JP2016051107A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器を大型化することなく、操作ボタンが強い力で押圧操作されたとしても、操作ボタンが押圧操作された際に所定の信号を出力するスイッチの作動不良を防止する。
【解決手段】カバー部材600と、カバー部材600に取り付けられ、押圧操作が可能なレリーズボタン62と、レリーズボタン62が押圧操作された際に所定の信号を出力するスイッチ67aが実装されるフレキシブル基板67と、回転操作が可能な第1のダイアルと、前記第1のダイアルを軸支し、カバー部材600に取り付けられるダイアルホルダと、を備え、ダイアルホルダには、スイッチ67aを支持する突起部64h−1が形成されており、突起部64h−1はレリーズボタン62が押圧操作された際にスイッチ67aに作用する力を受ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばデジタルカメラ等の電子機器に関し、特にダイアルを備える電子機器に関する。
デジタルカメラ等の電子機器では、操作部材として、レリーズボタン、モードダイアル、および電子ダイアル等を備える。レリーズボタンは、半押し操作等の第1段階操作で被写体にピントを合わせ、全押し操作等の第2段階操作で撮像素子への露光を開始する。モードダイアルは、それぞれの撮影シーンに応じたプログラムに切り替えることができ、電子ダイアルは、シャッタスピードや絞り値等の撮影条件を変更することができる(特許文献1)。
特開2012―255915号公報
レリーズボタン等の押圧される操作ボタンは、ユーザによって強く押し込まれると、操作ボタンが押圧操作された際に所定の信号を出力するスイッチ、もしくはスイッチが実装される配線基板が損傷してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、電子機器を大型化することなく、操作ボタンが強い力で押圧操作されたとしても、操作ボタンが押圧操作された際に所定の信号を出力するスイッチの作動不良を防止することができる構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、外装部材と、前記外装部材に取り付けられ、押圧操作が可能な操作ボタンと、前記操作ボタンが押圧操作された際に所定の信号を出力するスイッチが実装される配線基板と、回転操作が可能な第1のダイアルと、前記第1のダイアルを軸支し、前記外装部材に取り付けられるダイアルホルダと、を備え、前記ダイアルホルダには、前記スイッチを支持する支持部が形成されており、前記支持部は前記操作ボタンが押圧操作された際に前記スイッチに作用する力を受けることを特徴とする。
本発明によれば、電子機器を大型化することなく、操作ボタンが強い力で押圧操作されたとしても、操作ボタンが押圧操作された際に所定の信号を出力するスイッチの作動不良を防止することができる。
本発明を実施した電子機器である撮像装置の第1の実施形態であるデジタルカメラを正面側(被写体側)から見た斜視図である。 図1に示すデジタルカメラを背面側から見た斜視図である。 図1に示すデジタルカメラの分解斜視図である。 トップカバーユニットをカメラ本体の正面側から見た斜視図である。 トップカバーユニットの分解斜視図である。 トップカバーユニットをカメラ本体の上面側から見た図である。 トップカバーユニットから電子ダイアルユニットを取り外した状態をカメラ本体の下面側から見た斜視図である。 (a)はトップカバーユニットをカメラ本体の下面側から見た図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 本発明の第2の実施形態であるデジタルカメラにおいて、トップカバーユニットから電子ダイアルユニット及び保持部材を取り外した状態をカメラ本体の下面側から見た図である。 本発明の第3の実施形態であるデジタルカメラにおいて、トップカバーユニットからトップカバーを取り外した状態をカメラ本体の下面側から見た図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を実施した電子機器である撮像装置の第1の実施形態であるデジタルカメラを正面側(被写体側)から見た斜視図である。
