JP2016046939A - 電動アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便かつ省スペースで、ハウジングの位置決め機能を備えると共に、ハウジングの接合面の強固な密封を図った電動アクチュエータを提供する。
【解決手段】ハウジング2が、第1のハウジング2aと、その端面に衝合された第2のハウジング2bとからなり、これら第1のハウジング2aと第2のハウジング2bに一対の支持軸受20が径方向すきまをもって装着されると共に、第1および第2のハウジング2a、2bの接合面31、32が傾斜角θをもったすり鉢状の凹面と円錐状の凸面とで構成され、当該接合面31、32に、断面略半円形に形成された第1の空隙部33と、この第1の空隙部33に連通し、断面略三角形に形成された第2の空隙部34が対向配置され、第1の空隙部33にシリコン系液体ガスケットからなる硬化性材料35が充填されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、一般産業用の電動機、自動車等の駆動部に使用されるボールねじ機構を備えた電動アクチュエータ、詳しくは、自動車のトランスミッションやパーキングブレーキ等で、電動モータからの回転入力を、ボールねじ機構を介して駆動軸の直線運動に変換する電動アクチュエータに関するものである。
各種駆動部に使用される電動アクチュエータにおいて、電動モータの回転運動を軸方向の直線運動に変換する機構として、台形ねじあるいはラックアンドピニオン等の歯車機構が一般的に使用されている。これらの変換機構は、滑り接触部を伴うため動力損失が大きく、電動モータの大型化や消費電力の増大を余儀なくされている。そのため、より効率的なアクチュエータとしてボールねじ機構が採用されるようになってきた。
従来の電動アクチュエータとしては、例えば、ハウジングに支持された電動モータにより、ボールねじを構成するボールねじ軸を回転駆動自在とし、このボールねじ軸を回転駆動することによってナットに結合された出力部材を軸方向に変位可能としている。ここで、複数のハウジングで構成されるハウジングは、合成ゴム等からなるガスケットを介して接合する液体ガスケットシール構造を備えている。
液体ガスケットシール構造を備えたものの代表的なものとして、図5に示すよう電動アクチュエータが知られている。この電動アクチュエータ51は、アルミ合金からアルミダイカストによって形成された第1のハウジング52aと、その端面に衝合された第2のハウジング52bとからなるハウジング52と、第1のハウジング52aに取り付けられた電動モータ53と、この電動モータ53の回転力を、モータ軸53aを介して伝達する減速機構57と、この減速機構57を介して電動モータ53の回転運動を駆動軸62の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構58とを備え、このボールねじ機構58が、ハウジング52に装着された一対の支持軸受63を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝59aが形成されたナット59と、このナット59に多数のボール61を介して内挿され、駆動軸62と同軸状に一体化され、外周にナット59のねじ溝59aに対応する螺旋状のねじ溝60aが形成されると共に、ハウジング52に対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸60とで構成されている。
電動モータ53のモータ軸53aは、その端部に入力歯車54が圧入により相対回転不能に取り付けられ、平歯車からなる中間歯車55に噛合している。また、この中間歯車55に噛合する出力歯車56は、ボールねじ機構58を構成するナット59にキー64を介して一体に固定されている。
そして、図6に示すように、第1のハウジング52aと第2のハウジング52bの接合面65、66に、断面略半円形に形成された第1の空隙部67と、これに連通し、断面略三角形に形成された第2の空隙部68が対向配置され、第1の空隙部67にシリコン系液体ガスケットからなる硬化性材料69が充填されると共に、この硬化性材料69が、第1の空隙部67の体積よりも多く、第1の空隙部67と第2の空隙部68の体積よりも少なく設定されている。これにより、第1の空隙部67からはみ出した硬化性材料69の余剰分が、対向する第2の空隙部68に充填されることになるので、第2の空隙部68から硬化性材料69が外部にまではみ出すのを防止することができ、はみ出した余剰分の硬化性材料69が脱落したり、外観を損なうと言った不具合を防止することができ、ハウジング52の接合面65、66の強固な密封を図った電動アクチュエータ51を提供することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2014−7789号公報
