JP2019036097A - 統合管制システム - Google Patents

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Takenaga Iwami
壮修 岩見
陽一郎 浅野
Yoichiro Asano
陽一郎 浅野
敬一 漆畑
Keiichi Urushibata
敬一 漆畑
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【課題】異なる種類の複数の無人機を運用する場合であっても、通信規格に制限されず、複数の無人機を統合して管理制御することができる統合管制システムを提供する。
【解決手段】複数の無人機5を統合して管理制御する統合管制システム1であって、表示部10と通信部27とを備え、通信部は、予め登録された通信規格25に基づいて、送受信される通信データの通信規格25を判別する判別部31と、無人機5から受信した通信データを、判別した通信規格25に基づいてデコードして、通信データに含まれる無人機情報に変換すると共に、無人機5へ送信する送信情報を、無人機5に対応付けられる通信規格25に基づいてエンコードして、送信情報を通信データに変換する変換部32と、デコードされた無人機情報を取得し、取得した無人機情報を表示部10へ向かって出力する通信処理部33と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の無人機を統合して管理制御する統合管制システムに関するものである。
従来、管制システムとして、管制装置が、管制用無人機を介して、複数の無人機を制御する無人機管制システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−283400号公報
ところで、一般的に、同種の無人機を制御する場合、管制装置等の管制システムは、所定の通信規格に基づいて、無人機との間で通信を行う。このため、異なる種類の無人機と通信する場合、通信規格が異なってしまうことから、無人機の種類別に管制システムを設ける必要がある。このため、既存の管制システムにおいて、新たな種類の無人機を運用する場合には、新たな種類の無人機に対応する新たな管制システムを導入する必要がある。この場合、新たな管制システムを導入することになるため、コストが増大してしまう。また、無人機ごとに複数の管制システムを設ける場合では、管制システムを操作するオペレータが、管制システム対応する無人機の情報しか得られないこととなり、他の異なる種類の無人機に関する情報を得ることができず、複数の無人機を統合して管理制御することが困難となる。
そこで、本発明は、異なる種類の複数の無人機を運用する場合であっても、通信規格に制限されず、複数の無人機を統合して管理制御することができる統合管制システムを提供することを課題とする。
本発明の統合管制システムは、複数の無人機を統合して管理制御する統合管制システムであって、情報を表示する表示部と、前記無人機との間で通信データを送受信する通信部と、を備え、前記通信部は、予め登録された前記無人機に対応付けられる通信規格に基づいて、送受信される前記通信データの前記通信規格を判別する判別部と、前記無人機から受信した前記通信データを、判別した前記通信規格に基づいてデコードして、前記通信データに含まれる無人機情報に変換すると共に、前記無人機へ送信する送信情報を、前記無人機に対応付けられる前記通信規格に基づいてエンコードして、前記送信情報を前記通信データに変換する変換部と、デコードされた前記無人機情報を取得し、取得した前記無人機情報を前記表示部へ向かって出力すると共に、エンコードされた前記通信データを取得し、取得した前記通信データを前記無人機へ向かって出力する前記通信処理部と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、異なる通信規格となる複数の無人機であっても、変換部において通信規格に基づいて、通信データを無人機情報にデコードできることから、異なる種類の複数の無人機から、無人機情報を取得することができる。つまり、新たな種類の無人機を運用する場合であっても、新たな種類の無人機に用いられる通信規格を予め登録しておくことで、新たな管制システムを設けることなく、新たな種類の無人機から、無人機情報を取得することができる。また、異なる種類の複数の無人機から取得した無人機情報を、表示部に表示させることができるため、統合管制システムを操作するオペレータは、異なる種類の複数の無人機の無人機情報を管理することができる。以上から、異なる種類の複数の無人機を運用する場合であっても、通信規格に制限されず、複数の無人機を統合して管理制御することができる。また、新たな管制システムを導入する必要がないため、システムのコストの増大を抑制することができる。
