JP2016046041A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】保持部材へのコイルばねの圧入加減を目視で確認できる誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】被加熱物200が載置されるトッププレート2と、トッププレート2の下方に配置され、被加熱物200を誘導加熱する加熱コイル21と、加熱コイル21を上面側に保持するコイルベース22と、コイルベース22を下側からトッププレート2に向けて付勢するコイルばね25と、コイルばね25の下部が圧入されて保持される有底筒状のばね保持部38と、ばね保持部38を支持する保持部材30とを備え、ばね保持部38の壁面に、コイルばね25の圧入状態を目視で確認できるばね確認用穴37を設ける。
【選択図】図7
【解決手段】被加熱物200が載置されるトッププレート2と、トッププレート2の下方に配置され、被加熱物200を誘導加熱する加熱コイル21と、加熱コイル21を上面側に保持するコイルベース22と、コイルベース22を下側からトッププレート2に向けて付勢するコイルばね25と、コイルばね25の下部が圧入されて保持される有底筒状のばね保持部38と、ばね保持部38を支持する保持部材30とを備え、ばね保持部38の壁面に、コイルばね25の圧入状態を目視で確認できるばね確認用穴37を設ける。
【選択図】図7
Description
本発明は、トッププレート上に載置される被加熱物を加熱コイルで誘導加熱する誘導加熱調理器に関する。
この種の誘導加熱調理器は、保持部材にコイルばねを圧入し、その上にコイルベースを載置することで誘導加熱コイルを固定している(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記のような従来の誘導加熱調理器の構成では、保持部材にコイルばねがどの程度圧入されているか、目視で確認できなかった。そのため、コイルばねが半押し状態になるおそれがあった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、保持部材へのコイルばねの圧入加減を目視で確認できる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る誘導加熱調理器は、被加熱物が載置されるトッププレートと、トッププレートの下方に配置され、被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、加熱コイルを上面側に保持するコイルベースと、コイルベースを下側からトッププレートに向けて付勢するコイルばねと、コイルばねの下部が圧入されて保持される有底筒状のばね保持部と、ばね保持部を支持する保持部材とを備え、ばね保持部の壁面に、コイルばねの圧入状態を目視で確認できるばね確認用穴を設けたものである。
本発明によれば、ばね保持部の壁面に、コイルばねの圧入状態を目視で確認できるばね確認用穴を設けたので、コイルばねがどの程度押し込まれているかを目視で確認することができる。このため、ばねを押し込み作業した作業者以外の者も、ばねの圧入加減を目視で確認して調整することができ、ばね取り付けが確実となって、信頼性が向上する。
以下、本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下に示す図面の形態によって本発明が限定されるものではない。
図1は本発明の実施の形態に係る誘導加熱調理器のトッププレートを外した状態を示す分解斜視図である。なお、図1では、被加熱物(ここでは鍋)200を併せて図示している。
誘導加熱調理器100は、図4に示すように、上面を開口した箱状の筐体1の上面にトッププレート2が設けられ、トッププレート2の上に被加熱物200を載置できるようになっている。トッププレート2には、被加熱物200を載置する目安の位置が例えば印刷によって表示された加熱口3が設けられている。トッププレート2の手前側には、加熱口3における加熱条件の操作入力を受け付ける操作部4が設けられている。本実施の形態では、3つの加熱口3に対応して3つの操作部4が設けられている。また、トッププレート2の手前側の中央には、例えば液晶画面やランプでなる表示装置で構成された表示部5が設けられている。
