JP2016173622A - 情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】保守対象機器に対する適切な保守判断ができない、という問題を解決すること。【解決手段】本発明の情報処理システムは、機器203を透過させて表示する表示部210を備えた観測デバイス201と、機器と観測デバイスとにそれぞれ通信可能に接続された管理装置202と、を備える。そして、管理装置202は、機器に装備された構成の稼働状態を表す稼働状態情報を取得する稼働状態取得部220と、当該稼働状態情報を観測デバイスに送信する機器情報送信部221と、を備え、観測デバイス201は、管理装置から送信された稼働状態情報に基づく表示情報を、表示部に透過表示されている機器の構成上に重ねて表示するよう出力する表示制御部211を備えた。【選択図】図13

Description

本発明は、情報処理システムにかかり、特に、保守対象機器の保守作業を支援する情報処理システムに関する。
サーバ機器などの保守対象機器の保守作業(メンテナンス作業)においては、設置されている機器の物理的な交換作業や切り替え等が頻繁に発生する。同様の形状の機器が多数あるサーバ機器・マシン室の環境では、接続されている機器を取り外す必要が生じた場合に、実際に外そうとする機器が本当に目的の機器であるのか、といった確証が得られず、見きわめが困難な場合がある。このような状況から、保守支援手段として対象機器にタグなどを紐付けることで、保守対象機器の判別を行おうとする場合がある。ところが、かかる方法では、タグに記述されている情報が古く正しくない可能性が考えられるなど、信頼性の問題が残る場合がある。
特開2011−248860号公報
一方で、上述した物理的な機器の見きわめ以上に、取り外そうとする対象機種が、重要な業務の処理中でないか、というように、その機器を取り外してよい状況にあるか判断が難しい場合が多い。仮に、特許文献1に記載のように撮影された画像データを用いるなどの方法から物理的な機器の判別が可能であったとしても、実際の運用状態の確認をすることができず、保守に必要な情報が十分ではない。このため、保守作業者は、保守対象機器に対する適切な保守判断ができない、という問題が生じる。
また、サーバ保守作業においては、必ずしも予め作業手順が決められているとは限らず、作業員や現場が主体的に配線配置の変更を行う場合も多い。このような場合、保守作業時点の運用状況の把握が不可欠である。ところが、保守対象の状態把握は困難であり、上述したように、保守作業者は、保守対象機器に対する適切な保守判断ができない、という問題が生じる。
一方で、配管設備などの保守で用いられる支援手段としては、AR(Augmented Reality)等の機構を利用し、保守対象機器の接続情報を重畳表示する方法が広く提案、活用されている(特許文献1参照)。しかしながら、サーバ機器といった動的な役割の変更が容易に発生するような保守作業対象では、単なる位置関係を元にした情報では適切な保守作業が困難である。
また、近年、広く活用されはじめてきた自律型コンピューティングにおいては、自動構成機構が活用される場合がある。このような構成ではハードウェアの自動構成からコンピューティングリソース(CPU、メモリ、ストレージ、ネットワークなど)をオンデマンドな要求に対して動的に割り当てる、といった利用方式が考えられる。このような自動構成機構が活用されるサーバ機器の保守作業においても、保守対象機器の動的な役割変動により、保守作業時にどのような利用状況にあるのか、保守可能な状態であるのか、といった保守判断は困難となる。
さらに、クラウドコンピューティングやプログラマブルフロー、SOA(Service-Oriented Architecture)といったアーキテクチャについても、運用管理に必要なシステム設定を自動化するという側面をもつ場合が考えられ、メンテナンス対象の動的な変化が容易に発生するケースとして、上述同様の課題が挙げられる。
以上のように、これまでの保守支援方法では、保守対象機器に対する正確な保守判断ができない、という問題が生じる。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、保守対象機器に対する正確な保守判断ができない、という問題を解決することにある。
本発明の一形態である情報処理システムは、
機器を透過させて表示する表示部を備えた観測デバイスと、
前記機器と前記観測デバイスとにそれぞれ通信可能に接続された管理装置と、
を備えた情報処理システムであって、
前記管理装置は、前記機器に装備された構成の稼働状態を表す稼働状態情報を取得する稼働状態取得部と、当該稼働状態情報を前記観測デバイスに送信する機器情報送信部と、を備え、