また、前記表示部は、前記通信処理部において取得した複数の前記無人機情報を統合して表示する共通画面と、前記通信処理部において取得した複数の前記無人機情報を、前記無人機に対応付けて個別に表示する固有画面と、を同時に表示することが好ましい。
この構成によれば、複数の無人機情報を統合して共通画面に表示することで、オペレータは、複数の無人機の状態を容易に把握することが可能となる。また、個別の無人機情報を固有画面に表示することで、オペレータは、個別の無人機の詳細な状態を把握することが可能となる。これにより、オペレータは、複数の無人機の状態と、個別の無人機の詳細な状態とを把握することが可能となる。
また、前記表示部は、前記共通画面に、前記無人機情報として、複数の前記無人機の移動に関する情報を表示することが好ましい。
この構成によれば、複数の無人機の位置関係を共通画面に表示することができる。無人機の移動に関する情報としては、例えば、各無人機の位置情報、各無人機の航跡情報、各無人機が通過する目標情報(ウェイポイント)等である。
また、前記表示部は、所定の前記無人機が、他の所定の前記無人機の位置を認識している場合、前記共通画面に表示される所定の前記無人機のシンボルを、他の所定の前記無人機のシンボルと異なる表示形態とすることが好ましい。
この構成によれば、オペレータが共通画面を視認することで、所定の無人機が他の所定の無人機の位置を認識していることが、容易に把握することができる。
また、前記表示部は、異なる種類となる複数の前記無人機を協調させて操作する協調制御モード時において、所定の前記無人機の前記固有画面に、協調制御される他の前記無人機の前記無人機情報を表示することが好ましい。
この構成によれば、オペレータが所定の無人機の固有画面を視認することで、協調制御される他の無人機の固有画面を視認することなく、他の無人機の無人機情報を把握することができる。なお、所定の無人機の固有画面に表示される、協調制御される他の無人機の無人機情報としては、例えば、所定の無人機と、他の無人機との相対的な位置関係に関する情報である。
また、前記表示部は、前記通信部を介して前記無人機から前記無人機情報として警告に関する警告情報が受信された場合、前記共通画面に表示される前記警告情報を送信した前記無人機のシンボルを警告表示形態とし、前記警告表示形態となったシンボルが操作されると、前記警告情報を送信した前記無人機に対応付けられる前記固有画面を表示することが好ましい。
この構成によれば、共通画面から、警告情報を発する無人機の固有画面に、迅速にアクセスすることができる。
また、前記表示部は、前記通信処理部において取得した複数の前記無人機情報を、前記無人機に対応付けて個別に表示する固有画面を表示し、前記固有画面に対応する前記無人機に対して操作が許可された操作権の有無を報知する操作権報知情報を表示することが好ましい。
この構成によれば、オペレータが操作権報知情報を視認することで、操作権の有無を把握することができ、操作権を有する場合には、固有画面に表示された無人機情報に基づき、固有画面に対応する無人機の操作を行うことができる。
また、複数の前記無人機を個別に操作する個別制御モードと、同じ種類となる複数の前記無人機を群として操作する群制御モードと、異なる種類となる複数の前記無人機を協調させて操作する協調制御モードと、の少なくとも1つのモードが予め用意されており、前記表示部は、前記個別制御モード、前記群制御モード及び前記協調制御モードを選択するためのモード選択情報を表示することが好ましい。
この構成によれば、オペレータがモード選択情報を視認することで、選択されたモードを把握することができ、また、各モードを選択することができる。
また、前記表示部は、複数のディスプレイを有すると共に、前記通信処理部において取得した複数の前記無人機情報を統合して表示する共通画面と、前記通信処理部において取得した複数の前記無人機情報を、前記無人機に対応付けて個別に表示する固有画面と、を表示し、1つの前記ディスプレイは、前記共通画面を表示するディスプレイであり、残りの複数の前記ディスプレイは、前記固有画面を表示するディスプレイであることが好ましい。
