て、その信号出力を撮像信号とすることができる。さらに、上記の信号出力の全てを含めて加算処理して撮像信号とすることもできる。
撮影画像については、その画素信号を読み出す際、撮影駒速数に影響を与える高速連写性や、次撮影へのシャッターチャンスを逃さないために、読み出しの高速化が望まれている。しかし、特許文献1では、1行毎に1画素から2つ以上の信号出力を得るとともに、1列につき2つ以上の列読み出し回路を設けている。そして、TOF法による駆動及び撮像信号として読み出す場合の駆動とも、画素信号の読み出しは、1行毎の読み出しである為、近年の撮像素子の多画素数・多数行化となる中では、その読み出しに時間を要することなる。すなわち、特許文献1では、撮像信号を高速に読み出すための駆動等については考慮されていない。
本発明の目的は、画像信号の読み出しを高速化させることができる撮像装置及び撮像装置の駆動方法を提供することである。
本発明の撮像装置は、行列状に配置された複数の画素と、各列の前記画素に共通に接続される複数の出力線とを有し、前記画素は、光電変換により信号を生成する光電変換部と、前記複数の出力線にそれぞれ接続される複数の出力端子と、前記光電変換部の信号を前記複数の出力端子にそれぞれ出力するための複数の転送スイッチとを有し、一の行の前記画素では、前記複数の転送スイッチのうちの一の転送スイッチがオンし、前記複数の出力端子のうちの一の出力端子から信号を出力させ、他の行の前記画素では、前記複数の転送スイッチのうちの他の転送スイッチがオンし、前記複数の出力端子のうちの他の出力端子から信号を出力させ、前記一の行の画素及び前記他の行の画素の信号が前記複数の出力線に同時に出力されることを特徴とする。
複数行の同時読み出しが可能となり、画像信号を高速に読み出すことができ、連写速度を向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態による撮像装置12の構成例を示すブロック図である。撮像素子1は、CMOS撮像素子であり、撮影レンズにより結像された被写体像を光電変換することにより、画像信号を生成する。また、撮像素子1は、2次元行列状に配置された複数の画素を有する。各画素は、図2に示すように、1個のフォトダイオード101と、2個の転送トランジスタ102,103と、2個のフローティングディフュージョン(FD)106,107を有し、撮影画像及びTOF方式における距離情報となる画素信号を出力する。AFE2は、アナログフロントエンド(Analog Front End)であり、撮像素子1からの信号の増幅や基準レベルの調整(クランプ処理)などを行う信号処理回路である。また、AFE2は、上記の処理を行ったアナログ信号をデジタル信号に変換する。DFE3は、デジタルフロントエンド(Digital Front End)であり、AFE2で変換された各画素のデジタル信号を入力し、画像信号の補正や画素の並び替え等のデジタル処理を行う。画像処理装置5は、DFE3の出力信号に対して現像処理を行って表示回路8に画像を表示する。また、画像処理装置5は、制御回路6を介して、画像を記録媒体9に記録する。また、画像処理装置5は、TOF方式による画素信号を基に距離演算処理を行う。制御回路6は、操作部7による指示や、メモリ回路4に記憶されている情報に基づき、タイミング発生回路10に命令を出力する。また、制御回路6は、TOF方式時に駆動される投光回路11を制御する。
メモリ回路4は、画像処理装置5の現像段階での作業用メモリとして、あるいは連続撮像等のバッファメモリとして使用される。操作部7は、撮像装置(デジタルカメラ)12を起動させるための電源スイッチを有する。また、操作部7は、測光処理、測距処理などの撮影準備動作開始処理、ミラー、シャッターを駆動して撮像素子1から読み出した信号を処理して記録媒体9に書き込む一連の撮像動作の開始を指示するシャッタースイッチなどを有する。また、操作部7は、撮像装置12の動作モードの設定・切り換えを行うモードスイッチを含む。モードスイッチの設定により、TOF方式による測距動作を行うTOF測距モード、通常画像の撮影動作を行う撮影画像モードの設定・切り換えが行われる。タイミング発生回路10は、制御回路6からの信号を入力し、撮像素子1を駆動するための各制御信号の生成及び出力を行う。投光回路11は、制御回路6からの制御信号Plight(図5及び図6)を入力し、TOF測距モードによる測距時に被写体に向けて投光される光源の点灯/消灯を行う。投光回路11は、TOF測距モードにおいて、被写体にパルス光を投射させる投光部である。