本実施形態のデジタルカメラは、図1に示すように、カメラ本体1の正面側にレンズ鏡筒2、及びフロントカバーユニット3が設けられている。レンズ鏡筒2は、沈胴位置と撮影位置と間で光軸方向に移動して撮影倍率を変更するズーム式とされ、撮影レンズ、ズーム機構、シャッタ機構、及びフォーカス機構等が搭載される。レンズ鏡筒2は、カメラ本体1のメインシャーシ(不図示)にビス等により固定されている。また、レンズ鏡筒2には、撮影レンズを通過して結像した被写体像を光電変換して画像データを生成するCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子(不図示)が実装されている。
フロントカバーユニット3は、カメラ本体1の正面側の外装を形成する樹脂製のフロントカバー31、フレームアシストボタン32、及び正面側のグリップ部材として機能するフロントグリップ33を有する。フレームアシストボタン32は、超望遠撮影時に被写体が表示画面から外れてしまっても、レンズ鏡筒2を広角側に移動させることで周辺領域が表示されるようにして被写体の再捕捉を容易にするためのボタンである。また、カメラ本体1の内部には、CPUや各種フレキシブル基板を電気的に接続するためのコネクタを有するメイン基板(不図示)が設けられている。
図2は、図1に示すデジタルカメラを背面側から見た斜視図である。図2に示すように、カメラ本体1の背面側には、バリアングル型の表示部4、及びリアカバーユニット5が設けられている。
表示部4は、LCD等で構成され、カメラ本体1に対してヒンジ部41を介して開閉軸Yを中心に約180°の角度範囲で開閉方向に回動可能に、かつ開状態で回転軸Xを中心に約270°の角度範囲で回転可能に支持されている。ヒンジ部41は、カメラ本体1のメインシャーシ(不図示)にビス止め等で固定するのが強度上好ましい。
リアカバーユニット5は、カメラ本体1の背面側の外装を形成する樹脂製のリアカバー51、各種操作ボタン52、及びカメラ本体1の背面側のグリップ部材として機能するリアグリップ53を有する。
図3は、図1に示すデジタルカメラの分解斜視図である。図3に示すように、カメラ本体1は、前述したフロントカバーユニット3及びリアカバーユニット5の他に、トップカバーユニット6及びサイドカバーユニット8を有する。
トップカバーユニット6は、カメラ本体1を正面側から見て左側の上面部に配置されている。トップカバーユニット6のトップカバー600には、電源ボタン61、レリーズボタン62、ズームレバー63、電子ダイアル64、及びモードダイアル65が取り付けられている。電子ダイアル64は、回転操作することで、シャッタスピードや絞り値等の撮影条件を変更する。トップカバー600は、本発明の外装部材の一例に相当し、レリーズボタン62は、本発明の操作ボタンの一例に相当する。電子ダイアル64は、本発明の第1のダイアルの一例に相当し、モードダイアル65は、本発明の第2のダイアルの一例に相当する。
また、カメラ本体1の上面中央部には、外部ストロボ等のアクセサリが着脱可能に取り付けられるアクセサリシュー71、及びポップアップ式のストロボユニット72が設けられている。
サイドカバーユニット8は、カメラ本体1を正面側から見て右側の側面部に配置されている。サイドカバーユニット8は、カメラ本体1を正面側から見て右側の側面部の外装を形成する樹脂製のサイドカバー82、及び不図示の外部接続コネクタを開閉可能に覆うコネクタカバー83を有する。
図4は、トップカバーユニット6をカメラ本体1の正面側から見た斜視図である。図4に示すように、トップカバーユニット6の図の右側には、ユーザの使用頻度の高いショートカットボタン60、及び電源ボタン61が被写体側から撮像面側に向けて順番に直線的に並設されている。また、トップカバーユニット6の図の左側には、レリーズボタン62、電子ダイアル64、及びモードダイアル65が被写体側から撮像面側に向けて順番に直線的に並設されている。レリーズボタン62の周りには、ズームレバー63が約30°の角度範囲で回転操作可能に設けられている。
レリーズボタン62は、カメラ本体1の高さ方向に押し操作が可能になっている。ズームレバー63は、カメラ本体1の高さ方向を回転中心として回転操作が可能になっている。なお、レリーズボタン62及びズームレバー63は、カメラ本体1をグリップした右手の人差し指で操作し易いように、カメラ本体1の高さ方向に対して若干傾斜して配置されている。