誘導加熱調理器100は、図4に示すように、上面を開口した箱状の筐体1の上面にトッププレート2が設けられ、トッププレート2の上に被加熱物200を載置できるようになっている。トッププレート2には、被加熱物200を載置する目安の位置が例えば印刷によって表示された加熱口3が設けられている。トッププレート2の手前側には、加熱口3における加熱条件の操作入力を受け付ける操作部4が設けられている。本実施の形態では、3つの加熱口3に対応して3つの操作部4が設けられている。また、トッププレート2の手前側の中央には、例えば液晶画面やランプでなる表示装置で構成された表示部5が設けられている。
筐体1内であってトッププレート2の下方には、内部に例えば電気ヒーターでなる加熱手段を有し前面が引き出し式の扉で覆われたグリル部6と、グリル部6の上側に設置されトッププレート2上に載置される被加熱物200を加熱する加熱コイルユニット20およびラジエントヒーター7が設けられている。本実施の形態では、3つの加熱口3のうち前側の左右2つの加熱口3にそれぞれ対応して加熱コイルユニット20が設けられ、中央後方の加熱口3に対応してラジエントヒーター7が設けられている。ラジエントヒーター7は、商用周波数の交流電力が供給されてヒーターそのものが発熱することにより輻射熱で被加熱物200を加熱するものである。なお、すべての加熱口3に加熱コイルユニット20を設けてもよい。
筐体1内のグリル部6の側方には制御装置8が設けられ、筐体1内の後方には冷却ファン9が設けられている。制御装置8は、図示しないケース内に収容されており、インバータ回路、各種制御回路、および電気部品が基板に実装されている。制御装置8は、操作部4から出力される操作信号に基づいて、グリル部6、加熱コイルユニット20における加熱制御を行うとともに、表示部5および冷却ファン9の動作制御を行う。
トッププレート2の後方には、筐体1内への空気の流入口となる吸気口10と、筐体1から外部への空気の流出口となる排気口11が開口している。冷却ファン9が動作すると、吸気口10から筐体1内へ空気が吸い込まれ、冷却ファン9から送出される。制御装置8を収容するケース(図示せず)は冷却風の通風路を兼ねており、冷却ファン9から送出された空気は、制御装置8を収容するケース内に流入して制御装置8を冷却するとともに、加熱コイルユニット20およびグリル部6の周囲を冷却する。その後、冷却風は、排気口11から筐体1の外へ流出する。
なお、図1に示した操作部4、表示部5、グリル部6、制御装置8、冷却ファン9、吸気口10、排気口11、および加熱コイルユニット20の配置は一例であり、図示のものに限定されない。また、図1では冷却ファン9は軸流ファンを例示しているが、これに限定するものではない。
図2は本発明の実施の形態に係る誘導加熱調理器の加熱コイルユニットおよび保持部材の分解斜視図である。図3は本発明の実施の形態に係る誘導加熱調理器の加熱コイルユニットを保持部材に取り付けた状態の斜視図である。図4は図3のA−A線に沿って破砕して示す斜視図である。なお、ここでは、本実施の形態の誘導加熱調理器100に設けられた加熱コイルユニット20のうち左側のものを例に説明するが、右側の加熱コイルユニット20も同様の構成である。
加熱コイルユニット20は、図2〜図4に示すように、加熱コイル21と、加熱コイル21を収容するコイルベース22とを備え、冷却ファン9から送られた冷却風を加熱コイルユニット20に供給する冷却ダクトとしての機能を持つ保持部材30の上に取り付けられる。また、加熱コイルユニット20には、赤外線センサー40および2つの接触式センサー50が取り付けられている。
加熱コイル21は、トッププレート2の下方に配置され、高周波電流が供給されることにより高周波磁界を発生させ、トッププレート2上に載置された被加熱物200に渦電流を生じさせて被加熱物200自体を発熱(誘導加熱)させるようになっている。本実施の形態では、加熱コイル21は、径の異なる環状の3つのコイルが略同一平面上に配置された三重環構造であるが、コイルの数、形状、および配置は限定されない。また、複数のコイルのそれぞれが独立して駆動されるものであってもよいし、複数のコイルが同時に駆動されるものであってもよい。
コイルベース22は、例えば耐熱性を有する合成樹脂で構成され、平面視において概ね加熱コイル21の外形に沿った円形状を呈している。コイルベース22は、その上面側において加熱コイル21を構成する複数のコイルを一体的に保持する。コイルベース22の下面には、下側に突出する3本の支持脚23が設けられている(図2では1本の支持脚23のみが図面に表れている)。また、コイルベース22の上面には、加熱コイル21の上面よりも上方に突出する弾性材でなる円柱状の3つの隙間保持部材24が設けられている。隙間保持部材24は、トッププレート2と加熱コイル21との間の距離を一定に保つものである。この隙間保持部材24により、加熱コイル21と被加熱物200との間の磁気結合度が保たれて火力を安定させることができ、かつ誘導加熱を効率よく行うことができる。また、隙間保持部材24は、加熱コイル21の上面とトッププレート2の裏面との間隔を適切に保ち、これらの間に加熱コイル21を冷却する冷却風が通過できるようにする機能も持っている。
