JP2016051580A - 照明器具の製造方法及び照明器具 - Google Patents

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部 将 人 岡
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Abstract

【課題】基板を支持部材に密着させ、これによって熱を基板から支持部材へ安定に伝導させることが可能な照明器具を提供すること。【解決手段】照明器具は、第1面21aおよび第1面21aの反対側に位置する第2面21bを含み、可撓性を有する樹脂基板21と、樹脂基板21の第1面21a側に実装された発光部品41と、を備えた実装基板40と、放熱面31bおよび放熱面31bの反対側に位置する取付面31aを含み、実装基板40が取り付けられる支持部材31と、を備える。実装基板40は、樹脂基板21の一部が支持部材31の取付面31aに向かって迫り出すように撓んだ状態で、樹脂基板21の第2面21bの一部が支持部材31の取付面31aに直接的に当接するように、支持部材31に取り付けられる。【選択図】図4

Description

本発明は、発光部品を備える照明器具および照明器具の製造方法に関する。
近年、発光ダイオードなどの発光素子を備えた発光部品を利用して照明装置を構成することが提案されている。例えば、発光部品を駆動するための端子や配線が形成された基板を準備し、この基板の上に発光部品を実装し、そして、発光部品が実装された基板を、照明装置を構成するベースやハウジングなどの支持部材に取り付けることにより、照明装置が構成されている。基板を支持部材に取り付けるための手段としては、一般に、ボルトなどの固定具が用いられている。
ところで近年、基板として、ガラスエポキシ基板などのリジッド基板に代えて、可撓性を有するフレキシブル基板が用いられる傾向がある。フレキシブル基板は、軽量である点、円筒形や山形などの三次元的な形状に対応できる点など、様々な利点を有している。例えば特許文献1において、円錐台形に成形された基材の上に、発光ダイオード素子を含む多数の発光部品が実装されたフレキシブル基板を積層させることにより、円錐台形の照明装置を作製することが提案されている。
特開2011−249535号公報
発光ダイオードに電力を投入すると、発光ダイオードから光が放射されるとともに、発光ダイオードにおいて熱が発生する。熱が適切に外部に放出されない場合、発光ダイオードや周囲の樹脂などが劣化し、この結果、発光ダイオードを含む発光部品の寿命が短くなってしまう。従って、発光ダイオードなどの発光素子を備えた発光部品を利用して照明装置を構成する場合、発光部品で発生する熱を外部に放出するための放熱経路を適切に確保することが重要になる。
ガラスエポキシ基板などのリジッド基板においては、基板の表面、裏面や内層に、十分な厚みを有する銅などの金属からなる配線層が形成されている。また、配線層の一部は、通常は、基板をハウジングなどの支持部材に固定するよう基板を貫通するネジやボルトなどの固定具に接続される。従ってリジッド基板においては、はじめに、配線層を介して基板の面方向において熱を伝導させ、次に、固定具を介して基板の厚み方向において熱を伝導させ、そして、支持部材を介して熱を外部に放出する、という経路で、発光素子において発生した熱を外部に放出することができる。
一方、フレキシブル基板は、可撓性を有する点を特徴としているため、通常はフレキシブル基板には、放熱性に寄与し得える程度の厚みを有する金属層は設けられない。このためフレキシブル基板においては、リジッド基板に比べて、基板の面方向における熱の伝導性が乏しくなっている。従って、発光ダイオードなどの発光素子をフレキシブル基板に実装する場合、基板の厚み方向において熱を伝導させ、そして、基板が取り付けられる支持部材を介して熱を外部に放出する、という経路での放熱が重要になる。一方、フレキシブル基板は、その可撓性のため変形しやすく、このため、支持部材からフレキシブル基板が部分的に浮いてしまうこと、すなわちフレキシブル基板と支持部材との間に部分的に空気層が形成されてしまうことがある。空気層の熱伝導率は、金属や樹脂の熱伝導率に比べて極めて低い。このため、空気層が形成されてしまうと、発光素子で発生した熱を適切に外部に放出することができず、この結果、発光素子の特性が劣化したり、発光素子が破損してしまったりすることが考えられる。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、基板を支持部材に密着させ、これによって熱を基板から支持部材へ安定に伝導させることが可能な照明器具および照明器具の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、第1面および前記第1面の反対側に位置する第2面を含み、可撓性を有する樹脂基板と、前記樹脂基板の前記第1面側に実装された発光部品と、を備えた実装基板を準備する工程と、放熱面および前記放熱面の反対側に位置する取付面を含む支持部材を準備する工程と、前記樹脂基板の前記第2面の一部と前記支持部材の前記取付面とが直接的にまたは中間層を介して間接的に当接するように、前記実装基板を前記支持部材に取り付ける取付工程と、を備え、前記取付工程においては、前記樹脂基板の一部が前記支持部材の前記取付面に向かって迫り出すよう前記樹脂基板を撓ませた状態で、前記樹脂基板の前記第2面の一部を前記支持部材の前記取付面に当接させる、照明器具の製造方法、である。