電子ダイアル64は、光軸と平行な軸を回転中心として回転操作が可能になっており、ユーザは、電子ダイアル64、レリーズボタン62及びズームボタン63のすべてを右手の人差し指で操作可能である。モードダイアル65は、最も撮像面側に配置され、カメラ本体1の高さ方向を回転中心として回転操作が可能である。ユーザは、モードダイアル65を右手の人差し指と親指で摘んで回転させるかリアグリップ53側から親指だけで回転させるかのいずれかで操作することができる。
ここで、電子ダイアル64は、光軸と平行な軸を回転中心としないでカメラの高さ方向を回転中心とする方向に配置することもできるが、前後の操作部材に影響を受けないで操作するためには前後の操作部材と光軸方向に大きく離して配置する必要がある。このため、カメラの大型化を招くことになる。また、操作性においても電子ダイアル64の側面を人差し指で操作するにはかなり操作し難いため、グリップしている右手から電子ダイアル64をカメラ本体1の中央寄りに離して配置する必要があり、これも操作部材をコンパクトにまとめる上での障害となり得る。
本実施形態では、前述したように、電子ダイアル64を光軸と平行な軸を回転中心とし回転操作可能とすることで、カメラの大型化を招くことなく、かつ操作性を低下させることなく、複数の操作部材をコンパクトにまとめて配置することができる。
図5は、トップカバーユニット6の分解斜視図である。図5に示すように、トップカバーユニット6は、レリーズボタン62を含むズームレバーユニット6A、電子ダイアルユニット6B、モードダイアルユニット6C、及びショートカットボタン60を含む電源ボタンユニット6Dを有する。
ズームレバーユニット6Aは、トップカバー600の上面側から挿入されるズームレバー63と、ズームレバー63の中央部に挿入される圧縮バネ62aと、圧縮バネ62aの中心に軸部621が挿入されるレリーズボタン62とを有する。レリーズボタン62は、ズームレバー63との間に圧縮バネ62aを挟みこんで不図示のパッチン部で抜け止めがされているため、圧縮バネ62aの付勢力に抗してズームレバー63の回転軸方向に押し操作が可能である。
このとき、レリーズボタン62の軸部621がフレキシブル基板67に実装される2段階に押し位置が設定されているスイッチ67aを押すことで、1段階目はピント合わせ信号、2段階目は露光開始信号がそれぞれフレキシブル基板67を介して送られる。このフレキシブル基板67は、保持部材66に対して位置決めされた後に両面テープ等によって固定されている。フレキシブル基板67は、レリーズボタン62が押圧操作された際に所定の信号を出力するスイッチ67aが実装される配線基板の一例に相当する。保持部材66は、板状の金属を曲げ加工することで形成されており、トップカバー600にビス68によって固定されているため、レリーズボタン62の操作に対してある程度の強度を保っている。
ズームレバー63の突起部631とトップカバー600の不図示の突起部とには、トップカバー600の下面側からゴム部材63bを介してトーションバネ63aが引っ掛けられる。これにより、ズームレバー63は、トーションバネ63aが安定する中立位置から図中のα方向に約30°、β方向に約30°の範囲で回転操作が可能となる。図のα方向は、ズームの広角側であり、β方向は、ズームの望遠側である。ズームレバー63は、トップカバー600を介してホルダ63cに位置決めされ、熱加締め等により固定される。
また、位置検出用のズームブラシ63dも同様に、ホルダ63cに対して熱加締め等によって固定されるため、ズームレバー63の回転に伴って、ズームブラシ63dは、ズームレバー63の回転軸中心に回転する。フレキシブル基板67には、ズームレバー63の回転位置を検出可能なパターンが施されているため、ズームブラシ63dとの導通信号によってレンズ鏡筒2が通電時間の分だけ駆動される。
電子ダイアルユニット6Bは、電子ダイアルホルダ64aと、電子ダイアルホルダ64aに対して撮像面側から組み込まれる電子ダイアル64と、及び電子ダイアルホルダ64aの被写体側に配置されるクリックプレート64dを有する。クリックプレート64dは、ブラシ64eを位置決めした状態でビス64fにより電子ダイアル64に固定される。
電子ダイアルホルダ64aには、クリックプレート64dのクリック溝にボール64bを当接させる圧縮バネ64cが設けられている。電子ダイアル64を回転操作すると、ボール64bがクリックプレート64dのクリック溝を乗り越え、これにより、圧縮バネ64cの荷重を変化してクリック感が付与される。