図3は、図1の撮像素子1の構成例を示す図である。画素領域300は、2次元行列状に配置された複数の画素316を有し、ここでは2行2列の画素316を示す。なお、以下、水平m列目及び垂直n行目における画素316について主に説明を行う。各制御信号名に続く(n)はn行目、(n+1)はn+1行目を指す。また、垂直出力線vla及びvlbに続く(m)はm列目、(m+1)はm+1列目を指す。垂直走査回路301は、図1のタイミング発生回路10からの信号を入力し、制御信号PresA、PresB、PtxA、PtxB、PselA、PselBを画素316の行単位で順に選択して駆動する。また、垂直走査回路301は、撮影画像モード時においては、奇数行及び偶数行の画素316に対して、制御信号PtxA及びPtxBの何れかを交互に出力する。例えば、垂直走査回路301は、n行目の画素316に制御信号PtxAを出力し、n+1行目の画素316に制御信号PtxBを出力する。この制御と合わせて、偶数行及び奇数行の2行同時選択を行うことにより、高速読み出しを可能とする。なお、この動作は、図4を参照しながら後述する。
また、垂直走査回路301は、TOF測距モード時には、制御信号PtxA及びPtxBの双方のタイミングを変えて出力する。なお、垂直走査回路301により出力される制御信号の線は、同じ行に配列された画素316に共通に接続されており、同一行の画素316は同一に選択されることになる。なお、この動作は、図5を参照しながら後述する。
画素316は、第1の出力端子VoutAが第1の垂直出力線(第1の出力線)vla(m)に接続され、第2の出力端子VoutBが第2の垂直出力線(第2の出力線)vlb(m)に接続される。複数の垂直出力線vla及びvlbは、各列の画素316に共通に接続される。垂直出力線vla(m)は、負荷である定電流源304aに接続される。垂直出力線vlb(m)は、負荷である定電流源304bに接続される。読み出し回路315は、垂直出力線vla(m)及びvlb(m)に接続される。なお、読み出し回路315は、図3においては、m列目の1列分のみを示したものであり、実際には水平方向の画素列数分の同じ回路を有する。
画素316の端子VoutAの出力信号は、垂直出力線Vla(m)を介して、容量305aに入力される。画素316の端子VoutBの出力信号は、垂直出力線Vlb(m)を介して、容量305bに入力される。以降、読み出し回路315の説明においては、垂直出力線Vla(m)に接続される回路及び垂直出力線Vlb(m)に接続される回路が同じであるため、代表として、垂直出力線Vla(m)に接続される回路について主に説明を行う。
オペアンプ306aは、容量305a及び帰還容量308aに接続され、反転増幅アンプを構成し、基準電圧VC0と垂直出力線Vla(m)の信号との差分を増幅して出力する。クランプトランジスタ307aは、信号pc0rにより制御され、帰還容量308aの両端をショートすることにより、帰還容量308aのリセット及び後段の保持容量310a、313aのリセットを行う。オペアンプ306aの出力信号は、転送トランジスタ309a及び312aを介して、それぞれ保持容量310a及び313aに保持される。転送トランジスタ309a及び312aは、それぞれ、信号pctn及びpctsにより駆動される。
なお、後述するタイミングチャートにより、画素316の端子VoutAからの出力となるFD106(図2)をリセットした直後のノイズ信号は保持容量313aに保持され、その後FD106に転送された画素信号は保持容量310aに保持される。また、垂直出力線Vlb(m)が接続される側では、画素316の端子VoutBからの出力となるFD107(図2)をリセットした直後のノイズ信号は保持容量313bに保持され、その後FD107に転送された画素信号は保持容量310bに保持される。
水平走査回路303aは、転送トランジスタ311a及び314aのゲートに信号phaを出力する。転送トランジスタ311a及び314aは、信号phaに応じて、オン/オフし、保持容量310a及び313aに保持されている画素信号及びノイズ信号を、水平出力線Psa及びPnaを介して差動アンプ302aに転送する。これにより、端子VoutAの出力信号は、差動アンプ302aへ入力されることになる。
水平走査回路303bは、転送トランジスタ311b及び314bのゲートに信号phbを出力する。転送トランジスタ311b及び314bは、信号phbに応じて、オン/オフし、保持容量310b及び313bに保持されている画素信号及びノイズ信号を、水平出力線Psb及びPnbを介して差動アンプ302bに転送する。これにより、端子VoutBの出力信号は、差動アンプ302bへ入力されることになる。
差動アンプ302aは、水平出力線Psaの画素信号と水平出力線Pnaのノイズ信号との差分を出力する。差動アンプ302bは、水平出力線Psbの画素信号と水平出力線Pnbのノイズ信号との差分を出力する。これにより、画素信号からノイズ信号を除去することができる。なお、差動アンプ302a及び302bは、最終段読み出し回路に相当する。