前記観測デバイスは、前記管理装置から送信された前記稼働状態情報に基づく表示情報を、前記表示部に透過表示されている前記機器の構成上に重ねて表示するよう出力する表示制御部を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の一形態である観測デバイスは、
機器を透過させて表示する表示部を備えた観測デバイスであって、
前記機器に装備された構成の稼働状態を表す稼働状態情報を取得した管理装置から、当該稼働状態情報を受信し、当該稼働状態情報に基づく表示情報を、前記表示部に透過表示されている前記機器の構成上に重ねて表示するよう出力する表示制御部を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の一形態であるプログラムは、
機器を透過させて表示する表示部を備えた観測デバイスに装備された演算装置に、
前記機器に装備された構成の稼働状態を表す稼働状態情報を取得した管理装置から、当該稼働状態情報を受信し、当該稼働状態情報に基づく表示情報を、前記表示部に透過表示されている前記機器の構成上に重ねて表示するよう出力する表示制御部、
を実現させる、
という構成をとる。
また、本発明の一形態である情報表示方法は、
機器を透過させて表示する表示部を備えた観測デバイスと、
前記機器と前記観測デバイスとにそれぞれ通信可能に接続された管理装置と、
を備えた情報処理システムによる情報表示方法であって、
前記管理装置が、前記機器に装備された構成の稼働状態を表す稼働状態情報を取得して、当該稼働状態情報を前記観測デバイスに送信し、
前記観測デバイスが、前記管理装置から送信された前記稼働状態情報に基づく表示情報を、前記表示部に透過表示されている前記機器の構成上に重ねて表示するよう出力する、
という構成をとる。
本発明は、以上のように構成することにより、観測デバイスを利用している作業者は、機器の構成の位置に合わせて当該構成の稼働状態に応じた表示を見ることができ、正確な保守判断をすることができる。
本発明の第1の実施形態における情報処理システムの全体構成を示すブロック図である。 図1に開示した観測デバイスの構成を示すブロック図である。 図1に開示した保守情報管理サイトの構成を示すブロック図である。 図3に開示した保守情報管理サイトに記憶される機器情報の一例を示す図である。 図2に開示した観測デバイスの表示スクリーンに表示される画像の一例を示す図である。 図2に開示した観測デバイスの表示スクリーンに表示される画像の一例を示す図である。 図2に開示した観測デバイスの表示スクリーンに表示される画像の一例を示す図である。 図2に開示した観測デバイスの表示スクリーンに表示される画像の一例を示す図である。 図1に開示した情報処理システムの動作を示すシーケンス図である。 図3に開示した保守情報管理サイトの動作を示すフローチャートである。 図2に開示した観測デバイスの表示スクリーンに表示される画像の他の一例を示す図である。 図2に開示した観測デバイスの表示スクリーンに表示される画像の他の一例を示す図である。 本発明の付記1における情報処理システムの全体構成を示すブロック図である。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図12を参照して説明する。図1は、実施形態1における情報処理システムの構成を説明するための図である。図2乃至図4は、情報処理システムの詳細な構成を説明するための図である。図5乃至図8は、表示スクリーンの表示例を説明するための図である。図9乃至図10は、情報処理システムの動作を説明するための図である。図11乃至図12は、表示スクリーンの他の表示例を説明するための図である。
本実施形態における情報処理システムは、保守作業者Hが保守対象(メンテナンス対象)となる機器の保守作業を支援するシステムである。なお、本実施形態では、保守対象となる機器を、情報処理サーバ(メンテナンス対象サーバ3)とする例を説明する。但し、保守対象となる機器は、ブレード、ラック、スイッチなど、いかなる機器であってもよい。
図1に示すように、情報処理システムは、保守作業者Hが装備する保守支援デバイスであるヘッドマウントディスプレイといった観測デバイス1と、保守情報を管理する管理装置である保守情報管理サイト2と、を備える。
上記観測デバイス2は、演算処理を行う処理装置1Aと、入力装置1Bと、撮像装置1Cと、表示スクリーン1Dと、を備える。また、観測デバイス2は、図2に示すように、処理装置1Aでプログラムが実行されることで実現される、撮像処理部11と、表示制御部12と、入力処理部13と、を備えている。
上記保守情報管理サイト2は、演算処理を行う演算装置と、情報を記憶する記憶装置と、を備えた情報処理装置である。保守情報管理サイト2は、観測デバイス1とメンテナンス対象サーバ3とに、有線又は無線のネットワークを介して通信可能に接続されている。保守情報管理サイト2は、図3に示すように、演算装置でプログラムが実行されることで実現される、構成管理部21と、稼働状態取得部22と、情報受信部23と、表示情報送信部24と、を備えている。また、保守情報管理サイト2は、記憶装置に形成された機器情報記憶部20を備えている。
