JP2016046594A - フレーム多重方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のフレームを効率的に多重するフレーム多重方法を提供する。【解決手段】同期パタンMAを含む第1のフレームと、同期パタンMAと同一のパタンである同期パタンMBを含む第2のフレームと多重する際に、同期パタンMB内の配列を入れ替えて同期パタンとして認識されないようにし、第1のフレームの列のマルチフレーム周期と第2のフレームの列のマルチフレーム周期とを非同期で、第1のフレームの先頭を基準として、第1のフレームを所定バイト単位にLane分配し、同じく第1のフレームの先頭を基準として、第2のフレームを前記所定バイト単位にLane分配する。【選択図】図3

Description

本発明は、フレーム多重方法に関し、より詳細には、クライアント信号がマッピングされた複数のフレームを効率的に多重するフレーム多重方法に関する。
従来、光伝送システムの大容量化することが可能なWDM(波長分割多重)技術の研究開発が行われている。また、WDM技術と同様に光伝送システムを大容量化することが可能な技術として、コヒーレント通信技術も研究開発も盛んに行われている。光伝送システムの大容量化と平行して、LAN等で通信されるクライアントデータのビットレートも大容量化している。今日では、大容量化したクライアントデータ(例えば、100Gbps)を光伝送システムのライン信号に直接収容して伝送したいというニーズも高まっており、これを実現すべく研究も盛んに行われている(例えば、特許文献1参照)。特に、大容量化した光伝送システムに効率よくクライアント信号を収容したり、コヒーレント通信技術を実現したりするためには、LSI等の光伝送システム集積回路が不可欠である。
図4は、複数サブキャリアを用いてクライアントデータを伝送する光伝送システム集積回路(LSI)の概略構成図である。図4の光伝送システムLSI(10)は、送信用と受信用に100Gbps高速I/F(12,22)をそれぞれ1つずつ備える。これらの100Gbps高速I/Fを介して、クライアントの機器(例えば、ルータ)と光伝送システムLSI(10)との間で100Gbpsのクライアント信号の入出力が行われる。
図4において、光変調器/光源150は、光源とIQ変調器の組を2つ構え、IQ変調器からの出力を偏波多重して伝送路へ出力する。受光器180は、光ファイバ伝送路から入射する光(対向する光変調器/光源で偏波多重された伝送路を伝播した光)を光電変換して出力する。
100G用シンボルマッピング部14は、100Gbps高速I/F(12)から入力された100Gbpsのクライアント信号を100Gbpsの光伝送用の伝送フレーム(例えば、OTU4フレーム(112Gbps))に収容し、クライアント信号が2ビット毎にマッピングされる(割り当てられる)QPSK変調のシンボルを決定し、決定したシンボルに相当する振幅と位相(角度)を出力する。各偏波に2ビットが割り当てられるので、100G用シンボルマッピング部14におけるシンボルレートは、25Gsps(シンボル/秒)である。
デジタルコヒーレント信号処理部16は、100G用シンボルマッピング部14からのシンボルに基づき、変調器/光源150へ供給される変調信号を生成して出力する。
デジタルコヒーレント信号処理部26は、受光器180からの信号に基づいて、歪補償、クロック抽出、位相推定、及びシンボル識別などのデジタル信号処理を行い、識別されたシンボルを出力する。
100G用シンボルデマッピング部24は、デジタルコヒーレント信号処理部26から出力されたシンボルをデマッピングしてビット値を出力する(シンボルに割り当てられたビット値を決定して出力する)。詳細には、100G用シンボルデマッピング部24において、デマッピングされたビット値は、光伝送用の伝送フレーム(上記例では、OTU4フレーム)を構成するビット値であり、伝送フレーム内のクライアント信号に相当するビット値が出力される。
100Gbps高速I/F(22)は、100G用シンボルデマッピング部24からのビット値を、光伝送システムLSI(22)の外に受信したクライアント信号として出力するために用いられる。