なお、画素316が3列以上ある場合には、各列の保持容量に保持された信号を、列毎に差動アンプ302a及び302bへ順次転送を行うことにより、1行分の出力が得られる。また、撮影画像モードでは、後述するタイミングチャートにより、差動アンプ302aからは偶数列の画像信号を出力し、差動アンプ302bからは奇数列の画像信号が出力される。
図2は、図3の画素316の構成例を示す回路図である。フォトダイオード101は、光電変換により電荷(信号)を生成する光電変換部であり、アノードが接地されている。フォトダイオード101は、2個の転送トランジスタ102及び103を介して、2個のフローティングディフュージョン(FD)106及び107に接続されている。第1の転送トランジスタ(第1の転送スイッチ)102は、フォトダイオード101及びFD106間に接続され、制御信号PtxAにより制御される。第2の転送トランジスタ(第2の転送スイッチ)103は、フォトダイオード101及びFD107間に接続され、制御信号PtxBにより制御される。1個のフォトダイオード101にて発生した電荷は、2個の転送トランジスタ102及び103を介して2個のFD106及び107に転送して読み出すことができる。これにより、時系列的なフォトダイオード101の読み出しが可能となり、TOF方式を実現している。なお、撮影画像モードでは、時系列的な読みだしは不要であるため、どちらか一方の転送トランジスタ102又は103、及びFD106又は107を介して、電荷を読み出す。
FD106及び107は、電荷を保持し、電荷を電圧に変換する。増幅トランジスタ108は、ゲートがFD106に接続され、ドレインが電源電圧VDDのノードに接続される。リセットトランジスタ104は、ドレインが電源電圧VDDのノードに接続され、ゲートが制御信号PresAのノードに接続され、ソースがFD106に接続される。選択トランジスタ109は、ゲートが制御信号PselAのノードに接続され、ドレインが増幅トランジスタ108のソースに接続され、ソースが第1の出力端子VoutAに接続される。
増幅トランジスタ110は、ゲートがFD107に接続され、ドレインが電源電圧VDDのノードに接続される。リセットトランジスタ105は、ドレインが電源電圧VDDのノードに接続され、ゲートが制御信号PresBのノードに接続され、ソースがFD107に接続される。選択トランジスタ111は、ゲートが制御信号PselBのノードに接続され、ドレインが増幅トランジスタ110のソースに接続され、ソースが第2の出力端子VoutBに接続される。
転送トランジスタ102は、制御信号PtxAに応じて、フォトダイオード101の電荷をFD106に転送する。転送トランジスタ103は、制御信号PtxBに応じて、フォトダイオード101の電荷をFD107に転送する。増幅トランジスタ108は、FD106の電圧を増幅し、選択トランジスタ109に出力する。増幅トランジスタ110は、FD107の電圧を増幅し、選択トランジスタ111に出力する。
リセットトランジスタ104は、制御信号PresAに応じて、FD106及びフォトダイオード101を電源電圧VDDにリセットする。リセットトランジスタ105は、制御信号PresBに応じて、FD107及びフォトダイオード101を電源電圧VDDにリセットする。これらのリセット後に、FD106及び107から読み出される信号は、ノイズ信号として、図3の保持容量313a及び313bに保持される。
選択トランジスタ109は、制御信号PselAに応じて、増幅トランジスタ108により増幅された電圧を端子VoutAへ出力する。選択トランジスタ111は、制御信号PselBに応じて、増幅トランジスタ110により増幅された電圧を端子VoutBへ出力する。
図3に示すように、同一列の画素316の端子VoutAは、同一の垂直出力線Vlaに接続される。同一列の画素316の端子VoutBは、同一の垂直出力線Vlbに接続される。増幅トランジスタ108は、選択トランジスタ109を介して、負荷である定電流源304aに接続され、ソースフォロワアンプとして機能する。増幅トランジスタ110は、選択トランジスタ111を介して、負荷である定電流源304bに接続され、ソースフォロワアンプとして機能する。
図4は、撮像モード(第1のモード)における撮像素子1の駆動方法を示すタイミングチャートである。撮像モードは、被写体像の撮像を行うためのモードであり、画像信号を読み出す際に、2行同時選択し、選択した2行の偶数行と奇数行にて異なる転送トランジスタ106及び107を駆動することで、画像信号を高速に読み出すことができる。なお、ここでの撮像装置の設定としては、操作部7の動作モードスイッチにより撮像モードに設定されている。図4において、信号レベルがハイレベル状態となることにより、駆動されるトランジスタ及びスイッチがオンするものとする。また、図4では、n行目及びn+1行目の画素316の画像信号を読み出す例を示す。