こうした従来の電動アクチュエータ51では、ナット59を回転自在に支承する支持軸受63、63の外径、および中間歯車55の歯車軸55aの2箇所で第1のハウジング52aと第2のハウジング52bの接合面65、66の位置決めと両者の芯合せを行っているが、例えば、軽量・コンパクト化のため中間歯車55を備えていない電動アクチュエータの場合、別途ノックピンやインロウ等の位置決め手段を採用しなければならない。このような場合、部品点数が増加すると共に、作業効率が低下してコストアップの要因となるだけでなく、電動アクチュエータのサイズアップが余儀なくされ、軽量・コンパクト化を阻害することになる。
本発明は、こうした従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡便かつ省スペースで、ハウジングの位置決め機能を備えると共に、ハウジングの接合面の強固な密封を図った電動アクチュエータを提供することを目的とする。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を、モータ軸を介して伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構と、を備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された一対の支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、外周に前記減速機構を構成する出力歯車が固定され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成されて前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動アクチュエータにおいて、前記ハウジングが、第1のハウジングと、その端面に衝合された第2のハウジングとからなり、これら第1のハウジングと第2のハウジングの接合面が傾斜角をもったすり鉢状の凹面と円錐状の凸面とで構成され、当該接合面に、第1の空隙部と、この第1の空隙部に連通する第2の空隙部が対向して形成され、前記第1の空隙部に硬化性材料が充填されている。
このように、ハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を、モータ軸を介して伝達する減速機構と、この減速機構を介して電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構と、を備え、このボールねじ機構が、ハウジングに装着された一対の支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、外周に減速機構を構成する出力歯車が固定され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、駆動軸と同軸状に一体化され、外周にナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成されてハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動アクチュエータにおいて、ハウジングが、第1のハウジングと、その端面に衝合された第2のハウジングとからなり、これら第1のハウジングと第2のハウジングの接合面が傾斜角をもったすり鉢状の凹面と円錐状の凸面とで構成され、当該接合面に、第1の空隙部と、この第1の空隙部に連通する第2の空隙部が対向して形成され、第1の空隙部に硬化性材料が充填されているので、ハウジングの接合面の強固な密封を図ることができると共に、簡便かつ省スペースで両ハウジングの動きを規制することができ、位置決めと芯合せを精度良く行うことができる電動アクチュエータを提供することができる。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記減速機構が、前記電動モータのモータ軸に取付けられた入力歯車と、この入力歯車に噛合する前記出力歯車で構成されていれば、中間歯車の歯車軸で第1のハウジングと第2のハウジングの接合面の位置決めと両者の芯合せを行うことができない場合でも、別途ノックピンやインロウ等の位置決め手段を採用することなくハウジングの接合面で行うことができ、軽量・コンパクト化を図ることができる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記支持軸受が、前記第1および第2のハウジングに径方向すきまをもってそれぞれ装着されていれば、他の部位で第1および第2のハウジングの合せ面の動きが規制されているので、芯ズレを防止することができると共に、芯ズレによって支持軸受の内部すきまがなくなるのを防止でき、組立作業性が向上して低コスト化を図ることができる。