前記取付工程においては、前記支持部材の前記取付面に当接する前記樹脂基板の前記第2面の一部の反対側にある、前記樹脂基板の前記第1面の一部に、前記発光部品が位置するよう、前記実装基板が前記支持部材に取り付けられてもよい。
前記取付工程においては、前記樹脂基板の前記第2面のうち前記支持部材の前記取付面に当接する部分の輪郭が、前記第1面側に実装されている前記発光部品の輪郭を囲うよう、前記実装基板が前記支持部材に取り付けられてもよい。
前記支持部材は、前記放熱面および前記取付面を含む本体部と、前記取付面側において前記本体部から突出する一対の壁部と、を有し、前記取付工程においては、前記樹脂基板のうち前記支持部材の前記一対の壁部の間の間隔よりも大きい寸法を有する部分を、前記支持部材の前記一対の壁部の間において前記支持部材の前記取付面に向かって撓ませた状態で、前記樹脂基板の前記第2面の一部を前記支持部材の前記取付面に当接させてもよい。
前記支持部材の前記一対の壁部は、互いに向かい合う第1壁部および第2壁部を含み、前記支持部材は、前記第1壁部から前記第2壁部に向かう方向において前記第1壁部から突出する第1係止部と、前記第2壁部から前記第1壁部に向かう方向において前記第2壁部から突出する第2係止部と、をさらに有し、前記取付工程においては、前記樹脂基板の第1側部が前記支持部材の前記第1壁部および前記第1係止部によって係止され、かつ、前記樹脂基板の第2側部が前記支持部材の前記第2壁部および前記第2係止部によって係止されることにより、前記実装基板が前記支持部材に取り付けられてもよい。
前記発光部品は、発光ダイオード素子を含んでもよい。
また、本発明は、第1面および前記第1面の反対側に位置する第2面を含み、可撓性を有する樹脂基板と、前記樹脂基板の前記第1面側に実装された発光部品と、を備えた実装基板と、放熱面および前記放熱面の反対側に位置する取付面を含み、前記実装基板が取り付けられた支持部材と、を備え、前記実装基板は、前記樹脂基板の一部が前記支持部材の前記取付面に向かって迫り出すように撓んだ状態で、前記樹脂基板の前記第2面の一部が前記支持部材の前記取付面に直接的にまたは中間層を介して間接的に当接するように、前記支持部材に取り付けられている、照明器具、である。
前記実装基板においては、前記支持部材の前記取付面に当接している前記樹脂基板の前記第2面の前記一部の反対側にある、前記樹脂基板の前記第1面の一部に、前記発光部品が実装されてもよい。
前記樹脂基板の前記第2面のうち前記支持部材の前記取付面に当接する部分の輪郭が、前記第1面側に実装されている前記発光部品の輪郭を囲っていてもよい。
前記支持部材は、前記放熱面および前記取付面を含む本体部と、前記取付面側において前記本体部から突出する一対の壁部と、を有し、前記支持部材の前記一対の壁部は、互いに向かい合う第1壁部および第2壁部を含み、前記支持部材は、前記第1壁部から前記第2壁部に向かう方向において前記第1壁部から突出する第1係止部と、前記第2壁部から前記第1壁部に向かう方向において前記第2壁部から突出する第2係止部と、をさらに有し、前記樹脂基板の第1側部は、前記支持部材の前記第1壁部および前記第1係止部によって係止され、かつ、前記樹脂基板の第2側部は、前記支持部材の前記第2壁部および前記第2係止部によって係止されてもよい。
本発明によれば、実装基板を支持部材に密着させ、これによって熱を基板から支持部材へ安定に伝導させることができる。
図1は、本発明の実施の形態による照明器具の斜視図。 図2は、図1の照明器具を、図1の矢印II方向に見た底面図。 図3は、図2の照明器具を第1方向に沿って切断した場合を示す図。 図4は、図2の照明器具を第2方向に沿って切断した場合を示す図。 図5は、照明器具が備える実装基板に実装される発光部品を示す断面図。 図6は、実装基板を支持部材に取り付ける工程を説明するための図。 図7は、実装基板を支持部材に取り付ける工程を説明するための図。 図8は、実装基板を支持部材に取り付ける工程を説明するための図。 図9は、支持部材に取り付けられた実装基板と支持部材とが当接する部分の拡大図。 図10は、本発明の実施の形態の変形例1を示す図。 図11は、本発明の実施の形態の変形例2を示す図。
照明器具
以下、図1乃至図9を参照して、本発明の実施の形態における照明器具10について説明する。図1に示すように、照明器具10は、支持部材31と、支持部材31に取り付けられた実装基板40と、を備えている。
