JP2016046035A - 有機el素子封止膜の形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】無機膜と有機膜とを積層した封止膜を形成する際に、ハードマスクを用いて有機膜を選択成膜することによる不都合を解消する。
【解決手段】複数の有機EL素子2が形成された基板1上に、有機EL素子に対応する領域を覆うように無機膜11と有機膜12とが積層された構造の封止膜を形成する方法であり、基板1の全面に無機膜11と有機膜12とを1回以上交互に成膜して積層膜13を形成する工程と、積層膜13のうち、有機EL素子に対応する領域以外の部分をドライエッチングにより除去する工程と、積層膜13の有機膜12の側端面を遮蔽するように、残存した積層膜14を覆う遮蔽無機膜15を形成し、封止膜16を完成させる工程とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、有機EL素子封止膜の形成方法に関する。
有機EL素子を用いた有機EL表示装置は、低消費電力であり、自然発光型であり、有機発光材料に由来する多彩な色調の発光が得られるため、次世代の表示装置として注目されている。
有機EL素子は、基板上にマトリックス状に設けられた複数の素子形成領域に、発光層である有機EL層と電極層等が積層された状態で形成される。有機EL層を形成する有機化合物は、一般に、水分や酸素などにより劣化しやすいため、有機EL層界面への水分や酸素などの混入を防止することを目的として、有機EL素子に対応する領域に、有機EL層に影響を与えない程度の温度で封止膜を形成することが行われている。
有機EL素子の封止膜としては、無機膜と有機膜とを積層したものが用いられている。特許文献1では、パターン形成のためのハードマスクを用いて有機膜と無機膜を成膜して、有機EL素子へ水分や酸素が侵入することを防ぐ技術が提案されている。
特開2007−5189号公報
しかし、上記技術のように、封止膜に用いられる有機膜をハードマスクを用いて選択的に成膜する場合には、成膜の際にハードマスクに大量の堆積物(デポ)が形成され、それがパーティクルとなって製品の歩留まりを低下させてしまう。また、このようにハードマスクに堆積物が形成されやすいことから、ハードマスクを頻繁に交換する必要があり、稼働率の低下およびランニングコストの上昇をもたらす。さらに、このようなハードマスクを用いて選択成膜を行う場合、マスク下方への成膜粒子の回り込み等が生じ、また、中心と端部との不均一がハードマスクにより助長されるため、均一な成膜を行うことが難しい。このような不均一は、基板の大型化にともなって顕著となる。
よって、本発明は、有機EL素子に対し、無機膜と有機膜とを積層した封止膜を形成する際に、ハードマスクを用いて有機膜を選択成膜することによる不都合を解消することができる有機EL素子封止膜の形成方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点は、複数の有機EL素子が形成された基板上に、前記有機EL素子に対応する領域を覆うように無機膜と有機膜とが積層された構造の封止膜を形成する有機EL素子封止膜の形成方法であって、少なくとも前記封止膜を構成する前記有機膜を形成する際に、前記基板の全面に成膜した後、前記有機EL素子に対応する領域以外の部分をドライエッチングにより除去することを特徴とする有機EL素子封止膜の形成方法を提供する。
上記第1の観点において、前記基板の全面に、前記無機膜と前記有機膜とを1回以上交互に成膜して積層膜とし、前記積層膜の前記有機EL素子に対応する領域以外の部分をドライエッチングにより除去するようにすることができる。
本発明の第2の観点は、複数の有機EL素子が形成された基板上に、前記有機EL素子に対応する領域を覆うように無機膜と有機膜とが積層された構造の封止膜を形成する有機EL素子封止膜の形成方法であって、前記基板の全面に前記無機膜と前記有機膜とを1回以上交互に成膜して積層膜を形成する工程と、前記積層膜のうち、前記有機EL素子に対応する領域以外の部分をドライエッチングにより除去する工程と、前記積層膜の前記有機膜の側端面を遮蔽するように、残存した積層膜を覆う遮蔽無機膜を形成し、封止膜を完成させる工程とを有することを特徴とするように有機EL素子封止膜の形成方法を提供する。
上記第2の観点において、前記積層膜の最下層は無機膜とすることができる。また、前記積層膜の最上層は無機膜であっても、有機膜であってもよい。
上記第1の観点および第2の観点のいずれにおいても、前記ドライエッチングは、エッチング用のハードマスクを用いたプラズマエッチングにより行うことができる。