光伝送システムのライン信号のビットレートは、光ファイバ伝送路における伝送特性や変調方式に起因して決定される。例えば、光ファイバ伝送路における伝送特性が良好な場合には、QPSKまたは16QAMなどの変調方式を用いることで、ライン信号のビットレートを100Gbpsまたは200Gbpsにすることができる。したがって、より高いビットレートのライン信号で通信できる場合には、より多くのクライアント信号を1つのライン信号に収容して(多重して)伝送したいというニーズが存在する。光伝送システムのライン信号のビットレートが200Gbpsである場合には、100GEthernet(登録商標)のクライアント信号を収容したOTU4のフレームを2つ多重して送受信することでシステム効率を高めることができる。
特許第4339345号公報
一般的に、大容量化したクライアントデータ(例えば、100GEthernet(登録商標))は、Lane分配された複数のデータブロックの列として100Gbps高速I/Fに入出力される。Lane分配されたデータは、例えば、Lane間のスキュー調整(タイミング調整)のためバッファリングされ、送信側のクライアントの機器から送出される前のクライアントデータが再現された後に、伝送フレームへのマッピング処理が行わる。クライアントデータがマッピングされた伝送フレームは、再びLane分配され、その後伝送レートに応じた変調方式のシンボルにマッピングされ、光信号として受信側の機器へ伝送される。
上述したように2つの異なるクライアント機器から入力されたクライアント信号を多重する場合、これらのクライアント信号同士のクロックまたはクライアント信号を収容したフレームが必ずしも等しいとは限らない。したがって、多重する信号同士のクロックが等しくなるように(クロック偏差を吸収するように)調整する(クックを載せ替える)ことで2つのフレームを同等に扱えるようにした後に多重化処理を行うことが望ましい。多重する信号同士のクロックを調整する方法としては、多重する信号に共通のオーバーヘッド(新規オーバーヘッド)を付加することで、新規フレームにカプセル化する方法が考え得る。新規オーバーヘッドには、新規フレームを識別するための信号(フレーム同期用の固定パタン信号(例えば、フレーム・アライメント信号(FAS)やマルチフレーム・アラインメント信号(MFAS))を格納する領域、クロック調整用の信号(例えば、負スタッフ(NJO)、ジャスティフィケーション制御(JC))を格納する領域、エラー検出用の信号(例えば、BIP8)を格納する領域などを含めることができる。
新規フレームにカプセルされた2つフレームを多重化して伝送する場合も、伝送レートに応じた変調方式のシンボルにマッピングする前に、Lane分配する。したがって、効率的にLane分配することで、効率的にフレームを多重する方法が望まれる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、クライアント信号がマッピングされた複数のフレームを効率的に多重するフレーム多重方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、フレーム多重方法である。本フレーム多重方法は、マルチフレーム周期の第1のフレームの列と第2のフレームの列とを多重する方法である。第1のフレームは当該第1のフレームの先頭を示す第1の同期パタンを含み、第2のフレームは当該第2のフレームの先頭を示す第2の同期パタンを含む。第1の同期パタンおよび第2の同期パタンは共通の固定パタンである。フレーム多重方法は、第2の同期パタン内の配列を入れ替えるステップと、第1のフレームの列のマルチフレーム周期と第2のフレームの列のマルチフレーム周期とを非同期で、第1のフレームおよび第2のフレームを所定バイト単位にLane分配するステップと含む。
一実施形態では、本フレーム多重方法におけるLane分配するステップは、第1のフレームの先頭を基準として、第1のフレームを所定バイト単位にLane分配することと、同じく第1のフレームの先頭を基準として、第2のフレームを前記所定バイト単位にLane分配することとを含む。
一実施形態では、第1のフレームおよび第2のフレームは、OTU4フレームがマッピングされたフレームとすることができる。また、第1の同期パタンおよび第2の同期パタンは、OTU4フレームにおけるフレーム・アライメント信号(FAS)パタンと同一のパタンとすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、クライアント信号がマッピングされた複数のフレームを効率的に多重するフレーム多重方法の提供が可能となる。