フレキシブル基板64gには、電子ダイアル64の回転方向を検知するためのパターンを形成されている。フレキシブル基板64gは、電子ダイアルホルダ64aに位置決めされ、被写体側からカバー部材64hを被せてビス69a等により電子ダイアルホルダ64aに固定されることでブラシ64eと導通する。電子ダイアルホルダ64a、ボール64b、圧縮バネ64c、クリックプレート64d、ブラシ64e、フレキシブル基板64gおよびカバー部材64hは、本発明の第1のダイアル64を軸支するダイアルホルダの一例に相当する。ボール64b、圧縮バネ64cおよびクリックプレート64dは、本発明のクリック力発生手段の一例に相当する。ブラシ64eおよびフレキシブル基板64gは、本発明の回転検出手段の一例に相当する。
モードダイアルユニット6Cは、トップカバー600の上面側に配置されるモードダイアル65と、モードダイアル65とトップカバー600との間に設けられるボール65c及び圧縮バネ65dとを有する。ボール65c及び圧縮バネ65dは、それぞれ2つずつ設けられ、圧縮バネ65dは、モードダイアル65の不図示のクリック溝にボール65cを当接される。このため、モードダイアル65を回転操作すると、圧縮バネ65dの荷重を変化し、これにより、クリック感が付与される。モードダイアル65の上面には、各種カメラモードを視認可能なモードダイアルプレート65bが両面テープ65a等によって固定される。
トップカバー600の下面側には、ホルダ65e及びブラシ65fが配置され、ホルダ65e及びブラシ65fは、ビス65g等によりモードダイアル65に固定される。これにより、モードダイアル65の回転操作に伴ってブラシ65fが回転して、ブラシ65fが保持部材66に固定されたフレキシブル基板67のパターンと導通し、モードダイアル65がどのポジションに停止しているかを検出することができる。
なお、本実施形態では、ボール65c及び圧縮バネ65dをそれぞれ2つずつ設けているが、ボール65c及び圧縮バネ65dの数は、特に限定されず、例えば、ボール65c及び圧縮バネ65dをそれぞれ1つずつ設けるようにしてもよい。
電源ボタンユニット6Dは、トップカバー600の下面側に配置されるショートカットボタン60、電源ボタン61、及びクッション部材60aを有する。ショートカットボタン60と電源ボタン61とは、モールド成形により互い接続されて一体化され、クッション部材60aを介してトップカバー600に接着剤等により位置決め固定される。
ショートカットボタン60及び電源ボタン61には、それぞれの中央に不図示の突起部が設けられており、いずれかのボタンが押し操作されると、各ボタンに対応してフレキシブル基板67に実装されたスイッチ部67bが押下される。具体的には、ショートカットボタン60の押し操作により、ユーザが指定した所望の動作が開始或いは終了され、電源ボタン61の押し操作によりカメラの電源のON/OFF操作が可能となる。
トップカバーユニット6の組み立て順序は、まず、トップカバー600に対してズームレバーユニット6A、モードダイアルユニット6C、及び電源ボタンユニット6Dを組み込む。その後、フレキシブル基板67を保持する保持部材66をトップカバー600にビス68等で固定する。次に、電子ダイアルユニット6Bを保持部材66の切り欠き部66aを介して下側から取り付けた後に電子ダイアルユニット6Bのフレキシブル基板64gのコネクタ部64g−1をフレキシブル基板67のコネクタ部67c(図7参照)に挿入し電気的に接続する。これにより、トップカバーユニット6の組立が完了する。
図6は、トップカバーユニット6をカメラ本体1の上面側から見た図である。図6に示すように、ズームレバーユニット6Aは、トップカバーユニット6において、カメラ本体1の最も被写体側に配置されている。
そして、カメラ本体1の上面側から見て、ズームレバーユニット6Aの中心P1を通り、かつ光軸と平行な直線Z1に沿うように電子ダイアルユニット6B及びモードダイアルユニット6Cが配置されている。言い換えると、カメラ本体1をレリーズボタン62の押圧操作方向から見たとき、電子ダイアル64およびモードダイアル65がレリーズボタン62の中心を通り光軸と平行な線上に位置するように、電子ダイアル64およびモードダイアル65が配置されている。また、ズームレバーユニット6A及びモードダイアルユニット6Cの回転軸に対して電子ダイアルユニット6Bの回転軸を略直交させ、各ユニット6A〜6Cのうちの最大径のユニット6Cの直径W1の範囲内に他のユニット6A,6Bが配置されている。これにより、各ユニット6A〜6Cが配置されるスペースのカメラ本体1の左右方向の幅W1と光軸方向の長さLを短くすることができる。