支持脚23は、概ね円筒状であり、本実施の形態では、コイルベース22と一体的に構成されている。支持脚23の外周には、その軸方向である上下方向に圧縮および伸長する圧縮コイルばね(以下、コイルばねという)25が設けられている。このコイルばね25の内部には、保持部材30から上方に延出してコイルばね25をその内周側から支持する支持軸26が挿入されている。
支持軸26は、抜け止め部材27によって保持部材30に固定されている。また、支持軸26は、上部(軸先端部)が支持脚23内に摺動自在に挿入されている。このように、保持部材30とコイルベース22との間にコイルばね25が介在し、コイルばね25の付勢力によってコイルベース22が上へ押し上げられる。コイルベース22が上へ押し上げられることにより、加熱コイルユニット20が上へ押し上げられる。そして、振動や衝撃が加えられた場合、コイルベース22の水平方向への揺動は、支持脚23と支持軸26との間の隙間の範囲内に抑えられる。
保持部材30は、加熱コイルユニット20の下に対向配置されている。保持部材30は、制御装置8が収容されたケース(図示せず)と接続されており、冷却ファン9から送風されて制御装置8のケース内を通過した後の空気が、保持部材30内に流れ込むようになっている。
保持部材30の上壁面(コイルベース22との対向面)には、図2のように加熱コイルユニット20に取り付けられた赤外線センサー40および加熱コイル21に向けて冷却風を吹き出させる複数の吹出口31が形成されている。吹出口31は、冷却対象である加熱コイル21を偏りなく効率的に冷却することができるように、その穴径および配置が決められている。本実施の形態では、複数の吹出口31のうちのいくつかには、風向板32が設けられている。風向板32は、吹出口31から吹き出す冷却風の向きを制御するもので、吹出口31の上方の一部を覆って予め設定した方向に冷却風を向かわせるものである。
赤外線センサー40は、被加熱物200から放射される赤外線をトッププレート2を介して検知し、その赤外線量を温度に換算して被加熱物200の温度を検知する非接触式の温度センサーである。赤外線センサー40は、例えばサーモパイルであり、合成樹脂や金属で構成されたセンサーケース41内に収容されてコイルベース22の裏面に取り付けられる。コイルベース22には、赤外線センサー40のレンズに臨む位置に穴が設けられており、赤外線センサー40が赤外線を受光できるようになっている。
赤外線センサー40は、本実施の形態では、上から見たときに保持部材30に形成された複数の吹出口31のうちの一部と重なるように配置されている。
接触式センサー50は、トッププレート2の裏面に接触するように配置されている。接触式センサー50は、誘導加熱により温度上昇した被加熱物200の熱が熱伝導によりトッププレート2に伝わることを利用し、トッププレート2の温度を検知することによって間接的に被加熱物200の温度を検知する温度センサーである。接触式センサー50は、例えばサーミスタである。本実施の形態では、三重環状の加熱コイル21のコイル相互の隙間に、2つの接触式センサー50が加熱コイル21の中心を挟んで対向配置されている。なお、接触式センサー50は一つ又は3つ以上であってもよいし、接触式センサー50を設けない構成とすることもできる。
図5は本発明の実施の形態に係る誘導加熱調理器の保持部材およびコイルばねの分解斜視図である。図6は図5の要部拡大図である。図7は図5のB−B線矢視断面図である。図8は本発明の実施の形態に係る誘導加熱調理器の保持部材を裏面側より示す斜視図である。
保持部材30は、図5〜図8に示すように、コイルばね25の下部が圧入されて保持される有底筒状の複数(ここでは3つ)のばね保持部38を有し、ばね保持部38の壁面に、コイルばね25の圧入状態を目視できる矩形状のばね確認用穴37が設けられている。
保持部材30は、図5〜図8に示すように、コイルばね25の下部が圧入されて保持される有底筒状の複数(ここでは3つ)のばね保持部38を有し、ばね保持部38の壁面に、コイルばね25の圧入状態を目視できる矩形状のばね確認用穴37が設けられている。