また、請求項4に記載の発明のように、前記硬化性材料の充填量が、前記第1の空隙部の体積よりも多く、かつ、前記第1の空隙部と第2の空隙部の体積よりも少なく設定されていれば、第1の空隙部からはみ出した硬化性材料の余剰分が、対向する第2の空隙部に充填されることになり、第2の空隙部から硬化性材料が外部にまではみ出すのを防止することができ、はみ出した余剰分の硬化性材料が脱落したり、外観を損なったりという不具合を防止することができる。
また、請求項5に記載の発明のように、前記第1および第2のハウジングの接合面の傾斜角が90°〜120°の範囲に設定されていれば、傾斜角が小さくなって接合面のスペースが大きくなったり、接合時に楔作用が発生して組立作業が低下したりするのを防止すると共に、傾斜角が大きくなって製造時の角度誤差等によって芯合せ精度が低下するのを防止することができる。
また、請求項6に記載の発明のように、前記出力歯車が焼結合金からなり、前記ナットの鍔部と前記一対の支持軸受のうち一方の支持軸受の内輪とで挟持された状態で固定され、外径部とボス部との間の中央部の幅寸法が薄肉に設定されていれば、ナットと一体に回転する支持軸受の内輪の端面と出力歯車のボス部の側面とが密着すると共に、固定側の外輪と出力歯車のボス部の側面とが非接触となり、出力歯車の円滑な回転運動を損なうことがなく、スムーズな回転運動を行うことができる。
本発明に係る電動アクチュエータは、ハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を、モータ軸を介して伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構と、を備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された一対の支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、外周に前記減速機構を構成する出力歯車が固定され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成されて前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動アクチュエータにおいて、前記ハウジングが、第1のハウジングと、その端面に衝合された第2のハウジングとからなり、これら第1のハウジングと第2のハウジングの接合面が傾斜角をもったすり鉢状の凹面と円錐状の凸面とで構成され、当該接合面に、第1の空隙部と、この第1の空隙部に連通する第2の空隙部が対向して形成され、前記第1の空隙部に硬化性材料が充填されているので、ハウジングの接合面の強固な密封を図ることができると共に、簡便かつ省スペースで両ハウジングの動きを規制することができ、位置決めと芯合せを精度良く行うことができる電動アクチュエータを提供することができる。
本発明に係る電動アクチュエータの一実施形態を示す縦断面図である。 図1のボールねじ機構を拡大して示す縦断面図である。 図1のハウジングの接合部を示す要部拡大図である。 (a)は、本発明に係る第1のハウジングを示す縦断面図、(b)は、同上、第2のハウジングを示す断面図である。 従来の電動アクチュエータを示す縦断面図である。 図5のシール構造を示す要部拡大図である。
アルミ合金製のハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を、モータ軸を介して伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構と、を備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された一対の支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、外周に前記減速機構を構成する出力歯車が固定され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動アクチュエータにおいて、前記ハウジングが、第1のハウジングと、その端面に衝合された第2のハウジングとからなり、これら第1のハウジングと第2のハウジングに前記支持軸受が径方向すきまをもってそれぞれ装着されると共に、前記第1および第2のハウジングの接合面が傾斜角をもったすり鉢状の凹面と円錐状の凸面とで構成され、当該接合面に、断面略半円形に形成された第1の空隙部と、この第1の空隙部に連通し、断面略三角形に形成された第2の空隙部が対向配置され、前記第1の空隙部にシリコン系液体ガスケットからなる硬化性材料が充填されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電動アクチュエータの一実施形態を示す縦断面図、図2は、図1のボールねじ機構を拡大して示す縦断面図、図3は、図1のハウジングの接合部を示す要部拡大図、図4(a)は、本発明に係る第1のハウジングを示す縦断面図、(b)は、同上、第2のハウジングを示す断面図である。