時刻t0よりも前では、全画素316のリセットトランジスタ104,105及び転送トランジスタ102,103がオンし、フォトダイオード101及びFD106,107が電源電圧VDDにリセットされる。その後、転送トランジスタ102及び103をオフすることにより、全画素316のフォトダイオード101の電荷蓄積期間が開始する。
n行目の画素316では、信号PtxAにより、転送トランジスタ102のみを駆動する。n+1行目の画素316では、信号PtxBにより、転送トランジスタ103のみを駆動する。
時刻t0では、信号PresA(n)、PresB(n)、PresA(n+1)、及びPresB(n+1)がハイレベルからローレベルになる。これにより、n行目及びn+1行目のリセットトランジスタ104及び105がオフし、画素316のFD106及びFD107の電源電圧VDDへのリセットが解除される。
次に、時刻t1では、信号PselA(n)がローレベルからハイレベルとなり、n行目の画素316では、選択トランジスタ109がオンとなり、リセットに基づく信号が端子VoutAから垂直出力線vlaに出力される。また、同時に、信号PselB(n+1)がローレベルからハイレベルとなり、n+1行目の画素316では、選択トランジスタ111がオンとなり、リセットに基づく信号が端子VoutBから垂直出力線vlbに出力される。
次に、時刻t2では、信号Pc0rがハイレベルになり、クランプトランジスタ307a及び307bがオンする。すると、帰還容量309a及び308bの両端がショートし、帰還容量308a,308b及び容量305a,305bがリセットされる。
次に、時刻t3では、信号Pcts及びPctnがハイレベルになり、トランジスタ309a,309b,312a,312bがオンする。すると、保持容量313a,313b,310a,310bがリセットされる。これにより各容量のリセットが完了する。
次に、時刻t4では、信号Pctn及びPcts信号がローレベルになり、トランジスタ309a,309b,312a,312bがオフする。これにより、保持容量313a,313b,310a,310bのリセットが解除される。
次に、時刻t5では、信号Pc0rがローレベルになり、クランプトランジスタ307a及び307bがオフする。これにより、帰還容量308a,308b及び容量305a,305bのリセットが解除される。
信号PselA(n)がハイレベルであり、n行目の画素316の端子VoutAは、リセットに基づく信号を垂直出力線vlaに出力している。また、信号PselB(n+1)がハイレベルであり、n+1行目の画素316の端子VoutBは、リセットに基づく信号を垂直出力線vlaに出力している。
次に、時刻t6では、信号Pctnがローレベルからハイレベルになり、トランジスタ312a及び312bがオンする。これにより、保持容量313a及び313bでは、それぞれ、オペアンプ306a及び306bの出力信号の書き込みが開始する。
次に、時刻t7では、信号Pctnがローレベルになり、トランジスタ312a及び312bがオフする。これにより、保持容量313a及び313bでは、それぞれ、オペアンプ306a及び306bの出力信号の書き込みが終了する。保持容量313a及び313bは、画素316及びオペアンプ306a,306bのリセットに基づくノイズ信号を保持する。端子VoutAのノイズ信号は保持容量313aに保持され、端子VoutBのノイズ信号は保持容量313bに保持される。
次に、時刻t8では、信号PtxA(n)がローレベルからハイレベルに変化し、n行目の画素316の転送トランジスタ102がオンする。すると、n行目の画素316では、フォトダイオード101の光電変換に基づく電荷がFD106に転送され、端子VoutAは、光電変換に基づく信号を垂直出力線vlaに出力する。また、信号PtxB(n+1)がローレベルからハイレベルに変化し、n+1行目の画素316の転送トランジスタ103がオンする。すると、n+1行目の画素316では、フォトダイオード101の光電変換に基づく電荷がFD107に転送され、端子VoutBは、光電変換に基づく信号を垂直出力線vlbに出力する。これにより、n行目の画素316では、端子VoutAから信号がされ、n+1行目の画素316では、端子VoutBから信号が出力される。
次に、時刻t9では、信号PtxA(n)がローレベルになり、n行目の画素316の転送トランジスタ102がオフし、電荷の転送が終了する。また、信号PtxB(n+1)がローレベルになり、n+1行目の画素316の転送トランジスタ103がオフし、電荷の転送が終了する。