上記保守対象となるメンテナンス対象サーバ3の構成の一例を図5に示す。この図は、後述するように、メンテナンス対象サーバ3の背面を、観測デバイス2の表示スクリーン1D(表示部)に透過表示されている場合を示している。この図に示すように、メンテナンス対象サーバ3は、その構成として、複数のネットワークポート31を備えている。そして、各ネットワークポート31は、それぞれの特性に応じて分類されており、また、分類名や論理IDなどが割り当てられている。
また、メンテナンス対象サーバ3の背面には、二次元バーコード30(識別表示)が取り付けられている。図5の例では、メンテナンス対象サーバ3の幅方向の両端に、それぞれ二次元バーコード30が取り付けられている。この例では、二次元バーコード30を複数設置しているが、これは後述するように、観測デバイス2に対するメンテナンス対象サーバ3の角度、位置、大きさを認識しやすいようにするためである。このため、二次元バーコード30は、必ずしも複数設置することに限定されず、1つであってもよい。
そして、二次元バーコード30には、機器を識別する機器IDが含まれている。そして、この二次元バーコード30の取り付けられた位置は、後述するようにメンテナンス対象サーバ3の各構成であるネットワークポート31の位置を特定する際の基準位置として特定されることとなる。なお、二次元バーコード30が複数取り付けられている場合には、基準位置として特定される二次元バーコード30は1つである。
続いて、情報処理システムを構成する上述した各装置の構成及び動作を、詳細に説明する。なお、以下では、メンテナンス対象サーバ3に対する保守作業として、ネットワークポート31に接続されたEtherケーブルを抜去する場合を説明する。
まず、保守作業者Hは、図5に示すように、装着した観測デバイス1の表示スクリーン1Dにメンテナンス対象サーバ3を透過表示させて観測する。このとき、メンテナンス対象サーバ3に取り付けられた二次元バーコード30が表示スクリーン1Dに表示されるよう観測する。この状態で、保守作業者Hは、入力装置1Bを操作して、メンテナンス対象サーバ3を撮像する指示を入力する。すると、観測デバイス1の撮像処理部11(撮像部)は、撮像装置1Cを制御してメンテナンス対象サーバ3を撮像して取り込む(図9のステップS1)。
観測デバイス1の撮像処理部11は、撮像したメンテナンス対象サーバ3の画像内から二次元バーコード30を抽出して画像解析し、当該二次元バーコード30に含まれるメンテナンス対象サーバ3の機器ID(機器識別情報)を抽出する。そして、保守作業者Hが、撮像したメンテナンス対象サーバ3を保守対象として特定する指示を入力装置1Bから入力すると、観測デバイスの撮像処理部11(機器識別情報送信部)が、二次元バーコード30の情報を保守情報管理サイト2に送信する(図9のステップS2)。
続いて、保守情報管理サイト2の情報受信部23は、受信した二次元バーコードの情報をもとに、データベースから保守対象を検索する(図9のステップS3)。情報受信部23は、検索したメンテナンス対象サーバ3の機器IDやサーバ情報を観測デバイス2に送信して、このサーバでよいか確認リクエストを発行する(図9のステップS4)。なお、保守対象の検索結果が該当なしの場合には、観測デバイス1にエラーを送信する。保守作業者Hは、保守情報管理サイト2からの確認リスクエストに応じて、保守対象を決定する場合には決定を入力し、観測デバイス1は保守情報管理サイト2に決定通知を送信する(図9のステップS5)。なお、確認リクエストに対して保守対象を決定できない場合には、観測デバイス1は、その旨や別の機器の画像を保守情報管理サイト2に送信し、当該保守情報管理サイト2にて再度検索を行ってもらう。
続いて、保守情報管理サイト2の情報受信部23は、決定された保守対象であるメンテナンス対象サーバ3の機器情報、および、運用情報を取得する(図9のステップS6)。このとき、保守情報管理サイト2には、予め機器情報記憶部20内に、各機器の構成の情報を含む機器情報が記憶されている。例えば、図4に示すように、機器情報として、メンテナンス対象サーバ3を識別する機器ID、装備された各構成である各ネットワークポート31の識別IDや論理ID、さらには、二次元バーコード30からの相対位置、を記憶している。このとき、各ネットワークポート31の二次元バーコード30からの相対位置は、複数の二次元バーコード30のうち、特定の1つの位置を基準位置として、当該基準位置に対する相対位置の座標が記憶されている。そして、保守情報管理サイト2の表示情報送信部24は、受信した二次元バーコード30から抽出された機器IDに対応する機器情報を、機器情報記憶部20内から取得する。
