JP2016045213A - 電力系統監視システム - Google Patents

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敦司 中池
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Abstract

【課題】他の表示装置の表示部分図を自己の表示装置にて把握するのを可能にする。【解決手段】各表示制御装置は、電力系統図の全体図または部分図を表す画像を1つ以上の表示装置に表示するように構成されている。表示制御装置の制御部は、他の表示制御装置から送信された信号に基づく表示制御信号を、表示制御部に出力する制御信号出力部と、全体図画像における、部分図画像を識別するための識別情報を取得する情報取得部と、を有する。表示制御装置は、情報取得部によって取得された識別情報によって識別される部分図画像の範囲を、全体図画像内において画像として表示するように指示する表示指示情報を、他の表示制御装置に送信する。【選択図】図2

Description

本開示は、電力系統向けの電力系統監視システムに関し、特に、運転員どうしが系統図で監視する範囲の把握及び指定を可能とするための電力系統監視システムに関する。
電力系統の監視制御を行うシステムでは、監視制御室において、運転員が専用の操作卓を使用して対象変電所設備の監視や運転操作を実施する。操作卓は、計算機に接続された複数の表示装置を備え、運転員は画面を確認しながらマウスまたはキーボードを使って運転操作を実施する。
電力系統は大規模で複雑化しているため、監視対象の系統図全体を一画面で表示することが求められる。その方法として、全体図表示と、任意の部分を詳細に示す部分図表示とを複数台の表示装置に分割して実施させる方法がとられている。
部分図表示においては、表示中の部分図の全体図内での位置を、全体図画像内に切出範囲として表示する方法がとられている。このような表示方法として、特許文献1(特開平8−115438号公報)は、全体図から一部分を切出してサブ画面として表示する方法を開示する。また、特許文献2(特開平8−305527号公報)は、全体系統図と個別系統ブロック図を表示してスクロール可能とする方法を開示する。また特許文献3(特開平11−73292号公報)は、表示画面の任意の一部を切出して他の表示画面との複数画面を同時に表示する方法を開示する。特許文献4(特開2000−36029号公報)では電力系統図の全体図と部分図をスクロール可能なようにメイン画面とサブ画面に表示する方法を開示する。
特開平08−115438号公報 特開平08−305527号公報 特開平11−73292号公報 特開2000−36029号公報
上記の特許文献に記載の表示装置または方法では、自己の表示装置において表示中の部分図を当該装置で表示中の全体図内に切出範囲として表示することはできるが、他の表示装置で表示している部分図を自己の表示装置にて把握することはできなかった。
それゆえに、本開示の目的は、他の表示装置で表示している部分図を自己の表示装置にて把握するのを可能にする電力系統監視システムを提供することである。
本発明によれば、表示制御装置の通信部は、情報取得部によって取得された識別情報によって識別される部分図画像の範囲を、全体図画像内において画像として表示するように指示する表示指示情報を、他の表示制御装置に送信する。
本発明によれば、一の表示制御装置は、他の表示制御装置に表示指示情報を送信することにより、一の表示制御装置において表示している部分図画像の範囲を、他の表示制御装置が表示している全体図画像において、画像として表示させることができる。したがって、他の表示制御装置の運転員に対して、一の表示制御装置によって表示されている部分画像の範囲を、容易に把握させることができる。
そのため、例えば、電力系統を複数の表示制御装置で監視する際に、監視範囲の重複(複数の表示制御装置によって同じ部分画像が表示されている)、または監視範囲の漏れ(いずれの表示制御装置によっても表示されていない部分画像がある)の発生を防止することができる。
実施の形態に係る電力系統監視システムの構成図である。 実施の形態1に係る操作卓100と200の機能構成を関連付けて示す図である。 本発明の実施の形態に係る操作卓100のハードウェア構成図である。 実施の形態1に係る画面における電力系統図の画面表示例が示す図である。 実施の形態1に係る記憶内容の一例を示す図である。 実施の形態1に係る操作卓間でやり取りされる通信用のパケット例を示す図である。 本実施の形態1に係る表示処理のフローチャートである。 図7のフローチャートで判定される事象の説明図である。 実施の形態2に係る操作卓100Aと200Aの機能構成を関連付けて示す図である。 実施の形態2に係る画面における電力系統図の表示例を示す図である。 本実施の形態2に係る表示処理のフローチャートである。 図11のフローチャートで判定される事象の説明図である。 実施の形態3に係る操作卓100Bと200Bの機能構成を関連付けて示す図である。 実施の形態3に係る画面における電力系統図の表示例を示す図である。 実施の形態3に係る表示範囲テーブル20Bの構成を示す図である。 本実施の形態3に係る処理のフローチャートである。 本実施の形態3に係る処理のフローチャートである。 図16と図17のフローチャートで判定される事象の説明図である。 実施の形態1〜3の変形例に係る処理のフローチャートである。 図19の処理において参照される管理データ301の一例を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態を説明する。なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
本実施の形態では、電力系統図の「全体図画像」とは、電力系統図の全体を表す画像であり、「部分図画像」は、全体図画像のなかの部分を表す画像である。また、複数の操作卓は、相互に通信可能であって、操作卓同士で通信する場合に、一方を「自操作卓」と称し、他方を「他操作卓」と称する場合がある。
[実施の形態1]
(システム構成)
図1は、実施の形態1に係る電力系統監視システムの構成図である。図1を参照して電力系統監視システムでは、複数の制御所(変電所等に設置される)1A、2Aおよび3Aが、LAN(Local Area Network)等の通信回線4Aを介して相互に通信する。制御所1Aの複数の操作卓は通信制御装置1Bを介して通信回線4Aに接続され、電力系統を監視する。制御所2Aの装置は、通信制御装置2Bを介して通信回線4Aに接続され、電力系統を監視する。制御所3Aの装置は、通信制御装置3Bを介して通信回線4Aに接続され、電力系統を監視する。通信制御装置1B、2Bおよび3Bは、ルータ等の通信中継機能を備えて構成される。各制御所の設備は、同様な構成を有するので、ここでは代表して制御所1Aについて説明する。