次に、時刻t10では、信号Pctsがハイレベルになり、トランジスタ309a及び309bがオンする。これにより、保持容量310a及び310bでは、それぞれ、オペアンプ306a及び306bの出力信号の書き込みが開始する。
次に、時刻t11では、信号Pctsがローレベルになり、トランジスタ309a及び309bがオフする。これにより、保持容量310a及び310bでは、それぞれ、オペアンプ306a及び306bの出力信号の書き込みが終了する。保持容量310a及び310bは、画素316の光電変換に基づく画素信号を保持する。端子VoutAの画素信号は保持容量310aに保持され、端子VoutBの画素信号は保持容量310bに保持される。n行目の画素316では、端子VoutA側の画素信号が保持容量310aに保持され、n+1行目の画素316では、端子VoutB側の画素信号が保持容量310bに保持される。
次に、時刻t12では、信号PselA(n)及びPselB(n+1)がローレベルになる。これにより、n行目の画素316では、選択トランジスタ109がオフとなり、n+1行目の画素316では、選択トランジスタ111がオフとなる。
次に、時刻t13では、信号PresA(n)、PresB(n)、PresA(n+1)、PresB(n+1)がハイレベルになる。これにより、n行目及びn+1行目の画素316では、リセットトランジスタ104及び105がオンし、FD106及び107は再び電源電圧VDDにリセットされる。
その後、信号Phaのパルスは、水平走査回路303aにより、順次、各列に出力される。これにより、各列のトランジスタ311a及び314aが順次オンし、保持容量310aの画素信号は水平出力線Psaに転送され、保持容量313aのノイズ信号は水平出力線Pnaに転送される。差動アンプ302aは、n行目の画素316の端子VoutAの信号に対応する水平出力線Psaの画素信号と水平出力線Pnaのノイズ信号の差分を出力する。
また、信号Phbのパルスは、水平走査回路303bにより、順次、各列に出力される。これにより、各列のトランジスタ311b及び314bが順次オンし、保持容量310bの画素信号は水平出力線Psbに転送され、保持容量313bのノイズ信号は水平出力線Pnbに転送される。差動アンプ302bは、n+1行目の画素316の端子VoutBの信号に対応する水平出力線Psbの画素信号と水平出力線Pnbのノイズ信号の差分を出力する。
上記のn行目及びn+1行目の2行分の出力が終了したら、それ以降の行の読み出しを上述と同様に行う。撮像素子1に配置された行数分の出力が行われると、撮像信号の出力が終了する。
以上のように、n行目の画素316では端子VoutAから信号を出力し、n+1行目の画素316では端子VoutBから信号を出力する。これにより、n行目及びn+1行目の画素316からの信号同時読み出し出しが可能となり、撮像信号を高速に読み出すことができる。
なお、本実施形態では、時刻t0において、信号PresA(n)、PresB(n)、PresA(n+1)、PresB(n+1)の全てについてハイレベルからローレベルに変化させているが、これに限定されない。n行目の画素316では、端子VoutBが画素信号を出力しない為、信号PresB(n)はハイレベルのままとし、リセット状態としておいてもよい。また、同様に、n+1行目の画素316では、端子VoutAは画素信号を出力しない為、信号PresA(n+1)はハイレベルのままとし、リセット状態のままとしておいてもよい。
図5は、TOF測距モード(第2のモード)における撮像素子1の駆動方法を示すタイミングチャートである。撮像装置の設定として、操作部7の動作モードスイッチにより、TOF測距モードに設定されている。各行の画素316は、信号PtxA及びPtxBにより駆動される。TOF測距モードでは、撮像装置内の投光回路11により点灯制御される光源が投光する。ここで投光される光は、例えば赤外光である。その投光された光に対する被写体からの反射光は、フォトダイオード101に入射する。フォトダイオード102は、入射した光を電荷に変換する。フォトダイオード101の電荷は、時系列で2個のFD106及び107に転送され、別途の出力値とすることで、時刻差での出力差を得ることにより、距離情報を得ることができる。なお、各行の駆動は同様に行わるため、ここではn行目の読み出しの例を説明する。
時刻t100よりも前では、信号PresA(n)及びPresB(n)がハイレベルであり、n行目の画素316のリセットトランジスタ104及び105はオンしている。また、信号PtxA(n)及びPtxB(n)もハイレベルであり、n行目の画素316の転送トランジスタ102及び103がオンしている。これにより、フォトダイオード101、FD106及び107が電源電圧VDDにリセットされている。フォトダイオード101のリセットを行うことにより、蓄積された光学像や暗電流による電荷がリセットされる。