この構成によれば、共通画面を表示させる専用のディスプレイと、固有画面を表示させる専用のディスプレイとに分けることができるため、共通画面と固有画面との混在を抑制し、オペレータに対する視認性を高めることができる。
図1は、本実施形態に係る統合管制システムの説明図である。 図2は、本実施形態に係る統合管制システムの表示部に表示される共通ウィンドウの画面を示す図である。 図3は、本実施形態に係る統合管制システムの表示部に表示される固有ウィンドウの画面を示す図である。 図4は、本実施形態に係る統合管制システムにおいて、通信データの受信時における制御動作を示すフローチャートである。 図5は、本実施形態に係る統合管制システムにおいて、通信データの送信時における制御動作を示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせることも可能である。
[本実施形態]
図1は、本実施形態に係る統合管制システムの説明図である。図2は、本実施形態に係る統合管制システムの表示部に表示される共通ウィンドウの画面を示す図である。図3は、本実施形態に係る統合管制システムの表示部に表示される固有ウィンドウの画面を示す図である。図4は、本実施形態に係る統合管制システムにおいて、通信データの受信時における制御動作を示すフローチャートである。図5は、本実施形態に係る統合管制システムにおいて、通信データの送信時における制御動作を示すフローチャートである。
本実施形態に係る統合管制システム1は、自律して移動する複数の無人機5を、統合して管理制御するシステムである。ここで、統合管制システム1の管理制御の対象となる複数の無人機5は、異なる種類の無人機5となっており、本実施形態の統合管制システム1は、異なる種類の複数の無人機5として、例えば、図1に示すように、第1種無人機5a、第2種無人機5b、第3種無人機5c、第4種無人機5d、・・・等を管理制御している。
また、統合管制システム1は、無線または有線のネットワーク4を介して、各無人機5との間で、通信データを送受信することにより、無人機5の状態を管理したり、無人機5を操作制御したりする。このとき、統合管制システム1は、無人機5の種別に対応付けられる通信規格25に基づいて、通信データを送受信している。
図1を参照して、統合管制システム1について説明する。統合管制システム1は、表示部10と、操作部11と、記憶部12と、制御部13とを備えている。
表示部10は、表示デバイスとして、複数のディスプレイ21を含んで構成されており、オペレータに対して各種情報を表示している。表示部10は、制御部13と電気的に接続されており、制御部13は、表示部10を制御している。後述するが、複数のディスプレイ21には、共通ウィンドウ40(図2)及び固有ウィンドウ50(図3)がそれぞれ表示される。
操作部11は、例えば、キーボード等の操作デバイス22を含んで構成されており、ディスプレイ21の数に応じて設けられている。操作部11は、オペレータにより操作され、例えば、無人機5の操作に用いられたり、無人機5の状態の確認のために用いられたりする。操作部11は、制御部13と電気的に接続されており、制御部13へ向けて操作入力を行っている。
なお、表示部10及び操作部11は、本実施形態において、それぞれ別体としたが、例えば、タッチパネル等の表示操作デバイスを適用してもよく、特に限定されない。
記憶部12は、各種情報及びプログラム等を記憶しており、各種情報として、無人機5と通信データをやり取りするための通信規格25を記憶している。この通信規格25は、無人機5の種別に関連付けられて(紐付けられて)記憶されている。記憶部12は、制御部13と電気的に接続されており、制御部13からの情報が書き込まれたり、制御部13により情報が読み出されたりする。制御部13は、例えば、記憶部12に記憶された通信規格25を取得し、後述する変換部32において使用する。
制御部13は、各部と電気的に接続されており、統合管制システム1を統括制御している。制御部13は、単体の制御装置で構成されていてもよいし、複数の制御装置で構成されていてもよく、特に限定されない。制御部13は、無人機5から送信された通信データを取得し処理して、処理後の通信データを表示部10に表示したり、操作部11から入力された入力データを処理して、処理後の入力データを無人機5へ向けて送信したりする。