この電動アクチュエータ1は、図1に示すように、円筒状のハウジング2と、このハウジング2に取り付けられた電動モータ3と、この電動モータ3のモータ軸3aに取付けられた入力歯車4と、この入力歯車4に噛合する出力歯車5とからなる減速機構6と、この減速機構6を介して電動モータ3の回転運動を駆動軸7の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構8とを備えている。
ハウジング2はA6063TEやADC12等のアルミ合金からアルミダイカストによって形成され、第1のハウジング2aと、その端面に衝合された第2のハウジング2bとからなり、固定ボルト9によって一体に固定されている。第1のハウジング2aには電動モータ3が取り付けられると共に、これら第1のハウジング2aと第2のハウジング2bには各々、ねじ軸10を収容するための貫通孔11と袋孔12が形成されている。
電動モータ3のモータ軸3aの端部には入力歯車4が圧入により相対回転不能に片持ち状態で支持されている。平歯車からなる入力歯車4に噛合する出力歯車5は、後述するボールねじ機構8を構成するナット18にキー(図示せず)を介して一体に固定されている。
駆動軸7は、ボールねじ機構8を構成するねじ軸10と一体に構成され、この駆動軸7の一端部(図中右端部)に係止ピン15が植設されている。また、第2のハウジング2bの袋孔12にはスリーブ17が締結され、このスリーブ17の内周の周方向に対向する位置に軸方向に延びる凹溝17a、17aが形成されている。そして、この凹溝17a、17aにねじ軸10の係止ピン15、15がそれぞれ係合され、ねじ軸10が、回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されている。なお、スリーブ17は、第2のハウジング2bの袋孔12の開口部に装着された穴用の止め輪13によっての軸方向の抜け止めがなされている。
ここで、スリーブ17は焼結金属で形成されている。焼結合金の金属粉としては、Fe、Mo、Niの完全合金粉(合金化した溶鋼をアトマイズした鉄粉であり、粒子内に合金成分が均一な鉄粉)、あるいは、部分合金粉(純鉄粉の周りに合金粉を部分合金化して付着させた合金粉)からなる。なお、スリーブ17は、金属粉末を可塑状に調整し、射出成形機で成形される、所謂MIM(Metal Injection Molding)により成形されていても良い。
一方、凹溝17aに係合する係止ピン15は、SUJ2等の高炭素クロム軸受鋼あるいはSCr435等の浸炭軸受鋼で形成され、その表面には、炭素含有量0.80wt%以上、58HRC以上の浸炭窒化層が形成されている。なお、係止ピン15に針状ころ軸受に使用される針状ころを適用することにより、58HRC以上の表面硬さが得られ、耐摩耗性が優れていると共に、入手性が良く、低コスト化を図ることができる。
本実施形態では、スリーブ17は第2のハウジング2bの底部に直接当接されておらず、キャップ26を介して固定されている。すなわち、スリーブ17の端部にキャップ26が外嵌され、一体となって第2のハウジング2bの底部に嵌合されている。これにより、ねじ軸10が第2のハウジング2bの袋孔12に直接衝突することがなく、第2のハウジング2bの損傷と摩耗の低減を図ると共に、軽量化を図りつつ、耐久性と強度を高めて信頼性の向上を図った電動アクチュエータを提供することができる。
このキャップ26は、スリーブ17と同様、焼結金属から形成され、スリーブ17の2か所の凹溝17aに圧入嵌合する突起2つを備えた小判状に形成されている。なお、キャップ26はMIMによって成形される焼結合金から形成しても良い。
また、キャップ26の底部26aが当接する第2のハウジング2bの底部には逃がし部(凹み)27が形成されている。これにより、加工誤差を許容することができると共に、組立精度を向上させることができる。さらに、フェール時のダンパー効果を期待することができ、信頼性が向上する。
ボールねじ機構8は、図2に拡大して示すように、ねじ軸10と、このねじ軸10にボール19を介して外挿されたナット18とを備えている。ねじ軸10は、外周に螺旋状のねじ溝10aが形成されている。一方、ナット18は、ねじ軸10に外挿されると共に、内周にねじ軸10のねじ溝10aに対応する螺旋状のねじ溝18aが形成され、これらねじ溝10a、18aとの間に多数のボール19が転動自在に収容されている。そして、ナット18は、ハウジング2a、2bに対して、2つの支持軸受20、20を介して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支承されている。21は、ナット18のねじ溝18aを連結して循環部材を構成する駒部材で、この駒部材21によって多数のボール19が無限循環することができる。