時刻t100〜t105の信号PselB(n)以外の信号は、前述の撮像モードにて説明を行った図4の時刻t0〜t5の信号と同様であり、同様の動作を行う。なお、TOF測距モードでは、各行は信号PtxA(n)及びPtxB(n)による駆動が行われるため、信号PselB(n)は信号PselA(n)と同じになる。時刻t101〜t115では、信号PtxA(n)及びPtxB(n)がハイレベルであり、選択トランジスタ109及び111がオンする。以下、図5が図4と異なる点を説明する。
時刻t106では、信号Pctnがローレベルからハイレベルに変化し、トランジスタ312a,312bがオンする。n行目の画素316では、端子VoutAは、リセットに基づく信号を垂直出力線vlaに出力し、端子VoutBは、リセットに基づく信号を垂直出力線vlbに出力する。保持容量313a及び313bでは、それぞれ、オペアンプ306a及び306bの出力信号の書き込みが開始する。
次に、時刻t107では、信号Pctnがローレベルになり、トランジスタ312a及び312bがオフする。これにより、保持容量313a及び313bでは、それぞれ、オペアンプ306a及び306bの出力信号の書き込みが終了する。保持容量313a及び313bは、画素316及びオペアンプ306a,306bのリセットに基づくノイズ信号を保持する。端子VoutAのノイズ信号は保持容量313aに保持され、端子VoutBのノイズ信号は保持容量313bに保持される。
次に、時刻t108では、信号PtxA(n)がローレベルからハイレベルに変化し、n行目の画素316の転送トランジスタ102がオンする。すると、n行目の画素316では、フォトダイオード101の光電変換に基づく電荷がFD106に転送され、端子VoutAは、光電変換に基づく信号を垂直出力線vlaに出力する。
次に、時刻t109では、投光回路11は、被写体に投光する光源を点灯させるため、信号Plightをハイレベルにする。信号Plightは、時刻t109〜t111の期間でハイレベルであり、この期間中は光源が被写体に向けて投光している。また、この期間、被写体からの反射光がある場合、フォトダイオード101は反射光を受光し、光電変換を行う。撮像装置から被写体までの距離Lは、光速C、投光から反射光が得られるまで時間Tdを基に、次式のように、表すことができる。
L=Td×C/2
L=Td×C/2
時刻t110では、信号PtxA(n)がハイレベルからローレベルに変化し、n行目の画素316の転送トランジスタ102がオフし、電荷の転送が終了する。これにより、フォトダイオード101から転送された最初の蓄積電荷がFD106に保持される。また、信号PtxBがローレベルからハイレベルに変化し、n行目の画素316の転送トランジスタ103がオンする。すると、n行目の画素316では、フォトダイオード101の光電変換に基づく電荷はFD107に転送され、端子VoutBは、光電変換に基づく信号を垂直出力線vlbに出力する。
次に、時刻t111では、信号Plightがローレベルになり、投光回路11が光源を消灯させる。
次に、時刻t112では、信号PtxB(n)がハイレベルからローレベルに変化し、n行目の画素316の転送トランジスタ103がオフし、電荷の転送が終了する。これにより、フォトダイオード101で新たに発生した電荷が他方のFD107に保持される。
次に、時刻t113では、信号Pctsがハイレベルになり、トランジスタ309a及び309bがオンする。これにより、保持容量310a及び310bでは、それぞれ、オペアンプ306a及び306bの出力信号の書き込みが開始される。
次に、時刻t114では、信号Pctsがローレベルになり、トランジスタ309a及び309bがオフする。これにより、保持容量310a及び310bでは、それぞれ、オペアンプ306a及び306bの出力信号の書き込みが終了する。保持容量310aには、FD106の最初の蓄積電荷による画素信号が保持される。保持容量310bには、FD107の新たに発生した電荷による画素信号が保持される。
次に、時刻t115では、信号PselA(n)及びPselB(n)がローレベルになる。これにより、n行目の画素316では、選択トランジスタ109及び111がオフとなる。
次に、時刻t116では、信号PresA(n)及びPresB(n)がハイレベルになる。これにより、n行目の画素316では、リセットトランジスタ104及び105がオンし、FD106及び107は再び電源電圧VDDにリセットされる。