図1を参照して制御所1Aは、表示制御装置に相当する操作卓100および200を備える。操作卓は、コンソール機能を有し、運転員の操作内容を受付けて処理する機能を備える。ここでは、制御所内の操作卓の台数は2台としたが、これに限定されない。ここでは、2台の操作卓に運転員がそれぞれ割り当てられている。
操作卓100は、画面11Aを表示するための表示装置110、画面12Aを表示するための表示装置120および画面13Aを表示するための表示装置130を接続する。また操作卓200は、同様に、画面21Aを表示するための表示装置210、画面22Aを表示するための表示装置220および画面23Aを表示するための表示装置230を接続する。各画面は、液晶ディスプレイ等に相当する。操作卓100、操作卓200および通信制御装置1Bは制御所内部のイーサネット(登録商標)を介して通信する。なお、制御所内部の通信は、イーサネットによるものに限定されない。
図1では、1つの表示装置は、1つの画面を表示するとしているが、複数の画面を表示するようにしてもよい。また、各操作卓が備える表示装置は3台としているが、3台に限定されず複数台であればよい。つまり、本実施の形態は、操作卓に接続された1つ以上の表示装置によって、複数の画面が表示される構成を有する。
(操作卓の構成)
図2は、実施の形態1に係る操作卓100と200の機能構成を関連付けて示す図である。操作卓100は、操作卓100の後述するマウス181またはキーボード182からの運転員の操作内容を受付けるための操作受付部135、入力事象を認識する入力事象認識部140、および事象処理部150を備える。事象処理部150は、図2の機能構成の各部を制御する制御部に相当する。ここでは、「事象」は、操作受付部135を介して運転員の操作内容を受付けること(入力事象ともいう)、または他の操作卓と通信することを含む。
事象処理部150は、入力事象認識部140により認識された情報に基づく処理を行う機能、情報取得部151および制御信号出力部152を含む。情報取得部151は、部分図画像を識別するための識別情報(後述する指定範囲情報68)等を取得する。制御信号出力部152は各表示装置の表示制御部(後述する全体図表示制御部171、および部分図表示制御部172,173)に表示制御信号を出力する。
また、事象処理部150には、表示装置110に対応した全体図表示制御部171、表示装置120に対応した部分図表示制御部172および表示装置130に対応した部分図表示制御部173が接続される。全体図表示制御部171、および部分図表示制御部172,173は、事象処理部150からの表示制御信に基づき、対応する表示装置の表示動作を制御する。
事象処理部150には、さらに、操作卓200と通信する部分図表示情報通信部160が接続される。部分図表示情報通信部160は、自操作卓(操作卓100)に表示中の部分図画像について部分図表示情報を送信する自操作卓情報送信部161、および他操作卓(操作卓200)から送信された部分図表示情報を受信する他操作卓情報受信部162を含む。
他方の操作卓200は、操作卓100と同様の構成を有する。図2を参照して、操作卓200は、操作卓200の後述するマウス181またはキーボード182からの運転員の操作内容を受付けるための操作受付部235、入力事象を認識する入力事象認識部240、および事象処理部250を備える。操作受付部235、入力事象認識部240、および事象処理部250の機能は、操作卓100の操作受付部135、入力事象認識部140および事象処理部150と同様である。したがって、詳細な説明は繰返さない。
事象処理部250には、表示装置210に対応した全体図表示制御部271、表示装置220に対応した部分図表示制御部272、および表示装置230に対応した部分図表示制御部273が接続される。事象処理部250には、さらに、操作卓100と通信する部分図表示情報通信部260が接続される。部分図表示情報通信部260は、自操作卓(操作卓200)において画面に表示中の部分図画像についての部分図表示情報を他の操作卓(操作卓100)に送信する自操作卓情報送信部261、および他操作卓から送信された部分図表示情報を受信する他操作卓情報受信部262を含む。
事象処理部250は、入力事象認識部240により認識された情報に基づく処理を行う機能、情報取得部251および制御信号出力部252を含む。情報取得部251は画面に表示中の部分図画像を識別するための識別情報(後述する指定範囲情報68)等を取得する。制御信号出力部252は、表示制御信号を表示制御部(全体図表示制御部271、および部分図表示制御部272,273)に出力する。全体図表示制御部271、および部分図表示制御部272,273は、事象処理部150からの表示制御信に基づき、対応する表示装置の表示動作を制御する。
図3は、本発明の実施の形態に係る操作卓100のハードウェア構成図である。電力系統監視システムの各操作卓は図3に示す操作卓100と同様の構成を有するので、ここでは、代表して操作卓100について説明する。図3を参照して操作卓100はCPU(Central Processing Unit)1、各種情報およびプログラムを記憶するためのメモリ領域である記憶部2、表示装置110、120および130に表示制御信号を出力するための回路等からなる表示インターフェイス3、モデム等を含む通信インターフェイス5、および運転員が操作するマウス181およびキーボード182を備える。
図2に示した操作卓の機能の各部は、記憶部2に予め格納されるプログラムまたはプログラムと回路の組合せにより実現される。CPU1がプログラムを記憶部2から読出し実行することにより各部の機能が実現される。
(表示例)
図4には、実施の形態1に係る画面における電力系統図の画面表示例が示される。図4(A)の画面11Aには、操作卓100の表示装置110によって、電力系統図の全体図画像が表示される。全体図画像においては、部分図画像を指定するための切出範囲111、112、113および114をマーキングする矩形状の画像(以下、マーク画像ともいう)が表示されている。操作卓100の表示装置120により、画面12Aには切出範囲111で指定された部分図画像が拡大表示され、表示装置130により、画面13Aには切出範囲112で指定された部分図画像が拡大表示されている。図4(B)の画面21Aには、操作卓200の表示装置210によって、電力系統図の全体図画像が表示され、全体図画像においては、部分図画像を指定するための切出範囲211、212、213および214のマーク画像が表示されている。操作卓200の表示装置220によって画面22Aには、切出範囲213で指定された部分図画像が拡大表示される。また、表示装置230によって画面23Aには、切出範囲214で指定された部分図画像が拡大表示されている。これら画面の全体図画像と部分図画像の表示処理の詳細は図7で後述する。
(記憶内容の一例)