制御部13は、通信部27と、表示制御部35とを有している。通信部27は、ソフトウェア上で機能する通信インターフェースであり、無人機5から受信した通信データをデコードして通信データに含まれる無人機情報を読み出したり、操作部11の入力データをエンコードして通信データを生成したりする。通信部27は、判別部31と、変換部32と、通信処理部33と、含んで構成されている。
判別部31は、予め記憶部12に登録された無人機5に対応付けられる通信規格25に基づいて、送受信される通信データの通信規格25を判別している。具体的に、判別部31は、通信データを受信すると、受信した通信データから、通信規格25に関する情報となるヘッダ情報を読み取り、ヘッダ情報と、予め登録された通信規格25とを照合し、通信データの通信規格25を特定する。
変換部32は、無人機5から受信した通信データを、判別した通信規格25に基づいてデコードして、通信データに含まれる無人機情報に変換している。また、変換部32は、無人機5へ送信する送信情報を、無人機5に対応付けられる通信規格25に基づいてエンコードして、送信情報を通信データに変換している。送信情報としては、例えば、上記の操作部11により入力された入力データ等である。具体的に、変換部32は、通信規格25に従って、受信した通信データに含まれる無人機5の緯度及び経度等を含む位置情報を無人機情報として取得する。また、変換部32は、送信情報に、送信対象となる無人機5のヘッダ情報(通信規格25)を付与して、通信データを生成する。
通信処理部33は、デコードされた無人機情報を取得し、取得した無人機情報を表示制御部35へ出力する。また、通信処理部33は、エンコードされた通信データを取得し、取得した通信データを無人機5へ向かって出力する。
表示制御部35は、通信部27から取得した無人機情報を、表示部10へ表示させる制御を実行する。ここで、表示制御部35は、通信処理部33から取得した複数の無人機情報を統合して、図2に示す共通ウィンドウ(共通画面)40を表示部10に表示させている。また、表示制御部35は、通信処理部33から取得した複数の無人機情報を、無人機5に対応付けて個別に表示する図3に示す固有ウィンドウ(固有画面)50を表示部10に表示させている。このとき、表示制御部35は、共通ウィンドウ40と固有ウィンドウ50とを同時に表示させている。具体的に、表示制御部35は、表示部10の1つのディスプレイ21aに、共通ウィンドウ40を表示させて、残りの複数のディスプレイ21bに、固有ウィンドウ50を表示させる。
次に、図2を参照して、共通ウィンドウ40について説明する。共通ウィンドウ40は、複数の無人機情報を統合して表示しており、複数の無人機5の移動に関する情報を表示している。具体的に、共通ウィンドウ40は、複数の無人機5の現在位置を表すシンボル47,48を表示する海図41と、無人機5が移動する予定の経路に関する経路情報42と、無人機5が通過する目標位置に関する目標情報43と、無人機5の航跡に関する航跡情報44と、を表示している。
この共通ウィンドウ40は、海図41を表示する表示エリア、経路情報42を表示する表示エリア、目標情報43を表示する表示エリア、航跡情報44を表示する表示エリアをドッキングさせたドッキングウィンドウ形式となっている。すなわち、表示制御部35は、オペレータの操作に基づいて、それぞれの表示エリアを拡大または縮小したり、不要な表示エリアを非表示としたりする。
ここで、表示制御部35は、所定条件を満たす場合、共通ウィンドウ40に表示されている無人機5のシンボルの表示形態を変更している。具体的に、表示制御部35は、所定条件として、所定の無人機5が他の所定の無人機5の位置を認識している条件の場合、共通ウィンドウ40に表示される所定の無人機5のシンボル47を、他の所定の無人機5のシンボル48と異なる表示形態、例えば、シンボル47とシンボル48との色彩を異ならせる。
また、表示制御部35は、所定条件として、無人機5から無人機情報として警告に関する警告情報を受信した場合、共通ウィンドウ40に表示される警告情報を送信した無人機5のシンボル47,48を警告表示形態、例えば、シンボル47,48を点滅させる。このとき、オペレータが操作部11により、警告表示形態となったシンボル47,48を操作すると、制御部13は、警告表示形態となったシンボル47,48の無人機5に対応付けられる固有ウィンドウ50を表示させる。