本発明の一実施形態に係るフレーム多重方法を実装可能な光伝送システム集積回路を用いた光伝送システムを示す構成例を示す図である。 複数のフレームのレーン化を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るフレーム多重方法を説明するための図である。 複数サブキャリアを用いてクライアントデータを伝送する光伝送システム集積回路の概略構成図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。図面において同一または類似する符号は、同一または類似する要素を示す。したがって、同一または類似する要素についての繰り返しの説明は省略する。以下の説明では、送信側のクライアント機器から入力されたクライアント信号を受信側のクライアント機器へ伝送する光伝送システムにおいて、クライアント信号が収容された100GbpsのODU4/OTU4フレームをコヒーレント通信方式で伝送するか、あるいはクライアント信号が収容された2つの100GbpsのODU4/OTU4フレームの各々を新規フレームに再マッピングしてクロック偏差を吸収した後に多重した200Gbps信号(本明細書において「送信信号」ともいう。)をコヒーレント通信方式で伝送する例を説明する。しかしながら、本願発明は、このような具体的な数値例に限定されるものではなく、一般性を失うことは他の数値においても実施することもできることは言うまでもない。
はじめに、図1を参照して、本発明の一実施形態に係るフレーム再マッピング方法を実装可能な光伝送システム集積回路(LSI)の例を説明する。図1の光伝送システムLSI100は、送信側と受信側に100Gbps高速I/Fをそれぞれ2つずつ備える。光伝送システムLSI100は、これらの100Gbps高速IF12−1,12−2を介して、1つまたは2つの100Gbpsのクライアント信号を入力することができる。クライアント信号毎にLane分配されて100Gbps高速IFへ入力され、Lane間のスキューの調整が行われて、フレーム化部(不図示)において伝送フレームにマッピングされる。例えば、入力されたクライアント信号はそれぞれ、100Gbpsの伝送フレーム(OTU4フレーム)にマッピングされる。
光伝送システムLSI100には、100Gbpsの変調方式(QPSK)のシンボルに、送信信号の所定数のビットをマッピングする(割り当てる)シンボルを決定する100G用シンボルマッピング回路14が備えられている。100G用シンボルマッピング回路14は、各偏波に2ビットを割り当てる。100G用シンボルマッピング回路14は、OTU4フレームのデータを2ビットずつ各偏波の1つのシンボルに割り当てる。100G用シンボルマッピング回路14は、決定したシンボルに相当する振幅と位相(角度)を出力する。100G用シンボルマッピング回路14のシンボルレートは、25Gsps(シンボル/秒)である。
光伝送システムLSI100は、2つ100Gbps高速IF(12−1,12−2)からそれぞれ入力された2つの100Gbpsのクライアント信号(2つのOTU4フレーム)を多重して200Gbpsの送信信号を生成する200G多重部130を備える。200G多重部130は、多重処理の際に、2つのOTU4フレーム(オリジナルフレーム)をそれぞれ新たな100Gのフレーム(新規フレーム)に再マッピングする。上述したように、多重する2つのOTU4フレーム(オリジナルフレーム)のクロックが等しくなるように(クロック偏差を吸収するように)、共通のオーバーヘッド(新規オーバーヘッド)を付加することで、新規フレームにカプセル化して、2つのフレームを同等に扱えるようにする。その後に多重化処理を行う。新規フレームの新規オーバーヘッドには、新規フレームを識別するための信号(フレーム同期用の固定パタン信号(例えば、フレーム・アライメント信号(FAS)やマルチフレーム・アラインメント信号(MFAS)))を格納する領域、クロック調整用の信号(例えば、負スタッフ(NJO)、ジャスティフィケーション制御(JC))を格納する領域、エラー検出用の信号(例えば、BIP8)を格納する領域などが含めることができる。
200G多重部130は、新規オーバーヘッドを参照して、2つ100Gbpsの新規フレームのタイミング調整を行い、Lane分配して多重する。200G多重部130に実装される、新規フレームを多重する方法(すなわち、フレーム多重方法)については、後述する。
光伝送システムLSI100には、200Gbpsの変調方式(16QAM)のシンボルに、送信信号(Lane化された200Gbpsの送信信号)の所定数のビットをマッピングする(割り当てる)シンボルを決定する200G用シンボルマッピング回路132が備えられている。200G用シンボルマッピング回路132は、各偏波に4ビットを割り当てる。200G用シンボルマッピング回路132は、新規フレームのデータを4ビットずつ各偏波の1つのシンボルに割り当てる。200G用シンボルマッピング回路132は、決定したシンボルに相当する振幅と位相(角度)を出力する。200G用シンボルマッピング回路132のシンボルレートは、25Gspsである。