図5は、実施の形態1に係る記憶内容の一例を示す図である。本実施の形態の表示処理を実現するために制御所1Aの各操作卓の記憶部2は、領域E1、E2およびE3を含む。領域E1は表示範囲テーブル20を格納し、領域E2は、監視対象の電力系統の全体図を表わす全体図画像データ30を格納する。領域E3はプログラム等を格納する。全体図画像データ30は、監視対象の電力系統の全体図画像を表す画像データである。ここでは、全体図画像データ30および部分図画像は矩形画像として扱い、また、これらを、直交するX軸およびY軸で規定される2次元座標の平面画像データとして扱う。したがって、全体図画像における任意の位置および範囲、ならびに部分図画像の範囲は、当該2次元座標における座標値で示すことができる。
図5を参照して、表示範囲テーブル20はデータをレコード形式で格納する。表示範囲テーブル20の各レコードは、各操作卓の各表示装置に対応して、当該表示装置の画面に表示される部分図画像について、当該部分図画像が全体図画像において占める範囲を示すための情報を有する。具体的には、各レコードの情報は、表示先の操作卓を識別するための操作卓No.21、当該操作卓に接続された表示装置を識別するための表示装置No.22、当該操作卓が設置された制御所を識別するための制御所No.24、および座標データ25を含む。座標データ25は、対応する部分図画像が全体図画像に占める範囲を示す2次元の座標値(X座標1、Y座標1、X座標2、およびY座標2)を含む。
部分図画像は矩形形状を有する。座標データ25は、矩形の左上端の座標(X座標1、Y座標1)および右下端の座標(X座標2、Y座標2)の組により、当該部分図画像の全体図画像に占める範囲を示す。
なお、図5は、制御所1Aの操作卓に格納されたデータ例を示したが、他の制御所の操作卓においても同様の構造のデータが格納される。また、座標データ25は、異なる制御所の操作卓で表示される部分図画像を管理する場合には、制御所No.24と座標データ25の組であるデータ23を用いる。したがって、異なる制御所の操作卓間で部分図表示処理を行う場合には、データ23を用いて当該部分図表示処理を実施することができる。ここでは、説明を簡単に行うために、制御所1A内の操作卓間における座標データ25を用いた部分図表示処理を説明する。
(通信パケット)
図6は、実施の形態1に係る操作卓間でやり取りされる通信用のパケット例を示す。実施の形態1では、操作卓間で部分図表示処理を行うために図6のパケット形式のデータを送受信するが、形式はパケットに限定されず、フレーム形式であってもよい。
図6を参照して、パケット60は、ヘッダ部HDとデータ部DBを含む。ヘッダ部HDは、当該パケット60のあて先を示すあて先データ61と送信元を示す送信元データ62を含む。あて先データ61および送信元データ62は、各操作卓に割当てられたアドレスを示す。データ部DBには、データ本体63が格納される。データ本体63は、指定表示先情報67(部分図画像の表示先となる操作卓を指定する操作卓No.64、表示先となる表示装置を識別する表示装置No.65)、および指定範囲情報68を含む。指定範囲情報68は、当該部分図画像を識別するための情報である。具体的には、指定範囲情報68は、全体図画像に占める当該部分図画像の範囲を表す座標値を示す。
上述の指定表示先情報67は、複数の画面のうち、操作内容から取得された識別情報(指定範囲情報68)によって識別される部分図画像を表示するための画面を指定する情報である。ここでは、各表示装置により1個の画面が表示される。したがって、本実施の形態では、指定表示先情報67は、表示装置を識別するための情報を示す。
(表示処理)
図7は、本実施の形態1に係る表示処理のフローチャートである。図8は、図7のフローチャートで判定される事象の説明図である。図7のフローチャートは、プログラムとして記憶部2の領域E3に予め格納される。CPU1は、プログラムを記憶部2から読出し実行することにより、表示処理が実現される。
図7と図8を参照して、部分図画像の範囲(以下、切出範囲ともいう)を、操作卓200の表示装置210により表示される全体図画像において、画像として表示させる処理を説明する。切出範囲は、操作卓100の表示装置110で表示中の全体図画像内において運転員により指定される。つまり、運転員は、表示中の全体図画像において所望の部分図画像を指定する場合には、マウス181を操作して、部分図画像に対応する矩形の左上端および右下端をクリック操作すればよい。または、矩形を描くドラッグ操作をすればよい。
操作卓100の運転員が、表示装置120または表示装置130により表示させる部分図画像の切出範囲を指定するために、表示装置110により表示されている全体図画像に対し、上述の操作により指定したとする。この操作は、操作受付部135により受付けられる。CPU1は、受付けられた操作内容(ドラック操作の軌跡を示す動きパターン等)に基づき、図8の事象A(表示装置120への部分図表示指示の入力操作)または事象B(表示装置130への部分図表示指示の入力操作)が発生したと判定する(ステップS1)。
入力事象認識部140は、入力事象AまたはBを認識する。具体的には、入力事象認識部140は、受付けられた操作内容(マウスの動きパターン)を解析し、解析結果を情報取得部151に出力する。情報取得部151は、解析結果から、表示装置120と表示装置130のどちらを運転員が指定したのかという指定表示先情報67と、全体図画像のうちのどの範囲を表示するよう運転員が指定したのかという指定範囲情報68とを取得し、取得した情報を事象処理部150へ出力する。
事象処理部150は、全体図表示制御部171を起動する。起動された全体図表示制御部171は、表示装置110に、全体図画像において、指定範囲情報68に該当する切出範囲111または切出範囲112を示す画像を図4(A)のように表示させる(ステップS2、S5)。
次に事象処理部150は、情報取得部151から入力され、内部に保持されている指定表示先情報67をもとに、部分図表示制御部172または部分図表示制御部173を起動する。起動された部分図表示制御部172または部分図表示制御部173は、表示装置120または表示装置130に、指定範囲情報68に該当する部分図画像を表示させる(ステップS3とS6)。
具体的には事象処理部150は、記憶部2の領域E2の全体図画像データ30から、指定範囲情報68に該当する部分図画像データを抽出する。制御信号出力部152は、抽出された部分図画像のデータから、画面に当該部分図画像を表示させるための表示制御信号を生成し、指定表示先情報67に基づき部分図表示制御部172または173に出力する。部分図表示制御部172または173は、入力した表示制御信号に従い対応の表示装置の表示動作を制御する。これにより、表示装置120または130により表示される部分図画像が更新される。更新されると、CPU1は、表示範囲テーブル20の当該表示装置に対応するレコードの座標データ25を、表示中の部分図画像の座標を示すように書換える。
さらに事象処理部150は、指定表示先情報67と指定範囲情報68とを自操作卓情報送信部161へ出力する。自操作卓情報送信部161は、事象処理部150からの指定表示先情報67と指定範囲情報68とを含む表示指示情報をデータ部DBに格納したパケット60を生成し、操作卓200に送信する(ステップS4とS7)。この表示指示情報は、指定範囲情報68に対応する部分図画像の範囲を、全体図画像内において画像として表示するように指示するための情報である。このパケット60のあて先データ61には操作卓200のアドレスが格納され、送信元データ62には操作卓100のアドレスが格納される。これらのアドレスは、記憶部2に予め格納されている。