次に、図3を参照して、固有ウィンドウ50について説明する。固有ウィンドウ50は、無人機5の種別に対応して複数設けられており、一例として、図3に示す固有ウィンドウ50について説明する。なお、本実施形態では、図3に示す固有ウィンドウ50を説明するが、固有ウィンドウ50の表示形態及び表示内容は、対応する無人機に応じて適宜編成してもよく、図3に示す固有ウィンドウ50に特に限定されない。
固有ウィンドウ50は、例えば、第1種無人機5aの固有ウィンドウ50であり、第1種無人機5aの数に応じて、複数のタブ51が用意されている。具体的に、第1種無人機5aが、第1種無人機a〜dの複数で運用される場合、複数のタブ51は、第1種無人機a〜dに応じて、タブ51a〜dまで用意される。このため、表示制御部35は、オペレータによる操作部11の操作により、所定のタブ51が操作されると、操作されたタブ51に対応する固有ウィンドウ50を表示する。
所定のタブ51に対応する固有ウィンドウ50は、無人機5により撮像した映像情報52と、無人機5及び無人機5の周囲の環境に関するステータス情報53と、無人機5と他の移動体との位置関係に関する対勢情報54とを表示している。
この固有ウィンドウ50も、共通ウィンドウ40と同様に、映像情報52を表示する表示エリア、ステータス情報53を表示する表示エリア、対勢情報54を表示する表示エリアをドッキングさせたドッキングウィンドウ形式となっている。すなわち、表示制御部35は、オペレータの操作に基づいて、それぞれの表示エリアを拡大または縮小したり、不要な表示エリアを非表示としたりする。
また、この固有ウィンドウ50は、個別制御モード、群制御モード及び協調制御モードを選択するためのモード選択情報を表示している。モード選択情報としては、個別制御モードを実行するための個別制御モードボタン56、群制御モードを実行するための群制御モードボタン57及び協調制御モードを実行するための協調制御モードボタン58である。
個別制御モードは、複数の無人機5を個別に操作するモードである。群制御モードは、同じ種類となる複数の無人機5を編隊させて群として操作するモードである。協調制御モードは、異なる種類となる複数の無人機5を協調させて操作するモードである。
また、固有ウィンドウ50は、固有ウィンドウ50に対応する無人機5に対する操作権の有無を報知する操作権報知情報を表示している。操作権報知情報としては、操作権が有る場合に点灯し、操作権が無い場合に消灯する操作権報知ランプ59である。操作権報知ランプ59が点灯している場合、固有ウィンドウ50への操作が許可されることから、オペレータは、操作部11により入力データとして所定のコマンドを入力することにより、制御部13は、入力コマンドを通信データに変換して、対応する無人機5に出力する。一方で、操作権報知ランプ59が消灯している場合、オペレータが操作部11を操作しても、制御部13は、操作を受け付けず、固有ウィンドウ50に対する操作を不能とする。
また、表示制御部35は、協調制御モードボタン58が操作されて協調制御モードが実行される場合、所定の無人機5の固有ウィンドウ50に、協調制御される他の無人機5の無人機情報を表示している。
次に、図4を参照して、統合管制システム1による通信データの受信時における制御動作について説明する。
制御部13の通信部27が通信データを受信する(ステップS10)。すると、通信部27の判別部31は、通信データのヘッダ情報から通信規格25を取得する(ステップS11)。続いて、判別部31は、取得した通信規格25が、記憶部12に予め登録された通信規格25と照合する。つまり、判別部31は、取得した通信規格25が、予め登録された所定の通信規格25(通信規格A)に準拠しているか否かを判定する(ステップS12)。判別部31は、取得した通信規格25が、通信規格Aに準拠していると判定する(ステップS12:Yes)と、取得した通信規格25が、通信規格Aであると特定し、この通信規格Aを設定する(ステップS13)。一方で、判別部31は、取得した通信規格25が、通信規格Aに準拠していないと判定する(ステップS12:No)と、取得した通信規格25が、予め登録された所定の通信規格25(通信規格B)に準拠しているか否かを判定する(ステップS14)。判別部31は、取得した通信規格25が、通信規格Bに準拠していると判定する(ステップS14:Yes)と、取得した通信規格25が、通信規格Bであると特定し、この通信規格Bを設定する(ステップS15)。