光伝送システムLSI100は、シンボルマッピング部(14,132)からの出力の1つを選択してデジタルコヒーレント信号処理部144へ入力するセレクタ134を備える。
デジタルコヒーレント信号処理部144は、セレクタ134により選択されたシンボルマッピング部に対応する変調方式にしたがって変調信号(例えば、振幅と位相)に対してデジタルコヒーレント信号処理を実行し出力する。デジタルコヒーレント信号処理部144からの変調信号は、光変調器/光源150(不図示)へ供給される。
他方、光伝送システム集積回路(LSI)100は、受信側に、受光器180(不図示)からの信号に基づいて、クロック抽出、位相推定、及びシンボル識別などのデジタル信号処理を行い、識別されたシンボルを出力するデジタルコヒーレント信号処理部154を備える。識別されたシンボルは、セレクタ174を介して、送信側のセレクタ134により選択されたシンボルマッピング部に対応するデマッピング部(100G用シンボルデマッピング部24または200G用シンボルデマッピング部172)へ供給される。デジタルコヒーレント信号処理部154は、信号品質監視機能を有していても良い。光伝送システム集積回路(LSI)は、信号品質に基づいて、100Gbpsの光伝送とするか、または200Gbpsの光伝送とするかの決定をしても良い。
100G用シンボルデマッピング部24は、デジタルコヒーレント信号処理部154からのシンボルをデマッピングしてビット値を出力する(シンボルに割り当てられたビット値(1偏波当たり2ビットで、合計4ビット)を決定して出力する)。100G用シンボルデマッピング部24の出力は、対向する光伝送システムLSIの送信側における送信信号(すなわち、100GbpsのクライアントがマッピングされたOTU4フレーム)である。
200G用シンボルデマッピング部172は、デジタルコヒーレント信号処理部154からのシンボルをデマッピングしてビット値を出力する(シンボルに割り当てられたビット値(1偏波当たり4ビットで、合計8ビット)を決定して出力する)。200G用シンボルデマッピング部172の出力は、対向する光伝送システムLSIの送信側における200Gbpsの送信信号(2つのOTU4フレーム(オリジナルフレーム)がそれぞれ再マッピングされた2つの新規フレームを多重した信号)である。200G用シンボルデマッピング部172からの出力は、200G分離部170で、2つの新規フレームに分離される。さらに、各新規フレームから、オリジナルフレーム(OTU4)が再生される。
デフレーム化部(不図示)で、100G用シンボルデマッピング部24または200G分離部170からの100Gbpsの信号(OTU4フレーム)からクライアント信号が抽出され、100Gbps高速IF(22−1,22−2)から出力される。
例えば、光ファイバ伝送路における伝送特性が良好であり、16QAMなどの変調方式において所定の品質が確保できる場合にのみ、光伝送システムLSIの複数の100Gbps高速I/Fを介して、複数の100Gbpsのクライアント信号を入出力するようにでき、光伝送システムLSIの汎用性を高めることができる。
次に、図2および3を参照して、200G多重部130において新規フレームを多重する方法を説明する。図2は、2つ100Gbpsの新規フレームのタイミング調整を行いLane分配して多重する様子を示す図である。図2(a)は、100Gbps高速IF12−1,12−2から入力され、OTU4フレーム(オリジナルフレーム)にマッピングされた後に、新たな100Gのフレーム(新規フレーム)に再マッピングされた2つのフレーム列を示す図であり、(b)は2つのフレーム列をLane分配して多重された送信信号を示すである。新規フレームは、OTU4フレームをトランスペアレントにカプセル化することができるように、OTU4フレームがマッピングされていることが望ましい。例えば、新規フレームのクロック周波数が上昇しないように、OTU4フレームを構成する情報要素の内、固定パタンなど受信側で再生可能な情報要素を削除して、OTU4フレームを新規フレームにマッピングすることが好ましい。