なお、保守情報管理サイト2は、構成管理部21にて、メンテナンス対象サーバ3の運用操作を行うことが可能である。さらに、構成管理部21は、メンテナンス対象サーバ3の自動構成機能と連携することが可能である。ここで、メンテナンス対象サーバ3の自動構成機能とは、サービス、アプリケーションの要求や業務変化に追随し、動的にサーバ機器の稼働形態、稼働規模の動的な変更を可能とする機構である。例えば、SDN(Software Defined Networking)に対応したOpen Flowベースのアーキテクチャ(programable flow等)が挙げられる。そして、構成管理部21は、上述したメンテナンス対象サーバ3の運用操作や自動構成機能との連携により当該メンテナンス対象サーバ3の構成を表す情報を取得し、かかる情報を上述した機器情報として機器情報記憶部20に記憶する。但し、機器情報記憶部20に記憶される機器情報は、オペレータが入力したものであってもよい。
また、保守情報管理サイト2の稼働状態取得部22(稼働状態取得部)は、保守対象として決定されたメンテナンス対象サーバ3の各構成である各ネットワークポート31の稼働状態を表す運用状態情報(稼働状態情報)を取得して、表示情報送信部24に渡す。このとき、稼働状態取得部22は、定期的に、メンテナンス対象サーバ3から各ネットワークポート31の運用状態情報を取得して、表示情報送信部24に渡す。例えば、メンテナンス対象サーバ3から、運用状態情報として、以下に列挙する項目の情報を取得する。
・各ネットワークI/Fの活性・非活性状態情報
・各ネットワークI/F、ドライバ検出の障害情報ログ
・各ネットワークI/Fのパケットドロップ、再送数
・各ネットワークI/Fのパケット処理量の統計情報
但し、運用状態情報として取得する情報は、上記のものに限定されず、保守対象の機器毎・業務特性毎に、運用状態を示すための適切な採取項目を予め選定することとする。
なお、保守情報管理サイト2の稼働状態取得部22は、保守対象となったメンテナンス対象サーバ3の運用状態情報を、後述するように観測デバイス1側から保守作業終了を受信するまで定期的に取得して、表示情報送信部24に渡す。
そして、表示情報送信部24は、稼働状態取得部22から渡されたメンテナンス対象サーバ3の運用状態情報から各ネットワークポート31の運用状態を判定する。例えば、図10のフローチャートに示すように、各ネットワークI/Fの活性・非活性、障害の有無、通信パケット流量に応じて、各ネットワークポート31の運用状態を、「未使用」、「障害検出」、「アイドル中」、「高負荷運用」、「運用中」のいずれかに判定する。
そして、表示情報送信部24は、保守対象であるメンテナンス対象サーバ3の機器情報記憶部20内から取得した機器情報と、各ネットワークポート31の運用状態の判定結果(稼働状態情報)とを、観測デバイス1に送信する(図9のステップS7)。
観測デバイス1の表示制御部12は、保守情報管理サイト2から、メンテナンス対象サーバ3の機器情報と、運用状態の判定結果と、を受信すると、当該受信した情報に基づく表示情報を表示スクリーン1Dに表示するよう出力する(図9のステップS8)。つまり、表示制御部12は、表示スクリーン1Dに透過表示されているメンテナンス対象サーバ3上に、機器情報や運状態の判定結果に基づく表示情報を重ね合わせたAR(Augmented Reality)重畳表示を行う。
ここで、表示スクリーン1Dの表示例を、図5乃至図6を参照して説明する。まず、図5は、観測デバイス1の表示スクリーン1Dに、メンテナンス対象サーバ3が透過表示されている状況を示している。表示制御部12は、透過表示されているメンテナンス対象サーバ3に取り付けられている二次元バーコード30を読み取って、当該二次元バーコード30のいずれか一方の位置を特定して、当該位置を基準位置とする。そして、表示スクリーン1D上で、基準位置に対する機器情報内の相対位置を特定し、かかる相対位置を各ネットワークポート31の位置として特定する。
そして、表示制御部12は、特定した各ネットワークポート31の位置に応じて、各ネットワークポート31の分類などの情報を、表示スクリーン1Dに重畳表示する。例えば、図6に示すように、機器情報内の各ネットワークポート31の分類2_ID(NIC_Aなど)や分類3_ID(ポート1など)、論理ID(eth0など)といった情報を、表示スクリーン1Dに透過表示されているメンテナンス対象サーバ3上に重畳表示する。
さらに、表示制御部12は、特定した各ネットワークポート31の位置に応じて、運用状態の判定結果を表す表示情報を、表示スクリーン1Dに重畳表示する。例えば、図6に示すように、各ネットワークポート31上に、運用状態の判定結果に応じた色を表示する。一例として、「遊休状態」は「青色」、「運用中」は「緑色」、「高負荷運用」は「黄色」、「障害検出」は「赤色」、「未使用」は「黒色」で表示する。これにより、保守作業者Hは、表示スクリーン1Dを通して、ネットワークポート31の位置に合わせて当該ネットワークポート31の稼働状態に応じた表示を見ることができる。