操作卓200の他操作卓情報受信部262は、操作卓100からのパケット60を受信し、データ部DBから表示指示情報に含まれる指定表示先情報67と指定範囲情報68を抽出し、事象処理部250に出力する。
事象処理部250は、受信した指定表示先情報67に基づき、全体図表示制御部271を起動する。制御信号出力部252は、指定範囲情報68に基づく表示制御信号を全体図表示制御部271に出力する。起動された全体図表示制御部271は、表示制御信号に基づき、表示装置210の表示動作を制御する。これにより、表示装置210は、表示中の全体図画像内において、受信した指定範囲情報68に該当する切出範囲211または切出範囲212を示す矩形マークの画像を表示する(図4(B)の画面21Aを参照)。
なお、表示装置110または210により表示される図4の全体図画像において、切出範囲のマークに付して表示される「操作卓1、操作卓2、表示装置2、表示装置3」の文字情報は、指定表示先情報67に基づき表示される情報であって、当該マークで示す部分図画像の表示先を報知する。
一方、操作卓200の運転員がマウス181の操作によって表示装置220または表示装置230に表示させたい部分図画像を、矩形の切出範囲として指定した場合を説明する。操作受付部235は、操作卓200の表示装置210により表示されている全体図画像に対する運転員による操作内容を受付ける。操作卓200のCPU1は、受付けられた操作内容(ドラック操作の軌跡を示す動きパターン等)に基づき、事象C(表示装置220への部分図表示情報受信の操作)または事象D(表示装置230への部分図表示情報受信の操作)が発生したと判定する(ステップS1)。
入力事象認識部240は、入力事象CまたはDを認識する。具体的には、入力事象認識部240は、受付けた操作内容(マウスの動きパターン)を解析し、解析結果を情報取得部251に出力する。情報取得部251は、解析結果から、表示装置220と表示装置230のどちらを運転員が指定したのかという指定表示先情報67と、全体図画像のうちのどの範囲を表示するよう運転員が指定したのかという指定範囲情報68とを取得し、取得したこれらの情報を事象処理部250へそれぞれ出力する。
事象処理部250は、自操作卓情報送信部261を起動する。自操作卓情報送信部261は、事象処理部250から入力された指定表示先情報67と指定範囲情報68を含む表示指示情報をデータ部DBに格納したパケット60を生成し、操作卓100へ送信する。
操作卓100では、他操作卓情報受信部162が、操作卓200からパケット60を受信し、そのデータ部DBの表示指示情報から指定表示先情報67と指定範囲情報68を抽出し、事象処理部150へ出力する。事象処理部150は、指定表示先情報67に基づき全体図表示制御部171を起動させ、指定範囲情報68に基づく表示制御信号を全体図表示制御部171に出力する。全体図表示制御部171は、表示制御信号に基づき、全体図画像において、指定範囲情報68に該当する切出範囲113または切出範囲114を示す矩形マークの画像を表示するように、表示装置110を制御する。
なお、図7では、CPU1が操作内容は事象A〜Dに該当しないと判定した場合(図7の“以外”)は、処理を終了する。
本実施の形態1によれば、操作卓100と200の運転員は、他の操作卓で表示中の部分図画像が全体図画像のどの範囲であるかを、表示装置110(または210)により表示された矩形マークの位置から確認することができる。運転員は、確認結果から、自己の操作卓において表示中の部分図画像が他の操作卓で表示中の部分図画像と同じ、すなわち電力系統の監視範囲が重複しているか否かを判別することができる。運転員は、重複していると判別した場合には、監視範囲の漏れがないように、自己の操作卓において表示される部分図画像を変更するこができる。
[実施の形態2]
図9は、実施の形態2に係る操作卓100Aと200Aの機能構成を関連付けて示す図である。図10は、実施の形態2に係る画面における電力系統図の表示例を示す図である。図11は、本実施の形態2に係る表示処理のフローチャートである。図12は、図11のフローチャートで判定される事象の説明図である。図11のフローチャートは、予めプログラムとして記憶部2の領域E3に格納される。CPU1がプログラムを記憶部2から読出し実行することにより、当該表示処理が実現される。
図9の操作卓100Aと200Aの構成と実施の形態1の図2の操作卓100および200の構成との間で異なる点は、操作卓100Aは、事象処理部150および部分図表示情報通信部160の代わりに事象処理部150Aおよび部分図表示情報通信部160Aを備える点である。操作卓200Aも同様に、事象処理部250および部分図表示情報通信部260の代わりに事象処理部250Aおよび部分図表示情報通信部260Aを備える点である。
事象処理部150Aおよび250Aは、図12の事象E,F,GおよびHについての処理機能を有する。また、部分図表示情報通信部160Aは、図2の構成に加え、他操作卓指示送信部163および自操作卓指示受信部164を備える。
他操作卓指示送信部163は、操作卓200Aに部分図画像を表示するように指示するための部分図表示指示情報の入力を、事象処理部150Aから受付け、操作卓200Aの自操作卓指示受信部264へ部分図表示指示情報を送信する。
自操作卓指示受信部164は、操作卓200Aの他操作卓指示送信部263から、操作卓100Aに部分図画像を表示するように指示するための部分図表示指示情報を受信し、事象処理部150Aへ部分図表示指示情報を出力する。
部分図表示情報通信部260Aも同様に、図2の構成に加え、他操作卓指示送信部263および自操作卓指示受信部264を備える。他操作卓指示送信部263は、部分図表示指示情報を事象処理部250Aから受付け、操作卓100Aの自操作卓指示受信部164へ部分図表示指示情報を送信する。自操作卓指示受信部264は、部分図表示指示情報を操作卓100Aから受信し、事象処理部250Aへ部分図表示指示情報を出力する。
図11と図12を参照して、自操作卓の全体図画像において指定された切出範囲の部分図画像を、他操作卓の画面に表示するための処理を説明する。この処理においては、操作卓100Aと操作卓200Aは部分図表示指示情報を送受信する。
まず、操作卓200Aの表示装置210により表示されている全体図画像に対して、運転員がマウス181の操作によって操作卓100の表示装置120または表示装置130に表示させたい部分図画像を切出範囲として指定したとする。このとき、操作卓100Aでは、CPU1は、操作内容に基づき、事象E(表示装置120への部分図表示指示の受信)または事象F(表示装置130への部分図表示指示の受信)が発生したと判定する(ステップS1)。