実装基板
以下、図1および図2を参照して、実装基板40について詳細に説明する。実装基板40は、可撓性を有し、いわゆるフレキシブル基板として機能する樹脂基板21と、樹脂基板21上に実装された複数の発光部品41と、を備えている。光源として機能することができる発光素子を備える限りにおいて、発光部品41の構成が特に限られることはない。例えば発光素子としては、発光ダイオードなどの点光源を用いることができ、また発光部品41としては、表面実装型パッケージに収納された発光ダイオードを備えた表面実装型の部品を用いることができる。
本実施の形態において、照明器具10の支持部材31は、底面視あるいは平面視において、長手方向に沿って延びる矩形状の形状を有している。以下の説明において、支持部材31の長手方向のことを第1方向D1とも称する。また、支持部材31の後述する本体部32が広がる平面において第1方向D1に直交する方向のことを第2方向D2とも称する。
図1および図2に示すように、実装基板40の樹脂基板21は、第1方向D1に沿って延びる形状を有している。すなわち、支持部材31の長手方向と樹脂基板21の長手方向とは一致している。樹脂基板21は、樹脂基板21の一部が支持部材31の後述する取付面31aに向かって迫り出すよう樹脂基板21が撓んだ状態で、支持部材31に取り付けられている。図1および図2においては、樹脂基板21の長手方向に沿って延びる第1側部および第2側部がそれぞれ符号21cおよび符号21dで表されている。詳細は後述するが、樹脂基板21における第1側部21cと第2側部21dとの間の中央の部分が、支持部材31の後述する取付面31aに当接している。また実装基板40は、第1方向D1に沿って樹脂基板21に実装された複数の発光部品41を有している。図1および図2に示すように、発光部品41は、樹脂基板21における第1側部21cと第2側部21dとの間の中央の部分において、第1方向D1に沿って並んでいる。
図2に示すように、樹脂基板21には、発光部品41に対して電力や制御信号を伝えるための配線23が形成されていてもよい。また樹脂基板21には、配線23を介して発光部品41に電気的に接続された取り出し用電極部24が形成されていてもよい。配線23および取り出し用電極部24は、図2に示すように、樹脂基板21の面のうち発光部品41が実装された面と同一面に形成されていてもよく、若しくは、図示はしないが、発光部品41が実装された面とは反対側の面に形成されていてもよい。
次に図3および図4を参照して、実装基板40の層構成についてさらに説明する。図3は、照明器具10を第1方向D1に沿って、具体的には図2の線IIIに沿って切断した場合を示す断面図である。また図4は、照明器具10を第2方向D2に沿って、具体的には図2の線IVに沿って切断した場合を示す断面図である。
図3に示すように、実装基板40は、可撓性を有する樹脂基板21上に設けられた実装用電極部22を備えている。実装用電極部22は、半田などの結合層を介して発光部品41が結合される部分であり、パッドやランドとも称されるものである。以下の説明において、樹脂基板21の面のうち、実装用電極部22が設けられる側の面を第1面21aと称し、第1面21aの反対側にある面を第2面21bと称する。本実施の形態において、樹脂基板21の第1面21aには、実装用電極部22に電気的に接続される上述の配線23および取り出し用電極部24がさらに設けられている。
本実施の形態において、「可撓性」とは、室温例えば25℃の環境下で樹脂基板21を直径30cmのロール状の形態に巻き取った場合に、樹脂基板21に折れ目が生じない程度の柔軟性を意味している。「折れ目」とは、樹脂基板21を巻き取る方向に交差する方向において樹脂基板21に現れる変形であって、変形を元に戻すように樹脂基板21を逆向きに巻き取ったとしても元には戻らない程度の変形を意味している。実装用電極部22や配線23の厚みや形状は、樹脂基板21の可撓性が維持されるように設定されている。
以下、実装基板40の各構成要素について詳細に説明する。
(樹脂基板)
樹脂基板21を構成する材料や、樹脂基板21の厚みは、実装基板40に求められる可撓性や強度などの特性に応じて適宜定められる。例えば、樹脂基板21は、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、または、ポリイミド樹脂を含んでいてもよい。また樹脂基板21の厚みは、例えば10μm〜300μmの範囲内に設定される。
(実装用電極部、配線および取り出し用電極部)
実装用電極部22、配線23および取り出し用電極部24を構成する材料としては、導電性を有する材料が用いられ、例えば銅や銀などの金属材料が用いられる。実装用電極部22、配線23および取り出し用電極部24を構成する材料は、いずれも同一であってもよく、異なっていてもよい。例えば実装用電極部22、配線23および取り出し用電極部24は、同一の材料をパターニングすることによって同時にかつ連続的に形成されるものであってもよい。所望の方向において実装基板40が可撓性を有する限りにおいて、実装用電極部22、配線23および取り出し用電極部24の厚みや幅などの寸法が特に限られることはない。