その後、信号Phaのパルスは、水平走査回路303aにより、順次、各列に出力される。これにより、各列のトランジスタ311a及び314aが順次オンし、保持容量310aの画素信号は水平出力線Psaに転送され、保持容量313aのノイズ信号は水平出力線Pnaに転送される。差動アンプ302aは、n行目の画素316の端子VoutAの信号に対応する水平出力線Psaの画素信号と水平出力線Pnaのノイズ信号の差分を、最初の蓄積電荷に基づく画素信号として出力する。
また、信号Phbのパルスは、水平走査回路303bにより、順次、各列に出力される。これにより、各列のトランジスタ311b及び314bが順次オンし、保持容量310bの画素信号は水平出力線Psbに転送され、保持容量313bのノイズ信号は水平出力線Pnbに転送される。差動アンプ302bは、n+1行目の画素316の端子VoutBの信号に対応する水平出力線Psbの画素信号と水平出力線Pnbのノイズ信号の差分を、新たに発生した電荷に基づく画素信号として出力する。
上記の出力が終了したら、それ以降の行の読み出しを上述と同様に行う。撮像素子1に配置された行数分の出力が行われる。この後、画像処理装置(画像処理部)5は、差動アンプ302aが出力する最初の蓄積電荷に基づく画素信号と差動アンプ302bが出力する新たに発生した電荷に基づく画素信号の比を基に、投射光に対する反射光の遅延時間Tdを演算する。そして、画像処理装置5は、前述した距離Lと遅延時間Tdの関係式から、被写体までの距離Lを演算する。
図6は、図5のタイミングチャートの一部を示すタイミングチャートであり、TOF方式の測距の原理を説明するための図である。時刻t108では、信号PtxA(n)がハイレベルになる。時刻t110では、信号PtxA(n)がローレベルになると同時に、信号PtxB(n)がハイレベルになる。時刻t112では、信号PtxB(n)がローレベルになる。時刻t109〜t111の期間では、信号PtxA(n)及びPtxB(n)がハイレベルであり、信号Plightがハイレベルであり、投光回路11によりパルス光が投射される。撮像装置12から被写体までの距離がゼロならば、反射光は信号Plightと同じタイミングで受光され、信号PtxA(n)に基づく端子VoutAと信号PtxB(n)に基づく端子VoutBは等しい信号を出力する。しかし、撮像装置12から被写体までの距離がゼロでない場合、図6のように、反射光は、信号Plightに対して、(t109a−t109)の時間だけ遅れて受光される。その結果、信号PtxA(n)に基づく端子VoutAは、(t110−t109a)の期間に受光した信号を出力し、信号PtxB(n)に基づく端子VoutBは、(t111a−t110)の期間に受光した信号を出力することになり、両者に偏りが生じる。画像処理装置5は、これらの信号の比を基に、反射光の投射光に対する遅延時間Tdを推定し、その遅延時間Tdと光速Cとの積を基に、撮像装置12から被写体までの距離Lを演算する。
なお、垂直出力線vla,vlb、出力端子VoutA,VoutB、転送トランジスタ102,103、FD106,107、リセットトランジスタ104,105、増幅トランジスタ108,110、選択トランジスタ109,111は2個ずつに限定されない。垂直出力線vla,vlb、出力端子VoutA,VoutB、転送トランジスタ102,103、FD106,107、リセットトランジスタ104,105、増幅トランジスタ108,110、選択トランジスタ109,111はそれぞれ3個以上でもよい。
撮像モードでは、一の行の画素316では、複数の転送トランジスタのうちの一の転送トランジスタがオンし、複数の出力端子のうちの一の出力端子から信号を出力させる。他の行の画素316では、複数の転送トランジスタのうちの他の転送トランジスタがオンし、複数の出力端子のうちの他の出力端子から信号を出力させる。一の行の画素316及び他の行の画素316の信号は、複数の出力線に同時に出力される。
TOF測距モードでは、一の行の画素316では、複数の転送トランジスタのうちの一の転送トランジスタがオンし、複数の出力端子のうちの一の出力端子から信号を出力させる。その後、複数の転送トランジスタのうちの他の転送トランジスタがオンし、複数の出力端子のうちの他の出力端子から信号を出力させる。
具体的には、TOF測距モードでは、図6に示すように、時刻t108では、一の転送トランジスタがオンする。その後、時刻t109では、投光回路11がパルス光の投射を開始させる。その後、時刻t110では、一の転送トランジスタがオフし、他の転送トランジスタがオンする。その後、時刻t111では、投光回路11がパルス光の投射を終了させる。その後、時刻t112では、他の転送トランジスタがオフする。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 フォトダイオード、102,103 転送トランジスタ、104,105 リセットトランジスタ、106,107 フローティングディフュージョン、108,110 増幅トランジスタ、109,111 選択トランジスタ