図2(a)において、2つのフレーム列(2つの新規フレームの列)は、A系フレームからなる列およびB系フレームからなる列として示されている。図2(a)において、A系フレームの各々には、オリジナルフレームを新規フレームに再マッピングした際に付加した新規オーバーヘッド内の新規フレームを識別するための信号を格納する領域MA_i(i=0,1,2,3)が示されている。同様に、B系フレームの各々には、領域MB_iが示されている。新規フレームを識別するための信号は、フレーム同期用の固定パタン信号(例えば、フレーム・アライメント信号(FAS)、いわゆる‘F6’,‘28’パタン)およびマルチフレーム・アラインメント信号(MFAS)である。簡単のため、図2(a)において、A系およびB系フレームは、4フレームを1周期とするマルチフレーム構成として示している。A系フレームとB系フレームとの間は、2フレーム分のタイミング差がある。
200G多重部130は、タイミング差調整用バッファを有し、A系フレームとB系フレームとの間のタイミング差を調整するために、B系フレームをバッファリングする。200G多重部130は、A系フレームとB系フレームのマルチフレーム周期を同期してA系フレームとB系フレームをLane分配するように、2フレーム分バッファリングされたB系フレームを、バッファから読み出す。
図2(b)は、マルチフレーム周期が互いに同期したA系フレームおよびB系フレームからそれぞれ所定バイト(Nバイト)毎に、Lane0〜4に順次分配して、A系フレームおよびB系フレームを多重した送信信号を示す。A系フレームおよびB系フレームの新規フレームを識別するための信号を格納する領域MA_iおよびMB_iは、Lane_iにマッピングされるように、ローテーションされている。これにより、各レーンに均等に、新規フレームを識別するための信号を格納する領域が分配されている。領域MAおよび領域MBにそれぞれ続く各所定バイトは、順次Lane_i+1、Lane_i+2,Lane_i+3,Lane_iにマッピングされるが、受信側に既知の規則であればこれに限定されない。これにより、受信側では、レーン毎に領域MAに基づいてA系フレームの位置を識別し、および領域MBに基づいてB系フレームの位置を識別することが可能となる。
A系フレームおよびB系フレームをLane分配する際の所定バイト(Nバイト)は、例えば、N=4,8,16などから選択することができるが、これに限定されるものではない。
一例として、N=8と仮定して、A系フレームおよびB系フレームをLane分配する例を説明する。A系フレームのフレームデータを先頭から8バイト毎に、A1,A2,A3,A4,・・・と表し、B系フレームのフレームデータを先頭から8バイト毎に、B1,B2,B3,B4,・・・と表す。A1は、A系フレームの同期パタンMAを含み、B1は、B系フレームの同期パタンMBを含む。
A系フレームのフレームデータおよびB系フレームのフレームデータをそれぞれ8バイト(N=8)毎にLane分配し、Lane毎にA系フレームのフレームデータおよびB系フレームのフレームデータがそれぞれ16バイトずつ順次分配されるように、分配先のLaneをローテーションすると、Lane分配は以下のようになる。
(Lane分配の一例)
Lane0:A1,B1,A2,B2,A9,B9,A10,B10,・・・
Lane1:A3,B3,A4,B4,A11,B11,A12,B12,・・・
Lane2:A5,B5,A6,B6,A13,B13,A14,B14,・・・
Lane3:A7,B7,A8,B8,A15,B15,A16,B16,・・・
Nは、LSIにおける誤り訂正などを考慮して任意に設定することができる。ただし、Nを同期パタンのバイト数よりも小さく設定すると、同期パタンが分割されて検出時間が長大化する。一方、Nを大きくすると、Lane化に伴うバッファが大きくなる。
図2を参照して説明したフレーム多重方法では、受信側にマルチフレーム周期に応じた長さ(容量)のバッファが必要になる。また、受信側では、A系フレームおよびB系フレームの位置を識別するための回路を独立して2つ配置することでA系フレームおよびB系フレームの位置を独立して識別することができる。したがって、図2を参照して説明したフレーム多重方法を実装するためには、光伝送システムLSIの回路規模が大きくなる。