(結合層)
図3において、符号42は、発光部品41を実装用電極部22に結合して発光部品41を実装用電極部22に電気的に接続するために発光部品41と実装用電極部22との間に介在される結合層を表している。結合層42を構成する材料としては、例えばリフロー工程において実装用電極部22上に塗布されるクリーム半田を挙げることができる。クリーム半田とは、フラックスなどのバインダー材と、バインダー材の中に分散され、リフロー工程の際に溶融する金属粉末と、を含むものである。なお図3,4においては、発光部品41と実装用電極部22との間に結合層42が明確に介在される例を示したが、これに限られることはない。発光部品41を実装用電極部22に結合して発光部品41を実装用電極部22に電気的にすることができる限りにおいて、結合層42の形状や配置が特に限られることはない。
なお図示はしないが、樹脂基板21の第1面21aのうち発光部品41が設けられていない領域には、光を反射するための反射層が設けられていてもよい。この場合、発光部品41から放射された後、照明器具10の図示しない拡散板などによって反射されて再び実装基板40に戻ってきた光を、反射層によって反射することができる。これによって、照明器具10における光の利用効率を高めることができる。
支持部材
次に図1乃至図4を参照して、実装基板40が取り付けられる支持部材31について説明する。支持部材31は、照明装置の一部を構成する部材であり、例えば照明装置を構成するベースやハウジングなどの部材のことである。なおベースとは、発光部品41が実装された実装基板40を含む照明用モジュールの外形を画定する部材のことであり、ハウジングとは、照明装置を天井や壁などに取り付けるために利用される枠体や筐体のことである。支持部材31は、実装基板40の樹脂基板21よりも高い剛性および熱伝導性を有するよう構成されている。このような支持部材31に樹脂基板21を取り付けることにより、照明器具10に十分な強度および放熱性を持たせることができる。
以下の説明において、支持部材31のうち外部に熱を放出するための面のことを放熱面31bと称し、放熱面31bの反対側にある面のことを取付面31aと称する。図1乃至図4においては、取付面31aおよび放熱面31bのいずれもが平坦である例が示されているが、これに限られることはない。樹脂基板21との接触部分を介して樹脂基板21から支持部材31に熱を適切に伝導させることができる限り、取付面31aが、平坦面以外の形状、例えば湾曲面や凹凸面を有していてもよい。また、支持部材31から外部へ適切に熱を放出することができる限りにおいて、放熱面31bは様々な形状を有することができる。
図1乃至図4に示すように、支持部材31は、上述の取付面31aおよび放熱面31bを含む本体部32と、取付面31a側において本体部32から突出する一対の壁部33,34と、を備えている。一対の壁部33,34は、互いに向かい合う第1壁部33および第2壁部34を含んでいる。第1壁部33は、樹脂基板21の第1側部21c側に位置しており、第2壁部34は、樹脂基板21の第2側部21d側に位置している。第1壁部33および第2壁部34は、支持部材31および樹脂基板21の長手方向に直交する第2方向D2において間隔を空けて配置されている。
支持部材31の一対の壁部33,34は、第2方向D2における樹脂基板21の延在範囲を制限し、これによって樹脂基板21を撓ませるために設けられるものである。図4において、符号L2は、第2方向D2における一対の壁部33,34の間の間隔を表している。また図4においては、撓んでいない状態の樹脂基板21が二点鎖線で表されており、また、撓んでいない状態の樹脂基板21の、第2方向D2における寸法、すなわち第1側部21cと第2側部21dとの間の間隔が符号L1で表されている。本実施の形態において、支持部材31および樹脂基板21は、支持部材31の一対の壁部33,34の間の間隔L2が、樹脂基板21の第1側部21cと第2側部21dとの間の間隔L1よりも小さくなるよう、構成されている。この場合、支持部材31の一対の壁部33,34の間に樹脂基板21を収容することにより、樹脂基板21を弾性的に撓ませることができる。
図4に示すように、実装基板40は、樹脂基板21の一部が支持部材31の取付面31aに向かって迫り出すように撓んだ状態で、樹脂基板21の第2面21bの一部が支持部材31の取付面31aに当接するように、支持部材31に取り付けられている。図4に示すように、樹脂基板21のうち支持部材31の取付面31aに当接している部分のことを、以下の説明において放熱対象領域21sとも称する。図1には、放熱対象領域21sの輪郭が破線で示されている。好ましくは、図1および図4に示すように、樹脂基板21は、平面視で、放熱対象領域21sの輪郭が、第1面21a側において樹脂基板21に実装されている発光部品41の輪郭を囲うことができるよう、支持部材31に対して取り付けられている。発光部品41において発生した熱は、樹脂基板21の厚み方向に伝導した後、放熱対象領域21sから支持部材31に伝導し、そして支持部材31の放熱面31bから外部へ放出される。