具体的には、操作卓200Aでは、入力事象認識部240は、操作受付部235が受付けた運転員の操作内容を解析する。情報取得部251は、解析結果から、指定表示先情報67と指定範囲情報68を取得する。他操作卓指示送信部263は、取得された指定表示先情報67と指定範囲情報68を含む部分図表示指示情報を格納したパケット60を生成して、操作卓100Aへ送信する。
操作卓100Aの自操作卓指示受信部164は、他操作卓指示送信部263からパケット60を受信し、パケット60の部分図表示指示情報から抽出した指定表示先情報67と指定範囲情報68とを事象処理部150Aに出力する。事象処理部150Aは、これらの情報に基づき実施の形態1と同様に、全体図表示制御部171を起動させ、指定範囲情報68に基づく表示制御信号を全体図表示制御部171に出力する。全体図表示制御部171は、表示制御信号に基づき、全体図画像において、指定範囲情報68に該当する切出範囲111または切出範囲112を示す矩形マークの画像を表示するように、表示装置110を制御する(ステップS2、S5)。
さらに、事象処理部150Aは、指定表示先情報67をもとに、部分図表示制御部172または部分図表示制御部173を起動させ、指定範囲情報68に基づく表示制御信号を部分図表示制御部172または部分図表示制御部173に出力する。部分図表示制御部172または部分図表示制御部173は表示制御信号に基づき、指定範囲情報68に該当する部分図画像を表示するように、表示装置120または表示装置130を制御する(ステップS3、S6)。このとき、前述のように事象処理部150Aにより、指定範囲情報68に基づき全体図画像データ30から部分図画像データが抽出されて、対応の表示制御部および表示装置を介して部分図画像が表示される。
また、操作卓100Aの表示装置110により表示される全体図画像において、操作卓200Aの表示装置220または表示装置230に表示させる部分図画像が、切出範囲としてマウス181によって指定された場合を説明する。この場合には、CPU1は、操作内容に基づき、事象Gまたは事象Hが発生したと判定する。
このときの処理として、情報取得部151は、入力事象認識部140による入力事象GまたはHの認識結果から、指定表示先情報67と指定範囲情報68を取得し、事象処理部150Aへ出力する。事象処理部150Aは、入力されたこれらの情報に基づき全体図表示制御部171を起動させ、指定範囲情報68に基づく表示制御信号を全体図表示制御部171に出力する。全体図表示制御部171は、表示制御信号に基づき、全体図画像において、指定範囲情報68に該当する切出範囲113または切出範囲114を示す矩形マークの画像を表示するように、表示装置110を制御する。(ステップS8とS9)。さらに他操作卓指示送信部163は、事象処理部150Aから入力された指定表示先情報67および指定範囲情報68を含む部分図表示指示情報を格納したパケット60を生成し、送信する(ステップS8aとS9a)。
操作卓200Aの自操作卓指示受信部264は、操作卓100Aの他操作卓指示送信部163からパケット60を受信する。事象処理部250Aは、受信パケット60から抽出した指定範囲情報68に基づく表示制御信号を部分図表示制御部272または273に出力する。部分図表示制御部272または273は、表示制御信号に基づき、指定範囲情報68に該当する部分図画像を表示するように、表示装置220または230を制御する。なお、当該部分図画像のデータは、事象処理部250Aが、指定範囲情報68に基づき全体図画像データ30から抽出されることによって取得される。
例えば、図10(A)を参照して、操作卓100Aの運転員が表示装置110により表示される全体図画像において、操作卓200Aの表示装置220を指定して、切出範囲113を、ドラッキング操作により指定したとする。この場合には、上述の処理手順に従い、操作卓200Aの表示装置220(図10(B)参照)には、指定された切出範囲113に該当する指定範囲情報68に従う部分図画像が拡大表示される。
実施の形態2によれば、操作卓100Aの運転員が、表示装置110により表示される全体図画像において切出範囲を指定すると、その範囲に対応の部分図画像を表示するよう指示する部分図表示指示情報が操作卓200Aに送信されて、操作卓200Aでは、部分図表示指示情報に従い、表示装置220(または表示装置230)によって部分図画像が表示される。
これにより、操作卓100Aの運転員は、表示装置110により表示される全体図画像において切出範囲として指定操作するだけで、他の操作卓200Aの運転員に対し当該部分図画像を表示させて、監視させることができる。したがって、電力系統の事故または異常の発生時に、運転員は、自己の操作卓100Aを操作することにより、他の操作卓200Aの画面に事故または異常が発生した範囲の部分図画像を表示させることができる。これにより、他の操作卓200Aの運転員は、表示された部分図画像から、事故または異常が発生した範囲を認知することが可能となる。
[実施の形態3]
図13は、実施の形態3に係る操作卓100Bと200Bの機能構成を関連付けて示す図である。図14は、実施の形態3に係る画面における電力系統図の表示例を示す図である。図15は、実施の形態3に係る表示範囲テーブル20Bの構成を示す図である。図16と図17は、本実施の形態3に係る表示処理のフローチャートである。図18は、図16と図17のフローチャートで判定される事象の説明図である。図16と図17のフローチャートは、プログラムとして記憶部2の領域E3に予め格納される。CPU1が記憶部2からプログラムを読出し実行することにより、表示処理が実現される。
図13の操作卓100Bと200Bの構成と実施の形態2の図9の操作卓100Aおよび200Aの構成との間で異なる点は、操作卓100Bは、図9の事象処理部150Aの代わりに事象処理部150Bを備え、また、表示ロック処理部195および表示ロック情報通信部190をさらに備える点である。操作卓200Bも同様に、相違点は、図9の操作卓200Aの構成に対して、事象処理部250Aの代わりに事象処理部250Bを備え、表示ロック処理部295および表示ロック情報通信部290をさらに備える点である。操作卓100Bおよび200Bの他の構成は、図9で説明したものと同様であるので、説明を繰返さない。
表示ロック処理部195は、操作卓100Bの表示装置120および表示装置130、操作卓200Bの表示装置220および表示装置230の表示ロック情報を処理する。表示ロック情報は、図15の表示範囲テーブル20Bに格納されることで保持される。
図15を参照して、表示範囲テーブル20Bは、図5の表示範囲テーブル20の情報に加え、表示ロック情報26を格納する。表示ロック情報26は、各操作卓の各表示装置に対応した記憶領域である自己ロック記憶部26Aと他ロック記憶部26Bに格納される。例えば、図15の表示範囲テーブル20Bは、操作卓100Bに格納されたものとする。自己ロック記憶部26Aは、自己(操作卓100B)の表示装置による表示画像の変更を禁止するか又は許可するかを示す表示ロック情報26を記憶する。また、他ロック記憶部26Bは、他の操作卓200Bから受信した当該他の操作卓200Bの表示ロック情報26を記憶する。表示範囲テーブル20Bの他の情報は図5に説明したものと同様であるから、説明は繰返さない。