各ねじ溝10a、18aの断面形状は、サーキュラアーク形状であってもゴシックアーク形状であっても良いが、ここではボール19との接触角が大きくとれ、アキシアルすきまが小さく設定できるゴシックアーク形状に形成されている。これにより、軸方向荷重に対する剛性が高くなり、かつ振動の発生を抑制することができる。
ナット18はSCM415やSCM420等の肌焼き鋼からなり、真空浸炭焼入れによってその表面に55〜62HRCの範囲に硬化処理が施されている。これにより、熱処理後のスケール除去のためのバフ加工等を省略することができ、低コスト化を図ることができる。一方、ねじ軸10はS55C等の中炭素鋼あるいはSCM415やSCM420等の肌焼き鋼からなり、高周波焼入れ、あるいは浸炭焼入れによってその表面に55〜62HRCの範囲に硬化処理が施されている。
ナット18の外周面18bには減速機構6を構成する出力歯車5が固定されると共に、この出力歯車5の両側に2つの支持軸受20、20が所定のシメシロを介して圧入されている。具体的には、ナット18の外周面18bにキー溝14aが形成されると共に、出力歯車5の内周面にもキー溝29aが形成され、両キー溝14a、29aによって形成される矩形状空間にキー14が嵌挿されている。そして、出力歯車5がナット18の外径に一体形成されたフランジ18cと、一方(図中、左側)の支持軸受20の内輪23とに挟持された状態で、ナット18に固定されている。また、他方(図中、右側)の支持軸受20はナット18のフランジ18cに当接した状態で、ナット18の外周面18bに圧入固定されている。これにより、駆動軸7からスラスト荷重が負荷されても支持軸受20、20と出力歯車5の軸方向の位置ズレを防止することができる。また、2つの支持軸受20、20は、両端部にシールド板20a、20aが装着された密封型の深溝玉軸受で構成され、軸受内部に封入された潤滑グリースの外部への漏洩と、外部から摩耗粉等が軸受内部に侵入するのを防止している。
また、本実施形態では、ナット18を回転自在に支持する一対の支持軸受20、20が同じ仕様の深溝玉軸受で構成されているので、前述した駆動軸7からスラスト荷重および出力歯車5を介して負荷されるラジアル荷重の両方を負荷することができると共に、組立時に誤組み防止のための確認作業を簡便化することができ、組立作業性を向上させることができる。なお、同一仕様の転がり軸受とは、軸受の内径、外径、幅寸法をはじめ、転動体サイズ、個数および軸受内部すきま等が同一なものを言う。
また、ここでは、一対の支持軸受20、20のうち一方の支持軸受20がリング状の弾性部材からなるワッシャ25を介して第1のハウジング2aに装着されている。このワッシャ25は、強度や耐摩耗性が高いオーステナイト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS304系等)、あるいは防錆処理された冷間圧延鋼板(JIS規格のSPCC系等)からプレス加工にて形成されたウェーブワッシャからなる。そして、その内径Dが支持軸受20の内輪23の外径dよりも大径に形成されている。これにより、一対の支持軸受20、20の軸方向ガタをなくすことができ、円滑な回転性能を得ることができると共に、ワッシャ25が、支持軸受20の外輪24のみに当接し、回転輪となる内輪23とは干渉しないため、逆スラスト荷重が生じてナット18が第1のハウジング2a側に押し付けられても支持軸受20の内輪23が第1のハウジング2aに当接して摩擦力が上昇するのを防止し、ロック状態になるのを防止することができる。
ここで、一対の支持軸受20、20は、第1および第2のハウジング2a、2bに径方向すきまをもってそれぞれ装着されている。また、第1および第2のハウジング2a、2bの合せ面が径方向にずれる、所謂芯ズレが生じた場合、支持軸受20、20の内部すきまがなくなる恐れがあるが、後述する第1および第2のハウジング2a、2bの合せ面の動きを規制することにより、第1および第2のハウジング2a、2bの径方向の位置決めが容易にでき、芯ズレを防止することができると共に、組立作業性が向上して低コスト化を図ることができる。
出力歯車5は焼結合金からなり、外周に平歯からなる歯部5aが形成されると共に、ナット18の外周面18bに嵌合される円孔5bが形成されている。そして、歯部5aの近傍の外径部28と円孔5bの近傍のボス部29との間の中央部に円形の複数の肉抜き穴30が周方向等配に形成されている。また、円筒状のボス部29の内周には、前述した固定用のキー14が嵌挿されるキー溝29aが形成されている。なお、ここでは、肉抜き穴30が円形のものを例示したが、これに限らず、出力歯車5の強度・剛性を確保しつつ、軽量化を図るものであれば良く、例えば、図示はしないが、径方向外方に向って幅寸法が拡大するエッグシェイプ(卵形)または三角形状に形成しても良い。