一方、ショートカットボタン60及び電源ボタン61も同様に、トップカバーユニット6の最も被写体側に配置されるショートカットボタン60の中心P2を通り、かつ光軸と平行な直線Z2に沿うように電源ボタン61が配置されている。また、各ボタン60,61のうちの最大径のボタン61の直径W2の範囲内に他のボタン60が配置されている。言い換えると、カメラ本体1をレリーズボタン62の押圧操作方向から見たとき、モードダイアル65の直径の投影範囲内に、電子ダイアル64およびレリーズボタン62が配置されている。これにより、各ボタン60,61が配置されるスペースのカメラ本体1の左右方向の幅W2を短くすることができる。
これにより、各ユニット6A〜6C及び各ボタン60,61をスペース効率良く配置することができる。この結果、カメラの小型化を図りつつ、レリーズボタン62、ズームレバー63、電子ダイアル64、モードダイアル65及び各ボタン60,61の操作性の向上及び誤操作の防止を実現することができる。
なお、本実施形態では、ズームレバーユニット6Aの回転軸方向はカメラの鉛直方向とは完全に一致せず若干傾斜した位置関係にあるが、カメラ本体1の上面側から見たときのズームレバーユニット6Aの外形投影中心を起点とすればよい。
図7は、トップカバーユニット6から電子ダイアルユニット6Bを取り外した状態をカメラ本体1の下面側から見た斜視図である。図7に示すように、トップカバー600の裏面側には、保持部材66が固定され、保持部材66には、モードダイアルユニット6Cの回転位置を検知するためのパターン部67d(図5参照)を有するフレキシブル基板67が設けられる。また、保持部材66は、電源ボタンユニット6Dのスイッチ部67b(図5参照)を固定する比較的広い面積の平坦部66dと、ズームレバーユニット6Aのスイッチ67a(図5)を固定する平坦部66cとを有する。
保持部材66の平坦部66dと平坦部66cとは、腕部66bにより接続され、これにより、保持部材66は、略コ字形状に形成され、平坦部66dと平坦部66との間には、電子ダイアルユニット6Bが組み込まれる切り欠き部66aが形成されている。モードダイアルユニット6Cのパターン部67d、電源ボタンユニット6Dのスイッチ部67b、及びズームレバーユニット6Aのスイッチ67aは、フレキシブル基板67によって一つにまとめて電気接続されている(図5参照)。また、ズームレバーユニット6Aのスイッチ67aまでのフレキシブル基板67の這い回しは、保持部材66の腕部66bに沿って行われる。
このとき、フレキシブル基板67は、電子ダイアルユニット6Bが組み込まれる際に電子ダイアルユニット6Bが当たって傷等が付かないように、保持部材66の外形から必ず内側に配置されるように位置決めされている。電子ダイアルユニット6Bは、図7の矢印Y方向に組み付けて電子ダイアル64をトップカバー600の開口部600aに挿入し、トップカバー600に対して位置決めした状態でビス69b等によりトップカバー600に固定される。
図8(a)はトップカバーユニット6をカメラ本体1の下面側から見た図、図8(b)は図8(a)のA−A線断面図である。電子ダイアルユニット6Bの組み付け後は、ズームレバーユニット6Aのスイッチ67a(図5参照)を固定する保持部材66の平坦部66cを、電子ダイアルユニット6Bのカバー部材64hの突起部64h−1がカメラ本体1の下面側から受け止めている。突起部64h−1は、カバー部材64hがフレキシブル基板64gを覆う面とは反対側の面に突出形成されている。突起部64h−1は、本発明の支持部の一例に相当する。
これにより、レリーズボタン62がユーザによって強く押し込まれたとしても、保持部材66の平坦部66cと電子ダイアルユニット6Bのカバー部材64hの突起部64h−1との両方で力を受けることができる。この結果、平坦部66cの変形によるレリーズボタン62の作動不良を防止することが可能となる。
更に、落下等でカメラに衝撃が加わると、衝撃によって保持部材66に力が加わり保持部材66の平坦部66cの変形によってレリーズボタン62の作動不良を起こす可能性がある。その変形を防止する上でも保持部材66の平坦部66cを電子ダイアルユニット6Bのカバー部材64hの突起部64h−1がカメラ本体1の下面側から受けることでレリーズボタン62の作動不良を防止することができる。