ここで、上記では、表示制御部12は、機器情報に含まれる二次元バーコード30による基準位置に対する相対位置から、表示スクリーン1D上における各ネットワークポート31の位置を特定して、かかる位置に運用状態の判定結果を表示している。但し、表示スクリーン1D上における各ネットワークポート31の位置は、必ずしも機器情報を用いる必要はない。例えば、表示スクリーン1Dに透過表示されているメンテナンス対象サーバ3の画像から、画像解析により各ネットワークポート31の位置を特定し、かかる位置に運用状態の判定結果を表示してもよい。
その後、保守作業者Hが入力装置1Bから作業リクエストを入力すると、かかる作業リクエストを入力処理部13が受け付けて、保守情報管理サイト2に通知する(図9のステップS8)。例えば、観測デバイス1の表示制御部12は、入力装置1Bの操作に応じて、表示スクリーン1D上で移動するポインタを表示したり、表示されている情報の選択を切り替える機能を有する。これにより、保守作業者Hは、表示スクリーン1Dに表示されているネットワークポート31の分類IDや運用状態の判定結果を表す表示情報を選択することで、ケーブルを抜去したいネットワークポート31を選択する。図7の例では、点線で囲った「NIC_Aのポート1」、つまり、論理ID「eth4」(符号P参照)のネットワークポートを選択する。すると、入力処理部13は、作業リクエストとして、選択されたネットワークポートを特定する情報(選択構成情報)を、保守情報管理サイト2に通知する。
作業リクエストを受け付けた保守情報管理サイト2は、選択されたネットワークポートの運用状態を確認する。なお、ネットワークポートの運用状態の確認は、稼働状態取得部22にて上述同様にネットワークポートの運用状態情報を取得して、かかる情報から運用状態を判定することで行う(図9のステップS10)。特に、稼働状態取得部22は、選択されたネットワークポートが、未使用か否かを判定する。このとき、選択されたネットワークポートが未使用であると判定された場合には、その判定結果を表示情報送信部24から観測デバイス1に送信する(図9のステップS11)。
一方、保守情報管理サイト2は、選択されたネットワークポートが使用中であると判定された場合には、選択されたネットワークポートの系統を別系統に切り替え可能かを判断する。この判断は、保守情報管理サイト2の構成管理部21で行い、切り替えが可能である場合には、構成管理部21にて、あるいは、連携する自動構成機能にて、ネットワークポートの系切り替えを行う。そして、稼働状態取得部22は、系切り替え後に再度選択されたネットワークポートの運用状態の判定を行い、その判定結果を観測デバイス1に送信する(図9のステップS11)。
作業リクエストを送信した観測デバイス1が、保守情報管理サイト2からネットワークポートの運用状態の判定結果を受信すると、その結果に応じた情報を表示スクリーン1D上にAR重畳表示する(図9のステップS12)。作業リクエストにて選択されたネットワークポートが未使用と判定された場合には、図8に示すように、点線で囲った「NIC_Aのポート1」、つまり、論理ID「eth4」(符号P参照)のネットワークポート上に、未使用を表す黒色表示を行う。これにより、保守作業者Hは、かかる未使用のネットワークポートのケーブルを安心して抜去することができ、適切に保守作業を行うことができる。
なお、選択されたネットワークポートが使用中のままである場合には、表示スクリーン1D上には未使用以外の表示がなされるため、保守作業者Hはケーブルの抜去作業を中断する。
そして、保守作業を行った後、あるいは、中断した後には、保守作業者Hが入力装置1Bを操作して作業終了を入力することで、観測デバイス1から保守情報管理サイト2に、作業終了が通知される。保守情報管理サイト2は、作業終了を受信すると、保守作業内容に応じたデータベースの情報を更新し、運用状態情報の定期取得や送信を停止する。
以上のように、本実施形態における情報処理システムによると、保守作業者Hが装備する観測デバイス1と保守情報管理サイト2とが連携動作することで、メンテナンス対象サーバ3のリアルタイムの運用情報を、保守作業者Hに確実にフィードバックすることができる。これにより、動的な構成変更が行われるような保守対象機器であっても、適切な保守支援を行うことができる。特に、保守対象となる機器の構成の位置に対応して運用情報を表示させることで、さらに適切な保守支援を行うことができる。
その結果、保守対象機器の認識性が向上し、感覚に訴える運用情報の表示によるメンテナンス作業の確実性の向上や、メンテナンス作業における事故の低減、事故の抑止を図ることができる。これに加え、メンテナンス作業の効率向上とそれに伴う可用性、保守性の向上を図ることができる。