表示ロック情報26には、ONまたはOFFが設定される。ONが設定されていれば、表示ロック情報26は、他操作卓から当該表示装置への部分図表示指示情報は無効であり、当該情報に従う表示は禁止されることを示す。OFFが設定されていれば、表示ロック情報26は、部分図表示指示情報は有効であり、当該情報に従う表示は許可されることを示す。各表示装置の表示ロック情報26のOFFからONまたはONからOFFへの変更指示は、当該表示装置に対する運転員の操作に基づき入力される。表示ロック処理部195は入力操作による変更指示に基づき、表示範囲テーブル20Bの当該表示装置に対応する自己ロック記憶部26Aの表示ロック情報26を変更する。
また、表示ロック情報通信部190は、自操作卓表示ロック情報送信部191と他操作卓表示ロック情報受信部192とを備える。操作卓100Bの表示装置120または表示装置130の表示ロック情報26が変更されたときに、事象処理部150Bは、変更後の表示ロック情報26を自操作卓表示ロック情報送信部191に出力する。自操作卓表示ロック情報送信部191は、事象処理部150Bからの表示ロック情報26を、操作卓200Bの他操作卓表示ロック情報受信部292へ送信する。
他操作卓表示ロック情報受信部192は、操作卓200の表示装置220または表示装置230の表示ロック情報26が変更されたときに、当該表示装置の表示ロック情報26を、操作卓200の自操作卓表示ロック情報送信部291より受信し、受信した表示ロック情報26を、事象処理部150Bへ出力する。事象処理部150Bは、操作卓200Bから表示装置220または230の表示ロック情報26を受信したときは、受信した表示ロック情報26を表示ロック処理部195に出力する。表示ロック処理部195は、受信した表示ロック情報26を表示範囲テーブル20Bの他ロック記憶部26Bに格納する。これにより、表示範囲テーブル20Bでは、自己の画面についての表示ロック情報26とともに、他の操作卓の画面の表示ロック情報26も最新の情報に保持することができる。
(表示ロック情報の更新処理)
図16を参照して、表示ロック処理部195により表示範囲テーブル20Bの表示ロック情報26を変更する処理を説明する。この処理は、操作卓100Bの運転員によって、表示ロック情報26を、OFFからON又はONからOFFに変更する指示が入力されたときに実施される。
操作卓100の運転員がマウス181を操作することによって、表示装置120または130の表示ロック情報26を、OFFからON又はONからOFFへ変更する指示が入力される。この場合に、CPU1は、操作内容に基づき、図18の事象Iまたは事象Jが発生したと判定する。
このとき、入力事象認識部140は、入力事象IまたはJを認識する。具体的には、入力事象認識部140は、操作受付部135が受付けた運転員の操作内容を解析し、解析結果を情報取得部151に出力する。情報取得部151は、解析結果から、表示装置120と表示装置130のどちらの表示ロック情報26を変更したのかという表示ロック変更装置情報と、変更後の表示ロック情報(ONまたはOFF)を取得する。
CPU1は、受付けられた操作内容に基づき、事象IまたはJが発生したと判定する。事象Iが発生した場合には、CPU1は、表示ロック処理部195を起動させる。表示ロック処理部195は、情報取得部151からの表示ロック変更装置情報と変更後表示ロック情報をもとに、表示範囲テーブル20Bの自己ロック記憶部26Aの対応する表示装置の表示ロック情報26を、変更後表示ロック情報に書換える(ステップS11)。さらに事象処理部150Bは、取得された表示ロック変更装置情報と変更後表示ロック情報を、自操作卓表示ロック情報送信部191に出力する。自操作卓表示ロック情報送信部191は、事象処理部150Bから入力したこれらの情報を格納したパケット60を生成して操作卓200Bに送信する(ステップS12)。
操作卓200Bの他操作卓表示ロック情報受信部292は、操作卓100Bの自操作卓表示ロック情報送信部191からパケット60を受信する。他操作卓表示ロック情報受信部292は、受信パケット60から、表示ロック変更装置情報と変更後表示ロック情報を読出し、事象処理部250Bに、これらの情報を出力する。事象処理部250Bは、他操作卓表示ロック情報受信部292からの情報を表示ロック処理部295に出力する。表示ロック処理部295は、事象処理部250Bからの情報に基づき、操作卓200Bの表示範囲テーブル20Bの他ロック記憶部26Bにおける表示ロック変更装置情報が示す表示装置の表示ロック情報26を、変更後表示ロック情報を示すように変更する。
上述の事象Iと同様の処理が、表示装置130の表示ロック情報26が変更された場合の事象Jの処理においても実施される(ステップS13、S14)。
また、操作卓200Bの運転員がマウス181を操作することによって、表示装置220または表示装置230の表示ロック情報を、OFFからONまたはONからOFFへ変更する指示を、操作卓200Bに入力した場合を説明する。CPU1は、操作内容に基づき、事象Kまたは事象Lが発生したと判定する。
このときの処理として、操作受付部235は、運転員の操作内容を受付ける。入力事象認識部240は受付けられた操作内容を解析する。情報取得部251は、当該解析結果から表示ロック変更装置情報と変更後の表示ロック情報を取得する。
事象処理部250は、取得された表示ロック変更装置情報と変更後の表示ロック情報を自操作卓表示ロック情報送信部291に出力する。自操作卓表示ロック情報送信部291は事象処理部250からの表示ロック変更装置情報と変更後の表示ロック情報を、データ部DBに格納したパケット60を生成し、操作卓100Bへ当該パケット60を送信する。
操作卓100Bの他操作卓表示ロック情報受信部192は、受信したパケット60から抽出した表示ロック変更装置情報と変更後表示ロック情報を事象処理部150Bに出力する。このとき、CPU1は受信情報から事象KまたはLを識別し、以降は識別した事象に応じた処理が行われる。
つまり、事象処理部150Bは、他操作卓表示ロック情報受信部192からの情報(表示ロック変更装置情報と変更後の表示ロック情報)を、表示ロック処理部195へ出力する。表示ロック処理部195は、事象処理部150Bからの表示ロック変更装置情報をもとに、表示範囲テーブル20Bの他ロック記憶部26Bを検索し、表示ロック変更装置情報が示す表示装置220または230に対応の表示ロック情報26を、変更後表示ロック情報を示すように変更する(ステップS15、S16)。
これにより、操作卓100Bと200Bの両方において、各操作卓の表示装置に対する表示ロック情報26を最新情報に保持しておくことができる。
(表示処理)
図17と図18を参照して、操作卓100Bと操作卓200Bが部分図表示指示情報を送受信する処理を説明する。この処理では、自操作卓は、表示ロック情報26をもとに他操作卓へ部分図表示指示情報を送信するか否かを決定する。