本発明によれば、有機EL素子に対応する領域を覆うように無機膜と有機膜とが積層された構造の封止膜を形成するにあたり、少なくとも封止膜を構成する有機膜を形成する際に、基板の全面に成膜した後、有機EL素子に対応する領域以外の部分をドライエッチングにより除去するので、ハードマスクを用いて有機膜を選択成膜する必要がなく、ハードマスクを用いて有機膜を選択成膜する際における、パーティクル発生、高頻度でマスク交換する必要性、均一な成膜の困難性の問題を解消することができる。
また、基板の全面に前記無機膜と前記有機膜とを1回以上交互に成膜して積層膜を形成した後、積層膜のうち、前記有機EL素子に対応する領域以外の部分をドライエッチングにより除去し、積層膜の有機膜の側端面を遮蔽するように、残存した積層膜を覆う遮蔽無機膜を形成し、封止膜を完成させるので、ハードマスクを用いて有機膜を選択成膜する際における上記問題を解消できるとともに、有機膜を介しての水分や酸素の侵入を確実に防止することができる封止膜を形成することができる。
本発明の第1の実施形態に係る有機EL素子封止膜の形成方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る有機EL素子封止膜の形成方法を説明するための工程断面図である。 従来の有機EL素子封止膜の形成方法を説明するための工程断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る有機EL素子封止膜の形成方法を説明するための工程断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
まず、第1の実施形態について説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る有機EL素子封止膜の形成方法を説明するためのフローチャート、図2はその工程断面図である。
封止膜を形成するに先立って、基板1上に有機EL層からなる発光層を含む有機EL素子2を複数形成する(工程1、図2(a))。
基板1の材料は特に限定されないが、例えばガラス板、セラミックス板、プラスチックフィルム、金属板等を挙げることができる。基板1には額縁状をなすバンク3がマトリックス状に形成されており、バンク3内に有機EL素子2が形成される。したがって、複数の有機EL素子2が基板1上に島状に形成される。
有機EL素子2は、有機EL層からなる発光層とその上下に設けられた電極とを積層してなり、基板1に形成された駆動回路(図示せず)上に形成されている。
有機EL層は、電極から電子および正孔が注入されることが可能であり、注入された電荷が移動して正孔と電子が再結合して発光することが可能な有機発光物質からなる。有機発光物質としては、一般的に発光層に用いられる低分子または高分子の有機物質であればよく、特に限定されない。
このように有機EL素子2を形成した後、封止膜を形成するにあたっては、まず、有機EL素子2を含む基板1全面に無機膜11を成膜し、次いで有機膜12を成膜し、これらを繰り返し、封止膜の主要部となる積層膜13を形成する(工程2、図2(b))。このときの繰り返し回数は任意であり、有機膜12は1層でもよい。ただし、本実施形態では、積層膜13の最上層は無機膜11である。
無機膜11は、水分や酸素を封止する機能を有する他、絶縁性も要求される。このような特性を満たす材料としては、Al、SiN、SiO等を挙げることができる。成膜手法は特に限定されないが、化学的蒸着法(CVD法)、原子層堆積法(ALD法)、スパッタリング等の物理的蒸着法(PVD法)を好適に用いることができる。CVD法には、熱CVD、プラズマCVD、マイクロ波CVD等、種々のものを用いることができる。
有機膜12としては、アクリル系のモノマー等、通常用いられるものを挙げることができる。成膜手法は特に限定されないが、真空蒸着法やプラズマCVDを挙げることができる。
積層膜13のうち、封止性能を担保するのは主に無機膜11であるが、無機膜は硬く、欠陥が生じやすいため、無機膜11にバッファ機能を有する有機膜12を積層する。
積層膜13の成膜が終了した後、積層膜13の有機EL素子に対応する領域以外の部分をドライエッチングにより除去する(工程3、図2(c),(d))。ドライエッチングにあたっては、図2(c)に示すように、エッチング装置内にエッチング用のハードマスク20を装着し、積層膜13の有機EL素子に対応する領域以外の部分のみが選択的にエッチングされるようにする。これにより、図2(d)に示すように、積層膜13のうち有機EL素子に対応する領域のみが残存積層膜14として残存する。この際のドライエッチングとしては、通常のプラズマエッチングを採用することができる。その際のプラズマ形成手法は特に限定されない。ここで、有機EL素子に対応する領域とは、有機EL素子を覆うのに十分な領域のことをいう。本実施形態のようにバンク内に有機EL素子が形成される場合は、有機EL素子に対応する領域にバンクが含まれるように、バンク外側の有機EL素子に隣接する部分までを有機EL素子に対応する領域としてもよい。