なお、上記では、本発明の利用場面として、保守対象をサーバとしてネットワークケーブルの抜去の例を挙げたが、以下に説明するように、保守対象や保守対象部位に応じて、他の保守作業の支援にも利用することができる。なお、以降に挙げる例では、それぞれの保守単位、保守対象毎に二次元バーコードを設置(貼付)し、保守情報管理サイトでは、それに紐付く管理情報を保持する。
一つの例として、保守対象をブレードエンクロージャとし、その構成であるブレードのホットスワップを保守作業とした場合には、各ブレードの運用状況を表示する。例えば、この例では、図11に示すように、ブレードエンクロージャ103に二次元バーコード130を取り付け、当該二次元バーコード130に対する相対位置で、ブレードエンクロージャ103に装備されたブレード131の位置を管理する。これにより、図12に示すように、各ブレード131の位置に応じて、当該各ブレード131の運用状態に応じた表示を重畳表示することができる。これにより、ブレードのホットスワップ作業の支援を行うことができる。
また、他の例として、保守対象の機器をサーバとし、ネットワークケーブルの接続を保守作業とした場合には、サーバの構成であるネットワークポートの運用状態を重畳表示する。そして、接続した結果に応じて保守情報管理サイトの構成データベースを更新することが考えられる。
また、他の例として、保守対象の機器をサーバとし、FCケーブルの接続、切断を保守作業とした場合には、サーバの構成であるFCポートの運用状態を重畳表示する。これにより、サーバのネットワークケーブルの保守作業の支援が可能となる。
また、他の例として、保守対象の機器をNWスイッチとし、ネットワークケーブルの接続、切断を保守作業とした場合には、ネットワークポートの運用状態を重畳表示する。これにより、運用情報の解像度は機器に依存する部分があるが、基本的にサーバのネットワークケーブルの保守の支援が可能となる。
また、他の例として、保守対象をサーバシャーシとし、その構成であるサーバの交換を保守作業とした場合には、各サーバのクラスタ運用状況を表示する。これにより、サーバの交換作業の支援が可能となる。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における情報処理システム(図13参照)、観測デバイス、プログラム、情報表示方法の構成の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
機器203を透過させて表示する表示部210を備えた観測デバイス201と、
前記機器203と前記観測デバイス201とにそれぞれ通信可能に接続された管理装置202と、
を備えた情報処理システムであって、
前記管理装置202は、前記機器203に装備された構成の稼働状態を表す稼働状態情報を取得する稼働状態取得部220と、当該稼働状態情報を前記観測デバイスに送信する機器情報送信部221と、を備え、
前記観測デバイス201は、前記管理装置202から送信された前記稼働状態情報に基づく表示情報を、前記表示部210に透過表示されている前記機器203の構成上に重ねて表示するよう出力する表示制御部211を備えた、
情報処理システム。
(付記2)
付記1に記載の情報処理システムであって、
前記観測デバイスの前記表示制御部は、前記表示部に透過表示されている前記機器の構成の位置に対応させて、当該構成の前記稼働状態情報に基づく前記表示情報を表示するよう出力する、
情報処理システム。
(付記3)
付記2に記載の情報処理システムであって、
前記管理装置は、前記機器の構成の位置を表す機器情報を記憶する機器情報記憶部を備えており、
前記管理装置の前記機器情報送信部は、前記機器情報を前記観測デバイスに送信し、
前記観測デバイスの前記表示制御部は、前記管理装置から送信された前記機器情報に基づいて、前記表示部に透過表示されている前記機器の構成の位置に対応させて、当該構成の前記稼働状態情報に基づく前記表示情報を表示するよう出力する、
情報処理システム。
(付記4)
付記3に記載の情報処理システムであって、
前記管理装置の前記機器情報記憶部は、前記機器情報として、前記機器の予め設定された基準位置から当該機器の構成の位置を表す情報を記憶しており、
前記観測デバイスの前記表示制御部は、前記表示部に透過表示されている前記機器の画像から当該機器の前記基準位置を特定し、当該基準位置に対する当該機器の構成の位置に対応させて、当該構成の前記稼働状態情報に基づく前記表示情報を表示するよう出力する、
情報処理システム。
(付記5)
付記4に記載の情報処理システムであって、
前記観測デバイスは、前記表示部に透過表示された前記機器に取り付けられ、当該機器を識別すると共に当該機器の前記基準位置を特定する識別表示を撮像する撮像部と、撮像した前記識別表示から得られる機器識別情報を前記管理装置に送信する機器識別情報送信部と、を備え、
前記管理装置の前記機器情報送信部は、前記観測デバイスから送信された前記機器識別情報に対応する前記機器の前記機器情報を前記観測デバイスに送信し、