まず、操作卓100Bの表示装置120または表示装置130に表示させる部分図画像を指定するために、操作卓200Bの運転員がマウス181を操作して、表示装置210により表示されている全体図画像に対して切出範囲を指定した場合を説明する。このとき、表示装置120または表示装置130の表示ロック情報26がOFFである場合には、操作卓100Bでは事象Eまたは事象Fが発生する。事象Eまたは事象Fが発生したときの処理は、実施の形態2における処理と同様であるので(ステップS2、S3、S5およびS6)、説明は繰返さない。
また、操作卓200Bの表示装置220または表示装置230に表示させる部分図画像を指定するために、操作卓100Bの運転員がマウス181を操作して、表示装置110により表示されている全体図画像に対して切出範囲を指定した場合を説明する。この場合には、実施の形態2で説明した事象Gまたは事象Hが発生する。なお、実施の形態3では、実施の形態2とは異なり、事象Gまたは事象Hの処理は、表示ロック情報26に基づき実施される。
まず入力事象認識部140は、操作受付部135が受付けた操作内容を解析する。情報取得部151は、解析結果から、指定表示先情報と指定範囲情報を取得する。事象処理部150Bは、取得された情報のうち指定表示先情報のみを表示ロック処理部195へ出力する。
表示ロック処理部195は、指定表示先情報に基づき表示範囲テーブル20Bを検索し、指定表示先情報が示す表示装置(表示装置220または表示装置230)に対応の表示ロック情報26を読出し、事象処理部150Bへ表示ロック情報26を出力する。
事象処理部150Bは、読出された表示ロック情報26がONかOFFかを判定する(ステップS6a、S6b)。事象処理部150Bは、OFFであると判定した場合には、CPU1により、事象Mの発生が判定されて、実施の形態2で説明した処理が実施される。つまり、事象処理部150Bは、取得された指定表示先情報67と指定範囲情報68を用いて、マーク画像の表示処理(ステップS8またはS9)を行なう。この表示処理では、指定範囲情報68に該当する切出範囲113または切出範囲114を示すマーク画像が、表示装置110によって表示される全体図画像において表示される。また、指定表示先情報67と指定範囲情報68を含む部分図表示指示情報が操作卓200Bに送信される。操作卓200Bでは、受信された部分図表示指示情報に基づき、表示装置220または表示装置230によって指定範囲情報68に該当する部分図画像が表示される(ステップS8aまたはS9a)。
一方、読出された表示ロック情報26の値がONであると判定された場合には、事象Nの発生が判定されて、メッセージ出力処理と無効処理とが実施される。メッセージ出力処理では、事象処理部150Bは、全体図表示制御部171を起動する。全体図表示制御部171は、指定表示先(表示装置220または230)の表示ロック情報26がONであった旨のメッセージを、表示装置110に表示させる(ステップS8bまたはS9b)。
これにより、事象処理部150Bは、表示装置110による表示画面11Aを、図14(A)から図14(C)のようにメッセージ333を表示する画面11Aに切替えることができる。事象処理部150Bは、運転員に対して表示装置220または230の部分図画像を切替える操作は無効である(受付けない)ことを報知することができる。なお、メッセージ表示に替えて、またはメッセージ表示とともに音声出力による報知がされてもよい。
事象Nの上述の無効処理では、事象処理部150Bは、ステップS8とS8b(またはS9とS9b)の処理を実施しない。したがって、表示装置110により表示される全体図画像では、操作内容に従う表示装置220または230の切出範囲のマーク画像は表示されない。また操作卓200Bに対する部分図表示指示情報の送信は行われない。これにより、操作卓200Bの表示装置220または230により表示される部分図画像は切替わらず、もとのままとすることができる。
また、上述の無効処理は、表示制御信号の出力を禁止する処理を含む。つまり、表示装置の表示ロック情報26がONを示す場合には、事象処理部150B(または250B)は他操作卓から当該表示装置に対する部分図表示指示情報を受信したとしても、当該部分図表示指示情報に基づいた表示制御信号を出力しない。また、上述の無効処理は、分図表示指示情報の送信を禁止する処理を含む。つまり、事象処理部250A(または250B)は、送信先の表示装置の表示ロック情報26がONを示す場合には、当該表示装置を示す指定表示先情報67を含む部分図表示指示情報を送信しない。
実施の形態3では、画面に対応の表示ロック情報26が“OFF”→“ON”に変更されたときは、事象処理部150B(または250B)は表示ロック中であることを報知してもよい。例えば、図14(B)の画面22Aのようにメッセージ323が表示されることにより、表示装置220は表示ロック中であることが報知される。
実施の形態3によれば、表示ロック情報26の設定を行うことにより、例えば、操作卓100Bの運手員が、電力系統機器の操作等の重要なオペレーションを実行している時に、他の操作卓200Bからの部分図表示指示情報による画像の表示切替えを禁止することができる。これにより、操作卓で表示中の部分図画像が意図せずに変更されることが防止されて、当該操作卓の運転員は確実にオペレーションを実行することが可能となる。
なお、各操作卓は、実施の形態1〜3の機能のうちの1つ、または2つ以上を備える。
(変形例)
実施の形態1〜3の変形例として、監視範囲の漏れを防ぐための処理を説明する。図19は、実施の形態1〜3の変形例に係る処理を示すフローチャートである。図20は、図19の処理において参照される管理データ301の一例を示す図である。管理データ301は、各操作卓の記憶部2に共通して格納される。図20を参照して、管理データ301は、電力系統の全体図画像における複数の部分図画像のそれぞれについて、各操作卓の画面に表示された履歴を記録するためのレコードを有する。各レコードは、対応の部分図画像を識別するためのデータ31、予め定められた期間において当該部分図画像を自己の画面に表示した操作卓を識別するための表示識別情報32、後述する基準台数37、および当該部分図画像に対する表示漏れ判定のための重付け条件33を含む。なお、予め定められた期間は、可変に設定可能であり、例えば30日間、7日間等である。
データ31は、対応の部分図画像の識別子であるエリアID34、および当該部分図画像の全体図画像に占める範囲を示す座標データ35を含む。表示識別情報32は、各操作卓について設定されて、0または1の値が設定される。CPU1は、予め定められた期間の開始において各操作卓の表示識別情報32を0に初期設定し、予め定めた期間において、当該操作卓の画面に対応の部分図画像が表示されると、対応の表示識別情報32を0から1に書換える。書換え後の値(=1)は、初期設定されるまでは保持される。