Claims (7)
- 行列状に配置された複数の画素と、
各列の前記画素に共通に接続される複数の出力線とを有し、
前記画素は、
光電変換により信号を生成する光電変換部と、
前記複数の出力線にそれぞれ接続される複数の出力端子と、
前記光電変換部の信号を前記複数の出力端子にそれぞれ出力するための複数の転送スイッチとを有し、
一の行の前記画素では、前記複数の転送スイッチのうちの一の転送スイッチがオンし、前記複数の出力端子のうちの一の出力端子から信号を出力させ、
他の行の前記画素では、前記複数の転送スイッチのうちの他の転送スイッチがオンし、前記複数の出力端子のうちの他の出力端子から信号を出力させ、
前記一の行の画素及び前記他の行の画素の信号が前記複数の出力線に同時に出力されることを特徴とする撮像装置。 - 前記複数の出力線は、第1の出力線及び第2の出力線を有し、
前記複数の出力端子は、第1の出力端子及び第2の出力端子を有し、
前記複数の転送スイッチは、第1の転送スイッチ及び第2の転送スイッチを有し、
偶数行の前記画素では、前記第1の転送スイッチがオンし、前記第1の出力端子から信号を出力させ、
奇数行の前記画素では、前記第2の転送スイッチがオンし、前記第2の出力端子から信号を出力させ、
前記偶数行の画素及び前記奇数行の画素の信号が前記第1の出力線及び前記第2の出力線に同時に出力されることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 第1のモード及び第2のモードを有し、
前記第1のモードでは、
一の行の前記画素では、前記複数の転送スイッチのうちの一の転送スイッチがオンし、前記複数の出力端子のうちの一の出力端子から信号を出力させ、
他の行の前記画素では、前記複数の転送スイッチのうちの他の転送スイッチがオンし、前記複数の出力端子のうちの他の出力端子から信号を出力させ、
前記一の行の画素及び前記他の行の画素の信号が前記複数の出力線に同時に出力され、
前記第2のモードでは、
一の行の前記画素では、前記複数の転送スイッチのうちの一の転送スイッチがオンし、前記複数の出力端子のうちの一の出力端子から信号を出力させ、その後、前記複数の転送スイッチのうちの他の転送スイッチがオンし、前記複数の出力端子のうちの他の出力端子から信号を出力させることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。 - さらに、前記第2のモードにおいて、被写体にパルス光を投射させる投光部を有することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
- 前記第2のモードでは、前記一の転送スイッチがオンし、その後、前記投光部がパルス光の投射を開始させ、その後、前記一の転送スイッチがオフし、前記他の転送スイッチがオンし、その後、前記投光部がパルス光の投射を終了させ、その後、前記他の転送スイッチがオフすることを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
- さらに、前記第2のモードの前記複数の出力線の信号を基に前記被写体までの距離を演算する画像処理部を有することを特徴とする請求項4又は5記載の撮像装置。
- 行列状に配置された複数の画素と、
各列の前記画素に共通に接続される複数の出力線とを有する撮像装置の駆動方法であって、
前記画素は、
光電変換により信号を生成する光電変換部と、
前記複数の出力線にそれぞれ接続される複数の出力端子と、
前記光電変換部の信号を前記複数の出力端子にそれぞれ出力するための複数の転送スイッチとを有し、
一の行の前記画素では、前記複数の転送スイッチのうちの一の転送スイッチがオンし、前記複数の出力端子のうちの一の出力端子から信号を出力させるステップと、
他の行の前記画素では、前記複数の転送スイッチのうちの他の転送スイッチがオンし、前記複数の出力端子のうちの他の出力端子から信号を出力させるステップとを有し、
前記一の行の画素及び前記他の行の画素の信号が前記複数の出力線に同時に出力されることを特徴とする撮像装置の駆動方法。
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WO2020162196A1 (ja) * | 2019-02-06 | 2020-08-13 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 撮像装置および撮像システム |
-
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