一方で、判別部31は、取得した通信規格25が、通信規格Bに準拠していないと判定する(ステップS14:No)と、取得した通信規格25が、その他の通信規格25に準拠しているか否かを判定する(ステップS16)。判別部31は、取得した通信規格25が、その他の通信規格に準拠していると判定する(ステップS16:Yes)と、取得した通信規格25が、その他の通信規格であると特定し、その他の通信規格を設定する(ステップS17)。一方で、判別部31は、取得した通信規格25が、その他の通信規格に準拠していないと判定する(ステップS16:No)と、無人機5からの通信データではないとして、通信データを破棄する(ステップS18)。
ステップS13、ステップS15及びステップS17において、所定の通信規格25が設定されると、通信部27の変換部32は、設定された通信規格25に基づいて、通信データをデコードする(ステップS19)。そして、通信部27の通信処理部33は、デコードした通信データに含まれる無人機情報を取得する(ステップS20)。続いて、通信処理部33は、送信時における通信規格25を設定すべく、取得した無人機情報に含まれる無人機5の種別を取得する(ステップS21)。この後、通信処理部33は、無人機5の種別と、無人機5に対応する通信規格25とを紐付ける(ステップS22)。
次に、通信処理部33は、取得した無人機5の種別から、無人機5の種別が第1種無人機5aであるか否かを判定する(ステップS23)。通信処理部33は、無人機5の種別が第1種無人機5aであると判定する(ステップS23:Yes)と、表示制御部35は、第1種無人機5aの固有ウィンドウ50に無人機情報をセットする(ステップS24)。一方で、通信処理部33は、無人機5の種別が第1種無人機5aでないと判定する(ステップS23:No)と、無人機5の種別が第2種無人機5bであるか否かを判定する(ステップS25)。通信処理部33は、無人機5の種別が第2種無人機5bであると判定する(ステップS25:Yes)と、表示制御部35は、第2種無人機5bの固有ウィンドウ50に無人機情報をセットする(ステップS26)。一方で、通信処理部33は、無人機5の種別が第2種無人機5bでないと判定する(ステップS25:No)と、無人機5の種別が第3種無人機5cであるか否かを判定する(ステップS27)。通信処理部33は、無人機5の種別が第3種無人機5cであると判定する(ステップS27:Yes)と、表示制御部35は、第3種無人機5cの固有ウィンドウ50に無人機情報をセットする(ステップS28)。一方で、通信処理部33は、無人機5の種別が第3種無人機5cでないと判定する(ステップS27:No)と、無人機5の種別がその他の種別の無人機5であるか否かを判定する(ステップS29)。通信処理部33は、無人機5の種別がその他の種別の無人機5であると判定する(ステップS29:Yes)と、表示制御部35は、その他の種別の無人機5の固有ウィンドウ50に無人機情報をセットする(ステップS30)。一方で、通信処理部33は、無人機5の種別がその他の種別の無人機5でないと判定する(ステップS29:No)と、無人機情報をセットせずに一連の処理を終了する。
表示制御部35は、無人機5の固有ウィンドウ50に無人機情報がセットされると、各固有ウィンドウ50の表示を更新する(ステップS31)。また、通信処理部33は、共通ウィンドウ40に各種の無人機5の無人機情報をセットする(ステップS32)。そして、表示制御部35は、共通ウィンドウ40に各種の無人機5の無人機情報がセットされると、共通ウィンドウ40の表示を更新する(ステップS33)。この後、統合管制システム1による通信データの受信時における制御動作を終了する。
次に、図5を参照して、統合管制システム1による通信データの送信時における制御動作について説明する。