次に、樹脂基板21を撓んだ状態で保持するための、支持部材31の構成要素について説明する。図1,2,4に示すように、支持部材31は、第1壁部33から第2壁部34に向かう方向において第1壁部33から突出する第1係止部33Bと、第2壁部34から第1壁部33に向かう方向において第2壁部34から突出する第2係止部34Bと、をさらに有している。この場合、図4に示すように、樹脂基板21の第1側部21cが、支持部材31の第1壁部33および第1係止部33Bによって係止され、樹脂基板21の第2側部21dが支持部材31の第2壁部34の第2係止部34Bによって係止される。これによって、本体部32、一対の壁部33,34および係止部33B,34Bによって囲まれた空間内において、樹脂基板21を、樹脂基板21の放熱対象領域21sが支持部材31の取付面31aに向かって迫り出すように撓んだ状態で保持することができる。
次に、支持部材31の取付面31aに対する樹脂基板21の第2面21bの当接の程度について説明する。図4において、符号hは、支持部材31の取付面31aの法線方向に沿った方向における、樹脂基板21の側部21c、21dと放熱対象領域21sとの間の距離を表している。また、支持部材31の一対の壁部33,34および係止部33B,34Bによって撓んだ状態で維持されている樹脂基板21が、取付面31aに当接していないと仮定した場合の、樹脂基板21の側部21c、21dと樹脂基板21の第2面21bの先端部との間の距離を、基準距離h0と呼ぶとする。図9において、取付面31aに当接した状態の樹脂基板21と、取付面31aに当接していないと仮定した場合の二点鎖線で示された樹脂基板21とが示されており、また樹脂基板21の第2面21bの上述の先端部が符号21fで表されている。本実施の形態においては、距離hが基準距離h0よりも小さくなるよう、樹脂基板21が支持部材31に取り付けられている。以下、このように距離hを設定することの効果について説明する。
支持部材31の一対の壁部33,34および係止部33B,34Bによって撓んだ状態で維持されている樹脂基板21が、取付面31aに当接していない場合、樹脂基板21は、樹脂基板21の上述の寸法L1と支持部材31の一対の壁部33,34の間の間隔L2との関係に基づいて定まる曲率半径で、弾性的に撓むことになる。一方、上述のように、樹脂基板21は、距離hが基準距離h0よりも小さくなるよう支持部材31の取付面31aに当接している。すなわち、支持部材31の取付面31aは、樹脂基板21に対して、樹脂基板21の撓みを妨げる方向の力を加えている。このことは、樹脂基板21から支持部材31の取付面31aに対しては反対に、撓みを復元しようとする弾性的な復元力が加えられていることを意味している。この結果、図4及び図9に示すように、樹脂基板21の放熱対象領域21sは、支持部材31の取付面31aに対して隙間無く押し付けられるようになる。すなわち、樹脂基板21の放熱対象領域21sを支持部材31の取付面31aに対して強く密着させることができる。また、支持部材31によって撓みが阻止された結果、放熱対象領域21sは、支持部材31の取付面31aに沿った形状、例えば平坦な形状を有するようになる。
以下、樹脂基板21が支持部材31の取付面31aに及ぼす上述の復元力を実現するための、支持部材31と樹脂基板21との関係の具体例について、以下に説明する。本実施の形態では、以下の式の関係を採用している。
Figure 2016051580
なお、図4において、符号A1は、樹脂基板21の第1側部21cが支持部材31の第1壁部33および第1係止部33Bによって係止される点を示し、符号A2は、樹脂基板21の第2側部21dが支持部材31の第2壁部34および第2係止部34Bによって係止される点を示している。符号A3は、取付面31aにおける第1壁部33と第2壁部34との間の中間の点を示している。符号hは、前述したように本体部32と係止部33B,34Bとの間の間隔を示している。なお樹脂基板21が支持部材31の取付面31aに当接している場合、上述のように、符号hは、支持部材31の取付面31aの法線方向に沿った方向における、樹脂基板21の側部21c、21dと放熱対象領域21sとの間の距離にも対応する。