これを更に詳述すると、ばね保持部38は、コイルばね25の外形と同様の内径を有し保持部材30にその上面から下方に窪ませて一体成形により形成された有底筒部39と、コイルばね25の内形よりも小さな外径を有し有底筒部39の底部の軸心部に上方に突出させて一体成形された円筒状のばね固定用突起36とを有している。有底筒部39の内周面(ばね保持部38の内周面)とばね固定用突起36の外周面と有底筒部39の底部(ばね保持部38の底部)とによって、コイルばね25の下部が圧入されて嵌合されるリング状の溝35が形成されている。ばね確認用穴37は、有底筒部39の壁面に形成されている。すなわち、ばね確認用穴37は、コイルばね25がリング状の溝35に圧入されたとき、コイルばね25の下部の側面外周と対向する有底筒部39の壁面に設けられている。また、ばね確認用穴37は、少なくともコイルばね25の1ターンが確認できる大きさを有している。したがって、リング状の溝35にコイルばね25が圧入されると、ばね確認用穴37を通してコイルばね25の圧入状態が目視で確認できる。なお、ばね確認用穴37の形状は、角穴に限定されるものでなく、例えば丸穴、楕円穴、三角穴、多角形穴など、適宜選択し得るものである。
このように、リング状の溝35内には、コイルばね25の下部が圧入、載置され、固定される。コイルばね25は、図7に示すように、その長さの半分以上が、リング状の溝35の外周壁の上端、つまりばね保持部38の上端から露出している。これにより、コイルばね25に必要な伸縮ストロークの確保が容易となっている。なお、コイルばね25は、リング状の溝35の周方向の複数箇所で支持するように構成してもよい。
複数個あるリング状の溝35の底面である有底筒部39の底面は、全て同一水平面上に配置されるように形成されている。そして、これらリング状の溝35にそれぞれコイルばね25をその下端が有底筒部39の底面に当接するまで押し込んだ状態では、これらコイルばね25の上端の高さが同一となるように構成されている。
リング状の溝35を形成するばね固定用突起36の内側には、図7に示すように、上方に延出してコイルばね25をその内周側から支持する前述した支持軸26が設けられている。支持軸26は、ポペット状を呈し、ポペット状の頭部とその軸部に嵌め込まれた抜け止め部材27とにより保持部材30すなわちばね固定用突起36を上下より挟むようにして、保持部材30に固定されている。
ところで、保持部材30とコイルばね25との関係を見ると、図5のようにリング状の溝35にコイルばね25が圧入されると、コイルばね25が奥まで圧入されているかどうかは、目視で確認することは難しい。そのため、作業者の圧入加減により、コイルばね25が奥まで圧入されているものと、半押し状態のものとが存在するおそれがある。コイルばね25が完全に圧入されていないと、コイルベース22をコイルばね25に取り付ける際や、本体輸送時に、コイルばね25が外れるおそれがある。コイルばね25が外れると、コイルベース22が斜めに傾き、トッププレート2と加熱コイル21との間の距離を一定に保つことができなくなる。そのため、被加熱物200をうまく加熱できず、調理ムラが発生する。
また、コイルばね25が完全に圧入されていないものがあると、複数個あるコイルばね25が同一の高さでなくなるため、コイルばね25の高さ違いが発生し、そのままトッププレート2を閉めると様々な問題が発生するおそれがある。
1つ目の問題は、コイルばね25に必要以上の負荷がかかり、コイルばね25の寿命が短くなるおそれがあることである。
2つ目の問題は、コイルベース22の一部のみがトッププレート2に強く押し付けられるため、その部分が傷みやすいことである。
3つ目の問題は、トッププレート2に局部的に応力がかかるため、その部分から割れるおそれがあることである。
1つ目の問題は、コイルばね25に必要以上の負荷がかかり、コイルばね25の寿命が短くなるおそれがあることである。
2つ目の問題は、コイルベース22の一部のみがトッププレート2に強く押し付けられるため、その部分が傷みやすいことである。
3つ目の問題は、トッププレート2に局部的に応力がかかるため、その部分から割れるおそれがあることである。
本実施の形態の誘導加熱調理器100においては、保持部材30のばね保持部38の壁面に、ばねの圧入状態を目視できるばね確認用穴37を設けているので、保持部材30の裏面からばね確認用穴37を通して、コイルばね25がどの程度圧入されているかを目視で確認できる。このため、コイルばね25を押し込み作業した人以外の人も、コイルばね25がどの程度圧入されているかを目視で確認でき、コイルばね25の取り付け作業が確実となって、信頼性が向上する。
また、コイルばね25の下端がばね保持部38の底面まで圧入されることで、製品輸送時の振動でコイルばね25が外れることを防止できる。