オペレータの操作部11による操作によって、制御部13に、無人機5の入力コマンドが入力される(ステップS41)。すると、制御部13は、入力コマンドにより操作される選択中の無人機5の種別を取得する(ステップS42)。続いて、制御部13は、無人機5の種別に紐付けられた通信規格25を判定する(ステップS43)。そして、通信部27の変換部32は、判定された通信規格に基づいて、入力コマンドを含む通信データを生成する(ステップS44)。次に、制御部13は、生成した通信データを、通信規格に対応する無人機5へ向けて送信する(ステップS45)。この後、統合管制システム1による通信データの送信時における制御動作を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、異なる通信規格25となる複数の無人機5であっても、変換部32において通信規格25に基づいて、通信データを無人機情報にデコードできることから、異なる種類の複数の無人機5から、無人機情報を取得することができる。つまり、新たな種類の無人機5を運用する場合であっても、新たな種類の無人機5に用いられる通信規格25を記憶部12に予め登録しておくことで、新たな管制システムを設けることなく、新たな種類の無人機5から、無人機情報を取得することができる。また、異なる種類の複数の無人機5から取得した無人機情報を、表示部10に表示させることができるため、統合管制システム1を操作するオペレータは、異なる種類の複数の無人機5の無人機情報を管理することができる。以上から、異なる種類の複数の無人機5を運用する場合であっても、通信規格25に制限されず、複数の無人機5を統合して管理制御することができる。また、新たな管制システムを導入する必要がないため、システムのコストの増大を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、複数の無人機情報を統合して共通ウィンドウ40に表示することで、オペレータは、複数の無人機5の状態を容易に把握することが可能となる。また、個別の無人機情報を固有ウィンドウ50に表示することで、オペレータは、個別の無人機5の詳細な状態を把握することが可能となる。これにより、オペレータは、複数の無人機5の状態と、個別の無人機5の詳細な状態とを把握することが可能となる。
また、本実施形態によれば、共通ウィンドウ40に、経路情報42、目標情報43及び航跡情報44を表示することで、複数の無人機5の位置関係を共通ウィンドウ40に表示することができる。
また、本実施形態によれば、無人機のシンボルの表示形態を変えることで、オペレータが共通ウィンドウ40を視認することで、所定の無人機5が他の所定の無人機5の位置を認識していることを容易に把握できたり、無人機5が警告を発していることを容易に把握できたりする。
また、本実施形態によれば、協調制御モードにおいて、固有ウィンドウ50に、協調制御される他の無人機5の無人機情報を表示することで、オペレータが所定の無人機5の固有ウィンドウ50を視認することで、協調制御される他の無人機の固有ウィンドウ50を視認することなく、他の無人機の無人機情報を把握することができる。
また、本実施形態によれば、共通ウィンドウ40において、警告表示形態となったシンボル47,48が操作されることで、共通ウィンドウ40から、警告情報を発する無人機5の固有ウィンドウ50に、迅速にアクセスすることができる。
また、本実施形態によれば、オペレータが操作権報知ランプ59を視認することで、操作権の有無を把握することができ、操作権を有する場合には、固有ウィンドウ50に表示された無人機情報に基づき、固有ウィンドウ50に対応する無人機5の操作を行うことができる。
また、本実施形態によれば、オペレータが個別制御モードボタン56、群制御モードボタン57及び協調制御モードボタン58を視認することで、選択されたモードを把握することができ、また、各モードを選択することができる。
また、本実施形態によれば、共通ウィンドウ40を表示させる専用のディスプレイ21aと、固有ウィンドウ50を表示させる専用のディスプレイ21bとに分けることができるため、共通ウィンドウ40と固有ウィンドウ50との混在を抑制し、オペレータに対する視認性を高めることができる。
1 統合管制システム
4 ネットワーク
5 無人機
10 表示部
11 操作部
12 記憶部
13 制御部
21 ディスプレイ
25 通信規格
27 通信部
31 判別部
32 変換部
33 通信処理部
35 表示制御部
40 共通ウィンドウ
41 海図
42 経路情報
43 目標情報
44 航跡情報
47,48 シンボル(現在位置)
50 固有ウィンドウ
51 タブ
56 個別制御モードボタン
57 群制御モードボタン
58 協調制御モードボタン
59 操作権報知ランプ

Claims (9)

  1. 複数の無人機を統合して管理制御する統合管制システムであって、
    情報を表示する表示部と、
    前記無人機との間で通信データを送受信する通信部と、を備え、
    前記通信部は、