このように実装基板40は、樹脂基板21の一部が支持部材31の取付面31aに向かって迫り出すように撓んだ状態で、樹脂基板21の第2面21bの一部が支持部材31の取付面31aに当接するように、支持部材31に取り付けられている。これによって、樹脂基板21を支持部材31に強く密着させることができる。しかも、本実施の形態では、撓みを復元しようとする弾性的な復元力が樹脂基板21から支持部材31の取付面31aに対して加えられるように、樹脂基板21の第2面21bが支持部材31の取付面31aに当接されている。また発光部品41は、支持部材31の取付面31aに当接する樹脂基板21の第2面21bの一部の反対側にある、樹脂基板21の第1面21aの一部に、位置するようになっている。このことにより、発光部品41において発生した熱を、照明器具10の厚み方向において樹脂基板21から支持部材31へ安定的に伝導させることができる。
なお図4においては、樹脂基板21の第2面21bの一部すなわち放熱対象領域21sと支持部材31の取付面31aとが直接的に当接している例が示されているが、これに限られることはない。例えば、図示はしないが、樹脂基板21の第2面21bと支持部材31の取付面31aとの間に、接着層などの中間層が介在されていてもよい。固体や流動体からなる中間層を間に介在させた上で、樹脂基板21の第2面21bと支持部材31の取付面31aとが当接している態様を、本願においては「間接的に当接している」と称することもある。
支持部材31を構成する材料は、照明器具10に対して求められる放熱性および剛性を満たすよう、適切に定められる。例えば、アルミニウムや銅などの金属材料を用いて、支持部材31を構成することができる。なお支持部材31の本体部32、一対の壁部33,34および係止部33B,34Bは、一体的に構成されていてもよく、若しくは任意の組合せで別個に構成されていてもよい。
(発光部品)
次に発光部品41について、図5を参照して説明する。図5に示すように、発光部品41は、発光素子46と、発光素子46に電気的に接続されるとともに少なくとも部分的に外部に露出した端子47と、を含んでいる。端子47は、ボンディングワイヤ47aを介して接続されている。端子47は一般に、銅や銀などの金属材料から構成される。実装基板40において発生する熱は、端子47を介して実装用電極部22に伝導される。実装用電極部22に伝導された熱は、樹脂基板21の厚み方向において伝導された後、樹脂基板21が取り付けられる支持部材31を介して外部に放出される。
図5に示すように、発光素子46の周囲には、発光素子46から出射された光の波長を変換するための蛍光体48が設けられていてもよい。また図5に示すように、蛍光体48の周囲には、光を反射する反射板49が配置されていてもよい。これによって、発光素子46から出射された光を高い効率で取り出すことが可能になる。また蛍光体48上には透明樹脂45が設けられていてもよい。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用および効果について説明する。ここでは、照明器具10の製造方法について、図6乃至図8を参照して説明する。なお図7および図8には、照明器具10を製造する工程において、実装基板40および支持部材31を図1の第2方向D2に沿って切断した場合の断面図が示されている。
はじめに図6に示すように、樹脂基板21と、樹脂基板21の第1面21aに実装された発光部品41と、を備える実装基板40を準備する。また、本体部32と第1壁部33および第2壁部34とを有する支持部材31を準備する。上述のように、実装基板40の樹脂基板21は、支持部材31の一対の壁部33,34の間の間隔L2よりも大きい寸法を有する部分を含んでいる。具体的には、図4に示されるように、撓んでいない状態のときの樹脂基板21の第1側部21cと第2側部21dとの間の間隔L1が、支持部材31の一対の壁部33,34の間の間隔L2よりも大きくなっている。
次に、実装基板40の樹脂基板21の第2面21bと支持部材31の取付面31aとが接するように実装基板40を支持部材31に取り付ける取付工程を実施する。本実施の形態では、まず図7に示すように、実装基板40における樹脂基板21を支持部材31の取付面31a側とは逆の方向に凸の状態に湾曲させた状態で、第1側部21cを支持部材31の第1壁部33に当接させるとともに、第2側部21dを支持部材31の第2壁部34に当接させる。次に、図7における矢印αの方向に押し込み、これによって、樹脂基板21の第1側部21cが支持部材31の第1壁部33および第1係止部33Bによって係止され、樹脂基板21の第2側部21dが支持部材31の第2壁部34および第2係止部34Bによって係止されるようにする。これにより、樹脂基板21が支持部材31の本体部32側に凸の状態に湾曲した状態に反転される。すなわち、樹脂基板21一部が、具体的には第1側部21cと第2側部21dとの中間の部分が、支持部材31の取付面31aに向かって迫り出すように、樹脂基板21を撓ませることができる。この際、支持部材31の本体部32と係止部33B,34Bとの間の間隔を適切に設定することにより、樹脂基板21の第2面21bの一部を支持部材31の本体部32の取付面31aに当接させることができる。また、樹脂基板21から支持部材31の取付面31aに対して加えられる、樹脂基板21の撓みを復元しようとする弾性的な復元力を発生させることができる。従って、樹脂基板21の第2面21bの一部を隙間無く支持部材31の取付面31aに密着させることができる。