前記観測デバイスの前記表示制御部は、前記撮像部にて撮像された前記識別表示から前記機器の前記基準位置を特定し、当該基準位置に対する当該機器の構成の位置に対応させて、当該構成の前記稼働状態情報に基づく前記表示情報を表示するよう出力する
情報処理システム。
(付記6)
付記1乃至5のいずれかに記載の情報処理システムであって、
前記管理装置の前記機器情報送信部は、前記稼働状態取得部にて取得した前記稼働状態情報から前記機器の構成を未使用か否かを少なくとも判定した判定結果を含めて当該稼働状態情報を前記観測デバイスに送信し、
前記観測デバイスの前記表示制御部は、前記判定結果を含む前記稼働状態情報に基づく前記表示情報を表示するよう出力する、
情報処理システム。
(付記7)
付記1乃至6のいずれかに記載の情報処理システムであって、
前記観測デバイスは、前記機器の構成を選択する入力を受け付けて、当該選択された機器の構成を特定する選択構成情報を前記管理装置に送信する入力処理部を備え、
前記管理装置の前記機器情報送信部は、前記観測デバイスから送信された前記選択構成情報に対応する構成の稼働状態を前記稼働状態情報に基づいて判定し、当該選択構成の判定結果を前記観測デバイスに送信し、
さらに、前記観測デバイスの前記表示制御部は、前記管理装置から送信された前記選択構成の判定結果に応じた情報を表示するよう出力する、
情報処理システム。
上記構成の発明によると、まず、管理装置は、機器の構成の稼働状態を表す稼働状態情報を取得して、観測デバイスに送信する。そして、観測デバイスは、受け付けた機器の構成の稼働状態情報に基づく表示情報を、表示部に透過表示されている機器の構成上に重ねて表示する。これにより、観測デバイスの表示には、機器の構成上に重ねて、当該機器の構成の稼働状態に応じた表示がなされる。従って、観測デバイスを利用している作業者は、機器の構成の位置に合わせて、稼働状態に応じた表示を見ることができ、適切な保守判断をすることができる。
(付記8)
機器を透過させて表示する表示部を備えた観測デバイスであって、
前記機器に装備された構成の稼働状態を表す稼働状態情報を取得した管理装置から、当該稼働状態情報を受信し、当該稼働状態情報に基づく表示情報を、前記表示部に透過表示されている前記機器の構成上に重ねて表示するよう出力する表示制御部を備えた、
観測デバイス。
(付記9)
機器を透過させて表示する表示部を備えた観測デバイスに装備された演算装置に、
前記機器に装備された構成の稼働状態を表す稼働状態情報を取得した管理装置から、当該稼働状態情報を受信し、当該稼働状態情報に基づく表示情報を、前記表示部に透過表示されている前記機器の構成上に重ねて表示するよう出力する表示制御部、
を実現させるためのプログラム。
(付記10)
機器を透過させて表示する表示部を備えた観測デバイスと、
前記機器と前記観測デバイスとにそれぞれ通信可能に接続された管理装置と、
を備えた情報処理システムによる情報表示方法であって、
前記管理装置が、前記機器に装備された構成の稼働状態を表す稼働状態情報を取得して、当該稼働状態情報を前記観測デバイスに送信し、
前記観測デバイスが、前記管理装置から送信された前記稼働状態情報に基づく表示情報を、前記表示部に透過表示されている前記機器の構成上に重ねて表示するよう出力する、
情報表示方法。
なお、上述したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1 観測デバイス
1A 処理装置
1B 入力装置
1C 撮像装置
1D 表示スクリーン
11 撮像処理部
12 表示制御部
13 入力処理部
2 保守情報管理サイト
20 機器情報記憶部
21 構成管理部
22 稼働状態取得部
23 情報受信部
24 表示情報送信部
3 メンテナンス対象サーバ
30 二次元バーコード
31 ネットワークポート
103 ブレードエンクロージャ
130 二次元バーコード
131 ブレード
201 観測デバイス
210 表示部
211 表示制御部
202 管理装置
220 稼働状態取得部
221 機器情報送信部

Claims (10)

  1. 機器を透過させて表示する表示部を備えた観測デバイスと、
    前記機器と前記観測デバイスとにそれぞれ通信可能に接続された管理装置と、
    を備えた情報処理システムであって、
    前記管理装置は、前記機器に装備された構成の稼働状態を表す稼働状態情報を取得する稼働状態取得部と、当該稼働状態情報を前記観測デバイスに送信する機器情報送信部と、を備え、
    前記観測デバイスは、前記管理装置から送信された前記稼働状態情報に基づく表示情報を、前記表示部に透過表示されている前記機器の構成上に重ねて表示するよう出力する表示制御部を備えた、
    情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    前記観測デバイスの前記表示制御部は、前記表示部に透過表示されている前記機器の構成の位置に対応させて、当該構成の前記稼働状態情報に基づく前記表示情報を表示するよう出力する、