    予め登録された前記無人機に対応付けられる通信規格に基づいて、送受信される前記通信データの前記通信規格を判別する判別部と、
    前記無人機から受信した前記通信データを、判別した前記通信規格に基づいてデコードして、前記通信データに含まれる無人機情報に変換すると共に、前記無人機へ送信する送信情報を、前記無人機に対応付けられる前記通信規格に基づいてエンコードして、前記送信情報を前記通信データに変換する変換部と、
    デコードされた前記無人機情報を取得し、取得した前記無人機情報を前記表示部へ向かって出力すると共に、エンコードされた前記通信データを取得し、取得した前記通信データを前記無人機へ向かって出力する通信処理部と、を有することを特徴とする統合管制システム。
  2. 前記表示部は、前記通信処理部において取得した複数の前記無人機情報を統合して表示する共通画面と、前記通信処理部において取得した複数の前記無人機情報を、前記無人機に対応付けて個別に表示する固有画面と、を同時に表示することを特徴とする請求項1に記載の統合管制システム。
  3. 前記表示部は、前記共通画面に、前記無人機情報として、複数の前記無人機の移動に関する情報を表示することを特徴とする請求項2に記載の統合管制システム。
  4. 前記表示部は、所定の前記無人機が、他の所定の前記無人機の位置を認識している場合、前記共通画面に表示される所定の前記無人機のシンボルを、他の所定の前記無人機のシンボルと異なる表示形態とすることを特徴とする請求項3に記載の統合管制システム。
  5. 前記表示部は、異なる種類となる複数の前記無人機を協調させて操作する協調制御モード時において、所定の前記無人機の前記固有画面に、協調制御される他の前記無人機の前記無人機情報を表示することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の統合管制システム。
  6. 前記表示部は、前記通信部を介して前記無人機から前記無人機情報として警告に関する警告情報が受信された場合、前記共通画面に表示される前記警告情報を送信した前記無人機のシンボルを警告表示形態とし、前記警告表示形態となったシンボルが操作されると、前記警告情報を送信した前記無人機に対応付けられる前記固有画面を表示することを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の統合管制システム。
  7. 前記表示部は、前記通信処理部において取得した複数の前記無人機情報を、前記無人機に対応付けて個別に表示する固有画面を表示し、前記固有画面に対応する前記無人機に対して操作が許可された操作権の有無を報知する操作権報知情報を表示することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の統合管制システム。
  8. 複数の前記無人機を個別に操作する個別制御モードと、
    同じ種類となる複数の前記無人機を群として操作する群制御モードと、
    異なる種類となる複数の前記無人機を協調させて操作する協調制御モードと、の少なくとも1つのモードが予め用意されており、
    前記表示部は、前記個別制御モード、前記群制御モード及び前記協調制御モードを選択するためのモード選択情報を表示することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の統合管制システム。
  9. 前記表示部は、複数のディスプレイを有すると共に、前記通信処理部において取得した複数の前記無人機情報を統合して表示する共通画面と、前記通信処理部において取得した複数の前記無人機情報を、前記無人機に対応付けて個別に表示する固有画面と、を表示し、
    1つの前記ディスプレイは、前記共通画面を表示するディスプレイであり、
    残りの複数の前記ディスプレイは、前記固有画面を表示するディスプレイであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の統合管制システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109949576A (zh) * 2019-04-24 2019-06-28 英华达(南京)科技有限公司 交通监控方法及系统

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