図3は、本実施形態のフレーム多重方法、すなわち2つ100Gbpsの新規フレームのタイミング調整を行わずにLane分配して多重する様子を示す図である。図3(a)は、図2(a)と同じ、A系フレームからなる列およびB系フレームからなる列として示している。図3(b)に示すように、本実施形態のフレーム多重方法は、タイミング調整を行わずに、すなわち、A系フレームとB系フレームのマルチフレーム周期がずれた状態でLane化する。マルチフレーム周期が互いに同期していないA系フレームおよびB系フレームからそれぞれ所定バイト(Nバイト、Nは整数)毎に、Lane0〜4に順次マッピングしてLane化することで、多重した状態を示す。A系フレームおよびB系フレームの新規フレームを識別するための信号を格納する領域MA_iおよびMB_j(j=0〜4)は、Lane_iにマッピングされるように、ローテーションされている。領域MAおよび領域MBにそれぞれ続く所定バイトは、図2を参照して説明した規則と同様の規則で順次Laneにマッピングされる。
また、図3(b)に示すように、本実施形態のフレーム多重方法では、領域MA_iとともにLane_iに分配される領域MB_jについては、受信側において領域MB内の同期パタンであるFASを検出しないように、分配前に同期パタンを既知の方法で別のパタンに置換している。例えば、領域MB_j内のFASパタンに含まれる‘F6’と‘28’の位置を入れ替えた信号に置換することができる。これにより、受信側では、レーン毎に領域MAに基づいてA系フレームおよびB系フレームの位置を識別することが可能となる。
上記したN=8毎にLane分配する例では、A系フレームの同期パタンMA(A1)およびB系フレームの同期パタンMB(B1)は分割されず、同期パタンの検出時間の長大化を回避できる。
図3を参照して説明したフレーム多重方法では、受信側にマルチフレーム周期に応じた長さ(容量)のバッファが不要になる。また、受信側では、A系フレームの位置を識別するための回路を1つ配置しこれを共有することでA系フレームおよびB系フレームの位置を識別することができる。したがって、図3を参照して説明したフレーム多重方法を実装するためには、光伝送システムLSIの回路規模は、図2を参照して説明したフレーム多重方法を実装する光伝送システムLSIの回路規模に比べて、小さくすることができる。
10 光伝送システム集積回路(LSI)
12 100Gbps高速インターフェース(I/F)
14 100G用シンボルマッピング部
16 デジタルコヒーレント処理部
22 100Gbps高速インターフェース(I/F)
24 100G用シンボルデマッピング部
26 デジタルコヒーレント処理部
100 光伝送システム集積回路(LSI)
130 200G多重部
132 200G用シンボルマッピング部
134 セレクタ(SEL)
144 デジタルコヒーレント信号処理部
150 光変調器/光源
154 デジタルコヒーレント信号処理部
170 200G分離部
172 200Gシンボルデマッピング部
174 セレクタ(SEL)
180 受光器

Claims (4)

  1. マルチフレーム周期の第1のフレームの列と第2のフレームの列とを多重する方法であって、前記第1のフレームは当該第1のフレームの先頭を示す第1の同期パタンを含み、前記第2のフレームは当該第2のフレームの先頭を示す第2の同期パタンを含み、前記第1の同期パタンおよび前記第2の同期パタンは共通の固定パタンであり、前記方法は、
    前記第2の同期パタン内の配列を入れ替えるステップと、
    前記第1のフレームの列のマルチフレーム周期と前記第2のフレームの列のマルチフレーム周期とを非同期で、前記第1のフレームおよび前記第2のフレームを所定バイト単位にLane分配するステップと、
    を含むことを特徴とするフレーム多重方法。
  2. 前記Lane分配するステップは、
    前記第1のフレームの先頭を基準として、前記第1のフレームを前記所定バイト単位にLane分配することと、
    前記第1のフレームの先頭を基準として、前記第2のフレームを前記所定バイト単位にLane分配することと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のフレーム多重方法。
  3. 前記第1のフレームおよび前記第2のフレームは、OTU4フレームがマッピングされたフレームであることを特徴とする請求項1または2に記載のフレーム多重方法。
  4. 第1の同期パタンおよび前記第2の同期パタンは、OTU4フレームにおけるフレーム・アライメント信号(FAS)パタンと同一のパタンであるであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のフレーム多重方法。
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