また、フロントカバー31の2つの突起部34(図3参照)とトップカバー600の2つの穴部600b(図4参照)との係合により、両カバー31,600を互いにカメラ本体1の高さ方向に引き込んで、合わせ部600cに隙間ができないようにしている。しかし、2つの引き込み部(穴部600bと突起部34の係合部)の位置が離れているため,図4の矢印Z位置に隙間が生じることがある。
この場合、ズームレバーユニット6Aの位置制約によってフロントカバー31とトップカバー600との引き込み部が追加できない。このため、本実施形態では、保持部材66の突起部66eをフロントカバー31に設けられた不図示の穴部に係合させて互いに引き込むことで、図4の矢印Z位置での隙間を無くすようにしている。
以上説明したように、本実施形態では、この結果、カメラの小型化を図りつつ、レリーズボタン62、ズームレバー63、電子ダイアル64、モードダイアル65及び各ボタン60,61の操作性の向上及び誤操作の防止を実現することができる。
(第2の実施形態)
次に、図9を参照して、本発明の撮像装置の第2の実施形態であるデジタルカメラについて説明する。図9は、トップカバーユニット6から電子ダイアルユニット6B及び保持部材66を取り外した状態をカメラ本体1の下面側から見た図である。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図に同一符号を付して説明する。
本実施形態では、図9に示すように、保持部材66の平坦部66cと平坦部66dとの図の左右両側がそれぞれ腕部66b及び腕部66fにより接続されている。このため、保持部材66は、略ロ字形の環状に形成され、中央部に電子ダイアルユニット6Bが組み込まれる切り欠き部66aが配置される。また、平坦部66cを傾けるための屈曲部66gが平坦部66cと腕部66b及び腕部66fとの間に設けられている。
上記第1の実施形態のように、平坦部66cと平坦部66dが腕部66bのみで接続されているコ字形状の保持部材66の場合は、平坦部66c周辺の剛性が低下する。しかし、平坦部66cを2軸方向に傾けてねじれの位置にすることも可能であるため、ズームレバーユニット6Aのレイアウトの自由度が向上する。
一方、本実施形態のように、ロ字形状の保持部材66の場合は、平坦部66c周辺の剛性が向上するが、平坦部66cを1軸方向でしか傾けることができないため、ズームレバーユニット6Aのレイアウトの自由度は低下する。いずれの場合も保持部材66の平坦部66cの少なくとも対角方向をトップカバー600に対してビス止め等により固定することが望ましい。
また、電子ダイアルユニット6Bの組み込みによって、保持部材66平坦部66cを電子ダイアルユニット6Bのカバー部材64hの突起部64h−1が下から受け止めることで補強が可能となる。
フレキシブル基板67に関しては、上記第1の実施形態と同様に、モードダイアルユニット6Cのパターン部67dと電源ボタンユニット6Dのスイッチ部67bとズームレバーユニット6Aのスイッチ67aとが一つにまとめて電気接続される。また、フレキシブル基板67のズームレバーユニット6Aのスイッチ67aまでの這い回しは、保持部材66の腕部66bに沿って行われる(図の矢印A)か、もしくは保持部材66の腕部66fに沿って行われる(図の矢印B)。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
(第3の実施形態)
次に、図10を参照して、本発明の撮像装置の第3の実施形態であるデジタルカメラについて説明する。図10は、トップカバーユニット6からトップカバー600を取り外した状態をカメラ本体1の下面側から見た図である。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図に同一符号を付して説明する。
本実施形態では、保持部材66を介さずレリーズボタン62を電子ダイアルユニット6Bのカバー部材64hの突起部64h−1で直接受け止める。
レリーズボタン62により押されるフレキシブル基板67のスイッチ67a(図5参照)とズームレバー63の位置検出用パターンは、トップカバー600に組み込まれる前にカバー部材64hの突起部64h−1に両面テープ等により予め固定される。電子ダイアルユニット6Bのホルダ64aがトップカバー600に対してビス69b等により固定されることで、レリーズボタン62或いはズームレバー63のブラシ63dとの位置が決まる。