そして、前述したように、発光部品41は、樹脂基板21における第1側部21cと第2側部21dとの間の中央の部分において、樹脂基板21の第1面21a側で第1方向D1に沿って並んでいる。このことにより、図8に示すように、実装基板40が支持部材31に取り付けられた際、発光部品41は、取付面31aに当接した樹脂基板21の第2面21bの一部の反対側に位置する。
このように本実施の形態においては、実装基板40の樹脂基板21の一部が支持部材31の取付面31aに向かって迫り出すように樹脂基板21を撓ませた状態で、樹脂基板21の第2面21bの一部を支持部材31の取付面31aに当接させ、この状態で、樹脂基板21を支持部材31に対して取り付ける。この場合、樹脂基板21の撓みを復元しようとする復元力が樹脂基板21に生じるので、樹脂基板21の第2面21bの一部を支持部材31の取付面31aに強く密着させることができる。このことにより、本実施の形態では、発光部品41において発生した熱を、照明器具10の厚み方向において樹脂基板21から支持部材31へ安定的に伝導させることができる。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、必要に応じて図面を参照しながら、変形例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。また、上述した実施の形態において得られる作用効果が変形例においても得られることが明らかである場合、その説明を省略することもある。
(第1の変形例)
図10は、上記実施の形態の変形例1を示す図である。上述の実施の形態では、樹脂基板21の第1側部21cが支持部材31の第1壁部33および第1係止部33Bによって係止され、樹脂基板21の第2側部21dが支持部材31の第2壁部34の第2係止部34Bによって係止されることで、樹脂基板21を、取付面31aに向かって迫り出すように撓んだ状態で保持することを説明した。しかしながら、樹脂基板21が取付面31aに向かって迫り出すように撓んだ状態で保持することができる限りにおいて、樹脂基板21を固定するための具体的な態様が限定されることはない。
例えば、図10の変形例1に示すように、第1壁部33の先端に第1係止部33Bが設けられず第1壁部33の先端が取付面31aに平行な平坦面に形成され、この第1壁部33の平坦な先端に、樹脂基板21の第1側部21c側の部分がボルトなどの固定具50によって固定されてもよい。同様に、第2壁部34の先端に第2係止部34Bが設けられずに第2壁部34の先端が取付面31aに平行な平坦面に形成され、この第2壁部34の平坦な先端に、樹脂基板21の第2側部21d側の部分がボルト50によって固定されてもよい。
なお、この変形例1では、第1壁部33の先端が取付面31aに平行な平坦面に形成され、第2壁部34の先端が取付面31aに沿って平坦に形成されているが、これに限られることはなく、第1壁部33の先端及び第2壁部34の先端を、樹脂基板21の撓みに対応させて湾曲面や傾斜面に形成しても構わない。
(第2の変形例)
図11は、上記実施の形態の変形例2を示す図である。上述の実施の形態では、樹脂基板21に、支持部材31の取付面31aに向かって迫り出す部分が1つ形成されるように、樹脂基板21を撓ませた。しかしながら、図11の変形例2に示すように、取付面31aに向かって迫り出す部分は、樹脂基板21に複数例えば2つ形成されてもよい。本変形例2では、樹脂基板21における2つの迫り出し部分のそれぞれの第2面21bが、取付面31aに当接し、取付面31aに当接した各第2面21bの一部の反対側の第1面31aの一部に発光部品41が実装されている。この変形例2の構成によれば、樹脂基板21上において複数列に発光部品41が並んで実装される場合に、各発光部品41から発生した熱を好適に放熱させることができる。
(その他の変形例)
また、上述の実施の形態では、図7及び図8で説明したように、はじめに、樹脂基板21を支持部材31の取付面31a側とは逆の方向に凸の状態に湾曲させた状態で、第1側部21cを支持部材31の第1壁部33に当接させるとともに、第2側部21dを支持部材31の第2壁部34に当接させ、その後、反転させて樹脂基板21を支持部材31に取り付ける例を説明した。しかしながら、図8の状態を実現するための具体的な取付方法が特に限られることはない。例えば、はじめから、樹脂基板21を支持部材31の取付面31aに向かって凸の状態に湾曲させた状態で、支持部材31に取り付けても構わない。
なお、上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
10 照明器具
21 樹脂基板
21a 第1面
21b 第2面
21c 第1側部
21d 第2側部
21s 放熱対象領域
22 実装用電極部
23 配線
31 支持部材
31a 取付面