図19のフローチャートに従い処理を説明する。図19のフローチャートは、プログラムとして記憶部2の領域E3に予め格納される。CPU1が、プログラムを記憶部2から読出し実行することにより、当該処理が実施される。各実施の形態の事象処理部150、150A、150B、250、250Aおよび250Bにより、当該変形例と同様の処理が実施される。ここでは代表して、事象処理部150により実施される場合を説明する。
上記の予め定められた期間が終了したと判定されると、図19の処理が開始される。まず、事象処理部150は、記憶部2の管理データ301に基づき、各部分図画像について対応の表示識別情報32から、全ての部分図画像が操作卓のいずれかの表示装置によって表示されたか否かを判定する(T1)。
具体的には、部分図画像について対応の表示識別情報32の値が全て0であるときは、事象処理部150は、当該部分図画像は表示されていないと判定し、そうでないときは表示されたと判定する。事象処理部150は、この判定を全ての部分図画像について行うことにより、全ての部分図画像について表示されたか否かを判定する。全ての部分図画像が表示されたと判定されたときは(ステップT2でNO)、処理は終了する。表示されていない部分図画像が有ると判定されたときは(ステップT2でYES)、事象処理部150は当該部分図画像に対応のエリアID34を管理データ301から読出し、画面に表示または音声出力等して、部分図画像が表示されていない旨を、運転員に報知する(ステップT3)。このとき、当該エリアIDを他の操作卓に送信して、他の操作卓でも報知させるようにしてよい。なお、事象処理部150は、全ての部分図画像が表示されたと判定したときは、全て表示された旨を報知してもよい。
また、上記のステップT1の判定のために、管理データ301の予め定めた基準台数37を用いてもよい。つまり、事象処理部150は、予め定められた期間において部分図を表示した操作卓の台数を表示識別情報32の値に基づきカウントし、このカウント値が対応の基準台数37未満であれば、当該部分図画像は表示されなかったと判定し、判定結果を運転員に報知するとしてもよい。また、予め定められた基準台数37は、重付け条件33に従って可変に設定されてよい。また、重付け条件33は対応する部分図画像の種類(重要部分の系統を表す部分図画像である、工事中部分の系統を表す部分図画像である等)に従い可変に設定されてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100,100A,100B,200,200A,200B 操作卓、20,20B 表示範囲テーブル、26 表示ロック情報、30 全体図画像データ、37 基準台数、60 パケット、110,120,130,210,220,230 表示装置、135,235 操作受付部、140,240 入力事象認識部、150,150A,150B,250,250A,250B 事象処理部、151,251 情報取得部、152,252 制御信号出力部、160,160A,260,260A 部分図表示情報通信部、171,271 全体図表示制御部、172,173,272,273 部分図表示制御部、11A,12A,13A,21A,22A,23A 画面。

Claims (8)

  1. 複数の表示制御装置を備え、
    各前記表示制御装置は、
    画面を表示するための1つ以上の表示装置に接続可能であり、
    電力系統図の全体図または部分図を表す画像を前記1つ以上の表示装置に表示するように構成されており、
    各前記表示制御装置は、
    表示制御信号に基づき前記表示装置の表示動作を制御する表示制御部と、
    他の前記表示制御装置と通信する通信部と、
    当該表示制御装置に対する入力に基づいて、各前記表示制御部および前記通信部を制御する制御部と、を含み、
    前記制御部は、
    前記他の表示制御装置から送信された信号に基づく表示制御信号を、前記表示制御部に出力する制御信号出力部と、
    前記全体図を表す全体図画像における、前記部分図を表す部分図画像を識別するための識別情報を、前記入力から取得する情報取得部と、を有し、
    前記通信部は、前記情報取得部によって取得された前記識別情報によって識別される部分図画像の範囲を、全体図画像内において画像として表示するように指示する表示指示情報を、前記他の表示制御装置に送信する、電力系統監視システム。
  2. 前記複数の表示制御装置のそれぞれは、さらに、ユーザの操作内容を受付ける操作受付部を、含み、
    前記情報取得部は、
    前記操作受付部によって前記入力として受け付けられた操作内容であって、且つ前記画面に表示された全体図画像内の部分図画像の範囲を指定する操作内容から、前記部分図画像の識別情報を取得し、
    前記通信部は、さらに、
    前記操作内容から取得された前記識別情報によって識別される部分図画像を表示するよう指示する部分図表示指示情報を、前記他の表示制御装置に送信する、請求項1に記載の電力系統監視システム。
  3. 前記複数の表示制御装置のそれぞれは、
    当該表示制御装置に接続されている表示装置の画面に表示される表示画像の変更を、禁止または許可するかを示すロック情報を記憶する自己ロック記憶部を、さらに含み、
    前記制御信号出力部は、さらに、
    前記自己ロック記憶部のロック情報が前記禁止を示す場合には、前記他の表示制御装置からの送信された信号に基づく表示制御信号の出力を禁止する、請求項2に記載の電力系統監視システム。
  4. 前記複数の表示制御装置のそれぞれは、
    前記通信部によって受信された他の表示制御装置に接続される表示装置の前記ロック情報を記憶する他ロック記憶部を、さらに含み、
    前記通信部は、さらに、
    前記他ロック記憶部に記憶されている前記ロック情報が前記禁止を示す場合には、前記部分図表示指示情報の送信を禁止する、請求項3に記載の電力系統監視システム。
  5. 前記1つ以上の表示装置は、複数の画面を表示可能であり、
    前記部分図表示指示情報は、
    前記複数の画面のうち、前記操作内容から取得された前記識別情報によって識別される部分図画像を表示するための画面を指定する情報を含む、請求項2から4のいずれか1項に記載の電力系統監視システム。
  6. 前記複数の表示制御装置のそれぞれの制御部は、
    前記部分図画像について、前記複数の表示制御装置のうち当該部分図画像を画面に表示した表示制御装置の台数に基づき、当該部分図画像が表示されたか否かを報知する手段を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載の電力系統監視システム。
  7. 前記報知する手段は、前記表示制御装置の台数と、予め定められた基準台数との比較に基づき、前記部分図画像が表示されたか否かを報知する、請求項6に記載の電力系統監視システム。
  8. 前記予め定められた基準台数は、前記部分図画像の種類に従い設定される、請求項7に記載の電力系統監視システム。
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