その後、基板1全面に有機膜12の側端面を遮蔽するための遮蔽無機膜15を成膜し、残存積層膜14が遮蔽無機膜15で覆われた構造の封止膜16を完成させる(工程4、図2(e))。この際の遮蔽無機膜15の成膜手法は無機膜11と同様でよい。
工程3によりエッチングされた後の残存積層膜14は、有機膜12の側端面が露出しており、それをそのまま封止膜とすると水平方向から有機膜12を介して水分や酸素が有機EL層界面に侵入して有機EL層が劣化するおそれがあるが、本実施形態では、残存積層膜14を遮蔽無機膜15で覆うので、有機膜12の側端面が遮蔽無機膜15で遮蔽され、有機膜12を通して水分や酸素などが有機EL素子側へ侵入することが防止される。
そして、本実施形態では、無機膜11および有機膜12を基板1全面に形成した後、不要部分をドライエッチングにより除去する手法を採用することにより、以下に説明するハードマスクを用いた選択成膜の手法に比較して種々の利点を有する。
選択的成膜の手法は、例えば図3に示すようにして行われる。すなわち、図3(a)に示す、図2(a)と同様の、基板1上に有機EL素子2が形成された状態で、図3(b)に示すように、有機EL素子2を含む基板1全面に無機膜11を成膜する。次いで、図3(c)に示すように、成膜装置内に成膜用のハードマスク30を装着し、基板1表面の有機EL素子に対応する領域のみに有機膜12が成膜されるようにする。このような無機膜11と有機膜12の成膜を所定回数繰り返し(図2(d),(e))、積層膜23を形成する。最後に基板1全面に遮蔽無機膜15を成膜し、積層膜23が遮蔽無機膜15で覆われた構造の封止膜26を完成させる(図3(f))。
このように、従来は、基板1表面の有機EL素子に対応する領域に封止膜26の一部となる有機膜12を形成する際に、ハードマスクを用いた選択成膜の手法を用いるが、それにより、以下のような問題が生じていた。
[1]成膜の際にハードマスクに大量の堆積物(デポ)が形成され、それがパーティクルとなって製品の歩留まりを低下させる。
[2]ハードマスクに堆積物が形成されやすいことから、ハードマスクを頻繁に交換する必要があり、稼働率の低下およびランニングコストの上昇をもたらす。
[3]ハードマスクを用いて選択成膜を行う場合、マスク下方への成膜粒子の回り込み等が生じ、中心と端部との不均一がハードマスクにより助長されるため、均一な成膜を行うことが難しい(特に基板の大型化にともなって顕著)。
これに対し、本発明では、封止膜を構成する有機膜を成膜する際に、ハードマスクを用いた選択成膜の手法を用いず、基板全面に成膜してからドライエッチングにより不要部分を除去する手法を用いるので、以下のように従来の課題を解消することができる。
[1]成膜の際にハードマスクに堆積物(デポ)が形成されることがなく、パーティクルの発生もない。
[2]成膜用ハードマスクの交換による稼働率の低下およびランニングコストの上昇が生じない。
[3]成膜の際にハードマスクを用いないので、均一な成膜が可能である。
ドライエッチングの際にエッチングのためのハードマスクを用いるが、成膜用のハードマスクのような不都合は生じない。すなわち、エッチングの際にはハードマスクに堆積物がほとんど形成されないため、ハードマスクからのパーティクルの影響は小さく、また、マスクへのプラズマによるダメージが生じるが、それによるマスクの交換頻度は、成膜用のハードマスクの交換頻度よりは極めて少ないと考えられる。
また、本実施形態では、無機膜11と有機膜12との積層膜13を形成した後、ドライエッチングにより一括して有機EL素子に対応する領域以外の部分を除去するので、工程が簡略である。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。
図4は本発明の第2の実施形態に係る有機EL素子封止膜の形成方法を説明するための工程断面図である。
本実施形態では、図2(a)と同様に、基板1上に有機EL層からなる発光層を含む有機EL素子2を複数形成した後(図4(a))、封止膜を形成するにあたって、有機EL素子2を含む基板1全面に無機膜11を成膜し、次いで有機膜12を成膜し、これらを繰り返し、封止膜の主要部となる積層膜13′を形成する(図4(b))。このときの繰り返し回数は任意であり、有機膜12は1層でもよい。ただし、本実施形態では、積層膜13′の最上層は有機膜12である。