焼結合金の金属粉としては、Fe、Mo、Niの完全合金粉(合金化した溶鋼をアトマイズした鉄粉であり、粒子内に合金成分が均一な鉄粉)、あるいは、部分合金粉(純鉄粉の周りに合金粉を部分合金化して付着させた合金粉)からなる。具体的には、Feが2wt%、Niが1wt%、Mo組成のプレアロイ銅粉に微細なNi粉、Cu粉、黒鉛粉をバインダで付着させたハイブリッド型の合金鋼粉(商品名;JFEスチール株式会社製JIP21SX)を例示することができる。この焼結合金は、焼結後の冷却速度(ここでは、50℃/min以上)を速くすることにより、焼結体組織に占めるマルテンサイト相の比率が増加し、高い機械的強度(引張強さ、硬さ)が得られると共に、その後の熱処理が不要となって高精度な出力歯車を提供することができる。なお、焼入れ性を向上させるために、Moを0.5〜1.5wt%、また、靭性を向上させるために、Niを2〜4wt%含有させるのが好ましい。なお、出力歯車5は、金属粉末を可塑状に調整し、MIMによって成形される焼結合金で形成しても良い。
ここで、出力歯車5の歯部5aの近傍の外径部28と円孔5bの近傍のボス部29の肉厚が略同一に形成されると共に、外径部28とボス部29の側面が軸方向に略面一に設定され、これら外径部28とボス部29の間の中央部の幅寸法が薄肉に設定されている。ここでいう、前記「略同一」および「略面一」の略とは、例えば、設計の狙い値であって実質的に寸法差がない状態、すなわち、加工誤差等によって生じる段差は当然許容されるべきものである。
出力歯車5をこのような構成にすることにより、ナット18と一体に回転する支持軸受20の内輪23の端面と出力歯車5のボス部29の側面とが密着し、一方、固定側の外輪24と出力歯車5のボス部29の側面とが非接触となり、出力歯車5の円滑な回転運動を損なうことがなく、スムーズに回転運動を行うことができる。
図4に示す、第1のハウジング2aと第2のハウジング2bのそれぞれの接合面(合せ面)31、32において、(a)に示すように、第1のハウジング2aの接合面31が所定の傾斜角θからなるすり鉢状の凹面に形成されると共に、(b)に示すように、この接合面31に嵌め合わされる第2のハウジング2bの接合面32が円錐状の凸面に形成されている。そして、図3に示すように、第2のハウジング2bの接合面32の内径部が垂直面32aに形成され、この垂直面32aに、断面が略半円形の環状の第1の空隙部33が形成されると共に、この第1の空隙部33に連通するように、第1のハウジング2aの接合面31と第2のハウジング2bの垂直面32aとの間に断面略三角形状の環状の第2の空隙部34が形成されている。
また、第1の空隙部33には硬化性材料35からなる液体ガスケットが充填されている。充填される硬化性材料35は、第1の空隙部33の体積よりも多く、また、第1の空隙部33と第2の空隙部34の体積よりも少なく設定されている。すなわち、第1の空隙部33からはみ出した硬化性材料35の余剰分が、対向する第2の空隙部34に充填されることになる。これにより、第2の空隙部34から硬化性材料35が外部にまではみ出すのを防止することができ、はみ出した余剰分の硬化性材料35が脱落したり、外観を損なったりすると言った不具合を防止することができるので、ハウジングの接合面の強固な密封を図ることができる。
また、第1および第2のハウジングのハウジング2a、2bのそれぞれの接合面31、32がテーパ形状に形成されているので、両ハウジング2a、2bの動きを規制することができ、簡便かつ省スペースで、位置決めと芯合せを精度良く行うことができる。また、本実施形態のように、中間歯車の歯車軸がなく、この歯車軸と支持軸受20の2箇所で第1のハウジング2aと第2のハウジング2bの接合面31、32の位置決めと両者の芯合せを行うことができない場合でも、別途ノックピンやインロウ等の位置決め手段を採用することなくハウジング2の接合面で行うことができ、軽量・コンパクト化を図ることができる。
なお、第1の空隙部33は断面が略半円形に形成されると共に、第2の空隙部34は略三角形状に形成されているので、簡便かつ省スペースで、はみ出した硬化性材料35の脱落を効果的に防止することができる。また、硬化性材料35としては、無溶剤型シリコン系液体ガスケットや合成ゴム系液体ガスケットを例示することができる。これらの液体ガスケットからなる硬化性材料35は、一定の時間が経過すれば硬化するため、概ね24時間で密封性を発揮する。
