JP2016049733A - ジョイントレスバンドの選別方法、およびジョイントレスバンドの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】タイヤコード用簾織物をゴムで被覆して圧延した長尺のTOP反を分割して得られたキャメロンの幅を測定するキャメロン幅測定工程と、キャメロンを分割して得られたジョイントレスバンドの幅を測定するジョイントレスバンド幅測定工程と、キャメロンの幅とジョイントレスバンドの幅の分類範囲とが対応付けられた、予め作成されたテーブルから、測定されたキャメロンの幅に対応するジョイントレスバンドの幅の分類範囲を選択する分類範囲選択工程と、選択された分類範囲と測定されたジョイントレスバンドの幅とに基づいて、測定されたジョイントレスバンドを選別する選別工程とを備えているジョイントレスバンドの選別方法。
【選択図】図7
Description
タイヤコード用簾織物をゴムで被覆して圧延した長尺のTOP反を分割して得られたキャメロンの幅を測定するキャメロン幅測定工程と、
前記キャメロンを分割して得られたジョイントレスバンドの幅を測定するジョイントレスバンド幅測定工程と、
キャメロンの幅とジョイントレスバンドの幅の分類範囲とが対応付けられた、予め作成されたテーブルから、測定された前記キャメロンの幅に対応するジョイントレスバンドの幅の分類範囲を選択する分類範囲選択工程と、
選択された前記分類範囲と測定された前記ジョイントレスバンドの幅とに基づいて、測定された前記ジョイントレスバンドを選別する選別工程とを備えていること
を特徴とするジョイントレスバンドの選別方法である。
タイヤコード用簾織物をゴムで被覆して圧延した長尺のTOP反を生産するゴムトッピング工程と、
縦糸本数カウントセンサを有したキャメロンスリッタを用いて、前記TOP反を幅方向に分割してキャメロンを生産するキャメロンスリッタ工程と、
ジョイントレスバンドスリッタを用いて、前記キャメロンを幅方向に分割してジョイントレスバンドを生産するジョイントレスバンドスリッタ工程とを備え、
前記ジョイントレスバンドスリッタ工程において、請求項1に記載のジョイントレスバンドの選別方法を行うことを特徴とするジョイントレスバンドの製造方法である。
前記TOP反の幅は500〜2000mmであり、前記キャメロンの幅は50〜150mmであり、前記キャメロンの分割数は5〜30分割であることを特徴とする請求項2に記載のジョイントレスバンドの製造方法である。
従来のジョイントレスバンドの選別方法において縦糸本数が誤判定される理由は、ジョイントレスバンドに分割される前のキャメロンの幅のばらつきにある。
従来のジョイントレスバンドの選別方法は、図2に示すようなジョイントレスバンドスリッタ工程において行なわれる。
そこで、本実施の形態では、ジョイントレスバンドに分割される前のキャメロンの幅を測定し、このキャメロンの幅の変化に対応して、ジョイントレスバンドのランク選別に用いる幅の取り得る最小値および最大値で決められる範囲である分類範囲を変更させることにより、ジョイントレスバンドが誤ったランクに選別されることを抑制する。具体的な方法について以下に説明する。
ゴムトッピング工程は、タイヤコード用簾織物をゴムで被覆して圧着し、長尺のTOP反を生産する工程である。
次のキャメロンスリッタ工程は、TOP反14を幅方向に分割して中間材料であるキャメロンを生産する工程である。この工程では、縦糸の本数をカウントするセンサを有したキャメロンスリッタを用いて、狙いの縦糸本数に基づいてTOP反14を分割する。
本実施の形態におけるジョイントレスバンドスリッタ工程は、ジョイントレスバンドスリッタを用いて、キャメロン22をさらに、所定の幅狙いで、幅方向に分割してジョイントレスバンドを生産する工程である。上記した通り、このジョイントレスバンドスリッタ工程において作成されたジョイントレスバンドのランクの選別が行われる。
(1)本実施の形態によれば、上記したようにキャメロンの幅に対応するジョイントレスバンドの幅の分類範囲を選択して、選択された分類範囲と測定されたジョイントレスバンドの幅とに基づいて、測定されたジョイントレスバンドを選別する。このため、従来のようにキャメロン幅の変化による誤測定が生じず、ジョイントレスバンドの縦糸本数を精度良く判定することができる。
実施例のジョイントレスバンドは、前述の実施の形態の方法を使用して生産した。比較例のジョイントレスバンドは、従来の方法を使用して生産した。
図9は、実施例と比較例のそれぞれのジョイントレスバンドの良品率を比較するグラフである。図9の横軸は日にち(評価No.)を示し、縦軸は、一日に生産されたジョイントレスバンドの良品率を示している。このグラフでは、18日目に比較例から実施例に変更してジョイントレスバンドを生産した。
2 キャメロンスリッタ
3、50 ジョイントレスバンドスリッタ
10 DIP反
11 カレンダロール
12 TOP反ロール
14 TOP反
20、32、54 スリットカッタ
22、52 キャメロン
24、51 キャメロンロール
30 キャメロン幅センサ
34、56 ジョイントレスバンド
38、58 幅センサ
40、60 リール
X 第1分類範囲
Y 第2分類範囲
Z 第3分類範囲
Claims (3)
- タイヤコード用簾織物をゴムで被覆して圧延した長尺のTOP反を分割して得られたキャメロンの幅を測定するキャメロン幅測定工程と、
前記キャメロンを分割して得られたジョイントレスバンドの幅を測定するジョイントレスバンド幅測定工程と、
キャメロンの幅とジョイントレスバンドの幅の分類範囲とが対応付けられた、予め作成されたテーブルから、測定された前記キャメロンの幅に対応するジョイントレスバンドの幅の分類範囲を選択する分類範囲選択工程と、
選択された前記分類範囲と測定された前記ジョイントレスバンドの幅とに基づいて、測定された前記ジョイントレスバンドを選別する選別工程とを備えていること
を特徴とするジョイントレスバンドの選別方法。 - タイヤコード用簾織物をゴムで被覆して圧延した長尺のTOP反を生産するゴムトッピング工程と、
縦糸本数カウントセンサを有したキャメロンスリッタを用いて、前記TOP反を幅方向に分割してキャメロンを生産するキャメロンスリッタ工程と、
ジョイントレスバンドスリッタを用いて、前記キャメロンを幅方向に分割してジョイントレスバンドを生産するジョイントレスバンドスリッタ工程とを備え、
前記ジョイントレスバンドスリッタ工程において、請求項1に記載のジョイントレスバンドの選別方法を行うことを特徴とするジョイントレスバンドの製造方法。 - 前記TOP反の幅は500〜2000mmであり、前記キャメロンの幅は50〜150mmであり、前記キャメロンの分割数は5〜30分割であることを特徴とする請求項2に記載のジョイントレスバンドの製造方法。
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