電子ダイアルユニット6Bがトップカバー600に組み付けられるときのフレキシブル基板67は、モードダイアルユニット6Cと電源ボタンユニット6Dだけの保持で面積の小さくなった保持部材66から延びて這い回されている。このため、無理なく電子ダイアルユニット6Bをトップカバー600に組み付けることができる。このとき、電子ダイアルユニット6Bとフレキシブル基板67は一体的に組み込まれるため、上記第1の実施形態のように、組み込みの際にフレキシブル基板67を傷つける心配はない。
本実施形態では、保持部材66をズームレバーユニット6Aの直下まで延長する必要がないため、保持部材66の面積を小さくして簡素化することができ、コストダウンが可能になる。また、ズームレバーユニット6Aの傾きは、電子ダイアルユニット6Bのカバー部材64hの突起部64h−1の形状で対応できるため、ズームレバーユニット6Aのレイアウトの自由度が向上する。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、本発明の構成は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
上記各実施形態では、カメラ本体1の最も撮像面側にある回転操作部材としてモードダイアル65を例示したが、これに限定されず、例えば露出補正ダイアル等の他の回転操作部材であってもよい。
また、上記各実施形態では、ズームレバーユニット6A及びモードダイアルユニット6Cの回転軸に対して電子ダイアルユニット6Bの回転軸を略直交させているが、これに限定されない。例えば、電子ダイアルに代えて比較的直径の小さい回転操作部材を用いる場合は、当該回転操作部材の回転軸をカメラ本体1の高さ方向に配置してもよい。
1 カメラ本体
6 トップカバーユニット
62 レリーズボタン
63 ズームレバー
64 電子ダイアル
65 モードダイアル
600 トップカバー

Claims (6)

  1. 外装部材と、
    前記外装部材に取り付けられ、押圧操作が可能な操作ボタンと、
    前記操作ボタンが押圧操作された際に所定の信号を出力するスイッチが実装される配線基板と、
    回転操作が可能な第1のダイアルと、
    前記第1のダイアルを軸支し、前記外装部材に取り付けられるダイアルホルダと、を備え、
    前記ダイアルホルダには、前記スイッチを支持する支持部が形成されており、前記支持部は前記操作ボタンが押圧操作された際に前記スイッチに作用する力を受けることを特徴とする電子機器。
  2. 前記ダイアルホルダは、前記第1のダイアルの回転を検出する回転検出手段と、前記回転検出手段を覆うカバー部材と、を有し、
    前記支持部は前記カバー部材の前記回転検出手段を覆う面とは反対側の面に突出形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記ダイアルホルダは、前記第1のダイアルを回転させた際にクリック力を発生させるクリック力発生手段と、さらにを有することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記配線基板を保持する保持部材と、をさらに備え、
    前記支持部は、前記保持部材を介して前記スイッチを支持することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記外装部材に取り付けられ、回転操作が可能な第2のダイアルと、をさらに備え、
    前記第2のダイアルは、前記操作ボタンと前記第2のダイアルとの間に前記第1のダイアルが位置するように、前記外装部材に取り付けられており、
    前記電子機器を前記操作ボタンの押圧操作方向から見たとき、前記第2のダイアルの直径の投影範囲内に、前記第1のダイアルおよび前記操作ボタンが配置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記電子機器は光軸を有する撮像装置であって、
    前記撮像装置を前記操作ボタンの押圧操作方向から見たとき、前記第1のダイアルおよび前記第2のダイアルが前記操作ボタンの中心を通り前記光軸と平行な線上に位置するように、前記第1のダイアルおよび前記第2のダイアルが配置されていることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
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