本実施形態では、第1および第2のハウジングのハウジング2a、2bの接合面31、32の傾斜角θは、90°〜120°の範囲に設定されている。この傾斜角θが90°未満、すなわち、片面側で45°未満では、接合面31、32のスペースが大きくなると共に、接合時に楔作用が発生し、組立作業が低下する恐れがある。一方、傾斜角θが120°を超えると、製造時の角度誤差等によって芯合せ精度が低下して好ましくない。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る電動アクチュエータは、一般産業用の電動機、自動車等の駆動部に使用され、電動モータからの回転入力を、ボールねじ機構を介して駆動軸の直線運動に変換するボールねじ機構を備えた電動アクチュエータに適用できる。
1 電動アクチュエータ
2 ハウジング
2a 第1のハウジング
2b 第2のハウジング
3 電動モータ
3a モータ軸
4 入力歯車
5 出力歯車
5a 歯部
5b 円孔
6 減速機構
7 駆動軸
8 ボールねじ機構
9 固定ボルト
10 ねじ軸
10a、18a ねじ溝
11 貫通孔
12 袋孔
13 止め輪
14 キー
14a、29a キー溝
15 係止ピン
17 スリーブ
17a 凹溝
18 ナット
18b ナットの外周面
18c フランジ
19 ボール
20 支持軸受
20a シールド板
21 駒部材
22 内輪
24 外輪
25 ワッシャ
26 キャップ
26a 底部
26b 鍔部
27 逃がし部
28 歯車の外径部
29 歯車のボス部
30 肉抜き穴
31 第1のハウジングの接合面
32 第2のハウジングの接合面
32a 第2のハウジングの垂直面
33 第1の空隙部
34 第2の空隙部
35 硬化性材料
51 電動アクチュエータ
52 ハウジング
52a 第1のハウジング
52b 第2のハウジング
53 電動モータ
53a モータ軸
54 入力歯車
55 中間歯車
55a 歯車軸
56 出力歯車
57 減速機構
58 ボールねじ機構
59 ナット
59a、60a ねじ溝
60 ねじ軸
61 ボール
62 駆動軸
63 支持軸受
64 キー
65 第1のハウジングの接合面
66 第2のハウジングの接合面
67 第1の空隙部
68 第2の空隙部
69 硬化性材料
D ワッシャの内径
d 支持軸受の内輪外径
θ 接合面の傾斜角

Claims (6)

  1. ハウジングと、
    このハウジングに取り付けられた電動モータと、
    この電動モータの回転力を、モータ軸を介して伝達する減速機構と、
    この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構と、を備え、
    このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された一対の支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、外周に前記減速機構を構成する出力歯車が固定され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、
    このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動アクチュエータにおいて、
    前記ハウジングが、第1のハウジングと、その端面に衝合された第2のハウジングとからなり、これら第1のハウジングと第2のハウジングの接合面が傾斜角をもったすり鉢状の凹面と円錐状の凸面とで構成され、当該接合面に、第1の空隙部と、この第1の空隙部に連通する第2の空隙部が対向して形成され、前記第1の空隙部に硬化性材料が充填されていることを特徴とする電動アクチュエータ。
  2. 前記減速機構が、前記電動モータのモータ軸に取付けられた入力歯車と、この入力歯車に噛合する前記出力歯車で構成されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  3. 前記支持軸受が、前記第1および第2のハウジングに径方向すきまをもってそれぞれ装着されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  4. 前記硬化性材料の充填量が、前記第1の空隙部の体積よりも多く、かつ、前記第1の空隙部と第2の空隙部の体積よりも少なく設定されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  5. 前記第1および第2のハウジングの接合面の傾斜角が90°〜120°の範囲に設定されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  6. 前記出力歯車が焼結合金からなり、前記ナットの鍔部と前記一対の支持軸受のうち一方の支持軸受の内輪とで挟持された状態で固定され、外径部とボス部との間の中央部の幅寸法が薄肉に設定されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
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