また、コイルばね25の下端がばね保持部38の底面まで圧入されることで、コイルばね25が垂直にリング状の溝35に取り付けられ、コイルベース22の組み立てが容易となる。
さらに、コイルばね25の下端がばね保持部38の底面に当接するまで圧入されることで、コイルばね25の高さが均一になり、トッププレート2に局部的な応力がかからず、トッププレート2の割れを抑制できる。
また、本実施の形態の誘導加熱調理器100では、複数個あるリング状の溝35の全てにばね確認用穴37を設けている。そのため、全てのコイルばね25の圧入加減を目視で確認することができる。
なお、ここでは、ばね保持部38を、保持部材30の上面から下方に窪ませて一体成形により形成したものに本発明のばね確認用穴を設けたものを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、ばね保持部38を、保持部材30の上面から上方に突出させて一体成形により形成したものにも本発明を適用できる。なお、ばね保持部38を保持部材30と一体成形により形成したが、別体で形成してもよい。
本発明は、有底筒状のばね保持部を有する保持部材にコイルばねを圧入する構造のものに広く利用でき、コイルばねがどの程度圧入されているか目視で確認でき、コイルばねの取り付けが確実となる。
1 筐体、2 トッププレート、3 加熱口、4 操作部、5 表示部、6 グリル部、7 ラジエントヒーター、8 制御装置、9 冷却ファン、10 吸気口、11 排気口、20 加熱コイルユニット、21 加熱コイル、22 コイルベース、23 支持脚、24 隙間保持部材、25 コイルばね、26 支持軸、27 抜け止め部材、30 保持部材、31 吹出口、32 風向板、35 リング状の溝、36 ばね固定用突起、37 ばね確認用穴、38 ばね保持部、39 有底筒部、40 赤外線センサー、41 センサーケース、50 接触式センサー、100 誘導加熱調理器、200 被加熱物。
Claims (8)
- 被加熱物が載置されるトッププレートと、
前記トッププレートの下方に配置され、前記被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、
前記加熱コイルを上面側に保持するコイルベースと、
前記コイルベースを下側から前記トッププレートに向けて付勢するコイルばねと、
前記コイルばねの下部が圧入されて保持される有底筒状のばね保持部と、
前記ばね保持部を支持する保持部材とを備え、
前記ばね保持部の壁面に、前記コイルばねの圧入状態を目視で確認できるばね確認用穴を設けたことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記ばね保持部は、
前記コイルばねの内形よりも小さな外径を有し前記有底筒状の底部の軸心部に上方に突出させて形成したばね固定用突起を有し、
前記ばね保持部の内周面と前記ばね固定用突起の外周面と前記ばね保持部の底部とによって前記コイルばねの下部が嵌合するリング状の溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。 - 前記ばね保持部は、前記保持部材の上面から下方に窪ませて形成されていることを特徴とする請求項2記載の誘導加熱調理器。
- 前記ばね保持部は、前記保持部材の上面から上方に突出させて形成されていることを特徴とする請求項2記載の誘導加熱調理器。
- 前記ばね保持部は複数有り、これらばね保持部の底面はいずれも同一水平面上に配置されており、これらばね保持部にそれぞれ前記コイルばねをその下端が前記有底筒状の底面に当接するまで押し込んだ状態では、これらコイルばねの上端の高さが同一となるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
- 前記コイルばねは、その長さの半分以上が前記ばね保持部の上端から露出していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
- 前記リング状の溝の内側に、上方に延出して前記コイルばねをその内周側から支持する支持軸を設けたことを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
- 前記ばね確認用穴は、少なくとも前記コイルばねの1ターンが確認できる大きさを有していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
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