31b 放熱面
32 本体部
33 第1壁部
33B 第1係止部
34 第2壁部
34B 第2係止部
40 実装基板
41 発光部品

Claims (10)

  1. 照明器具の製造方法であって、
    第1面および前記第1面の反対側に位置する第2面を含み、可撓性を有する樹脂基板と、前記樹脂基板の前記第1面側に実装された発光部品と、を備えた実装基板を準備する工程と、
    放熱面および前記放熱面の反対側に位置する取付面を含む支持部材を準備する工程と、
    前記樹脂基板の前記第2面の一部と前記支持部材の前記取付面とが直接的にまたは中間層を介して間接的に当接するように、前記実装基板を前記支持部材に取り付ける取付工程と、を備え、
    前記取付工程においては、前記樹脂基板の一部が前記支持部材の前記取付面に向かって迫り出すよう前記樹脂基板を撓ませた状態で、前記樹脂基板の前記第2面の一部を前記支持部材の前記取付面に当接させる、照明器具の製造方法。
  2. 前記取付工程においては、前記支持部材の前記取付面に当接する前記樹脂基板の前記第2面の一部の反対側にある、前記樹脂基板の前記第1面の一部に、前記発光部品が位置するよう、前記実装基板が前記支持部材に取り付けられる、請求項1に記載の照明器具の製造方法。
  3. 前記取付工程においては、前記樹脂基板の前記第2面のうち前記支持部材の前記取付面に当接する部分の輪郭が、前記第1面側に実装されている前記発光部品の輪郭を囲うよう、前記実装基板が前記支持部材に取り付けられる、請求項2に記載の照明器具の製造方法。
  4. 前記支持部材は、前記放熱面および前記取付面を含む本体部と、前記取付面側において前記本体部から突出する一対の壁部と、を有し、
    前記取付工程においては、前記樹脂基板のうち前記支持部材の前記一対の壁部の間の間隔よりも大きい寸法を有する部分を、前記支持部材の前記一対の壁部の間において前記支持部材の前記取付面に向かって撓ませた状態で、前記樹脂基板の前記第2面の一部を前記支持部材の前記取付面に当接させる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の照明器具の製造方法。
  5. 前記支持部材の前記一対の壁部は、互いに向かい合う第1壁部および第2壁部を含み、
    前記支持部材は、前記第1壁部から前記第2壁部に向かう方向において前記第1壁部から突出する第1係止部と、前記第2壁部から前記第1壁部に向かう方向において前記第2壁部から突出する第2係止部と、をさらに有し、
    前記取付工程においては、前記樹脂基板の第1側部が前記支持部材の前記第1壁部および前記第1係止部によって係止され、かつ、前記樹脂基板の第2側部が前記支持部材の前記第2壁部および前記第2係止部によって係止されることにより、前記実装基板が前記支持部材に取り付けられる、請求項4に記載の照明器具の製造方法。
  6. 前記発光部品は、発光ダイオード素子を含む、請求項1乃至5のいずれかに記載の照明器具の製造方法。
  7. 第1面および前記第1面の反対側に位置する第2面を含み、可撓性を有する樹脂基板と、前記樹脂基板の前記第1面側に実装された発光部品と、を備えた実装基板と、
    放熱面および前記放熱面の反対側に位置する取付面を含み、前記実装基板が取り付けられた支持部材と、を備え、
    前記実装基板は、前記樹脂基板の一部が前記支持部材の前記取付面に向かって迫り出すように撓んだ状態で、前記樹脂基板の前記第2面の一部が前記支持部材の前記取付面に直接的にまたは中間層を介して間接的に当接するように、前記支持部材に取り付けられている、照明器具。
  8. 前記実装基板においては、前記支持部材の前記取付面に当接している前記樹脂基板の前記第2面の前記一部の反対側にある、前記樹脂基板の前記第1面の一部に、前記発光部品が実装されている、請求項7に記載の照明器具。
  9. 前記樹脂基板の前記第2面のうち前記支持部材の前記取付面に当接する部分の輪郭が、前記第1面側に実装されている前記発光部品の輪郭を囲っている、請求項8に記載の照明器具。
  10. 前記支持部材は、前記放熱面および前記取付面を含む本体部と、前記取付面側において前記本体部から突出する一対の壁部と、を有し、
    前記支持部材の前記一対の壁部は、互いに向かい合う第1壁部および第2壁部を含み、
    前記支持部材は、前記第1壁部から前記第2壁部に向かう方向において前記第1壁部から突出する第1係止部と、前記第2壁部から前記第1壁部に向かう方向において前記第2壁部から突出する第2係止部と、をさらに有し、
    前記樹脂基板の第1側部は、前記支持部材の前記第1壁部および前記第1係止部によって係止され、かつ、前記樹脂基板の第2側部は、前記支持部材の前記第2壁部および前記第2係止部によって係止されている、請求項7乃至9のいずれか一項に記載の照明器具。
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