    情報処理システム。
  3. 請求項2に記載の情報処理システムであって、
    前記管理装置は、前記機器の構成の位置を表す機器情報を記憶する機器情報記憶部を備えており、
    前記管理装置の前記機器情報送信部は、前記機器情報を前記観測デバイスに送信し、
    前記観測デバイスの前記表示制御部は、前記管理装置から送信された前記機器情報に基づいて、前記表示部に透過表示されている前記機器の構成の位置に対応させて、当該構成の前記稼働状態情報に基づく前記表示情報を表示するよう出力する、
    情報処理システム。
  4. 請求項3に記載の情報処理システムであって、
    前記管理装置の前記機器情報記憶部は、前記機器情報として、前記機器の予め設定された基準位置から当該機器の構成の位置を表す情報を記憶しており、
    前記観測デバイスの前記表示制御部は、前記表示部に透過表示されている前記機器の画像から当該機器の前記基準位置を特定し、当該基準位置に対する当該機器の構成の位置に対応させて、当該構成の前記稼働状態情報に基づく前記表示情報を表示するよう出力する、
    情報処理システム。
  5. 請求項4に記載の情報処理システムであって、
    前記観測デバイスは、前記表示部に透過表示された前記機器に取り付けられ、当該機器を識別すると共に当該機器の前記基準位置を特定する識別表示を撮像する撮像部と、撮像した前記識別表示から得られる機器識別情報を前記管理装置に送信する機器識別情報送信部と、を備え、
    前記管理装置の前記機器情報送信部は、前記観測デバイスから送信された前記機器識別情報に対応する前記機器の前記機器情報を前記観測デバイスに送信し、
    前記観測デバイスの前記表示制御部は、前記撮像部にて撮像された前記識別表示から前記機器の前記基準位置を特定し、当該基準位置に対する当該機器の構成の位置に対応させて、当該構成の前記稼働状態情報に基づく前記表示情報を表示するよう出力する
    情報処理システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理システムであって、
    前記管理装置の前記機器情報送信部は、前記稼働状態取得部にて取得した前記稼働状態情報から前記機器の構成を未使用か否かを少なくとも判定した判定結果を含めて当該稼働状態情報を前記観測デバイスに送信し、
    前記観測デバイスの前記表示制御部は、前記判定結果を含む前記稼働状態情報に基づく前記表示情報を表示するよう出力する、
    情報処理システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の情報処理システムであって、
    前記観測デバイスは、前記機器の構成を選択する入力を受け付けて、当該選択された機器の構成を特定する選択構成情報を前記管理装置に送信する入力処理部を備え、
    前記管理装置の前記機器情報送信部は、前記観測デバイスから送信された前記選択構成情報に対応する構成の稼働状態を前記稼働状態情報に基づいて判定し、当該選択構成の判定結果を前記観測デバイスに送信し、
    さらに、前記観測デバイスの前記表示制御部は、前記管理装置から送信された前記選択構成の判定結果に応じた情報を表示するよう出力する、
    情報処理システム。
  8. 機器を透過させて表示する表示部を備えた観測デバイスであって、
    前記機器に装備された構成の稼働状態を表す稼働状態情報を取得した管理装置から、当該稼働状態情報を受信し、当該稼働状態情報に基づく表示情報を、前記表示部に透過表示されている前記機器の構成上に重ねて表示するよう出力する表示制御部を備えた、
    観測デバイス。
  9. 機器を透過させて表示する表示部を備えた観測デバイスに装備された演算装置に、
    前記機器に装備された構成の稼働状態を表す稼働状態情報を取得した管理装置から、当該稼働状態情報を受信し、当該稼働状態情報に基づく表示情報を、前記表示部に透過表示されている前記機器の構成上に重ねて表示するよう出力する表示制御部、
    を実現させるためのプログラム。
  10. 機器を透過させて表示する表示部を備えた観測デバイスと、
    前記機器と前記観測デバイスとにそれぞれ通信可能に接続された管理装置と、
    を備えた情報処理システムによる情報表示方法であって、
    前記管理装置が、前記機器に装備された構成の稼働状態を表す稼働状態情報を取得して、当該稼働状態情報を前記観測デバイスに送信し、
    前記観測デバイスが、前記管理装置から送信された前記稼働状態情報に基づく表示情報を、前記表示部に透過表示されている前記機器の構成上に重ねて表示するよう出力する、
    情報表示方法。
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