積層膜13′の成膜が終了した後、積層膜13′の有機EL素子に対応する領域以外の部分をドライエッチングにより除去する(図4(c),(d))。ドライエッチングにあたっては、第1の実施形態と同様、積層膜13′の有機EL素子に対応する領域以外の部分のみが選択的にエッチングされるようにし、図4(d)に示すように、積層膜13′のうち有機EL素子に対応する領域のみが残存積層膜14′として残存する。その後、基板1全面に遮蔽無機膜15を成膜し、残存積層膜14′が遮蔽無機膜15で覆われた構造の封止膜16′を完成させる(図4(e))。
本実施形態のように、最上層が有機膜12である積層膜13′を用いても、残存積層膜14′を遮蔽無機膜15で覆った構造の封止膜16′が得られるため、第1の実施形態と同様、有機膜12の側端面が遮蔽無機膜15で遮蔽され、有機膜12を通して水分や酸素が有機EL素子側へ侵入することが防止される。本実施形態では、積層膜13′の最上層が有機膜12であるが、最終的に積層膜13′を遮蔽無機膜15で覆うため、封止効果は十分である。
そして、本実施形態でも、無機膜11および有機膜12を基板1全面に形成した後、不要部分をドライエッチングにより除去する手法を採用することにより、実施形態1の場合と同様、従来のハードマスクを用いた選択成膜の手法のような不都合を生じさせることがない。
本実施形態においても、無機膜11と有機膜12との積層膜13′を形成した後、ドライエッチングにより一括して有機EL素子に対応する領域以外の部分を除去するので、工程が簡略である。
<他の適用>
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、無機膜と有機膜との積層膜を形成した後に、有機EL素子に対応する領域以外の部分を一括してドライエッチングしたが、有機膜を成膜した都度、有機膜の有機EL素子に対応する領域以外の部分をドライエッチングしてもよい。
1;基板
2;有機EL素子
3;バンク
11;無機膜
12;有機膜
13,13′;積層膜
14,14′;残存積層膜
15;遮蔽無機膜
16,16′;封止膜

Claims (7)

  1. 複数の有機EL素子が形成された基板上に、前記有機EL素子に対応する領域を覆うように無機膜と有機膜とが積層された構造の封止膜を形成する有機EL素子封止膜の形成方法であって、
    少なくとも前記封止膜を構成する前記有機膜を形成する際に、前記基板の全面に成膜した後、前記有機EL素子に対応する領域以外の部分をドライエッチングにより除去することを特徴とする有機EL素子封止膜の形成方法。
  2. 前記基板の全面に、前記無機膜と前記有機膜とを1回以上交互に成膜して積層膜とし、前記積層膜の前記有機EL素子に対応する領域以外の部分をドライエッチングにより除去することを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子封止膜の形成方法。
  3. 複数の有機EL素子が形成された基板上に、前記有機EL素子に対応する領域を覆うように無機膜と有機膜とが積層された構造の封止膜を形成する有機EL素子封止膜の形成方法であって、
    前記基板の全面に前記無機膜と前記有機膜とを1回以上交互に成膜して積層膜を形成する工程と、
    前記積層膜のうち、前記有機EL素子に対応する領域以外の部分をドライエッチングにより除去する工程と、
    前記積層膜の前記有機膜の側端面を遮蔽するように、残存した積層膜を覆う遮蔽無機膜を形成し、封止膜を完成させる工程と
    を有することを特徴とするように有機EL素子封止膜の形成方法。
  4. 前記積層膜の最下層は無機膜であることを特徴とする請求項3に記載の有機EL素子封止膜の形成方法。
  5. 前記積層膜の最上層は無機膜であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の有機EL素子封止膜の形成方法。
  6. 前記積層膜の最上層は有機膜であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の有機EL素子封止膜の形成方法。
  7. 前記ドライエッチングは、エッチング用のハードマスクを用いたプラズマエッチングにより行われることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の有機EL素子封止膜の形成方法。
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